有機EL(OLEDディスプレイ)テレビは、液晶テレビに比べて暗い部分の表現力に優れ、映像に深みや没入感を与えてくれるのが特長です。最近は普及も進み、最新モデルでも比較的手の届きやすい価格で購入できるようになってきました。ただ、ソニー・レグザ・パナソニック・シャープなど多くのメーカーから販売されており、どれを選べばいいのか迷う人も多いはずです。
今回はAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の有機ELテレビを比較して、最もおすすめの有機ELテレビを決定します。果たしてどの商品がマイベストが選ぶ最強のベストバイ商品なのでしょうか?ぜひ購入の際の参考にしてください。
オーディオ&ビジュアル評論家/ライター、TV/モニター画質評価用ソフトウェア「Orichannel TPG」開発者。 4Kテレビやプロジェクターなどの映像と、ワイヤレスイヤホンやスピーカー、ホームシアター、サウンドバーなどの音が専門。雑誌やWEBなど出版業界で活動歴20年以上で、画質と音質の専門家として3000製品以上をテストしてレビュー。 執筆媒体はオーディオ&ビジュアル専門サイトPhileweb、モノ・トレンド誌の日経トレンディ、家電批評、MONOQLO、グッズプレス、&GP、価格.comマガジンなど多数。テレビ番組のオーディオ&ビジュアルコーナーの監修や出演も。 2009年より高画質・高音質、そしてライフスタイル志向のオーディオ&ビジュアル機器を、家電量販店等の投票と共に選出するVGP(ビジュアルグランプリ)審査員を務めている。 オーディオ&ビジュアル関連のガジェットをレビューするYouTubeチャンネル「オリチャンネル」も運営中。
オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
コンテンツ全体の内容を刷新しました。
コンテンツ全体の内容を刷新しました。
有機ELテレビは、画面を構成する一つひとつの画素が自ら発光するしくみになっており、必要な部分だけを光らせることができます。黒がしっかり沈み、明暗のコントラストが際立つので映画やドラマでは奥行きや臨場感のある映像が楽しめ、まさに“映像美”を求める人にぴったりといえるでしょう。
また、有機ELは視野角が広く、斜めから見ても色や明るさが変わりにくいのが特長。家族でテレビを見るときにも、どこに座っても美しい映像を楽しめます。さらに、パネルが非常に薄いため壁掛け設置もしやすく、インテリアに自然になじむ点も魅力です。
近年は第4世代パネルの登場により、画面の明るさや色の再現性がさらに向上。ブルーライトの軽減や反射の抑制、AIによる映像補正など、視聴環境への対応力も高まっており、明るい部屋でも快適に視聴できます。
価格もここ数年で下がってきており、かつては40万円以上が主流だったハイエンドモデルも、現在では20万円前後から購入できるようになっています。あわせて、近年注目されている「miniLED」は、液晶テレビのなかでも、細かな明るさの制御が可能で明るさ調整ができ、明るくコントラストの高い映像が魅力。有機ELとは異なる方式ですが、高画質とコスパを両立したい人におすすめです。
有機ELテレビは、バックライト方式ではない分、液晶テレビに比べると眩しさを感じにくく目にやさしい点も魅力です。
有機ELテレビを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
有機ELテレビを選ぶ際は、まず部屋の広さや視聴距離に合ったサイズか確認しましょう。有機ELは黒の深みや色の繊細さを表現できるため、大画面ほど映像の迫力や美しさを感じやすくなります。おすすめは55インチ以上。最小は42インチですが、55インチ以上のモデルはハイエンド機が多く、画質や音にこだわる人に適しています。
サイズごとの目安は、42〜48インチが8畳ほどの部屋向けで、視聴距離は1.5m以上。価格は12〜18万円前後です。55インチは10畳前後に適しており、視聴距離は約2m。65インチ以上は12畳以上のリビング向けで、視聴距離は2.5m以上が目安です。価格帯は20万円台後半〜40万円程度と幅があるため、部屋の広さや視聴スタイルに応じて選ぶことが大切です。
画質のよさを最大限に引き出すためにも、サイズ選びは重要なポイントです。画面が大きすぎると圧迫感が出やすく、小さすぎると映像の魅力を十分に引き出せません。まずは設置できるスペースと視聴距離を確認したうえで、視聴環境に合ったサイズを選びましょう。
有機ELテレビは、完全な黒の再現とともに緻密な映像美、視野角の広さなどが特徴。特に部屋を完全に暗室にして映画を見るような画質マニアは、液晶テレビよりも有機ELテレビの画質を支持する人が多いようです。
有機ELテレビは、メーカーごとに映像や音の強みに違いがあります。ソニーは、高性能な映像処理チップと、画面そのものを振動させて音を出す独自の音響技術を搭載。映像と音の一体感があり、映画やゲームを臨場感たっぷりに楽しめます。パナソニックは、制作者の意図を忠実に再現する映像表現に定評があり、暗いシーンも見やすい高コントラストが特長です。
LGは画面が明るく、色の鮮やかさに優れているのが特長。視聴する映像の種類に応じて画質を自動で調整する機能を備え、ゲームや動画も快適に楽しめます。付属のマジックリモコンは直感的に操作しやすく、家族での利用にも適しています。REGZA(東芝)は録画機能が充実しており、地デジ番組をすべて自動で録画してあとから見返せる「タイムシフトマシン」などを搭載。テレビ番組をよく見る人におすすめです。
シャープは、視聴する映像や部屋の明るさに応じて、自動で画質を調整する「AIオート」機能を搭載。色鮮やかな映像と自然な音、使いやすい操作性をバランスよく備えており、はじめてのテレビ選びにも向いています。「映像美を重視したい」「録画機能を使いたい」「家族で使いやすいモデルがほしい」など、重視するポイントに合わせて選ぶと、自分に合った一台が見つけやすくなるでしょう。
有機ELテレビを発売している各社とも、製品のシリーズによって搭載する有機ELパネルのグレードを使い分けています。画質性能にこだわる人は、各社有機ELテレビのなかでも最上位モデルを指名買いしましょう。
有機ELテレビの画質を比較する際は、まず「最大輝度」に注目しましょう。最大輝度とは、画面が一時的に出せるもっとも高い明るさのこと。有機ELは黒の表現に優れている一方で、モデルごとに画面の明るさには差があります。リビングで快適に視聴するには、450〜600cd/m²程度の輝度が目安とされており、特に500cd/m²以上のモデルなら、日中でも映像が見やすく感じられます。
次にチェックしたいのが、HDRの対応。HDRとは、映像の明るい部分と暗い部分をより豊かに描き分ける技術のことで、リアルで奥行きのある映像表現を可能にします。映画やゲームなど映像の明暗差が大きいコンテンツをよく見る人には、HDR対応モデルがおすすめです。
HDRには「HDR10」「Dolby Vision」など複数の規格があり、対応している形式が多いほど、さまざまな映像コンテンツでその効果を体感しやすくなります。とくに映画配信サービスや最新のゲーム機を活用したい場合は、対応規格の豊富さにも注目するとよいでしょう。
有機ELテレビの最大輝度の性能は、各社とも公式スペックでは非公開。マイベストでは、専門的な機材を用いた実機による測定データを掲載しています。各社有機ELテレビの本当の実力を知りたい人は参考にしてみてください。
映像の美しさにこだわるなら、あわせて音質にもこだわりたいところ。どれだけ高精細な映像でも、音に厚みや広がりがないと、臨場感は大きく損なわれてしまいます。特に映画やライブ映像をよく観る人にとって、音の没入感は視聴体験を左右する大きなポイントです。
テレビ単体でしっかりした音を楽しみたい場合は、スピーカー出力とスピーカーの数に注目しましょう。検証では、出力70W以上・スピーカー6基以上を備えたモデルは、音に立体感があり、セリフも聞き取りやすく、シーンごとの音の抑揚もしっかり感じられました。音に包まれるような感覚があり、作品への没入感を高めてくれます。
一方で、出力が高くてもスピーカーの数が少ないモデルでは、音がこもりやすく、広がりに欠ける傾向も見られました。テレビの音にも妥協したくない人は、スペック表に記載されているスピーカー構成にも目を通し、しっかりとした音づくりがされているか確認しておくと安心です。
現在のテレビは、前後左右に加え、高さ方向の音表現も可能にする立体音響技術(Dolby Atmos)がトレンド。液晶テレビでは、搭載していない製品が多くありましたが、有機ELテレビはほぼ標準搭載されています。実際にその場にいるような感覚を味わえるので、より映画やライブ映像が楽しめますよ。
画面の種類 | 4K有機ELテレビ |
---|
TVS REGZAの有機ELテレビ「55X8900N」は、有機EL特有の黒の再現度も高く、立体感ある引き締まった映像を楽しみたい人におすすめな55インチテレビ。2024年新エンジンの「レグザエンジンZR」を搭載しており、地デジだけでなく動画配信サービスも4K相当のきれいさで視聴できる点が魅力です。
本体の起動時間は約4秒と比較的速く、YouTubeやNetflixなどのアプリ起動も約1.5秒とトップクラスの速さ。見たい動画を見たい瞬間に視聴でき、ストレスを感じにくいでしょう。
最新のエンジン搭載で、画質が高画質なことはもちろん、動作速度も高速なので、見たい番組・動画を待つことなく快適に視聴したい人におすすめできる55インチテレビです。
良い
気になる
重量 | 18.8kg/22.5kg(スタンド含む) |
---|---|
画面サイズ | 55V型 |
年間消費電力量(目安) | 不明 |
年間電気代(目安) | 不明 |
総合出力 | 72W |
スピーカー数 | 6基(フルレンジ×4、 ツィーター×2) |
REGZA 4K有機ELレグザ 55X8900Nの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
画面の種類 | 有機ELテレビ |
---|
パナソニックの「VIERA 4K有機ELテレビ TV-55Z90A」は、自然できれいな色味の映像を好む人におすすめ。
地デジの画質の検証では、映像を見たモニターから「肌の色が自然で健康的に見える」という声があがりました。ノイズの現れやすいテロップ周りもざらつきなどは気になりません。ネット配信の映画を見た際には、「俳優の肌の質感や髪のツヤなどの繊細な部分も見え、表情が読み取りやすくて没入できた」という声があり、十分な画質を備えているといえるでしょう。
色の誤差も少なく、明暗の差をくっきりと表現できるコントラスト性能も備えています。映画を鑑賞しても、リアルな色合いを感じられました。
音質は低音の表現が良好で、「飛行機のジェット音に迫力があり、迫り来るような音の移動感があった」という声もあがりました。一方、人物の声がこもって聞こえやすく、複数が混ざるとさらに聞き取りにくい印象。音楽もかすれたように聞こえる部分があり、解像感がやや物足りませんでした。
視野角は非常に広く、端から見ても色のコントラストがきれいな映像を見られるでしょう。主要なネット配信アプリにはほとんど対応し、アプリ起動までの時間もかかりません。リモコンのボタンから接続できるほか、音声操作もできます。2番組同時録画が可能で、15秒送り・オートチャプター・早見再生など録画機能も充実していますよ。
良い
気になる
重量 | 約21kg(スタンド含む) |
---|---|
画面サイズ | 55V型 |
年間消費電力量(目安) | 不明 |
年間電気代(目安) | 不明 |
総合出力 | 80W |
スピーカー数 | 5基(イネーブルドスピーカー×2個、フルレンジ×2個、ウーハー×1個) |
パナソニック ビエラ TV-55Z90Aを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
画面の種類 | 有機ELテレビ |
---|
TVS REGZAの有機ELテレビ「55X8900L」は、どんな映像もきれいに視聴できることはもちろん、迫力のあるサウンドを体感したい人におすすめな55インチテレビ。新エンジンである「レグザエンジンZRⅡ」を搭載しており、地デジや4K放送はもちろんネット動画も高精細に楽しめるほか、スピーカーを6基搭載しているため臨場感あるサラウンドが楽しめる点が魅力です。
画質評価の際は、出荷時の初期設定である映像モード「おすすめAI」で視聴。メリハリの利いた鮮やかな色合いで、コントラストが非常に高いため、夜景の映像では黒の微細なグラデーションまでしっかり表現されていました。地デジ番組やネット配信を視聴しても、4Kコンテンツと遜色がないほど精細。コントラスト比の高さや色域の広さなどの機器本体のポテンシャルが、映像エンジンによって最大限に引き出されている機種といえます。
音質の検証では音の再現性に優れているほか、老若男女のどんな声でも深みがありました。映画中でジェット機の操縦士が話しているシーンでは、ヘルメット内に息が当たる音まで精細に再現。音の広がりがあり、まるで映像内のできごとを実際に体験しているかのように感じました。テレビ用のスピーカーがなくても、映像のよさを引き出せるほどの音質がある機種といえます。
動画配信サービスは、DAZNやFODなど一部非対応なものもありますが、Netflix・Amazon Prime Videoといった主要なものには対応。リモコンにも主要なサービスのアプリのボタンがついているので、すぐにアプリを起動して見始められるのも魅力です。
3チューナーを搭載しているため、2番組の同時録画が可能。倍速再生やチャプター送りなど、基本的な再生機能は十分に備わっています。動作速度も速くストレスなく操作できました。
どんな映像でも高精細に画像処理がされるため、4Kコンテンツをあまり見ない人こそおすすめできる55インチテレビです。
良い
気になる
重量 | 23.0kg(スタンド含む) |
---|---|
画面サイズ | 55V型 |
年間消費電力量(目安) | 180kWh |
年間電気代(目安) | 4,860円 |
総合出力 | 72W |
スピーカー数 | 6基(フルレンジ×4、ツィーター×2) |
レグザ 4K有機ELテレビ 55X8900Lをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
画面の種類 | 有機ELテレビ |
---|
TVS REGZAの、「65X9900M」は、とにかく高画質・高音質で映像を視聴したい人のまず最初の候補となるテレビです。
画質は高い解像感でリアリティがあり、ほかの追随を許さない圧倒的な美しさでした。「おまかせAI」モードで視聴したところ、発色は非常に鮮やかで原色の色が鋭く出ていながら、全体のバランスは良好。深みのある黒やコントラストの高さによって映像に立体感が生まれ、有機ELとしての真価が発揮されています。
地上波を視聴した際には、65インチという画面サイズに映しても4K映像かと感じるほど解像感が高く映せていました。スポーツは残像感が一切なく、選手の激しい動きのキレを目で追うことができるのはもちろん、ボールの回転も見えるほど。地上波からネット配信までどの映像を見ても美しく、息を呑むような映像美を堪能できるでしょう。視野角による色の変化もなく、大人数で視聴していても見づらさを感じにくいといえます。
音質の検証では、映画の中のシーンが目の前に存在しているような臨場感や音の広がりを味わえました。耳の後ろ近くまで音が回り込むうえ、映像に奥行きを感じるほど音の立体感も良好。繊細な音まで忠実に再現しており、人の声の質感がわかるほどでした。
全自動録画を搭載しており、レコーダーを持っていない人にとってはこれだけで買う動機となるほどでしょう。なお、全録機能を使うには全録対応の外付けHDDが必要です。本体の起動は約6.8秒とやや時間がかかりましたが、そのほかの動作速度は速く快適に使用できました。
最上級クラスのテレビとして、映像に見入ってしまうほどの美しさを備えています。そして、この商品の最大の魅力は、これ1台でテレビ用のスピーカーが不要と思えるほどの音質のよさ。映像も音も1台で最上級のものを揃えたいという人には、ベストな選択肢といえます。
良い
気になる
本体奥行 | 33.6cm(スタンド含む) |
---|---|
サイズ展開 | 55V型、65V型、77V型 |
画面サイズ | 65V型 |
映像配信サービス | YouTube、Amazon Prime Video、Netflix、Hulu、TVer、Disney+、U-NEXT、AMEBA、WOWWOW、NHK+、Net-Vision、SPOOX、Paravi、DMM.com、RakutenTV、Lemimo、DAZN |
年間消費電力量(目安) | 281kWh |
年間電気代(目安) | 7587円 |
総合出力 | 90W |
スピーカー数 | 10基(フルレンジ×2、 ツィーター×2、 サイドツィーター×2、 トップツィーター×2、 ウーファー×1、 スクリーンスピーカ×1) |
OS搭載 |
REGZA 有機ELテレビ 65X9900Mを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
画面の種類 | 4K有機ELテレビ |
---|
パナソニックの TV-65Z90Aは、映像の微細な部分まで忠実に再現できており没入感を得やすいため、映像の世界観まで感じ取って視聴したい人におすすめです。AmazonのFire TVを搭載したモデルでアプリ起動時間も短め。地デジのみならずネット動画を頻繁に見る人にも向いています。
画質は良好で、特にネット配信の映画を視聴した際の評価は全商品トップクラス。視聴したモニターからは「俳優の肌の質感はもちろんシワまで鮮明に見える」「陰影の表現が精密で、クリエイターの意図したものをそのまま感じ取れる」などネット動画の画質の検証では、モニター全員が満足以上の高い評価でした。地デジ映像でも肌・髪の色を自然に再現。スポーツシーンの激しい動きでも残像感は気にならず、グラウンドの芝生の色も自然な青々しさが再現されていました。
黒の輝度が低く完全な黒に近い色を再現可能なため、夜景の映像でも明暗のはっきりした立体感のある映像が見られました。また、斜めから見ても白っぽく映らず、正面から見た画質とほとんど変わらず視聴可能です。また、測定では色再現が非常に忠実であることが分かりました。
音質は全体的に良好で、人の声は男性・女性問わず聞き取りやすく明瞭に聞こえ、モニターからは「話し声が滑舌よく聞こえ、会話の内容が非常にわかりやすい」という声があがりました。また、楽器の音が重なるとやや聞き取りづらくなるという指摘も少なからずありましたが、テレビのスピーカーとしては充分な音質で、日常の視聴においては、十分に高い水準です。
良い
気になる
本体奥行 | 30.3cm |
---|---|
サイズ展開 | 65V型、55V型 |
画面サイズ | 65V型 |
映像配信サービス | YouTube、Amazon Prime Video、Netflix、Hulu、TVer、Disney+、U-NEXT、DAZNなど |
年間消費電力量(目安) | 218kWh |
年間電気代(目安) | 5,886円 |
総合出力 | 80W |
スピーカー数 | 4基 |
OS搭載 |
パナソニック VIERA 4K有機ELテレビ TV-65Z90Aの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
画面の種類 | 有機ELテレビ |
---|
ソニーの「BRAVIA 4K有機ELテレビ XRJ-65A95L」は、大人数や横になってテレビを見たい人におすすめです。視野角の検証では、斜めから見ても画質の変化がほとんどなく、トップクラスの高評価。斜めから見ても画面が白くなることはほとんどなく、きれいな映像を楽しめます。
肝心の画質も良好。有機ELで完全な黒に近い色を再現でき、明暗のコントラストを美しく表現できていました。映画の緊迫感があるシーンでもメリハリのある映像が見られ、まるでその場にいるかのような没入感を得られるでしょう。色域も広く、鮮やかさも申し分ありません。
ネット動画の画質も非常によく、実際に視聴したモニターからは「人物や車の輪郭もはっきりしていた」「ノイズが少なく映画館で見ているような解像度の高さ」との声が。スポーツ映像ではボールの残像感が気にならず、芝生も青々して自然な色合いでした。地デジは若干暗さが気になる場面はあったものの、テロップや人の輪郭がくっきり映り視聴しやすいといえます。
音質は、音の移動感が伝わりやすく、映像に迫力をプラスできたのも高ポイント。低音の重みはそれほどないものの、部屋を満たすような広がりで十分に臨場感が伝わる音質です。セリフもこもることなく聴き取りやすく、ライブ映像ではボーカルの歌声が伸びやかに響きました。
YouTubeの起動時間が約1.5秒と短いのも強み。本体も2.9秒ほどで起動できたので、省エネのために頻繁に電源を切る人にもぴったりです。待たされている感覚はほとんどなく、見たいときすぐに視聴を始められますよ。
良い
気になる
本体奥行 | 33.9cm(スタンド含む) |
---|---|
サイズ展開 | 55V型、65V型 |
画面サイズ | 65V型 |
映像配信サービス | YouTube、Amazon Prime Video、Netflix、DAZN、Hulu、TVer、Disney+、U-NEXT、Apple TV |
年間消費電力量(目安) | 191kWh |
年間電気代(目安) | 5157円 |
総合出力 | 60W |
スピーカー数 | 4基 |
OS搭載 |
液晶テレビの平均寿命が10年前後であるのに対して、有機ELテレビの平均寿命は約半分といわれています。これは、バックライトを搭載せず、有機化合物に電気を流して発光させる有機ELテレビの特性により、液晶テレビよりも輝度が早く下がり寿命を迎えてしまうことが原因として挙げられます。
年々テレビの技術が進歩し、液晶テレビには及ばないものの平均寿命も延びてきています。ただし、使い方によっては5年もたないケースも。せっかく購入するなら、長くテレビを使いたいですよね。
テレビは、長時間画面をつけっぱなしにしていたり、掃除をせずにほこりを溜めると、熱がこもって寿命を短くする原因になります。有機ELテレビに限らず、こまめな掃除や視聴時以外は電源を消しておくだけでテレビの寿命を延ばすことができます。
大きな買い物になるテレビだからこそ、上記の工夫をしておくだけで長く使えるので、日常から意識してみてくださいね。
サイズを比較して選ぶ
サイズごとに選ぶ
大型 | 100インチ | 80インチ以上 | 75インチ | 70インチ | 65インチ | 60インチ | 55インチ | 50インチ
43インチ | 42インチ | 40インチ | 32インチ | 24インチ | 19インチ前後 | 小型
スマートテレビから選ぶ
スマートテレビ | チューナーレステレビ | AirPlay対応 | Netflix対応 | アマゾンプライム対応
画面性能で選ぶ
機能で選ぶ
ドルビーアトモス対応 | ブルーレイ内蔵 | HDD内蔵
メーカーで選ぶ
ソニー | ソニー ブラビア(有機ELテレビ) | パナソニック | パナソニック(有機ELテレビ) | 東芝・レグザ | 東芝・レグザ(有機ELテレビ) | LG(有機ELテレビ) | シャープ(有機ELテレビ)
目的で選ぶ
リモコンも一緒に選ぶ
汎用テレビリモコン | スマートリモコン | 学習リモコン | パナソニックのリモコン
テレビと一緒にそろえたい商品
ブルーレイレコーダー | テレビ録画向け外付けHDD | ブルーレイプレーヤー | HDMIケーブル | 液晶保護パネル | サウンドバー | テレビスピーカー | テレビブースター | スマート家電・IoT家電
有機ELテレビの寿命は一般的に液晶テレビよりも短く、平均で5〜7年程度とされています。液晶が約10年の寿命を持つのに対し、有機ELは有機化合物による自発光方式のため、長時間使用による輝度の低下や画面の焼きつきが発生しやすい点がデメリットです。
ただし、近年は技術の進化によってパネルの耐久性が向上し、以前より寿命も延びつつあります。メーカーによっては焼きつき対策機能を搭載したモデルも登場しており、日常的な使い方次第で劣化の進行を遅らせることが可能です。
テレビを少しでも長く使うためには、いくつかの工夫が欠かせません。例えば、視聴していないときはこまめに電源を切り、同じ映像を長時間表示し続けないようにすることが重要です。また、通気口のホコリをこまめに掃除し、熱がこもらないようにすることで内部部品の劣化も防げます。高価な有機ELテレビを長持ちさせたい人は、日々のケアを意識して使ってみてください。
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話・モバイル端末
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
セール・キャンペーン情報
その他