マイクとスピーカーが一体になったマイクスピーカー。メーカーによってはスピーカーフォンとも呼ばれており、テレワークやWEB会議の普及にともない導入する人も増えています。しかし、ヤマハやAnker、エレコムなど多種多様なメーカーから販売されているうえ、大きさや価格帯もさまざま。肝心の音も使ってみなければわからず、どれを選ぶべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のマイクスピーカー11商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのマイクスピーカーをランキング形式でご紹介します。
mybestが定義するベストなマイクスピーカーは「会議室のどこに座っても音声がはっきり聞こえて、相手に音声がしっかり伝わるマイクスピーカー」。徹底検証してわかったマイクスピーカーの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
1995年に映像音楽業界に入り、スタジオのミキサー兼サウンドデザイナーとしてキャリアスタート。2008年に株式会社okidesignを起業。約30年に亘る音響機材やデジタル機器に関する知識・経験をオーディオユーザーに役立てたいと考えており、マイベストでは2022年からヘッドホン・イヤホン・スピーカーなどオーディオ製品の検証を20回以上参画・監修してきた。 最近自腹で購入して良かったデバイスは、Beats Solo 4、AirPods Pro 2など。使っているスピーカーはB&W805D2、ヘッドホンはAustrianAudioのHi-X15。 サウンドデザイナーとしては、音楽や効果音制作・ミックス・マスタリング・ライブレコーディング・サラウンドなど活動は多岐にわたっており、広告やミュージックビデオは2000本以上を担当し、映画は海外含め多数の受賞歴あり。9.1.6chサウンドの自社スタジオや7.1.2chサウンドのホームシアター、キャンピングカーを改造した録音機材車も所有。施設音響や電気自動車の音も制作。常に最新のオーディオ・音楽機材をチェックし、最高の音響・音楽環境を追い求めている。
オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて、オーディオ機器を提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
マイベストでは「どの距離にいる人でもおおよそ同じ音量で相手に声が届き、聞き直しがほとんどない」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「女性・男性の声がともにハキハキと聞こえるので、ストレスなく自分の声を届けられる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「スピーカーの音が概ねクリアで、ある程度ハキハキ声が聞こえるので会議が進めやすい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「おおよその接続方法に対応しているうえ、主要プラットフォーム、OSに対応していて使いやすい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「一部付加機能があり、本体のみでほとんどの操作は可能でストレスが少なく使える」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、検証しランキングに追加すべき商品はありませんでした。
11商品を検証し、2024年3月19日時点での検証結果に基づき、ランキングとコンテンツの内容を刷新しました。
マイクスピーカーは、集音マイクとスピーカーが一体となった機器で、会議室などで複数人が参加するWEB会議の際に活用されます。音声を拾って相手に届ける役割と、通話先の声を出力する役割を1台で担える点が特徴です。
特に複数人での会議では、ノートパソコンの内蔵マイクだけでは音を拾いにくく、参加者全員の声を均等に届けるのが難しいため、集音性能に優れたマイクスピーカーの導入が推奨されます。さらに、エコーキャンセル機能を搭載している製品が多く、ハウリングの心配も軽減されますよ。
1対1のWEB会議では必須ではありませんが、複数のPCで同じ空間から参加する場合、マイクのオンオフ操作に煩わされることも多いはず。使い勝手や音声の明瞭さを考慮すると、一定の規模を超える会議では導入を検討する価値があります。
マイクスピーカーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
マイクスピーカーには「据え置き型」と「ピンマイク型」の2タイプがありますが、基本的には据え置き型を選べば間違いありません。
据え置き型はテーブルの上に置いて使うタイプで、複数人が参加する会議でも全方位からしっかり声を拾えるのが特徴。会議室に置いておけばPCと接続するだけでいつでも使用できるので便利です。そのため、だれでも使用できる環境にしておきたいなら据え置き型を選びましょう。
ピンマイク型のマイクスピーカーは安定した音質を重視する人におすすめ。据え置き型よりもマイクが口元に近いため、低音から高音までまんべんなく拾えて、非常に安定しています。また、会議室のどこにいても距離に関係なく声をしっかり拾ってくれる点は大きなメリットといえるでしょう。ただし、ピンマイクの充電や都度取り外す必要があり、手間がかかる点には注意が必要です。
マイクスピーカーは4~10人の小中規模の会議室での使用が適していますが、30人以上が参加するような大人数用の会議室ではマイクスピーカーよりも、国会で使用されるようなグースネックマイクのほうがおすすめです。
マイクというものは音源(口)から離れるとどうしても音質が劣化してしまうものです。なので、ピンマイクモデルのようなマイクと口の距離が近いほうが音質は良くなります。
相手の声を音量に頼らず、ハキハキ聞き取りたいなら、低音から高音までバランスよく出ているマイクスピーカーを選びましょう。ボリュームを上げなくても聞きやすい音質であれば、長時間の会議でも音量調節をする必要がありません。
まず注目したいのが、周波数バランスの良さ。低音から高音までの広い音域をまんべんなく再生できるモデルは、声の抑揚や細かなニュアンスもしっかり伝えてくれます。「スピーカーの音質のよさ」の検証の評価が★4.50以上の製品なら、実際の使用感でも満足できるはずです。
また、子音の帯域である2kHz~4kHzの高域がしっかり出るマイクスピーカーなら、相手の声がハキハキとしっかり聞こえやすいですよ。音の輪郭がはっきりするので、複数人が話す場面でも声が埋もれにくくなりますよ。
高域以外にも中低域がしっかり出ているスピーカーは相手の声が良く聞こえます。スピーカーの音質を追求するなら中低域の音質が出ている製品を選ぶのもひとつの手段です。
大人数でのWEB会議や広い会議室で使うなら、大規模会議室に対応した連結機能つきのマイクスピーカーがおすすめです。1台では拾いきれない声も、複数台を連携させることで全体をカバーできるようになります。
2台以上のマイクスピーカーをスムーズに連携できるモデルは、会議のスタイルに柔軟に対応できるのが強み。連結することで集音範囲が広がり、半径200cm以上の広さにも対応可能です。部屋の隅にいる人の声までしっかり拾えますよ。
アナログ端子を使った有線接続モデルなら、連携操作も簡単。複雑な設定なしでサクッと繋げられるので、機器に不慣れな人にとってはうれしいポイントですね。
各マイクスピーカーがそれぞれ広いエリアをカバーできる設計なら、会議室のどこにいても音声がクリアに届きます。とくに20人以上が集まるような会議でも、全員の声が均等に拾われる環境が整いやすいといえます。
ピンマイクモデルなら会議室の広さに関係なく音を拾ってくれますが、スピーカー性能が高くなかったため、複数台接続できる商品のほうがおすすめです。
だれでも簡単に操作できて、どんな機能があるかがパッと見てわかるマイクスピーカーを選ぶなら、「直感的な操作性」と「機能の視認性」がカギ。特に機械が苦手な人や、初めて使う場面でも安心して扱えるモデルがおすすめです。
たとえば、本体の上部にボタンが搭載されているタイプはひと目で機能が分かりやすく、複雑な操作を必要がありません。さらに、機能がタッチ式で操作できるマイクスピーカーなら操作音が相手に伝わりにくいのもうれしいポイント。
また、PCと連携して操作できる設計も便利。マイクスピーカー本体を操作せずともPC側からマイクのオン・オフができるタイプなら、マイクスピーカーから離れていても操作できます。
さらに、操作音が気にならない設計かどうかも注目したいところ。タッチ式ならボタン式と違って押下音がなく、会話中に「カチッ」という音がマイクに入る心配がありません。静かな操作性は、会議の集中力を妨げない安心材料といえます。
接続はどの商品もUSB接続するだけで操作が可能です。また、USBハブにマイクスピーカーを繋げておけば、複数機器があっても簡単に接続できますよ。
2台を連結するには、本製品を2台購入する必要があります
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||
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マイクの集音性能の高さ | マイクの音質のよさ | スピーカーの音質のよさ | 接続性の高さ | 使い勝手のよさ | マイクの指向特性 | 集音範囲 | 対応人数 | 重量 | 操作方法 | 幅 | 奥行 | 高さ | エコーキャンセリング機能 | Web会議ソフトウェアとの連携 | Bluetooth接続 | バッテリー内蔵 | 接続端子 | 連結可能 | |||||||
1 | ヤマハ ユニファイドコミュニケーションスピーカーフォン|YVC-330 | ![]() | 4.70 | 4位 | 騒がしい環境でも声を明瞭に。多人数会議に最適な高性能マイクスピーカー | 4.92 | 4.39 | 4.51 | 4.95 | 4.70 | 単一指向性×3 | 推奨1.5m以内、最大3m(360度) | 4~10人 | 800g | ボタン式 | 23.5cm | 22.6cm | 4.6cm | USB Type-A、EXT | ||||||
2 | Anker 会議用マイクスピーカー|S600 | ![]() | 4.62 | リモートワークでも会議室でも使える万能モデル! | 4.91 | 4.47 | 4.13 | 4.90 | 4.70 | 全指向性 | 不明 | 不明 | 0.59kg | タッチ式、ボタン式 | 8.5cm | 8.5cm | 14.8cm | USB Type-C | |||||||
3 | サンワサプライ WEB会議USBスピーカーフォン|MM-MC36 | ![]() | 4.56 | 7位 | USB Type-Aでの安定接続!小規模会議におすすめ | 5.00 | 4.30 | 4.08 | 4.75 | 4.60 | 全指向性 | 最大4m | 6~8人 | 約0.2kg | タッチ式 | 約12cm | 約12cm | 約3.8cm | USB Type-A | ||||||
4 | Anker PowerConf S3|AK-A3302011 | ![]() | 4.55 | 1位 | 1万円以下で選ぶならこれ!基本性能は十分なスペック | 4.90 | 4.40 | 3.91 | 4.95 | 4.70 | 全指向性 | 不明 | 不明 | 約340g | タッチ式、ボタン式 | 12.4cm | 12.4cm | 2.8cm | USB Type-A、USB Type-C | ||||||
5 | GN Audio Jabra|SPEAK2 55 | ![]() | 4.54 | 3位 | 高性能マイクで明瞭な音声を実現。小規模会議におすすめ | 5.00 | 4.39 | 3.79 | 4.90 | 4.78 | 全指向性 | 最大2.3m | 不明 | 0.28kg | タッチ式 | 12cm | 12cm | 3.3cm | USB Type-A、USB Type-C | ||||||
6 | BALILA 会議用マイクスピーカー | ![]() | 4.53 | 6位 | ピンマイク型で安定した会議が可能!長時間や連続使用には不向き | 5.00 | 4.62 | 3.75 | 4.75 | 4.55 | 全指向性 | 最大20m | 5~10人 | 0.068kg | ボタン式 | 10cm | 10cm | 2cm | USB Type-A、USB Type-C | ||||||
6 | ZHUOSHENG 会議用マイクスピーカー | ![]() | 4.53 | 8位 | 低価格でピンマイク型のマイクスピーカーが欲しい人に! | 5.00 | 4.62 | 3.75 | 4.75 | 4.55 | 全指向性 | 20m | 最大10人 | 0.44kg | ボタン式 | 11cm | 11cm | 3cm | USB Type-A、USB Type-C | ||||||
8 | EMEET OfficeCore Luna | ![]() | 4.51 | 5位 | 複数台購入ならこれ!接続性が高く、コスパも良い | 4.68 | 4.11 | 4.22 | 5.00 | 4.80 | 全指向性 | 最大2.4m | 会議人数:最大8人/デイジーチェーン利用時:最大16人 | 0.301kg | ボタン式 | 12cm | 3.9cm | 12cm | USB Type-A、AUX、ドングル接続 | ||||||
9 | EMEET EMEET OfficeCore M0 Plus | ![]() | 4.49 | 2位 | 価格相応の性能。音質にこだわらないなら選択肢に | 4.63 | 4.19 | 4.15 | 4.95 | 4.80 | 全指向性 | 最大3m | 16人(2台連結時) | 0.25kg | ボタン式 | 11.6cm | 11.6cm | 4cm | USB Type-A、AUX | ||||||
10 | EMEET OfficeCore M2 | ![]() | 4.44 | 9位 | 直感的な操作が魅力。音質重視には不向き | 4.88 | 4.03 | 3.81 | 4.95 | 4.85 | 全指向性 | 約3.7m(12ft) | 会議人数:最大10人/デイジーチェーン:最大16人 | 0.29kg | タッチ式 | 12.5cm | 12.5cm | 3.5cm | USB Type-A、AUX |
操作方法 | ボタン式 |
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連結可能 |
良い
気になる
ヤマハの「ユニファイドコミュニケーションスピーカーフォン YVC-330」は、日本発の音響機器メーカーであるヤマハが開発した、ビジネス向けの会議用マイクスピーカーです。同社の音響技術を活かし、オープンスペースや小中規模の会議室での遠隔コミュニケーションに適したモデルとして展開されています。
本製品の最大の特徴は、スピーカーの音質のよさにあります。検証商品の中で唯一の★4.50以上の高評価で音質の特徴としては中高域の音がしっかり出ており、ハキハキとした芯のある声が聞こえます。また、マイクの集音性能も高く、3つの高性能マイクが360度全方位をカバーし、声の大小や発言者との距離に左右されにくいため、複数人が発言する会議でもスムーズなコミュニケーションが可能です。
接続性の高さも魅力の一つです。USB、Bluetooth、アナログ端子に対応し、主要なWeb会議ツールとの連携も可能。多様なデバイスやOSでの利用に不安がないため、場所やデバイスを選ばずに使用できるでしょう。
一方で、本体サイズが比較商品の中では最も大きく、会議室以外での利用には不向きです。リモートワークで使用する場合はサイズがコンパクトな他商品を検討しましょう。また、今回の比較商品の中で価格が最も高く、低価格の商品を探している人にはおすすめできません。
多人数が参加する会議や、クリアな音声を求めるビジネスユーザーに最適な製品です。特に、オープンスペースや小中規模の会議室での使用を想定している人におすすめできます。
重量 | 800g |
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幅 | 23.5cm |
奥行 | 22.6cm |
高さ | 4.6cm |
エコーキャンセリング機能 | |
Bluetooth接続 | |
バッテリー内蔵 | |
接続端子 | USB Type-A、EXT |
ヤマハ ユニファイドコミュニケーションスピーカーフォン YVC-330をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
良い
気になる
Ankerの「会議用マイクスピーカー S600」は、中国に本社を置くAnker Innovationsが開発したマイクスピーカーです。同社は、充電器やオーディオ機器などのスマートデバイス周辺機器を手がけるグローバルブランドです。本製品は、同シリーズ内でも高性能モデルとして提供されています。
本製品の最大の特徴は、マイクの性能にあります。据え置き型のマイクスピーカーの中ではマイクの音質の評価が最も高く、中高域の音をしっかりと収録でき、音が太く相手にしっかり聞こえる音質になっています。また、マイクの集音性も高評価でした。10人規模の会議室で使用してもしっかり声を拾ってくれる性能です。スピーカーの音質では高域の音は出ていなかったものの中域の音が大きく出ており、会議の使用には問題ないレベルでした。
重量 | 0.59kg |
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幅 | 8.5cm |
奥行 | 8.5cm |
高さ | 14.8cm |
エコーキャンセリング機能 | |
Bluetooth接続 | |
バッテリー内蔵 | |
接続端子 | USB Type-C |
操作方法 | タッチ式 |
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連結可能 |
良い
気になる
サンワサプライは、日本のオフィスや教育現場向けのパソコン周辺機器を多く手がけているメーカーです。「WEB会議USBスピーカーフォン MM-MC36」は、USB接続専用のマイクスピーカーとして展開されています。
マイクの集音性能は非常に優れており、据え置き型にもかかわらず、ピンマイク型のマイクスピーカーと同じ最高評価の★5.00となっています。離れた距離からでも音声をしっかりと拾うことができました。また、音質に関してはマイクもスピーカーも中音域の音が強調されているので、太く芯のある音質です。
ただし、接続性に関してはUSB Type-A接続のみのため、USB Type-CやBluetooth接続をしたい人には不向きです。また、連結機能もないため、広い会議室での使用では参加者全員の声を拾うことができない可能性があるため、小中規模での使用をおすすめします。
個人利用や小規模会議を中心に、USB Type-A接続での安定性を重視する人におすすめです。Bluetooth非対応や低音域の弱さが気にならない人にとっては、十分に満足できる性能を備えています。
重量 | 約0.2kg |
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幅 | 約12cm |
奥行 | 約12cm |
高さ | 約3.8cm |
エコーキャンセリング機能 | |
Bluetooth接続 | |
バッテリー内蔵 | |
接続端子 | USB Type-A |
操作方法 | タッチ式、ボタン式 |
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連結可能 |
良い
気になる
Ankerの「 PowerConf S3 AK-A3302011」は、会議用マイクスピーカーシリーズの中でも、手に取りやすい価格帯で提供されるモデルです。
マイクの集音性能は非常に優れており、150cm離れた声も自然に拾うことができるので、複数人での会議でも快適に使用できます。また、マイクの音質も中高音域がクリアで、ノイズリダクション性能も高いため、音声会議に十分な性能を備えています。
接続性については、USB Type-A・USB Type-CやBluetooth接続に対応しており、主要なWeb会議ツールとも連携可能。さらに、使い勝手のよさも評価されており、直感的な操作性や豊富な機能が魅力です。ミュート機能などは本体の上部に集約しており、操作もタッチ式なため、操作音がマイクに入りにくいのもポイント。
一方で、スピーカーの音質に関しては、低中音域があまり出ておらず、はっきり聞こえるとは言い切れない音質です。ただし、リモートワークでの個人利用や少人数のWeb会議を中心に行う人にとってはコストパフォーマンスに優れた選択肢です。多機能でありながら操作が簡単な点も魅力で、リモートワークや出張先での使用にも適しています。
重量 | 約340g |
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幅 | 12.4cm |
奥行 | 12.4cm |
高さ | 2.8cm |
エコーキャンセリング機能 | |
Bluetooth接続 | |
バッテリー内蔵 | |
接続端子 | USB Type-A、USB Type-C |
操作方法 | タッチ式 |
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連結可能 |
良い
気になる
デンマーク発の音響機器ブランドJabraが展開する「SPEAK2 55」は、同社の会議用マイクスピーカーシリーズの中でも中核モデルとして位置づけられています。USBおよびBluetooth接続に対応し、主要なWeb会議ツールとの互換性も高く、ビジネス用途に適した製品です。
マイクの集音性能では最高評価を獲得しており、離れた位置からの音声も明瞭に拾うことができました。また、マイクの音質も十分な評価を受けており、中高音域が強調されて声がクリアに伝わる特性があります。ノイズリダクションやエコーキャンセラーにも対応しているので、雑音がある環境でも快適に使用できるでしょう。
一方、スピーカーの音質については、低音から高音までやや物足りなさがあります。また、連結機能も非搭載のため、大規模な会議には適していません。
この製品は、リモートワークや小人数でのWeb会議での使用におすすめです。
重量 | 0.28kg |
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幅 | 12cm |
奥行 | 12cm |
高さ | 3.3cm |
エコーキャンセリング機能 | |
Bluetooth接続 | |
バッテリー内蔵 | |
接続端子 | USB Type-A、USB Type-C |
操作方法 | ボタン式 |
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連結可能 |
良い
気になる
BALILAの「会議用マイクスピーカー」は、USB接続に対応したシンプルな有線モデルで、ピンマイク型のマイクスピーカーです。
マイクの集音性能の検証では最高評価を獲得しました。ピンマイク型なので距離や声量に関係なく安定した音声取得が可能で、広めの会議室での使用にも最適。マイクの音質も複数人が発言するオンライン会議用としても満足できる仕上がりで、音質重視の人におすすめです。
マイクでの評価とは裏腹にスピーカーの音質の検証では低い評価となりました。低中音域がほとんど出ておらず、物足りなさが残ります。1対1のWeb会議では気になりませんが、複数人いる会議では相手の声がはっきりと聞こえない可能性があります。また、ピンマイク型のため、本体とは別にピンマイクの充電が必要で、長時間や連続使用にはやや不便です。
複数人が発言するWeb会議や、広めの会議室での使用を想定している方におすすめです。ただし、同じピンマイク型の「ZHUOSHENG 会議用マイクスピーカー」と同じ性能で、OEM商品と考えられるため、どちらを選んでも問題ないでしょう。
重量 | 0.068kg |
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幅 | 10cm |
奥行 | 10cm |
高さ | 2cm |
エコーキャンセリング機能 | |
Bluetooth接続 | |
バッテリー内蔵 | |
接続端子 | USB Type-A、USB Type-C |
操作方法 | ボタン式 |
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連結可能 |
良い
気になる
一方で、スピーカーの音質の検証では低評価となりました。とくに低中音域がほとんど出ておらず、相手の声が聞こえにくい印象です。複数人いる会議では周囲の声に混ざって相手の声が聞き取りづらい可能性があります。接続は有線接続のみでBluetooth接続などができないため、デバイスによっては使用しにくさを感じるでしょう。また、本体とは別にピンマイクの充電が必要で、長時間や連続使用にはやや不便です。
重量 | 0.44kg |
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幅 | 11cm |
奥行 | 11cm |
高さ | 3cm |
エコーキャンセリング機能 | |
Bluetooth接続 | |
バッテリー内蔵 | |
接続端子 | USB Type-A、USB Type-C |
操作方法 | ボタン式 |
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連結可能 |
良い
気になる
EMEETは中国を本拠地とするパソコン周辺機器の製造・販売を行っているメーカーです。マイクスピーカーをはじめ、Webカメラやヘッドセットなどの会議用デバイスを中心にグローバル展開しています。「EMEET OfficeCore Luna」は、同社のマイクスピーカーの中でも、コストパフォーマンスに優れたモデルとして展開されており、テレワークや小規模な会議室での使用に適しています。
本製品の特徴は、接続性の高さにあります。接続性の検証でチェックした項目すべてに対応しており、USBやBluetoothに加え、AUX・ドングル接続と幅広い方法に対応。主要なWeb会議ツールとの互換性も良好で、WindowsとMacの双方で即時利用できる柔軟性が評価されました。さらに、連結機能やバッテリー駆動にも対応しており、設置場所を問わず活用できる点も魅力です。
一方で、マイクの音質に強いこだわりを持つ人には不向きです。中高音域が弱く、ハキハキとした声を届けられるとは言えません。
テレワークや少人数での会議、複数端末での接続を重視する人に適した一台です。ただし、複数導入を検討していないなら他の商品の検討がよいでしょう。
重量 | 0.301kg |
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幅 | 12cm |
奥行 | 3.9cm |
高さ | 12cm |
エコーキャンセリング機能 | |
Bluetooth接続 | |
バッテリー内蔵 | |
接続端子 | USB Type-A、AUX、ドングル接続 |
操作方法 | ボタン式 |
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連結可能 |
良い
気になる
EMEETの「EMEET OfficeCore M0 Plus」は、同社のマイクスピーカーシリーズの中でも、低価格で販売されており、エントリーモデルとして位置付けられています。
マイクの集音性能は、離れた距離からでも安定して音声を拾える点が評価されました。4つのAIマイクによる360度全方位集音と、ノイズリダクションやエコーキャンセラーの機能があるのでクリアな通話が可能です。また、USB・Bluetooth・アナログ接続に対応し、主要なWeb会議ツールとの互換性も高く、複数デバイスを使い分ける人にも適しています。操作ボタンやインジケーターが上面に集約されており、直感的な操作が可能です。
一方で、マイクとスピーカーの音質については、比較商品の中で低評価でした。そのため、音質にこだわりを持つ人には不向きといえます。ただし、音質にこだわりがないのであれば十分に使用できるでしょう。
マイクスピーカーの中では比較的低価格で販売されているので、手軽にマイクスピーカーを手に入れたい人におすすめです。マイクやスピーカーの音質もこだわりたいなら上位商品の購入を検討しましょう。
重量 | 0.25kg |
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幅 | 11.6cm |
奥行 | 11.6cm |
高さ | 4cm |
エコーキャンセリング機能 | |
Bluetooth接続 | |
バッテリー内蔵 | |
接続端子 | USB Type-A、AUX |
操作方法 | タッチ式 |
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連結可能 |
良い
気になる
EMEETの「OfficeCore M2」は、EMEETのスタンダードモデルとして位置づけられた商品です。
マイクの集音性能は非常に優れており、150cm離れた位置でも明瞭に音を拾えることが確認されました。これにより、広めの会議室や複数人でのオンライン会議でも快適に使用できます。使い勝手のよさも高評価で、直感的なタッチ操作や音量調整のしやすさが魅力です。さらに、複数台連結やバッテリー駆動にも対応しており、柔軟な運用が可能です。
一方、マイクの音質に関しては低い評価でした。中音域は強調されているものの、低音と高音が弱く音に厚みを感じにくいでしょう。また、スピーカーの音質も全体的に満足にでているとは言いきえれず、音質にこだわりたい人は不満かもしれません。
直感的に操作できるような商品で使い勝手の良いマイクスピーカーが欲しい人にはおすすめですが、マイクの音質にこだわりがある人は別の商品の検討をおすすめします。
重量 | 0.29kg |
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幅 | 12.5cm |
奥行 | 12.5cm |
高さ | 3.5cm |
エコーキャンセリング機能 | |
Bluetooth接続 | |
バッテリー内蔵 | |
接続端子 | USB Type-A、AUX |
操作方法 | タッチ式、ボタン式 |
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連結可能 |
良い
気になる
オーディオテクニカは、音響機器の老舗ブランドとして知られています。同社の「AT-CSP5」は、同社初のマイクスピーカー製品で、USBおよびBluetooth接続に対応し、Web会議用に販売されているモデルです。
マイクの集音性能は満足できるレベルではあるものの、他商品と比較したときにやや物足りなさがあります。接続性の高さや使い勝手のよさの検証では、比較商品の中で満足できる性能を持っており、直感的なタッチ操作や音量調整機能も充実しています。主要なWeb会議ツールにも対応しているので、こだわりがなければ十分に満足できるでしょう。
一方で、マイクとスピーカーの音質の検証では低評価という結果でした。バランスよくどの音域も出ているわけではなく、特定の帯域は強調されて音が出ていました。音質にこだわらなければ十分に使用できる性能ですが、声をしっかり伝えたい、しっかり聞きたいというような要望には沿わない性能です。
リモートワークや1対1でのWeb会議で使用するにはおすすめです。音質へのこだわりがある人や複数人でのWeb会議用のものを探している人は他の商品を検討しましょう。
重量 | 325g |
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幅 | 12.2cm |
奥行 | 12.2cm |
高さ | 3.1cm |
エコーキャンセリング機能 | |
Bluetooth接続 | |
バッテリー内蔵 | |
接続端子 | USB Type-A、USB Type-C |
マイベストではベストなマイクスピーカーを「会議室のどこに座っても音声がはっきり聞こえて、相手に音声がしっかり伝わる商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のマイクスピーカー11商品を集め、以下の5個のポイントで徹底検証しました。
検証①:マイクの集音性能の高さ
検証②:マイクの音質のよさ
検証③:スピーカーの音質のよさ
検証④:接続性の高さ
検証⑤:使い勝手のよさ
今回検証した商品
マイベストでは「どの距離にいる人でもおおよそ同じ音量で相手に声が届き、聞き直しがほとんどない」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
1. ダミーヘッドマイクを定位置に設置
2. マイクスピーカーを50cm,100cm,150cmの場所にそれぞれ設置
3. 男女の声を小さい声、大きな声に分けてダミーヘッドマイクの口に内蔵されたスピーカーから再生
4.マイクスピーカーで音声を収録し、収録した音を測定
収録できた音量が60dB以上は最高スコアとし、どの距離からでも声がしっかり聞き取れるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
ピンマイク型のみ、口元で使用するため最高スコアとしています。
マイベストでは「女性・男性の声がともにハキハキと聞こえるので、ストレスなく自分の声を届けられる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
1.ダミーヘッドマイクを定位置に設置
2.マイクスピーカーをダミーヘッドマイクから50cmの位置に設置
3.男女の声を小さい声、大きな声に分けてダミーヘッドマイクの口に内蔵されたスピーカーから再生
4.マイクスピーカーで音声を収録し、収録した音を測定
マイベストでは「スピーカーの音が概ねクリアで、ある程度ハキハキ声が聞こえるので会議が進めやすい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
1.マイクスピーカーを定位置に設置
2.コンデンサーマイクをマイクスピーカーの上部に設置
3.マイクスピーカーからピンクノイズを再生
4.コンデンサーマイクで音声を収録し、収録した音を測定
マイベストでは「おおよその接続方法に対応しているうえ、主要プラットフォーム、OSに対応していて使いやすい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「一部付加機能があり、本体のみでほとんどの操作は可能でストレスが少なく使える」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
Web会議の環境を整えるには、マイクスピーカーだけでなく、Webカメラやモニターも効果的です。以下のコンテンツではおすすめの商品を紹介しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。
1位: ヤマハ|ユニファイドコミュニケーションスピーカーフォン|YVC-330
2位: Anker|会議用マイクスピーカー|S600
3位: サンワサプライ|WEB会議USBスピーカーフォン|MM-MC36
4位: Anker|PowerConf S3|AK-A3302011
5位: GN Audio|Jabra|SPEAK2 55
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