テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
SHARP AQUOS 4T-C55DQ1は、動画配信サービスの利用が多い人におすすめです。Android TVを搭載していて、アプリを追加して自由にカスタマイズできます。リモコンにダイレクトにアクセスするボタンもあり、使い勝手がよいですよ。
画質は倍速機能の性能に物足りなさを感じましたが、有機ELらしい鮮やかな色彩表現は好印象でした。黒色が引き締まっていてノイズも少ないので、スポーツ番組をメインに見る人でなければ、十分満足できる映像でしょう。
専門家からは、迫力のある低音も高評価。音全体のバランスがとれていて、声もクリアでスムーズに聞き取れます。録画機能もかなり充実しており、2番組同時録画・早送り再生などに対応していました。家族人数が多くても、録画できない…とならずに済みますよ。
音質・画質ともに比較的評価が高く、機能が豊富なモデルです。音声操作もできるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
映像美にこだわり続けるSHARPのAQUOSシリーズ。今回紹介する4T-C55DQ1は4K対応の有機ELパネルを採用していて、光量を制御することで深い黒色を表現できると謳っています。
8Kで培った技術を応用し、地デジやネット動画を4Kにアップコンバートできるのが特徴です。映像ごとの輝度分布を解析して10億色もの色彩を描き分け、リアルな質感を表現できるように作られています。
臨場感のある高音質を実現するため、総合出力50Wのフルレンジスピーカーを搭載。独自のフロントオープンサウンドシステムをより進化させ、テレビ前方に音声が聞こえやすい設計にしています。
音全体の音響パワーを補正する新技術、Eilex PRISM・VIR Filterにも注目です。スピーカーから離れた音の変化も加味し、原音に近い聞こえ方になるようなイコライジング技術が使われています。
インターネットに接続すれば、さらに世界は広がります。有線・無線の両方で接続ができ、動画配信は17のサービスを標準搭載。リモコン上部には7つのダイレクトボタンがあり、ホーム画面からアプリの追加もできます。
Android TVが搭載されているので、リモコンのGoogleアシスタントボタンを押せば音声操作も可能です。スマホアプリ「COCORO HOME」に機器登録※をしておくと、テレビのリモコンでエアコンやブルーレイの操作までできて便利ですよ。
連携できるのは対応機器に限ります。
チューナー数が多いのもポイントです。BS 4K/110度CS 4Kは2つ・地デジとBS/110度CSデジタルは3つのチューナーを搭載。4K放送を視聴中でも、ほかの4K放送や地デジ放送が2番組まで同時に録画できます。
番組の一時停止や少し巻き戻すといった操作を、録画不要で行えるのも強みです。急な来客や電話応対などでテレビの前から離れても、見たいシーンを後から戻って見返せます。
電気代を抑える工夫もされています。室内の明るさに合わせて自動調整する「明るさセンサー」や、省エネモード・無操作電源オフなどの機能を搭載。テレビ放送終了後も自動的に電源が切れ、無駄な電力を消費しません。
画面サイズは、55V型・65V型の2種類から選べます。画面の角度が左右30度変えられるので、間取りに合わせた向きで設置できますよ。WALLの壁寄せスタンド(別売)にも対応しています。部屋を広く使いたいなら、こちらもチェックしてみてください。
今回は、SHARP AQUOS 4T-C55DQ1を含むテレビ全17商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:画質
検証②:音質
検証③:動画配信・音声操作への対応
検証④:録画機能の充実度
まずは、画質の検証です。
実際に地デジ・4K映像・Netflixの映像などを視聴。映像と音の専門家・折原一也さんにご協力いただき、映像の精細さや発色など、画質を構成する要素に着目して評価しました。
鮮やかな色彩や立体感は、さすが有機ELという印象でした。
テロップの表示が弱いときがありましたが、黒色が引き締まっていて全体の色彩バランスはリッチです。専門家からは「視野角が広い」とのコメントもあるので、家族で並んで視聴する場合も違和感は少ないでしょう。
一方、動きの速い映像には少し弱い傾向です。倍速機能はそれほど高性能ではなく、スポーツ番組は残像感がありました。
とはいえ、YouTube映像は普通に視聴できたため、スポーツの視聴がメインでなければ十分満足できるでしょう。
次は、音質の検証です。
通常のテレビ映像に加えて、YouTubeのMusic Videoも視聴します。映像と音の専門家・折原一也さんにご協力いただき、人の声の聞き取りやすさ・音の立体感・音の迫力に着目して評価しました。
低音に迫力がある、リッチなサウンドだと高評価を獲得。専門家からは、「音に深みがあり、YouTubeで音楽を視聴しても聞き応えがある」とのコメントもいただきました。
音の広がりはそこそこですが、声を適度に立てて聞き取りやすくしており、全体的なバランスに優れています。
続いて、動画配信・音声操作への対応の検証です。
動画配信・音声操作に対応しているか調査し、どちらも搭載している場合を高評価としました。
動画配信サービスも音声操作にも対応していました。スマートスピーカーは、Google アシスタント・Amazon Alexaの2種類に対応しています。主要なAIの種類を抑えているので、スマートホーム化しやすいですよ。
Android TVを搭載していて、アプリの追加ができるのも魅力です。ホーム画面をカスタマイズすれば、よく使うアプリにもサッとアクセスできます。
最後は、録画機能の充実度の検証です。
番組録画・裏番組録画・早送り再生・チャプター再生の4つの機能に着目し、充実度を評価しました。
録画に関わる必要な機能をすべて搭載しており、トップクラスの評価を獲得しました。
4K放送・地デジを問わず2番組を同時に録画でき、録画した映像は早送り再生・チャプター再生ができます。家族で見たい番組が被りがちでも、2番組同時録画ができれば安心ですね。
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最後に、画質の検証でより高評価を獲得した商品をご紹介します。
東芝のREGZA 55X8900Kは、動きのあるシーンもシャープに映し出せます。地デジのボヤけた映像も鮮明化でき、画質はトップクラス。肌の質感までリアルに再現できていたため、番組のジャンルを問わず快適に視聴できるでしょう。臨場感と立体感のあるサウンドで、音質も申し分ありません。
SONYのBRAVIA XRJ-55A80Jは、精細な表現力と自然な立体感が魅力。スポーツはもちろん、ネット映画もきめ細やかに描写できていました。さらに、画面振動で生成される音が臨場感を高めます。映像と音との一体感がすばらしく、リアルな音の広がりを感じられますよ。
本体幅 | 122.6cm |
---|---|
画面の種類 | 4K液晶テレビ |
本体奥行 | 22.9cm |
本体高さ | 75.3cm |
サイズ展開 | 48V型、55V型、65V型 |
重量 | 本体のみ:18.7kg/スタンド含む:19.5kg |
録画機能 | 外付けHDD |
画面サイズ | 不明 |
画素数 | 3840×2160 |
白輝度 | |
黒輝度 | |
テレビ本体の起動時間 | |
アプリの起動時間(YouTube) | |
Dolby Atmos対応 | |
ALLM | 不明 |
VRR | 不明 |
映像処理エンジン | レグザエンジンZR I |
4Kアップコンバート | 不明 |
HDR方式 | HDR 10+、Dolby vision |
HDR調整機能 | HDR10+ Adaptive、Dolby Vision IQ |
HDR対応 | |
倍速機能 | |
映像配信サービス | YouTube、Amazon prime video、DAZN、Hulu、TVer、U-NEXT |
自動録画機能 | |
音声操作 | |
画面分割(2画面機能) | |
ディスプレイの種類 | 不明 |
低遅延モード | 不明 |
パネルの種類 | 4K有機ELパネル |
スマートスピーカー連携 | 不明 |
映像モード | 有機EL瞬速ゲームモード |
搭載チューナー | 新4K衛星放送×2、地上デジタル×3、BS・110度CSデジタル×3 |
4Kチューナー | |
チューナーレステレビ | |
同時録画数 | 2 |
倍速再生 | |
チャプター送り | |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN、Bluetooth、レグザリンク、Chromecast |
Bluetooth対応プロファイル | A2DP |
AirPlay対応 | 不明 |
接続端子 | HDMI端子×4、LAN端子、ヘッドホン出力端子、光デジタル音声出力端子、ビデオ入力端子、USB端子×3 |
4K/120Hz対応 | |
HDMI端子数 | 4端子 |
適正視聴距離(目安) | 1m |
年間消費電力量(目安) | 155kWh/年 |
年間電気代(目安) | 4,185円 |
待機時消費電力 | 0.5W |
ブルーレイ内蔵 | 不明 |
DVDプレイヤー内蔵 | 不明 |
PCモニター向き | 不明 |
ゲームモードあり | |
PS5連携機能 | |
コントラスト比 | |
最大輝度 | |
最小輝度 | |
色域の広さ | |
ポータブルテレビ | |
スタンド付き | |
フック付き | 不明 |
VESA規格対応 | 不明 |
Google TV搭載 | 不明 |
ショートカットボタンあり | 不明 |
Fire TV搭載 | 不明 |
ハンズフリー機能 | 不明 |
国内メーカー | |
総合出力 | 72W |
スピーカー数 | 2基 |
色の正確さ | |
年間消費電力量(公称値) | 245kWh |
防水性 | |
カーアダプター給電可能 | |
充電式 | |
miniLEDバックライト搭載 | |
解像度 | 4K |
ネット配信対応 | 不明 |
カラー | ブラック |
特徴 |
本体幅 | 122.7cm(本体のみ)、122.7cm(スタンド外側時)、122.7cm(スタンド内側時)、122.7cm(サウンドバースタイル) |
---|---|
画面の種類 | 有機ELテレビ |
本体奥行 | 5.3cm(本体のみ)、33.0cm(スタンド外側時)33.0cm(スタンド内側時)、33.0cm(サウンドバースタイル) |
本体高さ | 71.2cm(本体のみ)、73.5cm(スタンド外側時)73.5cm(スタンド内側時)、78.4cm(サウンドバースタイル) |
サイズ展開 | 55V型、65V型、77V型 |
重量 | 17.8kg(本体のみ)、19.0kg(スタンド含む) |
録画機能 | 外付けHDD |
画面サイズ | 55V型 |
画素数 | 3,840×2,160 |
白輝度 | |
黒輝度 | |
テレビ本体の起動時間 | |
アプリの起動時間(YouTube) | |
Dolby Atmos対応 | 不明 |
ALLM | |
VRR | |
映像処理エンジン | 高画質プロセッサー:XR、超解像エンジン:XR 4K アップスケーリング |
4Kアップコンバート | |
HDR方式 | HDR 10、HLG、Dolby vision |
HDR調整機能 | |
HDR対応 | 不明 |
倍速機能 | |
映像配信サービス | YouTube、Amazon Prime Video、Netflix、DAZN、Hulu、U-NEXT、Disney+ |
自動録画機能 | 不明 |
音声操作 | 不明 |
画面分割(2画面機能) | 不明 |
ディスプレイの種類 | 不明 |
低遅延モード | 不明 |
パネルの種類 | 不明 |
スマートスピーカー連携 | Google アシスタント、Amazon Alexa |
映像モード | ゲームモード |
搭載チューナー | 地上デジタル×3、BS・110度CS×3、BS4K・110度CS4K×3 |
4Kチューナー | |
チューナーレステレビ | |
同時録画数 | 2 |
倍速再生 | 不明 |
チャプター送り | |
ネットワーク | 無線LAN、Wi-Fi Direct対応、ホームネットワーク機能(ソニールームリンク) |
Bluetooth対応プロファイル | HID、HOGP、SPP、A2DP、AVRCP |
AirPlay対応 | 不明 |
接続端子 | USB端子、HDMI端子、LAN端子、光デジタル音声出力端子、ヘッドホン出力端子 |
4K/120Hz対応 | |
HDMI端子数 | 4端子 |
適正視聴距離(目安) | 100cm |
年間消費電力量(目安) | 183kWh |
年間電気代(目安) | 4941円 |
待機時消費電力 | 0.5W |
ブルーレイ内蔵 | 不明 |
DVDプレイヤー内蔵 | 不明 |
PCモニター向き | 不明 |
ゲームモードあり | |
PS5連携機能 | |
コントラスト比 | |
最大輝度 | |
最小輝度 | |
色域の広さ | |
ポータブルテレビ | |
スタンド付き | |
フック付き | |
VESA規格対応 | 不明 |
Google TV搭載 | |
ショートカットボタンあり | |
Fire TV搭載 | |
ハンズフリー機能 | |
国内メーカー | 不明 |
総合出力 | 不明 |
スピーカー数 | 4基 |
色の正確さ | |
年間消費電力量(公称値) | 222kWh |
防水性 | |
カーアダプター給電可能 | |
充電式 | |
miniLEDバックライト搭載 | |
解像度 | 4K |
ネット配信対応 | |
カラー | ブラック |
特徴 |
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