Marshall MONITOR III A.N.C.の口コミ・評判は？実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー！

＜カットできたノイズ数※平均は2024年11月時点＞

1. 電車50～1kHz｜20.9dB（全体平均18.5dB）
2. 電車1～4kHz｜23.7dB（全体平均21.1dB）
3. クラップ｜24.7dB（全体平均20.9dB）
4. サイレン500～1k｜20.7dB（全体平均16.7dB）
5. サイレン2～4k｜17.2dB（全体平均14dB）

サイレン音は生活に必要な音なので、比較したほかの商品はあまり軽減できませんでしたが、本商品は健闘しました。電車の走行音よりも、人の声・生活音などを低減するのが得意なので、街中やカフェ・仕事場などで使うのに向いています。周囲の騒音が気になりにくく、音楽を楽しめるでしょう。

突き抜けるような高音も印象的です。モニター10人中7人が、高音の響きに好印象を抱きました。トランペットやギターの高音が伸びやかに聴こえます。比較した商品には聴こえにくいものもあったパーカッションの細かな音まで鮮明でした。ピアノやボーカルの音が伸びやかで歪みがないため、ロックを聴くのにおすすめです。

以下では低音・中音・高音に対するモニターコメントをそれぞれまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

＜低音・中音・高音についてのモニターコメント＞

1. 「とてもバランスよく低音が鳴っていた。楽器ごとの聴き分けも十分にできており、非常に聴き取りやすかった。しかし、重低音などの低音でも音の厚みを司る部分がすこし弱い印象を受けた」
2. 「歌声の主張が強いのはもちろんだが、ほかの楽器、とくに電子音との棲み分けが非常によくできていた。歌声の抑揚やブレスなど、細かな変化まで聴き取りやすい。ほかの楽器もちゃんと聴こえ、存在感を損ねることなく鳴りきっていた」
3. 「ボーカルの強弱や、抑揚が音が重なり合うようなところでもしっかりと感じ取れた。ボーカルの息遣いもリアル。楽器の音自体はとてもクリアだったが、ほかの音と混ざったりすると分かりにくい場所があった」
4. 「ピアノの高音が音割れせず、1音1音がはっきりときれいに聴き取れる。ヘッドホンを通しているのに、すぐ近くでピアノを演奏しているかのような音色だった」
5. 「トランペットが音割れすることなく、しっかりと音が突き抜ける感覚がある。音も響いていて、聴いていてとても心地がよかった。全体的にギターのカッティングなど、細かい高音もしっかりと聴き取れ音もクリア」

コメントは一部抜粋

音の強弱や音の広がりが再現されており、音に包み込まれるような迫力があります。モニター10人中7人が臨場感を味わえ、「音響の定位感がすばらしく、すぐそこで楽器が鳴っているような錯覚に陥った」と絶賛されました。

一部モニターから「ダイレクトに左右の鼓膜に届く感じで、音の広がりが物足りなかった」とのコメントが寄せられた程度で、不満はほぼありません。楽曲本来の繊細な音の響きや臨場感を十分に味わえるでしょう。

耳を覆うオーバーイヤー型で、イヤーカップの深さは2cmと厚みがあります。イヤーパッドには低反発なメモリーフォームを採用しており、耳への圧迫感はそれほど気になりません。プロテインレザー製なので蒸れにくいとはいえませんが、柔らかなつけ心地です。

なお、フル充電にかかる時間は約2.5時間。「15分の充電で最大約12時間使用できる」と謳っているので、万が一充電切れしてもすぐにまた使えるでしょう。短時間の充電で長時間使えるので、こまめに充電するのは面倒という人にぴったりです。

比較したほとんどの商品にはないサウンドステージ空間オーディオ技術を搭載しているのも魅力です。アプリから部屋の大きさを選択すると、空間効果の量を調節し、好みに合わせたサウンドに変更できます。自動で音を調整するパーソナライズ機能はないものの、理想の音に近づけやすいでしょう。

折りたたみ式なので、持ち運びにも便利です。頑丈なハードケースがついており、耐久性にも期待できます。ケースの内側は赤いベルベット仕上げで、高級感もありました。職場や学校など、シーンを問わず持ち運びやすいでしょう。