




楽曲を高精細に表現する独自技術を搭載したノイズキャンセリングイヤホン、final ワイヤレスイヤホン ZE8000 MK2。「ノイズキャンセルの性能が高い」「音楽に包まれるような感覚になる」と好評です。しかし、「低音が少し物足りない」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のソニーやBOSEなどのノイズキャンセリングイヤホンとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ノイズキャンセリングイヤホン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2025年12月までの情報です
目次
final ワイヤレスイヤホン ZE8000 MK2はカフェなどでの雑音を低減し、臨場感あふれる音楽体験をしたい人におすすめ。実際に測定した結果、「ノイキャン性能が高い」との評判どおり、ノイキャン機能は十分でした。比較したなかには高音を4.1%しか減らせない商品もあったのに対し、本品は21.8%低減。カフェで食器がぶつかる音やイスが動く音などは、ある程度抑えられるでしょう。
「音楽に包まれるような感覚になる」という口コミと同様、非常に臨場感がある点も魅力です。実際に視聴したモニターからは「独特の臨場感がある」との声が。謳い文句にあるとおりフラットな音質なので、ジャズやクラシックと相性がよい印象です。特に中音の音質がよいので、ボーカルの艶っぽさを感じたい楽曲にも向いていますよ。
比較した上位の商品にはやや劣るものの、利便性も十分です。テスターが確認したところ、イヤホンの本体ボタンでは、再生・停止はもちろん、NC・外音取り込みの切替なども行えることが判明。マルチポイントにも対応しており、タブレットやスマホといった複数の機器を同時接続できるので便利に使えます。
連続再生時間も問題ありません。テスターがチェックしたところ、イヤホン単体で5時間、ケース込みでは15時間でした。比較したなかには単体で12時間再生できるものもあったため相対的にはやや短いといえますが、こまめに充電すれば大きな支障はないレベルです。
一方で、電車走行音のカット率は13.3%とやや低かったため、通勤・通学で頻繁に使う人には向かない可能性も。加えて、「低音が少し物足りない」という口コミどおり、低音の迫力に関してはモニターの意見が分かれました。比較したところ、低音の質に関しては前モデルの「ZE8000」のほうがモニターから高評価を得ています。
楽曲を高精細に再現する独自技術を搭載し、臨場感を楽しめる商品ですが、電車走行音のカット率の低さや低音がやや迫力に欠けると感じる人もいることが懸念点です。比較したなかには、ソニー「WF-1000XM5」のようにノイキャン性能や低音を含めた音質がより高評価を得た商品もあったので、気になる人は目を向けてみましょう。
そもそもノイズキャンセリングイヤホンとは、アクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載したイヤホンのこと。ANCが周りの騒音を解析し、電子処理でノイズを低減します。
ご紹介するfinal ワイヤレスイヤホン ZE8000 MK2もそのひとつ。前モデルのZE8000から搭載されていた、楽曲を高精細に表現する独自技術「8K SOUND」がさらに進化。非常にフラットな音質特性によって楽器独自の音色を再現し、オーケストラに没入できると謳っています。
販売元のfinalは、主にイヤホンやヘッドホンを扱う日本のオーディオブランド。2007年の創業以来、 製造・販売はもちろん、基礎研究開発やデザインなどを含む全工程を自社で手がけています。
価格は執筆時点で、税込36,800円(公式サイト参照)。ZE8000の進化版として、2023年11月17日に発売されました。多少の雨・汗に耐えられるIPX4の防水性能を備えているため、通勤・通学時やランニングの際にも使いやすいといえます。
ノイズキャンセリングモードはもちろん、風によるノイズを低減する「ウインドカットモード」、外音を自然に取り込む「ながら聴きモード」、周囲の音を一時的に聞くための「ボイススルーモード」を搭載。ノイズコントロール機能をオフにすることも可能です。
Bluetoothのバージョンは5.2。駅で音飛びするリスクを減らせるでしょう。マルチポイント対応なので、タブレットやスマホなど複数の機器を同時接続できます。なお、専用アプリをダウンロードすれば、場面に応じて細かく音量調整できる機能なども使えますよ。
耳に触れる部分がシリコンで覆われたイヤーピースには、遮音性・装着性を向上させるためシールドフィンを採用。全5サイズのイヤーピースのほか、USBタイプC 充電用ケーブル・アコースティック治具・ダストフィルターが付属しています。なお、サイズや重量は、公表されていません。
今回はfinal ワイヤレスイヤホン ZE8000 MK2を含む、ノイズキャンセリングイヤホン全33商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、ノイズキャンセリング性能の高さの検証です。
商品をスマホに接続後、ノイキャンをオンにしてダミーヘッドマイクに装着。スピーカーからノイズを流し、ダミーヘッドマイクが聞き取った音を分析ソフトで測定しました。
比較したなかには高音を4.1%しかカットできなかった商品もあったことをふまえると、「ノイズキャンセルの性能が高い」との評判どおりといえます。カフェなどで食器がぶつかる音やイスが動く音などはある程度抑えられるでしょう。
ただし、通勤・通学で頻繁に使うなら、低音から中音のノイキャン性能がより高いものを選ぶのもひとつの手です。比較したソニー「WF-1000XM5」は電車の走行音を31.3%もカットできたので、目を向けてみてください。
次は、音質の検証です。
20代以下のモニター10名が楽曲を聴き、低音から高音・解像度・臨場感をチェック。ダミーヘッドマイクで、商品の周波数帯域も計測しました。
高音も十分聴きやすい印象です。モニターからは「トランペットなどの音の響きがよい」「ピアノの音や金管楽器の音がクリア」といった肯定的な意見があがりましたよ。なお、比較したところ、Bang & Olufsen「Beoplay EX」は中音・高音がモニターからさらに好評でした。
<中音についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
<高音についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
低音の質も問題ありません。モニターからは「ほかの音を邪魔せず、かつ低音としての迫力を損なっていない」「存在感があり、バランスがとてもよい」といった声があがりました。
「低音が少し物足りない」との口コミと同様に迫力が足りないと感じたモニターもいたため感じ方に個人差があるといえますが、十分おすすめできるレベルです。
比較したところ、前モデルの「ZE8000」のように低音がより高評価を得た商品もあったので、気になる人はチェックしてみてください。
<低音についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
「音楽に包まれるような感覚になる」という評判どおり、臨場感は特に高評価。モニター10名中9名が「臨場感がある」と回答しました。「隠れ家っぽい臨場感」「音と音とのあいだに距離があり、空間的な広さを感じられる」などの声があがっています。
解像度も十分。「細かな表現が得意な商品だと思う」「どの音もクリア」と、モニターから好評です。謳い文句どおりフラットな音質なので、ジャズやクラシックと相性がよいでしょう。比較した前モデルのfinal「ZE8000」よりも、全体的に音がクリアで明るい印象ですよ。
<臨場感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
<解像度についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、利便性の検証です。
テスターが、本体ボタンの機能性やマルチポイントに対応しているかなどをチェックしました。
比較した結果、BOSE「QuietComfort Earbuds II」は特に利便性が高く、高評価を得ました。マルチポイント・着脱検知・ペアリング機能などに加え、ノイキャン強弱の手動設定機能もついた便利な商品ですよ。
最後は、連続再生時間の検証です。
テスターがイヤホンのみと、ケース込みの場合における連続再生時間を確認しました。
比較した全商品のイヤホン単体の連続再生時間は4~12時間と幅があり、本品は5時間。特段短いわけではありませんが、こまめに充電するのがベターです。ケース込みでの連続再生時間は15時間と、こちらも比較したなかではやや短い傾向がありました。
なお、仕事や勉強などで1日中使いたいなら、イヤホンだけで8時間以上連続再生できる商品がおすすめです。比較したなかにはソニー「WF-1000XM5」のように、単体で12時間も再生できる商品もありましたよ。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
30,000円
(最安)
販売価格:30,000円
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(1,458件)
31,000円
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販売価格:31,979円
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販売価格:31,980円
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34,980円
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販売価格:34,980円
ポイント:0円相当
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(5件)
本品はfinalの公式サイトで売られています。また、Yahoo!ショッピング・楽天市場・Amazonでも販売が確認できました。
取扱店舗によって値段が異なることがあるので、複数のサイトをチェックしたうえで購入するのがおすすめですよ。
最後に、ノイキャン性能がより高い商品をご紹介します。
電車の中でも楽曲に没入したいなら、ソニーのWF-1000XM5がおすすめです。実際に測定したところ、電車の走行音を31.3%もカット。高音も43.2%低減し、どんな雑音でもしっかり低減できるノイキャン性能を備えています。低音から高音まで、すべてにおいて音質が非常によいのも魅力ですよ。
利便性も重視したい人は、BOSEのQuietComfort Earbuds IIをチェックしましょう。ノイキャンの強弱を手動で細かく設定・保存できるうえ、装着するだけで音楽を再生できる着脱検知機能も搭載しています。ノイキャン性能が高く、電車の走行音から高音まで、どんなノイズもしっかり低減できる商品です。
| 連続再生時間 (イヤホンのみ) | 12時間 |
|---|---|
| 連続再生時間 (充電ケース込み) | 36時間 |
| イヤホン形状 | カナル型 |
良い
気になる
| Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
|---|---|
| 防水性能 | IPX4 |
| 重量 | 5.9g(片耳) |
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| 連続再生時間 (イヤホンのみ) | 最大6時間 |
|---|---|
| 連続再生時間 (充電ケース込み) | 最大24時間 |
| イヤホン形状 | カナル型 |
| Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
|---|---|
| 防水性能 | IPX4 |
| 重量 | 6.24g(イヤホン)、59.8g(充電ケース) |
Bose QuietComfort Earbuds IIを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
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