ノイズキャンセリングイヤホンとは、周囲の騒音を低減する機能がついたイヤホンのこと。通勤・通学の電車内で音楽を聴きたいときや勉強に集中したいときにも、クリアな音が聴こえます。SONY・Apple・Bose・DENON・SENNHEISERなど多くのメーカーから販売されているうえ、どのモデルのノイズキャンセリング性能が優れているのかわからず、選択を迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のノイズキャンセリングイヤホン33商品を集め、7個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのノイズキャンセリングイヤホンをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなノイズキャンセリングイヤホンは「どんなノイズも低減できるノイズキャンセリング性能を備えたうえ、高音質で多機能な商品」。徹底検証してわかったノイズキャンセリングイヤホンの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
1995年に映像音楽業界に入り、スタジオのミキサー兼サウンドデザイナーとしてキャリアスタート。2008年に株式会社okidesignを起業。約30年に亘る音響機材やデジタル機器に関する知識・経験をオーディオユーザーに役立てたいと考えており、マイベストでは2022年からヘッドホン・イヤホン・スピーカーなどオーディオ製品の検証を20回以上参画・監修してきた。 最近自腹で購入して良かったデバイスは、Beats Solo 4、AirPods Pro 2など。使っているスピーカーはB&W805D2、ヘッドホンはAustrianAudioのHi-X15。 サウンドデザイナーとしては、音楽や効果音制作・ミックス・マスタリング・ライブレコーディング・サラウンドなど活動は多岐にわたっており、広告やミュージックビデオは2000本以上を担当し、映画は海外含め多数の受賞歴あり。9.1.6chサウンドの自社スタジオや7.1.2chサウンドのホームシアター、キャンピングカーを改造した録音機材車も所有。施設音響や電気自動車の音も制作。常に最新のオーディオ・音楽機材をチェックし、最高の音響・音楽環境を追い求めている。
オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
音質がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「どの音域も満遍なく聴こえ、音の迫力、解像度ともに高水準でどんな楽曲でもクリアかつ表現力豊かに再現できるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
使い勝手のよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「基本的な機能に加え、着脱検知機能やマルチポイント接続などの実用的な機能に対応している商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
連続再生時間に優れたとしてユーザーがとても満足できる基準を「充電しなくてもイヤホンだけで1日中使えるうえ、ケース込みで3日間使い続けられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
音のカスタマイズ性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「基本的なイコライザー機能に対応しているうえ、アプリやソフトを用いて音質を個人に最適化できるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
防水性能が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水しない基準である防水性能IPX7を満たすもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイク性能が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「女性・男性の声もノイズに負けないうえ、ハキハキと聞こえる性能をもったもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
ノイズキャンセリング性能が高い商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「あらゆるノイズをカットしたうえで、聞こえるべき音は聞こえ、外音のうるさい環境でも音楽が楽しめる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新たに以下の商品の検証を行い、2025年5月23日時点の検証結果に基づきランキングをアップデートしました。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
目次
ノイズキャンセリングイヤホンとは、周囲の騒音を低減するノイズキャンセリング機能(ノイキャン)がついたイヤホンのこと。ノイズキャンセリング機能には、ANC(アクティブノイズキャンセリング)とPNC(パッシブノイズキャンセリング)の2種類があります。
ANCは電子処理でノイズを打ち消すため、PNCよりも遮音性能は高め。特に電車の走行音やエアコンの低周波音などのノイズに効果的です。一方、PNCは物理的に耳を塞ぐことで外部の音を防ぐ仕組み。シリコン素材や密閉型のデザインが特徴で、装着感によって効果を左右します。優れた遮音性を実現したいなら、PNCとANC両方に対応したモデルを選びましょう。
ノイズキャンセリングイヤホンはクリアな音声や音楽を楽しめるので、通勤・通学中やオフィスでの作業、カフェでのリラックスタイムなど静かに集中したい場面で重宝します。ボリュームをあげる必要が減ることで、耳への負担を軽減できる点もメリットです。
しかし、人によっては耳に違和感を覚える場合があるほか、バッテリー消耗が早まる点はデメリット。周囲の音に気づきにくくなるため、外出時の安全性が低下するリスクもあります。とはいえ、最新のモデルは外音取り込み機能が搭載されているものが多いので、安全性を確保しつつ騒音を低減しやすいでしょう。
車や人通りが多い道路ではノイキャンを弱めて外音が聞こえるようにしたり、電車ではノイキャンを強くしてノイズをカットしたりと、場所に合わせてノイキャン性能を使い分けましょう。
一般的に、イヤホンのほうがノイズキャンセリング性能が高いとされています。イヤホンが耳の穴を直接塞いで物理的な遮音性を発揮し、アクティブノイズキャンセリング機能との相乗効果が期待できるためです。ヘッドホンは耳全体を覆う形状なので、物理的な遮音性はイヤホンに若干劣る場合があります。
どちらのデバイスでもノイズキャンセリング機能をオンにすることで、電車やカフェの騒音・周囲の話し声などの環境音を効果的に遮断できますが、確実な遮音性がほしい人はイヤホンがおすすめです。コンパクトで取り回しやすいため、外出時や運動中に目立たず使いたい人にもぴったりでしょう。
一方、イヤホンだと耳が痛くなる人やなくす懸念がある人、つけ外しを楽にしたい人にはヘッドホンがおすすめです。ヘッドホンは音を鳴らすドライバーが大きいので、イヤホンでは難しいパワフルで広がりのある音を実現可能。厚みのある音を楽しみたい人や音域の広がりを感じたい人も重宝します。
価格帯にも違いがあり、イヤホンは2〜3万円台で購入できるモデルが多く、ヘッドホンは4〜5万円台の製品が豊富です。コストパフォーマンスを重視するならイヤホン、本格的な音楽体験を求めるならヘッドホンを選ぶとよいでしょう。
以下のコンテンツではノイズキャンセリング機能搭載のヘッドホンを紹介しています。気になる人はぜひチェックしてみてください。
音楽にしっかり浸りたいなら、SONYの「WF-1000XM5」がおすすめ。ノイズキャンセリングの効きが非常によく、電車の走行音や街中の騒音もスッと消えて、音楽だけに集中できます。低音から高音までバランスのとれた音作りで、ボーカルも楽器の細かなニュアンスもクリアに聴こえますよ。
コスパ重視なら、Ankerの「P40i」が有力候補。7,000円台ながら、力強い音としっかり効くノイキャンで、通勤中などでも音に没頭できます。重低音がしっかり響くサウンドで、ロックやEDMを楽しみたい人にもぴったりです。
ノイズキャンセリングイヤホンを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
外出時に気になるノイズをカットしたいなら、まずは幅広い音域の音を低減できるものが必要条件です。ノイズキャンセリング性能が劣る製品は、公共の場所で周囲の音が気になりやすく、音楽や音声に集中できない可能性があります。
なかでも低音域をしっかりカットできるものがベターです。バスのエンジン音や電車の走行音などの低音ノイズを遮音できると、電車やバス内でも使いやすいでしょう。騒がしい環境でも音量をあげなくて済むので、耳への負担を軽減できる点もメリットです。
実際にノイズキャンセリング性能を検証したところ、Boseの「QuietComfort Ultra Earbuds」はとくに幅広い音域をカットできました。特に電車の走行音を26.3dBも低減し、静かな公園にいるような快適さでした。一方、サイレンや車内放送など必要な音も聞こえにくかったので、ときどきノイズキャンセリング機能を消すとよいでしょう。
Appleの「AirPods 4」は、インナーイヤー型ながらもノイズキャンセリング機能を持ち、周囲の音も聞こえやすいという特徴があります。低音ノイズをしっかり遮断できるため、特定のニーズにぴったりです。ほかにもJBLやAnkerは機能性と基礎力が高く、安定したブランドだといえます。
ノイズキャンセリング機能は、すべての音を遮断するのではなく、電車のアナウンスやサイレンなどの聞こえるべき音を残すことが重要です。購入時にはこの点を確認し、安全性も考慮しましょう。
遮音性を高めたいなら、カナル型(耳栓型)がおすすめです。耳にしっかりフィットし物理的に高い遮音性が得られるので、ノイズキャンセリング効果の最大化が図れます。クリアで迫力のある音を楽しめるため、音質を重視する人や周囲の音を気にせず音楽に没頭したい人にぴったりです。
カナル型の装着感が苦手な人は、インナーイヤー型をチェックしましょう。インナーイヤー型は耳の外側に軽く乗せるタイプで、耳への圧迫感が少なく日常使いしやすい点がメリット。カナル型に比べて遮音性や臨場感は劣りますが、バランスの取れた音質が魅力です。
ただし、インナーイヤー型は耳の形状によってフィット感が異なるので、購入前に試すのがベター。カナル型・インナーイヤー型ともに自分の耳に合うものを選ぶことで、快適な使用感が得られ、音質のよさも実感しやすくなります。
フィット感はもちろんですが、使用シーンを考慮することも大切です。私自身も集中して音楽を聴きたいときはカナル型、軽い作業やランニングではオープンイヤー型と用途に応じて複数のイヤホンを使い分けています。イヤホンを選ぶ際には、自分の使用シーンを考慮して選びましょう。
音質を重視する人は、音響メーカーのモデルを選びましょう。実際に音質のよしあしを検証したところ、★4.5以上の評価を獲得したのはDENON・SONY・B&W・SENNHEISER・Technicsなどの音響メーカーが多い傾向に。どのメーカーも中高価格帯で優れた音質のイヤホンを提供しています。
特に、「DENON PerL Pro True Wireless Earbuds」はリッチかつ解像度の高いサウンドで、バランスのよさが際立っていました。ほかにも、「B&W Pi8」「SONY WF-1000XM5」は高音質を楽しめます。コストパフォーマンスを重視する場合は、1万円前後でクリアで豊かな音を楽しめる「CMF Buds Pro 2」がおすすめです。
高音質のイヤホンは、音に厚みがあり各帯域のバランスがよいので、楽曲の中の音の情報をしっかり拾えます。今までのイヤホンでは聴こえなかった音が聴こえたり、迫力や広がりが感じられたりすることで、楽曲をより楽しめるでしょう。検証結果を確認し、自分がよく聴く音楽のジャンルに合ったイヤホンを選んでくださいね。
イヤホンを長時間使う人は、バッテリーの持続時間が長いものを選択しましょう。イヤホン単体で10時間以上、ケース込みで40時間以上の持ち時間があれば、使用途中で充電が切れる心配が少なく便利です。長時間のWeb会議や移動中なども、充電を気にせず快適に使用できます。
連続再生時間は、基本的に10時間以上あれば十分です。例えば、通勤・通学の行き帰りで2時間、仕事中や休憩中に3時間使用すると1日およそ5時間。ケース込みのバッテリー持続時間が40時間あれば、5時間以上使用する日があっても2~3日は充電を気にせずに使えます。充電自体が1週間に1回程度で済む点もメリットです。
なお、ノイズキャンセリング機能を使用すると消費電力が増えてバッテリーの減りが早くなります。ノイズキャンセリング機能をよく使う人は、特にバッテリーの持ちを重視することがおすすめです。
バッテリーの交換ができない点も留意しておくとよいでしょう。いずれはバッテリーが消耗し、連続再生時間が短くなっていきます。長期的な使用を考えるのであれば、有線接続にも対応しているものがおすすめです。
通話やweb会議を頻繁に行うなら、ノイズリダクション性能に注目しましょう。ノイズリダクションとは、マイクに音が入るときに周囲の雑音を相殺する機能です。ノイズキャンセリングが聞くときに周囲の雑音を相殺するのに対し、ノイズリダクションは話すときに効果を発揮します。
ノイズリダクション性能が高いモデルは、周囲の音を効果的に遮断し、声をクリアに届けられる点がメリットです。会話中に音声が途切れたり、聞き取りにくくなったりすることを防げるでしょう。
ノイズリダクションの性能は、製品によって大きく異なります。価格と性能は必ずしも一致していないので、マイクを使う人はノイズ低減が29dB以上のものを選ぶとよいでしょう。なかでもNothingは短時間でノイズを大幅に削減できるため、騒がしい場所でも快適に使用できます。
ノイズリダクション性能は、実際に製品を使用して、どれだけ周囲の音がカットされるかを確認することが重要です。特にcVc技術を搭載したモデルや、ノイズ削減能力が高いとされる製品に注目しましょう。また、声の拾い方や音の明瞭さもチェックするべきポイントです。
「Soundcore Liberty 5」は、Ankerのベストセラー(※1)イヤホン「Soundcore Liberty 4」が進化した次世代モデルです。ノイズキャンセリング性能が大幅に向上しただけでなく、新たにDolby® Audioにも対応。音楽への没入感を高めた1台です。
1:Soundcoreの完全ワイヤレスイヤホン内における単体製品での販売金額として過去最多(2025年4月時点。アンカー・ジャパン調べ)
2:Liberty 4/Liberty 4 NCと比較した場合
「Soundcore Liberty 5」は、Amazonからの購入がおすすめです。定期的に行われているセールやクーポンをタイミングよく利用すれば、お得に購入できます。本製品をさらにリーズナブルにゲットしたい人は要チェックです。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
音質のよさ | 使い勝手のよさ | 連続再生時間の長さ | 理想の音への近づけやすさ | 防水性能の高さ | マイク性能の高さ | ノイズキャンセリング性能の高さ | 連続再生時間 (イヤホンのみ) | 連続再生時間 (充電ケース込み) | イヤホン形状 | Bluetoothバージョン | 対応コーデック | ドライバー構成 | 充電端子 | 防塵防水性能 | 重量 | マイク付き | 外音取り込み機能 | 急速充電対応 | マルチポイント対応 | |||||||
1 | ソニー SONY|WF-1000XM5 | ![]() | 4.58 | 2位 | ノイキャンも音質も妥協したくない人に!電車でも集中して音楽が聞ける | 4.80 | 4.70 | 4.54 | 4.50 | 4.00 | 3.86 | 4.60 | 12時間 | 36時間 | カナル型 | Bluetooth 5.3 | SBC、AAC、 LDAC、 LC3 | ダイナミック型 | USB Type-C | IPX4 | 5.9g(片耳) | |||||
2 | JBL JBL|TOUR PRO 3 | ![]() | 4.56 | 12位 | マイク性能を重視する人に。通話中のノイズを高レベルで低減 | 4.40 | 4.70 | 4.64 | 4.75 | 4.50 | 4.75 | 4.57 | 11時間 | 44時間 | カナル型 | Bluetooth 5.3 | SBC、AAC、LDAC | バランスドアーマチュア型、ダイナミック型 | USB Type-C | IP55 | 6.1g(片耳) | |||||
2 | Bose QuietComfort Ultra Earbuds | ![]() | 4.56 | 7位 | ノイキャン性能で選ぶならぜひ候補に。突発的な音にも強い | 4.70 | 4.70 | 3.73 | 4.50 | 4.00 | 4.50 | 4.61 | 6時間 | 24時間 | カナル型 | Bluetooth 5.3 | SBC、AAC、aptX Adaptive | ダイナミック型 | USB Type-C | IPX4 | 6.2g(片耳) | |||||
4 | ボーズ BOSE|QuietComfort Earbuds | ![]() | 4.52 | BOSE製品がほしい人に。価格を抑えつつ音質も妥協しない | 4.65 | 4.70 | 4.18 | 3.50 | 4.00 | 4.42 | 4.60 | 8.5時間 | 31.5時間 | カナル型 | Bluetooth 5.3 | SBC | 不明 | USB Type-C | IPX4 | 6.0g(片耳) | ||||||
4 | パナソニック Technics|ワイヤレスステレオインサイドホン|EAH-AZ100-S | ![]() | 4.52 | 9位 | ジャンル問わず楽しめるクリアな音質。3台まで接続できる | 4.80 | 4.70 | 4.42 | 4.00 | 4.00 | 4.75 | 4.51 | 5時間 | 15時間 | カナル型 | Bluetooth 5.3 | SBC、AAC、LDAC、LC3 | ダイナミック型 | USB Type-C | IPX4 | 5.9g(片耳) | |||||
6 | Anker Soundcore|Liberty 4 Pro|A3954N11 | ![]() | 4.48 | 13位 | ケースのスクリーンから直接ノイキャン強度を調整できる | 4.35 | 4.80 | 4.50 | 4.75 | 4.50 | 4.59 | 4.48 | 10時間 | 40時間 | カナル型 | Bluetooth 5.3 | SBC、AAC、LDAC | ダイナミック型 | USB Type-C | IP55 | 5.5g(片耳) | |||||
6 | SENNHEISER 完全ワイヤレスイヤホン|MOMENTUM True Wireless 4 | ![]() | 4.48 | 20位 | イヤモニのような解像度とバランス。クラシックやアコースティック向き | 4.80 | 4.70 | 4.05 | 3.92 | 4.25 | 4.70 | 4.46 | 7.5時間 | 30時間 | カナル型 | Bluetooth 5.4 | SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive、aptX Lossless、LC3 | ダイナミック型 | USB Type-C | IP54 | 6.2g(片耳) | |||||
8 | ハーマンインターナショナル AKG|N5 Hybrid|AKGN5HYBRIDWHT | ![]() | 4.47 | 21位 | 機能性も音質も両立。バランスが取れた音質で聴きやすい | 4.55 | 4.70 | 4.50 | 4.75 | 4.25 | 4.50 | 4.44 | 8時間 | 32時間 | カナル型 | Bluetooth 5.3 | SBC、AAC、LDAC、LC3plus | ダイナミック型 | USB Type-C | IP54 | 6.0g(片耳) | |||||
8 | Xiaomi Xiaomi|Buds 5 Pro|BHR9642GL | ![]() | 4.47 | 29位 | 快適な操作性が高評価。臨場感に優れた音質も魅力的 | 4.70 | 4.70 | 4.30 | 4.50 | 4.25 | 4.34 | 4.44 | 8時間 | 40時間 | カナル型 | Bluetooth 5.4 | SBC、AAC、aptX Adaptive、aptX Lossless、LC3 | ダイナミック型、平面駆動型、ハイブリッド型 | USB Type-C | IP54 | 5.6g(片耳) | |||||
10 | Apple Japan 完全ワイヤレスイヤホン|AirPods Pro(第2世代) USB‑C | ![]() | 4.44 | 1位 | Appleデバイスとの親和性が高い。ボーカルを楽しみたい人に | 4.45 | 4.60 | 3.85 | 3.92 | 4.25 | 4.53 | 4.49 | 6時間 | 30時間 | カナル型 | Bluetooth 5.3 | SBC、AAC | ダイナミック型 | USB Type-C | IP54 | 5.3g(片耳) |
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 12時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 36時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
ソニーの「WF-1000XM5」は、ノイズキャンセリング性能に加えて、音質や機能性も重視したい人におすすめの完全ワイヤレスイヤホンです。前モデルに比べてノイズ低減性能が約20%向上しており、検証においてもその高性能ぶりを実感できました。空間オーディオへの対応や、ジャンルを問わず高解像度なサウンドが楽しめる点からも、音にこだわる人に適しています。
ノイズキャンセリング機能は非常に優秀で、低音域から高音域まで幅広くノイズを軽減します。電車の走行音は22dB、騒がしい金属音なども25.1dBと大幅にカット。耳障りな環境下でも、しっかりと音楽に没頭できる快適さが魅力です。また、音質面では低音・中音・高音のバランスがよく、ボーカルの表現や楽器のニュアンスも豊かに再現。専用アプリの「ファインド・ユア・イコライザー」機能を使えば、直感的に好みの音へと調整できます。
さらに、2台のデバイスと同時に接続できるマルチポイント対応により、ペアリングの切り替えが不要になるのも便利な点です。「アダプティブサウンドコントロール」が環境に応じてノイズキャンセリングや外音取り込みを自動で切り替えてくれるため、屋内外問わず快適に使用可能。IPX4相当の防水性能や、ノイズを抑えたクリアなマイク音声など、細部の機能性も充実しています。
ANCオフ時はイヤホン単体で最大12時間、ケース併用で36時間の長時間再生が可能で、在宅ワークや勉強に長時間使いたい人にも最適です。急速充電にも対応しており、忙しい朝でも短時間で準備できます。カナル型の装着感も安定しており、ノイキャン性能と高音質を両立した高性能イヤホンを求める人にとって、有力な選択肢となるでしょう。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IPX4 |
重量 | 5.9g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
SONY WF-1000XM5を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 11時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 44時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
ノイズキャンセリング機能も優れており、電車内でのゴーッという低音は23.9dBも軽減。クラップ音やベル音といった立ち上がりの速い音にも効果を発揮し、騒がしいカフェなどでも音楽への集中を妨げません。音質は中低音の表現力が高く、ロックやヒップホップなどの低音重視の楽曲に特に向いています。実際のリスニングでは、包み込まれるような臨場感があり、ライブをその場で聴いているような印象を受けました。
通話音質は男女問わず声がはっきりと聞き取れるレベルで、マイク性能の高さが際立っています。低遅延モードによって映像とのズレも少なく、動画視聴時にも快適です。マルチポイント接続や音量の自動調整機能、外音取り込み機能などを備えており、日常使いの利便性にも配慮。防水性能はIP55で、多少の水しぶきや汗なら気にせず使えるのも安心です。
連続再生時間はANCオフ時にケース込みで最大44時間、イヤホン単体でも11時間と長く、日常的に使う人でも充電頻度を抑えられます。急速充電にも対応しており、忙しい朝でも短時間で使えるのが便利です。前モデルよりディスプレイサイズが約29%拡大されたことで操作性も向上。通話の品質にこだわる人にとって、有力なノイズキャンセリングイヤホンといえるでしょう。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | バランスドアーマチュア型、ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IP55 |
重量 | 6.1g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
JBL TOUR PRO 3の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 6時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 24時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
検証では、電車の低音ノイズを26.3dBも低減するなど、非常に高いノイキャン性能を発揮。低音から高音まで幅広い騒音を遮断でき、混雑した車内や移動中でも快適に過ごせます。ただ、サイレンや車内放送といった緊急時に必要な音は完全にカットしきれない場面もあり、外音を適度に取り入れたい人にはやや注意が必要です。
音質面では、Boseらしい厚みのある低音が際立ち、しっかりとした音の存在感が得られました。中高音域も埋もれることなく鳴り、解像度の高さが際立つ印象です。音場も広く、包み込まれるような感覚で音楽を楽しめる点も特徴。AIによるパーソナライズ機能を使えば、自分の聴き方に合わせて最適な音質へ自動調整も可能です。
一方で、バッテリー持続時間はやや短めで、ANCオフでもイヤホン単体で6時間、ケース併用で最大24時間と他機種に比べて劣ります。ただし急速充電には対応しており、通勤や通学といった短時間使用であれば十分に対応可能。カナル型の装着感と高いノイキャン性能を両立した本機は、乗り物内での使用や音に集中したい人にとって、有力な選択肢となるでしょう。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IPX4 |
重量 | 6.2g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
Bose QuietComfort Ultra Earbudsを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 8.5時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 31.5時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
ボーズの「BOSE QuietComfort Earbuds」は、BOSE製品がほしい人で、次世代モデルのUltraよりコストを抑えたい人におすすめ。価格は2万円台のカナル型で、安定感のある音質と低音のノイキャン性能に強みがあります。同社の「QuietComfort Ultra Earbuds」よりノイキャンの調整もシンプルで、複雑な操作を避けたい人にも向いています。
ノイズキャンセリング性能では、電車内で気になりやすい低音ノイズを24.9dBカットするなど、上位モデルに匹敵する性能を確認。クラップ音やサイレン、ベルの音など突発的な騒音にもある程度対応でき、雑音が多い通勤・通学中でも快適に音楽を楽しめるレベルです。特に低音の抑制に強く、環境音の影響を受けにくいのが特長です。
音質はBOSEらしい厚みのある低音が魅力で、ベースやドラムのアタック感が明確に伝わります。一方で、ボーカルの繊細なニュアンスやギターの細かな描写はやや物足りなさを感じるかもしれません。中高音域は太さがあり、全体として存在感のあるサウンドです。ただし、イコライザーの調整項目が少なく、パーソナライズ機能も非搭載のため、自分好みに細かく音を調整したい人にはやや物足りない可能性があります。
マルチポイント接続によってデバイスの切り替えはスムーズに行え、外音取り込み機能や低遅延モードも備えていて実用性は十分。防水性能はIPX4で、汗や雨などの日常使用にも対応します。バッテリーはANCオフ時にイヤホン単体で約8.5時間、ケース込みで31.5時間と長時間使用が可能。急速充電にも対応しており、通勤・通学はもちろん、仕事中や作業用にも使いやすいモデルです。
BOSEのブランドにこだわりつつ、コストを抑えて高性能なノイキャンイヤホンを探している人にとって、有力な選択肢となるでしょう。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | 不明 |
防塵防水性能 | IPX4 |
重量 | 6.0g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 5時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 15時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
パナソニックの「Technics ワイヤレスステレオインサイドホン EAH-AZ100-S」は、ジャンルを問わずクリアな音質を求める人におすすめのモデルです。音の分離感に優れ、1音1音にしっかりとした厚みがあり、楽曲の再現性を重視する人に適したカナル型イヤホンといえるでしょう。
ノイズキャンセリング性能も優れており、検証では電車内の低音ノイズを24.7dB、高音を30.2dBカットする結果に。サイレンのような高周波音の低減にはやや弱さが見られたものの、ざわざわした環境音やクラップ音などは20dB以上抑えられました。電車内で気になりやすい騒音をしっかり軽減できるため、通勤・通学中でも音楽に集中しやすい性能です。
音の輪郭が明瞭で、歪みのないクリアなサウンドが特徴。低音の厚み、中音の存在感、抜けのよい高音と、全体的にバランスが取れています。ライブ感にやや物足りなさはあるものの、音の方向性がつかみやすく、モニターライクな定位感と評価できるでしょう。パーソナライズ機能こそ非搭載ですが、イコライザーの選択肢が豊富で、自分好みの音に調整する楽しみもあります。
機能面も充実しており、外音取り込み機能に加え、最大3台まで接続できるマルチポイント機能を搭載。低遅延モードも備えており、動画視聴時の音ズレも気になりません。防水性能はIPX4と日常使いには十分で、マイク性能も非常に優秀。ノイズを抑えつつ、クリアな音声で通話できます。
連続再生時間も長く、ANCオンの状態でもイヤホン単体で最大10時間の使用が可能。ケースとあわせれば最大28時間使えるため、1日中使ってもバッテリー切れの心配はありません。急速充電にも対応しており、忙しい朝でも短時間でチャージできるのが便利です。
オーディオブランドとして長い歴史と実績があるTechnicsのノイズキャンセリングイヤホン。さまざまな音楽を楽しみたい人で、機能も充実したイヤホンを求める人の候補に入る逸品です。ノイズキャンセリング性能も申し分ないので、ぜひ候補に加えてくださいね。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IPX4 |
重量 | 5.9g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
Technics EAH-AZ100を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 10時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 40時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
Ankerの「Soundcore Liberty 4 Pro A3954N11」は、音質に強いこだわりはないものの、とにかく使いやすいノイズキャンセリングイヤホンを求めている人におすすめ。イヤホン本体で音楽の再生・停止・音量調整などを直感的に操作できる点が魅力のカナル型イヤホンです。さらに、ケースに搭載されたスクリーンを使えば、アプリを介さずにノイズキャンセリングや外音取り込みの調整が可能です。
Anker独自のウルトラノイズキャンセリングがバージョン3.5に進化し、Soundcoreシリーズ最高レベルの没入感を実現すると謳われています。検証でもその性能は裏付けられ、電車の低い走行音を21.5dBカットできたほか、ざわざわした環境音も効果的に低減されました。電車内やカフェなどでも、周囲の音が気になりにくく、快適に過ごせるでしょう。
音質は全体的にバランス重視という印象です。低音の厚みや輪郭はしっかりしているものの、中音がややぼやけがちで、高音域はなめらかに伸びていきます。音質に強いこだわりがない人であれば、十分心地よく楽しめるサウンドです。カスタマイズ性も高く、専用アプリを使って音質を細かく調整可能。本体操作と組み合わせることで、よりシンプルに自分好みの音に仕上げられます。
イヤホン本体には感圧センサーやスワイプセンサーを搭載しており、直感的な操作が可能です。さらに、マルチポイント接続や低遅延モード、音量の自動コントロール機能も備えています。防水性能はIP55で、軽い水洗いにも対応。マイク使用時にはノイズをしっかりと抑え、男女どちらの声もクリアに聞き取れました。
イヤホン単体での連続再生時間はANCオフ時で最大10時間と、日常使いには十分なスタミナを確保。ケースと併用すれば最大40時間使用できるため、通勤・通学はもちろん、在宅ワーク中の使用にも適しています。
シンプルで直感的に使える点が大きな魅力。わずらわしい設定や操作を避けたい人はぜひ候補に入れましょう。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IP55 |
重量 | 5.5g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
Anker Soundcore Liberty 4 Proの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 7.5時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 30時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
SENNHEISERの「完全ワイヤレスイヤホン MOMENTUM True Wireless 4」は、モニターイヤホンのような解像度とバランスを重視する人におすすめのモデルです。中低音をやや強調したサウンド設計が特徴的なカナル型イヤホンで、アーティストの意図した感情や細部のニュアンスを忠実に再現。音楽を深く味わいたい人にとって、理想的といえる音質です。
ノイズキャンセリング性能も良好で、検証では電車の低めな走行音を19.9dBカットできました。クラップ音なども20dB以上抑えられており、低音から高音までまんべんなくカット。違和感が少ない自然なノイズキャンセリングで、電車の中で音楽に集中したいときも活躍してくれそうです。
音質は非常に正確で、解像度の高いサウンドが歪みなくクリアに聴こえます。スタジオで聴いているかのようなリアルさがあり、臨場感も好評。クラシックやアコースティックとの相性がよく、中低音の厚みが豊かな響きを生み出し、細かな音の移り変わりも捉えやすい印象です。空間オーディオには対応していませんが、イコライザーやパーソナライズ機能により、理想の音に調整することができます。
外音取り込みやマルチポイント接続など、日常的に便利な機能もひと通り装備。アプリから低遅延モードを設定できるため、動画視聴時も音ズレを感じにくく快適です。防水性能はIP54と、多少の雨や汗であれば問題なく使えます。マイク性能も良好で、男女問わず声がクリアに伝わりました。
ANCオフ時は、イヤホン単体で最大7.5時間、ケースを併用すれば合計30時間の使用が可能です。単体で10時間を超える再生時間はありませんが、通勤・通学のほか、在宅時間に使ってもバッテリー切れの心配は少ないでしょう。急速充電にも対応しており、時間がないときにも便利です。
イヤモニをワイヤレス化し、独自の「TrueResponseトラスデューサーシステム」により、インパクトのある低音と精緻な高音が織り成す特別な音を体験できるイヤホンです。とくに精細な音のディテールをしっかりと楽しみたい人は一度チェックしてみましょう。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.4 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IP54 |
重量 | 6.2g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
SENNHEISER MomentumTrueWireless4の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 8時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 32時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
ハーマンインターナショナルの「AKG N5 Hybrid AKGN5HYBRIDWHT」は、機能性と音質の両方にこだわりたい人におすすめのモデルです。ドングルを用いた低遅延通信が可能で、スムーズな操作性が魅力のカナル型イヤホン。ノイズキャンセリング性能に加えて、マイク性能の高さも重視したい人に適しています。
ノイズキャンセリング性能も良好で、検証では電車の低音を20.9dB、高音を29.4dBカットできました。ざわざわした環境音やクラップ音も効果的に抑制。上位商品ほどの強さではないものの、幅広い音域をまんべんなく低減できていました。サイレンや車内アナウンスなど必要な音は聞こえるよう調整されており、周囲への配慮をしながら使える設計です。
クリアさと厚みのバランスがとれたチューニングで、安定感のある聴きやすいサウンドが特徴といえます。低音のアタック感をしっかり残しながら、中音の解像度や高音域の再現性も確保。また、音を順番に聴いて好みを見つけられるパーソナライズ機能や、豊富なイコライザー設定も備えています。
外音取り込み機能や音量の自動コントロールに加え、マルチポイント接続にも対応。低遅延モードも搭載されており、ゲームプレイ時でも音ズレを気にせず楽しめます。防塵・防水性能はIP54相当で、多少の雨や汗なら問題ありません。マイク性能も優れており、ノイズを抑えて声をクリアに届けられました。
連続再生時間も十分で、ANCオフ時にはイヤホン単体で10時間、ケースを併用すれば最大40時間の使用が可能です。急速充電にも対応しており、忙しい朝や外出前でも短時間でチャージできます。
音質がよいだけでなく、理想の音を追求できる機能や低遅延モードなど、機能性も申し分ないノイズキャンセリングイヤホン。マイク性能も良好なので、音楽を楽しむだけでなく、オンライン通話用として使いたい人にもおすすめです。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IP54 |
重量 | 6.0g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 8時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 40時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
中国発の総合家電メーカー・Xiaomiの「Xiaomi Buds 5 Pro」は、同社の完全ワイヤレスイヤホンのなかでも音質に注力したモデルで、比較的手に取りやすい価格帯で展開されています。
音質は全音域で再現性が高く、重低音はしっかりとした迫力があり、中音域では声の芯まで明瞭に届く印象です。高音域もクリアで、繊細な音まで丁寧に表現されていました。音に立体感があり、臨場感を求める人にとっては魅力的なリスニング体験が得られます。操作面では、ペアリングアシストや自動装着検出、マルチポイント接続など、多彩な機能を搭載しており、快適な使用感が魅力的です。
ノイズキャンセリング機能は、自転車のベルのような高音域にはやや弱いものの、電車の走行音やクラップ音などには十分な効果を発揮。環境音をある程度軽減できれば問題ないという人にとっては、実用性の高い性能といえます。マイクの性能は、人の声が若干こもり気味ではあるものの、ノイズリダクション性能は高く、周囲の雑音はしっかり抑えられていました。
ドライブ感のある音や幅広い機能を重視しつつも、ノイズキャンセリングやマイクに強くこだわらない人に向いています。機能と音質のバランスを取りたい人におすすめです。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.4 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型、平面駆動型、ハイブリッド型 |
防塵防水性能 | IP54 |
重量 | 5.6g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 6時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 30時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
ノイズキャンセリング性能も優秀で、検証では低音から高音まで幅広くしっかりと軽減できました。電車の走行音はもちろん、クラップ音やざわざわした環境音、ベルのような高音まで20dB以上カット。電車内でもノイズを気にせず、音楽への没入感を高めやすい仕上がりです。
音質は自然で聴き疲れしにくく、歌詞のある楽曲を日常的に楽しみたい人に向いています。低音はやや控えめな印象ですが、中音域が際立っており、ボーカルの抑揚や息遣いまで明瞭に再現されていました。パーソナライズ機能は搭載されていますが、自由に調整できるイコライザーはなく、選択肢も3種類と少なめなため、カスタマイズ性にはやや物足りなさを感じるかもしれません。
操作面では、感圧センサーによる直感的なコントロールや、周囲の環境に応じて音を自動調整する適応型機能を搭載。マルチポイント接続にも対応しており、Apple製品間でのシームレスな切り替えが可能です。防塵・防水性能はIP54で、軽い運動や外出時にも安心して使用できます。マイク性能も高く、ノイズを抑えたクリアな音声が相手に届きやすいのも特長です。
連続再生時間はやや短めに感じるかもしれません。ANCオフ時であればケース併用で最大30時間使えますが、イヤホン単体では6時間の使用にとどまります。とはいえ急速充電に対応しているため、短時間のチャージでも十分使えるのはうれしいポイントです。
ボーカルありの音楽を聴くことが多い人で、Appleデバイスと連携できるノイキャンイヤホンを探している人は候補に入れてくださいね。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IP54 |
重量 | 5.3g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
AirPods Pro(第2世代)USB-Cを徹底レビュー!Lightning版や第1世代との違いも解説
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 12時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 40時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
日本を代表する総合電機メーカー・SONYの「WF-C710N」は、同社のノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホンの中でもエントリーモデルに位置づけられた製品です。通勤や通学など、日常的なシーンに適した機能を備えており、気軽に使えるシリーズといえるでしょう。
イヤホン単体で12時間、ケース併用で最大40時間の連続再生が可能で、バッテリー性能は十分。長時間の使用にも安心して対応できます。特に、通勤や外出先での使用頻度が高く、こまめな充電が難しい人にぴったりです。操作性にも優れており、音声アシスタントの起動やアプリ連携、タッチ操作による基本的なコントロールもスムーズ。選択式のパーソナライズ機能や空間オーディオにも対応しているため、自分好みの音に近づけたい人にも向いているでしょう。
音質は中低域にどっしりとした安定感があり、安心して聴けるサウンドに仕上がっています。一方で高域はやや伸びが弱く、女性ボーカルやハイハットなどは少しこもった印象。ノイズキャンセリング性能は、クラップ音のような突発的なノイズにはやや弱いものの、電車の走行音やベルの音といった耳につく音はしっかりと軽減できていました。マイク性能の検証では、男性の声はややぼやけがちでしたが、女性の声はクリアでした。
毎日の通勤や普段使いで、使い勝手やバッテリー持ちを重視する人におすすめのモデルです。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IPX4 |
重量 | 5.2g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 12時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 60時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
ノイズキャンセリング性能も高く、電車の走行音のような重低音を20.5dBカット。クラップ音やベルの音なども20dB以上軽減され、低音・高音を問わず騒音をしっかり抑えられる実力を発揮しました。ウルトラノイズキャンセリング2.0技術により、周囲の環境音を自動で調整してくれるため、仕事や勉強中の集中を妨げにくい設計です。
サウンドはタイトで厚みのある低音が印象的。迫力ある音作りでライブ感を楽しめる一方、中音域はやや平坦、高音域は埋もれがちに感じられました。全体的に低音が前に出ており、定位感はやや曖昧な印象です。ただし、カスタマイズ性は非常に高く、音を順に聴きながら調整できるパーソナライズ機能や、多彩なイコライザー設定によって自分好みの音作りが可能です。
外音取り込み機能やマルチポイント接続にも対応しており、デバイス間の切り替えもスムーズ。動画と音声のズレが気になりにくい低遅延モードも搭載されています。防水性能はIPX5と十分なレベルで、汚れた際には水で軽く洗い流すことも可能。マイク性能も安定しており、ノイズを抑えつつ、男女どちらの声もクリアに聞こえました。連続再生時間も優秀で、ANCオフ時にはイヤホン単体でも最大12時間の使用が可能です。急速充電に対応しており、短時間の充電でも約5時間再生できるため、勉強や仕事中に頻繁に使う人でも安心して使えます。
十分な機能を備えているうえ、比較的安価に購入できるのは見逃せないメリット。迫力を感じられる低音も魅力で、1万円以下で低音寄りのイヤホンを探している人の選択肢に入ります。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IPX5 |
重量 | 5.0g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
Anker Soundcore P40i A3955Nの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 9時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 26時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
ノイズキャンセリング性能の検証では、電車の走行音だけでなく、クラップ音やざわざわとした音も20dB以上カット。ベルの音は30.8dBもカットしたため、電車に乗るときに耳に入るあらゆる音をしっかりとカットできるといえます。街の喧騒も気になりにくく、日常的に活躍するイヤホンです。
金属筐体による伸びやかな響きと低音のバランスがほどよく、とくにポップス・ジャズと好相性でした。中高音がクリアで音のバランスに優れ、クラシック音楽の細かなニュアンスや広がりをしっかりと感じられます。ただし、音質を細かく調整できない点には注意が必要。イコライザーの選択肢が少なく、パーソナライズ機能もありません。
外音取り込み機能・低遅延モードなど、利便性が高い機能を搭載。マルチポイントにも対応しているので、デバイスをスムーズに切り替えられます。防水性能はIPX4で、日常使いには十分な性能です。マイク性能は良好で、ノイズはほとんど気にならず、性別問わず声が明瞭に聞こえました。
ANCオフ時はイヤホン単体で9時間・ケース併用で26時間使用でき、通勤通学程度ならバッテリーが切れる心配は少ないでしょう。急速充電にも対応しており、時間がない朝でもスピーディに充電できます。
音質調整の幅はやや狭いものの、出力される音は非常にバランスがよく、自然なサウンドを堪能できるカナル型イヤホンです。細かく音質を調整したい人には向きませんが、調整にこだわりすぎず純粋な音質を楽しみたい人は候補になるでしょう。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IPX4 |
重量 | 7.0g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
Technics ワイヤレスステレオインサイドホン EAH-AZ80の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 11時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 52時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
EarFunの「EarFun Air Pro 4」は、1万円以内でイヤホンを探している人におすすめのモデルです。抜けのないバランスのとれたカナル型イヤホンで、価格は1万円未満と非常にリーズナブル。前モデルのように低音偏重ではなく、クリアさと全体のバランスを両立したサウンドへと進化しており、価格を考慮すれば十分満足できる音質といえます。
最大50dBのノイズキャンセリング性能をうたう本機ですが、実際の検証では電車の走行音は18.6dBのカットにとどまりました。それでも中音域は24.4dBとしっかり抑えられ、クラップ音やざわざわとした環境音、ベルの音なども20dB以上軽減。電車内でも周囲の音が気になりにくく、快適に音楽を楽しめます。
次世代BluetoothオーディオのBluetooth 5.4を採用し、QualcommのQCC3091チップに加えてaptX LosslessやLDACにも対応。ハイレゾ音源を高品質で楽しめる点が魅力です。実際のモニター評価でも「安定感とクリアさを兼ね備えている」と高く評価されました。パーソナライズ機能を備えているほか、イコライザーの選択肢も豊富で、細かな音の調整が可能です。
マルチポイント接続にも対応しており、デバイスを都度切り替える手間もありません。低遅延モードや外音取り込み機能など、必要な機能はひと通りそろっています。防水性能はIPX5と高く、雨や汗が気になる場面でも安心して使える設計です。マイク性能も安定しており、男女どちらの声もクリアでシャープに伝わりました。環境ノイズがあると女性の声がややこもりがちになるものの、男性の声は聞き取りやすい傾向が見られました。
連続再生時間も優秀で、ANCオフ時はイヤホン単体で最大11時間、ケース併用で52時間の使用が可能です。通勤・通学はもちろん、長時間のWEB会議や作業中にも頼れるバッテリー性能を備えています。急速充電にも対応しており、時間がないときでも短時間でしっかり充電できるのも便利です。
リーズナブルながら、最新機能を搭載したカナル型イヤホンを使ってみたい人は候補に入れるのもありですよ。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.4 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IPX5 |
重量 | 5.0g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
EarFun Air Pro 4を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 25時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 65時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
オーディオテクニカは日本の老舗音響メーカーで、スタジオ品質の音響機器から一般向けのイヤホン・ヘッドホンまで幅広く展開しています。「ATH-CKS50TW2」は、重低音と高い実用性を兼ね備えたモデルとして、日常使いから外出時まで幅広いシーンに対応できる製品です。
音質面では、どっしりとした芯のある低音と厚みのあるボーカルが印象的で、特にバンドサウンドとの相性が良好でした。音場も広く、中音域の表現力に優れているため、ライブ感たっぷりの迫力ある楽曲をしっかり楽しめる音質といえます。また、連続再生時間は単体で25時間、ケース込みで驚異の65時間と、出張や旅行でも充電の手間を気にせず使用可能です。
一方で、パーソナライズ機能や空間オーディオは非搭載。音質調整はイコライザーに限定されますが、元々の品質がよいため調整にこだわらず純粋な音質を楽しみたいなら問題ないでしょう。また、ノイズキャンセリング機能は、電車の走行音のような低い帯域のノイズには高い効果があり20dB以上カットしましたが、立ち上がりの早いノイズである手を叩く音はカットしづらい性能でした。マイク性能をチェックすると、男女ともに声はややぼやけた印象。ノイズと同時に流した際には、ノイズリダクション性能に優れ声が際立って聞こえました。
長時間利用する人や充電の手間を省きたい人におすすめのモデルです。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IP55 |
重量 | 7.2g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 5時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 15時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
finalは日本のオーディオブランドで、独自の音響設計や高いデザイン性を活かした製品を数多く展開しています。「ZE8000 MK2」は、そんなfinalのなかでも中音域の表現に定評がある完全ワイヤレスイヤホンで、自然な音の再現性を重視するリスナーに向けて開発されたモデルです。
音質は、中音域の解像度が非常に高く、声の抑揚や臨場感がしっかりと伝わってきました。高音と低音も自然なバランスで調整されており、全体としてクリアで聴きやすいサウンドに仕上がっています。ノイズキャンセリング性能は、電車の走行音などの低いノイズを21dB軽減。通勤や通学中に周囲の雑音をしっかり抑えられる性能です。
一方で、バッテリー持ちは控えめで、イヤホン単体では最大5時間、ケース併用でも15時間と短い性能
。長時間使用を前提とする場合は不便さを感じるかもしれません。マイク性能は、男女問わずクリアな音声を届けられますが、周囲のノイズを拾いやすい点には注意が必要です。
長時間使うことなく、音の自然さや中音域の表現力を重視する人におすすめできるモデルです。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.2 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IPX4 |
重量 | 6.7g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
final ワイヤレスイヤホン ZE8000 MK2をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 10時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 35時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
DENONの「AH-C840NCW」は、高い音質性能と使いやすさを兼ね備えたモデルで、快適な装着感と洗練されたデザインが魅力です。
音質は低音から高音までバランスがよく、定位も安定しています。高音域ではシンセサイザーやハイハットの響きが澄んでおり、有線イヤホンに近い正確さが感じられました。また、使い勝手の面でも、再生・停止や音量調整、ノイズキャンセリングの切り替えといった基本操作がイヤホン本体のボタンで完結する点は非常に便利です。
一方で、音質のカスタマイズ性は低く、自由に調整できるイコライザーは搭載しているものの、それ以外のパーソナライズ機能にはほとんど対応していません。こだわりを持って音質を細かく自分好みに調整したい人は物足りないと感じるでしょう。マイク性能の検証では、男性も女性も音声は芯があり、安定感のある印象でした。ノイズキャンセリング性能については、人の話し声のような中域ノイズには少し弱いものの、電車の走行音やベルの音といった耳障りな音はしっかりと軽減できていました。
バランスの取れた水準の高い音質とシンプルな操作性を重視する人や、細かな音質調整にこだわらない人に向いているイヤホンです。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IPX4 |
重量 | 5.1g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 8時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 32時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
ノイズキャンセリング性能もおおむね良好。電車の走行音では、低音は18.6dBの低減にとどまりましたが、中音は28.4dB低減できました。ざわざわ音やベルの音も20dB以上カットしており、周囲のノイズはやや聞こえますが、音楽を流せばほとんど気になりません。
音が太く、低音・高音ともにしっかりとした存在感を持ちながら、全体的にバランスが崩れない設計です。中音がクリアに前に出て、こもり感がなく、ライブ感のある広がり。ボーカルの抑揚も感じられ、モニターからは「輪郭のある中音をしっかり鳴らす」と好評でした。イコライザーは調節型のみですが、5つのバンドから選べます。
外音取り込み機能やマルチポイントを搭載し、使い勝手は十分。ただし、指を引っ掛ける部分が浅く、ケースから取り出しにくい点には注意が必要です。防水性能はIPX4で水のない場所なら問題ないでしょう。マイクを通した声は男女ともに声が非常にシャープで明瞭に聞こえました。ノイズとともに流すと男女問わず声がこもりがちなものの、通話には問題ない品質です。
ANCオフ時はイヤホン単体で8時間・ケース併用で32時間と連続再生時間も長く、ANCオフであればイヤホンのみでも終日使えるのは便利。急速充電にも対応していて、バッテリーが切れてもすぐに充電できます。
利便性の高いパーソナライズ機能を搭載しているのが魅力のノイズキャンセリングイヤホンです。音質をとことん追求したい人は候補になるでしょう。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IPX4 |
重量 | 8.0g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
DENON PerL Pro AH-C15PLの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 6.5時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 13.5時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
Bowers&Wilkinsの「Pi8」は、予算に余裕がある人で、高級感あるデザインと音質を求める人におすすめです。精緻な工業デザイン・高級素材・人間工学に基づいた設計で、見た目と音質の両方に妥協がありません。高級感を求める人にふさわしく、デザイン性も重視する人にうってつけのイヤホンといえます。
ノイズキャンセリング性能も悪くなく、検証ではある程度の音をカットできました。電車の走行音は、低音は17.2dB・中音は24dBカット。ざわざわ音は16.2dBほどの低減でしたが、クラップ音やベルの音は20dB以上カットできています。音楽を流せば周囲の音が気になりにくいので、没頭感にはそこまで影響なさそうです。
加工感がなく、原音に忠実な音を再現できていたのは好印象でした。低音と高音が自然に鳴るのに加えて、広がりや定位感がよく、スピーカーやヘッドホンライクな音像を楽しめます。ギターの音やボーカルの繊細なニュアンスも表現し、ライブ会場にいるかのような迫力。一方で、パーソナライズ機能がないうえに、イコライザーの選択肢が少なく、カスタマイズ性はいまひとつです。
外音取り込み機能・マルチポイントなど、便利な機能を搭載しています。防水性能はIP54で汗・小雨程度なら影響を受けにくいでしょう。マイク性能はおおむね良好で、ノイズは若干あるものの、男性・女性の声がはっきりと聞こえます。とはいえ、ノイズを同時に再生すると声がこもりがちで、聞き取りづらい場面も多々ありました。
連続再生時間は不満を感じる可能性も。ANCオフ時では、イヤホン単体で6.5時間・ケース併用で13.5時間と、長く使いたい人には物足りません。急速充電には対応していますが、朝から寝るまで使いたい人には向かないでしょう。
音質のカスタマイズ性が低いなど気になる点はありますが、音質のよさや利便性は申し分ない商品。高級感のあるデザインのカナル型を探していて、使用感やデザイン性を重視する人はチェックしてみてください。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.4 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IP54 |
重量 | 6.9g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
Bowers & Wilkins Pi8の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 9時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 40時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
急速充電に対応しているうえ、ANCオフ時はイヤホン単体の連続再生時間は9時間と長く、終日使用できます。ケース併用だと40時間持つので、長時間使用したい人にもぴったりです。
安定感・臨場感がある音質で、機能面でも漏れがなく使い勝手がよいイヤホン。コスパにこだわって選びたい人の候補に入る商品です。
EarFunの「EarFun Air 2 NC」は、1万円以下で購入でき、低音の安定感や音の広がりも重視したい人におすすめのモデルです。低価格帯ながら、定位感の良さと音場の広がりに優れたカナル型イヤホンで、コストパフォーマンスの高さが際立っています。
ノイズキャンセリング性能も十分実用的で、検証では電車の走行音などの低音を20.4dBカットする結果となりました。クラップ音やざわざわとした環境音については20dB未満のカットにとどまりましたが、全体的にバランスよくノイズを低減。音楽を再生していれば、周囲の雑音が気になる場面は少ないでしょう。
音の定位がしっかりしており、どこから音が鳴っているかが把握しやすいのが特長です。ボーカルが中心に広がり、左右に音が流れる場面も自然に再現されていました。中高音にはややシャリつきを感じるものの、基本的にはクリアで、まっすぐ広がるサウンドを楽しめます。パーソナライズ機能を備えており、調整型・選択型のイコライザーも充実しているため、自分好みの音作りが可能です。
低遅延モードを搭載しているので、動画視聴時にも映像と音のズレを感じにくく快適。マルチポイント接続にも対応しており、シーンに応じたデバイスの切り替えもスムーズです。音量の自動調整機能こそ非搭載ですが、操作性や機能面には大きな不満はありません。防水性能はIPX5で、多少の水濡れにも対応。マイク使用時には男性の声がややぼやけて聞こえる傾向があるものの、ノイズリダクション機能によって環境ノイズと併用した際は、男女ともにクリアな音声で通話できました。
急速充電に対応している点も便利で、ANCオフ時はイヤホン単体で最大9時間の連続再生が可能。ケースと併用すれば最大40時間使用できるため、1日中使いたい人にも適したバッテリー性能です。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IPX5 |
重量 | 5.0g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
EarFun Air 2 NCを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 8.5時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 40.5時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
ノイズキャンセリング性能は上位のイヤホンにおよびませんが、音楽を流せば周囲の音が気になりにくいレベルです。電車の走行音は、中音は30.6dBも低減できたものの、低音は12.9dBカットにとどまりました。そのほかの音も大幅にはカットできず、立ち上がりの速い音などは気になる可能性があります。
高音は少し抜けきりませんが全体のバランスがよく、心地よく響くうえにクリアな音質。高音と低音がうまく調和し、全体として聴きやすい音です。レベル調整で音のバランスを変更できるベースエンハンス機能を搭載し、バランス重視か強力な重低音を取るかなどが自在にコントロールできます。イコライザーも選択肢が広く、好みの音を見つけやすいでしょう。
低遅延モード・マルチポイント・外音取り込みなどの機能を備え、使い勝手は良好です。イヤホン本体の防水性能はIP54と、汗や小雨なら耐えられるレベル。マイクは周囲のノイズをしっかり除去できました。女性の声はクリアに聞こえ、男性の声も十分に聞き取りやすいレベルです。
ANCオフ時の連続再生時間はイヤホン単体で8.5時間と、終日使用できる長さ。ケース併用だと40.5時間持つので、ケースを充電する頻度を減らせます。急速充電もでき、待ち時間がかかりません。
価格は2万円台と中価格帯ですが、ノイズキャンセリング性能・音質・カスタマイズ性は十分です。予算が許す人でライブ音源を高解像度で聴きたい人は候補になるでしょう。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IP54 |
重量 | 4.6 g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
nothing earの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 7時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 28時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
finalの「ZE3000 SV」は、同ブランドのラインナップのなかでも音質を重視して設計された完全ワイヤレスイヤホン。シンプルかつ高音質なリスニング体験を求める人に向けたモデルです。
低音にはしっかりとしたアタック感があり、質・量ともに満足できる水準。中音域もバランスがとれており、特にボーカルがクリアで聴きやすいチューニングが印象的です。高音にわずかな響きや余韻の物足りなさは残るものの、低音を軸に音楽を楽しみたい人には十分に対応できる音質といえるでしょう。ノイズキャンセリング性能も、電車の走行音は18dB、クラップ音やベルの音は20dB以上低減しており、日常生活で気になるノイズをしっかりと抑える実力がありました。
音のカスタマイズ性は、自由調節型のイコライザーのみに対応しており、プリセットのイコライザーは非搭載。好みの音を手軽に切り替えたい人にとっては、やや扱いにくいと感じるかもしれません。連続再生時間はイヤホン単体で最大7時間、ケース併用で28時間と、必要最低限ではあるものの、長時間利用を前提とする場合には少々物足りなさが残ります。マイク性能は、男女ともに音声がややぼやけて聴こえ、ノイズと同時に使用すると声がかき消されやすく、通話は聞き取りにくいでしょう。
安定した音質と、シンプルな操作性を求める人におすすめできるモデルといえるでしょう。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IPX4 |
重量 | 4.0g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 5時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 30時間 |
イヤホン形状 | インナーイヤー型 |
良い
気になる
ノイズキャンセリング性能は、音楽を流していれば周囲の音が気になりにくいレベル。検証では、電車の低い走行音は19.7dB・中音は25.4dBカットできました。クラップ音・ざわざわ音・ベルの音は11~15dBほどの低減にとどまったものの、周囲の音を意識しながら使いたい人には十分でしょう。
音質は低音の輪郭がしっかりしていて、ハキハキと鳴ります。中音はクリアで、音に芯がありつつ声の抑揚やコーラスの響きを再現。自然でスーッと伸びるような高音で、モニターからは「抜けがよく聴き疲れしにくい」との声があがりました。一方、パーソナライズ機能はありますが、自由調節型のイコライザーは非搭載で、選択型のイコライザーも種類が少なめです。
会話検知機能があり、シーンに合わせて音量を自動調節可能。マルチポイント・外音取り込み機能なども搭載しています。防水性能はIP54でスポーツでも使えるのは魅力です。マイク性能も良好で、男性・女性の声ともにはっきりしていました。ノイズが大幅に減少していたため、環境音がある場所でも声が届きやすいでしょう。
連続再生時間はANCオフ時でケース込みで30時間と標準的で急速充電に対応。ただし、イヤホン単体では5時間と終日使用するには物足りません。
インナーイヤー型を探していて、外音も適度に聴きたい人におすすめの商品。家事をしながら音楽を聴きたい主婦も、家族の呼びかけにすぐ反応できて便利ですよ。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IP54 |
重量 | 4.3g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 9時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 36時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
Apple Japanの「Beats by Dr.Dre 完全ワイヤレスイヤホン Beats Studio Buds +」は、バランスの取れたサウンドを求めるオーディオ好きな人におすすめ。低音の存在感がありながらも音全体が調和しており、派手さよりもバランスのよさが際立ちます。アコースティックなど楽器のよさを味わいたい人に向いています。
電車の低い走行音は15.9dBのカットにとどまりましたが、中音は22.6dBカットできました。ざわざわ音・ベルの音は20dB以上抑えられたので、周囲の音をある程度カットできるでしょう。音楽さえ流せば、電車内でも騒音はそれほど気にならないレベルです。
低音はしっかりとした質感とタイトさで、音の広がりを楽しめます。中音は高音に埋もれがちですが全体的にバランスがよく、明るく自然な音鳴り。高音はクリアで聴き疲れしにくく、長時間でも快適に楽しめるでしょう。一方で、パーソナライズ機能はありますが、イコライザーの選択肢が狭いのは惜しい点です。
外音取り込み機能・マルチポイントなどを搭載。防水性能はIPX4で、日常使いには十分です。しかし、マイク性能はノイズを除去する性能がいまひとつで、男女ともに雑音があるシーンでは声がぼやけていました。
ANCオフ時の連続再生時間は、イヤホン単体で9時間・ケース併用で36時間と申し分ありません。イヤホンのみでも充電なしで終日使用できるのに加え、急速充電対応でスピーディに充電できる点もメリットです。
Apple製品との親和性が高く、Apple Musicの空間オーディオに対応しているカナル型イヤホン。Appleデバイスを多く使う人も候補になるでしょう。
Bluetoothバージョン | 不明 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IPX4 |
重量 | 5.0g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
Beats Studio Buds +の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 10時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 45時間 |
イヤホン形状 | カナル型、耳掛け型 |
良い
気になる
Apple Japanの「Powerbeats Pro 2 MX723PA/A」は、Beatsブランドのイヤホンで見た目にこだわりたい人や、スポーツでも使いたい人向けの商品です。スタイリッシュな耳掛け型で、Beatsが好きな人でデザイン性を重視する人にぴったり。防水性能はIPX4で、運動中の汗で濡れた程度なら影響がないレベルです。
ノイキャン性能の検証では、クラップ音・ざわざわ音はしっかりと低減できました。しかし、電車の低音・サイレン・車内放送をカットしきれなかったのは惜しい点。総合的に見てノイキャン性能が高いとはいえず、音楽に集中したいシーンで周囲の音が気になるかもしれません。
Beatsらしいバランスのよい音質で、低音はベースやバスドラにアタック感があり、中音は強めでハキハキと鳴る印象です。高音は再現性に物足りなさを感じますが、クリアな音で聴き取りやすさは十分。一方、パーソナライズ機能はありつつも、イコライザーの選択肢が限られている点は少し物足りなく感じるかもしれません。
マルチポイント・低遅延モードは非搭載ですが、外音取り込み・着脱検知機能があるほか、Apple製品との接続であればペアリングアシスト機能を使えます。マイク性能も十分で男女ともに声はブーストされていましたが、ノイズを抑えきれなかったのが惜しい点です。
連続再生時間は、ANCオフ時でイヤホン単体が10時間・ケース込みで45時間と終日使える長さ。急速充電ができるため、忙しい朝も短時間で充電できます。
音のカスタマイズ性やノイキャン性能には不満を感じる可能性があるとはいえ、デザイン性が高く、音質はクリアで聴き取りやすいイヤホンです。
Bluetoothバージョン | 不明 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IPX4 |
重量 | 8.7g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
Beats Powerbeats Pro 2を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 9.5時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 42.5時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
ノイズキャンセリング性能は上位に及ばないものの、検証では、電車の走行音のうち中音は31.6dBほどカットできています。ゴーっと聴こえる低めの走行音は11.9dBカットにとどまり、そのほかの雑音も十分には抑えられませんでしたが、音楽を流すことで気にならないレベルまでは抑えられそうです。
音が太めでバランスがよく、ハリと厚みが感じられます。音のアタック感やライブ感が十分に再現され、音楽に包まれるような感覚です。ゴリっとした力強さがありつつも音の丁寧さが感じられるため、非常に魅力的な音質といえるでしょう。パーソナライズ機能は非搭載なのは惜しい点ですが、イコライザーで自分好みにカスタマイズできます。
低遅延モード・マルチポイントに対応し、使い勝手も良好。イヤホン本体の防水性能はIP54で小雨程度なら問題なく使えます。マイク性能は高く、男性の声に若干輪郭のぼやけが感じられたものの、ノイズをしっかり除去しつつ、雑音がある環境でもクリアに声が聞き取れます。
ANCオフ時はイヤホン単体で9.5時間・ケース込みで42.5時間使用でき、連続再生時間も十分です。急速充電にも対応し、朝充電ぎれに気づいてもスピーディに充電できますよ。
ノイズキャンセリング性能や機能性も良好で、使いやすいカナル型イヤホン。低価格帯ながら高性能なものがほしい人はぜひチェックしてみてください。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IP54 |
重量 | 4.8g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
nothing ear(a)の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 6時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 24時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
水月雨(MOONDROP)は中国を拠点とするオーディオブランドで、ハイエンド志向のイヤホンやヘッドホンの開発に注力しています。「夢回 -Golden Ages」は、自然なサウンドバランスと独自性のあるデザインを追求した完全ワイヤレスイヤホンです。
音質面では、声がハキハキと明瞭に聴こえ、高音も自然で耳に刺さらず、全体としてクリアでバランスのとれたサウンドに仕上がっています。ボーカルを中心に音楽を楽しみたい人におすすめです。ノイズキャンセリング機能も、電車の走行音やクラップ音を16~20dB程度軽減でき、軽度な環境ノイズであれば遮音できる性能を備えています。
一方で、パーソナライズ機能や自由調整型のイコライザーは非搭載で、音質を細かくカスタマイズしたい人にとっては物足りなさを感じるかもしれません。連続再生時間も控えめで、イヤホン単体では最大6時間、ケース併用でも24時間と短め。長時間の使用を前提とする場合や、頻繁な充電を避けたい人には不便さが残る印象です。マイク性能もやや難があり、男女ともに声がこもりやすく、ノイズと同時に使用した場合は音声がかき消され、外音のうるさい環境では相手にクリアな声を届けるのが難しいでしょう。
機能性や連続再生時間が乏しく利便性に欠ける点もありますが、バランス重視の自然な音を気軽に楽しみたいのならば候補に入れましょう。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | 平面駆動型 |
防塵防水性能 | 不明 |
重量 | 4.7g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 6時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 18時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
水月雨(MOONDROP)の「ULTRASONIC」は、ハイブリッドドライバーやLDACにも対応しており、音質にこだわりたい人におすすめの完全ワイヤレスイヤホンです。
音質面では、低音に厚みがあり中音に芯があるなど、全体として骨太かつクリアな音で聴きごたえも十分。ノイズキャンセリング機能は人の話し声やクラップ音には若干物足りない性能のものの、電車の低音に対してはカットでき外出先での使用にも便利です。また、マイク性能も感度の高さから、静かな環境での通話や音声入力には安定感がありました。しかしノイズを同時に再生すると声が隠れてしまい、外音のうるさい場所では声の聴き取りづらさを感じるかもしれません。
一方で、パーソナライズ機能や自由調整型のイコライザーはなく、音質を自分好みに細かく調整するための機能はやや物足りない印象。また、連続再生時間はイヤホン単体で6時間、ケース込みで18時間と、外出する際での使用を想定している人や、頻繁な充電を避けたい人にとっては不便さを感じる可能性が高いでしょう。
芯のある音質や静かな場所での通話性能を重視するのならば候補となる一台といえます。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | 不明 |
重量 | 4.3g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 8時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 24時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
Bowers&Wilkinsの「Pi6」は、見た目にこだわる人や高級感を重視する人におすすめです。光沢仕上げが施されたカナル型のイヤホン。遊びに出かけるときだけでなく、出勤時やフォーマルな服を着るシーンでもマッチしやすいシンプルなデザインが魅力です。
バランスが取れているうえ、ダイナミックで自然なサウンドは好印象です。低音は厚みがありつつクリア。聴きやすくて骨太な中音と生感のある高音で、中高域から高域までシームレスにつながります。イコライザーの選択肢が少なく、パーソナライズ機能がない点には注意しましょう。外音取り込み機能・マルチポイントのほかに、着脱検知機能を搭載しています。防塵・防水性能はIP54で、普段使用するなら十分なレベル。マイクはノイズを除去できていたものの、声もノイズと認識され、聴き取りにくかったのは惜しい点です。
また、ノイキャン性能は高いとはいえない結果に。検証では、クラップ音・ざわざわ音などはしっかり抑えられましたが、気になりやすい電車の低音ノイズを10.7dBしか低減できませんでした。電車で音楽を聴いているときに、走行音が気になる可能性があります。連続再生時間の長さも、イヤホン単体で8時間使用できますが、ケース込みでは24時間しか使用できません。急速充電には対応し、バッテリーが切れたときはすばやく充電できます。
充電の持ちや、理想の音を追求するためのカスタマイズ性は物足りないノイキャンイヤホン。上位モデルほどではなくとも迫力あるクリアなサウンドを味わえるため、シンプルに音質を求めるのであれば検討の余地はあるでしょう。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.4 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IP54 |
重量 | 6.9g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
Bowers & Wilkins Pi6の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 9.5時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 41.5時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
プレシードジャパンは、日本国内でオーディオ機器やIoT製品を展開するメーカーで、コストパフォーマンスを重視した製品ラインナップが特徴。「AVIOT TE-U1」は、同社が展開する完全ワイヤレスイヤホンのなかでも、日常使いに適したエントリーモデルで、手に取りやすい価格帯が魅力です。
連続再生時間は、ケース込みで最大41.5時間、イヤホン単体でも9.5時間と、長時間の使用にも十分対応できる結果でした。充電するのが手間だと感じている人には大きな魅力といえるでしょう。音質は立ち上がりがやや遅く、全体的にのっぺりとした印象。ただ、価格を考えるとコストパフォーマンスは高く、迫力あるサウンドを楽しめました。
一方で、音質のカスタマイズ性は非常に低く、選択式のイコライザーのみで自由調整型イコライザーや空間オーディオはありません。また、専用アプリが用意されていないため、モードの切り替えに手間がかかるのもデメリットです。マイク性能は、男女問わず声がこもって聞こえる傾向がありました。ノイズリダクション性能も弱く、ノイズと音声が重なると会話の内容がほとんど聞き取れないという結果でした。さらに、ノイズキャンセリング機能は、電車の走行音や人の声をあまりカットできる性能ではなく、通勤通学や移動中に使う場合は、物足りなさを感じるでしょう。
長時間再生を重視する人や、価格を抑えて音楽を気軽に楽しみたい人には選択肢となるモデルです。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IPX4 |
重量 | 4.4g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 9時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 48時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
JBLの「JBL Live Beam 3」は、長時間使用できる2万円以下のイヤホンを探している人におすすめです。2万円以下と低価格帯ながら、低音とライブ感を楽しめるカナル型のノイズキャンセリングイヤホン。耳に負担が少ない設計で、長時間でも使いやすいでしょう。
ただし、ノイズキャンセリング性能はいまひとつ。検証では、電車で気になりやすい低い走行音を6.4dBしか低減できませんでした。音楽を流したとしても騒音をカットしきれず、電車の中でも周囲の音が気になる可能性があります。
音質は低音が非常に強調されており、ULTRABASSをONにすると、さらに迫力が増した臨場感ある音楽を楽しめる点もポイントです。低音好きにはたまらない音質でライブ感を味わえるため、音楽の力強さを求める人にぴったり。ロックやダンスミュージックなどを存分に楽しめるでしょう。パーソナライズ機能で、手軽に理想の音を追求できます。イコライザーは自由調節型は11バンド、選択型は6個のプリセットから選べますよ。
マルチポイント・低遅延モード・音量の自動コントロール機能など、利便性が高い機能を搭載。防水性能はIP55で軽い水洗いも可能なレベルです。マイク性能は、ノイズを除去する性能は低いものの、男性・女性の声ともにはっきりと聞こえました。
連続再生時間も長く、ANCオフ時でイヤホン単体で12時間・ケース併用で48時間と十分です。急速充電にも対応しているので、待ち時間を短縮できます。
同メーカーのTour Pro 3と比べて価格ほど性能差はなく、2万円以下にしては音質がよく非常にコスパが高い商品。コスパ重視で、音質や迫力も求める人は選択肢に入れてもよいでしょう。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IP55 |
重量 | 5.0g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
JBL Live Beam 3の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 11時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 43時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
Nothing Technologyの「CMF by nothing Buds Pro 2 B172」は、ロックをよく聴く人におすすめです。音質は前モデルから大きく舵を切り、低音が非常に強調されたつくり。圧倒的な低音の迫力が特徴で、1万円前後で低音寄りのイヤホンがほしい人の選択肢に入ります。
とはいえ、肝心のノイズキャンセリング性能は高いとはいえない結果に。検証では、電車の低い走行音が7.4dBしか低減できませんでした。ノイズをカットしきれないため、電車内では周囲の音が気になる可能性があります。
ULTRABASSをオンにすると低音の厚みと迫力が増し、まるでライブハウスにいるかのような音圧感を体感可能です。聴き疲れするほど強烈ですが、圧倒的な音の厚みを楽しめます。一方で、カスタマイズ性は物足りません。イコライザーは選択型のプリセットが7つあるものの、自由調節型は3バンドのみ。パーソナライズ機能も非搭載です。
低遅延モードやマルチポイント機能を搭載し、利便性は確保。防水性能はIP55で、汗や小雨で壊れるリスクを回避できます。マイク性能は高く、男性・女性の声はどちらも安定して聞こえました。ノイズを抑える能力はやや物足りませんが、快適に通話できるでしょう。
ANCオフ時の連続再生時間はイヤホン単体で11時間・ケース込みで43時間で、長時間バッテリーが持ちます。急速充電もでき、スピーディに充電可能です。
低価格帯でありながら、低音の迫力を存分に堪能できるカナル型イヤホン。非常にコストパフォーマンスに優れているので、1万円前後で探しているなら検討してみてくださいね。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IP55 |
重量 | 4.0g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
CMF Buds Pro 2を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 8時間 |
---|---|
連続再生時間 (充電ケース込み) | 32時間 |
イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
エレコムは日本の大手PC周辺機器メーカーで、手頃な価格帯と幅広い製品ラインアップに強みを持つブランドです。「LBT-TWS18」は、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載し、周囲の騒音を気にせず音楽を楽しめる完全ワイヤレスイヤホンです。
連続再生時間は、イヤホン単体で最大8時間、ケース併用で32時間と、日常使いに十分対応できるスペックを備えています。音質は、低音に輪郭があり、ベースやバスドラムのアタック感がはっきりと感じられるサウンドでした。ただし、低音のボリュームがやや大きく、他の音域が埋もれてしまう場面もありました。全体として厚みはあるものの、細かな音の表現にはやや欠ける印象です。
音質のカスタマイズ機能は搭載されておらず、イコライザーや専用アプリでの調整は不可。自分好みの音を細かく作りたい人にとっては、やや物足りなさを感じる仕様です。操作面では、基本的な再生・停止などはイヤホン本体で行えるものの、マルチポイントや専用アプリには非対応。ノイズキャンセリング機能は一応搭載されていますが、性能は控えめでした。電車の走行音のような低音はほとんどカットしなかったため、屋外での使用時には騒音を遮断しきれない場面もあるでしょう。マイク性能は、男女ともに声がややぼやける傾向があるものの、周囲のノイズと同時に使用した際には、音声が明瞭に聞こえる場面も見られました。
自分好みの音に調整しづらいことや、ノイズキャンセリング性能が低めであることなど、機能面での物足りなさは否めません。長時間使用する人は候補に入れましょう。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.2 |
---|---|
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
防塵防水性能 | IPX4 |
重量 | 4.2g(片耳) |
マイク付き | |
急速充電対応 |
マイベストではベストなノイズキャンセリングイヤホンを「どんなノイズも低減できるノイズキャンセリング性能を備えたうえ、高音質で多機能な商品」と定義。
そんなベストなノイズキャンセリングイヤホンを探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のノイズキャンセリングイヤホン33商品を集め、以下の7個のポイントで徹底検証しました。
検証①:音質のよさ
検証②:使い勝手のよさ
検証③:連続再生時間の長さ
検証④:理想の音への近づけやすさ
検証⑤:防水性能の高さ
検証⑥:マイク性能の高さ
検証⑦:ノイズキャンセリング性能の高さ
今回検証した商品
音質がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「どの音域も満遍なく聴こえ、音の迫力、解像度ともに高水準でどんな楽曲でもクリアかつ表現力豊かに再現できるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベスト オーディオ機器担当の原豪士が実際に音楽を聴いて各項目をチェックし、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
また、イヤホンごとの音の傾向を計測するため、ダミーヘッドマイクを使って全商品の周波数帯域を計測しています。
使い勝手のよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「基本的な機能に加え、着脱検知機能やマルチポイント接続などの実用的な機能に対応している商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
連続再生時間に優れたとしてユーザーがとても満足できる基準を「充電しなくてもイヤホンだけで1日中使えるうえ、ケース込みで3日間使い続けられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、ポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントに注目し点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
完全ワイヤレスイヤホンをPCに接続し、ダミーヘッドマイクにヘッドセットを装着。ダミーヘッドマイクの口の部分のスピーカーから男女の音声を流し、各商品のマイクを経由した音声を音楽制作ソフトウェアで測定。各商品の周波数特性を分析して、声の明瞭さを評価しました。
声の芯の帯域である100〜1,000Hzの平均が、声の帯域に該当する100〜8,000Hzの平均を超えていれば、「芯の通った安定感のある音声に聞こえる音質」と評価。声の輪郭の帯域である2,000〜4,000Hzの平均を声の帯域に該当する100〜8,000Hzの平均と比較し、音量が大きいほど「明るくハキハキとした音声に聞こえる音質」として高く評価しています。
また、ノイズを流したうえで、完全ワイヤレスイヤホンのノイズリダクション性能とノイズが流れている中でも男女の声をどのくらい認識できるかも測定しました。
ノイズキャンセリング性能が高い商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「あらゆるノイズをカットしたうえで、聞こえるべき音は聞こえ、外音のうるさい環境でも音楽が楽しめる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
イヤホンをスマホに接続したのち、ノイキャンをONにした状態でダミーヘッドマイクに装着。ダミーヘッドマイクの左右に置いたスピーカーからノイズを流し、ダミーヘッドマイクが聞き取った音を分析ソフトで測定。何もつけていない状態よりノイズが小さくなっているものほどおすすめとしてスコア化しました。
音質調整が苦手な人には、パーソナライズ機能を搭載したイヤホンがよいでしょう。耳の形や聴こえ方に合わせてAIが自動で音の強弱や音域ごとのバランスを最適化するので、手間をかけずに自分に合った音を楽しめます。
手動で調整するタイプは2種類、選択型と自由調整型があります。手軽に音質調整したい人には選択型がおすすめです。プリセットされたモードから手軽に選べるので、誰でも直感的に使えるというメリットがあります。
細かく音質をカスタマイズしたい人には自由調整型がぴったりです。各音域の強さを自分で微調整できるため、音のバランスや解像度を自分の好みに合わせてより精緻な音質に調整できます。
ストレスなく使いたいなら、快適に操作できるか事前にチェックすることがおすすめです。ボタン操作が煩わしく感じる場合は、タッチ操作できるイヤホンを選びましょう。また、音量調整や再生・一時停止、通話の受け答えが直感的にできるものだとスムーズに使えます。
操作を簡単にしたい人には、AnkerやJBLのモデルをチェックしましょう。低遅延や音量の自動コントロール・マルチポイント機能などが標準で搭載されています。画面付きのモデルが多く、スマホでの操作もスムーズに完結するため、ケースに触れなくても使いやすい点がメリットです。
イヤホンの取り出しやすさに着目したところ、検証した商品はどれもケースから取り出しやすかったので、ストレスを感じることは少ないといえます。ただし、「DENON PerL Pro True Wireless Earbuds
」はデザイン上爪を引っかけないと取り出しにくい設計だったため、人によっては少し不便に感じるかもしれません。
ランニングなどのスポーツをする人や外でイヤホンを使うことが多い人は、防水性能にも注目しましょう。防水性能が高ければ、運動中に汗で濡れたり突然の雨に遭遇したりしても、故障するリスクを軽減できます。汗や水分から守られることでイヤホンの内部が劣化しにくくなり、長期間使える点もメリットです。
汗をかくことが多い人は、最低でもIPX4以上の防水性能があるイヤホンを選ぶとよいでしょう。IPXとは電子機器の防滴・防水機能を表す国際規格の保護等級で、数字が大きいほど高性能です。例えば、IPX4は水しぶきや汗を防げるレベル、IPX7は一時的に水没しても問題ないレベルを意味します。
防塵性能も加味するなら、IP54以上のものがおすすめです。後ろの数字が防水機能、前の数字が防塵機能を表しており、IP5Xはホコリが機器に入り込まない設計を意味します。Nothing・JBL・Ankerなどメーカーは防塵性能を強化したモデルも提供しているので、要チェックです。
運動中に使用したい人は、以下のコンテンツもチェックしてくださいね。
ゲーム・動画・映画を楽しみたい人は、低遅延対応モデルを選ぶことがおすすめです。低遅延モード(aptX Low LatencyやAACなど)は、映像と音声のズレを低減できます。特に音ゲーなどでは、ゲーム中の音の遅延を最小限に抑え、リアルタイムでの反応を実現できるでしょう。
ゲームにおすすめのイヤホンがほしい人は、以下のゲーミングイヤホンのおすすめ人気ランキングもチェックしてください。
Bluetoothコーデックには過度にこだわる必要はありません。特にSONYのLDACなどの高解像度音源をサポートするハイレゾ対応コーデックが話題になりますが、音質に大きな影響を与えることは少ないといえます。そのため、使いやすさ・価格・音質全体のバランスを考慮して選ぶことが重要です。
LDAC対応のイヤホンを使用しても、元々の音源の状態や使用する機器の対応状況によってはその性能をフルに活かせないことも。音質を左右する要因はイヤホン自体のドライバーやチューニングにあります。音質を重視するなら、イヤホンの音質・安定した接続性・ノイズキャンセリング機能などを優先するほうが効果的です。
もちろん、高級オーディオを愛好するオーディオファイルの人や、ハイレゾ音源を積極的に利用している人など、音質に非常にこだわる場合にはLDACのような高音質コーデックが有利に働くことがあります。しかし、日常的に音楽や動画を楽しむ程度なら、標準的なコーデックでも十分満足できるでしょう。
遮音性を高めるなら、別売りのイヤーピースに交換することがおすすめです。自分の耳に合った形状・サイズのものやウレタン素材のものを選べば、周囲のノイズをより抑えられるでしょう。
優秀なイヤーピースにつけ替えれば、音質が向上することもあります。以下のコンテンツでは、実際に使用した際の装着感のよしあしや音質の変化を記載しているので、ぜひチェックしてください。
自転車走行中にイヤホンを使用することは危険です。イヤホンをつけての走行は、周囲の音が聞こえにくくなり、事故を引き起こす可能性が高くなります。
2026年4月から、自転車走行中のイヤホン使用に対して罰金(青切符)が科されることになりました。この罰則強化により、イヤホンをつけての走行も取り締まりの対象となります。
なお、罰則の有無にかかわらず、安全のためには走行中にイヤホンを使用しないことが重要です。周囲の音をしっかり聞きながら、十分に注意を払って走行しましょう。
イヤホン全体から選ぶ
接続方式・伝導方式で選ぶ
装着方法で選ぶ
形状で選ぶ
完全ワイヤレス型(左右分離型)|左右一体型|耳掛け型|ネックバンド型|片耳型
機能で選ぶ
目的で選ぶ
ながら聴き用|ランニングやスポーツ用|寝る時用|ゲーム用|Nintendo Switch用
価格帯で選ぶ
2,000円以下|3,000円以下|5,000円以下|1万円以下|5万円以上
接続機種で選ぶ
好み・特性で選ぶ
メーカー・ブランドで選ぶ
Apple|ソニー(SONY)|アンカー(Anker)|BOSE|JBL|Beats|JVC|オーディオテクニカ|ゼンハイザー|ヤマハ|AVIOT|Galaxy|Google|Oppo|Razer|final|フィリップス|ONKYO|AKG|パナソニック|SHURE|Jabra
カラーで選ぶ
その他
イヤホン関連商品
イヤホンケース|AirPodsケース|イヤーピース|イヤホン延長ケーブル|イヤホンケーブル|イヤホンスプリッター|イヤホンホルダー|ライトニング用イヤホンジャック|イヤホンジャックカバー|AirPods Pro用イヤーチップ
1位: ソニー|SONY|WF-1000XM5
2位: JBL|JBL|TOUR PRO 3
2位: Bose|QuietComfort Ultra Earbuds
4位: ボーズ|BOSE|QuietComfort Earbuds
4位: パナソニック|Technics|ワイヤレスステレオインサイドホン|EAH-AZ100-S
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話・モバイル端末
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他