しずくりあ Skittoは3年以上利用する人にはおすすめですが、充実したメンテナンスサービスを期待する人には不向き。UVクリーン機能はついているものの、内部の自動クリーン機能や業者による定期メンテナンスがありません。比較したなかには、有料ですが任意のタイミングでメンテナンス・本体交換できるものも。長く使ううえで衛生面が気になる人は、ほかを検討しましょう。日常のお手入れも楽とはいえません。給水タンクは問題なく洗えますが、トレイには凹凸があり、隅々まで洗うのに時間がかかります。比較したなかにはトレイを分解でき、形状がフラットで洗いやすいものも。日々のお手入れをサッと済ませたい人にも不向きです。最低契約期間が5年と長いこともデメリット。5年未満で解約すると解約金が発生し、とくに3年未満で解約した場合の違約金は33,000円と高額です。比較した多くのウォーターサーバーは最低契約期間が1~3年だったため、短期間で解約する可能性があるなら他社もチェックしてください。ただし、長く使う予定の人にはお得です。3年利用時・5年利用時のトータルコストを算出したところ、解約金を含めても水の使用量にかかわらず全体平均より割安(※2025年3月時点)でした。3年利用時は平均より月400円、5年利用時なら900円程度お得。解約金を考慮しても、3年以上使うならコスパよく利用できるでしょう。故意で故障・破損させた場合以外は無料で本体交換が可能であるうえ、解約時のサポートが手厚いことも魅力。業界屈指の低価格を謳っているだけあり、トータルコストが安いので3年以上使うなら選択肢に入ります。一方、数年で解約予定の人や定期的に本体を交換したい人は、ほかのウォーターサーバーを選んだほうがよいでしょう。<おすすめではない人>定期的に内部メンテナンスをしてほしい人希望するタイミングで本体を交換してほしい人手入れに時間をかけたくない人<おすすめな人>3~5年利用する予定の人検証した料金は、すべて小数点第一以下を四捨五入して算出しています。
Locca Smart(ロッカスマート)は、保証の充実度・解約時の手間のなさを重視する人におすすめです。故意ではない本体の故障・破損は、無料で柔軟な対応が受けられます。比較したなかには破損は保証対象外としているサービスも。こちらは故障・破損のどちらも柔軟な対応があるうえ、有料オプションに加入すれば故意による場合も無料交換対象になります。子どもやペットのいたずらが心配な人は要チェックです。解約時は水抜きと玄関先までの移動こそ対応が必要ですが、その後は回収業者が持ってくるビニール袋を本体に被せるだけでOK。比較したなかには梱包材の準備から梱包、持ち出しまで対応が必要な商品もありましたが、こちらはそれほど手間をかけずに解約できますよ。3種類の出水量と5種類の温度帯を選べることもポイントです。連続出水や再沸騰機能があるうえ、鍋にも直接水を入れられます。冷水・常温水を含むすべての操作パネルをロックするチャイルドロック機能もあり。「様々な機能を搭載」との謳い文句どおり、料理中の使い勝手・子どものいたずらなどあらゆる場面を想定した機能が充実した商品といえるでしょう。一方、トータルコストを抑えたい人には不向きです。5年未満での解約時に発生する契約解除料が高く、3年利用時のトータルコストを月額換算すると月60L使用時で4,999円(平均4,906円)、月30L使用時で4,993円(平均4,900円)と平均並み(※2025年3月時点)。5年利用時は契約解除料が0円になりますが、それでも比較したサービス全体の平均と比べて大差ない結果でした。1週間に1回を目安に給水タンク掃除が必要な点もネック。タンク・水受けトレイのどちらも凹凸があり、掃除しやすいとはいえません。比較したなかには数年利用後に本体交換を行うサービスもありましたが、こちらは自己都合による交換について利用年数に応じた事務手数料(5,500〜46,200円)がかかります。手入れが面倒な人・衛生面重視の人は、水道水直結型や無料交換対応のあるサービスをチェックしてください。まとめると、Locca Smart(ロッカスマート)は保証や機能の充実度が魅力的な商品といえます。子どものいたずらややけどが心配な人・料理に使いたい人は候補にいれるのもよいでしょう。一方で契約解除料が高く、トータルコストを抑えにくい点は惜しいところです。安さ重視の人・ウォーターサーバーがどんなものか試したいと考えている人は、ほかの商品を候補に入れるとよいでしょう。<おすすめな人>保証の充実度や解約時の手間のなさを最重視する人<おすすめではない人>コストを少しでも抑えたい人しばらくお試しで使ってみたい人検証した料金は、すべて小数点第一以下を四捨五入して算出しています。
信濃湧水 卓上サーバーは、在宅時間が短い人には選択肢になるでしょう。配送の日付指定ができ、時間も8~13時・13~18時から選択可能。「住んでいる地域によって負担が異なる」との口コミどおり関東エリア限定ですが、置き配・宅配ボックスへの配送にも対応しています。対面受け取りのみ・日時指定不可だったサーバーとは違い、終日在宅して配達を待つ必要がありません。ボトルは、空になったら自分でつぶして捨てるワンウェイ式。リターナブル式とは異なり、空きボトルを保管する必要はありません。ただし、交換時に11.4Lボトルを上まで持ちあげなければならないため、設置場所には注意。高い位置に置くと、「腰痛持ちや女性だとボトルの設置が大変」という口コミのように感じることもあるでしょう。衛生的に使い続けたい人にも向いています。内部メンテナンス機能は搭載していませんが、2年に1回無料でサーバーを交換可能。給水タンクの洗浄が不要で、毎日の手入れも最小限に抑えられることも宅配型ならではのメリットです。トレイは分解できますが、側面に凹凸があるので丁寧に洗ってくださいね。子どもやペットのいたずらに備えたい人にもおすすめです。自然故障した場合、例外を除いてサーバー交換は無料。さらに、破損の原因が利用者にあるときも1回目の交換は無料です。不注意による破損は実費負担であるサーバーが多いなか、実費がかかるのは2回目以降という保証の手厚さが光りました。ただし、料金は総じて高めです。電気代や解約金なども含めたトータルコストを試算したところ、ほとんどの使用年数・使用量の組み合わせで比較したウォーターサーバーの平均を上回る(※2025年3月時点)結果に。とくに、電気代の高さがコストを押しあげた要因といえます。北アルプスの水にこだわらないのであれば、よりコストの安いサーバーも検討してくださいね。検証した料金は、すべて小数点第一以下を四捨五入して算出しています。<おすすめな人>在宅時間が短めの人定期的にサーバーを交換してほしい人小さな子どもやペットがいる家庭<おすすめできない人>料金を安く抑えたい人
ウォーターワン WS2サーバーは水の受け取りやすさが魅力です。配達の日時指定ができ、18~20時の遅い時間帯も選択可能。水を対面でしか受け取れないウォーターサーバーもあるなか、置き配や宅配ボックスへの宅配にも対応しています。日中に家を空けることが多い人にはよい候補になるでしょう。ボトルはワンウェイ式で、空ボトルを自宅で廃棄できる点もメリットです。リターナブル式のように、業者の回収までボトルを管理する必要はありません。また、水がなくなると勝手につぶれる仕様であるため、自分でつぶす手間も省けます。停電時に使用できることも魅力のひとつ。備蓄水としても活躍するでしょう。ただし、ボトルを上から差し込む必要があるので、人によっては12Lのボトルを持ち上げるのに苦戦する可能性も。本体を低い位置に設置したほうが、水の交換が楽ですよ。トレイはフラットな形状で洗いやすいものの、比較したウォーターサーバーの多くが搭載していた内部の自動メンテナンス機能はついていません。また、契約から5年未満のサーバー交換には13,200円の手数料が発生。故障や破損の際には故意・過失に関わらず有償での対応になる点がネックです。心配な人は保証オプションを検討しましょう。コストも高め。電気代や解約金なども含めたトータルコストを試算したところ、2年利用時は月に何L飲む計算でも、比較した各サーバーの平均額以上(※2025年3月時点)でした。2年間の電気代が43,789円と、平均(33,251円)より1万円以上高いことが要因のひとつと考えられます。安さや保証の充実度も重視するなら、ほかのウォーターサーバーもチェックしてくださいね。検証した料金は、すべて小数点第一以下を四捨五入して算出しています。<おすすめな人>在宅時間が短く水を受け取りにくい人<おすすめできない人>電気代を節約したい人定期的にサーバーを交換してほしい人故障・破損時の保証にこだわる人
プレミアムウォーター AURAは、スムーズに注文したいなら候補となる商品です。注文方法は電話・Web・アプリ・LINEと非常に充実しており、24時間受付しています。比較したウォーターサーバーには日時指定不可のものもありましたが、AURAは指定可能なので受け取りにも困りません。別売りの置き配バッグを使えば、置き配もできます。タンク内の殺菌効果が期待できるUV殺菌機能を搭載しており、サーバー内部を清潔に保ちやすい点も長所です。比較したなかでは珍しいトレイを格納できるデザインなので、ホコリがつきにくくお手入れの手間もかかりにくいでしょう。有料である点が惜しいところですが、製品交換にも対応していますよ。保証も充実しており、自然故障や初期不良の破損には無料で対応。プレミアム安心サービスサポートに加入すると、過失による破損も無料サポートを受けられます。ボトルの取り付け位置が本体下部にあるので、給水も楽ちんです。比較したなかには本体の上まで持ち上げて設置しなければならないものも多数あったのに対し、力に自信のない人も扱いやすいでしょう。飲み終えたボトルはつぶして家庭ゴミで処分できるので、使用済みのボトルの置き場所に困ることもありません。モードは出水量3種類・温度帯5種類と多く、常温水や加熱にも対応しています。比較したウォーターサーバーには温水と冷水のみのシンプルなものもありましたが、AURAなら冷えが気になる人の水分補給・カップ麵作りなど幅広いシーンで使えるでしょう。スライドパネルを押し込むと水受け皿が出てきて、使わないときはしまっておけるスタイリッシュなデザインも魅力です。一方で、月額トータルコストが高いのは気がかり。月30Lを2年間使用すると8,280円・月45Lの使用だと10,831円・月60L使用で13,382円と、どの水量でも比較した全商品の平均を1,100円以上上回りました(※2025年3月時点)。料金の安さを重視したい人は、ほかの商品を検討しましょう。<おすすめな人>水の注文のしやすさを重視する人<おすすめできない人>コストを抑えたい人
信濃湧水 スタンダードサーバーは、清潔なサーバーを長く使いたい人におすすめです。2年〜2年半に一度の頻度で本体を無料交換してもらえます。比較したなかには、交換に10,000円以上かかる商品も。こちらは無料交換時期より前に交換すると3,300円かかりますが、それでもリーズナブルです。業者メンテナンスを受けた清潔なサーバーを使い続けられますよ。保証も充実。比較した多くの商品同様に、通常使用による故障時は無料で交換してもらえます。さらに、本体の破損時は、故意・過失による場合も1回目は無料で交換。多くのサービスで有料対応だったことを考えると、子どもやペットによるいたずらが心配な人にとって有力候補となるでしょう。チャイルドロックも、申し込み時に希望すれば温水・冷水の両方に追加可能。停電時も出水できて、もしものときの備えとして役立ちます。一方、省エネモードがないため電気代が月約2,300円(全体平均1,400円)と高い点がネック。3年以内の解約では、年数に応じた解約手数料もかかります。電気代や解約金を含めた2年間利用時のトータルコストを月額換算すると、月30L使用時は7,004円、月45L使用時は9,380円、月60L使用時は11,756円(※)でした。比較したサービス全体のなかでは平均的な水準ですが、同社の「エコサーバー」より月700円ほど高い計算です。2025年3月時点関東圏の自社配送エリアでは水配送料がかかりませんが、ほかのエリアでは1箱につき385〜660円の配送料が必要。解約時の水抜きや梱包などの作業も、関東エリアでは業者対応、ほかでは利用者対応と差があります。日時指定や置き配対応があるのも、関東圏の自社配送エリアのみです。比較したなかには配送料が一律無料・置き配ありといったサービスも。こちらは関東エリア以外の人は注意が必要です。ボトル取り付け場所は本体上部にあるため、11.4Lのボトルを持ち上げての交換は大変。比較したなかにはわずかながら本体下部にボトルを取り付けられるものもあったため、交換の手間を減らしたい場合は要チェックです。空ボトルは自宅で廃棄できるワンウェイ式ですが、つぶしにくい点には注意。比較した多くの商品のボトルは空になると勝手につぶれましたが、こちらは廃棄に手間がかかります。まとめると、定期的に本体を無料で交換してもらえるのは魅力的ですが、コスト面や使い勝手に課題があるウォーターサーバーです。ボトルが目立つデザインもネック。比較したなかには、低コストで水交換もしやすい、デザインにこだわりが感じられるといった商品もありました。信濃湧水 スタンダードサーバーのデメリットが気になるなら、ぜひ検討してみてください。<おすすめな人>長期的に清潔さを保って使いたい人<おすすめではない人>コストを抑えたい人水交換の手間を減らしたい人検証した料金は、すべて小数点第一以下を四捨五入して算出しています。