「周りの音が聞こえない状態で音楽に没入したい!」そんなときに便利なのがノイズキャンセリングヘッドホン。SONY、BOSE、Ankerなどの多くのメーカーが、Bluetooth接続のノイズキャンセリングヘッドホンを展開しており、飛行機内や勉強、外での使用にも最適です。しかし、どの商品がコスパ最強で、ノイキャン最強なのか気になりますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のノイズキャンセリングヘッドホン20商品を集め、7個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめのノイズキャンセリングヘッドホンをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなノイズキャンセリングヘッドホンは「高音質なのはもちろん、つけ心地や機能性にも優れたあらゆるノイズをカットできるヘッドホン」。徹底検証してわかったノイズキャンセリングヘッドホンの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
マイベストでは「あらゆるノイズをカットしたうえで聞こえるべき音は聞こえ、外音のうるさい環境でも音楽が楽しめる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベスト オーディオ担当である原豪士が各モデルの音を聴き、音質のよさを「とても満足:5」「満足:4」「普通:3」「不満:2」「とても不満:1」の5段階で評価し、その平均点で各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「基本的な機能に対応しているうえ、機能の切り替えや操作が簡単にできる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
機能が豊富な商品としてユーザーがとても満足できる基準を「本体のみで10日以上は充電を気にしなくても使い続けられる」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベストでは「ヘッドホン本体にある程度の重さがあるものの、側圧を感じにくくイヤーパッドも蒸れにくい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「音質を細かく設定ができるうえ、プリセットの選択肢が多く好きな音質を楽しめる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「女性・男性の声ともにハキハキと聞こえるうえ、ノイズに負けてかき消されることがたまにあるくらいで、ストレスなく自分の声を届けられる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を男性・女性ともに輪郭と声の芯の部分が7dB以上ブーストしており、ノイズ低減が20dB以上かつ、ノイズの中でも声を10dB拾っていると定めて以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
新たに以下の商品の検証を行い、2025年6月26日時点の検証結果に基づきランキングをアップデートしました。
新たに以下の商品の検証を行い、2025年5月23日時点の検証結果に基づきランキングをアップデートしました。
新商品の発売情報をリサーチし、以下の商品の検証を行うこととしました。検証実施後ランキングに追加します。
16商品を検証し、2025年3月10日時点の検証結果に基づきランキングとコンテンツの内容を刷新しました。
新商品の発売情報をリサーチした結果、検証しランキングに追加すべき商品はありませんでした。
結論として、ノイズキャンセリング性能はヘッドホンよりイヤホンの方が強いといえます。機能や仕組みは大差ないですが、耳全体を覆う形状のヘッドホンと異なり、イヤホンは物理的に耳の穴を塞ぐので遮音性が高め。ノイキャンの強さのみを求めるなら、イヤホンを選ぶとよいでしょう。
一方で、音質や利便性を重視するならヘッドホンがおすすめ。ヘッドホンはイヤホンでは再現しにくい、パワフルで臨場感のある音を提供します。また、首にかけてコーディネートのアクセントになる点も魅力。ノイズキャンセリング性能も決して悪いわけではありません。
ちなみに、ノイズキャンセリング機能で何が聞こえなくなるかというと、主に環境音や周囲の話し声。ノイキャン機能は音楽なしでも利用可能なので、雑音を排除して勉強や作業に集中したい際にも効果的です。
ちなみに価格帯にも違いがあり、ヘッドホンは定価4~5万円台のものが多く、イヤホンは定価2~3万円台が多め。リーズナブルに音楽を楽しむなら、イヤホンを選ぶのも一手です。ノイズキャンセリングイヤホンは以下のコンテンツで紹介しているので、気になった人はチェックしてくださいね。
どんな場所でも音楽を楽しみたいなら、SONYの「WH-1000XM6」がおすすめです。ノイズキャンセリング性能が高く、電車の走行音のような低いノイズをしっかりカットできたほか、人の話し声や立ち上がりの早い音も効果的に低減。音質は、バランスのよい自然なサウンドが魅力で臨場感のある響きを楽しめます。
コスパ重視なら、Ankerの「Soundcore Space One」がおすすめ。1万円台ながら、さまざまな環境音を低減。全体的に解像度が高く、迫力や音場の広がりも十分に感じられました。低音から高音までのバランスもよいため、音楽のジャンル問わず聴く人におすすめです。
ノイズキャンセリングヘッドホンを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
ノイズキャンセリング機能を選ぶ際は、各音域を幅広く低減でき、移動中やカフェなどの騒がしい場所での雑音をしっかりカットできる製品を選びましょう。また、必要な音(例えば、アナウンスや緊急車両のサイレン)が遮断されないことも重要です。
今回マイベストでは、電車の騒音など日常のさまざまなノイズをカットできるかに加え、電車のアナウンスや救急車のサイレンなど必要な音までカットされていないかを徹底検証。検証した結果、日常の騒音を広範囲にわたってカットできるのは、Boseの「QuietComfort Ultra Headphones」でした。電車やバスの騒音だけでなく、さまざまな環境で快適に使えますよ。
一方で、人の会話や中高音を効果的にカットできる製品としては、SONYの「WH-1000XM5」やAnkerの「Soundcore Space One Pro」があげられます。これらはカフェやオフィスでの作業に最適です。使用シーンに合わせたノイズキャンセリング機能を搭載した製品を選ぶことが、快適な音楽体験につながります。
声や周りの音に反応してノイズキャンセリングや外音取り込みに自動で切り替わるものもあるので、チェックしてみてください。
また、ノイズキャンセリングが強すぎると電車のアナウンスやサイレンなどの音もカットしてしまうことがあるので注意が必要。適度にノイズをカットしつつ、電車のアナウンスやサイレンなどが聞こえやすいのは、B&Wの「Px7 S2e」とShureの「AONIC 50 GEN2」でした。気になる人はそちらもチェックしましょう。
臨場感あふれる音質を楽しみたいなら、低音の迫力と音の広がりが重要なポイントです。検証の結果、低音がしっかりと響き、音がスムーズに伸びるヘッドホンには高い満足度を感じる傾向がありました。
一方、満足度が低かった製品では、低音が強すぎて他の音域が埋もれてしまうことが多く、音全体のバランスが崩れてしまいました。音の輪郭がぼやけ、ボーカルや楽器の迫力が欠けるため、全体的に平坦でのっぺりとした印象を受けました。音の広がりが狭く、響きや余韻が足りない点も物足りなさを感じさせます。
音質を最重視するなら、Shureの「AONIC 50 GEN2」がおすすめです。このモデルは50mmの大きなドライバーを搭載しており、ワイヤレスヘッドホンながら高音質を実現しています。中音の抑揚や厚みには若干の欠けがありますが、音は非常に自然で、特に高音と楽器のクリアな表現が際立っています。
価格と音質のバランスを重視するなら、JBLの「JBL Tune 770NC」がおすすめです。低音はやや迫力や臨場感に欠けるもののバランスはよく、中音はボーカルや楽器の響きが心地よく聴こえました。
ヘッドホンには、耳の上にのせるように装着するオンイヤータイプと、耳を包み込むように装着するオーバーイヤータイプがあります。長時間の使用でも疲れにくいものを選ぶなら、本体重量が250g以下のオーバーイヤータイプを選ぶとよいでしょう。
オンイヤータイプは耳に直接圧力がかかりやすく、締めつけ感を感じることが多いですが、オーバーイヤータイプは耳全体を包み込むようにフィットし、負担が少なくて快適です。また、多くのオーバーイヤータイプは大型ドライバーを搭載しており、高音質な音楽体験ができる点も大きな魅力です。さらに、遮音性に優れているため、音が外に漏れにくく、音楽に集中しやすくなります。
装着感では重量も重要なポイント。検証の結果、最も重いヘッドホンは385gで、長時間使用すると頭部が重く感じ、疲れやすいことがわかりました。反対に、SONYの「WH-CH720N」は、同社のワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン史上最軽量の186g(※2025年5月時点)で、オーバーイヤータイプの中でも非常に軽量です。これなら長時間使用しても疲れにくく、快適に過ごせます。
また、SONYの「WH-1000XM5」も装着感が非常に快適です。耳への圧力を軽減するソフトフィットレザーを採用しており、やわらかく頭部にフィットします。締めつけ感が少なく、高い遮音性能を持ちながらも快適に使用できる優れたヘッドホンです。
眼鏡をしている人や耳への圧迫感が苦手な人は、調節バンドを伸ばすかオンイヤータイプを選ぶとよいでしょう。
充電の手間をできるだけ減らしたいなら、連続再生時間が50時間以上のヘッドホンを選ぶと便利です。たとえば、通勤・通学の行き帰りに3時間、作業や休憩中に4時間使用するとしても、1日の使用時間は8時間未満です。連続再生時間が50時間以上あれば、週に1回の充電で十分に足りるため、充電切れの心配もほとんどありません。
一方、連続再生時間が20時間程度の製品だと、週に2~3回の充電が必要になり、バッテリー残量を気にしながら使う手間が増えてしまいます。検証した製品の中で最も連続再生時間が長かったのは「Earfun Tune Pro」で、なんと120時間でした。最も短かった製品は20時間で、平均的な連続再生時間は約51時間という結果に。自分の使用頻度に合わせて、適切な再生時間の製品を選ぶことをおすすめします。
使い勝手を重視するなら、マイク機能、着脱検知機能、イコライザー機能に注目するとよいでしょう。
リモートワークや通話での使用を考えるなら、マイク機能は非常に重要です。検証した製品にはどれもマイクが搭載されていましたが、性能にはかなり差があり、音声が聞き取りづらいものもありました。特におすすめなのは、JBLの「TOUR ONE M2」です。男女問わず、ノイズに負けずクリアに声が伝わり、通話の質が高いと感じられました。
使いやすさを重視するなら、着脱検知機能が搭載されたヘッドホンを選ぶと便利です。着脱検知機能は、ヘッドホンを外すと自動的に音楽が停止し、装着すると再生が始まるというものです。検証の結果、対応している製品は少数派でしたが、Boseの「QuietComfort Ultra Headphones」は通話が多い人に非常に適しています。設定次第で、ヘッドホンを装着すると自動的に電話に出ることができる機能もあります。
音質のカスタマイズを重視するなら、優れたイコライザー機能が搭載されているかをチェックしましょう。イコライザー機能は、低音・中音・高音のバランスを調整することで、音質を自分好みに変更できます。選択型のプリセットモードと、自由に調整できるカスタム型の2種類があります。初めての方は、選択型から試してみると使いやすいでしょう。
音質の調整に不安がある方には、パーソナライズ機能が搭載されたヘッドホンがおすすめです。パーソナライズ機能は、耳の形や聴こえ方に合わせてAIが自動的に音質を調整してくれるものです。これにより、簡単に自分の好みに合わせることができます。実際に試してみたところ、AnkerやJBLのヘッドホンは画面の文字やアイコンが大きく、直感的に操作できて非常に使いやすかったですよ。
「Soundcore Space One Pro」は、Amazonからの購入がおすすめ。定期的に行われているセールやクーポンをタイミングよく利用すれば、安く購入できます。リーズナブルな本製品をさらにお得にゲットしたい人は要チェックです。
気になる人は、下記のリンクから詳しくチェックしてください。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | 発売時期 | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||
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ノイズキャンセリング性能の高さ | 音質のよさ | 使い勝手のよさ | 連続再生時間の長さ | 装着の快適さ | カスタマイズ性能の豊富さ | マイク性能の高さ | 装着方式 | 重量 | 折りたたみ可能 | 接続タイプ | 外音取り込み可能 | 連続再生時間 | ドライバー構成 | 空間オーディオ機能 | 選択式イコライザー機能 | 自由調整式イコライザー機能 | ||||||||
1 | ソニー SONY|ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット|WH-1000XM6 | ![]() | 4.66 | 12位 | バランスのよいクリアなサウンド。周囲の音を気にせず音楽を楽しめるノイキャン性能も魅力 | 2025/05/30 | 4.64 | 4.80 | 4.92 | 4.00 | 4.67 | 4.66 | 4.36 | オーバーイヤー | 254g | ワイヤレス、有線 | 40時間 | ダイナミック型 | ||||||
2 | BOSE QuietComfort Ultra Headphones | ![]() | 4.62 | 高レベルなノイキャン性能。快適なつけ心地も魅力 | 2023/10/19 | 4.67 | 4.75 | 4.89 | 3.60 | 4.54 | 4.58 | 4.54 | オーバーイヤー | 252g | ワイヤレス、有線 | 24時間 | ダイナミック型 | |||||||
3 | ハーマンインターナショナル JBL|ワイヤレスヘッドホン TOUR ONE M2 | ![]() | 4.60 | 5位 | マイク・ノイキャン性能を求めるならこれ。音質や使い勝手も申し分なし | 2023/09/22 | 4.49 | 4.70 | 4.95 | 4.25 | 4.40 | 4.77 | 4.74 | オーバーイヤー | 277g | ワイヤレス、有線 | 50時間(ANCオフ)/30時間(ANCオン) | ダイナミック型 | ||||||
4 | SENNHEISER MOMENTUM 4 Wireless | ![]() | 4.55 | 7位 | 音質にこだわりたい人に。定位感がよくナチュラルなサウンド | 4.36 | 4.88 | 4.88 | 4.50 | 4.24 | 4.39 | 4.37 | オーバーイヤー | 293g | ワイヤレス、有線 | 60時間(ANCオン) | ダイナミック型 | |||||||
5 | ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット|WH-1000XM5(B) | ![]() | 4.54 | 長時間使う人に。ソフトフィットレザーで耳が痛くなりにくい | 2022/05/27 | 4.55 | 4.50 | 4.92 | 4.00 | 4.70 | 4.60 | 4.52 | オーバーイヤー | 249g | ワイヤレス、有線 | 40時間(ANCオフ)/30時間(ANCオン) | ダイナミック型 | |||||||
6 | Anker Soundcore|Space One Pro| A3062N11 | ![]() | 4.53 | 9位 | 没入体験にこだわりたい人向き。コンパクトに折りたためる | 2024/10/29 | 4.52 | 4.50 | 4.67 | 4.50 | 4.40 | 4.81 | 4.41 | オーバーイヤー | 283g | ワイヤレス、有線 | 60時間(ANCオフ)/40時間(ANCオン) | ダイナミック型 | ||||||
7 | Shure AONIC 50 GEN2|SBH50G2-BK-J | ![]() | 4.49 | 8位 | スピーカーのようにリアルな音。高水準な音質を求める人に | 2023/09/29 | 4.27 | 5.00 | 4.60 | 4.13 | 4.08 | 4.44 | 4.35 | オーバーイヤー | 341g | ワイヤレス、有線 | 45時間 | ダイナミック型 | ||||||
8 | Apple Japan AirPods|AirPods Max(USB-C)|MWW43ZA/A | ![]() | 4.46 | 13位 | ダイナミックな音質。ファッションアイテムとしての魅力も | 2024/09/20 | 4.53 | 4.70 | 4.68 | 3.50 | 3.93 | 4.28 | 4.17 | オーバーイヤー | 385g | ワイヤレス、有線(*1) | 20時間(ANCオン) | ダイナミック型 | ||||||
9 | Anker Soundcore|Space One | ![]() | 4.44 | 1位 | ジャンルレスで楽しめる音質。理想の音に近づける機能も充実 | 2023/10/10 | 4.42 | 4.30 | 4.82 | 4.38 | 4.54 | 4.66 | 4.49 | オーバーイヤー | 263g | ワイヤレス、有線 | 55時間(ANCオフ)/40時間(ANCオン) | ダイナミック型 | ||||||
9 | Earfun Wave Pro | ![]() | 4.44 | 3位 | コスパ重視の人に。低価格帯でありながら悪くない性能 | 2024/03/21 | 4.33 | 4.38 | 4.61 | 5.00 | 4.42 | 4.78 | 4.52 | オーバーイヤー | 267g | ワイヤレス、有線 | 80時間(ANCオフ)/55時間(ANCオン) | ダイナミック型 |
2025/05/30 発売
装着方式 | オーバーイヤー |
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重量 | 254g |
連続再生時間 | 40時間 |
良い
気になる
SONYの「ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-1000XM6」は、同シリーズのなかでもとくに多機能性と音質を両立したモデルとして展開されています。マイク性能も比較的高く、騒音下でもしっかりと声を届けることができました。
音質は、バランスのよい自然なサウンドで快適なリスニングを楽しめる仕上がりです。声や楽器の輪郭もクリアで聴きやすい印象。音も全体的に太く、音の広がりにも優れているので、臨場感が豊かです。操作性も高く、本体での音量調整や再生に加え、マルチポイントや着脱検知も搭載されていました。また、選択式のパーソナライズ機能や空間オーディオといった機能で自分好みに音質を変えられるのも魅力の1つです。
装着感もよく、オーバーイヤータイプでイヤーカップも深いため、長時間付けていても不快に感じることは少ないでしょう。ノイズキャンセリング性能も高く、電車の走行音だけでなく、人の話し声やベルのような高音もカット。外音のうるさい環境でも周囲のノイズをカットし、高音質で音楽を楽しめます。
音質だけでなく、装着感や機能性にも優れたワイヤレスヘッドホン。外でも快適に長時間したい人や周りの騒音を気にせず自分好みの音質で音楽を聴きたい人におすすめです。
折りたたみ可能 | |
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外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
2023/10/19 発売
装着方式 | オーバーイヤー |
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重量 | 252g |
連続再生時間 | 24時間 |
良い
気になる
BOSEの「QuietComfort Ultra Headphones」は、ノイズキャンセリング性能に優れたワイヤレスヘッドホンを求める人におすすめです。電車の走行音における低音・高音の両方をしっかりカットできたほか、人の話し声やクラップ音も効果的に抑えられるため、うるさい環境でも音楽に集中できるでしょう。
低音はバランスがよく、それでいて迫力も感じられるのが魅力。自然で臨場感のある響きが特徴的です。中音域はやや曖昧ですが、音の伸びが良く、ボーカルや楽器の存在感は十分に感じられました。高音域は太く、音場の広がりも良好です。また、自由に調整できるイコライザーやプリセットの選択も可能で、自分好みの音質を追求できます。
着脱検知や外音取り込み機能備えており、マルチポイント接続にも対応。オーバーイヤー型で耳をしっかり包み込むような装着感があり、イヤーパッドには約2cmの厚みがあるため、やわらかく快適な着け心地です。重量は252gと比較的軽く、ヘッドバンドの長さも30.5〜37.5cmの範囲で調整できます。マイクはノイズの完全な除去までは至りませんでしたが、男女ともに声はクリアに聞き取れました。しかし、連続再生時間が24時間と短め。毎日長時間使用したい場合は、こまめな充電が必要になるかもしれません。ただし急速充電には対応しており、20分の充電で約2時間使用可能です。
ノイズキャンセリング性能に優れ、音質のクオリティも申し分ありません。周囲の音を気にせず音楽に没入したい人にとっての有力な選択肢となるでしょう。
折りたたみ可能 | |
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外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
BOSE QuietComfort Ultra Headphonesを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
2023/09/22 発売
装着方式 | オーバーイヤー |
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重量 | 277g |
連続再生時間 | 50時間(ANCオフ)/30時間(ANCオン) |
良い
気になる
ハーマンインターナショナルの「JBL ワイヤレスヘッドホン TOUR ONE M2」は、リモートワークや通話での使用が多い人におすすめのモデルです。マイク性能の高さは、今回の検証でもトップクラス。実際の検証では、周囲の騒音をしっかりと抑えつつ、声が明瞭に伝わりました。
音質も非常に優秀です。アタック感のある低音は、他の帯域を邪魔することなく存在感を発揮。中音域は抑揚に富み、高音はまっすぐ伸びており、解像度も高めです。左右・上下への定位感も絶妙で、ライブのような臨場感とバランスのよさが際立っていました。パーソナライズ機能に加えて、自由に調整可能なイコライザー設定により、自分好みの音作りも楽しめます。
騒音の多い環境でも音楽に集中できる、ノイズキャンセリング性能も魅力のひとつ。電車内の低音・高音をしっかり抑えられたほか、クラップ音や人の話し声もきちんと軽減されました。一方で、車内放送やサイレンなど、必要な音はある程度残る設計です。
また、マルチポイント接続や低遅延モードに加え、自動音量調整機能も搭載。重量は277gと比較的軽く、ヘッドバンドは最大約59cmまで調節可能です。連続再生時間も最大50時間と長いうえ、急速充電に対応しており、わずか10分の充電で約5時間の再生が可能。出かける直前にバッテリー切れに気づいても、短時間の充電でしっかり使えるのは便利です。
高いマイク性能に加え、ノイズキャンセリング機能も比較的優秀。音質も文句なしの仕上がりで、通勤・通学中に音楽を楽しみたい人や、仕事で通話を多用する人にも幅広く活用できるモデルです。
折りたたみ可能 | |
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外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
JBL TOUR ONE M2を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
装着方式 | オーバーイヤー |
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重量 | 293g |
連続再生時間 | 60時間(ANCオン) |
良い
気になる
SENNHEISERの「MOMENTUM 4 ワイヤレス」はとにかく高音質なワイヤレスヘッドホンを求める人におすすめです。全体的に定位感に優れ、クリアで自然な音質を高水準で実現しているのが大きな魅力。音楽だけでなく、映画や動画鑑賞にも適したモデルです。
低音は自然ながらしっかりと存在感があり、楽曲全体を力強く支えてくれます。中音域は解像度が高く、ボーカルや楽器の質感もナチュラルに再現。高音は透明感があり、金属系の楽器やギターのカッティングも美しく鳴らしました。パーソナライズ機能に加えて、選択式と自由調整式のイコライザーも搭載されており、好みに合わせて音質を細かく調整できます。ノイズキャンセリング性能も良好で、検証では電車の低音・高音だけでなく、人の話し声やベルの音も効果的にカットできました。
着脱検知機能やマルチポイント接続、外音取り込み機能など、日常使いに便利な機能も充実。オーバーイヤー型で重量は293gありますが、イヤーカップが深く設計されており、長時間装着しても耳が圧迫されにくい構造です。マイク性能も悪くなく、ある程度のノイズを軽減しながら、男女問わず声をはっきりと伝えることができました。連続再生時間も最大60時間と長いうえ、急速充電にも対応しており、5分の充電で約4時間の使用が可能。忙しい朝でも短時間でサッと充電できるのはうれしいポイントです。
音質の高さに加えて、利便性や機能性も申し分なし。仕事や勉強で長時間使用したい方はもちろん、通勤・通学中に音楽を楽しみたい人にも、最有力候補としておすすめできる一台です。
折りたたみ可能 | |
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外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
ゼンハイザー MOMENTUM4 Wirelessを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
2022/05/27 発売
装着方式 | オーバーイヤー |
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重量 | 249g |
連続再生時間 | 40時間(ANCオフ)/30時間(ANCオン) |
良い
気になる
ソニーの「ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-1000XM5(B)」は、長時間装着しても耳が痛くなりにくいヘッドホンを探している人におすすめです。イヤーパッドには、一般的な合皮よりも柔らかいソフトフィットレザーを採用しており、ふわっと耳を包み込むような心地よさがあります。イヤーカップも深めで、圧迫感が少ないのも魅力です。
低音にはややぼやけた印象も見られましたが、全体としてはバランスが取れている仕上がり。中音は分離感に欠ける部分があるものの、自然で聴きやすいサウンドです。高音の伸びやかさにはやや物足りなさもありますが、耳に刺さるような不快さはなく、穏やかな聴き心地でした。音場の広がりは控えめですが、全体としてクリアで心地よく楽しめる音質です。パーソナライズ機能や、選択式・自由調整式のイコライザーも備えており、好みに合わせて音質をカスタマイズできます。
ノイズキャンセリング性能も優れており、電車の走行音に含まれる低音・高音の両方をしっかりと抑えられました。通勤や通学時に気になりやすい人の話し声やベルの音も程よく軽減。外出先でも周囲の騒音を気にせず、音楽に没入できます。使い勝手の面でも充実しており、自動音量コントロール機能や、複数のデバイスとシームレスに接続できるマルチポイント接続機能を搭載。マイク性能も安定しており、検証では男女ともに声がクリアに聞こえ、ノイズもきちんと低減されていました。
連続再生時間は最大40時間で、1週間程度であれば充電なしでも使用可能。さらに、急速充電にも対応しており、わずか3分の充電で約3時間使用できます。快適な装着感と十分な音質を兼ね備えたワイヤレスヘッドホンを求めている人は、検討する価値がある一台です。
折りたたみ可能 | |
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外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
SONY WH-1000XM5の音質は悪い?実際に使ってノイキャン性能や装着感も徹底レビュー!
2024/10/29 発売
装着方式 | オーバーイヤー |
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重量 | 283g |
連続再生時間 | 60時間(ANCオフ)/40時間(ANCオン) |
良い
気になる
Ankerの「Soundcore Space One Pro A3062N11」は、外出先でも音楽に没入したい人におすすめのヘッドホンです。オーバーイヤー型ながら非常にコンパクトで、今回検証した中でも最小クラスのサイズ。折りたためばバッグの中でも場所を取らず、携帯性にも優れています。
低音はバランスがよく、ウーファーらしい厚みのある響きをしっかり感じられる一方で、輪郭がシャープに表現されており、聴き取りやすいサウンドです。高音も十分に鳴っており、解像度やバランスに優れています。音全体はクリアで安定感があり、音場はやや狭めで平面的な印象はあるものの、迫力や広がりの表現力は良好でした。パーソナライズ機能に加えて、自由調整型・選択型のイコライザーも備わっており、自分好みに音質をカスタマイズできます。
ノイズキャンセリング性能も非常に優れており、電車の走行音は高音・低音ともにしっかりと低減。人の声やベルの音もきちんとカットされ、公共交通機関での移動中でも周囲の雑音が気になりにくく、快適に音楽を楽しめます。使い勝手の面でも高評価で、マルチポイント機能に加えて、自動で音量を調整する「EASY CHAT」機能も搭載。ヘッドバンドの調整幅が広く、イヤーカップも深めの設計で、圧迫感を抑えた快適な装着感が得られます。マイク性能も良好で、ノイズをしっかりと軽減しながらクリアな音声を届けられました。
連続再生時間は最大60時間と非常に長く、週に一度の充電で仕事や勉強に終日使えます。さらに、急速充電に対応しており、わずか5分の充電で約6時間使用可能。コンパクトで持ち運びやすいだけでなく、音質やノイキャン性能にも優れているため、どこでも音楽に集中できる環境を整えたい人にぴったりの一台です。
折りたたみ可能 | |
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外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
2023/09/29 発売
装着方式 | オーバーイヤー |
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重量 | 341g |
連続再生時間 | 45時間 |
良い
気になる
Shureの「AONIC 50 GEN2 SBH50G2-BK-J」は、スピーカーのようなリアルで高音質なサウンドを楽しみたい人におすすめのヘッドホンです。今回の検証でも音質の高さはトップクラスで、まるでスピーカーから流れてくるかのような臨場感と再現力を実現しています。
サウンドは非常にバランスが良く、低音・中音・高音のすべてがクリアで自然。各帯域がそれぞれの個性を持ちつつ、全体としてなめらかにまとまっています。音の広がりや輪郭もしっかりしており、自然な音の伸びとスムーズな流れが心地よく感じられました。パーソナライズ機能は備えていませんが、選択式・自由調整式のイコライザーによって、好みに合わせて音を細かく調整できます。
ノイズキャンセリング機能は段階的に調整が可能で、周囲の音を状況に応じてコントロールできるのも便利。さらに、外音取り込み機能やシームレスにデバイスを切り替えられるマルチポイント接続にも対応しています。ヘッドバンドは最大60cmまで調節でき、頭のサイズに合わせてしっかりフィット。イヤーカップも深く、長時間使用しても疲れにくい設計です。マイクはノイズを抑えながら、男女ともに声を明瞭に拾ってくれました。連続再生時間も最大45時間と長く、一度の充電で長時間使えるのも強み。さらに、急速充電にも対応しており、時間がないときでもすぐに使えるのが便利です。
とにかく音質にこだわりたい人にとって、有力な選択肢となるワイヤレスヘッドホンです。ノイキャン性能も良好なので、自宅だけでなく外出先でも高音質で音楽を楽しみたい人は、ぜひ候補に入れてみてください。
折りたたみ可能 | |
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外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
SHURE AONIC 50 GEN 2を徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
2024/09/20 発売
装着方式 | オーバーイヤー |
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重量 | 385g |
連続再生時間 | 20時間(ANCオン) |
良い
気になる
Apple Japanの「AirPods Max(USB-C) MWW43ZA/A」は、音質にこだわりつつ、ファッションアイテムとしても活用したい人におすすめのヘッドホンです。価格は8万円前後と高めですが、洗練されたデザインは大きな魅力。Appleブランドならではの知名度の高さもあり、ファッションに取り入れたい人には特に向いています。
低音は厚みと迫力があり、ダイナミックな印象。中音は繊細でクリアに再現されており、女性ボーカルのファルセットや細かな抑揚も自然に聴こえました。高音は響きや余韻の表現に優れ、音場の広さと定位感の高さも特徴です。選択式イコライザーも備えており、好みに応じて音質を調整できます。ノイズキャンセリング性能も非常に優秀で、検証では電車の走行音をしっかりと軽減が可能。通勤・通学のほか、人混みの中でも音楽に集中しやすくなっています。
Apple製品同士であれば、マルチポイント接続にも対応。マイクはノイズの完全な除去までは至らなかったものの、声ははっきりと届いていました。ただし、本体重量が385gとやや重く、長時間の使用では肩こりが気になる場合もある点は注意が必要です。再生可能時間も最大20時間と短めで、こまめな充電が必要になりますが、急速充電に対応しており、わずか5分の充電で約1.5時間使用可能です。
音質やノイズキャンセリング性能の高さを重視する人にとっては、十分に実用性のある一台でしょう。
折りたたみ可能 | |
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外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
AirPods Max(USB-C)の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
本注釈においては事業者からの情報提供を含みます
2023/10/10 発売
装着方式 | オーバーイヤー |
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重量 | 263g |
連続再生時間 | 55時間(ANCオフ)/40時間(ANCオン) |
良い
気になる
Ankerの「Soundcore Space One」は、ジャンルを問わずさまざまな音楽を楽しみたい人におすすめのヘッドホン。低音から高音までバランスの取れたサウンドで、幅広いジャンルに対応できそうな仕上がりです。
低音はクリアで自然、ふくよかな響きが心地よく感じられました。中音はやや平坦な印象もあるものの、ボーカルや楽器の抑揚はしっかりと再現されており、ジャンルレスに楽しめる音作りです。高音はナチュラルでシャリつきがなく、繊細なニュアンスをきれいに描き出します。全体的に解像度が高く、迫力や音場の広がりも十分に感じられました。パーソナライズ機能に加え、選択肢の多いイコライザーで音質の細かいカスタマイズも可能です。ノイズキャンセリング性能も良好で、検証では電車の走行音や人の話し声、ベルの音までしっかりと低減されました。環境音が大きな場所でも、音楽に集中しやすいでしょう。
機能面でも充実しており、着脱検知や外音取り込みに加えて、マルチポイント接続や自動音量調整機能も搭載。イヤーカップが深めで圧迫感が少なく、長時間使用しても疲れにくい設計です。ヘッドバンドの調節幅も広く、好みのフィット感に合わせられます。マイク性能も優れており、ノイズを効果的にカットしながら、男女問わずクリアな音声を届けてくれました。バッテリー持ちは最大55時間と十分で、こまめな充電の手間を減らせます。
ジャンルを問わず楽しめるサウンドに加え、音質を細かく調整できる柔軟性も魅力。さまざまな音楽を日常的に楽しみたい人にとって、有力な選択肢になるでしょう。
折りたたみ可能 | |
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外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
Anker Soundcore Space Oneの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
2024/03/21 発売
装着方式 | オーバーイヤー |
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重量 | 267g |
連続再生時間 | 80時間(ANCオフ)/55時間(ANCオン) |
良い
気になる
Earfunの「Wave Pro」は、コストパフォーマンスに優れたヘッドホンを探している人におすすめのモデルです。価格は1万円以下と、今回検証した中でも低価格帯ながら、音質・機能・バッテリー性能のいずれも満足できるレベルに仕上がっています。
特徴は、バランスの取れた低音と明瞭な高音。中音はややぼやけた印象があるものの、輪郭はしっかりしており、聴きやすいサウンドです。左右の広がりを感じられる音場に加え、音の動きや定位感もはっきりと感じられました。選択肢が豊富なイコライザーも備えており、自分好みの音に調整することができます。ノイズキャンセリング性能もなかなか優秀で、電車の走行音(高音・低音)を効果的に抑えられました。人の話し声やベルの音、立ち上がりの早いクラップ音もきちんと軽減され、周囲の雑音を気にせず音楽に集中できます。
機能面も充実しており、着脱検知や外音取り込みのほか、マルチポイント接続や低遅延モードも搭載。重量は267gと重すぎず、ヘッドバンドは最大61cmまで調整可能。イヤーカップも深めで、快適な装着感を実現しています。マイクはノイズを軽減しつつ、男女問わず声を明瞭に届けてくれました。連続再生時間は驚異の80時間と非常に長く、価格を考えると非常に優秀なバッテリー性能です。急速充電にも対応しており、わずか10分の充電で約10時間使用可能。短時間の充電で1日中使えるのも便利なポイントです。
手頃な価格でありながら、しっかりと音楽を楽しめるクオリティと多機能性を備えています。長時間使えるモデルを手軽に手に入れたい人にとって、有力な選択肢となるでしょう。
折りたたみ可能 | |
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外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
EarFun Wave Proを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
装着方式 | オーバーイヤー |
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重量 | 235g |
連続再生時間 | 24時間(ANCオン) |
良い
気になる
ボーズの「BOSE QuietComfort Headphones」は、重厚感のあるパワフルな音質で音楽を楽しみたい人におすすめのワイヤレスヘッドホンです。使い勝手のよさと、しっかりとしたノイズキャンセリング性能も兼ね備えています。
低音にはしっかりとした迫力があり、全体としてバランスの取れたクリアなサウンド。中音はややぼやける印象もあるものの、厚みのある男性ボーカルは特に魅力的です。高音は、音数が多くなるとやや埋もれがちではありますが、クリアさは維持されていました。音場も広く、包み込まれるような臨場感を得られます。ノイズキャンセリング性能は良好で、電車やバスの中でも周囲の音が気になりにくい印象です。検証では、走行音の低音・高音ともにしっかりと抑えられていました。
利便性の面でも優れており、外音取り込み機能やマルチポイント接続に対応。重量は235gと軽く、イヤーカップは2.5cmの深さがあり、装着感も快適です。マイクはノイズの完全な除去までは難しいものの、静かな環境であれば声をクリアに届けることができました。また、連続再生時間は最大24時間とやや短めですが、急速充電に対応しており、15分の充電で約4時間の再生が可能。ただし、パーソナライズ機能は非搭載のため、音質のカスタマイズ性はやや低めです。
毎日長時間使用する人にはやや物足りないかもしれませんが、ノイキャン性能やパワフルな音質を重視する人には、有力な選択肢となるでしょう。
折りたたみ可能 | |
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外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
Bose QuietComfort Headphonesを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
2024/10/25 発売
装着方式 | オーバーイヤー |
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重量 | 250g |
連続再生時間 | 100時間(ANCオフ)/70時間(ANCオン) |
良い
気になる
Marshallは、ギターアンプやスピーカーなどで知られるイギリス発の老舗オーディオブランド。「MONITOR III A.N.C.」は、同社のワイヤレスヘッドホンの中でも上位に位置づけられるモデルです。
音質面では、解像度の高さや分離感の良さが際立ち、ボーカルの明瞭さや中高域の表現力も非常に優れていました。イコライザーやノイズキャンセリングの段階調整といったカスタマイズ機能も備わっており、自分好みに音を調整したい人にぴったりです。バッテリー性能も非常に優秀で、ノイズキャンセリングをオフにした状態では最大100時間、オンにした状態でも70時間の連続再生が可能。充電頻度を気にせず使える点は大きな魅力です。また、オーバーイヤーかつヘッドバンドの調整幅が広いため、長時間使用しても耳が痛くなりにくいでしょう。
ボタン操作で多くの機能を直感的にコントロールできるほか、着脱検知機能やマルチポイント接続といった便利な機能も充実しており、利便性の高さも感じました。 一方で、ノイズキャンセリング機能はベルなどの高いノイズはカットできるものの、電車で気になりやすい走行音はカットしきれませんでした。
音質や装着感に妥協したくない人はもちろん、外出先で長時間使用する機会が多い人にもおすすめできる、高性能なワイヤレスヘッドホンです。
折りたたみ可能 | |
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外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
Marshall MONITOR III A.N.C.の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
2023/09/28 発売
装着方式 | オーバーイヤー |
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重量 | 310g |
連続再生時間 | 30時間 |
良い
気になる
Bowers & Wilkinsの「Px7 S2e」は、高級感のあるデザインと繊細な音質を兼ね備えたヘッドホンを求めている人におすすめのモデルです。低音・中音・高音のバランスが良く、解像度の高いクリアなサウンドが魅力。特に高音の伸びやかさや自然な響きが印象的で、音の定位感や音場の広がりも優れています。ただし、パーソナライズ機能は非搭載で、イコライザーの選択肢が少ない点は留意が必要です。
ノイズキャンセリング性能もおおむね良好で、電車内の走行音は低音・高音ともにしっかりと低減できました。人の話し声やクラップ音も効果的に抑えられるため、通勤・通学中に音楽へ没入したい人にも向いています。機能面では、着脱検知・外音取り込み機能・マルチポイント接続などを搭載しており、利便性も高めです。ヘッドバンドの調節幅やイヤーカップの深さも十分で、長時間の装着でも不快感が少ない印象でした。
一方で、マイクはノイズ除去機能を備えているものの、声までノイズとして処理される傾向があり、男女ともに声がやや聞き取りにくくなる点には注意が必要です。連続再生時間は30時間とやや短めで、毎日長時間使用したい人にとってはバッテリー持ちが気になる印象。ただし、15分の急速充電で約7時間の再生が可能なので、短時間の充電である程度カバーできます。
繊細で高解像度な音質と、高級感のあるルックスを備えた1台。性能とデザインの両方にこだわりたい人や、所有欲を満たしてくれるヘッドホンを探している人にとって、有力な選択肢となるでしょう。
折りたたみ可能 | |
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外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
Bowers & Wilkins Px7 S2eを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
装着方式 | オーバーイヤー |
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重量 | 289.5g |
連続再生時間 | 120時間(ANCオフ)/80時間(ANCオン) |
良い
気になる
EarFunは中国・深圳を拠点とする音響ブランドで、低価格ながら高機能な製品を展開。「EarFun Tune Pro」は、同社のワイヤレスヘッドホンの中でも機能性を重視したモデルで、比較的手に取りやすい価格帯で提供されています。
音質面では、重厚感のある低音と自然な中音域の再現力が特に魅力的です。声や楽器の輪郭が自然に聴こえ、ボーカルや演奏をしっかりと表現。満足感のあるリスニング体験が得られるでしょう。バッテリー持ちも優秀で、ノイズキャンセリングをオフにした状態では最大120時間の連続再生が可能。オンにした状態でも80時間の連続再生が可能で長時間使用が想定されるシーンでも安心して使えます。
さらに急速充電に対応しており、再生・停止・音量調整・曲送りといった操作やノイズキャンセリングの切り替えもすべて本体ボタンで完結。有線接続やマルチポイント接続にも対応しているため、接続性や利便性を重視する人も満足できるでしょう。イコライザーや空間オーディオにも対応しており、音質カスタマイズも細かく設定が可能です。
一方で、着脱検知機能や探す機能は非搭載。また、マイク性能は低く、特に周囲のノイズが多い環境では通話音声が相手に届きにくい傾向が見られました。静かな室内での通話であれば問題は少ないものの、外出先で頻繁に通話をする人は注意が必要です。ノイズキャンセリング機能も、ベルのような高音はカットできたものの、電車の走行音やクラップ音のような突発的な音はカットしづらく、やや物足りないと感じるでしょう。
本体のみで直感的に操作できる高い操作性と、圧倒的な長時間再生が魅力。音楽をじっくり楽しみたい人や、通勤・通学で長時間使いたい人にとって、コストを抑えながらも多機能を求める場合に有力な選択肢となるでしょう。
折りたたみ可能 | |
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外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
2023/03/03 発売
装着方式 | オーバーイヤー |
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重量 | 186g |
連続再生時間 | 50時間(ANCオフ)/35時間(ANCオン) |
良い
気になる
ソニーの「SONY ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-CH720N」は、軽量で長時間装着しても負担が少ないワイヤレスヘッドホンを求めている人におすすめです。オーバーイヤー型でありながら本体は186gと非常に軽く、長時間の使用でも頭や首への負担を軽減できます。ヘッドバンドの調整幅が広く、イヤーカップも深いため、装着感も快適です。
低音は控えめながらタイトでアタック感があり、他の帯域を邪魔しないバランスの取れた仕上がり。中音もアタック感を維持していますが、高音は中低音に埋もれがちで、繊細な音がやや聴き取りにくい印象です。音場の広がりや定位感にはやや物足りなさがあるものの、全体としてはクリアで聴きやすいサウンド。また、パーソナライズ機能やイコライザーを活用することで、自分好みの音に近づけることができます。ノイズキャンセリング機能は、ベルのような高音はしっかりカットが可能。しかし、電車の走行音やクラップ音には弱く、十分とはいえませんでした。
機能面も充実しており、外音取り込み機能やマルチポイント接続に対応。マイクは完全にノイズを除去することはできませんが、騒音がひどくない環境であれば声をクリアに届けることができます。連続再生時間は最大50時間と長く、頻繁な充電の手間を減らせるのも魅力。急速充電にも対応しており、わずか3分の充電で約1時間使用可能です。急いでいるときでもすぐに使えるのは便利です。
音質面では音場の広がりやライブ感にはやや欠けるものの、軽量で使いやすい点が大きな魅力。長時間の使用が多い人にとって、有力な選択肢となるワイヤレスヘッドホンです。
折りたたみ可能 | |
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外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
SONY WH-CH720Nの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
2023/07/07 発売
装着方式 | オーバーイヤー |
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重量 | 229g |
連続再生時間 | 70時間(ANCオフ)/44時間(ANCオン) |
良い
気になる
ハーマンインターナショナルの「JBL Tune 770NC JBLT770NC」は、バランスの取れた音質を重視し、1日中快適に使えるヘッドホンを探している人におすすめです。連続再生時間は最大70時間と、今回検証したワイヤレスヘッドホンの中でも非常に長く、毎日使用しても頻繁に充電する必要がありません。
低音はやや迫力や臨場感に欠けるものの、全体のバランスを重視したチューニングで、楽曲をしっかり支えてくれるような低音です。中音はバランスがよく、ボーカルや楽器の響きが心地よく再現されました。高音は伸びやかでクリアな印象で、定位感も良好。楽器が多く重なる楽曲でも聴きやすいサウンドです。パーソナライズ機能は非搭載ですが、自由調整型・選択型のイコライザーにより、好みに合わせた音質にカスタマイズできます。また、急速充電にも対応しており、わずか5分の充電で約3時間の使用が可能。バッテリー切れに気づいても、短時間の充電で対応できるのは便利です。
使い勝手のよさも魅力で、外音取り込み機能・マルチポイント接続・低遅延モードを搭載。重量は229gと軽量で、長時間の装着でも疲れにくい設計です。ヘッドバンドは最大58cmまで調整でき、イヤーカップも深さがあり、装着感は良好。マイクはノイズを完全に抑えることはできませんが、男女ともに声はしっかりと聞き取れました。ノイズキャンセリング性能は、やや物足りなさがある結果に。電車の走行音では高音はある程度抑えられたものの、低音はあまり軽減されませんでした。
電車で音楽を聞くと周囲の音が気になる可能性があるのでノイキャンは重視しない人で、軽くて長時間装着しやすいものがほしい人向きのヘッドホンです。
折りたたみ可能 | |
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外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
JBL Tune 770NCの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
2024/11/29 発売
装着方式 | オーバーイヤー |
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重量 | 262g |
連続再生時間 | 35時間(ANCオフ)/25時間(ANCオン) |
良い
気になる
finalの「ag ノイズキャンセリングヘッドホン AG-WHP01K-MK2」は、1万円台でノイズキャンセリング機能付きの、聴きやすさを重視したモデルを探している人におすすめです。ノイキャン性能は良好で、電車の走行音の高音・低音どちらも効果的に低減。周囲が騒がしい環境でも、音楽に集中しやすい仕上がりです。
細かな音の再現性や高音の繊細さにはやや物足りなさがあるものの、音の立体感や定位感はしっかりしており、全体のバランスも悪くありません。中音は柔らかく、聴き疲れしにくい音質です。高音には一部ざらつきや歪みが感じられましたが、全体としては聴きやすく整っています。
マルチポイント接続に対応しており、複数のデバイスを瞬時に切り替えられるのも利点。ヘッドバンドの調整幅が広く、頭のサイズに合わせてフィットさせやすくなっています。イヤーカップもある程度の深さがあり、耳への圧迫を感じにくい設計です。ただし、マイクはノイズを完全に抑えることができず、周囲の環境音が大きい場所では音声が聞き取りにくくなる可能性があります。また、パーソナライズ機能やイコライザー機能は非搭載で、音質のカスタマイズ性はやや控えめです。
連続再生時間は最大35時間とやや短めで、急速充電にも対応していないため、頻繁に使用する場合はこまめな充電が必要です。毎日長時間使うよりも、帰宅後に数時間音楽を楽しみたい人や、高音質にそこまで強くこだわらない人に適したモデルといえるでしょう。
折りたたみ可能 | |
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外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
2023/08 発売
装着方式 | オーバーイヤー |
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重量 | 244g |
連続再生時間 | 60時間(ANCオフ)/40時間(ANCオン) |
良い
気になる
Ankerの「Soundcore ワイヤレスヘッドホン Q20i」は、1万円以下でバランスの取れた音質と、低音重視の音楽を楽しみたい人におすすめのモデルです。価格は約6千円と低価格帯ながら、検証では音質面でも悪くない評価を得ました。
空間表現も良好で、左右の広がりをしっかりと感じられる安定感のあるサウンドです。低音は量感がほどよく、ノリや厚みをしっかり感じられます。一方で、中音・高音はやや低音に埋もれがちで、特に女性ボーカルは聴き取りにくい印象でした。また、音にぼやけを感じる瞬間があり、抜け感や分離感にはやや欠ける部分もあります。とはいえ、カスタマイズ性は比較的高く、イコライザーによって自分好みの音に調整することが可能です。バッテリー持ちも優秀で、最大60時間の連続再生が可能。1週間以上の使用でも充電の手間が少なく済みます。さらに急速充電に対応しており、5分の充電で約4時間使用できるのもうれしいポイントです。
機能面では、外音取り込み機能やマルチポイント接続など、便利な機能をしっかり搭載。ヘッドバンドの調節幅も広く、頭のサイズに合わせてフィットさせやすい設計です。イヤーカップの深さは約2cmあり、長時間装着しても疲れにくいのも魅力。マイクは声をクリアに拾えますが、ノイズの除去は不完全なので、通話は静かな場所で行うのがベターでしょう。ノイズキャンセリング性能は、やや控えめな印象。耳につくような高音にはある程度効果を発揮しますが、電車の走行音といった低音はカットされず、広範囲のノイズをしっかり遮断したい人には物足りなく感じるでしょう。
低価格帯ながら機能性が高く、特に低音をしっかり楽しめる点が魅力。コストパフォーマンスを重視したい人にとって、有力な選択肢となるワイヤレスヘッドホンです。
折りたたみ可能 | |
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外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
Anker Soundcore Q20iの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
2023/08/10 発売
装着方式 | オーバーイヤー |
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重量 | 269g |
連続再生時間 | 40時間(ANCオフ)/24時間(ANCオン) |
良い
気になる
Apple Japanの「Beats by Dr.Dre Beats Studio Pro」は、厚みと迫力のあるサウンドを求めている人におすすめのワイヤレスヘッドホン。ノイズキャンセリングやマイク性能は控えめながら、音質や使い勝手の良さを重視したい人にとって、有力な選択肢となるモデルです。
実際に試聴してみると、低音はバランス重視で安定感があり、中音には芯が感じられ、特に男性ボーカルは自然で厚みのある響きでした。高音は力強くまっすぐに届き、音場にはまとまりがあって聴きやすさも十分。パーソナライズ機能を搭載しており、手軽に自分好みの音質へカスタマイズできます。連続再生時間は最大40時間と十分に長く、1週間程度であれば充電を気にせず使用可能です。また、急速充電にも対応しており、10分の充電で約4時間使用できるため、外出前に充電を忘れていても短時間で対応できます。
外音取り込み機能を搭載しており、Apple製デバイスであればマルチポイント接続にも対応。ヘッドバンドは幅広く調整でき、頭にしっかりフィットさせやすい設計です。ただし、イヤーパッドはやや薄く、素材も硬めなので、長時間装着していると圧迫感や痛みを感じる可能性があります。ノイズキャンセリング機能は控えめな印象。電車の走行音のような低音は低減されづらいため、通勤・通学時の電車内では物足りないと感じるでしょう。マイクは周囲のノイズと一緒に声も拾ってしまいやすく、騒がしい環境では男女問わず音声が聞き取りにくくなる傾向がありました。
重低音がしっかり鳴り、全体的に力強くダイナミックなサウンドが特徴。厚みのある音で音楽を楽しみたい人や、ビート感の強いジャンルを好む人にとって、検討する価値のあるモデルといえるでしょう。
折りたたみ可能 | |
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外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
Beats Studio Proを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
2025/04/25 発売
装着方式 | オンイヤー |
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重量 | 103g |
連続再生時間 | 24時間 |
良い
気になる
km5の「Lightwear Headphones Hp1」は、同ブランドのワイヤレスヘッドホンの中でもエントリーモデルに位置づけられた製品です。基本性能をしっかり押さえつつ、比較的手に取りやすい価格帯で展開されています。
軽量設計で装着感にも配慮されており、重量はわずか103gと非常に軽量。長時間の装着でも耳への圧迫感が少なく、快適に使用できました。マイク性能も良好で、通話時の音声は明瞭でクリア。再生・停止や音量調整といった操作も物理ボタンで直感的に行え、日常的な使いやすさは十分に備えています。音質面では、オンイヤータイプながら「どっしりとした低音」と「骨太な中音」が印象的で、特にバンドサウンドなど低音重視の楽曲を好む人にはよいでしょう。
一方で、連続再生時間は最大24時間とやや短めなので、長時間の連続使用には不向きな性能です。また、イコライザーや空間オーディオには対応しておらず、ノイズキャンセリング性能も不十分。搭載はしているものの、電車やバスなどの低音をはじめ、ベルのような高い音やクラップ音もほとんどカットされませんでした。騒音の多い環境では物足りないと感じるでしょう。
軽量で装着感に優れ、ファッションのアクセントにもなるようなデザイン性のあるヘッドホンを探している人にとっては、検討する価値のある1台です。
折りたたみ可能 | |
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外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
マイベストではベストなノイズキャンセリングヘッドホンを「高音質なのはもちろん、つけ心地や機能性にも優れたあらゆるノイズをカットできるヘッドホン」と定義。
ベストなノイズキャンセリングヘッドホンを探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のノイズキャンセリングヘッドホン20商品を集め、以下の7個のポイントで徹底検証しました。
検証①:ノイズキャンセリング性能の高さ
検証②:音質のよさ
検証③:使い勝手のよさ
検証④:連続再生時間の長さ
検証⑤:装着の快適さ
検証⑥:カスタマイズ性能の豊富さ
検証⑦:マイク性能の高さ
今回検証した商品
マイベストでは「あらゆるノイズをカットしたうえで聞こえるべき音は聞こえ、外音のうるさい環境でも音楽が楽しめる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
低音のノイズキャンセリング性能
1.ワイヤレスヘッドホンをスマホに接続したのち、ノイキャンをONにした状態でダミーヘッドマイクに装着。
2.ダミーヘッドマイクの左右に置いたスピーカーから電車の走行音を流し、ダミーヘッドマイクが聞き取った音を分析ソフトで測定。
カットしたノイズが30dB以上は最高スコアとし、ノイズキャンセリング性能が高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
中音のノイズキャンセリング性能
1.ワイヤレスヘッドホンをスマホに接続したのち、ノイキャンをONにした状態でダミーヘッドマイクに装着。
2.ダミーヘッドマイクの左右に置いたスピーカーから大勢の人が喋っている音を流し、ダミーヘッドマイクが聞き取った音を分析ソフトで測定。
カットしたノイズが30dB以上は最高スコアとし、ノイズキャンセリング性能が高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
高音のノイズキャンセリング性能
1.ワイヤレスヘッドホンをスマホに接続したのち、ノイキャンをONにした状態でダミーヘッドマイクに装着。
2.ダミーヘッドマイクの左右に置いたスピーカーから自転車のベルの音を流し、ダミーヘッドマイクが聞き取った音を分析ソフトで測定。
カットしたノイズが35dB以上は最高スコアとし、ノイズキャンセリング性能が高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
立ち上がりの早い音のノイズキャンセリング性能
1.ワイヤレスヘッドホンをスマホに接続したのち、ノイキャンをONにした状態でダミーヘッドマイクに装着。
2.ダミーヘッドマイクの左右に置いたスピーカーから手を叩く音を流し、ダミーヘッドマイクが聞き取った音を分析ソフトで測定。
カットしたノイズが25dB以上は最高スコアとし、ノイズキャンセリング性能が高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
サイレンの音のノイズキャンセリング性能
1.ワイヤレスヘッドホンをスマホに接続したのち、ノイキャンをONにした状態でダミーヘッドマイクに装着。
2.ダミーヘッドマイクの左右に置いたスピーカーからサイレンの音を流し、ダミーヘッドマイクが聞き取った音を分析ソフトで測定。
ノイズキャンセリング機能をつけたときでも聞こえるべき音であるサイレンの音をカットした音量が6dB以下の場合は最高スコアとし、ノイズキャンセリング性能が高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
電車のアナウンス音のノイズキャンセリング性能
1.ワイヤレスヘッドホンをスマホに接続したのち、ノイキャンをONにした状態でダミーヘッドマイクに装着。
2.ダミーヘッドマイクの左右に置いたスピーカーから電車のアナウンス音を流し、ダミーヘッドマイクが聞き取った音を分析ソフトで測定。
ノイズキャンセリング機能をつけたときでも聞こえるべき音である電車のアナウンス音をカットした音量が6dB以下の場合は最高スコアとし、ノイズキャンセリング性能が高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベスト オーディオ担当である原豪士が各モデルの音を聴き、音質のよさを「とても満足:5」「満足:4」「普通:3」「不満:2」「とても不満:1」の5段階で評価し、その平均点で各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「基本的な機能に対応しているうえ、機能の切り替えや操作が簡単にできる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
機能が豊富な商品としてユーザーがとても満足できる基準を「本体のみで10日以上は充電を気にしなくても使い続けられる」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「ヘッドホン本体にある程度の重さがあるものの、側圧を感じにくくイヤーパッドも蒸れにくい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「音質を細かく設定ができるうえ、プリセットの選択肢が多く好きな音質を楽しめる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「女性・男性の声ともにハキハキと聞こえるうえ、ノイズに負けてかき消されることがたまにあるくらいで、ストレスなく自分の声を届けられる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を男性・女性ともに輪郭と声の芯の部分が7dB以上ブーストしており、ノイズ低減が20dB以上かつ、ノイズの中でも声を10dB拾っていると定めて以下の方法で検証を行いました。
1.ワイヤレスヘッドホンをPCに接続し、ダミーヘッドマイクにヘッドセットを装着。
2.ダミーヘッドマイクの口の部分のスピーカーから男女の音声を流し、各商品のマイクを経由した音声を音楽制作ソフトウェアで測定。
3.各商品の周波数特性を分析する。
輪郭と声の芯の部分が10dB以上ブーストされており、ノイズ低減が30dB以上を最高スコアとし、声の芯の帯域である100〜1,000Hzの平均が、声の帯域に該当する100〜8,000Hzの平均を超えていれば、「芯の通った安定感のある音声に聞こえる音質」と評価。
声の輪郭の帯域である2,000〜4,000Hzの平均を声の帯域に該当する100〜8,000Hzの平均と比較し、音量が大きいほど「明るくハキハキとした音声に聞こえる音質」として高く評価しています。
また、ノイズを流したうえで、ワイヤレスヘッドホンのノイズリダクション性能とノイズが流れている中でも男女の声をどのくらい認識できるかも測定しました。
コーデックはSBCが最も音質が低く、LDACが最も音質が高めです。ただし、LDACは遅延が大きいため、ゲームなどをよくプレイする人には不向き。ヘッドホンの場合は、音質を求めるか音ズレを少なくしたいかで選ぶようにしましょう。
iPhoneユーザーならAAC、AndroidユーザーならaptX以上がおすすめです。iPhoneは、SBCとAACの2種類にのみ対応しています。Androidは、aptX LLやaptX adaptiveなど、高音質・低遅延で接続安定性の高いコーデックを選ぶとよいでしょう。
ヘッドホンのイヤーパッドは消耗品です。長持ちさせるためには、使用後はやわらかい布で拭き取る・イヤーパッドにカバーをつけるのがおすすめ。日常的に使用するため、耳の皮脂や垢・ホコリが溜まりやすく、手入れをしないと音質低下や音切れなどパフォーマンスにも影響してしまいます。
汚れによる劣化を軽減させたい・何度も買い直すのがもったいないという場合は、ヘッドホンカバーやヘッドホンケースを活用するのもアリ。以下のコンテンツで紹介しているのでぜひチェックしてください。
自転車走行中にイヤホンを使用することは危険です。イヤホンをつけての走行は、周囲の音が聞こえにくくなり、事故を引き起こす可能性が高くなります。
2026年4月から、自転車走行中のイヤホン使用に対して罰金(青切符)が科されることになりました。この罰則強化により、イヤホンをつけての走行も取り締まりの対象となります。
なお、罰則の有無にかかわらず、安全のためには走行中にイヤホンを使用しないことが重要です。周囲の音をしっかり聞きながら、十分に注意を払って走行しましょう。
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【徹底比較】サウンドバーのおすすめ人気ランキング【プライムデー対象商品も!2025年7月】
【徹底比較】ネックスピーカーのおすすめ人気ランキング【臨場感・迫力ある音を楽しみたい人に!2025年7月】
1位: ソニー|SONY|ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット|WH-1000XM6
2位: BOSE|QuietComfort Ultra Headphones
3位: ハーマンインターナショナル|JBL|ワイヤレスヘッドホン TOUR ONE M2
4位: SENNHEISER|MOMENTUM 4 Wireless
5位: ソニー|ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット|WH-1000XM5(B)
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