PayPayカードは、Yahoo!ショッピングをよく利用する人におすすめです。Yahoo!ショッピング・LOHACOで支払いに利用すると、最大5.00%のポイント還元が受けられます。比較したなかにも特定のECサイトで還元率がアップするカードはありましたが、PayPayカードのポイント還元率はとくに高め。Yahoo!ショッピングでの買い物をお得に楽しめますよ。年会費無料であるうえ、通常ポイント還元率が1.00%と高めな点も魅力。公共料金支払いでは還元率が下がるカードが複数ありましたが、こちらは公共料金の支払い・Suicaチャージでも同様に1.00%還元が適用されます。ソフトバンクスマホの通信料支払いで最大1.50%のポイントが還元されるため、ソフトバンクユーザーにもおすすめです。「あまりポイントが貯まっているように感じない」との口コミとは異なり、ポイント還元率に優れたカードといえるでしょう。貯まったポイントは、全国の提携店舗でのPayPay支払いに使えます。提携店舗数が多いため、「ポイント交換の手間なくそのまま使えて便利」との口コミどおり使い道には困らないでしょう。クレジットカードからPayPayへのチャージも可能。普段現金でチャージをしている人にとっては、手間が省けることもメリットですよ。ただし、PayPayチャージはポイント還元対象外なので、ポイントの二重取りはできません。電子マネーへのチャージでポイント二重取りを狙うなら、au PAYの利用を検討してください。au PAYへのチャージ時にPayPayポイントを、au PAYでの支払い時にPontaポイントを貯められますよ。貯まったPayPayポイントをクレジットカード料金支払いに充てられないのも惜しい点。別の支払いに使う形で活用してくださいね。Yahoo!ショッピングユーザー・ソフトバンクユーザーにとってはメリットが多く、ぜひ検討したい1枚といえます。一方で、クレカ積立で効率よくポイントを貯めたい人は、他社カードも含めて検討しておきたいところ。クレカ積立では0.70%のポイント還元率が設定されています。クレカ積立を考えているならdカードでポイントアップが狙えますよ。用途に合う1枚を見つけてみてください。【おすすめな人】Yahoo!ショッピング・PayPayをよく使う人ソフトバンクユーザー【おすすめではない人】クレカ積立でより効率よくポイントを貯めたい人
dカード GOLDは、ドコモのスマホや光回線などの利用料金の支払いで10.00%の高還元が受けられることが魅力ですが、特典はやや少なめ。空港ラウンジを無料で使えるものの、同伴者は有料です。プライオリティ・パスが付帯しておらず、手荷物宅配やクロークの特典、ホテルやレストランの優待もありません。付帯特典重視で選ぶなら、楽天プレミアムカードなどを検討するとよいでしょう。年会費は11,000円で、年会費無料の通常カードと比べると維持コストがかかります。「年会費が11,000円とほかの安価な部類のゴールドカードより高め」との口コミがありましたが、ゴールドカードとしては一般的なレベル。家族まで対象の国内外旅行保険や携帯電話補償が自動付帯するといったメリットもありますが、コストを抑えたいなら年会費がかからない一般カードのdカードを選ぶのもありですよ。年間利用額に応じたボーナスポイントがない点も要注意。比較したなかには、年間100万円以上利用すれば10,000ポイントが付与されるカードも。こちらは年間利用特典としてクーポンに交換できる特典が付与されるシステムです。ポイントとして年間利用特典を受け取って年会費に充当したいなら、三井住友カード ゴールド(NL)やOlive フレキシブルペイ ゴールドを検討するとよいでしょう。一方、ドコモ経済圏で使うならポイントがお得に貯まる点がメリットです。通常ポイント還元率が1.00%と高めで、比較した一部カードのように公共料金支払いでポイント還元率が下がることはありません。dカード特約店ではポイント還元率がアップするうえ、ドコモの利用料金に使えば10.00%の高還元あり。ドコモの携帯代を月9,200円以上支払えば、それだけで年会費の元が取れます。クレカ積立にも対応しており、1.10%のポイント還元あり。比較したなかでクレカ積立時のポイント還元率が1.00%を超えたのは僅かでした。貯まったdポイントはd払いやiDでの支払い、カード利用額の支払いに使えます。比較したなかにはカード利用額の支払いにポイントを使えないものや、使えても価値が下がってしまうものもありましたが、こちらはポイントの価値を下げずに支払いに充てられます。まとめると、ドコモ経済圏で使い込めるならお得にポイントを運用できますが、それ以外のケースでは特典の少なさや年会費の高さが気になります。年会費を抑えつつ、特典を活用してお得に運用したいなら、三井住友カード ゴールド(NL)・楽天ゴールドカードといった別のクレジットカードも検討してみてください。<おすすめな人>docomo・ahamo・dショッピングなどのドコモ経済圏で使いこめる人通信:docomo・ahamo、ECサイト:dショッピング、ポイントアップ店:スタバ・マツキヨ・高島屋など<おすすめではない人>年会費無料で使えるゴールドカードを探している人特典重視で選びたい人ドコモ経済圏で使いこまない人
dカードは、ドコモユーザーにおすすめです。貯まるポイントはドコモユーザーと共通のdポイント。年会費無料で、公共料金を含む通常ポイント還元率が1.00%と高めです。比較したなかには0.50%還元のカード・公共料金支払いで還元率が下がるカードもあったことを思うとお得といえます。ドコモ・ahamoユーザーなら利用料金割引などの特典もあり、ぜひチェックしておきたいところです。貯まったdポイントは、d払いにチャージして店舗支払いに利用可能。セブン-イレブン・マクドナルドなどさまざまな店舗で利用できます。iDでの利用額への支払いに使うこともできて便利です。さらに、ドコモ利用料金への充当・JALマイルを含む他社ポイントへの交換・ポイント投資など使い道はさまざま。「貯まったポイントをクレカ支払いに充当できない」との口コミとは異なり、クレカ支払い充当もできるので、ポイントを有効活用できるでしょう。マツモトキヨシ・スターバックスといったdカード特約店では、ポイント還元率3.00~4.00%にアップします。「ポイント還元率が改悪して選ぶ理由がない」との口コミがありましたが、多くのカードが対応していなかったポイント二重取りが、d払い併用により可能になります。お得にポイントを貯められるでしょう。ECサイトでの還元率は通常どおり1.00%ですが、ポイント還元率が上がる毎週金・土曜日の「d曜日」にはAmazonで最大17.50%還元が狙えますよ。2024年7月5日からは、マネックス証券でのクレカ積立に対応しました。毎月の投資で最大1.10%のポイント還元が受けられることは大きなメリット。比較したなかには、そもそもクレカ積立に対応していないカードも多くありました。ケータイ保障・お買い物保障など、もしもに備えたサービスも充実。旅行保険付帯で空港ラウンジも利用できます。ドコモユーザー以外も便利に使えますよ。ただし、電子マネーチャージは、ポイント対象外。モバイルSuica・WAON・ANA Payといった電子マネーをよく使うなら、ほかのカードも検討しましょう。コンビニやECサイトで使いたいなら、三井住友カード・PayPayカード・JCB Wなど、それぞれのお店でポイント還元率が上がるカードも向いています。使い方にあわせて選んでくださいね。総合的にみると、年会費無料であるうえ通常ポイント還元率が1.00%と高く、dカード特約店でのポイントアップも見込めるお得なカードといえます。利用料金割引などの特典があるドコモ・ahamoユーザーはもちろん、それ以外の人にとってもメリットの大きい1枚です。とくにマツモトキヨシ・スターバックスなどdカード特約店をよく使う人は、この機会にぜひ検討してみてくださいね。<おすすめな人>ドコモユーザードコモの携帯代金から割引を受けたい人dポイント加盟店やdカード特約店をよく利用する人ポイントの三重取りをしたい人クレカ積立でdポイントを貯めたい人<おすすめできない人>dポイント加盟店やdカード特約店をあまり利用しない人
Oliveフレキシブルペイ ゴールドは、年間100万円以上利用する人におすすめです。三井住友カードゴールド(NL)と基本的な仕様は変わらず、年間100万円使えば翌年以降の年会費が無料。ボーナスポイントは、翌年以降も条件クリアで毎年10,000ポイントもらえます。検証したゴールドカードの多くが年会費は10,000円を超えていたことをふまえると、お得感がありますよ。ポイ活が目的の人にもおすすめです。通常ポイント還元率は0.50%と低めですが、コンビニやファミレスなどの対象店舗でスマホ決済をすれば、ポイント還元率が最大7.0~9.5%までアップ。Vポイントアッププログラムの活用すると、最大20.00%まで上がります。「ポイントが貯まりやすいゴールドカード」との口コミにも納得です。投資用としてもおすすめできます。検証したなかにはポイント付与の対象外となるものもあったクレカ積立でも、最大1.0%を付与。貯まったポイントでも積み立てられるので、コツコツ資産形成できますよ。貯めたポイントは、電子マネーにチャージしたりクレカ利用額に充てたりと、ほかにも使い道がたくさんあります。三井住友カード会員限定の優待特典も魅力的です。国内外のパッケージツアーや航空券が割引になったり、カード会社の空港ラウンジが無料で使えたりと、旅行関連の特典が充実しています。検証した一部のゴールドカードのように海外の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスは付帯しませんが、空港からの手荷物宅配・預かりの割引サービスも利用可能です。年間100万円以上使う人であれば、次年度以降の年会費無料とポイント付与をあわせてお得に利用できます。三井住友カードゴールド(NL)と違い、カード発行の前提として三井住友銀行口座が必要になりますが、クレカ・デビット・ポイント払いの3つ方法で決済が可能。キャッシュカードの機能も含めると1枚4役なので、カードをたくさん持ち歩きたくない人も申し込みを検討してみてくださいね。<おすすめな人>三井住友銀行の口座を持っている人年間100万円以上使う人カードをたくさん持ち歩きたくない人<おすすめではない人>三井住友銀行以外の口座を利用したい人通常ポイント還元率の高さを重視する人
JALカードSuica(普通カード)は通勤・通学でマイルを獲得したい人におすすめ。Suicaへのチャージや新幹線のチケット購入などでJREポイントを獲得できます。貯めたポイントを、1,500ポイント=1,000マイルに交換できるのが大きな魅力です。Suicaへチャージすると1.50%もポイントが還元されるため、「モバイルSuicaへのチャージの還元率がいい」との口コミにも納得できます。年会費は初年度無料・2年目以降も2,200円と低コスト。JALカードショッピングマイル・プレミアムに加入しても年間7,150円と手頃な維持費で、高いマイル還元率を実現できます。通常のマイル還元率は1.00%となり、月10万円ほどカードを利用するなら年会費分は比較的容易に回収できるでしょう。ただし、フライトボーナスの積算率は10%と低め。飛行機への搭乗でマイル獲得したい人には物足りないでしょう。空港ラウンジなどの利用特典も付帯していないため、出張や旅行で頻繁に空港を利用する人はほかのJALカードがおすすめです。なお、マイルの有効期限は3年間と一般的でした。JR東日本を利用する機会が多く、陸マイルで特典航空券を目指す人にはメリットが多い1枚です。一方、飛行機の利用頻度が高く、フライトボーナスや空港サービスの充実度を重視する人はCLUB-Aゴールドカード・JAL CLUB EST 普通カードといったJALカードも視野に入れるとよいでしょう。<おすすめな人>通勤・通学でマイルを獲得したい人年会費の安いJALカードを探している人<おすすめできない人>飛行機に乗る頻度が高い人空港で豪華なサービスを受けたい人
JAL 普通カードは、日常の買い物などでJALマイルを貯めたい人には便利ですが、フライト利用でマイルを貯めたい人には物足りません。比較したなかにはフライトボーナス積算率が25%~30%のカードも少なくありませんでしたが、こちらは10%と低め。入会後の搭乗ボーナス1,000マイル、毎年初回搭乗ボーナス1,000マイルがあるとはいえ、フライト利用ではJALマイルを貯めにくいといえます。空港ラウンジ利用無料などの特典もありません。比較したなかには年会費が6,600円程度で空港ラウンジが利用できるものもあったことを踏まえると、優待に期待する人には不向き。マイルの有効期限も3年とJALカードとしては一般的で、「付帯サービスも少なくあまり魅力はない」という口コミは払拭しきれませんでした。マイル還元率は0.50%と低め。年会費やボーナスマイルを加味して月10万円・3年間使った場合を計算すると、17,250マイルが貯まる計算です。毎月10万円程度使う場合は、年4,950円をプラスしてJALカードショッピングマイル・プレミアムに入会するとよいでしょう。還元率が2倍の1.0%にアップするため、お得にマイルを貯められますよ。「ショッピングマイル・プレミアム加入で、マイルが貯まりまくる」との口コミにも頷けます。年会費は2,200円とリーズナブルなうえ、入会後は1年間は無料です。JALカードショッピングマイル・プレミアムの年会費を追加しても、年7,150円で利用できるのはうれしいポイント。比較したなかには、年会費が初年度からかかるカードもありました。学生や20代限定カードを除くと、トップクラスの安さです。また、海外・国内ともに最高1,000万円の旅行保険が自動付帯(※)しています。比較したなかには利用付帯のものも多かったことを考えると、支払いをカードでしなくても自動で補償されるのは魅力です。海外旅行時の万一に備えられる救援者費用も年間限度額100万円まで補償されます。国際ブランドがVISA・JCBの場合。アメックスを選ぶと年会費が6,600円になり、旅行保険の補償額は最高3,000万円総合してみると、コストをおさえつつ、日常の買い物で効率よくJALマイルを貯めたい人には魅力的な1枚といえるでしょう。一方で、学生の人・20代の人は、よりお得に使える期間限定カードをチェックするのがおすすめ。空港ラウンジを使いたい人・飛行機に乗ることが多い30代以上の人は、JAL アメリカン・エキスプレス®︎・カードを検討してみてください。<おすすめな人>お得にJALマイルを貯めたい30代以上の陸マイラー<おすすめできない人>学生・20代の人飛行機に乗ることが多い空マイラー