有機ELテレビ(OLEDディスプレイ)は、4K液晶テレビよりも圧倒的に高画質で、とくに暗い部分の再現度が優れています。そのため、映像の深みや没入感を重視する人におすすめです。また、有機ELテレビが普及したことで、テレビ市場も落ち着き、最新モデルでも比較的低価格で購入できる有機ELテレビも増えてきました。しかし、ソニー・東芝・パナソニック・シャープ・ハイセンスなど多くのメーカーから販売されていて、どれを選べば失敗しないか迷ってしまいますよね。
今回はAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の有機ELテレビを比較して、最もおすすめの有機ELテレビを決定します。果たしてどの商品がマイベストが選ぶ最強のベストバイ商品なのでしょうか?有機ELテレビの選び方のポイントも説明するので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
オーディオ&ビジュアル評論家/ライター、TV/モニター画質評価用ソフトウェア「Orichannel TPG」開発者。 4Kテレビやプロジェクターなどの映像と、ワイヤレスイヤホンやスピーカー、ホームシアター、サウンドバーなどの音が専門。雑誌やWEBなど出版業界で活動歴20年以上で、画質と音質の専門家として3000製品以上をテストしてレビュー。 執筆媒体はオーディオ&ビジュアル専門サイトPhileweb、モノ・トレンド誌の日経トレンディ、家電批評、MONOQLO、グッズプレス、&GP、価格.comマガジンなど多数。テレビ番組のオーディオ&ビジュアルコーナーの監修や出演も。 2009年より高画質・高音質、そしてライフスタイル志向のオーディオ&ビジュアル機器を、家電量販店等の投票と共に選出するVGP(ビジュアルグランプリ)審査員を務めている。 オーディオ&ビジュアル関連のガジェットをレビューするYouTubeチャンネル「オリチャンネル」も運営中。
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
コンテンツ全体の内容を刷新しました。
目次
有機ELテレビは、黒の再現度が高く、立体感のある映像が特徴のテレビです。現在のテレビは、大きく有機ELテレビと液晶テレビの2種類に分けられます。これらの大きな違いは、映像の表示方法です。
液晶テレビはディスプレイの後方からライトで照らす方式であるのに対して、有機ELテレビはパネルが自発光する方式であるため、細かな輝度調整が可能に。その結果、暗い部分に光が漏れることなく、完全な黒が再現できるようになりました。そのため、液晶テレビで黒浮きしているシーンでも、有機ELテレビで映画やライブ映像を見ると、明暗差がクッキリした、より深みのあるリアルな映像体験ができますよ。
また、有機ELテレビはパネルの特性上、視野角が非常に広いので、斜めから視聴しても色や輝度の変化をほとんど感じることがありません。食事中やソファーでくつろぎながら視聴するシーンでも画質が落ちにくく、快適に家族で映画やゲームを堪能できます。
有機ELテレビは、バックライト方式ではない分、液晶テレビに比べると眩しさを感じにくく目にやさしい点も魅力です。
有機ELテレビを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
年々、各メーカーがラインナップを拡充し続けている有機ELテレビ。最近ではサイズ展開も広くなってきたものの、有機ELを選ぶならやはり大型の55インチ以上がおすすめです。
現在は大型テレビの普及が進み、42インチが有機ELテレビの最小サイズ。比較的距離が取れない場所でも配置できる点は魅力ですが、依然として大型テレビが主流で、小型サイズのラインナップは少ない傾向があります。
また、55インチ以上のテレビで注目すべき点が、スピーカーの数。音質は映像の没入感をより高める重要なポイント。42インチのスピーカーの数は、少ないと4基程度で、55インチテレビが8基以上と音響に大きな差があります。4Kを活かした大迫力の映像と音の方向や厚みを感じたいなら55インチ以上がおすすめです。
映像の没入感を高めるには、黒に深みがあって体感を再現できるかが重要です。実際に専門機器を使い検証したところ、基本的に黒の輝度は0に近いものがほとんど。そこで差をつけたのは、AIによってコンテンツに応じた映像処理を行う映像エンジンの完成度でした。
画質にこだわるなら、映像エンジンが高性能なTVS REGZAの「55X8900N」がおすすめ。人の肌から草木まで、自然でリアルな映像を体験できるでしょう。色味の好みや見え方は個人差があり、専門機器の測定結果だけでは判断できないものの、モニター検証においてもトップクラスの評価を獲得しました。
大画面でより高画質なものがほしい人には、TVS REGZAの「65X9900M」がおすすめ。一般的に、テレビの価格はサイズに比例するため、65インチサイズの有機ELテレビとなると30〜50万円ほどの価格帯になります。しかし、大画面であればあるほど、画質のよさを感じやすく迫力を味わえるでしょう。TVS REGZAの「65X9900M」は、現在手に入るテレビのなかでは最高峰の画質で映像体験ができますよ。
なお、予算が限られており、できるだけ価格を抑えたい人は、4Kテレビのコンテンツもぜひチェックしてくださいね。
映像は高精細でリアルだとしても、音の厚みや広がりが足りなければ、迫力が半減しますよね。特に映画やライブ映像をよく視聴する人は、スピーカーの数や出力数が重要です。
実際に地上波番組や映画、音楽のシーンごとにモニター検証を実施すると、上位商品には70W以上かつ6基以上のスピーカーを搭載していることが共通していました。この条件を満たしていると、男女ともに聞こえやすく、密度あるサウンドが体感でき、映像の没入感を高めるという声が多くありました。
それに対して、出力が大きいスピーカーでも数が少なければ、音の広がりがなくこもりぎみな傾向に。必ずしも出力数が大きければ、迫力のある音ではないことが検証で明らかになりました。
音にこだわるなら、条件を満たしたTVS REGZAの「55X8900N」と「65X9900M」がおすすめ。ぜひ参考にして選んでくださいね。
現在のテレビは、前後左右に加え、高さ方向の音表現も可能にする立体音響技術(Dolby Atmos)がトレンド。液晶テレビでは、搭載していない製品が多くありましたが、有機ELテレビはほぼ標準搭載されています。実際にその場にいるような感覚を味わえるので、より映画やライブ映像が楽しめますよ。
テレビには放送を受信するためのチューナーが内蔵されています。チューナーの数で同時に視聴できるチャンネル数と録画できるチャンネル数が変わり、2チューナー搭載のものだと、チャンネルAを視聴中にチャンネルBを録画可能。家族で見たい番組が被ることが多いなら、3チューナー搭載がおすすめです。
3チューナーあれば、視聴中の番組とは別に2番組まで同時録画が可能。同じ時間帯で見たい番組が重なった際に、1つはリアルタイムで見て2つは録画できるので、家族のチャンネル争いを減らせるでしょう。
同時録画機能の搭載された商品のなかでもとくにおすすめなのは、タイムシフトマシンを搭載しているTVS REGZA。地デジ番組を最大6チャンネル、約80時間をまるごと録画可能です。うっかりした見逃しをしたくない人におすすめです。
なお、テレビの録画には外付けHDDやブルーレイレコーダーが必要となるので合わせてチェックしましょう。
画面の種類 | 4K有機ELテレビ |
---|---|
サイズ展開 | 48V型、55V型、65V型 |
同時録画数 | 2 |
最大輝度 | 594cd/m2 |
最小輝度 | 0cd/m2 |
良い
気になる
TVS REGZAの有機ELテレビ「55X8900N」は、有機EL特有の黒の再現度も高く、立体感ある引き締まった映像を楽しみたい人におすすめな55インチテレビ。2024年新エンジンの「レグザエンジンZR」を搭載しており、地デジだけでなく動画配信サービスも4K相当のきれいさで視聴できる点が魅力です。
本体の起動時間は約4秒と比較的速く、YouTubeやNetflixなどのアプリ起動も約1.5秒とトップクラスの速さ。見たい動画を見たい瞬間に視聴でき、ストレスを感じにくいでしょう。
最新のエンジン搭載で、画質が高画質なことはもちろん、動作速度も高速なので、見たい番組・動画を待つことなく快適に視聴したい人におすすめできる55インチテレビです。
重量 | 18.8kg/22.5kg(スタンド含む) |
---|---|
Dolby Atmos対応 | |
ALLM | |
VRR | |
映像処理エンジン | レグザエンジンZR |
音声操作 | |
搭載チューナー | BS 4K/110度CS 4K×2、地上デジタル×3、BSデジタル/110度CSデジタル×3 |
4Kチューナー | |
倍速再生 | |
チャプター送り | |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN、Bluetooth、レグザリンク、DTCP-IP |
年間消費電力量(目安) | 165kWh |
年間電気代(目安) | 4,455円 |
待機時消費電力 | 0.4W |
色域の広さ | 73.89% |
総合出力 | 72W |
REGZA 4K有機ELレグザ 55X8900Nの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
画面の種類 | 有機ELテレビ |
---|---|
サイズ展開 | 42型、48型、55V型、65V型 |
同時録画数 | 2 |
最大輝度 | 1078cd/m2 |
最小輝度 | 0cd/m2 |
良い
気になる
パナソニックの「VIERA 4K有機ELテレビ TV-55Z90A」は、自然できれいな色味の映像を好む人におすすめ。
地デジの画質の検証では、映像を見たモニターから「肌の色が自然で健康的に見える」という声があがりました。ノイズの現れやすいテロップ周りもざらつきなどは気になりません。ネット配信の映画を見た際には、「俳優の肌の質感や髪のツヤなどの繊細な部分も見え、表情が読み取りやすくて没入できた」という声があり、十分な画質を備えているといえるでしょう。
色の誤差も少なく、明暗の差をくっきりと表現できるコントラスト性能も備えています。映画を鑑賞しても、リアルな色合いを感じられました。
音質は低音の表現が良好で、「飛行機のジェット音に迫力があり、迫り来るような音の移動感があった」という声もあがりました。一方、人物の声がこもって聞こえやすく、複数が混ざるとさらに聞き取りにくい印象。音楽もかすれたように聞こえる部分があり、解像感がやや物足りませんでした。
視野角は非常に広く、端から見ても色のコントラストがきれいな映像を見られるでしょう。主要なネット配信アプリにはほとんど対応し、アプリ起動までの時間もかかりません。リモコンのボタンから接続できるほか、音声操作もできます。2番組同時録画が可能で、15秒送り・オートチャプター・早見再生など録画機能も充実していますよ。
重量 | 約21kg(スタンド含む) |
---|---|
Dolby Atmos対応 | |
ALLM | |
VRR | |
映像処理エンジン | ヘキサクロマドライブ プラス |
音声操作 | |
搭載チューナー | 地上、BS、110度CS、BS4K/110度CS4K、CATV |
4Kチューナー | |
倍速再生 | |
チャプター送り | |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN、Bluetooth、お部屋ジャンプリンク |
年間消費電力量(目安) | 172kWh |
年間電気代(目安) | 4644円 |
待機時消費電力 | 0.3W |
色域の広さ | 76.3% |
総合出力 | 80W |
パナソニック ビエラ TV-55Z90Aを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
画面の種類 | 有機ELテレビ |
---|---|
サイズ展開 | 55V型、48V型、65V型 |
同時録画数 | 2 |
最大輝度 | 506cd/m2 |
最小輝度 | 0cd/m2 |
良い
気になる
TVS REGZAの有機ELテレビ「55X8900L」は、どんな映像もきれいに視聴できることはもちろん、迫力のあるサウンドを体感したい人におすすめな55インチテレビ。新エンジンである「レグザエンジンZRⅡ」を搭載しており、地デジや4K放送はもちろんネット動画も高精細に楽しめるほか、スピーカーを6基搭載しているため臨場感あるサラウンドが楽しめる点が魅力です。
画質評価の際は、出荷時の初期設定である映像モード「おすすめAI」で視聴。メリハリの利いた鮮やかな色合いで、コントラストが非常に高いため、夜景の映像では黒の微細なグラデーションまでしっかり表現されていました。地デジ番組やネット配信を視聴しても、4Kコンテンツと遜色がないほど精細。コントラスト比の高さや色域の広さなどの機器本体のポテンシャルが、映像エンジンによって最大限に引き出されている機種といえます。
音質の検証では音の再現性に優れているほか、老若男女のどんな声でも深みがありました。映画中でジェット機の操縦士が話しているシーンでは、ヘルメット内に息が当たる音まで精細に再現。音の広がりがあり、まるで映像内のできごとを実際に体験しているかのように感じました。テレビ用のスピーカーがなくても、映像のよさを引き出せるほどの音質がある機種といえます。
動画配信サービスは、DAZNやFODなど一部非対応なものもありますが、Netflix・Amazon Prime Videoといった主要なものには対応。リモコンにも主要なサービスのアプリのボタンがついているので、すぐにアプリを起動して見始められるのも魅力です。
3チューナーを搭載しているため、2番組の同時録画が可能。倍速再生やチャプター送りなど、基本的な再生機能は十分に備わっています。動作速度も速くストレスなく操作できました。
どんな映像でも高精細に画像処理がされるため、4Kコンテンツをあまり見ない人こそおすすめできる55インチテレビです。
重量 | 23.0kg(スタンド含む) |
---|---|
Dolby Atmos対応 | |
ALLM | |
VRR | |
映像処理エンジン | レグザエンジンZR II |
音声操作 | |
搭載チューナー | 地上デジタル、新4K衛星放送、BS・110度CSデジタル |
4Kチューナー | |
倍速再生 | |
チャプター送り | |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN、Bluetooth |
年間消費電力量(目安) | 180kWh |
年間電気代(目安) | 4,860円 |
待機時消費電力 | 0.5W |
色域の広さ | 78.5% |
総合出力 | 72W |
レグザ 4K有機ELテレビ 55X8900Lをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
画面の種類 | 有機ELテレビ |
---|
良い
気になる
TVS REGZAの、「65X9900M」は、とにかく高画質・高音質で映像を視聴したい人のまず最初の候補となるテレビです。
画質は高い解像感でリアリティがあり、ほかの追随を許さない圧倒的な美しさでした。「おまかせAI」モードで視聴したところ、発色は非常に鮮やかで原色の色が鋭く出ていながら、全体のバランスは良好。深みのある黒やコントラストの高さによって映像に立体感が生まれ、有機ELとしての真価が発揮されています。
地上波を視聴した際には、65インチという画面サイズに映しても4K映像かと感じるほど解像感が高く映せていました。スポーツは残像感が一切なく、選手の激しい動きのキレを目で追うことができるのはもちろん、ボールの回転も見えるほど。地上波からネット配信までどの映像を見ても美しく、息を呑むような映像美を堪能できるでしょう。視野角による色の変化もなく、大人数で視聴していても見づらさを感じにくいといえます。
音質の検証では、映画の中のシーンが目の前に存在しているような臨場感や音の広がりを味わえました。耳の後ろ近くまで音が回り込むうえ、映像に奥行きを感じるほど音の立体感も良好。繊細な音まで忠実に再現しており、人の声の質感がわかるほどでした。
全自動録画を搭載しており、レコーダーを持っていない人にとってはこれだけで買う動機となるほどでしょう。なお、全録機能を使うには全録対応の外付けHDDが必要です。本体の起動は約6.8秒とやや時間がかかりましたが、そのほかの動作速度は速く快適に使用できました。
最上級クラスのテレビとして、映像に見入ってしまうほどの美しさを備えています。そして、この商品の最大の魅力は、これ1台でテレビ用のスピーカーが不要と思えるほどの音質のよさ。映像も音も1台で最上級のものを揃えたいという人には、ベストな選択肢といえます。
本体幅 | 145.2cm(スタンド含む) |
---|---|
本体奥行 | 33.6cm(スタンド含む) |
本体高さ | 86.8cm(スタンド含む) |
サイズ展開 | 55V型、65V型、77V型 |
重量 | 29.5kg(スタンド含む) |
録画機能 | 外付けHDD |
Dolby Atmos対応 | |
ALLM | |
VRR | |
映像処理エンジン | レグザエンジンZRα |
映像配信サービス | YouTube、Amazon Prime Video、Netflix、Hulu、TVer、Disney+、U-NEXT、AMEBA、WOWWOW、NHK+、Net-Vision、SPOOX、Paravi、DMM.com、RakutenTV、Lemimo、DAZN |
倍速機能 | |
音声操作 | |
倍速再生 | |
チャプター送り | |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN、Bluetooth、レグザリンク、DTCP-IP、Google アシスタント |
年間消費電力量(目安) | 281kWh |
年間電気代(目安) | 7587円 |
待機時消費電力 | 0.5W |
ゲームモードあり | |
最小輝度 | 0cd/m2 |
総合出力 | 90W |
REGZA 有機ELテレビ 65X9900Mを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
画面の種類 | 4K有機ELテレビ |
---|
良い
気になる
パナソニックの TV-65Z90Aは、映像の微細な部分まで忠実に再現できており没入感を得やすいため、映像の世界観まで感じ取って視聴したい人におすすめです。AmazonのFire TVを搭載したモデルでアプリ起動時間も短め。地デジのみならずネット動画を頻繁に見る人にも向いています。
画質は良好で、特にネット配信の映画を視聴した際の評価は全商品トップクラス。視聴したモニターからは「俳優の肌の質感はもちろんシワまで鮮明に見える」「陰影の表現が精密で、クリエイターの意図したものをそのまま感じ取れる」などネット動画の画質の検証では、モニター全員が満足以上の高い評価でした。地デジ映像でも肌・髪の色を自然に再現。スポーツシーンの激しい動きでも残像感は気にならず、グラウンドの芝生の色も自然な青々しさが再現されていました。
黒の輝度が低く完全な黒に近い色を再現可能なため、夜景の映像でも明暗のはっきりした立体感のある映像が見られました。また、斜めから見ても白っぽく映らず、正面から見た画質とほとんど変わらず視聴可能です。また、測定では色再現が非常に忠実であることが分かりました。
音質は全体的に良好で、人の声は男性・女性問わず聞き取りやすく明瞭に聞こえ、モニターからは「話し声が滑舌よく聞こえ、会話の内容が非常にわかりやすい」という声があがりました。また、楽器の音が重なるとやや聞き取りづらくなるという指摘も少なからずありましたが、テレビのスピーカーとしては充分な音質で、日常の視聴においては、十分に高い水準です。
本体幅 | 144.8cm |
---|---|
本体奥行 | 30.3cm |
本体高さ | 88.9cm |
サイズ展開 | 65V型、55V型 |
重量 | 24.0kg |
録画機能 | 外付けHDD |
Dolby Atmos対応 | |
ALLM | |
VRR | |
映像処理エンジン | ヘキサクロマドライブ プラス |
映像配信サービス | YouTube、Amazon Prime Video、Netflix、Hulu、TVer、Disney+、U-NEXT、DAZNなど |
倍速機能 | |
音声操作 | |
倍速再生 | |
チャプター送り | |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN、Bluetooth、お部屋ジャンプリンク |
年間消費電力量(目安) | 218kWh |
年間電気代(目安) | 5,886円 |
待機時消費電力 | |
ゲームモードあり | |
最小輝度 | 0cd/m2 |
総合出力 | 80W |
パナソニック VIERA 4K有機ELテレビ TV-65Z90Aの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
画面の種類 | 4K有機ELテレビ |
---|
良い
気になる
パナソニックのTH-65LZ2000」は、自然な色合いと深い黒の表現で、映画やドラマのシーンにリアルな臨場感を求める人にぴったりなテレビ。
画質に関しては、高いコントラストによる画面全体の立体感はもちろん、色が自然で派手すぎない絶妙なバランスでした。明るさは抑えめの落ち着いた映りですが、深く沈み込むような黒の演出によって、顔の質感や背景の遠近感を忠実に再現可能。斜めから見た際の色の変化も非常に少ないといえます。
地デジを視聴すると、ノイズがきれいに除去されており、人の顔や髪の質感まで細やかに表現できていました。また、動きの激しいスポーツでは、映像の輪郭がくっきりとしていて目が疲れにくく、ボールの残像も一切なし。コントラスト感が強く出ているので、映画の暗いシーンでも映像の情報量が多く、一層没入感が得られるでしょう。
音質は映画に適した迫力ある低音と立体感が印象的でした。天井や左右の壁にまで音の広がりが感じられ、耳の後ろに回り込んでくるような立体的な音の再現も可能。加えて、声の質感やセリフのニュアンスまで伝わるほど、音の繊細さも十分でした。
Youtubeの起動がやや遅く約6.8秒かかりましたが、本体の起動やそのほかのアプリの立ち上がりは高速。頻繁につけたり消したりすることがなければ、快適に操作できるでしょう。色は派手ではないものの落ち着いた絶妙なバランスで、自然な色が好みの人にはファーストチョイスになる一台です。
本体幅 | 144.8cm(スタンド含む) |
---|---|
本体奥行 | 34.8cm(スタンド含む) |
本体高さ | 91.6cm(スタンド含む) |
サイズ展開 | 55V型、65V型、77V型 |
重量 | 29.5kg(スタンド含む) |
録画機能 | 外付けHDD |
Dolby Atmos対応 | |
ALLM | |
VRR | |
映像処理エンジン | 4Kファインリマスターエンジン |
映像配信サービス | YouTube、Amazon Prime Video、Netflix、DAZN、Hulu、TVer、Disney+、U-NEXT、Apple TVなど |
倍速機能 | |
音声操作 | |
倍速再生 | |
チャプター送り | |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN、Bluetooth、ホームネットワーク機能、お部屋ジャンプリンク |
年間消費電力量(目安) | 238kWh |
年間電気代(目安) | 6426円 |
待機時消費電力 | 約0.3W |
ゲームモードあり | |
最小輝度 | 0cd/m2 |
総合出力 | 160W |
近年、「eスポーツ」が広まったことにより、FPSや格闘ゲームなどをする人も多くなりました。4K対応のハードである、PS5やXboxなどのゲーム機も発売され、ゲーム機と合わせてテレビの購入を検討している人もいるのではないでしょうか。しかし、せっかくゲームをしているのに、反応が悪かったり映像がブレたりするとストレスですよね。据え置きゲーム機でよく遊ぶ人は、ゲームモードがあるものを選びましょう。
有機ELテレビは、液晶テレビに比べて画面の反応が速く、動きに強いのが魅力。さらにゲームモードがあると、ボタンを押したときの反応にずれが少なくなります。ゲームモードがないと、ボタンを押した際にタイムラグが起きて画面とは意図しない時に動くことも。その過程を画像処理で調整し応答速度を優先することで遅延を少なくできます。
瞬間的な動作が勝負を決める、FPSや格闘ゲームなどでオンライン対戦をする人には必須の機能でしょう。現在はゲームモードを標準搭載している商品が多くありますが、据え置き機でゲームをする人は確認しておきましょう。
また、ソニーのテレビはPS5との連携に優れており、より快適にゲームをプレイすることが可能。PS5側でテレビのモデルを自動で認識して最適な画質設定でプレイできる機能や、コンテンツを識別してゲームモードを自動で切り替えるなど、よりスムーズにゲームを楽しめる機能が詰め込まれていますよ。
液晶テレビの平均寿命が10年前後であるのに対して、有機ELテレビの平均寿命は約半分といわれています。これは、バックライトを搭載せず、有機化合物に電気を流して発光させる有機ELテレビの特性により、液晶テレビよりも輝度が早く下がり寿命を迎えてしまうことが原因として挙げられます。
年々テレビの技術が進歩し、液晶テレビには及ばないものの平均寿命も延びてきています。ただし、使い方によっては5年もたないケースも。せっかく購入するなら、長くテレビを使いたいですよね。
テレビは、長時間画面をつけっぱなしにしていたり、掃除をせずにほこりを溜めると、熱がこもって寿命を短くする原因になります。有機ELテレビに限らず、こまめな掃除や視聴時以外は電源を消しておくだけでテレビの寿命を延ばすことができます。
大きな買い物になるテレビだからこそ、上記の工夫をしておくだけで長く使えるので、日常から意識してみてくださいね。
サイズを比較して選ぶ
サイズごとに選ぶ
大型 | 80インチ以上 | 75インチ | 70インチ | 65インチ | 55インチ | 50インチ
43インチ | 42インチ | 40インチ | 32インチ | 24インチ | 19インチ前後 | 小型
スマートテレビから選ぶ
スマートテレビ | チューナーレステレビ | AirPlay対応 | Netflix対応 | アマゾンプライム対応
機能で選ぶ
ドルビーアトモス対応 | ブルーレイ内蔵 | HDD内蔵
メーカーで選ぶ
目的で選ぶ
リモコンも一緒に選ぶ
汎用テレビリモコン | スマートリモコン | 学習リモコン | パナソニックのリモコン
テレビと一緒にそろえたい商品
ブルーレイレコーダー | テレビ録画向け外付けHDD | ブルーレイプレーヤー | HDMIケーブル | 液晶保護パネル | サウンドバー | テレビスピーカー | テレビブースター | スマート家電・IoT家電
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話・モバイル端末
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他