テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
東芝のREGZA 55Z740XSは、動画サービスを頻繁に利用する人や、性能・機能にこだわる人におすすめです。音声操作はもちろん、YouTube・Netflixといった大手動画配信サービスを利用できる点が好評でした。
また、コントラストが豊かで、繊細な部分まで再現できるのもよいところ。暗がりの映像はやや白みがかっていたものの、ノイズのない立体感ある画質を楽しめました。スポーツ番組のような動きが多い番組でも、快適に視聴できるでしょう。
音質についても、迫力・臨場感ともに十分。とくに声の再現力にすぐれており、細かなニュアンスまで忠実に表現できます。YouTubeでは歌声が若干シャキシャキしていたものの、テレビの音質としては非常に高レベルでした。
価格は執筆時点で税込242,550円(公式サイト参照)。今回検証した商品のなかでは高めですが、タイムシフトマシン機能で過去にさかのぼって録画できるのは大きな魅力。機能性の高い1台で、おうち時間をより快適に過ごしてみてはいかがでしょうか?
TVS REGZAは、REGZAブランドの映像機器を展開しているメーカー。19型の液晶テレビから77型の有機ELテレビまで、幅広く展開しています。
今回ご紹介する55Z740XSは、画素数3840×2160の4K液晶モデル。人肌を健康的で自然な色と質感に仕上げる、ナチュラル美肌トーンを搭載しているのが特徴です。
高いコントラストを実現するため、映像処理エンジンのレグザエンジンCloudProを完備。パネルには全面直下LEDバックライトを採用し、詳細なコントロールで黒の締まりと明るさの両立を図ります。
4K・BS/CS・地デジ・ネット動画問わずクリアな映像を楽しめるよう、視聴しているコンテンツに合わせた高画質処理を行っているのも長所です。
おまかせAIピクチャーⅡの搭載で、室内の明るさや色温度の違いを検出し、視聴環境にあわせた適切な画質に自動調整。
ブルーライトを従来比約40%カットしており、目の疲れにも配慮しています。
高遮断クロスオーバーフィルターの採用で、クリアな高音質とダイナミックな重低音が期待できるのも魅力の1つ。総合出力80Wのマルチアンプで駆動する、2ウェイスピーカーと重低音バズーカウーファーを配置しています。
このほか、ジャンルにあわせて音質を自動調整するおまかせサウンドや、声の聞き取りやすさを向上させるクリア音声など、音質にとことんこだわっていますよ。
本体には4Kチューナーを2基内蔵。外付けUSBハードディスクを準備しておけば、4Kの番組を視聴しながらほかの4K番組を録画することが可能です。
また、地デジ・BS/110度CSデジタル放送チューナーは3基搭載。番組を視聴しながら、裏番組を2つ同時に録画できるのもメリットです。
過去にさかのぼって視聴できる、タイムシフトマシン機能を完備しているのも魅力の1つ。途中から見始めたドラマをオープニングから視聴したい…といったシーンにも大活躍しますよ。
別売りのUSBハードディスクを接続すれば、地上デジタル放送を最大6チャンネル約80時間分録画可能。ハードディスクをもう1台追加すると、約120時間まで延長できます。
好きなジャンルの番組を自動録画できる、おまかせ録画機能も注目ポイント。気になるジャンルやお気に入りのタレントを登録するだけと操作も簡単です。
また、録画した番組は好みのジャンルごとにサムネイル付きで表示。視聴している番組シーンをリスト表示することも可能です。
リモコンのボイスボタンを押せば、マイクに向かって話しかけるだけで見たい番組を見つけられて便利。音声による番組の録画予約や文字入力も可能です。
Prime Video・Netflix・YouTube・U-NEXTなど、合計15種類の動画配信サービスに対応しているのも見逃せないポイント。リモコンにダイレクトボタンも設置され、ボタン1つで簡単にアクセスできます。
スタンドを含まないときのサイズは、幅123.5×高さ75.9×厚さ23.6cmで重量は19.8kg。卓上スタンドの後部には転倒防止バンドがついており、安全面にも配慮されています。
スタンド・リモコンともに、高級感あるガンメタリックカラーで統一。リモコンは握りやすく滑りにくい設計になっているのもよいところです。カーソルボタンも形状や素材を変えて作られており、直感的に使いやすいでしょう。
今回は、東芝のREGZA 55Z740XSを含むテレビ全17商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:画質
検証②:音質
検証③:動画配信・音声操作への対応
検証④:録画機能の充実度
まずは、画質を検証します。
今回は、映像と音の専門家である折原一也さんに協力を依頼。映像の詳細さ・ノイズ・画面全体の明るさ・発色の良さ・残像感・視野角の6項目を評価しました。
なお、視聴の際に使用した素材は以下のとおりです。
画質は、今回検証した商品のなかでも比較的高評価。
画面全体のコントラストがとても豊かで、高精細な映像もしっかり再現できていました。倍速機能があるぶん、動きを伴う映像でもノイズが目立ちにくい印象です。
折原さんからも、「自然な深みがあって全体の立体感がとてもよい」「YouTubeはノイズをうまく抑えられている」といった満足の声が聞かれました。
一方、暗がりの映像が若干白みがかっていたのは気になるポイント。暗いシーンの多い作品では、全体的にぼやっとしてしまう可能性もあるでしょう。
また、「視野角は少し影響がある」との声もあり、斜めから視聴するとやや見にくいと感じることも。できるだけ正面に座ることをおすすめします。
次は、音質の検証です。
実際にテレビ番組を視聴し、音声情報がどの程度再現されているかをチェック。声の聞き取りやすさ・音の立体感・迫力の3項目で評価を行いました。また、YouTubeでMusic Videoを視聴したうえで、音楽再生時の音質も比較しています。
なお、こちらの検証でも、専門家の折原一也さんに協力していただきました。
音質についても良好です。とりわけ、声色を細かいニュアンスまで忠実に表現できていた点が好印象でした。専門家からも「人の声がしっかり再現できていて、テレビ以上の高音質」との声があがっています。
YouTubeでの音楽視聴については、歌声がややシャキシャキする部分があったものの、音の迫力は十分。低音には深みがあり、地上デジタル放送でもしっかり臨場感を楽しめました。
通常のテレビ視聴であれば、申し分のない音質といえるでしょう。
続いて、動画配信・音声操作への対応を検証します。
商品ごとに動画配信・音声操作に対応しているかを確認しました。なお、動画配信サービスの対応数については評価対象に含めていません。
動画配信・音声操作についてはとても優秀。YouTubeやPrime Videoをはじめとする、メジャーな大手動画配信サービスを利用できる点が高評価につながりました。音声操作に対応しているのもメリットです。
通常のテレビ番組に加えて、ネット動画もたくさん見たいという人にうってつけといえます。
最後は、録画機能の充実度を検証します。
録画ができるかどうかはもちろん、裏番組録画・早送り再生・チャプター再生の計3機能の有無についてもチェックしました。
各機能の評価項目は以下のとおりです。
録画機能の充実度も、非常に高評価。早送り再生・チャプター再生はもちろん、全自動録画機能のタイムシフトマシンを搭載している点が好評でした。
見たい番組の録画を忘れてしまいがち…という人には、大活躍するといえるでしょう。機能性を重視する人にもぴったりです。
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最後に、ほかのおすすめ商品もご紹介したいと思います。
同じく東芝のREGZA 55X8900Kは、地デジ放送のぼやけた映像までくっきり映し出せるのが持ち味。人肌の質感から動きのあるシーンまで忠実に再現し、ニュース・スポーツ・ネット動画などさまざまな映像を高画質で楽しめます。声のニュアンスまで表現でき、臨場感もたっぷりです。
PanasonicのVIERA TH-55JZ1000は、暗部の微妙な色合いまでしっかり表現できるのが魅力。精細感・立体感・解像感のバランスにもすぐれています。低音の再現性が高く、立体的な音響を実現できていたのもよいところ。Alexa・Googleアシスタントといった音声認識機能も搭載しています。
画面の種類 | 4K液晶テレビ |
---|---|
本体幅 | 122.6cm |
本体奥行 | 22.9cm |
本体高さ | 75.3cm |
サイズ展開 | 48V型、55V型、65V型 |
重量 | 本体のみ:18.7kg/スタンド含む:19.5kg |
録画機能 | 外付けHDD |
画面サイズ | 不明 |
画素数 | 3840×2160 |
白輝度 | |
黒輝度 | |
テレビ本体の起動時間 | |
アプリの起動時間(YouTube) | |
Dolby Atmos対応 | |
ALLM | 不明 |
VRR | 不明 |
映像処理エンジン | レグザエンジンZR I |
4Kアップコンバート | 不明 |
HDR方式 | HDR 10+、Dolby vision |
HDR調整機能 | HDR10+ Adaptive、Dolby Vision IQ |
自動録画機能 | |
映像配信サービス | YouTube、Amazon prime video、DAZN、Hulu、TVer、U-NEXT |
HDR対応 | |
倍速機能 | |
音声操作 | |
画面分割(2画面機能) | |
ディスプレイの種類 | 不明 |
低遅延モード | 不明 |
パネルの種類 | 4K有機ELパネル |
スマートスピーカー連携 | 不明 |
映像モード | 有機EL瞬速ゲームモード |
搭載チューナー | 新4K衛星放送×2、地上デジタル×3、BS・110度CSデジタル×3 |
4Kチューナー | |
チューナーレステレビ | |
同時録画数 | 2 |
倍速再生 | |
チャプター送り | |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN、Bluetooth、レグザリンク、Chromecast |
Bluetooth対応プロファイル | A2DP |
AirPlay対応 | 不明 |
接続端子 | HDMI端子×4、LAN端子、ヘッドホン出力端子、光デジタル音声出力端子、ビデオ入力端子、USB端子×3 |
4K/120Hz対応 | |
HDMI端子数 | 4端子 |
適正視聴距離(目安) | 1m |
年間消費電力量(目安) | 155kWh/年 |
年間電気代(目安) | 4,185円 |
待機時消費電力 | 0.5W |
ブルーレイ内蔵 | 不明 |
DVDプレイヤー内蔵 | 不明 |
PCモニター向き | 不明 |
ゲームモードあり | |
PS5連携機能 | |
コントラスト比 | |
最大輝度 | |
最小輝度 | |
色域の広さ | |
ポータブルテレビ | |
スタンド付き | |
フック付き | 不明 |
VESA規格対応 | 不明 |
Google TV搭載 | 不明 |
ショートカットボタンあり | 不明 |
Fire TV搭載 | 不明 |
ハンズフリー機能 | 不明 |
国内メーカー | |
総合出力 | 72W |
スピーカー数 | 2基 |
色の正確さ | |
年間消費電力量(公称値) | 245kWh |
防水性 | |
カーアダプター給電可能 | |
充電式 | |
miniLEDバックライト搭載 | |
解像度 | 4K |
ネット配信対応 | 不明 |
カラー | ブラック |
特徴 |
画面の種類 | 有機ELテレビ |
---|---|
本体幅 | 122.7cm |
本体奥行 | 34.8cm(スタンド含む) |
本体高さ | 77.7(スタンド含む) |
サイズ展開 | 48V型、55V型、65V型 |
重量 | 約19.5kg(スタンド含む) |
録画機能 | 外付けHDD |
画面サイズ | 55V型 |
画素数 | 3840×2160 |
白輝度 | |
黒輝度 | |
テレビ本体の起動時間 | |
アプリの起動時間(YouTube) | |
Dolby Atmos対応 | 不明 |
ALLM | |
VRR | |
映像処理エンジン | ヘキサクロマドライブ プラス |
4Kアップコンバート | |
HDR方式 | HDR 10、HDR 10+、Dolby vision、HLG |
HDR調整機能 | HDR10+ Adaptive、Dolby Vision IQ |
自動録画機能 | |
映像配信サービス | Netflix、YouTube、Amazon Prime Video、DAZN、Hulu、U-NEXT、Disney+ |
HDR対応 | |
倍速機能 | |
音声操作 | |
画面分割(2画面機能) | |
ディスプレイの種類 | 不明 |
低遅延モード | |
パネルの種類 | 不明 |
スマートスピーカー連携 | Googleアシスタント、Amazon Alexa |
映像モード | ゲームモード、スポーツモード、フォトプロモード |
搭載チューナー | 地上デジタル×3、BSデジタル放送×3、110度CSデジタル放送×3、BS4K、110度CS4K×2 |
4Kチューナー | |
チューナーレステレビ | |
同時録画数 | 不明 |
倍速再生 | |
チャプター送り | 不明 |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN、Bluetooth、お部屋ジャンプリンク |
Bluetooth対応プロファイル | HID、HOGP、A2DP、AVRCP |
AirPlay対応 | |
接続端子 | HDMI×4、USB端子×3、ビデオ入力端子×1、光デジタル音声入力×1、LAN端子×1、イヤホン端子×1 |
4K/120Hz対応 | |
HDMI端子数 | 4端子 |
適正視聴距離(目安) | 1m |
年間消費電力量(目安) | 191kWh |
年間電気代(目安) | 4,374円 |
待機時消費電力 | 本体電源「切」時:約0.2W/リモコン電源「切」時:約0.3W |
ブルーレイ内蔵 | 不明 |
DVDプレイヤー内蔵 | 不明 |
PCモニター向き | |
ゲームモードあり | |
PS5連携機能 | |
コントラスト比 | |
最大輝度 | |
最小輝度 | |
色域の広さ | |
ポータブルテレビ | |
スタンド付き | |
フック付き | |
VESA規格対応 | 不明 |
Google TV搭載 | |
ショートカットボタンあり | |
Fire TV搭載 | |
ハンズフリー機能 | |
国内メーカー | |
総合出力 | 30W(15W+15W) |
スピーカー数 | 2基 |
色の正確さ | |
年間消費電力量(公称値) | 191kWh |
防水性 | |
カーアダプター給電可能 | |
充電式 | |
miniLEDバックライト搭載 | |
解像度 | 4K |
ネット配信対応 | |
カラー | ブラック |
特徴 |
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