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  • AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー! 1
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  • AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー! 5

AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!

インナーイヤー型のAirPodsではじめてノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン、AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデル。外音をほとんどシャットアウトできる」と評判です。一方、「バッテリーの持ちはいまひとつ」「耳にフィットしにくい」などの気になる口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。


  • 音質
  • 連続再生時間
  • 利便性
  • 音のカスタマイズ性
  • 防水性能
  • ノイズキャンセリング性能の高さ

さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の完全ワイヤレスイヤホンとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、完全ワイヤレスイヤホン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2025年06月04日更新
原豪士(Goshi Hara)
ガイド
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当
原豪士(Goshi Hara)

オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。

原豪士(Goshi Hara)のプロフィール
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自社施設

目次

【結論】高性能ノイキャンが魅力のインナーイヤー型イヤホン!従来モデルより音質が進化した

Apple
AirPodsAirPods 4(アクティブノイズキャンセリング搭載モデル)MXP93J/A

24,373円

AirPods 4(アクティブノイズキャンセリング搭載モデル)

おすすめスコア

4.25
33位 / 46商品中
  • 音質のよさ

    4.45
  • |
  • 使い勝手のよさ

    4.38
  • |
  • 連続再生時間の長さ

    3.70
  • |
  • 防水性能の高さ

    4.25
  • |
  • マイク性能の高さ

    4.42
  • |
  • ノイズキャンセリング性能の高さ

    4.24
連続再生時間 (イヤホンのみ)5時間
連続再生時間 (充電ケース込み)30時間
イヤホン形状インナーイヤー型
おすすめの音楽ジャンルジャズ、アニソン、J-POP

良い

    • ノイズキャンセリングをオンにしつつ、外部の音も適度に入れられる
    • インナーイヤー型で抜けがよく、どの帯域もバランスがいい

気になる

    • 自由調節型イコライザーがなく、選択型もプリセットが少ない
    • 耳の近くで音が鳴り、臨場感が物足りない
AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルは、ノイキャンつきのインナーイヤー型イヤホンがほしい人におすすめです。実際にノイキャンをONにした場合の騒音値を通常時と比較したところ、カナル型の初代「AirPods pro」に匹敵するノイキャン性能を発揮。比較した商品には電車の走行音を10dBほどしかカットできないものもありましたが、こちらは19.7dBも抑えられました。「外音をほとんどシャットアウトできる」との口コミにも頷けます。

前モデルの「AirPods 3」から進化した音質にも注目です。各帯域のバランスがよく、深みのある低音・聴き心地のよい高音が、中音のボーカルを際立たせていました比較したなかには細かな表現が苦手な商品もありましたが、こちらは試聴したモニターから「抑揚や息遣いまでも感じ取れる」と解像感も好評です。音場が広いうえに音の定位感もあり、空間的な臨場感を味わえますよ。


装着感も良好です。「耳にフィットしにくい」という口コミがあったようにカナル型に慣れているとフィット感を得にくい可能性はあるものの、耳にピタッとフィットしました。連続再生時間は、イヤホン単体だと5時間。「バッテリー持ちはいまひとつ」との口コミどおり長くはありませんが、通勤・通学時に使うのであれば困りません。


利便性を高める機能も豊富です。2台の機器を同時に接続できるマルチポイントや、本体の場所を音で知らせる「探す機能」に対応。比較した「AirPods Pro 2」のように本体での音量調整はできないものの、曲の再生・停止といった基本操作、ノイキャン・外音取り込み機能の切り替えは本体で行えます。IP54の防水設計のため、少し雨や汗で濡れる程度なら故障リスクも低いですよ。


ダイナミックヘッドトラッキングや空間オーディオで、3Dサウンドを楽しめるのも魅力的。静かな環境で音楽を聴きたいけれど、密閉感の強いカナル型は苦手という人の有力候補となるでしょう。ただし、イコライザー調整やマルチポイントはiPhone以外だと使用できません。インナーイヤー型にこだわらない人やAndroidユーザーは、ほかの商品も検討してみてください。


おすすめの人

  1. ノイキャン・外音取り込み搭載モデルを探している人
  2. 耳穴を塞ぐカナル型が苦手な人
  3. 聴き疲れしにくいイヤホンがほしい人

おすすめでない人

  1. Androidスマホを使っている人
  2. インナーイヤー型にこだわっていない人

マイベストが選ぶおすすめはこちら!各検証No.1アイテムをご紹介

実際にAirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイの完全ワイヤレスイヤホンと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!


AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイのアイテムを見つけてみてくださいね!

ベストバイ 完全ワイヤレスイヤホン
マイク性能の高さ No.1

パナソニック

TechnicsワイヤレスステレオインサイドホンEAH-AZ100-S
4.65
(1/46商品)
ワイヤレスステレオインサイドホン

ジャンルを問わないクリアな音質を求める人に!機能性も充実

連続再生時間の長さ No.1
防水性能の高さ No.1

オーディオテクニカ

audio-technicaワイヤレスイヤホンATH-CKS50TW2
4.62
(2/46商品)
ワイヤレスイヤホン

ケース込みで最長65時間の連続再生が可能。芯のある重低音も魅力

防水性能の高さ No.1

Nothing Technology

CMF by nothingBuds Pro 2B172
4.56
(8/46商品)
Buds Pro 2

ライブハウスのような大迫力の低音。コスパ重視ならぜひ

防水性能の高さ No.1

Anker

SoundcoreLiberty 5A3957N11
4.54
(12/46商品)
Liberty 5

ライブ感のある低音が魅力。ケース込みで48時間の連続再生が可能

AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルとは?

AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルとは?
今回ご紹介するAirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルは、インナーイヤー型のAirPodsではじめてノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホンです。

前モデルのAirPods 3に採用されていたH1ヘッドフォンチップからより進化した、H2ヘッドフォンチップを採用。通話音声の改善や音質の向上が図られています


会話を感知し、音量を自動調整する機能も新たに搭載。モーションセンサーが内蔵されたことにより、頷きや首振りなどの動作でSiriに応答できるようになりました。また、USB Type-Cでの充電が可能になり、利便性も向上しています。充電ケースにはスピーカーがついているため、紛失時に音で場所を知らせる「探す機能」の使用も可能です。


詳細なスペックは、以下をご覧ください。


  1. 発売日|2024年9月20日
  2. ドライバー構成|ダイナミック型
  3. 対応コーデック|SBC・AAC
  4. Bluetooth規格|Bluetooth 5.3
  5. 充電端子|USB Type-C
  6. マイク|〇
  7. イヤホン|サイズ:幅18.3×奥行18.1×高さ30.2mm /重量:4.3g
  8. ケース|サイズ: 幅50.1×奥行21.2×高さ46.2mm/重量:34.7g
  9. 付属品|スピーカーを搭載した充電ケース・マニュアル(※USB Type-Cケーブルは別売り)

ANC非対応モデルとどちらを選ぶ?AirPods Pro 2とも比較!

ANC非対応モデルとどちらを選ぶ?AirPods Pro 2とも比較!
「AirPods 4」との違いは、価格とノイズキャンセリング機能の有無だけです。ノイキャンのない「AirPods 4」は税込21,800円、ノイキャン機能つきの本品は税込29,800円(※2024年10月時点・公式サイト参照)で販売されています。そのほかの機能は変わらないため、ノイズキャンセリングが必要かどうかで選ぶとよいでしょう。

「AirPods Pro 2」との大きな違いは装着方法です。「AirPods Pro 2」は耳穴を塞ぐように装着するカナル型、「AirPods 4」は耳の入り口の耳甲介に引っかけるように装着するインナーイヤー型を採用しています。どちらの装着感が好みか、耳に合うものを選べるのはうれしい点です。


「AirPods Pro 2」はAirPodsの上位モデルだけあって、機能も充実しています。難聴の予防・補助を行う聴覚の健康サポート機能を搭載。充電方法も豊富で、USB Type-Cケーブルが使えるだけでなく、急速ワイヤレス充電のMagSafeにも対応しています。価格は税込39,800円(※2024年10月時点・公式サイト参照)と高いので、必要な機能・予算で選んでくださいね。

原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当
原豪士(Goshi Hara)
実際の音質をチェックしてみると、低音の深みや迫力はカナル型の「AirPods Pro 2」に軍配が上がりました。しかし、中音や高音の再現性は「AirPods 4」シリーズも負けておらず、バランスの取れた音響体験が楽しめます。「AirPods 3」と比較しても低音の厚みが増し、中音の再現性が向上している印象を受けました。

音質面では、一般的に密閉性の高いカナル型が優れている傾向にありますが、カナル型の圧迫感が苦手な人もいるでしょう。音質を最優先する場合は「AirPods Pro 2」、カナル型の装着感が苦手かつ価格を抑えたい場合は「AirPods 4」シリーズを選ぶのがおすすめですよ。

検証してわかったよい点・気になる点をもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったよい点・気になる点をもとに向いている人を詳しく解説!

今回は、AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルを含む、完全ワイヤレスイヤホンを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. 音質
  2. 連続再生時間
  3. 利便性
  4. 音のカスタマイズ性
  5. 防水性能
  6. ノイズキャンセリング性能の高さ

AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルのよい点は8つ!

AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルには、8つのよい点がありました。購入を考えている人はぜひ最後までチェックしてくださいね!

インナーイヤー型ながら、ノイキャン性能が高い!さまざまな騒音を低減できる

インナーイヤー型ながら、ノイキャン性能が高い!さまざまな騒音を低減できる

最大のメリットは、優れたノイキャン性能です。


ノイズを低減できるか確認するため、ノイキャンをONにしたイヤホンをダミーヘッドマイクに装着して騒音値を計測したところ、電車の走行音は19.7dBもカットできました。比較した商品には10dBほどしかノイズを削減できないものもありましたが、こちらは電車内の騒音を乗用車内の騒音レベルまで落とせています


立ち上がりの早いクラップ音や高いサイレン音も、12~15dBほど低減しました。「外音をほとんどシャットアウトできる」との口コミどおり、幅広い騒音を低減できる性能です。


耳穴を完全にふさがないインナーイヤー型ながら、ノイキャン性能が高いのがポイント。比較した大半の商品が耳穴を塞ぐカナル型を採用していたので、静かな環境で音楽を聴きたいけれど、密閉性が高いカナル型は苦手…という人の有力候補になりますよ。

原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当
原豪士(Goshi Hara)
電車の騒音のカット率は、初代「AirPods pro」が21.5dB・「AirPods pro2」が24.9dBでした。本商品はインナーイヤー型ながらも19.7dB低減できており、カナル型の初代に匹敵するノイキャン性能といえます。

実際に外で使ったところ、車の走行音はしっかりカットできました。人の声や金属が響く音は若干聴こえたものの、音楽を流せばそこまで気になりません。ただし、あくまで自然なノイキャンなので、しっかり遮音したい人はAirPods Pro 2のほうがおすすめです。

低音が主張しすぎず、バランスがよい。それぞれの楽器の音も分離して聴こえた

低音が主張しすぎず、バランスがよい。それぞれの楽器の音も分離して聴こえた
控えめながら、深みのある低音も魅力です。比較した一部の商品は低音がほかの帯域に埋もれていましたが、こちらは全帯域のバランスがよく各楽器の音が潰れず鳴っていました。ドラムやベースの音が分離しており、実際に試聴したモニターからは「一つひとつの音が鮮明に聴こえる」との声が寄せられています。

バランスを調整するためか、低音が小さく聴こえる場面もありましたが、ほかの帯域と調和がとれています。「気持ちよくリズムに乗って聴ける」とモニターに好評でした。

ボーカルが際立つサウンド。高音の表現力は物足りないが、耳に刺さらず聴き心地がよい

ボーカルが際立つサウンド。高音の表現力は物足りないが、耳に刺さらず聴き心地がよい
中音は表現力に優れ、クリアなボーカルが際立っていました。比較したほかの商品には繊細な部分までは再現できないものもありましたが、こちらはモニターから「抑揚や息遣いまでも感じ取れる」との意見が。楽器の音にも厚みがあり、リアルさを感じられます。

高音はほかの帯域と比べると表現力に欠けるものの、楽器の音は繊細です。モニターからは「トランペットのシャープさや、ハイハットの持つシャキシャキとしたキレのよい音もそのまま表現されていた」との声があがりました。


音の伸び・ボリューム感もほかの帯域より控えめですが、キンキンと耳に響かず聴き心地は良好ですよ。

低音・中音・高音のモニターレビューまとめ

以下では低音・中音・高音に対するモニターコメントをそれぞれまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

低音・中音・高音についてのモニターコメント

  1. 「ベースがかっこよく、バスドラムに厚みがあり聴き応えは十分。音程の変化時にガクッとせず滑らか。低音がほかの帯域を邪魔せず、ボーカルがメインで聴こえる」
  2. 「1回ずつブレスの仕方が違うことをよく再現できている。とくに宇多田ヒカルのBADモードはボーカルが最前線にいる感じがして心地よく、没入感があった。コーラスとのバランスやハーモニーもちょうどよかった」
  3. 「ボーカルは音に歪みは感じられない。ピアノの伸びやシンバルの弾けるような音が再現されていた。トランペットの高らかさは、あと一歩というところ。ハイハットのキレもよく、音の粒立ちがいいので音楽に乗りやすい」
コメントは一部抜粋

各楽器の音がしっかり分離している。包まれるような定位感があり、臨場感も味わえた

各楽器の音が分離しており、解像感も良好です。音数が増えると、少し音が混ざったりぼやけて聴こえたりするシーンがあったものの、比較した一部商品のように音が潰れて聴こえるほどではありません。モニターからは「音の粒立ちがよい」「歪みやノイズがない」と好評でした。

音場が広いため、「音に包み込まれるよう」との声も挙がっています。ノイキャンを使わないと音の厚みに欠けるものの、静かな場所では十分に臨場感が味わえるレベルです。「ボーカルを中心に楽器の音が左右に広がる」と定位感についても好評で、曲全体で迫力を感じられます

解像度・臨場感のモニターレビューまとめ

以下では解像度・臨場感に対するモニターコメントをそれぞれまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。


解像度・臨場感についてのモニターコメント

  1. 「全体的な音のバランスがほどよく、どの音域も音の粒立って聴きやすい。クリアな音でノイズや歪みが一切ない。音の定位感もあり、音数が多いパートでもそれぞれの音が埋もれることはなかった。オーケストラなどのより音数が多くなる音楽でも聴きやすそう」
  2. 「広がりのある音場により、音が周囲を包み込むような印象。音楽や映画を聴く際にも、圧倒的な迫力と空間的な臨場感が感じられた」
コメントは一部抜粋

耳にピタッとハマる。装着感がよく、動いても外れにくい

耳にピタッとハマる。装着感がよく、動いても外れにくい
耳にピタッとハマる装着感のよさもメリットです。比較した前モデルの「AirPods 3」よりも耳へのフィット感が高く感じられ、実際に装着して走ってみても耳から外れませんでした。

ただし、ノイキャンのない「AirPods4」より若干厚みがあるように感じられ、その分外れやすいと感じたモニターも。「耳にフィットしにくい」という口コミがあったように、耳穴の小さい人や耳の奥深くに差し込むカナル型に慣れている人は、フィット感を得にくい可能性があります。

ノイキャンOFFならイヤホンだけで5時間再生できる。通勤・通学時に使うなら十分

ノイキャンOFFならイヤホンだけで5時間再生できる。通勤・通学時に使うなら十分
出典:apple.com
通勤や通学時の使用であれば、バッテリー性能は十分です。イヤホン単体での連続再生時間は、ノイキャンOFFで5時間・ノイキャンONで4時間。連続通話時間は、最大4.5時間でした。


ケース込みなら、ノイキャンOFFで30時間・ノイキャンONで20時間持ちます。通話も連続20時間とされており、時々ケースに入れておけるなら不便はないでしょう。しかし、比較した商品にはイヤホンだけで10時間以上使えるものもあり、「バッテリーの持ちはいまひとつ」という口コミがあるのにも頷けます。


充電はスピーディです。5分の充電で約1時間の再生、または45分の通話ができます。充電端子がUSB Type-Cに対応したことにより、ほかのAppleデバイスとケーブルを共有できるのも便利な点。Qi規格の充電器に対応しているため、ワイヤレス充電も可能です。


ケースにスピーカーが搭載されており、「探す機能」が使えるのもメリット。万が一紛失しても、音で置き場所を確認できます。ノイキャン非搭載のAirPods 4はスピーカー非搭載なので、紛失が心配な人はノイキャン搭載モデルを選ぶのがよいでしょう。

原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当
原豪士(Goshi Hara)
AirPodsは、Proシリーズを含め再生時間は短めです。最新モデルのAirPods 4も大きな進化は見られず、ノイキャンをONにすると連続で4時間ほどしか再生できません。


しかし、装着感の軽さとフィット感の向上でより使いやすくなっているため、再生時間の短さは許容できると感じる人のほうが多いでしょう。

ノイキャン・外音取り込みの切り替えが可能。マルチポイントで2台同時での接続もできる

ノイキャン・外音取り込みの切り替えが可能。マルチポイントで2台同時での接続もできる
利便性が高いのもメリットです。曲の再生や停止・スキップなど、基本的な操作はイヤホン本体で行えます。ノイキャンのほか、周りの音を聴きながら通話や音楽鑑賞ができる外音取り込み機能も搭載しており、ボタンひとつでスムーズに切り替えが可能です。

また、ノイキャンと外部音取り込みモードを組み合わせ、周囲の騒音状況に応じて聴こえる雑音量を調整する適応型オーディオ機能も備わっています。会話を感知し音楽のボリュームを自動で調整したり、頷きや首振りなどの動作でSiriに応答したりと、使いやすさを向上させる工夫が光りました。


比較した商品の多くが搭載していた着脱検知には対応していませんが、2台の機器を同時に接続できるマルチポイントにも対応。Apple製品であれば、ワンタッチで接続できるペアリングアシスト機能も使えます。接続や機器の切り替えがスムーズですよ。


検証結果

  1. イヤホン本体のボタンで再生・停止が行える|〇
  2. イヤホン本体のボタンで音量調整が行える|×
  3. イヤホン本体のボタンで曲のスキップ操作が行える|〇
  4. 着脱検知|×
  5. ノイズキャンセリング機能|〇
  6. 外音取り込み|〇
  7. イヤホン本体のボタンでNC・外音取り込みの切替が行える |〇
  8. マルチポイント⁼同時に複数台の機器と接続可能|〇
  9. ペアリングアシスト|〇(Apple製品のみ)
  10. ノイズキャンセリングのオプション|×
原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当
原豪士(Goshi Hara)
「AirPods Pro 2」は本体で音量の調整が行えますが、「AirPods 4」シリーズは非対応なのが惜しいところです。使用頻度の高い操作のため、不便に感じる可能性があるでしょう。

一方で、感圧センサーによる「つまむ」操作方法は、非常に使い勝手がよいと感じました。髪の毛や汗がついても誤作動しにくく、物理ボタンに近い感覚で快適に操作できますよ。

IP54の生活防水に対応。雨の日は注意が必要だが、軽く濡れる程度なら故障しにくい

IP54の生活防水に対応。雨の日は注意が必要だが、軽く濡れる程度なら故障しにくい

防水性能はIP54に準拠しており、軽い水濡れ程度であれば故障のリスクは少なめです。ランニングやスポーツ時に使用するには、十分な性能といえます。


ただし、比較した商品には防水性能で最も高い等級のIPX7に準拠したものもありました。水洗いしたり、豪雨の日に使ったりすると故障リスクが高いので、水濡れにはある程度注意が必要です。

AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルの気になる点は1つ!

AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルにはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。

iPhoneがないとイコライザー調整ができない。空間オーディオで立体音響は楽しめる

iPhoneがないとイコライザー調整ができない。空間オーディオで立体音響は楽しめる

イコライザーの調整は、iPhoneでしか行えません。「Apple Music」アプリで調整可能ですが、イコライザーの機能が使えるのはiPhoneのみ。Androidは使用できません。


一方で、比較した一部商品は対応していなかった、パーソナライズ機能を搭載しているのはポイント。個人の耳に合わせて聴こえ方を自動で調整できます。


頭の動きに合わせ音の方向を調整する、ダイナミックヘッドトラッキングや空間オーディオにも対応。3Dのリスニング体験を楽しめます

原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当
原豪士(Goshi Hara)

イヤホン本体ではイコライザーの調整ができませんが、そこまで不便は感じません。ただし、iPhone以外ではイコライザーやマルチポイントの使用ができないため、Androidユーザーは別メーカーの商品を買うのがベターです。

AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルの詳細情報

Apple
AirPodsAirPods 4(アクティブノイズキャンセリング搭載モデル)MXP93J/A

おすすめスコア
4.25
完全ワイヤレスイヤホン33位/46商品
音質のよさ
4.45
使い勝手のよさ
4.38
連続再生時間の長さ
3.70
防水性能の高さ
4.25
マイク性能の高さ
4.42
ノイズキャンセリング性能の高さ
4.24
AirPods 4(アクティブノイズキャンセリング搭載モデル) 1
AirPods 4(アクティブノイズキャンセリング搭載モデル) 2
AirPods 4(アクティブノイズキャンセリング搭載モデル) 3
AirPods 4(アクティブノイズキャンセリング搭載モデル) 4
AirPods 4(アクティブノイズキャンセリング搭載モデル) 5
AirPods 4(アクティブノイズキャンセリング搭載モデル) 6
AirPods 4(アクティブノイズキャンセリング搭載モデル) 7
最安価格
24,373円
やや高価格
最安価格
24,373円
やや高価格
連続再生時間 (イヤホンのみ)5時間
連続再生時間 (充電ケース込み)30時間
イヤホン形状インナーイヤー型
おすすめの音楽ジャンルジャズ、アニソン、J-POP
防水性能
IP54
重量
4.3g(片耳)
ノイズキャンセリング機能
着脱検知機能
マルチポイント対応
(Apple製品のみ対応)
紛失防止機能

良い

    • ノイズキャンセリングをオンにしつつ、外部の音も適度に入れられる
    • インナーイヤー型で抜けがよく、どの帯域もバランスがいい

気になる

    • 自由調節型イコライザーがなく、選択型もプリセットが少ない
    • 耳の近くで音が鳴り、臨場感が物足りない
BluetoothバージョンBluetooth 5.3
対応コーデックSBC、AAC
ドライバー構成ダイナミック型
再生周波数帯域不明
充電端子USB Type-C
空間オーディオ機能
外音取り込み機能
自動パーソナライズ機能
選択式イコライザー機能
自由調整式イコライザー機能
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AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    24,373円

    (最安)

    販売価格:24,373円

    ポイント:0円相当

    送料無料

  2. 2

    24,500円

    (+127円)

    販売価格:24,500円

    ポイント:0円相当

    送料無料

  3. 3

    24,634円

    (+261円)

    販売価格:24,634円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    ノア商社Yahoo!店
    4.63

    (1,334件)

  4. 4

    24,734円

    (+361円)

    販売価格:24,734円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    らいぶshop
    4.63

    (1,298件)

  5. 5

    25,269円

    (+896円)

    販売価格:25,500円

    ポイント:231円相当

    送料無料

AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデル以外におすすめの完全ワイヤレスイヤホンは?

ここでは、AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルの気になった点をカバーできる商品をご紹介します。あわせて検討してみてくださいね。

高解像なサウンドを楽しみたい人は、SONYのWF-1000XM5をチェック

高解像なサウンドを楽しみたい人は、SONYのWF-1000XM5をチェック
SONYのWF-1000XM5は、完全ワイヤレスイヤホンがほしいすべての人におすすめの商品です。ボーカルの息遣いや楽器の余韻まで伝わる高解像のサウンドで、音に包み込まれるような立体感も味わえます。どのジャンルの音楽とも合いますが、とくにクラシックとポップスと合いますよ。

選択型と自由調節型のイコライザーに対応しており、アプリから自分好みの音質に細かく調節できるのも魅力です。ノイズキャンセリング機能をONにすれば、騒がしい環境下でも音楽を楽しめます。


複数端末を同時に接続できるマルチポイントや着脱検知機能など、便利な機能も充実していました。本体のみでも12時間連続で再生できるほどバッテリー持ちもよく、長時間つけっぱなしにしたい人にもぴったりです。

音質・機能・価格のバランスで選ぶなら、JBLのLive Beam 3がおすすめ!

音質・機能・価格のバランスで選ぶなら、JBLのLive Beam 3がおすすめ!

JBLのLive Beam 3は、音質・機能性・価格のバランスのよさが魅力です。厚みのあるパンチの効いた低音により、ウーファーライクな響きを味わえます。ボーカルの厚みや楽器の芯もしっかりと再現されており、音数が多くてもすべての音をしっかりと鳴らせました。ライブに行きたくなるような臨場感を体感できますよ。


再生や停止・音量調整などの基本的な操作は、イヤホン本体で行えます。着脱検知やノイズキャンセリング・マルチポイントなど、便利な機能も充実していました。IPX5の防水性能に準拠しており、汗や小雨程度であれば故障のリスクは少ないでしょう。


バッテリー性能は、比較したなかでもトップクラス。連続再生時間はイヤホン単体で12時間、ケース込みで48時間です。充電の手間を省きたい人にも向いています。


高性能ながらECサイトで22,000円ほど(※2024年10月時点)と値段も高すぎないので、ぜひチェックしてみてくださいね。

AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルはどこで買える?

AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルはどこで買える?
出典:amazon.co.jp
AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデルは、Appleの公式オンラインストアで購入できます。価格は税込29,800円(※2024年10月時点)で、分割手数料無料の3回払いも可能です。

購入時に1年間の無料保証がつきますが、過失・事故による故障にも対応できる有料の「AppleCare+」も用意されています。条件を満たせばバッテリーの交換も行えるため、あわせてチェックしてみてください。イニシャルや数字・好きな絵文字などを無料で刻印するサービスもあり、プレゼントにもおすすめですよ。


そのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトでも販売されています。ポイントが貯まっている人は、普段お使いのECサイトで購入するのもよいでしょう。

コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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