大画面に映像を投影できるプロジェクタースクリーン。プロジェクターが投影する映像を明るく鮮明に映すことができ、壁に投影するよりも没入感が格段に上がります。しかし、自立式・壁掛け式など設置タイプがさまざまなうえ、あまり聞きなれないメーカーも多く、どれにすべきか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のプロジェクタースクリーン14商品を集め、7個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのプロジェクタースクリーンをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなプロジェクタースクリーンは「手軽に使用できて生活の邪魔にならず、鮮明に映像を投影できるスクリーン」。ぜひ購入の際の参考にしてください。
現在、WEB・テレビ・雑誌等のメディアを通じて、AV機器の評論家/製品アドバイザーとして活躍中のオーディオ・ビジュアル評論家。株式会社オンキヨーにてAV機器の商品企画職、米国シリコンバレーのデジタルAV機器用ICを手がけるベンチャー企業を経て独立。 その後「ディー・エー・シー ジャパン」を設立し、AV機器関連企業の商品企画コンサルティングや、商業施設から個人のホームシアターまで、AVの視点から空間の提案やアドバイスなども手がける。 2009年からは、日本オーディオ協会「デジタルホームシアター普及委員会」映像環境WG主査、そして同委員会の諮問委員も務めた(~2020年)。 2010年より、ビジュアルグランプリ審査員(主催: 音元出版) 【主な資格】 米ISF認定映像エンジニア。米THX認定ホームシアターデザイナー。一般財団法人家電製品協会認定家電製品総合アドバイザー。
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
準備・片付けが手軽な商品としてユーザーがとても満足できる基準を「設置が簡単で、視聴の際の工程が少ない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
スクリーンが平坦で見やすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「たわみがなく、映像がゆがまない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
反射が均一で大勢で視聴しても見やすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「反射が均一で視聴に影響がない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
色が正確に出ている商品としてユーザーがとても満足できる基準を「肉眼では色の誤差を認識できないほど、高い再現性がある商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
風の影響を受けにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「エアコンの風量では影響を受けない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
持ち運びがしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「重量が軽く、持ち運びに苦がない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
収納時に邪魔になりにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「使わないときでも余分なスペースをとらないもの商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
・サンワサプライ|プロジェクタースクリーン|PRS-S105
・サンワサプライ|プロジェクタースクリーン|100-PRS019
・オーエススクリーン|マスク無し掛図スクリーン|SMH-100HN
新商品の発売情報をリサーチし、以下の商品の検証を行うこととしました。検証実施後ランキングに追加します。
・サンワサプライ|プロジェクタースクリーン|PRS-S105
プロジェクターの購入に合わせて、スクリーンも購入すべきか迷っている人も多いのではないでしょうか。結論として、5万円以上のプロジェクターを購入するのであればスクリーンも併用するのがおすすめです。反対に5万円未満の安価なプロジェクターを使用する場合は、プロジェクター自体の明るさが足りないためスクリーンの恩恵を受けづらいかもしれません。
スクリーンを導入する最大のメリットは、プロジェクターの光がまんべんなく反射されることで映像全体が明るく見えるという点です。明るさはプロジェクターにとって重要な要素。同じプロジェクターでもスクリーンを使用すれば、壁に投影するよりも明るく鮮やかな映像を楽しめますよ。賃貸で使われているような粗めの壁紙に投影する場合と比べると、解像感の向上も期待できます。
画質の向上が見込めるとはいえ、設置場所を確保するのが難しいイメージがあるプロジェクタースクリーンですが、実は自宅のレイアウトに合わせて置きやすいタイプのものから選ぶことが可能。毎日の使用が億劫にならない手軽なものや、使っていないときに邪魔にならないものも紹介しているので、以下の選び方を参考にして自分にあったスクリーンを見つけましょう。
プロジェクターのなかでも、スクリーン導入による画質の差を感じやすいのが5万円以上の機種。プロジェクターの価格は明るさと比例する傾向にあり、ある程度の明るさがあるとスクリーンによる画質向上の恩恵を受けやすいといえます。目安として5万円以上の機種に備わっている程度の輝度があれば、粗い壁紙からスクリーンに変えた際の差は一目瞭然ですよ。
プロジェクタースクリーンを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
100インチと聞くと大きすぎるように感じるかもしれませんが、意外と設置は簡単。横幅は220cm程度あるもののデッドスペースを活用したり、設置する位置を工夫したりすると8畳程度の部屋にも設置できますよ。使っていないときに邪魔になりにくいものや収納しやすいものを選べば、圧迫感も少なく部屋でのくつろぎやすさを損ねずに設置できるでしょう。
キャンプや会議などで使う場合は、携帯性を重視してインチ数が小さいものを選ぶのもひとつの手ですが、置けるスペースが確保できるなら、より迫力を感じられる100インチのスクリーンを選ぶことをおすすめします。
プロジェクタースクリーンは、設置できる場所によって、4つのタイプに分類できます。設置タイプは、カーテンレールが使えるロールカーテン式、工事前提の吊り下げ式、手軽に賃貸で使える壁掛け式、どこでも持ち運べる自立式の4つ。
毎日スクリーンを使うなら、準備や片付けが簡単であることが重要です。収納や片付けなどの手間が多いと、だんだんとスクリーンの使用が面倒になってきて使わなくなってしまうことも。場所に合ったタイプを選ぶとともに、準備や片付けが手軽にできるものを選びましょう。
カーテンレールがある場所にプロジェクターを投影できるスペースがあるなら、他の設置タイプよりもロールカーテン式がおすすめです。
ロールカーテン式はチェーンを引くだけでカーテンの上げ下げが可能なため、力をかける必要がなく操作も簡単。昼間はカーテン、夜はスクリーンとして使うなど、使用シーンごとに姿を変えることができます。なかでもおすすめなのが、「スクリーンになるカーテン」としてロールカーテン式の人気に火をつけたニトリの商品。色が正確に投影できて、たわみもないので映像が歪むことなく投影可能です。
ニトリの「遮光ロールスクリーン」は表面がざらっとした肌触りで、裏面はつるっとした光沢感のある作りになっています。そのため、裏面に投影するとよりきれいに投影できますよ。
カーテンレールに取りつけるのが難しい人は、壁や天井に設置できる壁掛け式や吊り下げ式がおすすめ。なかでも、展開や収納が簡単な手動スプリングを搭載しているものを選びましょう。
手動スプリングとは、スクリーンを巻き上げるときに機能する半自動機構のこと。これが搭載されていると、収納時にスクリーン下部を引っ張るだけで自動的に巻き上がってくれます。
一方、手巻き式の場合は、自分でスクリーンを巻き上げる必要があるので、手動スプリングを搭載していると格段にスクリーンの上げ下げがスムーズに。やや重量がありますが、耐荷重が大きいフック、または突っ張り棒や壁を傷つけずに柱を設置できる「ディアウォール」を利用すれば賃貸でも使用できますよ。ページ下部に導入のために必要なものを紹介しているのでぜひ確認してくださいね。
自宅のみで使う場合は準備や片付けの手間が少ないロールカーテン式・壁掛け式・吊り下げ式がおすすめですが、スクリーンを常設するのが難しい人やアウトドアで使う人は、重さ10kg以内の自立式がおすすめです。
自立式はスペースさえあれば壁や天井に関係なく、好きな場所に置けるのがメリット。しかし、なかには重さが20kg以上あり、据え置きで使う前提の商品もあります。アウトドアや会議など外出先で使うのであれば、肩に下げて持ち運べる重さ10kg以内のものがおすすめです。
それに加えて、頻繁に持ち運ぶ場合にはコンパクトさも重要。100インチのスクリーンは通常、横幅が220cm程度ありますが、なかには収納時に120cm程度まで縮めることができる商品もあります。クローゼットや車の荷室への出し入れのしやすさを考えると、収納時にコンパクトになる商品がおすすめです。
スクリーンと壁で画質を比べた場合、スクリーンならより映像の滑らかさや明るさが際立ち、プロジェクターの性能を十分に発揮させることが可能です。しかし、実は同程度の価格帯のスクリーン同士では、映像の滑らかさや明るさの差はそこまで大きくありません。
反対にスクリーンによって差が出やすいのは、白さとたわみの2点。プロジェクターの色を十分に再現できるかと、たわみがなく見えやすいかをチェックしておきましょう。
プロジェクタースクリーンは、テレビと違ってスクリーン自体が発光して映像を映し出しているわけではありません。プロジェクターが放つ光を反射させることで、私たちの目に映像として届ける役割を担っています。そのため、プロジェクターが発している光の量や色を、そのまま反射させられるスクリーンがよいスクリーンといえます。
今回は専門機器を使い、プロジェクターが放つ白い光と、実際にスクリーンに映っている白の差がどれほどか測定しました。測定で得られる、ΔEという色の誤差を示す値が小さいほど色の再現性が高く映像が自然に見えます。実際に映像を視聴してみると違和感がなかったのはΔE:3以下のもので、肌の色や壁の色が自然に表現されていました。ΔEの値が大きいと、映像が黄色味がかり、不自然に感じることがあるでしょう。
なお、ΔEの値は以下の基準があります。
スクリーンの色味はメーカーの意図や商品によって調整される場合があります。ΔE値が大きくても、必ずしも画質が悪いとは言えません。一方、Δ値が小さいということは、プロジェクターから投射された光の色を忠実に表現できるということであり、良いスクリーンとして重要な指標と言えます。
画質のよしあし以前に、たわみがないことは、見やすさや快適さに関わる重要なポイント。いくら画質がよくても、スクリーンがたわんでいると映像も歪んで見えてしまいます。
実際に検証してみると、重量が5kg以上あるものは自重がかかり、たわみも少ない傾向にありました。重量が5kg以上でたわみがなく色が正確なものとして、壁に固定できる場合はオーエス「MP-100HM-K1」、吊り下げて使用できる場合はTOP・STAR「プロジェクタースクリーン」、床に配置したい場合はEPSON「ELPSC25」がおすすめです。
スクリーンを製造している各社で、力を入れているのがたわみにくさです。1枚板のような平らなスクリーンを作るため、巻き癖がつきにくいように重量を調整したり、経年劣化によるたわみを調整する機能をつけたりと、さまざまな工夫がなされています。
スクリーンにとって、エアコンやサーキュレーターの風は大敵。風によってスクリーンが揺れると、映像が歪んで見えます。前提としてスクリーンを設置する際は、窓際や空調の風が当たる場所は避けるのがベター。そのうえで、風に強いパンタグラフ式のものか、自重が5kg以上のものを選びましょう。
今回の検証では、エアコンの風を想定して、実際にサーキュレーターの風をスクリーンに当てて揺れないかをチェック。軽いスクリーンは、総じて風の影響を受けやすい傾向がありました。
一方で自立式でパンタグラフという機構が搭載されているものや、それ以外のタイプで自重が5kgを超えるものは、風の影響を受けにくいと言えます。風の方向を調整できなかったり、サーキュレーターを頻繁に使ったりする場合は、風の影響の受けにくさ★4.5以上のものを基準に選んでくださいね。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||
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準備・片付けの手軽さ | スクリーンの平坦さ | 反射の均一さ | 色の正確さ | 風の影響の受けにくさ | 持ち運びのしやすさ | 収納時の邪魔になりにくさ | 操作方法 | 設置方法 | 画面サイズ | アスペクト比 | ブラックマスクあり | タイヤ付き | 取っ手付き | 収納袋付き | 幅(収納時) | 幅(展開時) | 奥行 | 重量 | 色の正確さ | 付属品 | |||||||
1 | オーエス 手動スクリーン|MP-100HM-K1-WF204 | ![]() | 4.81 | 10位 | たわみのない映像を実現!見やすさや使い勝手も文句なし | 4.50 | 5.00 | 4.65 | 4.95 | 5.00 | 3.00 | 5.00 | 手動スプリング式 | 壁固定式 | 100インチ | 16:9 | 256.1cm | 256.1cm | 13.4cm | 18.1kg | 1.1 | フック棒、スライディングブラケット、サイドブラケット、十字穴付きトラスタッピンねじ | |||||
2 | トップスター プロジェクタースクリーン | ![]() | 4.72 | 1位 | コスパ重視ならこれ。半自動で使いやすく手間いらず | 4.50 | 5.00 | 4.20 | 4.95 | 5.00 | 3.25 | 4.00 | 手動スプリング式 | 吊り下げ式、壁掛け式 | 100インチ | 16:9 | 228cm | 228cm | 8cm | 6kg | 1.1 | なし | |||||
3 | 立川ブラインド工業 ラルクシールド フェアII 標準タイプ 標準生地 | ![]() | 4.51 | カーテンレールに設置するだけ。場所を取らず操作も簡単 | 4.50 | 5.00 | 5.00 | 4.45 | 4.00 | 3.00 | 5.00 | プルコード式、手動チェーン式、ワンタッチ式、チェーン持出し操作式 | ロールスクリーン式 | 130インチ | 16:9 | 49~450cm | 30~401cm | 3.8cm | 3.2kg | 2.2 | アタッチメント金具 | ||||||
4 | NAQIER 三脚付きプロジェクタースクリーン | ![]() | 4.48 | 3位 | 軽量+コンパクトで組み立て簡単。アウトドアでも大活躍 | 3.75 | 5.00 | 4.25 | 5.00 | 5.00 | 4.75 | 4.50 | 手巻き式 | 自立式、壁掛け式 | 80インチ | 16:9 | 120cm | 183cm | 45cm | 4.5kg | 0.8 | 収納袋、マジックテープ、取り付けフック、取り付け釘 | |||||
5 | サンワサプライ プロジェクタースクリーン|100-PRS019 | ![]() | 4.40 | 4位 | 画面サイズの調整可能で、風の影響を受けにくいスクリーン | 4.00 | 5.00 | 5.00 | 4.30 | 5.00 | 3.25 | 4.00 | 手動スプリング式 | 吊り下げ式、壁掛け式 | 100インチ | 16:9 | 235.9cm | 236.8cm | 8.6cm | 10.1kg | 2.8 | 取扱説明書 | |||||
6 | トップスター トップスター プロジェクタースクリーン|PJS-100-169 | ![]() | 4.38 | 2位 | 色の正確さはトップクラス。やや重量あるが安定感抜群の1台 | 3.50 | 5.00 | 4.40 | 5.00 | 5.00 | 4.50 | 5.00 | パンタグラフ式 | 自立式 | 100インチ | 16:9 | 234cm | 234cm | 12cm | 12kg | 0.6 | なし | |||||
7 | エプソン販売 90型ワイドスクリーン|ELPSC25 | ![]() | 4.35 | 9位 | 自立式では軽量。パンタグラフ搭載で展開が力要らず | 3.50 | 5.00 | 3.90 | 5.00 | 5.00 | 4.75 | 5.00 | パンタグラフ式 | 自立式 | 90インチ | 16:10 | 208cm | 208cm | 12cm | 10kg | 1 | なし | |||||
8 | ニトリ 遮光ロールスクリーン | ![]() | 4.31 | 収納の概念がないカーテン一体型。使わない時はインテリアに | 4.50 | 4.75 | 4.25 | 4.70 | 3.25 | 3.00 | 5.00 | 手動チェーン式 | ロールスクリーン式 | 80~100インチ | 4:3 | 45cm | 45cm | 3.7cm | 1kg | 1.6 | ブラケット(取付ビス付)、レール取付金具(取付ネジ付) | ||||||
8 | オーエス マスク無し掛図スクリーン|SMH-100HN-WG107 | ![]() | 4.31 | 6位 | 圧迫感の少ない1台。メーカーの手厚いサポートも魅力 | 3.75 | 4.50 | 5.00 | 4.60 | 5.00 | 3.25 | 4.00 | 手巻き式 | 壁掛け式 | 100インチ | 16:9 | 241.4cm | 241.4cm | 2.8cm | 3kg | 1.8 | 簡易収納用袋(ビニール)、 取扱説明書 | |||||
10 | シアターハウス プロジェクタースクリーン | ![]() | 4.20 | 5位 | 壁掛け式のなかでも固定位置の調整が自由。画質も良好な1台 | 3.75 | 5.00 | 4.35 | 4.55 | 4.00 | 3.25 | 4.00 | 手巻き式 | 壁掛け式 | 100インチ | 16:9 | 232cm | 232cm | 2.8cm | 2.5kg | 1.9 | 取扱説明書 |
操作方法 | 手動スプリング式 |
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設置方法 | 壁固定式 |
色の正確さ | 1.1 |
良い
気になる
スクリーン専業メーカーオーエスの「手動スクリーン MP-100HM-K1-WF204」は、たわみを調整できる機能があるため、長期的に変わらない映像美を楽しみたい人におすすめ。何度も使用すると、素材が経年劣化してできるたわみも、このスクリーンなら微調整できる点が魅力です。
設置方法には工事で壁に固定するタイプを採用しており、簡単に位置の変更や持ち運びはできないものの、使っていないときは巻き上げておけるので圧迫感は少ないといえます。展開時には手動スプリングによって、半自動でスクリーンが巻き上がるので、準備や片付けも簡単。普段は邪魔にならず、映像を見たいときにもすぐに展開可能です。
本体の重量が十分にあり、スクリーンにしわがほぼ見られず非常に滑らかな映像を視聴できました。たわみを手動で調整できる機能もついているうえ、エアコンの強にあたる風をあてても、揺れることがなかったので、扇風機やエアコンの風を気にすることなく使用できるでしょう。
スクリーン面は滑らかで光を強く反射できており、自然で美しい発色で映し出せていると感じました。実際に専門機器で色の正確さを測定した際には、ΔEが1.1でほとんど誤差はなし。プロジェクターの性能を存分に発揮できるといえます。反射のムラも正面と45度での差が、17cd/m2ほどしかなく、肉眼では視認できない程度でした。
壁に穴を開ける必要があるので、設置できるかどうかは環境によりますが、画質のよさや準備の簡単さは文句なし。持ち家で壁に穴を開ける選択肢がある人には、最有力候補になるプロジェクタースクリーンといえます。
アスペクト比 | 16:9 |
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ブラックマスクあり | |
タイヤ付き | |
取っ手付き | |
収納袋付き | |
幅(展開時) | 256.1cm |
奥行 | 13.4cm |
付属品 | フック棒、スライディングブラケット、サイドブラケット、十字穴付きトラスタッピンねじ |
オーエス MP-100HM-K1-WF204の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
操作方法 | 手動スプリング式 |
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設置方法 | 吊り下げ式、壁掛け式 |
色の正確さ | 1.1 |
良い
気になる
トップスターの「プロジェクタースクリーン」は、予算を抑えたいけど、準備・片付けは手軽なものを探している人におすすめ。手動スプリング機構搭載ながらも、約1万円と価格も抑えられている点が魅力です。
設置方法は吊り下げ式か壁掛け式のどちらかから選択可能。手動スプリング機構が搭載されており、スクリーンの上げ下げが楽にできるので、頻繁に使用する人でもわずらわしさは感じにくいといえます。収納の際勢いよく戻ってしまうこともありますが、手を添えながら戻す一工夫でゆっくりと収納することができますよ。
重量は6kgと壁掛け式や吊り下げ式の中では重いものの、その分たわみができにくく安定感がありました。また、エアコンの風を想定した検証では「強」の風量にあたる風を当てても揺れることがなかったので、空調との位置関係をあまり気にしなくてよいというメリットがあります。
画質に関する検証では、自然で美しい発色で映し出せていると感じました。実際に専門機器で色の正確さを測定した際には、ΔEが1.1ほどでほとんど誤差はなし。プロジェクターの性能を存分に引き出せているといえます。反射のムラも正面と45度での差が、26cd/m2ほどで、角度を変えてもギラつきを感じることなく視聴できました。
吊り下げ式・壁掛け式のなかでは比較的重量があるものの、使用するうえで面倒に感じる点が極力取り払われており、ストレスなく毎日使える商品です。
アスペクト比 | 16:9 |
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ブラックマスクあり | |
タイヤ付き | |
取っ手付き | |
収納袋付き | |
幅(展開時) | 228cm |
奥行 | 8cm |
付属品 | なし |
TOP・STAR プロジェクタースクリーン 100インチ 16:9 の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
操作方法 | プルコード式、手動チェーン式、ワンタッチ式、チェーン持出し操作式 |
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設置方法 | ロールスクリーン式 |
色の正確さ | 2.2 |
良い
気になる
立川ブラインド工業の「ラルクシールド フェアII 標準タイプ 標準生地」は、極力スペースを取りたくない人や、インテリアとの相性を気にする人におすすめ。カーテンとスクリーンの役割を1台でこなすだけでなく、正面カバーの種類が豊富で操作方法を自分好みに変えられるのが魅力です。
設置方法は、カーテンレールに付属のアタッチメントで取りつけるロールカーテン式です。操作方法は、半自動のプルコード操作やロールカーテンでよく使われているチェーン操作など、使用環境に合わせてカスタマイズが可能。さらに、小さな子どもがいても安心のチャイルドセーフティーも付いているので安心して使用できます。
軽い操作感でスクリーンの上げ下げができ、準備や片付けがスムーズ。しかし、軽く生地が薄い分エアコンの風の影響を受けやすいのが難点です。エアコンの風量が「中」以上だと全体がなびいてしまい視聴に集中できなかったので、エアコンの風が当たりやすい位置は避けるといいでしょう。
色の誤差の少なさを示す値はΔE:2.2で、やや青みがかるものの、爽やか傾向の自然な色で映像を見ることができました。加えて、反射のムラは正面と45度の差が7cd/m2ほどしかなく、どの角度から見てもギラツキを感じることなく見られるでしょう。
価格は約4万円とやや高価なものの、正面カバーや操作方法などがカスタマイズでき、使い勝手やインテリア性も考えられている商品です。
アスペクト比 | 16:9 |
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ブラックマスクあり | |
タイヤ付き | |
取っ手付き | |
収納袋付き | |
幅(展開時) | 30~401cm |
奥行 | 3.8cm |
付属品 | アタッチメント金具 |
タチカワブラインド ロールスクリーン ラルクシールド フェアIIの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
操作方法 | 手巻き式 |
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設置方法 | 自立式、壁掛け式 |
色の正確さ | 0.8 |
良い
気になる
NAQIERの「三脚付きプロジェクタースクリーン」は、床に三脚を置いて固定する自立式のプロジェクタースクリーン。さらに自立式のなかでは珍しい壁掛け式にも対応しているモデルです。画面の比率は16:9を採用しており、60~90インチまで10インチごとにラインナップが展開されています。様々な場所で使用したいけど持ち運びが楽なものを探している人にぴったり。持ち運びの際は、幅が120cmまでコンパクトになるので車に乗せるときでも気にせず荷台に入れることができますよ。
設置方法は、自立式にも壁掛け式にもなりますが、毎回組み立てるのが面倒であれば、壁にかけておくのがおすすめ。本体は4.5kgと軽量で、長さ120cmまでコンパクトに片づけることもできます。組み立て方法は簡単で、1人でも設置可能。スクリーンを壁や天井に常設できない人にもおすすめです。
重量は4.5kgと非常に軽量で、片手でも持ち上げられるほど。背面にある4点の支柱でスクリーンを外に張りテンションがかかる構造のため、たわみができにくく風の影響も受けにくいのが特徴です。
画質に関する検証では、色の誤差の少なさを表す数値は、ΔE:0.8と良好な数値を記録。自然な色味で快適に視聴できるでしょう。反射のムラに関しても、正面と45度の輝度の差が25cd/m2しかなく、肉眼で見ても違和感がありませんでした。
低価格ながら使い勝手がよく画質も十分。キャンプや自宅の庭などに持ち出して使用したい人や、室内で使う場合でも常設するスペースがない人に最もおすすめの商品です。
アスペクト比 | 16:9 |
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ブラックマスクあり | |
タイヤ付き | |
取っ手付き | |
収納袋付き | |
幅(展開時) | 183cm |
奥行 | 45cm |
付属品 | 収納袋、マジックテープ、取り付けフック、取り付け釘 |
操作方法 | 手動スプリング式 |
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設置方法 | 吊り下げ式、壁掛け式 |
色の正確さ | 2.8 |
良い
気になる
サンワサプライの「プロジェクタースクリーン100-PRS019」は、床にスクリーンは置きたくないけど、エアコンの風の影響を受けにくいものがいいという人におすすめ。重量があるため、風でなびくことなく視聴ができる点が魅力です。
設置方法は吊り下げ式か壁掛け式のどちらかから選択可能。手動スプリング機構が搭載されているためスクリーンの上げ下げが楽にでき、好みの位置で止められます。ただし、手動スプリングは下に引く力が必要になるため、可能であれば頑丈な壁に釘やネジで固定しておくのがいいでしょう。
重量は約10kgと壁掛け式や吊り下げ式のなかでは重いものの、その分たわみができにくく安定感がありました。加えて、エアコンの風を想定した検証では「強」の風量にあたる風を当てても揺れることがなかったので、空調との位置関係をあまり気にしなくてよいというメリットがあります。
類似商品と比べて4kgほど重いため、よりエアコンの風の影響を受けにくい商品を求めている人におすすめです。
アスペクト比 | 16:9 |
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ブラックマスクあり | |
タイヤ付き | |
取っ手付き | |
収納袋付き | |
幅(展開時) | 236.8cm |
奥行 | 8.6cm |
付属品 | 取扱説明書 |
操作方法 | パンタグラフ式 |
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設置方法 | 自立式 |
色の正確さ | 0.6 |
良い
気になる
トップスターの「 PJS-100-169」は、屋内屋外問わず使用する人で、プロジェクターの性能を引き出したい人におすすめ。色の正確さはトップクラスで映像の再現性が高いのが魅力です。
設置方法は、自立式で屋内屋外ともに安定した地面や床に配置します。足部分をスライドさせてから、ケースを開けて上に引き上げるだけでスクリーンを広げることが可能。また、引き上げの際にはパンタグラフ機構を採用しているため軽い力で好きな位置に調整ができます。
重量が12kgと重い部類にはなりますが、エアコンの風を想定した検証では強に当たる風量を当てても影響を受けにくい結果に。強以上を当ててみても比較的ブレが少なかったため、風が当たりやすいキャンプ場でも快適に視聴できるでしょう。
画質に関する検証では、色の誤差の少なさを示す値は、ΔE:0.6と限りなく正確な色を再現できており、自然な色で映像を見ることができました。加えて、反射のムラは正面と45度の差が22cd/m2程度で、角度を変えて見てもギラツキをさほど感じなかったため友人と視聴しても快適に視聴することができるでしょう。
重量が12kgあるため、持ち運びにはある程度の力が必要になりますが、本体に取っ手が付いており、ケース一体型であるため、持ち運びやすさも考慮されています。キャンプ場でも安定して配置できるので夜のキャンプのお供にも最適です。
アスペクト比 | 16:9 |
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ブラックマスクあり | |
タイヤ付き | |
取っ手付き | |
収納袋付き | |
幅(展開時) | 234cm |
奥行 | 12cm |
付属品 | なし |
操作方法 | パンタグラフ式 |
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設置方法 | 自立式 |
色の正確さ | 1 |
良い
気になる
エプソンの「ELPSC25」は、自立式のプロジェクタースクリーン。画面の比率は16:10を採用しており、60~100インチまで10インチ刻みでサイズが展開されています。スクリーンとケースが一体型になっており、簡単に準備・片付けができます。
設置方法は、脚部分をスライドしてケースを開けてスクリーンを引き上げる自立式。パンタグラフ機構が搭載されているため、力要らずでスクリーンを展開できる点が魅力です。
本体の重量は10kgと自立式のなかでは持ち運びがしやすいのが特徴。スクリーンにはしわが一切なく非常に滑らかな映像を視聴できました。また、エアコンの強にあたる風量でも、揺れることがなかったので、扇風機やエアコンの風を気にすることなく使用できるでしょう。
画質に関する検証では、自然で美しい発色で映し出せていると感じました。実際に専門機器で色の正確さを測定した際には、ΔEが1.0でほとんど誤差はなし。プロジェクターの性能を存分に発揮できるといえます。反射のムラは正面と45度の差が32cd/m2で、見る角度によってはギラつきを感じる可能性があります。
持ち運び可能な重量で、自立式のなかでは設置の手間が少ない点が魅力。壁や天井にスクリーンを常設する場所がない人におすすめです。
アスペクト比 | 16:10 |
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ブラックマスクあり | |
タイヤ付き | |
取っ手付き | |
収納袋付き | |
幅(展開時) | 208cm |
奥行 | 12cm |
付属品 | なし |
操作方法 | 手動チェーン式 |
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設置方法 | ロールスクリーン式 |
色の正確さ | 1.6 |
良い
気になる
ニトリの「遮光ロールスクリーン」は、カーテンレールに固定するタイプ。サイズは1cm単位でオーダーでき、サイズによって縦横比は変わります。プロジェクタースクリーン専用の商品ではなく、カーテン代わりや部屋の間仕切りなど多用途に使える商品ですが、プロジェクター投影用としても注目されています。スクリーン単体として購入することに抵抗のある人におすすめです。
設置方法は、部屋にあるカーテンレールにアタッチメントで取りつけるロールカーテン式です。映画を視聴しないときもカーテンとして使えるので、部屋に馴染んで邪魔に感じにくい点が大きな強みです。
カーテンレールにはめ込んで使うため、軽量なのが特徴。その分、重量が足りずにたわんでしまったり、風の影響を受けやすかったりする傾向があります。窓枠に向けてエアコンが配置されていることは少ないものの、サーキュレーターや扇風機などの風が直接当たる場合には注意が必要です。
スクリーン面は滑らかで光を強く反射できており、自然かつ美しい発色で映し出せていると感じました。実際に専門機器で色の正確さを測定した際には、ΔEが1.6でほとんど誤差はなし。プロジェクターの性能を存分に発揮できるといえます。反射のムラも正面と45度の差が、25cd/m2ほどで、ギラつきは感じませんでした。表面よりも裏面の方が、光が反射しやすい素材だったので、裏面を使用するとよりきれいに映像を楽しめますよ。
スクリーン専用ではないものの、インテリアに馴染み、色の再現性が高く操作も快適。手軽さ重視の人に最もおすすめの商品です。
アスペクト比 | 4:3 |
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ブラックマスクあり | |
タイヤ付き | |
取っ手付き | |
収納袋付き | |
幅(展開時) | 45cm |
奥行 | 3.7cm |
付属品 | ブラケット(取付ビス付)、レール取付金具(取付ネジ付) |
ニトリ 遮光ロールスクリーンの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
操作方法 | 手巻き式 |
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設置方法 | 壁掛け式 |
色の正確さ | 1.8 |
良い
気になる
スクリーン専業メーカーオーエスの「マスク無し掛図スクリーン SMH-100HN-WG107」は、展開したままでも目立ちにくく、壁掛け式の中でも圧迫感の少ないものがいい人におすすめ。黒マスクがないため、壁紙に溶け込み主張しないデザインも魅力です。
設置方法は、壁掛け式でフックで取り付け可能なため設置工事が不要です。手動で巻き上げる必要があるため、手動スプリング式よりも準備や片付けの手間がかかります。また高い位置に設置していると、上部まで届く位置まで巻き上げないといけないため、面倒に感じる人もいるかもしれません。一方、本体が軽く、手動スプリング式のように下に引っ張る力も加わらないため、なるべく壁に負担がなく設置できます。
エアコンの風を想定した検証では、重量が3kgと軽いため、エアコン風量の「強」で揺れてしまい、たわみができて視聴に影響がありました。エアコンやサーキュレーターなどの風が当たる位置は避けて設置しましょう。また、軽さが相まって四隅が内に巻いてしまうため映像の端がやや歪んでしまう部分も。中央部分は大きく歪むことはなく視聴できましたが、気になる人もいるかもしれません。
画質に関する検証では、自然な発色で映し出せていると感じました。実際に専門機器で色の誤差を測定した際には、ΔEが1.8と小さく、色が正確といえます。反射のムラも正面と45度の差が8cd/m2ほどと小さく、大人数で見ても問題ないでしょう。
帯部分が黒いものは映像の濃淡を分かりやすくする効果がありますが、掛けっぱなしだと存在感があり、部屋に馴染まないことも。一方、この商品はマスク部分がなく、展開したままでも比較的インテリアに馴染みやすいため片付けが面倒で出しっぱなしにしてしまう人にもおすすめです。また、商品すべてにシリアルナンバーが付与されているため、購入後のサポートを手厚く受けることができますよ。
アスペクト比 | 16:9 |
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ブラックマスクあり | |
タイヤ付き | |
取っ手付き | |
収納袋付き | |
幅(展開時) | 241.4cm |
奥行 | 2.8cm |
付属品 | 簡易収納用袋(ビニール)、 取扱説明書 |
操作方法 | 手巻き式 |
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設置方法 | 壁掛け式 |
色の正確さ | 1.9 |
良い
気になる
シアターハウスの「プロジェクタースクリーン」は、壁掛け式のプロジェクタースクリーン。画面の比率は16:9を採用しており、40~150インチまで10インチ刻みでサイズが展開されています。軽量で設置も簡単な商品です。
設置方法は壁掛け式で、引っ掛けるところさえあればS字フックやピクチャーレールなどを使い、自由に配置できます。また、引っ掛けるスライドハンガーは動かせる構造になっているため好きな幅に調節可能です。収納方法は、下のバーを巻き上げ最後に左右のテープで固定するタイプで、手動スプリング式と比べると手間がかかります。
本体の重量は2.5kgと軽量。軽さに反してスクリーンにはたわみがなく非常に滑らかな映像を視聴できました。しかし、軽量であるが故に風には弱く、エアコン「中」程度の風量でも揺れが顕著でした。
映像は光を強く反射できており、自然で美しい発色で映し出せていると感じました。実際に専門機器で色の正確さを測定した際には、ΔEが1.9で肉眼で確認できるほどの差はなし。プロジェクターの性能を存分に発揮できるといえます。反射のムラも正面と45度での差が、23cd/m2ほどで、ギラつきは感じませんでした。
アスペクト比 | 16:9 |
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ブラックマスクあり | |
タイヤ付き | |
取っ手付き | |
収納袋付き | |
幅(展開時) | 232cm |
奥行 | 2.8cm |
付属品 | 取扱説明書 |
操作方法 | パンタグラフ式 |
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設置方法 | 自立式 |
色の正確さ | 1.7 |
良い
気になる
サンワサプライの「100-PRS015」は、自立式のプロジェクタースクリーン。画面の比率は16:9を採用しており、60~100インチまで20インチ刻みでサイズが展開されています。高さが調整できるため、映像を際立たせるブラックマスクと言われる黒帯部分の表示・非表示を好みに合わせて変更できます。
設置方法は自立式で、パンタグラフ機構が搭載されているため、軽い力でスクリーンを展開できます。ローラーが付いており、直線での移動は楽に行えますが、方向を変えるのに苦労しました。使わないときも室内に置きっぱなしにする予定の人に向いていると言えます。
本体の重量は、21.3kgと重くローラーが両端についているため大きさ以上に圧迫感があります。ただし、重量がある分安定感があり、エアコンの強にあたる風量をあてても揺れることがなかったので、扇風機やエアコンの風を気にすることなく使用できるでしょう。
画質に関する検証では、色ムラなく快適な視聴が可能。実際に専門機器で色の正確さを測定した際には、ΔEが1.7で大きな誤差はなし。プロジェクターの性能を存分に発揮できるといえます。反射のムラは正面と45度の差が59cd/m2で、大勢で見る際には角度によってはギラつきを感じるので注意が必要です。
アスペクト比 | 16:9 |
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ブラックマスクあり | |
タイヤ付き | |
取っ手付き | |
収納袋付き | |
幅(展開時) | 255cm |
奥行 | 18.5cm |
付属品 | なし |
操作方法 | 手動スプリング式 |
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設置方法 | 自立式 |
色の正確さ | 0.9 |
良い
気になる
サンワサプライの「プロジェクタースクリーン(三脚式) PRS-S105」は、好きな高さや方向を調整し、その場に合った設定ができます。
設置方法は、三脚部分を立ててからスクリーンの高さを調整する自立式。スクリーンの高さや位置、傾きの調整が可能です。しかし、三脚部分を開いてからスクリーンとなる部分を展開しないといけないため、狭いスペースや周囲に人がいる場合は気を配りながら設定する必要がありました。
エアコンの風を想定した検証では、重量が11.3kgあるため、強に当たる風量でも揺れることなく視聴できました。エアコンが当たりやすい場所や、屋外でも使用しやすいでしょう。
画質に関する検証では、色の誤差の少なさを表す数値はΔE:0.9とほぼ誤差がなく、自然な色味で快適に視聴できました。反射のムラに関しては、正面と45度の輝度の差が22cd/m2と、肉眼で見ても違和感がありませんでした。
収納時は、スクリーンを縦方向に回転させて三脚部分とスクリーンが同じ方向になりますが、コンパクトとは言えず操作に慣れが必要です。ある程度力があり、器用な人でないと面倒を感じるかもしれません。
アスペクト比 | 4:3 |
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ブラックマスクあり | |
タイヤ付き | |
取っ手付き | |
収納袋付き | |
幅(展開時) | 231cm |
奥行 | 87cm |
付属品 | なし |
操作方法 | 組み立て |
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設置方法 | 自立式 |
色の正確さ | 5.2 |
良い
気になる
スクリーン専業メーカーキクチの「GML-100W」は、自立式のプロジェクタースクリーン。画面の比率は16:9を採用しており、投影サイズは100インチが展開されています。自立式のなかでは、2万円台と比較的安く購入することが可能。黒マスク部分を無くすことで16:9や4:3に対応することができます。
設置方法は自立式で、パンタグラフ機構は非搭載。収納しているアームを伸ばして、そこにスクリーンを引っ掛けて展開する必要があり、パンタグラフ搭載のものと比べると、やや準備の工程が多いと言えます。
本体の重量は6.6kgと自立式のなかでは比較的軽めです。ただし、スクリーンにたわみが4か所程度あり、映像が歪んで見えました。一方、エアコンの強にあたる風量をあてても揺れなかったので、扇風機やエアコンの風を気にすることなく使用できるでしょう。
画質に関する検証では、肌の色や雲などの映像を見るとやや黄色味が強く出る点が気になりました。実際に専門機器で測定した数値も、ΔEが5.2と色の再現性が高いとは言えない結果に。反射のムラは正面と45度での差が、36cd/m2となり、見る角度によってはギラつきを感じる可能性があります。
本体重量は軽いものの、準備や片付けに手間がかかるため、万人が使いやすいとはいえません。
アスペクト比 | 4:3、16:9 |
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ブラックマスクあり | |
タイヤ付き | |
取っ手付き | |
収納袋付き | |
幅(展開時) | 210cm |
奥行 | 30cm |
付属品 | なし |
mybestではベストなプロジェクタースクリーンを「手軽に使用できて生活の邪魔にならず、鮮明に映像を投影できるスクリーン」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のプロジェクタースクリーン14商品を集め、以下の7個のポイントで徹底検証しました。
検証①:準備・片付けの手軽さ
検証②:スクリーンの平坦さ
検証③:反射の均一さ
検証④:色の正確さ
検証⑤:風の影響の受けにくさ
検証⑥:持ち運びのしやすさ
検証⑦:収納時の邪魔になりにくさ
今回検証した商品
準備・片付けが手軽な商品としてユーザーがとても満足できる基準を「設置が簡単で、視聴の際の工程が少ない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、ポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
スクリーンが平坦で見やすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「たわみがなく、映像がゆがまない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
専用の機器を使い、画面いっぱいにパターン表示を投影し、縦11本の線が直線であるかを商品ごとにメジャーで測定。歪んでいる本数が少ないほど高評価としてをおすすめ度をスコア化しました。
反射が均一で大勢で視聴しても見やすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「反射が均一で視聴に影響がない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
5度と45度の位置から、同じ地点の光度を見ることで均一に反射しているかを検証しました。差が小さいほどムラがなく、大きいほどムラがあるとしスコア化しました。
専門の機器を使い、ΔEが0.1に近ければ近いほど色の誤差なく表現できているとしてスコア化をしました。
風の影響を受けにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「エアコンの風量では影響を受けない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
サーキュレーターを使って風量を徐々に強めていき、揺れた・揺れていないの二択で評価を実施し、スコア化しました。
持ち運びがしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「重量が軽く、持ち運びに苦がない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、ポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
収納時に邪魔になりにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「使わないときでも余分なスペースをとらないもの商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、ポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
最もメジャーでラインナップも多い壁掛け式のスクリーン。使いやすい商品が多くある一方で、壁一面を使うのが難しかったり、賃貸で壁に穴を開けられなかったりして、設置に踏み切れない人も多いはず。突っ張り棒や壁を傷つけずに柱を設置できる「ディアウォール」というアイテムを使えば簡単に導入できるので、ぜひ検討してください。
スクリーンが軽量なものであれば、突っ張り棒を使うのがおすすめです。準備するものは、壁掛け式スクリーン・S字フック・突っ張り棒の3つ。壁掛け式を考えている人は、突っ張り棒を使用することで賃貸を傷つけずに設置することができます。設置する際に、スクリーンの横幅に引っかかる障害物がないかと、突っ張り棒の耐荷重をスクリーンの重量が超えていないかを確認しましょう。
6kg以上の重量がある壁掛けスクリーンを設置したい場合は、ディアウォールがおすすめ。準備するものは、壁掛け式や吊り下げ式のスクリーン・ディアウォール・2×4の木材2本。ディアウォールとは、壁や天井に傷をつけることなく好きな場所に柱を作ることができるアイテムです。固定器具がいるタイプでも壁に傷をつけずに設置できますよ。
ホームセンターで揃えられるものばかりなので、チェックしてみてくださいね。
mybestでは、プロジェクターも実際に検証して徹底比較しています。用途に合わせて自分好みのアイテムをチェックしてくださいね。
1位: オーエス|手動スクリーン|MP-100HM-K1-WF204
2位: トップスター|プロジェクタースクリーン
3位: 立川ブラインド工業|ラルクシールド フェアII 標準タイプ 標準生地
4位: NAQIER|三脚付きプロジェクタースクリーン
5位: サンワサプライ|プロジェクタースクリーン|100-PRS019
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