サウンドバーは、テレビスピーカーやシアターバーとも呼ばれ、手軽にテレビやモニターの音質を向上させる商品です。映画館のような立体音響を楽しめるモデルやリビングでも使いやすい便利な機能が搭載したものまで種類はさまざま。さらに、サブウーファーが付属した高音質で本格的なものから手頃な価格で購入できるコンパクトなものまであります。せっかくなら映画や音楽鑑賞にぴったりなコスパ最強の商品を見つけたいですよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のサウンドバー10商品を集め、3個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめのサウンドバーをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなサウンドバーは「心地よい音で空間を満たし、設置や日常使いも簡単で、家庭での映像・音楽体験を最大限に高めてくれる商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。
1995年に映像音楽業界に入り、スタジオのミキサー兼サウンドデザイナーとしてキャリアスタート。2008年に株式会社okidesignを起業。約30年に亘る音響機材やデジタル機器に関する知識・経験をオーディオユーザーに役立てたいと考えており、マイベストでは2022年からヘッドホン・イヤホン・スピーカーなどオーディオ製品の検証を20回以上参画・監修してきた。 最近自腹で購入して良かったデバイスは、Beats Solo 4、AirPods Pro 2など。使っているスピーカーはB&W805D2、ヘッドホンはAustrianAudioのHi-X15。 サウンドデザイナーとしては、音楽や効果音制作・ミックス・マスタリング・ライブレコーディング・サラウンドなど活動は多岐にわたっており、広告やミュージックビデオは2000本以上を担当し、映画は海外含め多数の受賞歴あり。9.1.6chサウンドの自社スタジオや7.1.2chサウンドのホームシアター、キャンピングカーを改造した録音機材車も所有。施設音響や電気自動車の音も制作。常に最新のオーディオ・音楽機材をチェックし、最高の音響・音楽環境を追い求めている。
オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
マイベストでは「低音の迫力や音の広がりを感じられるうえ、登場人物のセリフも明瞭に聞こえる」ものをユーザーがとても満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「動作状況がすぐ確認できて、主要な調整機能や音の好みに合わせたコントロールがしやすい」ものをユーザーがとても満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「HDMIだけでなく多くの接続方法に対応しており、あらゆる状況に対応できる商品」をユーザーがとても満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
10商品を検証し2025年7月28日時点の検証結果に基づきランキングとコンテンツの内容を刷新しました。
新商品の発売情報をリサーチした結果、検証しランキングに追加すべき商品はありませんでした。
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よく似ているアイテムにスピーカー(ホームシアター)がありますが、手軽さを重視するか、徹底的に音のクオリティを追求するかによって、どちらを選ぶべきか異なります。
テレビの音質を手軽に向上させたい人には、サウンドバーがおすすめです。1〜20万円ほどで購入でき、設置もHDMIや光ケーブルをつなぐだけとシンプル。今回検証した多くの商品が「Dolby Atmos」に対応しており、音の広がりや迫力をリアルに感じられる点が魅力でした。横長のバー型デザインでテレビ下にスマートに収まり、部屋の景観を崩さず設置できる点も魅力です。
一方、映画や音楽を本格的に楽しみたい人には、スピーカーでホームシアターシステムを組むのが向いています。5.1chや7.1ch構成にすれば、より精密で立体的な音響空間を作ることが可能。アンプやスピーカーの機種を自由に選んで組み合わせられるため、自分好みの音作りができます。ただし、一般的に20万円以上の予算が必要で、配線や設定も複雑になりがちです。
手軽に臨場感のある音を楽しみたいなら、サウンドバーがおすすめ。音質にとことんこだわりたいなら、スピーカーでじっくり環境を整えるのが向いています。
高音質なサウンドバーを探しているなら、「JBL BAR 1000」がおすすめです。Dolby AtmosとDTS:Xの両方に対応しているうえ、取り外し可能なリアスピーカーとサブウーファーによって、クオリティの高い音の広がりと低音の迫力が楽しめます。実際に音を聴いたモニターからは、「乗り物の動きが鮮明にわかるうえ、体に響くような重低音を感じられて映画館にいるような感覚」と好評でした。まさに高音質という表現がふさわしいサウンドバーです。
コスパを重視する人には、「DENON |DHT-S218」がおすすめ。約3万円で購入できる価格ながら、アタック感のある低音と十分な音の広がりを感じられます。実際に音を聴いたモニターからは、「厚みと迫力のある低音で、爆発音や打撃音がリアルで映画の特徴を再現できていた。」と好評でした。
また、どちらのサウンドバーもイコライザー機能を搭載。自分好みの音質に調整ができるため、音にこだわりがある人にもおすすめです。
サウンドバーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
サウンドバーは大きく「2ユニットタイプ」と「ワンボディタイプ」に分けられます。どちらを選ぶかで音質や設置性が大きく変わるため、自宅の環境や重視するポイントに応じて、最適なタイプを選びましょう。
映画やライブ映像など、迫力あるサウンドを存分に味わいたい人は、外付けの低音専用スピーカーであるサブウーファー付きの2ユニットタイプがおすすめです。
2ユニットタイプはサウンドバー本体と別に低音専用のサブウーファーがあり、テレビ内蔵のスピーカーと比べて段違いな迫力のある音が楽しめます。サブウーファーの低音により、自宅でも映画館のような臨場感のある音が楽しめるでしょう。
さらにリアスピーカー付きのモデルは、後方からも音が聞こえるため、包み込まれるような臨場感をより味わえます。価格はやや高くなりますが、高い臨場感を求めるなら、リアスピーカー付きがおすすめです。
ただし、サブウーファーを含む2ユニットタイプはサイズが大きくなりがちで、低音が床に響きやすいので、設置場所や、近隣への配慮も必要になります。特に集合住宅では、低音の響きが騒音トラブルにつながることもあるので、ボリュームや設置場所に気をつけましょう。
サブウーファーをテレビ台のすぐ横に置いているカタログ写真を多く見かけますが、必ずしも真隣に置く必要はありません。
サブウーファー自体に音の指向性はないので、視聴位置より前方の床に置きさえすれば、部屋のレイアウトに合わせて設置してOK。ただし、サブウーファーと視聴位置の間に障害物がないように注意しましょう。
後方にリアスピーカーを置く場所がないなら、スピーカースタンドで自身のすぐ後方かつ耳の高さに配置するのがおすすめ。普段は収納しておいて映画を見るときだけセットしたり、デザインがおしゃれなものなら出しっぱなしにしたりもできますよ。
シンプルに使いたい人や集合住宅、狭い部屋に住んでいて、「大きな低音を出せない」「サブウーファーの設置場所がない」と困っている人はワンボディタイプがおすすめです。
ワンボディタイプは、サウンドバー本体が1台のみなので、設置がとても手軽。配線も少なく、はじめてサウンドバーを導入する人でもスムーズに使い始められます。
ワンボディタイプでも音質にこだわりたい場合は、本体サイズにも注目してみてください。サウンドバーは構造上、サイズが大きくなるほどスピーカーの数や音の広がりが強化される傾向があります。そのため、より迫力ある音を求めるなら、大型モデルのワンボディタイプを選ぶとよいでしょう。
一方、テレビの音を少しグレードアップさせたい程度であれば、コンパクトなモデルでも十分。マイベストで検証した際も、小型の商品は軽量で扱いやすく、テレビ内蔵スピーカーよりも音がクリアに聞こえることが確認できました。ただし、映画や音楽を本格的に楽しみたい人には、物足りなさを感じる可能性もあります。
普段視聴するテレビの音をよりクリアに聴きたいと考えている人には、テレビ用ワイヤレススピーカーがおすすめです。手元のスピーカーから音が聞こえるため、音量を上げなくても音声がはっきり聞き取れますよ。
映画をよく観る人は、サウンドバーがDolby AtmosやDTS:Xといったサラウンドフォーマットに対応しているかをチェックしておきましょう。これらの規格に対応しているブルーレイや配信コンテンツの音がより一層楽しめます。
Dolby AtmosやDTS:Xに対応していると、上下左右から音が降り注ぐようなサラウンド感が楽しめます。飛行機が頭上を通り抜けるような演出もリアルに再現され、映画館さながらの臨場感を体験できるので、アクション映画やライブ鑑賞に向いているでしょう。
ただし、Dolby AtmosやDTS:Xを楽しむためには、テレビのHDMI規格やブルーレイプレーヤー、配信コンテンツ自体が対応している必要があるため、対応状況もあわせて確認しましょう。
視聴するコンテンツや使用環境に応じて、サウンドバーの音声フォーマットにも注目しましょう。夜間視聴やテレビ中心の利用、家族との共有など、目的に合った機能を備えたモデルを選ぶのがポイントです。
夜間に映画を観ることが多い人や、集合住宅に住んでいて音量に気を使いたい人は、DRC機能(※)を搭載したサウンドバーを選んでみてください。音量を抑えながらも、セリフをはっきりと聞き取れる点がポイントです。
DRC機能があると、大きな音と小さな音の差が自動で調整されるため、爆発音やBGMが急に大きくなることがなく、深夜でも安心して視聴できます。とくに映画ではセリフが聞き取りづらくなりがちですが、この機能があれば小音量でもしっかり耳に音が届くでしょう。
静かな環境での利用が多いなら、こうした音声調整機能にも注目して選ぶのがおすすめです。
クリアボイスやナイトモードなど、メーカーごとに呼称が異なります。
DRC機能に対応していないサウンドバーでも、映画など迫力のある音源に対してイコライザーを調整することで、低音の音漏れリスクを軽減できます。
ネット配信動画だけでなくテレビ番組もサウンドバーで楽しみたい場合は、音声フォーマットが「AAC」に対応しているかどうかチェックしましょう。AACとは、地デジやBS放送などで使われている音声フォーマット(音声データの形式)のことで、対応しているかで手間が大きく変わります。
AAC対応なら、テレビ番組や映画など映像に応じて音声を切り替える手間がなく楽。一方、非対応の場合は、都度テレビの設定を変更しなければならない可能性があります。
テレビ側の音声出力設定に「自動」の項目があれば、サウンドバーがAACに対応していなくても、代替の音声フォーマットに自動で切り替え可能。ただし、将来的にテレビを買い替えることを考慮するとAACに対応していて損はないので、基本的にはAAC対応を選ぶようにしましょう。
操作性や音質にこだわりたい人、逆に機械の設定が苦手な初心者にも、スマホアプリに対応したサウンドバーがおすすめです。
アプリ対応モデルなら、スマホから音場補正やイコライザー設定が可能。部屋の環境や好みに合わせて細かく調整できるので、より理想的な音に仕上げやすくなります。操作がわかりやすく、リモコンを使わずに設定できる点も便利ですよ。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | 発売時期 | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||
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音質のよさ | コントロール性能の高さ | 接続方法の豊富さ | サラウンドフォーマットの種類 | 接続方法 | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | サブウーファー付き | サウンドバーのタイプ | チャンネル数 | 自動音場補正機能 | 専用アプリあり | イコライザー機能 | AAC対応 | DRC機能 | ||||||||
1 | JBL JBL|BAR 1000|JBLBAR1000PROBLKJN | ![]() | 4.75 | 4位 | まるで映画館のような大迫力サウンド!自宅の音が生まれ変わる | 2022/11/25 | 4.77 | 4.63 | 4.78 | Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby TrueHD、Dolby Atmos、DTS、DTS-HD Master Audio、DTS:X | HDMI、光デジタル、Wi-Fi接続、Bluetooth | 91cm | 12.5cm | 5.6cm | サウンドバー:3.7kg/着脱式リアスピーカー:2.8kg/サブウーファー:10kg | 4ユニット(*1) | 7.1.4ch | |||||||
2 | Marshall HESTON 120 | ![]() | 4.71 | セリフが明瞭で広がりも自然。高音質を自在に操れる一台 | 4.66 | 5.00 | 4.70 | Dolby Atmos、DTS:X | Bluetooth、HDMI、USB、Wi-Fi接続、RCA | 110cm | 14.5cm | 7.6cm | 7.04kg | ワンボディ | 5.1.2ch | |||||||||
3 | JBL JBL|CINEMA SB580 | ![]() | 4.60 | 1位 | 重低音の厚みが魅力。サブウーファー付きで高コスパ | 2024/07/04 | 4.65 | 4.38 | 4.55 | Dolby Atmos、Dolby Digital | Bluetooth、HDMI、光デジタル | 95cm | 8cm | 6.4cm | サウンドバー:2.6kg/サブウーファー:5.7kg | 2ユニット | 3.1ch | |||||||
4 | ボーズ BOSE|Smart Ultra Soundbar | ![]() | 4.58 | 8位 | 立体感と明瞭さに長けた音質が魅力。接続方法も豊富 | 2023/09/21 | 4.60 | 4.25 | 4.93 | Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby TrueHD、Dolby Atmos | Bluetooth、HDMI、Wi-Fi接続、光デジタル | 104.5cm | 10.7cm | 5.8cm | 5.8kg | ワンボディ | 5.1ch | |||||||
5 | ディーアンドエムホールディングス DENON|DHT-S218 | ![]() | 4.57 | 3位 | コスパよく映画のような低音を楽しめる一台。場面によってはセリフがややこもりがち | 4.51 | 4.75 | 4.78 | Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby TrueHD、Dolby Atmos | Bluetooth、HDMI、光デジタル、USB、アナログ | 89cm | 12cm | 6.7cm | 3.6kg | ワンボディ | 7.1ch | ||||||||
6 | ソニー BRAVIA|Theatre Bar8|HT-A8000 | ![]() | 4.55 | 5位 | クリアで自然な音質が特徴。機能性や拡張性にも長けた一台 | 2024/06/01 | 4.45 | 5.00 | 4.70 | Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby TrueHD、Dolby Atmos、DTS、DTS-HD Master Audio、DTS:X ほか | Bluetooth、HDMI、Wi-Fi接続 | 110cm | 11.3cm | 6.4cm | 4.7kg | ワンボディ | 5.0.2ch | |||||||
7 | ヤマハ サウンドバー|SR-B30A | ![]() | 4.52 | 6位 | 打撃音が体に響く迫力。細かい音質調整にも対応 | 2023/09 | 4.48 | 4.63 | 4.70 | Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby TrueHD、Dolby Atmos | Bluetooth、HDMI、光デジタル、USB | 91cm | 13.3cm | 6.8cm | 3.9kg | ワンボディ | 2.1ch | |||||||
8 | ボーズ BOSE|Smart Soundbar|892079-3100 | ![]() | 4.35 | 7位 | セリフがくっきり届く明瞭な音質。AACやDRCには非対応 | 2024/10/10 | 4.30 | 4.25 | 4.93 | Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby Atmos、Dolby TrueHD | Bluetooth、HDMI、光デジタル、Wi-Fi接続 | 69.4cm | 10.4cm | 5.6cm | 3.13kg | ワンボディ | 5.1ch | |||||||
9 | TCL TS6100 | ![]() | 4.18 | 9位 | コンパクトで設置がしやすい。映画館らしい臨場感は味わいにくい | 4.15 | 4.25 | 4.38 | Dolby Digital | Bluetooth、HDMI、光デジタル、USB、ステレオミニプラグ | 80cm | 10.7cm | 6.2cm | 1.8kg | ワンボディ | 2.0ch | ||||||||
10 | FunLogy FunLogy|Soundbar | ![]() | 4.12 | 2位 | 低価格ながら使い勝手は良好。音質は音の厚みや広がりに欠ける | 4.02 | 4.50 | 4.38 | 不明 | Bluetooth、HDMI、光デジタル、アナログ | 61cm | 10cm | 6.2cm | 2.3kg | ワンボディ | 2.1ch |
2022/11/25 発売
サラウンドフォーマットの種類 | Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby TrueHD、Dolby Atmos、DTS、DTS-HD Master Audio、DTS:X |
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チャンネル数 | 7.1.4ch |
専用アプリあり | |
AAC対応 | |
DRC機能 |
JBLの「BAR 1000」は、圧倒的な音の広がりと迫力を求める人におすすめ。取り外し可能なワイヤレスリアスピーカーを備えた画期的なモデルで、正面のメインスピーカー・後方のリアスピーカー・床に置いたサブウーファーと全4か所から音を出せるのが特徴です。
音質は臨場感・明瞭さ・空間表現のすべてにおいて高水準で、ホームシアターのような完成度でした。低音はサウンドバーの枠を超えた厚みと迫力があり、体に響くような重低音を再現。セリフは男性・女性を問わずハキハキとした輪郭と芯のある響きで、どんなシーンでも埋もれることなくしっかり聞き取れました。さらに音の広がりもよく、乗り物が移動する音や効果音が左右・後方へと物理的に動いていくような立体的な音の再現が印象的でした。検証に参加したモニターからは「体に響くような重低音が臨場感を演出していた」「銃撃音や破壊音がクリアで迫力があった」といった評価が集まりました。
接続方法も豊富で、アナログ接続には非対応ですが、HDMI(eARC)や光デジタル、Bluetooth、Wi-Fiに対応。様々な機器とスムーズに接続できるでしょう。複数のデバイスをワイヤレスで自在に使い分けたい人に適しています。
コントロール性能も高く、専用のスマホアプリを使った操作に対応し、選択型・自由調整型のイコライザー機能も搭載。AACにも対応しており、映像の音声を切り替える手間を省けるのも利点でしょう。DRC機能には非対応だったものの、スマートに操作したい人には十分な機能性が揃っていました。
サブウーファーからの低音が大きく響くため、住環境によっては近隣への配慮が必要ですが、映画館のような臨場感や没入感を楽しみたい人におすすめです。
良い
気になる
幅 | 91cm |
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奥行 | 12.5cm |
高さ | 5.6cm |
重量 | サウンドバー:3.7kg/着脱式リアスピーカー:2.8kg/サブウーファー:10kg |
JBL BAR 1000を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
本注釈においては事業者からの情報提供を含みます
サラウンドフォーマットの種類 | Dolby Atmos、DTS:X |
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チャンネル数 | 5.1.2ch |
専用アプリあり | |
AAC対応 | |
DRC機能 |
Marshallの「HESTON 120」は、独自のクラシックなデザインと現代的な音響技術を融合させたワンボディ型のサウンドバーです。接続方法が豊富で、テレビだけでなく、スマホからの音楽再生から映像コンテンツまで幅広い用途で活躍します。
音質はどの音域もクリアで、特にセリフの明瞭さが際立っていました。低音はアタック感にはやや欠けるものの、十分な厚みとタイトさを備えており、低音を構成する音も細かく再現できるクオリティです。音の広がりも良好で、ワンボディでありながら臨場感に優れ、上下や左右に自然に音が広がり、余韻や表現力も豊かでした。検証に参加したモニターからは「クリアで解像度の高い低音」「セリフが明るく安定感がある」といったコメントがあがりました。
操作性は非常に高く、イコライザーは選択型と自由調整型の両方に対応。スマホアプリから動作状況の確認もでき、AACにも対応しているため、ストレスなく操作できる仕様でした。接続方法も光デジタル端子には非対応である一方で、HDMI(eARC)やBluetooth、Wi-Fi接続といった主要な接続方法に対応していました。
ワンボディながらクオリティの高いサウンドが楽しめるサウンドバー。音質も操作性も妥協したくない人におすすめです。
良い
気になる
幅 | 110cm |
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奥行 | 14.5cm |
高さ | 7.6cm |
重量 | 7.04kg |
2024/07/04 発売
サラウンドフォーマットの種類 | Dolby Atmos、Dolby Digital |
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チャンネル数 | 3.1ch |
専用アプリあり | |
AAC対応 | |
DRC機能 |
JBLの「CINEMA SB580」は、サブウーファー付きで低音の迫力が際立つサウンドバー。音の広がりでは上位モデルに劣るものの、体に響く厚みのある低音が特徴で、ライブ映像や映画を大迫力で楽しめます。
低音はサブウーファーがあるため体に響くほどの厚みがあり、アクション映画などでの迫力や臨場感をしっかりと再現できていました。セリフは明るくハキハキとしているうえ厚みを伴っており、男女問わず聞き取りやすいクオリティ。音の広がりはやや平面的ではあるものの、音が移動しているような感覚があり、映画の世界に引き込まれるような空間表現が感じられました。
コントロール性能は、選択型と自由調整型のイコライザー機能を両方搭載。DRC機能には非対応ですが、夜間視聴でもイコライザーを調整することで近隣の人に迷惑をかけることなく使用できます。またAAC機能に対応しているので、音声を切り替える手間なく地デジも見られるでしょう。
接続方法の豊富さは、eARC対応のHDMIや光デジタル、Bluetoothに対応しており、テレビやモバイル機器との接続性に優れています。アナログ接続やWi-Fiには非対応ですが、一般的な接続環境では使いやすく、多くのユーザーにとって不足は感じにくい構成といえるでしょう。
サブウーファー付きで4万円以下とコスパも良く、映画や音楽の迫力と臨場感を重視したい人におすすめです。
良い
気になる
幅 | 95cm |
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奥行 | 8cm |
高さ | 6.4cm |
重量 | サウンドバー:2.6kg/サブウーファー:5.7kg |
2023/09/21 発売
サラウンドフォーマットの種類 | Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby TrueHD、Dolby Atmos |
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チャンネル数 | 5.1ch |
専用アプリあり | |
AAC対応 | |
DRC機能 |
ボーズの「Bose Smart Ultra Soundbar」は、ボーズの中でも高性能モデルのサウンドバー。立体的な音響表現を強みに設計されています。
音質は立体感と明瞭さを両立しており、映画やライブの臨場感を引き立てる性能でした。低音はワンボディながらしっかりとした響きがあり、ぶつかるような音のアタック感もしっかりと再現できます。セリフは男女問わず聞き取りやすく、中音域の表現も安定していました。音の広がりもよく、音が空間を移動するような表現も得意。検証に参加したモニターからは「銃撃音や打撃音の低音が体に響いて迫力があった」「音が映像と合わせて移動する感じや立体感がよくわかった」といった声がありました。
接続方法の豊富さも魅力で、HDMI(eARC)や光デジタル、Bluetooth、Wi-Fiに加えて、独自のアナログ端子も備えていました。操作性も充実しており、選択型・自由調整型のイコライザーに対応し、スマホアプリからの操作も可能です。
一方で、AACやDRCといった細かな機能には非対応。音声の切り替えや集合住宅での使用の際は不便に感じる場合があります。
ワンボディながら迫力や立体感のあるサウンドが楽しめるサウンドバー。接続方法の豊富さを求める人にもおすすめです。
良い
気になる
幅 | 104.5cm |
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奥行 | 10.7cm |
高さ | 5.8cm |
重量 | 5.8kg |
サラウンドフォーマットの種類 | Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby TrueHD、Dolby Atmos |
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チャンネル数 | 7.1ch |
専用アプリあり | |
AAC対応 | |
DRC機能 |
DENONの「DHT-S218」は、シンプルな外観に本格的なサウンド性能を備えたサウンドバーです。サブウーファーを内蔵した、テレビ下にすっきりと収まるスリムな設計が特徴です。
低音はアタック感があり、銃声や爆発音など映画らしい重厚な音も力強く再現可能。男性のセリフは芯があるため埋もれることはなく、聞き取りやすいですが、女性の声はややこもった印象です。音の広がりはよく、音の余韻とスケール感がしっかり感じられ、映画やドラマの臨場感を引き立てていました。検証に参加したモニターからは「打撃音や銃声、爆発音の再現性が高い」「映像に合わせた音の移動がしっかり感じられる」といった声がありました。
コントロール性能も高く、自由調整型・選択型の両方のイコライザーに対応しているほか、AACやDRCといった機能にも対応。地デジや夜間での映画視聴でも手軽にサウンドバーを使用できる点が魅力です。接続方法も豊富で、HDMI(eARC)、光デジタル、アナログ端子、Bluetoothに対応し、幅広い機器との接続が可能。Wi-Fiには対応していないものの、テレビやスマートフォン、オーディオ機器などさまざまなデバイスとの連携がしやすいといえます。
専用アプリがなく、動作確認がサウンドバー本体のライト点滅でしかできない点は不便。とはいえ、コストパフォーマンスがよく、低音の迫力やサウンドの広がりを重視したい人や、夜間でもサウンドバーを使いたいと考えている人におすすめです。
良い
気になる
幅 | 89cm |
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奥行 | 12cm |
高さ | 6.7cm |
重量 | 3.6kg |
DENON サウンドバー DHT-S218の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
2024/06/01 発売
サラウンドフォーマットの種類 | Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby TrueHD、Dolby Atmos、DTS、DTS-HD Master Audio、DTS:X ほか |
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チャンネル数 | 5.0.2ch |
専用アプリあり | |
AAC対応 | |
DRC機能 |
ソニーの「HT-A8000」は、テレビとの高い親和性と立体的な音響表現を両立したハイエンドサウンドバー。対応するサブウーファーやリアスピーカーを追加することで、さらなる音質の向上が図れます。
低音は、特定の帯域ではしっかり鳴っているものの、全体的には中高音に埋もれがちで、低音の厚みはやや控えめ。ただ、打撃音や人が倒れる音など、瞬間的な衝撃音では体に響くような迫力を体感できました。セリフは男女問わず滑らかで明るく、芯はないものの中高音がクリアで聴きやすい印象。音の広がりも高評価で、左右の音の動きや余韻の表現が自然でした。
コントロール性能の高さも優秀で、選択型・自由調整型の両イコライザー機能に加え、DRC機能にも対応。自分好みのサウンドに細かく調整できるうえ、集合住宅や夜間でも安心して使用できます。またAAC機能もあり、テレビ番組や映画など映像に応じて音声を切り替える必要がなくストレスフリーでコンテンツが楽しめるでしょう。接続方法の豊富さは、HDMI(eARC)やBluetooth、Wi-Fiに対応。光デジタルには非対応であるものの、使いやすい接続方法がそろっているといえるでしょう。
クリアで自然な音が特徴のサウンドバー。セリフの明瞭さ・中高音の伸びにこだわる人におすすめです。
良い
気になる
幅 | 110cm |
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奥行 | 11.3cm |
高さ | 6.4cm |
重量 | 4.7kg |
2023/09 発売
サラウンドフォーマットの種類 | Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby TrueHD、Dolby Atmos |
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チャンネル数 | 2.1ch |
専用アプリあり | |
AAC対応 | |
DRC機能 |
ヤマハの「SR-B30A」は、価格が3万円以下とリーズナブルで、重低音の迫力とセリフの明瞭さを両立したコンパクトなサウンドバーです。
音質は全体的にバランスが取れており、ワンボディタイプながら打撃音や銃撃音のようなインパクトある低音もしっかり体に響きました。セリフの明瞭さも高く、ハキハキと安定して聞こえるため、映画やニュースなどの音声も快適に楽しめます。一方で音の広がりは控えめで、やや平面的な印象のサウンドでした。検証に参加したモニターからは「重低音が体に響く」「セリフが明瞭で聞き取りやすい」との声がありました。
DRC機能はないものの、イコライザーは選択型・自由調整型の両方に対応し細かな音質調整が可能。また専用のスマホアプリによる操作にも対応しているため、手元でのコントロールもしやすい仕様です。接続方法は、Wi-Fi接続には対応していませんがHDMI(eARC)やBluetoothといった主要な接続方法には対応しているので、一般的な使用環境で困る場面は少ないでしょう。
重低音とセリフの明瞭さを重視しつつ、スマホ連携による柔軟な音質調整も行いたい人におすすめです。
良い
気になる
幅 | 91cm |
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奥行 | 13.3cm |
高さ | 6.8cm |
重量 | 3.9kg |
ヤマハ サウンドバー SR-B30Aの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
2024/10/10 発売
サラウンドフォーマットの種類 | Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby Atmos、Dolby TrueHD |
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チャンネル数 | 5.1ch |
専用アプリあり | |
AAC対応 | |
DRC機能 |
アメリカの音響機器メーカーであるボーズの「Bose Smart Soundbar」は、スマート機能を備えた高性能サウンドバー。人工知能を活用したAIダイアログモードに対応し、没入感のあるサウンドを楽しみながらもセリフも鮮明に聞き取れるとメーカーは謳っています。
音質は全体的にバランスが取れており、セリフの聞き取りやすさが際立っていました。中音域にフォーカスしたチューニングにより、クリアでハキハキとした音が特徴です。一方で、低音はアタック感が控えめで、映画によっては物足りなさを感じる場合もあります。検証に参加したモニターからは「セリフが明瞭に聞き取れた」「声だけでなく音自体が明瞭で聞きやすかった」との声がありました。
接続方法も豊富で、HDMI(eARC)や光デジタルだけでなく、BluetoothやWi-Fi、独自のアナログ接続にも対応。また、スマホアプリにも対応し、イコライザーの設定もスムーズ。自由調整型と選択型の両イコライザーに対応している点は、細かく音をカスタマイズしたい人にとって大きなメリットでしょう。
一方で、AACやDRCといった機能には非対応。映画だけでなく地デジも視聴したい人には物足りない性能です。ただ、セリフの聞き取りやすさを重視する人や、Wi-FiやBluetoothなど複数機器とつなげて使いたい人におすすめです。
良い
気になる
幅 | 69.4cm |
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奥行 | 10.4cm |
高さ | 5.6cm |
重量 | 3.13kg |
サラウンドフォーマットの種類 | Dolby Digital |
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チャンネル数 | 2.0ch |
専用アプリあり | |
AAC対応 | |
DRC機能 |
TCLの「TS6100」は、主要な接続方式に対応したコンパクトでシンプルな設計のサウンドバーです。
低音はアタック感に欠け、迫力が伝わりにくい印象。セリフは全体的に輪郭があまりなくぼやけがちでした。BGMや効果音が大きいシーンでは声が埋もれてしまうのが気になります。また音の広がりも控えめで、サウンドバーの周りのみで音が鳴っている印象でした。検証に参加したモニターからは「左右に音が広がらず臨場感が物足りない」「音に輪郭がない」といった声があがりました。
コントロール性能は、選択型イコライザーで音質のカスタマイズが可能でした。DRC機能にも対応しており、夜間での視聴にも対応できる仕様といえるでしょう。ただしAACには非対応で、動作状況はライトの点滅でしか確認できないなど、操作性にこだわる人にとってはやや物足りない性能です。
接続方法は、Wi-Fi接続には非対応。HDMI(ARC)やBluetoothなど基本的な接続方式は一通り対応しています。映画やドラマでセリフを明瞭に聞き取りたい人や、とりあえずサウンドバーを試してみたい人におすすめです。
良い
気になる
幅 | 80cm |
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奥行 | 10.7cm |
高さ | 6.2cm |
重量 | 1.8kg |
サラウンドフォーマットの種類 | 不明 |
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チャンネル数 | 2.1ch |
専用アプリあり | |
AAC対応 | |
DRC機能 |
FunLogyの「FunLogy Soundbar」は、コンパクトで、テレビ下に収まるサイズのサウンドバーです。
コントロール性能は高く、選択型・自由調整型の両方のイコライザーに対応。AAC機能は非対応ですがDRC機能には対応しているため、ボリュームを下げてもセリフがクリアに聞こえます。接続方法も豊富で、HDMI(ARC)、光デジタル、3.5mmアナログ、Bluetoothといった複数の手段に対応。Wi-Fi接続は非対応であるものの、テレビやスマートフォン、ゲーム機など主要なデバイスとは柔軟に接続ができるでしょう。
音質は、低音に厚みがないうえ、セリフも男女問わずこもってしまう印象。BGMや効果音が大きいシーンでは聞き取りづらく感じるでしょう。音の広がりも限定的で、スピーカーの周囲で鳴っているような印象が強く、空間を包み込むようなサラウンド感はあまりありません。検証に参加したモニターからは「音がこもって感じられる」「銃撃音やセリフは聞き取りやすい」「立体感や広がりはやや物足りない」といった声があがりました。
価格も手頃でサイズがコンパクトなので、はじめてのサウンドバーを導入したい人におすすめです。
良い
気になる
幅 | 61cm |
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奥行 | 10cm |
高さ | 6.2cm |
重量 | 2.3kg |
マイベストではベストなサウンドバーを「心地よい音で空間を満たし、設置や日常使いも簡単で、家庭での映像・音楽体験を最大限に高めてくれる商品」と定義。
ベストなサウンドバーを探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のサウンドバー10商品を集め、以下の3個のポイントで徹底検証しました。
検証①:音質のよさ
検証②:コントロール性能の高さ
検証③:接続方法の豊富さ
今回検証した商品
マイベストでは「低音の迫力や音の広がりを感じられるうえ、登場人物のセリフも明瞭に聞こえる」ものをユーザーがとても満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
低音のよさ
特定の帯域の音や左右に移り変わる音を出せるキャリブレーションソフトを用いて、各帯域ごとの音量・あるべきの周波数特性との差から評価。各商品のおすすめ度をスコア化しました。
なお、用いるソフト・音量・周波数特性に関しては、サウンドデザイナーである沖田純之介さんの協力のもと決定しています。
その他音質のよさの観点
モニターが楽曲を実際に聴き、下記の観点で音質のよさを評価。各商品のおすすめ度をスコア化しました。
低音のよさ
その他音質のよさの観点
低音のよさ
その他音質のよさの観点
セリフの明瞭さ:登場人物のセリフがきちんと聞き取れるか
音の広がり:音に動きや空間が感じられるか(音の前後・左右・上下関係が感じられるか)音が部屋全体に広がるか
マイベストでは「動作状況がすぐ確認できて、主要な調整機能や音の好みに合わせたコントロールがしやすい」ものをユーザーがとても満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「HDMIだけでなく多くの接続方法に対応しており、あらゆる状況に対応できる商品」をユーザーがとても満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
サウンドバーは魅力的な点が多い反面、「買って後悔した」「自宅に置けなかった」というような口コミ・評判も。以下では、サウンドバーにまつわるよくある疑問について解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
サウンドバーを購入して後悔する主な理由として、「音質が期待はずれだった」「拡張性のないモデルだった」などが挙げられます。
公式サイトの商品紹介では「完全な立体音響空間」「圧倒的な没入感を与えるサラウンド」などと期待を煽る表現で高音質を謳っていることもしばしば。絶対に後悔したくないなら、店頭で視聴するほかに、オーディオ機器に対応している家具サブスクで短期間レンタルするのも一手です。
また、買ったあとにサウンドバーと外部機器を接続する端子が不足していることに気づくケースも。端子が少ないと、ウーファーやスピーカーを追加し音質を改善したくなった場合に対応できません。本コンテンツのランキングでは搭載されている端子を記載しているので、購入前に確認してくださいね。
サウンドバーを置く正しい位置は、テレビの設置場所がテレビ台の上か壁に掛けているかで異なります。どちらも、テレビとサウンドバーを離しすぎないことを頭に入れておきましょう。
テレビ台の上なら、テレビの下辺の下かつサウンドバーがテレビより前面に来るように設置するのがポイント。テレビの位置から音声が届くので違和感がないうえ、遮るものがないのでダイレクトに迫力ある音を楽しめます。
聴く人の位置によって音が変わる可能性があるので、テレビからは2mを目安に離れるようにしましょう。
置く高さにも注意が必要。サウンドバーがテレビのリモコン受光部を塞ぐ高さのものでは、リモコンが反応しなくなる場合があります。最近は足の低いテレビも多いので、購入前に必ずリモコン受光部までの高さを測りましょう。
どうしてもサウンドバーが受光部を塞いでしまう場合は、見栄えが多少悪くなるものの、別売りのリモコン中継機を設置したりテレビ自体をかさ上げしたりすることで解決可能です。
テレビを壁に掛けているなら、そのすぐ真下にサウンドバーを壁掛けにしましょう。テレビ台と直接触れ合わないため、共振がなくなりピュアな音を楽しめるのが魅力です。
サウンドバーのほとんどの商品が、壁に固定するための金具とネジを同梱しており、別途買う必要はありません。
壁掛けを検討する場合は、デメリットも把握しておきましょう。まず、固定金具は画鋲とは違い太いネジでの固定となるので、賃貸の人は要注意。退去時に、現状復帰のための修理費が必要になってしまいます。
また、壁ならどこでもよいわけではなく下地がなければ取り付けできません。設置する予定の壁が柱や鉄骨の位置ではないか、事前に確認しておきましょう。
テレビとサウンドバーを接続する方法としてメジャーなのはHDMI端子。接続は簡単で、片方をテレビの裏側または側面にあるHDMIポートに差し込み、もう片方をサウンドバーの空いているポートに差し込むだけ。
テレビと接続できたら、サウンドバーの背面にある電源コネクタに電源コードを差し込み、もう片方をコンセントに差し込みます。あとは、スマホまたはPCに専用アプリをダウンロードし、指示される手順に従ってセットアップを完了させましょう。
もしテレビの出力端子が光デジタルのみ搭載されている場合は、別売りの光デジタル音声ケーブルでテレビとサウンドバーをつないでくださいね。
最新の機能を利用するためには、「eARC / ARC」に対応したHDMI端子が必要なので要注意。本コンテンツで紹介している商品はすべて対応していますが、店頭やECサイトで購入する場合は気をつけましょう。
センタースピーカーとしての使用も可能ですが、音色の違うスピーカーの組み合わせでバランスが悪くなる場合もあります。サラウンド再生では可能な限り同じスピーカーか同じシリーズで揃えるのがおすすめです。
自宅で映画館のような迫力ある映像体験を楽しむためには、サウンドバーで音質を向上させるだけでなく、テレビを画質が4K対応のものにアップグレードし、ブルーレイプレーヤーも4Kアップコンバート機能を搭載した高性能なモデルを検討するとよいでしょう。
また、サウンドバーを設置するためのテレビ台がない場合や、サイズが合わない場合は、適切なサイズのテレビ台も一緒に購入することをおすすめします。
以下のコンテンツでは、サイズ別のおすすめテレビや、操作しやすくてきれいに映るブルーレイプレーヤーを幅広く紹介しています。ぜひ、自分にぴったりのアイテムを見つけてくださいね。
メーカー・ブランドで選ぶ
Anker |BOSE |DENON|JBL|ONKYO|SONY|ヤマハ
種類で選ぶ
Bluetoothスピーカー|ネックスピーカー|スマートスピーカー|アクティブスピーカー|USBスピーカー|スピーカーフォン|センタースピーカー|プラグインスピーカー|振動スピーカー|360度スピーカー| iPhone・iPad対応スピーカー|ブックシェルフスピーカー|トールボーイスピーカー | ゲーミングスピーカー | スマートスピーカー
用途別で選ぶ
風呂|テレビ|パソコン|スマホ機能で選ぶ
ハイレゾ|ラジオ付き|時計付き特徴で選ぶ
音楽を楽しむ方法はサウンドバーだけではありません。ヘッドホンやイヤホンなど、さまざまな選択肢があります。気になる人は、以下のコンテンツもチェックしてください。
1位: JBL|JBL|BAR 1000|JBLBAR1000PROBLKJN
2位: Marshall|HESTON 120
3位: JBL|JBL|CINEMA SB580
4位: ボーズ|BOSE|Smart Ultra Soundbar
5位: ディーアンドエムホールディングス|DENON|DHT-S218
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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