プラグインスピーカーのおすすめ人気ランキング【2025年】

手軽に使えるプラグインスピーカーがほしいなら、イヤホンジャック給電式がおすすめ。オーディオプレーヤーやパソコンのイヤホンジャックに本体を挿し込むだけで使えます。プレーヤー側から電力が供給されるので、充電・電池は不要。バッテリーが内蔵されていないぶん、軽量で持ち運びやすいのもメリットです。

ただし、出力が弱いので音量の小さいものがほとんど。ほかのタイプに比べ、音質もあまり期待できません。音質にこだわらず気軽に持ち歩けるスピーカーがほしい人に向いています。スマホ用のスピーカーとして使いたい人は検討しましょう。

手軽さだけでなく音量や音質にもこだわりたいなら、USB充電式のプラグインスピーカーを選ぶとよいでしょう。バッテリー内蔵の充電式モデルは、イヤホンジャック給電モデルより高出力で大きい音を鳴らせるのが強み。アンプを内蔵したモデルもあり、大音量で高音質なサウンドを楽しみたいシーンで活躍します。

外出先に持ち出して使うことが多い場合は、バッテリー持続時間や充電時間も確認しておきましょう。モデルによって連続稼働時間には幅があります。できるだけ長く使えるものがよいなら、8時間以上連続稼働するモデルがおすすめです。

充電の手間をかけず長時間使えるものがほしいなら、電池式のプラグインスピーカーがぴったりです。予備の電池さえ準備しておけば、電池が切れても交換するだけですぐに使えるのが利点。20時間以上連続で使えるモデルも多く、長時間充電なしで使う必要があるアウトドアシーンなどで重宝します。

電池式には音質・音量ともに良好なモデルも豊富。少し大きめの電池式のなかには、アンプを内蔵したスピーカーや、大口径スピーカーユニットを搭載したモデルもあります。コードが長めのモデルならテレビスピーカーとしても活躍。音量調節機能を備えたモデルもあります。

一方、電池式プラグインスピーカーのデメリットは本体の重さ。同じコンパクトなモデルの場合、イヤホンジャック給電式やUSB充電式と比べると、電池が入るぶん重くなります。スマホやオーディオプレーヤーのスピーカーとして手軽に持ち運べるものがよいなら、電池を含んだ重量を確認して選んでください。

手軽に持ち運びたいなら、手のひらサイズのコンパクトなプラグインスピーカーがベター。コンパクトなモデルは軽量なものが多いので、かさばらず楽に携帯できます。50g以下の軽量モデルも豊富なので、頻繁に持ち歩くならチェックしてみてください。スマホ用のスピーカーとして使いたい人にも向いています。

ただし、コンパクトなスピーカーは出力が小さく、音質もそれほど期待できません。とくに外で大きな音を鳴らしたい場合には、物足りなく感じる可能性があります。音量や音質を求めるなら、少し大きめのモデルを検討しましょう。

パソコンやテレビ用のスピーカーとして据え置きで使う場合は、卓上サイズのモデルをチョイス。手のひらサイズのコンパクトモデルに比べると、音質・音量ともに優れたモデルが多いのがメリットです。コードでイヤホンジャックと繋ぐものが多く、機器から多少離れたところにも設置できます。

一方、サイズが大きいモデルには重いものもあり、持ち運ぶのには不向き。コードを使って接続するモデルは、コードが断線しないように注意して設置しましょう。少し離れた場所に設置する場合は、コードの長さが1m以上あるものがおすすめです。なかには5mものロングコードを備えたモデルもあります。

音楽を臨場感のある音で楽しみたいなら、ステレオ再生対応のプラグインスピーカーを選びましょう。ステレオ再生とは、複数のスピーカーを用いて立体感のある音を鳴らす仕組みのこと。ステレオ対応のスピーカーなら、音楽の空間の広がりが十分に感じられるでしょう。

なお、ステレオ非対応のモノラルスピーカーは、単一のスピーカーだけで音を発するため、音がのっぺりした印象に聴こえがち。しかし、ラジオを聴く場合などは、モノラルのほうが声がすっきり聴こえることもあります。各モデルの再生方式を確認し、用途に合わせて選んでください。

原音の再現性が高いプラグインスピーカーを選びたい場合は、再生周波数帯域の広さに着目しましょう。人が聴こえるといわれる20Hz〜20kHzの再生周波数帯域をカバーしているスピーカーが狙い目です。低音から高音までバランスよく再生されるので、リアルな音で音楽を楽しめるでしょう。

ただし、ラジオやテレビ用のスピーカーとして使う場合は、100～900Hzを再生できたら十分です。オーケストラやダンスミュージックなど、幅広い音域を鳴らす音楽を楽しむ場合は、再生周波数帯域がより広いものを選ぶことをおすすめします。