アクセサリー感覚で耳に挟んで装着できるオープンイヤーイヤホン、ANKER Soundcore C40i。ネット上では「全体的にクリアな音質」と評判です。一方で、「通話時に相手の声が小さくて聴こえづらい」「装着感が緩い」と気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の8つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のオープンイヤーイヤホンとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、オープンイヤーイヤホン選びに迷っている人はぜひ参考にしてください。
オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて、オーディオ機器を提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ANKERのSoundcore C40iは、通勤・通学時に使いやすいものをお探しの人におすすめです。実際にダミーヘッドマイクに商品を装着し、流した音楽の音漏れ具合を騒音計で測定したところ、5.73dBと小さめでした。比較した多くの商品が6dB以下を記録しましたが、こちらも音漏れはほとんど認識できません。IPX4の防水性能に準拠しているため、小雨程度なら雨の日も使えますよ。
音質もながら聴きには十分です。低音も高音も細やかさには欠けるものの、実際に音楽を試聴したマイベスト オーディオ機器担当者は「中低音~中高音がクリアでしっかりと鳴っている」とコメント。「全体的にクリアな音質」との口コミどおりのサウンドでした。定位感はいまひとつですが、左右はある程度広がりも感じられます。
耳を挟むように装着するイヤーカフタイプで、フィット感もおおむね良好です。実際に装着したモニターからは、「痛みを感じにくい」と好評でした。「装着感が緩い」との口コミもあるように、ランニングすると少しずれてしまいましたが、軽い運動程度なら外れることはないでしょう。
本体はボタン操作に対応しており、イヤホンのみで曲の再生や停止・スキップなどの基本操作が完結します。2台同時に接続できるマルチポイントや、好みの音質に調整するイコライザーにも対応していました。連続再生時間は7時間です。比較した商品には14時間再生できるものもありましたが、通勤・通学で使う程度なら十分バッテリーは持つでしょう。
マイク性能はいまひとつです。比較したなかにはノイズをカットしつつ、声がハキハキと聴こえる商品もありましたが、こちらは声もノイズと判断され低減されてしまう可能性がある点がネック。「通話時に相手の声が小さくて聴こえづらい」との口コミがあるのにも頷けます。音質・マイク・バッテリー性能を重視したい人は、ほかの商品も検討してください。
<おすすめの人>
<おすすめできない人>
実際にANKER Soundcore C40iと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのオープンイヤーイヤホンと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
ANKER Soundcore C40iの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイのアイテムを見つけてみてくださいね!
Shokz Japan
安定感抜群のフィット感。臨場感あふれるサウンドでランニングや作業がもっと快適に
今回は中国メーカーのANKERが展開するオーディオブランド、Soundcore C40iをご紹介します。耳に挟んでアクセサリー感覚で装着できるイヤーカフ型のアイテム。耳に負担がかからないよう、しなやかな弾力性と強度を兼ね備えたTPU素材を使用しています。MとLサイズのイヤーカフキャップが付属しており、フィット感の調整が可能です。
直感的に操作できるボタン式で、誤操作を防ぎやすい点も特徴。耳道にまっすぐ音が届く形状で、「音漏れを軽減できる」と謳われています。
カラーは、メタリックグレー・ローズゴールドの2色展開です。詳細なスペックは以下をご確認ください。
<基本仕様>
今回は、Anker Soundcore C40iを含む、オープンイヤーイヤホンを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
ながら聴きしやすい機能がそろっており、ワークアウト中でも使いやすい仕様です。本体はボタン操作に対応し、イヤホンのみで曲の再生や停止・スキップなどの基本操作が行えます。着脱検知機能はないものの、電話にも応答も可能です。ランニング中でもスムーズに着信へ応答できます。
比較したなかには音質が調整できない商品もありましたが、こちらは専用アプリでイコライザーの調整も可能です。自由調整だけでなく、プリセットからの選択もでき、初心者から上級者まで自分好みの音質にカスタマイズしやすい仕様でした。
ペアリングアシスト機能はありませんが、2台のデバイスを同時に接続できるマルチポイントにも対応。簡単に機器間の切り替えが行えますよ。
<検証結果>
音漏れが気になりにくいため、周囲を気にせず使用したい人に向いています。実際にダミーヘッドマイクにイヤホンを装着し、流した音楽の音漏れ具合を騒音計で測定したところ、5.73dBと小さめでした。
比較したところ、多くの商品が6dB以下に収まっており、音漏れはほとんど認識できないという結果に。静かなオフィスで使用しても音が聞こえてしまう心配は少ないでしょう。
フィット感はおおむね良好です。検証では付属のイヤーキャップを使わず、実際にモニターが装着して1分間ランニングマシンで走りましたが、10人中5人が「走っても落ちたり、ずれたりもしなかった」などと答えました。
しかし、「装着感が緩い」との口コミもあるように、なかには「イヤホンが揺れる感覚があった」「少しずれてしまった」との指摘も。耳に挟んで使うイヤーカフ型なので、激しい運動にはあまり向いていません。日常生活や軽い運動であれば、落ちる心配は少ないでしょう。
<耳からのずれにくさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
圧迫感もほとんど感じません。多くのモニターが「つけている間は痛みを感じなかった」などとコメントしました。比較した多くの商品と同様に、圧迫感は気になりにくいでしょう。「ほかの作業に集中していれば気にならない」と答えた人もいたので、長時間装着したい人にも向いています。
<耳への圧迫感の少なさ>
コメントは一部抜粋
低音の迫力は控えめですが、中高音の響きは十分でした。実際に音楽を試聴したマイベスト オーディオ機器担当者は、「低音自体の響きや細かさはそこまで感じられないものの、中低音~中高音がクリアでしっかりと鳴っている」とコメント。高音も細やかさに欠けますが、ほかの帯域に埋もれることなく聴こえました。「全体的にクリアな音質」との口コミにも頷けます。
しかし、定位感がいまひとつで、音が重なり合ってしまう点は気になるところ。左右の広がりは感じられましたが、少しのっぺりとしたサウンドです。比較したほかのオープンイヤーイヤホンも平面的に聴こえるものが多かったとはいえ、臨場感やライブ感を味わうには物足りません。
防水性能はIPX4に準拠しており、小雨程度の生活防水なら気にせず使用できるレベルです。
比較した約半数の商品が対応していた防塵性能はありませんが、普段使いには困らないでしょう。
本体の連続再生時間は7時間と短く、バッテリーの性能はいまひとつでした。比較したなかには最大14時間も使用できる商品もありましたが、こちらは1日つけっぱなしにするには物足りなさがあります。
ケース込みであれば21時間再生できるので、長時間使用したい人はうまく活用しましょう。
「通話時に相手の声が小さくて聴こえづらい」との口コミどおり、マイクの性能は比較した上位商品にはおよびませんでした。
ダミーヘッドマイクを用いてマイクを経由した音声を分析したところ、ノイズは11.18dBカットできましたが、声もノイズと判断され低減されてしまう点がネックです。比較したなかにはノイズをカットしつつ、声がハキハキ聴こえる商品もあったのに対し、こちらはこもって聴こえる可能性があるでしょう。
男女ともに声の芯に当たる部分の帯域は出ており耳に届きやすいものの、会話の明瞭さに欠けました。
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 7時間 |
---|---|
イヤホン形状 | イヤーカフ型 |
重量 | 5.8g(片耳) |
良い
気になる
連続再生時間 (充電ケース込み) | 21時間 |
---|---|
選択式イコライザー機能 | |
自由調整式イコライザー機能 | |
着脱検知機能 |
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ANKER Soundcore C40iは、公式オンラインストアで購入できます。価格は12,990円(※2025年5月時点)です。
また、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトでも販売されています。ポイントが貯まっている人は、ECサイトもチェックしてみてくださいね。
最後に、音質やバッテリー性能の評価が高い商品をご紹介します。
ランニング中も高音質を楽しみたいなら、Nothing Ear(open)をチェックしましょう。低音に迫力があるだけでなく、ボーカルはクリアでまとまりがあります。定位感も高く、バランスのよい音質でした。圧迫感が少ない装着感で、長時間の使用にも向いています。ランニング程度ならずれにくいため、ワークアウト中のながら聴きにもぴったりです。
長い時間使えるのものをお探しなら、OpenFit2がおすすめ。本体のみの連続再生時間は11時間と長く、1日中つけっぱなしにできます。太く厚みがある音質で、臨場感も十分。音質にこだわりたい人にも向いています。耳にしっかりとフィットし、ランニング中でもズレにくい点も魅力です。
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 8時間 |
---|---|
イヤホン形状 | 耳掛け型 |
重量 | 8.1g(片耳) |
良い
気になる
連続再生時間 (充電ケース込み) | 30時間 |
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選択式イコライザー機能 | |
自由調整式イコライザー機能 | |
着脱検知機能 |
Nothing Ear(open)を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 11時間 |
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イヤホン形状 | 耳掛け型 |
重量 | 9.4g(片耳) |
良い
気になる
連続再生時間 (充電ケース込み) | 48時間 |
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選択式イコライザー機能 | |
自由調整式イコライザー機能 | |
着脱検知機能 |
Shokz OpenFit2を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
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