ワンボディタイプで手軽に導入しやすい、ヤマハ サウンドバー SR-B30A。インターネット上では「人の声がはっきりわかる」と評判ですが、「低音がいまいち」といった口コミもあり購入をためらっている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のサウンドバーとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、サウンドバー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ヤマハ サウンドバー SR-B30Aは、音の広がりを楽しめるワンボディタイプがほしい人におすすめです。実際に専用機器を使って3か所の空間における左右の音量差を計測すると、約2dBの高数値を記録。左右の差分が大きいと音が移動する感覚を得やすく、その場にいるような雰囲気を楽しめます。本品はワンボディながらサブウーファー付きの高級モデルに迫る優秀さで、とくにライブ映像にぴったりですよ。
「人の声がはっきりわかる」との口コミどおり、声の聞き取りやすさも良好。セリフやボーカルの声が、周りの効果音やBGMに埋もれず明瞭に聞こえました。低音域の音量は平均72.45dBと控えめで、ウーファー付きモデルと並ぶと「低音がいまいち」との口コミは否定できません。ただワンボディのなかでは悪くなく、テレビよりもどっしり感を出せていました。
接続方法も比較的充実しており、HDMI・光デジタル・Bluetoothの3つに対応。HDMIはeARC仕様で、高音質で映画やライブを楽しめます。使い勝手もよく、接続方法は本体のボタン・リモコン・アプリで変更可能。比較した1/3の商品が非対応だったAACにも対応し、映画とテレビ番組の音声をスムーズに切り替えられます。
一方、カタマイズ性は惜しい結果に。Dolby Atmos・クリアボイス・4種類のサウンドモードには対応しているものの、高価格帯の商品に備わっていた自動音場補正機能は非搭載。部屋の広さに応じたカスタマイズはできません。またサイズは比較的コンパクトかつ軽量ですが、奥行きが13.3cmと大きめだったので、自宅のテレビ台に設置できるか事前に確認しておきましょう。
高い臨場感を味わえながらも2万円台(※2025年2月時点・ECサイト参照)で購入でき、コスパのよい1台といえます。とはいえ、外付けサブウーファーがある商品と比べると、ズンズン響くような重低音は物足りない結果でした。自動音場補正機能や低音の迫力にこだわりたい人は、ほかの商品も検討してみてください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
JBL
まるで映画館のような大迫力サウンド!自宅の音が生まれ変わる
サウンドバーを使うメリットは、手軽にテレビの音に迫力を出せるところ。テレビ用のスピーカーを組もうとすると、ミキサー・アンプ・スピーカーなど複数の機器を用意する必要がありますが、サウンドバーなら1台で音質をアップグレードできます。映画鑑賞時に臨場感を楽しめるだけでなく、テレビ番組のセリフも聞き取りやすくなりますよ。
今回ご紹介するヤマハ サウンドバー SR-B30Aは、本体内蔵型のサブウーファーを搭載したワンボディタイプの商品です。アーティストの想いや製作者が意図した世界観をありのまま表現できるよう、音作りを追及して開発。「あらゆるコンテンツにワンボディで臨場感を」と謳っています。
ヤマハは、日本生まれの楽器・音響機器メーカーです。1887年に国産オルガンの製作に成功したことから、主要事業として楽器製造を開始。1954年にはオーディオ機器の製造を始め、近年ではヘッドホン・AVアンプ・デスクトップオーディオといった幅広い製品を販売しています。
ヤマハでは、全3種類のサウンドバーを販売しています(※2025年2月時点)。公式サイトで確認できたラインナップは以下のとおりです。
<ラインナップ>
本品はラインナップのなかでは最も安価なモデル。最上位モデルのSR-X40Aもワンボディタイプですが、本体内部の設計が異なります。ワンランク上の臨場感を追及しているうえ、ネットワーク機能も搭載。とはいえ本品はSR-X40Aの半額程度の価格なので、予算を抑えたい人に向いています。
本品と同時期に発売されたSR-B40Aとの違いは、外付けサブウーファーの有無。機能性・使い勝手などはほぼ同じですが、低音の迫力にこだわるならSR-B40Aが候補に入るでしょう。ただ外付けサブウーファーの低音は床に響きやすいため、集合住宅に住んでいる人には本品がマッチしそうです。
今回はヤマハ サウンドバー SR-B30Aを含む、人気のサウンドバーを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気のサウンドバーを比較検証したところ、ヤマハ サウンドバー SR-B30Aには6つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
満足の基準とした2dBと同レベルであるうえ、比較した全商品の平均約1.75dB(※2025年2月時点)を上回っています。左右の音量差が大きいと、たとえば車が左から右へ移動するシーンをよりリアルに表現可能。10万円超えの高級モデルにも迫る優秀な結果でした。
実際に聞いても、歪みのないまとまり感のある音がきれいに響き、音の強弱・余韻もハキハキとクリアに表現。左右・前後・上下と部屋中に音が広がる感覚を得られ、「没入感の高い音場」との謳い文句にも納得でした。ライブ映像をよく視聴する人にうってつけといえます。
満足の基準や全体平均の約75dB(※2025年2月時点)と同程度で、「人の声がはっきりわかる」との口コミにも納得。周りの音・効果音・BGMに引けを取らない明瞭さで、テレビの内蔵スピーカーよりも聞き取りやすくなるといえます。
実際に聞いても、セリフ・ボーカルともにクリア。セリフはハキハキと際立ち、ボーカルはほかの帯域の音に埋もれず響きました。クリアボイス機能を活用すれば、さらにセリフ・言葉が聞き取りやすくなるでしょう。
なおサブウーファー付きの2ユニットモデルは、低音がボリューミーで80dB以上を記録するものがほとんどです。本品は2ユニットと並ぶと「低音がいまいち」との口コミどおりといえますが、比較したワンボディタイプのなかでは悪くない性能でした。
実際に聞くと迫力が感じられ、下の帯域まで鳴らしきっていたのが印象的。ほかの帯域を邪魔しないバランスのよい鳴り方で、全体的にきれいにまとまっています。バスエクステンション機能を使えば、低音の存在感をアップさせることも可能ですよ。
地デジ用音声フォーマットのAACに対応しているのもうれしいポイント。比較した1/3ほどの商品はAAC非対応で視聴コンテンツに合わせて手動で設定を切り替える手間がかかりましたが、こちらは映画からテレビ番組への切り替えをスムーズに行えます。
値段は26,000円程度(※2025年2月時点・ECサイト参照)と、購入しやすい価格帯も魅力です。比較したなかには、同じワンボディタイプでも10万円以上する高機能な商品もありました。
臨場感の高さや声の聞き取りやすさの検証結果をふまえると、性能が高いわりに比較的安いといえます。コスパを重視したい人にも向いているでしょう。
ヤマハ サウンドバー SR-B30Aにはたくさんのよい点がある反面、気になる点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
一方、上位再生フォーマットのDolby Atmosには対応。音が頭の上から聞こえるようなサウンドに仕上がるので、アクション映画やライブ映像などに活躍します。
音量を下げてもセリフがクリアに聞こえやすいクリアボイスモードがあるうえ、専用アプリのイコライザーで音を調整することも可能。サウンドモードはステレオ・スタンダード・映画・ゲームの4種類があり、視聴コンテンツに合わせて音を手軽に変えられますよ。
なおバー本体の高さは実測値で6.8cmと、テレビの脚や受信部と比較的干渉しにくいサイズでした。重量は3.9kgと両手で持ち上げやすい重さなので、設置・移動時に困ることは少ないでしょう。
チャンネル数 | 2.1ch |
---|---|
HDMI規格 | ARC、eARC |
Dolby Atmos対応 | |
AAC対応 | |
DRC機能 |
良い
気になる
入力端子 | HDMI、光デジタル、USB |
---|---|
出力端子 | HDMI |
サウンドバーのタイプ | ワンボディ |
AirPlay対応 | |
専用アプリあり | |
イコライザー機能 | |
専用リモコン付き | |
音声アシスタント対応 | |
壁掛け対応 | |
Chromecast対応 | |
DTS:X対応 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
24,795円
(最安)
販売価格:24,795円
ポイント:0円相当
送料無料
(529件)
25,150円
(+355円)
販売価格:25,380円
ポイント:230円相当
送料無料
25,730円
(+935円)
販売価格:25,966円
ポイント:236円相当
送料別
25,764円
(+969円)
販売価格:26,000円
ポイント:236円相当
送料別
25,764円
(+969円)
販売価格:26,000円
ポイント:236円相当
送料無料
25,764円
(+969円)
販売価格:26,000円
ポイント:236円相当
送料無料
26,000円
(+1,205円)
販売価格:26,000円
ポイント:0円相当
送料無料
(3,684件)
26,000円
(+1,205円)
販売価格:26,000円
ポイント:0円相当
送料無料
(1,567件)
26,000円
(+1,205円)
販売価格:26,000円
ポイント:0円相当
送料無料
(24,091件)
26,019円
(+1,224円)
販売価格:26,019円
ポイント:0円相当
送料無料
(524件)
26,160円
(+1,365円)
販売価格:26,400円
ポイント:240円相当
送料無料
26,160円
(+1,365円)
販売価格:26,400円
ポイント:240円相当
送料別
26,517円
(+1,722円)
販売価格:26,517円
ポイント:0円相当
送料無料
(10,366件)
26,800円
(+2,005円)
販売価格:26,800円
ポイント:0円相当
送料無料
(39,774件)
26,800円
(+2,005円)
販売価格:26,800円
ポイント:0円相当
送料無料
(9,632件)
26,950円
(+2,155円)
販売価格:26,950円
ポイント:0円相当
送料無料
(8,953件)
26,953円
(+2,158円)
販売価格:27,200円
ポイント:247円相当
送料別
27,017円
(+2,222円)
販売価格:27,264円
ポイント:247円相当
送料別
27,677円
(+2,882円)
販売価格:27,930円
ポイント:253円相当
送料無料
28,209円
(+3,414円)
販売価格:28,467円
ポイント:258円相当
送料無料
28,424円
(+3,629円)
販売価格:28,684円
ポイント:260円相当
送料別
28,539円
(+3,744円)
販売価格:28,800円
ポイント:261円相当
送料無料
28,800円
(+4,005円)
販売価格:28,800円
ポイント:0円相当
送料無料
(12,061件)
29,800円
(+5,005円)
販売価格:29,800円
ポイント:0円相当
送料無料
(470件)
30,660円
(+5,865円)
販売価格:30,941円
ポイント:281円相当
送料無料
30,818円
(+6,023円)
販売価格:31,100円
ポイント:282円相当
送料別
31,082円
(+6,287円)
販売価格:31,367円
ポイント:285円相当
送料無料
31,191円
(+6,396円)
販売価格:31,477円
ポイント:286円相当
送料無料
31,750円
(+6,955円)
販売価格:32,041円
ポイント:291円相当
送料無料
32,681円
(+7,886円)
販売価格:32,980円
ポイント:299円相当
送料別
34,719円
(+9,924円)
販売価格:35,037円
ポイント:318円相当
送料無料
41,747円
(+16,952円)
販売価格:42,130円
ポイント:383円相当
送料無料
42,130円
(+17,335円)
販売価格:42,130円
ポイント:0円相当
送料無料
(51件)
ヤマハ サウンドバー SR-B30Aの取扱店舗は、全国の家電量販店などです。販売店舗は公式サイトで検索して確認できますよ。
ほかにも、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも発売中。値段はショップによって異なるので、複数のショップをチェックしてみてください。
最後に、また違う魅力を持ったほかのおすすめ商品をご紹介します。
JBLのBAR 1000は、映画館のような大迫力のサウンドを堪能できる一品。リアスピーカー・サブウーファーが付属する4ユニットタイプで、音に包まれるような臨場感があり低音も大きく響きました。部屋のレイアウトに合わせて前後の音量を調整できるのも魅力。高価ですが、機能も音質も譲れない人はぜひ検討してみてください。
予算を少し上げられるなら、ヤマハのSR-X40Aもおすすめ。ワンボディタイプながら臨場感に優れており、映画館で鑑賞しているような感覚を得られました。低音は大迫力とはいかないものの、ほかの帯域に埋もれずしっかり鳴ります。ネット機能対応でストリーミングサービスも楽しめますよ。
チャンネル数 | 7.1.4ch |
---|---|
HDMI規格 | ARC、eARC |
Dolby Atmos対応 | |
AAC対応 | |
DRC機能 |
良い
気になる
入力端子 | HDMI、光デジタル、USB |
---|---|
出力端子 | HDMI |
サウンドバーのタイプ | 2ユニット、4ユニット |
AirPlay対応 | |
専用アプリあり | |
イコライザー機能 | |
専用リモコン付き | |
音声アシスタント対応 | |
壁掛け対応 | |
Chromecast対応 | |
DTS:X対応 |
JBL BAR 1000を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
チャンネル数 | 7.1ch |
---|---|
HDMI規格 | ARC、eARC |
Dolby Atmos対応 | |
AAC対応 | |
DRC機能 |
良い
気になる
入力端子 | HDMI、光デジタル |
---|---|
出力端子 | HDMI |
サウンドバーのタイプ | ワンボディ |
AirPlay対応 | |
専用アプリあり | |
イコライザー機能 | |
専用リモコン付き | |
音声アシスタント対応 | |
壁掛け対応 | |
Chromecast対応 | |
DTS:X対応 |
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。