原音に忠実なサウンドを目指して開発された、DENON サウンドバー DHT-S218。インターネット上では「声の聞き取りやすさがすばらしい」と評判ですが、「重低音は強くない」といった口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のサウンドバーとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、サウンドバー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
DENON サウンドバー DHT-S218は、声の聞こえやすさと手頃な価格を重視する人におすすめ。声の厚みやハキハキ感に関わる音域のボリュームを実際に測定すると、音量は約78dBとボリューミーで、比較した全商品の平均75dB(※2025年2月時点)を優に超える大きさでした。実際に聞いてもセリフの強弱まで再現できており、「声の聞き取りやすさがすばらしい」との口コミにも頷けます。
臨場感の高さも非常に優秀です。音の広がりを調べるため左右の音量差を測定すると、同価格帯のほかのモデルと比べて差分はかなり大きめ。音が左右に移動する感覚を得られ、映画館のような緊迫感を味わえました。「重低音は強くない」との口コミどおり低音は大迫力とはいかないものの、テレビよりはパワフルさを楽しめます。
使い勝手も良好。地デジ用音声フォーマットのAACに対応し、コンテンツごとに音声を切り替える手間がかかりません。接続方法はHDMI・Bluetooth・光デジタル・オーディオの4つと多く、スマホ・タブレット・オーディオ機器など多彩なデバイスと接続可能です。HDMI接続は比較した約2/3の商品と同じくeARC仕様で、高品位な音声フォーマットにも対応していました。
幅89cmと大きすぎないワンボディタイプで、設置しやすいのも魅力です。重量は3.6kgと両手で持ち上げやすく、移動時の負担も少ないでしょう。一方でカスタマイズ性はあと一歩。立体音響技術のDolby Atmosや声がより聞き取りやすくなるDRC機能はありますが、レイアウトに合わせて音が最適化される自動音場補正機能は非搭載でした。
価格は約3万円(※2025年2月時点・ECサイト参照)と性能のわりにリーズナブル。テレビ視聴・映画鑑賞などセリフが多いコンテンツをよく見る人にはおすすめできます。とはいえ、ズンズン響くような迫力ある重低音やカスタマイズ性を重視する人は、ほかの商品を検討しましょう。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
JBL
まるで映画館のような大迫力サウンド!自宅の音が生まれ変わる
サウンドバーを使用するメリットは、自宅のテレビで迫力あるサウンドを手軽に楽しめるところです。テレビ用のスピーカーを組む場合は複数の機器を組み合わせる必要があるのに対し、サウンドバーなら1台で完結。接続するだけで、映画やテレビ番組の低音や細やかな音が聞き取りやすくなりますよ。
今回ご紹介するDENON サウンドバー DHT-S218は、「音楽を美しく奏でる」と謳うワンボディタイプの商品です。立体音響技術の「Dolby Atmos」に加え、ブルーレイディスクなどに採用されているロスレスオーディオフォーマットの「Dolby TrueHD」にも対応。楽曲制作時のマスター音源の情報が漏れなく圧縮され、高音質再生できる設計です。
DENONは、1910年に創業した日本コロムビア株式会社の電気部門の独立によって発足したオーディオメーカー。日本初の録音機製造会社として誕生し、オーディオ業界に貢献してきました。近年では、ワイヤレススピーカー・スピーカーシステム・ヘッドホンといったさまざまな機器を展開しています。
4K/60Hzの映像信号に対応するHDMI入出力端子も備わり、パススルーにも対応しています。パススルーとは本品に入力された映像と音声の情報を、そのままほかのデバイスに出力できる機能。ハイスペックなゲームも迫力あるサウンドで楽しめるでしょう。
テレビの前に置くだけでなく、壁掛けできるのもうれしいポイント。付属品は、かんたんスタートガイド(保証書)・リモコン・電源コード・単4形乾電池×2・HDMIケーブルの全5点です。
<スペック>
DENONでは、全部で6種類のサウンドバーを販売しています(※2025年2月時点)。公式サイトで確認できたラインナップは以下のとおりです。
<ラインナップ>
ラインナップのなかでもワンボディタイプは本品を含む3種類。DENON HOME SOUND BAR 550は6万円前後(※2025年2月時点・ECサイト参照)と本品より高価格ですが、音楽ストリーミングサービスなどに対応している点が特徴です。SpotifyやAmazon Music HDを楽しみたい人によいでしょう。
本品の前モデルにあたるDHT-S217も、同じくワンボディタイプの商品。基本的な特徴や外観は本品とほぼ同じですが、音質が異なります。本品は前モデルよりも高音質を磨き上げることにこだわって開発されているので、より原音に忠実な音楽を楽しみたい人にはDHT-S218がおすすめですよ。
今回はDENON サウンドバー DHT-S218を含む、人気のサウンドバーを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気のサウンドバーを比較検証したところ、DENON サウンドバー DHT-S218には6つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
両者の平均値は77.93dBと10万円を超える高級モデルにも負けない大きさで、満足の基準や全体平均の75dB(※2025年2月時点)を優に上回っています。「声の聞き取りやすさがすばらしい」との口コミどおり、テレビ視聴や映画鑑賞などセリフが多いコンテンツにおすすめですよ。
実際に聞いても、セリフの強弱までしっかり再現。音数が多いとやや詰まった感じがあったものの、テレビよりもクリアに聞き取れます。3段階で調整できるダイアログエンハンサー機能も備わり、音量を上げずとも声を強調できて便利です。
音量差が大きいと、たとえば乗り物が左から右へ移動する雰囲気をよりリアルに感じられます。本品の音量差は満足の基準とした2dBや全体平均の約1.75dB(※2025年2月時点)を上回り、比較した予算3万円程度の商品内ではかなり優秀でした。「映画の世界に入り込んだような臨場感」との謳い文句にも納得です。
実際に聞いても包み込まれるようなサウンドで、映画館さながらの緊迫感を味わえました。左右の広がり・音の厚みも感じられ、2ユニットタイプに匹敵するほどのしっかり聞かせるクオリティといえます。
サブウーファー付き商品の多くが満足の基準とした80dBを超えていた点をふまえると、本品は「重低音は強くない」との口コミにも頷けます。とはいえワンボディとしては悪くなく、テレビよりは迫力ある低音を楽しめそうです。
実際に聞くとくっきり輪郭のあるサウンドで、地面が揺れているような感覚を味わえました。重心の低い低音もある程度鳴らせており、バスドラやベースの動きも伝わります。音圧がほどよく、聞き疲れもしにくいでしょう。
接続方法の切り替えを、本体ボタンとリモコンで行えるのも便利です。本体ディスプレイや専用アプリがなく、動作状況をライトでしか確認できない点は惜しいですが、不自由さを感じるほどではないでしょう。
テレビとの接続はHDMIケーブル1本をつなぐだけと簡単。HDMIは比較した2/3ほどの商品と同様にeARC仕様なので、高音質で映画やライブを楽しめます。なお光デジタル接続を利用する場合は、光デジタル音声ケーブルを用意してくださいね。
スマホ・タブレットとはBluetoothで接続でき、アプリを入れる手間を省けるのもうれしいポイント。ストリーミングサービスをサウンドバーから出力して楽しめるのも魅力です。一方Wi-Fi接続には非対応なので覚えておきましょう。
重量は3.6kgと重すぎず両手で持ち上げやすいので、設置や移動時の負担もそれほど大きくないといえます。
DENON サウンドバー DHT-S218にはたくさんのよい点がある反面、気になる点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
上位再生フォーマットのDTS:Xにも非対応。ただDolby Atmosには対応しており、音が頭の上で鳴っているような雰囲気を味わえます。アクション映画やライブ映像などに重宝しますよ。
また、シーンに合わせて選べる4種類のサウンドモードも搭載し、夜間は音量を下げてもセリフがクリアに聞こえるナイトモードが便利です。Pureモードは、Dolby Atmosなどの処理を停止して原音の魅力をありのままに再生できるようチューニングされています。
チャンネル数 | 7.1ch |
---|---|
HDMI規格 | ARC、eARC |
Dolby Atmos対応 | |
AAC対応 | |
DRC機能 |
良い
気になる
入力端子 | HDMI、光デジタル、アナログ、USB |
---|---|
出力端子 | HDMI |
サウンドバーのタイプ | ワンボディ |
AirPlay対応 | |
専用アプリあり | 不明 |
イコライザー機能 | |
専用リモコン付き | |
音声アシスタント対応 | |
壁掛け対応 | |
Chromecast対応 | |
DTS:X対応 |
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DENON サウンドバー DHT-S218の取扱店舗は、全国の家電量販店やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトです。値段は32,000円前後(※2025年2月時点・ECサイト参照)。普段使っているサイトを確認してみてくださいね。
より安く購入したい場合は、中古品の出品も要チェック。定価より高い値段で販売されている場合もあるので、よく確認しましょう。
最後に、また異なる魅力をもったほかのおすすめ商品をご紹介します。
映画館のような迫力を味わいたいなら、JBLのBAR 1000がおすすめです。本体のほか大型サブウーファー・リアスピーカー2つが付属する4ユニットタイプで、左右の音量差がかなり大きく臨場感は非常に優秀でした。DHT-S218にはなかった自動音場補正にも対応し、部屋のレイアウトに合わせて音を調整できますよ。
ワンボディでお探しなら、ヤマハのSR-X40Aも候補になるでしょう。内蔵された2つのサブウーファーにより、輪郭のある低音を再現。臨場感も比較した商品内ではトップクラスで、立体的なサウンドを楽しめました。Spotifyなどのストリーミングサービスを利用できる機能も搭載されています。
チャンネル数 | 7.1.4ch |
---|---|
HDMI規格 | ARC、eARC |
Dolby Atmos対応 | |
AAC対応 | |
DRC機能 |
良い
気になる
入力端子 | HDMI、光デジタル、USB |
---|---|
出力端子 | HDMI |
サウンドバーのタイプ | 2ユニット、4ユニット |
AirPlay対応 | |
専用アプリあり | |
イコライザー機能 | |
専用リモコン付き | |
音声アシスタント対応 | |
壁掛け対応 | |
Chromecast対応 | |
DTS:X対応 |
JBL BAR 1000を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
チャンネル数 | 7.1ch |
---|---|
HDMI規格 | ARC、eARC |
Dolby Atmos対応 | |
AAC対応 | |
DRC機能 |
良い
気になる
入力端子 | HDMI、光デジタル |
---|---|
出力端子 | HDMI |
サウンドバーのタイプ | ワンボディ |
AirPlay対応 | |
専用アプリあり | |
イコライザー機能 | |
専用リモコン付き | |
音声アシスタント対応 | |
壁掛け対応 | |
Chromecast対応 | |
DTS:X対応 |
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。