コスパのよさが評判のハイセンス 55X8F。アニメや映画など映像によって画質モードを変えられるのも便利と高く評価される一方で、「残像感が気になる」「画面が明るすぎる」といった気になる口コミもみられ、購入をためらっている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ハイセンス 55X8Fを含む有機ELテレビ全7商品を実際に使ってみて、画質・音質・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
今回検証したハイセンスの55X8Fは、画質を重視する方にはおすすめできません。
コントラストや立体感はキレイに表現できていたものの、地デジの画質が粗く、映像に動きがあると残像感が出てしまいました。
一方で、音質のよさを優先する方には向いている商品です。全体的に音の軽さはあるものの、音声が聞き取りやすいのに加え、立体感のある音が楽しめます。また検証した他の製品に比べるとチューナー数は少なめですが、便利な機能がほとんど搭載されているのも魅力です。
機能性・音質ともに十分な性能を備えていますが、画質のよさにこだわる方は他の商品も検討してみてください。
今回ご紹介するハイセンスの55X8Fは、AIを搭載した高画質エンジン「NEOエンジンPlus2020」が内蔵されているのが特徴です。4Kの美しさに加えて、映像の見やすさにもこだわっています。
さらに明暗のコントラストをハッキリさせるため、有機ELディスプレイに独自の冷却プレートを採用しているのもポイントです。
力強くリアルなサウンドを体感できるよう、4つのフルレンジスピーカーと2つのツイーターを搭載した72Wのスピーカーユニットを設置。
加えて原音に近い音を再現するため、サラウンドなど4つの機能をもつ最先端の音響最適補正技術を内蔵しています。
また斜めからでもテレビの正面と遜色ない映像が見られる、広視野角モニターを採用。
その他にも映画館で見ているかのような雰囲気を味わえる映画モードや、高精細な映像でゲームの世界観を楽しめる機能が搭載されているのも魅力です。
今回は、ハイセンス 55X8Fを含む有機ELテレビ全7商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1〜5点の評価をつけています。
検証①:画質
検証②:音質
検証③:機能性
まずは、画質の検証です。
映像と音の専門家である折原一也さんご協力のもと、映像の詳細さ・立体感・画面全体の明るさ・発色の良さ・残像感・ゲームの操作性をチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
画質の検証では、3.7点と惜しい結果に。
地デジの画質が悪く、質感がざらざらとしています。また映像が動くと、残像感が出てしまうのも気になりました。しかし、映像のコントラストや立体感がしっかりと表現されている点は高評価です。
次に、音質の検証です。
先程の検証と同様に折原一也さんご協力のもと、聞き取りやすさ・立体感・迫力の3つをチェックし、総合的に音質を評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
音声が心地よく聞き取れ、4.6点と好成績を獲得しました。
全体的に音の軽さは感じたものの、低音のパワー・迫力ともに仕上がりはまずまずです。音の立体感もそれなりにあり、臨場感のある音を楽しめます。
最後は、機能性の検証です。
音声操作・チューナー数・4Kアップコンバートの有無・倍速機能・HDRの有無・映像配信対応といった、6つの付加機能が搭載されているかをチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
搭載チューナーの数は他の製品と比べると少ないものの、4Kアップコンバート機能や映像配信にも対応しています。さらに音声操作も行えるなど、あると便利な付加機能をほとんど備えていました。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ハイセンスの55X8Fは、地デジ視聴時の画質の悪さが気になりました。そこで、最後に他のおすすめ商品をご紹介したいと思います。
画質のよさを重視する方には、東芝のREGZA 55X9400がおすすめです。地デジの視聴においてノイズ感が全く目立たず、ボケ気味の映像もクリアに映し出してくれます。さらに動きのあるシーンも美しく、人肌の質感まで細かく再現できていました。画質だけでなく、音質や機能性にも優れた商品です。
またソニーのBRAVIAは、ゲームの画質における美しさが魅力。風になびく草の動きなど、発色や立体感がキレイに表現されています。さらに深みのある重低音に加え、音のパワフルさもあり、映像と音が一体になっていくようなリアルさを感じました。映像の臨場感にこだわる方にも向いていますよ。
本体幅 | 123.4cm |
---|---|
画面の種類 | 有機ELテレビ |
本体奥行 | 27.9cm |
本体高さ | 73.8cm |
サイズ展開 | 55V型、48V型、65V型、77V型 |
重量 | 32.5kg |
録画機能 | 外付けHDD |
画面サイズ | 55V型 |
画素数 | 3840×2160 |
白輝度 | |
黒輝度 | |
テレビ本体の起動時間 | |
アプリの起動時間(YouTube) | |
Dolby Atmos対応 | 不明 |
ALLM | |
VRR | 不明 |
映像処理エンジン | ダブルレグザエンジン Cloud PRO |
4Kアップコンバート | |
HDR方式 | HDR 10、HDR 10+、Dolby vision、HLG |
HDR調整機能 | 不明 |
HDR対応 | |
倍速機能 | |
映像配信サービス | YouTube、Amazon Prime Video、Netflix、DAZN、Hulu、U-NEXT |
自動録画機能 | |
音声操作 | |
画面分割(2画面機能) | |
ディスプレイの種類 | 不明 |
低遅延モード | 不明 |
パネルの種類 | 不明 |
スマートスピーカー連携 | Google アシスタント、Amazon Alexa、LINE Clova |
映像モード | ゲームモード |
搭載チューナー | BS 4K数 x2、 110度CS 4K数 x2、 地上デジタル数 x9、 BSデジタル数 x3、 110度CSデジタル数 x3 |
4Kチューナー | |
チューナーレステレビ | |
同時録画数 | 2 |
倍速再生 | |
チャプター送り | |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN |
Bluetooth対応プロファイル | |
AirPlay対応 | 不明 |
接続端子 | HDMI端子 x7 (ARC対応)、 USB端子 x4 (タイムシフトマシン専用2/通常録画専用1/汎用1)、 光デジタル音声出力端子 x1、 LAN端子 x1、 イヤホン出力端子 x1 |
4K/120Hz対応 | 不明 |
HDMI端子数 | 7端子 |
適正視聴距離(目安) | 1m |
年間消費電力量(目安) | 230kWh/年 |
年間電気代(目安) | 不明 |
待機時消費電力 | 0.4W |
ブルーレイ内蔵 | |
DVDプレイヤー内蔵 | |
PCモニター向き | 不明 |
ゲームモードあり | |
PS5連携機能 | |
コントラスト比 | |
最大輝度 | |
最小輝度 | |
色域の広さ | |
ポータブルテレビ | |
スタンド付き | |
フック付き | |
VESA規格対応 | |
Google TV搭載 | 不明 |
ショートカットボタンあり | 不明 |
Fire TV搭載 | 不明 |
ハンズフリー機能 | |
国内メーカー | |
総合出力 | 142W |
スピーカー数 | フルレンジ:4個、ツィーター:2個、 トップツィーター:2個、ウーファー:2個 |
色の正確さ | |
年間消費電力量(公称値) | 230kWh |
防水性 | |
カーアダプター給電可能 | |
充電式 | |
miniLEDバックライト搭載 | |
解像度 | 4K |
ネット配信対応 | |
カラー | ブラック |
特徴 |
本体幅 | 122.7cm |
---|---|
画面の種類 | 有機ELテレビ |
本体奥行 | 32.6cm |
本体高さ | 73.3cm |
サイズ展開 | 55V型、65V型 |
重量 | 23.6kg |
録画機能 | 外付けHDD |
画面サイズ | 55V型 |
画素数 | 3840×2160 |
白輝度 | |
黒輝度 | |
テレビ本体の起動時間 | |
アプリの起動時間(YouTube) | |
Dolby Atmos対応 | |
ALLM | 不明 |
VRR | 不明 |
映像処理エンジン | 高画質プロセッサー:X1 Ultimate/超解像エンジン:4K X-Reality PRO |
4Kアップコンバート | |
HDR方式 | HDR 10、Dolby vision、HLG |
HDR調整機能 | 不明 |
HDR対応 | |
倍速機能 | |
映像配信サービス | Disney+、YouTube、Amazon Prime Video、Netflix、DAZN、Hulu、U-NEXT |
自動録画機能 | |
音声操作 | |
画面分割(2画面機能) | |
ディスプレイの種類 | 不明 |
低遅延モード | 不明 |
パネルの種類 | 不明 |
スマートスピーカー連携 | Google アシスタント、Amazon Alexa |
映像モード | ゲームモード |
搭載チューナー | BS 4K数 x2、 110度CS 4K数 x2、 地上デジタル数 x2、 BSデジタル数 x2、 110度CSデジタル数 x2 |
4Kチューナー | |
チューナーレステレビ | |
同時録画数 | 不明 |
倍速再生 | 不明 |
チャプター送り | 不明 |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN、Bluetooth、Wi-Fi Direct対応 |
Bluetooth対応プロファイル | HID、HOGP、SPP、A2DP、AVRCP |
AirPlay対応 | |
接続端子 | HDMI端子 x4 (ARC対応)、 USB端子 x3、 光デジタル音声出力端子 x1、 LAN端子 x1、 イヤホン出力端子 x1 |
4K/120Hz対応 | 不明 |
HDMI端子数 | 4端子 |
適正視聴距離(目安) | 1m |
年間消費電力量(目安) | 252kWh/年 |
年間電気代(目安) | 不明 |
待機時消費電力 | 0.5W |
ブルーレイ内蔵 | |
DVDプレイヤー内蔵 | |
PCモニター向き | 不明 |
ゲームモードあり | |
PS5連携機能 | |
コントラスト比 | |
最大輝度 | |
最小輝度 | |
色域の広さ | |
ポータブルテレビ | |
スタンド付き | |
フック付き | 不明 |
VESA規格対応 | 不明 |
Google TV搭載 | 不明 |
ショートカットボタンあり | |
Fire TV搭載 | |
ハンズフリー機能 | |
国内メーカー | |
総合出力 | 30W |
スピーカー数 | 4基 |
色の正確さ | |
年間消費電力量(公称値) | 206kWh |
防水性 | |
カーアダプター給電可能 | |
充電式 | |
miniLEDバックライト搭載 | |
解像度 | 4K |
ネット配信対応 | |
カラー | ブラック |
特徴 |
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