dカードは、ドコモユーザーにおすすめです。貯まるポイントはドコモユーザーと共通のdポイント。年会費無料で、公共料金を含む通常ポイント還元率が1.00%と高めです。比較したなかには0.50%還元のカード・公共料金支払いで還元率が下がるカードもあったことを思うとお得といえます。ドコモ・ahamoユーザーなら利用料金割引などの特典もあり、ぜひチェックしておきたいところです。貯まったdポイントは、d払いにチャージして店舗支払いに利用可能。セブン-イレブン・マクドナルドなどさまざまな店舗で利用できます。iDでの利用額への支払いに使うこともできて便利です。さらに、ドコモ利用料金への充当・JALマイルを含む他社ポイントへの交換・ポイント投資など使い道はさまざま。「貯まったポイントをクレカ支払いに充当できない」との口コミとは異なり、クレカ支払い充当もできるので、ポイントを有効活用できるでしょう。マツモトキヨシ・スターバックスといったdカード特約店では、ポイント還元率3.00~4.00%にアップします。「ポイント還元率が改悪して選ぶ理由がない」との口コミがありましたが、多くのカードが対応していなかったポイント二重取りが、d払い併用により可能になります。お得にポイントを貯められるでしょう。ECサイトでの還元率は通常どおり1.00%ですが、ポイント還元率が上がる毎週金・土曜日の「d曜日」にはAmazonで最大17.50%還元が狙えますよ。2024年7月5日からは、マネックス証券でのクレカ積立に対応しました。毎月の投資で最大1.10%のポイント還元が受けられることは大きなメリット。比較したなかには、そもそもクレカ積立に対応していないカードも多くありました。ケータイ保障・お買い物保障など、もしもに備えたサービスも充実。旅行保険付帯で空港ラウンジも利用できます。ドコモユーザー以外も便利に使えますよ。ただし、電子マネーチャージは、ポイント対象外。モバイルSuica・WAON・ANA Payといった電子マネーをよく使うなら、ほかのカードも検討しましょう。コンビニやECサイトで使いたいなら、三井住友カード・PayPayカード・JCB Wなど、それぞれのお店でポイント還元率が上がるカードも向いています。使い方にあわせて選んでくださいね。総合的にみると、年会費無料であるうえ通常ポイント還元率が1.00%と高く、dカード特約店でのポイントアップも見込めるお得なカードといえます。利用料金割引などの特典があるドコモ・ahamoユーザーはもちろん、それ以外の人にとってもメリットの大きい1枚です。とくにマツモトキヨシ・スターバックスなどdカード特約店をよく使う人は、この機会にぜひ検討してみてくださいね。<おすすめな人>ドコモユーザードコモの携帯代金から割引を受けたい人dポイント加盟店やdカード特約店をよく利用する人ポイントの三重取りをしたい人クレカ積立でdポイントを貯めたい人<おすすめできない人>dポイント加盟店やdカード特約店をあまり利用しない人
dカード GOLDは、ドコモのスマホや光回線などの利用料金の支払いで10.00%の高還元が受けられることが魅力ですが、特典はやや少なめ。空港ラウンジを無料で使えるものの、同伴者は有料です。プライオリティ・パスが付帯しておらず、手荷物宅配やクロークの特典、ホテルやレストランの優待もありません。付帯特典重視で選ぶなら、楽天プレミアムカードなどを検討するとよいでしょう。年会費は11,000円で、年会費無料の通常カードと比べると維持コストがかかります。「年会費が11,000円とほかの安価な部類のゴールドカードより高め」との口コミがありましたが、ゴールドカードとしては一般的なレベル。家族まで対象の国内外旅行保険や携帯電話補償が自動付帯するといったメリットもありますが、コストを抑えたいなら年会費がかからない一般カードのdカードを選ぶのもありですよ。年間利用額に応じたボーナスポイントがない点も要注意。比較したなかには、年間100万円以上利用すれば10,000ポイントが付与されるカードも。こちらは年間利用特典としてクーポンに交換できる特典が付与されるシステムです。ポイントとして年間利用特典を受け取って年会費に充当したいなら、三井住友カード ゴールド(NL)やOlive フレキシブルペイ ゴールドを検討するとよいでしょう。一方、ドコモ経済圏で使うならポイントがお得に貯まる点がメリットです。通常ポイント還元率が1.00%と高めで、比較した一部カードのように公共料金支払いでポイント還元率が下がることはありません。dカード特約店ではポイント還元率がアップするうえ、ドコモの利用料金に使えば10.00%の高還元あり。ドコモの携帯代を月9,200円以上支払えば、それだけで年会費の元が取れます。クレカ積立にも対応しており、1.10%のポイント還元あり。比較したなかでクレカ積立時のポイント還元率が1.00%を超えたのは僅かでした。貯まったdポイントはd払いやiDでの支払い、カード利用額の支払いに使えます。比較したなかにはカード利用額の支払いにポイントを使えないものや、使えても価値が下がってしまうものもありましたが、こちらはポイントの価値を下げずに支払いに充てられます。まとめると、ドコモ経済圏で使い込めるならお得にポイントを運用できますが、それ以外のケースでは特典の少なさや年会費の高さが気になります。年会費を抑えつつ、特典を活用してお得に運用したいなら、三井住友カード ゴールド(NL)・楽天ゴールドカードといった別のクレジットカードも検討してみてください。<おすすめな人>docomo・ahamo・dショッピングなどのドコモ経済圏で使いこめる人通信:docomo・ahamo、ECサイト:dショッピング、ポイントアップ店:スタバ・マツキヨ・高島屋など<おすすめではない人>年会費無料で使えるゴールドカードを探している人特典重視で選びたい人ドコモ経済圏で使いこまない人
楽天ブラックカードは、プライオリティ・パスを家族や友人と一緒に使いたい人におすすめです。同伴者2名まで無料のプライオリティ・パスが付帯しており、本会員を含め最大3人で世界1,700か所以上の空港ラウンジを利用できます。プライオリティ・パスの付帯がないカードや、回数制限あり・同伴者有料といったカードも多かったことを考えると、こちらは家族や友人との海外旅行に便利です。ホテル・レストラン優待特典も豊富。内容は国際ブランドによって異なりますが、レストランの割引クーポンやホテルの優待特典などさまざまな特典を利用できます。とくにVisa・JCBでは、予約したホテルの部屋のアップグレードが可能。比較したなかでも、アップグレード特典があるプラチナカードは半数ほどでした。年会費33,000円について「高すぎ」との口コミがありましたが、プラチナカードとしては標準的なレベル。比較した全サービスの平均額を10,000円ほど下回りました。家族カードが有料のプラチナカードもありましたが、こちらは2枚まで年会費無料です。家族でさまざまな特典を使いたい人にもおすすめですよ。ポイント還元率は1.00%と比較したなかでは高めで、楽天グループサービスを使えばさらに効率的にポイントが貯まります。楽天証券でのクレカ積立ではポイント還元率が2.00%に。毎月上限の100,000円を積み立てれば年間24,000ポイントが貯まるため、年会費33,000円の支払いに充てるなら実質9,000円の年会費で楽天ブラックカードを持てる計算です。24時間365日電話サポートが受けられるコンシェルジュサービスもあり。LINE・チャット対応のものと比べると連絡に手間がかかりますが、コンシェルジュなしのカードよりもレストラン・ホテル・航空券などの手配が楽になります。最大1億円補償の海外旅行保険、最大5,000万円補償の国内旅行保険も自動付帯。旅行や出張が多い人にも心強いプラチナカードです。まとめると、プライオリティ・パスやホテル・レストラン優待など特典が豊富で、ポイント還元率も高め。口コミでは「空港とか使わないのでメリットはあまりない」との声がありましたが、さまざまなユーザーにとってお得な1枚といえるでしょう。カードでの買い物が年間500万円を超えないなど、申込条件に達しないならほかのカードを検討してくださいね。<おすすめな人>楽天グループをよく利用し、プライオリティ・パスを家族や友人と一緒に使いたい人<おすすめではない人>申込条件である「楽天プレミアムカードを12か月で500万円利用」をクリアしていない人
ZOZOCARDの通常ポイント還元率は1.00%と高めですが、普段使いには向いていません。還元率が上がるのはZOZOTOWN内のみで、ポイントの使い道もZOZOTOWNでのショッピング限定。比較したなかにはポイント利用の幅が広く、複数の特約店でポイントアップするものが複数ありました。ZOZOTOWN用のクレジットカードと割り切り、日常使いにはほかのカードを選ぶとよいでしょう。ポイントの有効期限が短いことも気がかり。ZOZOTOWNで獲得したポイントは付与日から90日で失効します。少なくとも3か月に一度はZOZOTOWNを利用する人でなければ、お得に感じにくいかもしれません。なお、ZOZOTOWNでの買い物以外の用途で貯めたポイントの有効期限は、約1年間です。一方、ZOZOTOWNでよく買い物をする人はメリットが大きいといえます。ZOZOTOWN内であれば、いつでもポイント還元率が5.00%に。「ZOZOTOWNで買い物が多い人はお得」という口コミは本当でした。ZOZOTOWNでの利用に限り、即時利用も可能。カードの到着を待たずに買い物ができますよ。年会費が無料で、ポケットカード株式会社が提供する各種優待を利用できることも魅力。ZOZOCARDの利用で、旅行パッケージツアーやカーシェア・レンタカー料金の割引が受けられます。年会費の負担がなくサブカードとして気軽に持てるので、ZOZOTOWNをよく使う人は発行して損はないでしょう。ZOZOTOWNのヘビーユーザーならポイントを貯めやすく、使い道にも困りません。しかし、比較したなかには身近な店舗でポイント還元率が上がり、楽天ポイントやdポイントに交換できるものもありました。普段使い用のクレジットカードを探している人は、一旦ほかも検討してみてください。<おすすめではない人>ZOZOTOWN以外でのお得さも重視する人<おすすめな人>ZOZOTOWNを頻繁に利用する人サブカードとして発行したい人
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは旅行用としては候補となるものの、コスパで選びたい人には向いていません。年会費は初年度は無料で2年目からは11,000円。セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードには、一部サービス内容は少なるものの、年1回以上使うと翌年度の年会費が無料になる年会費優遇型カードも発行されています。しかし、どちらのセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードでもポイント還元率は0.75%とやや低く、普段使いのお店でのポイントアップもありません。比較したなかには優待店で最大7.00%還元になるゴールドカードもあり、効率よくポイ活したい人には不向きです。交換先によって、ポイント還元率が0.75%未満になることも気になるところ。1ポイント=5円で交換できるポイント・ギフトカードもありますが、クレジットカードの支払いに充てると1ポイント=4.5円に下がります。比較した一部のゴールドカードのように利用額に応じてボーナスポイントがもらえるといった特典もなく、ポイ活が目的の人には物足りません。「旅行や出張によく行く人向けのメリットが多い」と口コミにあったように、旅行用としてはよいでしょう。世界1,400か所以上の空港ラウンジが使えるプライオリティ・パスに、優待年会費11,000円で登録できる点が魅力。通常は約70,000円(1ドル=150円計算)なので、海外旅行の際にラウンジを利用したいならお得です。比較したゴールドカードには、国内の主要空港のラウンジのみ使えるものも多くありました。国内外の旅行保険が付帯することも魅力的。ホテルやレジャーなどの優待も充実しており、星野リゾートへの宿泊は最大35%オフ、大手旅行会社のパッケージツアーは最大8%オフで予約できますよ。「メインで使うには旨味の少ないカード」との口コミが見られたように、効率よくポイントを貯めたい人には不向きですが、旅行関連の特典が利用できる点はうれしいところ。有効期限のない永久不滅ポイントが付与されるので、特典を利用しつつゆっくりポイントを貯められます。もっと高還元でポイントがもらえるカードがよい人は、ほかもチェックしてみましょう。<おすすめな人>旅行や出張で優待特典を利用したい人<おすすめできない人>コスパのよいゴールドカードを探している人ポイントを貯めてお得に利用したい人