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50V型6万円切り!地上波こだわらない民の最強テレビ【11台比較】

50V型6万円切り!地上波こだわらない民の最強テレビ【11台比較】

梅雨のおうち時間に向けて新しいテレビが欲しい! 映画&ドラマどっぷり生活を始めたい!……とはいえ気になるのはやっぱり価格。なるべく大画面で機能があって……と欲張るとどうしても高い買い物になりがちですよね。


しかし、今、「チューナーレステレビ」という激安テレビ界隈が、そのワガママに応える実力を手にしつつあることをご存知でしょうか。


なかでも激推ししたいのが、TCLの「50V型 チューナーレステレビ | 50P63J」です!


迫力、機能は大手メーカーに匹敵するという評価に加え、話題の「NHKの受信料がかからない」タイプ。それでいて「50V型でU6万円」という、凄まじいコスパを誇る一台なんです。


11商品のチューナーレステレビを比較した中でベスト評価を得たその実力は、ながらテレビ派、あるいは最近Netflixなどのサブスクしか観てない派にマッチするはず!


その理由について、詳しくご紹介してまいります!


本コンテンツの情報は公開時点(2024年3月22日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。
2024.09.30
山口康弘
ガイド
ホビーチームマネージャー/ゲーム芸人ヤマグチクエスト

タレント「ヤマグチクエスト」として活動していたゲーム芸人。2021年にマイベスト入社後、ゲーミングデバイスの専門ガイドを担当し、250を超えるゲーミングデバイスを実際に比較検証。幼少期からゲームをプレイしている生粋のゲーマーで、現在までに500タイトル以上のゲームをプレイしている。 明治大学経営学部を卒業後、プロダクション人力舎でゲーム芸人ヤマグチクエストとして活動し、準レギュラーとして出演したテレビ東京のゲーム番組「勇者ああああ」では豊富なゲーム知識を生かしたゲームソフトのプレゼンで話題を集めた。 YouTube動画企画「ゲームさんぽ」やKONAMI主催イベント「パワプロチャンピオンシップス2017」など、様々なメディアにも出演経験あり。 マイべストではデバイスの知識とこれまでのゲームプレイの経験をもとに、ゲーマーに寄り添った記事制作を心掛けている。

山口康弘のプロフィール
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チューナーレステレビのマストバイ:TCL「50V型 チューナレステレビ | 50P63J」

チューナーレステレビのマストバイ:TCL「50V型 チューナレステレビ | 50P63J」

まず端的にお伝えするならば「地上波をリアルタイムで集中して視聴しない」という人が、「今」格安テレビを探すなら、ぶっちゃけこれで十分な可能性が大です!


そもそも、2019年に「テレビ放送が映らないテレビ」としてドン・キホーテから発売するや、即日在庫切れしたという伝説から始まったのがチューナーレステレビというジャンルです。


価格帯が激安であること、そしてチューナーを外したネット動画専用なのでNHKの受信料を払う必要がないことで注目を集めましたが、当初はいかんせん、パネルや映像エンジン、スピーカーなどのパーツのスペックが低く、画質や音質が充実しているとは言えませんでした。


しかし、2023年に中国の総合家電メーカーTCLから、Amazon限定で販売された「50V型 チューナーレステレビ | 50P63J」(販売価格59,800円)は、そういったチューナーレステレビの限界を超えてきたのです!


今回、人気のチューナーレステレビ11商品を比較したところ、まず驚かされたのは視聴時の迫力です。画質はコントラスト比が高いのでメリハリと奥行きがあり、比較した11商品のなかでダントツの高画質さ。Dolby Atmosに対応した音質も臨場感が高い! 大手国内メーカーに匹敵する、というのは決して煽りすぎではありません!


動画配信サービスやPS5などのゲームも快適に楽しめるなど、機能面も充実しています。Google TVを搭載しているのでコンテンツへのアクセスもスムーズ。そのうえで、価格はなんと約5万3800円。格安でありながらトレンドはしっかり押さえた、まさに今風のテレビです

山口康弘
ホビーチームマネージャー/ゲーム芸人ヤマグチクエスト
山口康弘
チューナーレステレビは家電量販店での取り扱いが少なく、中小家電メーカーのラインナップが多いので性能がイメージしづらいかもしれませんが、世界的大手メーカーのTCLはやはり強く、現状はこれ一択と考えていいと思います。

11商品を比較して分かったTCL「50V型 チューナーレステレビ | 50P63J」がマストバイな3つの理由

11商品を比較して分かったTCL「50V型 チューナーレステレビ | 50P63J」がマストバイな3つの理由

ここからは、11商品を「画質」から「パネルの性能」「ゲーム機能」まで徹底検証してわかった「50V型 チューナーレステレビ | 50P63J」のおすすめの理由3つをを深堀りして紹介します。


①50V型6万円クラスではあり得ない!大迫力&臨場感

②サブスクもプレステ5もバッチリ安定で深夜&休日がはかどる!

③地デジはTVerフル活用!NHK受信料は不要です


もっと詳しく検証方法&結果が読みたい、また、もっと安いモデルも知りたい。そんな人はマイベストのチューナーレステレビ比較コンテンツもぜひチェックしてみてください!

理由①:50V型U6万円の格安クラスの画質じゃない!Dolby対応の音質も含めて「サブスク最強テレビ」です

理由①:50V型U6万円の格安クラスの画質じゃない!Dolby対応の音質も含めて「サブスク最強テレビ」です

テレビを視聴する時に一番気になるのは、やっぱり画質。そこで、まずは本体のパネル性能と画質について11商品の検証を行いました。


すると、まず目についたのはコントラスト比の高さ。比較した6割以上の商品がコントラスト比「5000:1」以下だったのに対し、TCLはなんと「8309:1」。これこそが明暗差が精緻に再現され、メリハリと奥行きを感じられる映像になる大きな要因です。同じジャンルでありながら「530:1」という低い数値の商品もあることを考えれば、突出した数値であることがわかります。


実際に専門家と複数ソースの画像を視聴してみても、他製品に見られたノイズや解像度の問題は感じられず、「画質」の評価は全11商品の中でも唯一★5.00をマークするダントツの最高評価となりました。


続いて音質についても同様に視聴してみたところ、Dolby Atmosに対応している影響か立体感に優れ、同時に人の声もクリアで聞きやすく、こちらも★5.00の満点評価!もちろん、これも11商品中、唯一のスコアです。


50V型で6万円を切る価格帯でありながら、画質、音質ともに国内大手メーカーの4Kテレビと比較しても遜色ない迫力と臨場感を実現している、というのがこのTCLの一台なんです。


検証方法

  • パネルの性能:色の正確さ、色域の広さ、コントラスト比を専門機器(KONICA MINOLTA「CA-410」)で測定
  • 画質:4K映画、ライブ映像、YouTubeを各商品で視聴。解像感、コントラスト、色のバランスなどを専門家が評価
  • 音質:4K映画、ライブ映像、YouTubeを各商品で視聴。音の立体感、低音の迫力、臨場感、聞き取りやすさなどを専門家が評価
山口康弘
ホビーチームマネージャー/ゲーム芸人ヤマグチクエスト
山口康弘

大手メーカーのテレビと戦える画質・音質ながら、価格は"チューナーレス価格"に抑えられており「チューナーがないだけで、あとはちゃんとした4Kテレビ」を体現している機種です。映画なども臨場感たっぷりで楽しめますよ。

ただし、視野角はやや狭いので、1〜2人での視聴がピッタリ

ただし、視野角はやや狭いので、1〜2人での視聴がピッタリ

テストを通じ、視聴に関する唯一の弱みは視野角の狭さ。斜め45度から視聴するとコントラストが低下してしまいます。


大家族ではなく1〜2人ならさほど問題ないですが、視聴環境についての確認は必須です。


大人数の視聴やながら見が多い人は、視野角が広いテレビがおすすめ。とくに有機ELテレビは、斜めから見ても色の変化やコントラストの低下がほとんどありません。

理由②:サブスクもプレステ5もバッチリ安定で深夜&休日がはかどる!

理由②:サブスクもプレステ5もバッチリ安定で深夜&休日がはかどる!

今時のテレビらしい、機能面の充実も見逃せません。


まず、AndroidTVを搭載するチューナーレステレビが多い中、TCLはGoogle TVを採用。複数のサービスからコンテンツを検索するのがとてもスムーズなのが嬉しい!もちろん、必要なアプリをダウンロードして視聴することも可能です。


また、リモコンにはNetflixなどの定番サブスク+YouTubeの専用ボタンもきちんと搭載。サブスクライフがはかどります。


リフレッシュレートは、4K出力時に60Hzまで対応していて、自動的にゲームモードに切り替わるALLM(自動低遅延)にも対応しています。チューナーレステレビというジャンルでゲームモードが搭載されているモデルは意外と少ないので、ここも嬉しいポイントです。

山口康弘
ホビーチームマネージャー/ゲーム芸人ヤマグチクエスト
山口康弘

比較した半数以上の商品が対応していなかったゲームモードを搭載。リフレッシュレートが、4K出力時に60Hzまで対応していることを考えれば、PS5・switchなどの家庭用ゲーム機であれば快適にプレイできるでしょう。

ここは注意! 一般的な4Kテレビと比べると起動速度はかなり遅い……

リモコンの電源ボタンを押してから起動がするまでにかかった時間は約40秒。比較した他モデルの平均値は55秒なので、ジャンル内では早めですが、一般的な50V型テレビはおよそ5秒で起動します。


また、「Netflix」アプリを起動するまでの時間も約24秒。


この起動するまで時間はかかる点が唯一の欠点。コスパ&画面の大きさとのトレードオフと考えるしかなさそうです。

理由③:地デジはTVerフル活用!NHK受信料で元が取れる!?

理由③:地デジはTVerフル活用!NHK受信料で元が取れる!?

とはいえ、家にいる間はテレビを流しっぱなしにする「ながら視聴派」にとっては地上波がないことが不安かもしれません。


しかし、そこはテレビ局系の配信サービスを使うことである程度クリアできます。


特に、ドラマ・バラエティ・アニメなど幅広いジャンルに対応したTVerは非常に使い勝手がよく、基本料金も無料。現在、19時〜23時間はリアルタイムでの配信にも対応しているので、実質テレビ化を可能にしています。


一方、地上波が観られないので、NHKの受信料支払いが不要というメリットも。現在、地上契約が年間13,200円(2か月払いの場合)かかることを考えると、このまま変更がなければTCLを5年使えば元が取れる計算にもなります。


サブスク以外のランニングコストが軽くなるのも、安いテレビ欲しい派には嬉しいポイントではないでしょうか。

山口康弘
ホビーチームマネージャー/ゲーム芸人ヤマグチクエスト
山口康弘

今、TVerがとんでもなく便利になってて、学校や会社から帰ってきたら少しテレビをつけておくぐらいの人なら、TVerで十分すぎます。レコーダーがない人なら、下手したらTVerの方が便利かもしれないです。


NHK観てないのに払っている…でもテレビは置いときたいという人にとっても、TVerをフル活用したチューナーレス生活はおすすめです。

まとめ:安くて大画面が欲しい派のマストバイ!最近テレビ観てない派にもマッチします!

まとめ:安くて大画面が欲しい派のマストバイ!最近テレビ観てない派にもマッチします!

画質、音質ともに「普通の」テレビ級の迫力があって、しかも安い!


少しでも安いテレビが欲しい人、地上波をリアルタイムでそんなに観ていないという人にとって、大画面がある暮らしを実現する最適なアイテムと言えます。


そのぶん、NetflixやHuluなどのサブスクにお金を使える、というのも大きな魅力では。


もっとTCLの「50V型 チューナーレステレビ | 50P63J」を深く知りたい、チューナーレステレビというジャンル自体をもっと細かく検討したい!という方は、ぜひこちらの情報もどうぞ!

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(執筆/マイべマガジン編集部・浅沼伊織)

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