音楽を聴くときはもちろん、映画やアニメ鑑賞にもおすすめなヘッドホン。おしゃれでファッションアイテムとしても人気なヘッドホンですが、商品によって音質に差があるのはもちろん、有線・ワイヤレス(Bluetooth)といった接続方式の違いから、Marshall、ソニー、Apple、オーディオテクニカといったメーカーごとの価格や性能まで異なっておりどれがよいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、さまざまなヘッドホンを比較&取材してきたマイベストが、ヘッドホンの選び方を徹底解説。今、あなたが選ぶべきおすすめのヘッドホンを紹介します。
本コンテンツを読めば、それぞれのタイプの違いをふまえてあなたに合ったヘッドホンが見つかりますよ。また、すべてのタイプのおすすめランキングも載せているので、ぜひ参考にしてください。
オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
目次
ヘッドホンとイヤホンどちらを購入するか迷っている人も多いでしょう。そこで、それぞれの特徴を解説します。
ヘッドホンは、イヤホンよりも大きなドライバーを搭載しているため、臨場感あふれるサウンドが楽しめるのが特徴。まるでライブ会場にいるような広がりのある音を楽しめます。見た目もシンプルなものからおしゃれなデザインまで幅広く、ファッションアイテムとしても人気です。長時間再生が可能なのも特徴で、1週間以上充電がいらない商品もありますよ。
一方イヤホンは、音がまとまって平坦に聞こえがちですが、手のひらサイズでポケットに収納できるほどコンパクト。持ち運びしやすいので、カフェ・電車・スポーツなど日常のあらゆるでシーンで活躍するでしょう。イヤホンについて知りたい人は以下のコンテンツをご覧ください。
ヘッドホンを購入しようと調べ始めると、ハウジング・イヤーパッド・音の傾向など、聞き慣れない専門用語に出くわすことがあるでしょう。
ここでは、ヘッドホン選びで外すことのできない基本ポイントをわかりやすく解説します。
ヘッドホンの接続方式は、有線と無線(ワイヤレス)に分かれます。それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのかを確認しましょう。
現在の主流であるワイヤレスヘッドホンは、ケーブル不要で持ち運びしやすいため、通勤・通学におすすめです。ケーブルがないので、移動時に人やものにひっかからないのもうれしいポイント。また、デバイスから10m程度離れても接続が切れないことがほとんどなので、ベッドに寝転んだり、部屋の中を歩き回ったり、好きな場所で音楽を楽しめますよ。
難点は、バッテリー切れや音ズレが発生すること。映像と音にタイムラグが出てしまうので、特に音ゲーやFPSなどには不向きです。また、充電が切れると使用できないため、1回の充電で何時間連続再生できるかを確認しておきましょう。
有線ヘッドホンは、ワイヤレスより音質の劣化が少なく遅延による音ズレもないのが特徴。高音質を求める人やゲームメインで使用する人におすすめです。
ただし、ケーブルが断線すると聞こえなくなってしまうので、取り扱いには注意が必要。人が通る動線にケーブルを置かないようにする必要はありますが、屋内用のものを探している人には選択肢に入るでしょう。
断線は使い続けるうちに起こり得る事故です。長く使うつもりなら、リケーブル対応かどうかを確認しておくとよいでしょう。
装着方法は、「オーバーイヤー型」と「オンイヤー型」の2種類に分けられるので、好みで選びましょう。
オーバーイヤー型ヘッドホンとは、イヤーパッドが耳全体を覆うように装着するヘッドホンのこと。音楽に包まれるような感覚を楽しみたい人におすすめです。
接触面が広く、耳が痛くなりにくいのが特徴。遮音性が高く、音楽に集中しやすいのもメリットです。ただし、少し重たい傾向があるほか、通気性に欠けるものだと耳周りが蒸れることも。夏場はとくに熱がこもりやすいので、時折外しながら使うのがよいでしょう。
夏場に移動中や外出先で使うことが多い人は、イヤーパッドがメッシュ素材のものがおすすめ。一般的なレザーのものよりも通気性がよく、蒸れにくくなりますよ。
オンイヤー型ヘッドホンとは、耳の上に乗せるタイプのヘッドホンのこと。軽量でコンパクトなため持ち運びに便利で、通勤や通学などの外出時に使いたい人におすすめです。
主流はオーバーイヤー型のため選択肢は多くありませんが、1,000〜20,000円と比較的安価に購入できるのも魅力。一方で、耳の上に乗せる構造上、長時間装着すると耳が痛くなりやすいのはデメリットです。長時間の着用を想定していない、限られた時間でしか使わないという人は選択肢に入れてもよいでしょう。
ヘッドホン選びでは機能も重要な要素。特に代表的な2つの機能について解説します。
ノイズキャンセリング機能とは、周囲の騒音と逆位相の音波で雑音を打ち消す機能のこと。エアコンの稼動音や車の走行音、周囲にいる人の話し声など、環境音を低減できます。
騒音が気になる通勤・通学やカフェでの作業時などに音楽や動画に集中できるので、外出先で使うことが多い人にはとくにおすすめ。また、周りの騒音を抑えられるのでヘッドホンの音量を下げても音楽が聞き取りやすくなり、鼓膜への負担も軽減できるというメリットもあります。
ノイズキャンセリング機能は便利な一方で、使用中は逆位相の音波が常に放射されているため、長時間使用すると耳の疲労から偏頭痛や吐き気を感じてしまう人も。使っていて少しでも気分が優れないと感じたら、使用を控えましょう。
ハイレゾ対応ヘッドホンは、ハイレゾ音源を最適に再生するために設計されたヘッドホンです。ハイレゾ音源は、CD音源のおよそ3~6倍もの情報量を持っており、原音に忠実な音が再現されています。
楽曲がハイレゾ音源である必要はありますが、CDや一般的なヘッドホンでは聴こえなかった細かな音や音の深みを楽しめるので、興味がある人はぜひチェックしましょう。
音質のよさを求めるなら映画館のような立体音響を味わえるサラウンドヘッドホンもおすすめ。空間的な音の広がりを楽しめますよ。
ハイレゾ対応しているかどうかはハイレゾマークで確認するとよいでしょう。これは日本オーディオ協会により、アナログ信号で40KHz以上の高域再生性能を持っていることやハイレゾに相応しいと認められたものにつけられているマークなので、一つの目安になりますよ。
ハウジングとは、ヘッドホンの耳を覆う部分(イヤーカップ)を指します。密閉型と開放型では音の印象に差が出るので、好みで選びましょう。
密閉型は遮音性が高いことが特徴。音漏れしにくいため屋外や静かな空間で使用するのにおすすめです。
細かい音が聞き取りやすいほか、重低音の再生が得意な傾向があります。また、遮音性が高いので音楽に集中できるというメリットがありますが、長時間使用すると耳を塞いでいる窮屈さから疲れを感じる場合もあるので留意しておきましょう。
外の音(ノイズ)を抑えるノイズキャンセリング機能は、密閉型でなければ搭載していないので注意しましょう。
開放型は音を響かせるために、背面から音が漏れる構造なのが特徴。音がクリアで、音の空間的広がりや伸びやかなサウンドを楽しみたい人におすすめです。
耳への圧迫感が少なく、長時間使用しても聴き疲れにくいのも魅力のひとつ。音漏れしやすいため、電車やバスなど屋外での使用には不向きですが、プライベート空間の室内で使うのなら長時間使える開放型がよいでしょう。
メーカー・ブランドが多すぎてどれを選べばよいか迷っている人のために、おすすめメーカー・ブランドを紹介します。
SONYは性能の高さや革新的な機能でオーディオ業界で高い評価を受ける国内メーカー。代表的なおすすめヘッドホンは「WF-1000XM5」です。
WF-1000XM5はやや高価ですが、全体的にやわらかく立体感に優れたサウンドで、音に包まれているような感覚が得られます。
柔らかいつけ心地も魅力で、長時間音楽を堪能したい人におすすめです。
Audio-Technica(オーディオテクニカ)は、エントリーモデルから高級機まで幅広く展開している大手国内メーカーです。オーテクの愛称で世界的に親しまれている音響メーカーで、代表的なおすすめヘッドホンは「ATH-M50xBT2」です。
ATH-M50xはプロフェッショナル向けに設計されたヘッドホンで、優れた音質と細かなイコライザー設定が魅力。スタジオモニターとしても人気があり、音楽制作やプロフェッショナルな用途に適しています。
細かくカスタマイズしたい玄人向けのメーカーといえるでしょう。
SHUREはライブでアーティストが使うマイクの製造メーカーとして有名なアメリカの老舗音響メーカー。耳掛け式のイヤホンの代表格ともいえるメーカーで、同メーカーの社名をとってケーブルを耳に掛けることを「シュア掛け」と呼ぶようになりました。
そんなSHUREの代表的なおすすめ商品は「AONIC 50 GEN2」。音の解像度が非常に高く、一つひとつの音が鮮明に表現されています。ライブで演奏を聴いているようなリアルな臨場感を味わえます。
高クオリティなサウンドで音楽に浸りたい人におすすめしたいメーカーです。
BOSEは革新的なノイズキャンセリング機能で世界的に有名なメーカー。代表的なおすすめヘッドホンは、「QuietComfort Ultra Headphones」です。
QuietComfort Ultra Headphonesは、圧倒的なノイズキャンセリング性能と空気が震えるような大迫力な低音が特徴的。どんな騒音もほとんど打ち消せるほどの性能なので、静寂に包まれるような体験が得られるでしょう。
QuietComfort Ultra Headphones以外のヘッドホンも低音とノイキャン性能に優れているものが多いので、迫力のあるサウンドに没入したい人におすすめです。
Marshallはギターやベースのアンプメーカーとして知られるイギリスのメーカー。代表的なおすすめ商品は「MAJORⅣ」です。
MAJORⅣは表面がレザー調のクラシックなデザインが特徴で、ファッションアイテムとしても人気です。低音のボリューム厚めなメリハリのあるサウンドで、中音域の表現は少し軽い印象。
再生時間が80時間とかなり長いので、外出の多いおしゃれ好きな人におすすめです。
「ワイヤレスヘッドホン ATH-S300BT」は、トータルコーディネートしやすい洗練されたシルエットとカラーが魅力のワイヤレスヘッドホンです。ヘッドバンドやアーム部分が広がらない設計でヘッドホンが頭に沿うようにフィットするため、装着時もスタイリッシュに見えます。服のテイストやシーンを問わず着用しやすい商品を選びたい人におすすめです。
ノイズキャンセリング機能やヒアスルー機能のほか、最⼤約90時間使えるロングバッテリーを搭載。ノイズキャンセルOFF時で最長約90時間、ノイズキャンセルON時でも最長約60時間の再生が可能(※)です。1⽇9時間連続で使⽤する場合でも、約10⽇間は充電する必要がありません。こまめな充電を面倒に感じる人も選びやすいですよ。
上品な質感の素材を採用しており、1万円台と手頃な価格でありながら高級感あふれる印象に。「ワイヤレスヘッドホン ATH-S300BT」で、音楽とおしゃれの両方を楽しみませんか?
ヘッドホンを連続使⽤した場合。使⽤条件により異なります。
詳しくは、下記のリンクからチェックしてください。
装着方式 | オーバーイヤー |
---|---|
重量 | 293g |
ノイズキャンセリング機能 |
良い
気になる
Sonovaの「MOMENTUM 4 ワイヤレス」は、とにかく高音質なヘッドホンがほしい人におすすめです。全体的に優れた定位感を持ち、クリアで自然な音質を高水準で実現しているのが魅力。音楽だけでなく、動画を楽しむときにもぴったりのワイヤレスヘッドホンです。
低音は自然でありながら存在感もあり、楽曲をしっかり支えています。中音は解像度が高いうえにクリアで、声や楽器の質感をナチュラルに再現。高音は透明感があり、金属系楽器やギターのカッティングもきれいに鳴らしていました。パーソナライズ機能のほか、選択式・自由調整式のイコライザーを搭載し、好みの音にカスタマイズできます。
ノイキャン性能は良好で、検証では電車の高音・低音だけでなく、人の話し声やベルの音もカットできました。車内放送は聞こえづらいですが、周囲の雑音はカットできるので聞こえるべき音は聞こえるでしょう。
着脱検知機能・マルチポイント・外音取り込み機能など利便性の高い機能が多く、通勤・通学の際にも使いやすいでしょう。オーバーイヤー型で重量は293gありますが、イヤーカップが深いので、耳への圧迫感は控えめ。マイク性能も悪くなく、ある程度ノイズを低減しつつ、男女の声ともにはっきり聞こえました。
連続再生時間が60時間と長いのもうれしいポイント。通勤や通学に使うなら1週間に1度充電するだけで十分です。急速充電にも対応し、5分の充電で4時間も使用できます。短時間の充電でも長時間使えるため、時間がない朝でもスピーディに充電できますよ。
音質だけでなく、機能性にも優れたヘッドホン。仕事や勉強で終日使いたい人だけでなく、通勤・通学で音楽を楽しみたい人も最有力候補になるでしょう。
折りたたみ対応 | |
---|---|
空間オーディオ機能 | |
外音取り込み機能 |
ゼンハイザー MOMENTUM4 Wirelessを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
装着方式 | オーバーイヤー |
---|---|
重量 | 277g |
ノイズキャンセリング機能 |
良い
気になる
ハーマンインターナショナルの「JBL ワイヤレスヘッドホン TOUR ONE M2」は、リモートや通話で使用することが多い人におすすめです。マイク性能の高さは検証したなかでもトップクラス。実際の検証では、周りの騒音をカットしつつ声がしっかりと聞こえました。
音質も申し分ありません。アタック感がありながら、ほかの帯域を邪魔しない低音は魅力です。中音の響きには抑揚があり、まっすぐ伸びる高音は解像度が高め。左右・上下に広がる定位感も絶妙で、ライブ感とバランスのよさが際立っていました。パーソナライズ機能に加え、自由調節型・選択型のイコライザー機能によりカスタマイズ性も十分です。
騒音下でも音楽に集中できるノイキャン性能も魅力のひとつ。検証では電車の低音・高音を低減でき、立ち上がりの速いクラップ音や人の話し声もしっかりカットできました。また、車内放送やサイレンといった聞こえるべき音は低減しきらない性能でした。
マルチポイント・低遅延モードのほか、音量を自動でコントロールする機能も搭載しています。重量は277gと軽量で、ヘッドバンドの調節幅も59cmと広め。イヤーカップが深く、圧迫感を覚えにくい点も利点です。
連続再生時間は50時間と長いので、充電を気にせず長時間使えるのも強みといえます。急速充電対応で、10分充電すれば5時間も使用可能。使用する前に充電切れに気づいても、短時間で充電できて便利です。
マイク性能に加えてノイキャン性能も比較的良好で、スムーズな会話を求める人にはぴったりです。音質も申し分ないので、通勤・通学で音楽を聴いたり仕事に使用したりと幅広く使えるでしょう。
折りたたみ対応 | |
---|---|
空間オーディオ機能 | |
外音取り込み機能 |
JBL TOUR ONE M2を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
装着方式 | オーバーイヤー |
---|---|
重量 | 250g |
ノイズキャンセリング機能 |
良い
気になる
Marshallはイギリス発の老舗オーディオブランドで、ギターアンプやスピーカーなどで知られる音響機器メーカーです。「MONITOR III A.N.C.」は、同社のワイヤレスヘッドホンのなかでも上位モデルに位置づけられています。
音質面では、解像度の高さや分離感の良さが特に優れており、ボーカルの明瞭さや中高域の表現力も十分な仕上がりでした。イコライザーやノイズキャンセリングの段階調整といったカスタマイズ性もあり、自分好みに音を整えたい人に最適。また、オーバーイヤーかつヘッドバンドの調整幅が広いため、長時間使用しても耳が痛くなりにくいでしょう。
また、連続再生時間がノイズキャンセリング機能をオフにした状態だと100時間と非常に長く、バッテリー持ちも優秀。さらに、ボタン操作で多くの機能を制御できる点に加え、着脱検知やマルチポイントなどの便利な機能も網羅されており、使い勝手の面でも配慮が行き届いている印象でした。
音質や装着感に妥協したくない人のほか、外出先でも長時間使用するシーンが多い人に特におすすめです。
折りたたみ対応 | |
---|---|
空間オーディオ機能 | |
外音取り込み機能 |
Marshall MONITOR III A.N.C.の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
ヘッドホンタイプ | モニターヘッドホン |
---|---|
構造 | 開放型 |
イヤーパッド | オーバーイヤー型 |
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
リケーブル対応 | |
ハイレゾ対応 |
ミュージシャンや音楽家がスタジオで正確に原音を確認するために設計されたプロ仕様です。音楽の細かな違いも再現でき、独自開発のドライバーユニットは音の歪みが少なく、クリアな音質で再生可能。強度の高いフレームを採用しており、耐久性が高いのも魅力です。
ヘッドホンタイプ | モニターヘッドホン |
---|---|
構造 | 密閉型 |
イヤーパッド | オーバーイヤー型 |
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
リケーブル対応 | |
ハイレゾ対応 | 不明 |
SONY MDR-CD900STをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
装着方式 | オーバーイヤー |
---|---|
重量 | 252g |
連続再生時間 | 24時間 |
良い
気になる
BOSEの「QuietComfort Ultra Headphones」は、ノイズキャンセリング性能に優れたワイヤレスヘッドホンを求める人におすすめです。電車の走行音における低音・高音の両方をしっかりカットできたほか、人の話し声やクラップ音も効果的に抑えられるため、うるさい環境でも音楽に集中できるでしょう。
低音はバランスがよく、それでいて迫力も感じられるのが魅力。自然で臨場感のある響きが特徴的です。中音域はやや曖昧ですが、音の伸びが良く、ボーカルや楽器の存在感は十分に感じられました。高音域は太く、音場の広がりも良好です。また、自由に調整できるイコライザーやプリセットの選択も可能で、自分好みの音質を追求できます。
着脱検知や外音取り込み機能備えており、マルチポイント接続にも対応。オーバーイヤー型で耳をしっかり包み込むような装着感があり、イヤーパッドには約2cmの厚みがあるため、やわらかく快適な着け心地です。重量は252gと比較的軽く、ヘッドバンドの長さも30.5〜37.5cmの範囲で調整できます。マイクはノイズの完全な除去までは至りませんでしたが、男女ともに声はクリアに聞き取れました。しかし、連続再生時間が24時間と短め。毎日長時間使用したい場合は、こまめな充電が必要になるかもしれません。ただし急速充電には対応しており、20分の充電で約2時間使用可能です。
ノイズキャンセリング性能に優れ、音質のクオリティも申し分ありません。周囲の音を気にせず音楽に没入したい人にとっての有力な選択肢となるでしょう。
折りたたみ可能 | |
---|---|
外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
BOSE QuietComfort Ultra Headphonesを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
装着方式 | オーバーイヤー |
---|---|
重量 | 277g |
連続再生時間 | 50時間(ANCオフ)/30時間(ANCオン) |
良い
気になる
ハーマンインターナショナルの「JBL ワイヤレスヘッドホン TOUR ONE M2」は、リモートワークや通話での使用が多い人におすすめのモデルです。マイク性能の高さは、今回の検証でもトップクラス。実際の検証では、周囲の騒音をしっかりと抑えつつ、声が明瞭に伝わりました。
音質も非常に優秀です。アタック感のある低音は、他の帯域を邪魔することなく存在感を発揮。中音域は抑揚に富み、高音はまっすぐ伸びており、解像度も高めです。左右・上下への定位感も絶妙で、ライブのような臨場感とバランスのよさが際立っていました。パーソナライズ機能に加えて、自由に調整可能なイコライザー設定により、自分好みの音作りも楽しめます。
騒音の多い環境でも音楽に集中できる、ノイズキャンセリング性能も魅力のひとつ。電車内の低音・高音をしっかり抑えられたほか、クラップ音や人の話し声もきちんと軽減されました。一方で、車内放送やサイレンなど、必要な音はある程度残る設計です。
また、マルチポイント接続や低遅延モードに加え、自動音量調整機能も搭載。重量は277gと比較的軽く、ヘッドバンドは最大約59cmまで調節可能です。連続再生時間も最大50時間と長いうえ、急速充電に対応しており、わずか10分の充電で約5時間の再生が可能。出かける直前にバッテリー切れに気づいても、短時間の充電でしっかり使えるのは便利です。
高いマイク性能に加え、ノイズキャンセリング機能も比較的優秀。音質も文句なしの仕上がりで、通勤・通学中に音楽を楽しみたい人や、仕事で通話を多用する人にも幅広く活用できるモデルです。
折りたたみ可能 | |
---|---|
外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
JBL TOUR ONE M2を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
装着方式 | オーバーイヤー |
---|---|
重量 | 293g |
連続再生時間 | 60時間(ANCオン) |
良い
気になる
SENNHEISERの「MOMENTUM 4 ワイヤレス」はとにかく高音質なワイヤレスヘッドホンを求める人におすすめです。全体的に定位感に優れ、クリアで自然な音質を高水準で実現しているのが大きな魅力。音楽だけでなく、映画や動画鑑賞にも適したモデルです。
低音は自然ながらしっかりと存在感があり、楽曲全体を力強く支えてくれます。中音域は解像度が高く、ボーカルや楽器の質感もナチュラルに再現。高音は透明感があり、金属系の楽器やギターのカッティングも美しく鳴らしました。パーソナライズ機能に加えて、選択式と自由調整式のイコライザーも搭載されており、好みに合わせて音質を細かく調整できます。ノイズキャンセリング性能も良好で、検証では電車の低音・高音だけでなく、人の話し声やベルの音も効果的にカットできました。
着脱検知機能やマルチポイント接続、外音取り込み機能など、日常使いに便利な機能も充実。オーバーイヤー型で重量は293gありますが、イヤーカップが深く設計されており、長時間装着しても耳が圧迫されにくい構造です。マイク性能も悪くなく、ある程度のノイズを軽減しながら、男女問わず声をはっきりと伝えることができました。連続再生時間も最大60時間と長いうえ、急速充電にも対応しており、5分の充電で約4時間の使用が可能。忙しい朝でも短時間でサッと充電できるのはうれしいポイントです。
音質の高さに加えて、利便性や機能性も申し分なし。仕事や勉強で長時間使用したい方はもちろん、通勤・通学中に音楽を楽しみたい人にも、最有力候補としておすすめできる一台です。
折りたたみ可能 | |
---|---|
外音取り込み可能 | |
空間オーディオ機能 |
ゼンハイザー MOMENTUM4 Wirelessを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
飛行機に搭乗する予定があり、ヘッドホンを持ち込みたいと考えている人もいるでしょう。その際、機内に持ち込めるかどうか不安に感じている人もいるかもしれませんが、ワイヤレス・有線ともにヘッドホンは問題なく持ち込めます。
どの航空会社でも電波を発しない状態の電子機器は、離陸・着陸時を含めて常時使えることがほとんど。ただし、スマートフォンなどは機内モードに設定して使用する必要があるので、電波を使用せずに音楽や動画を楽しめる環境かどうか確認しましょう。
また、ノイズキャンセリング機能がついたヘッドホンであれば、機内のエンジン音や周囲の雑音を効果的に遮断してくれるため、快適な空の旅をサポートしてくれますよ。
頭が大きくヘッドホンのサイズが合わないと、ヘッドホンが横に広がってフィット感や音質に影響を及ぼします。多くのヘッドホンの場合、ヘッドバンド部分で調整可能です。
ヘッドバンドを横に引っ張ると横幅が広がり、ヘッドバンドを横から押すと横幅が狭くなります。適切に調整して、頭にしっかりとフィットさせましょう。
ヘッドホンは1日何時間まで使用しても安全かは音量と個人の耳の感受性によりますが、長時間使えば「ヘッドホン難聴」のリスクが高まります。
WHOによると80dBで週40時間以上、98dBで週75分以上聴くと難聴の危険性が高まるとのこと。1日5時間30分以上使い続けないようにしましょう。
ヘッドホンの寿命は使用頻度や使用環境、メンテナンス状況によって異なりますが、一般的には2〜5年程度とされています。
寿命が近づいてきているサインとして、音がこもったり、片側から音が出なくなったり、ケーブル部分がほつれて断線したりなどがあります。こうした症状が現れたら、買い替えを検討しましょう。
寿命を伸ばすために、定期的にイヤーパッドやヘッドバンドを清掃し、使用後はケースに保管するのがおすすめです。ケーブルは無理に引っ張らず、使用しないときは巻いて保管するなど、日々の手入れ・使い方から対策するとよいでしょう。
おしゃれなヘッドホンはプレゼントとしても人気のアイテムです。以下のコンテンツを参考にほかのヘッドホンも確認しましょう。
音楽を楽しむ方法はヘッドホンだけではありません。イヤホンやスピーカー、サウンドバーなど、さまざまな選択肢があります。気になる人は、以下のコンテンツもチェックしてください。
【2025年】ワイヤレスイヤホン・Bluetoothイヤホンのおすすめ人気ランキング【最新の高性能機種も紹介!徹底比較】
【2025年6月最新】完全ワイヤレスイヤホンのおすすめ人気ランキング【高音質なモデルは?| 徹底比較】
【2025年6月最新】ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめ人気ランキング【コスパ最強のモデルも紹介! | 徹底比較】
耳を塞がないイヤホン・デバイスのおすすめ人気ランキング【ながら聴きに!2025年】
【2025年6月】有線イヤホンのおすすめ人気ランキング【おしゃれなモデルやType-C対応も!徹底比較】
【徹底比較】Bluetoothスピーカーのおすすめ人気ランキング【おしゃれで高音質なモデルを紹介 | 2025年4月】
【徹底比較】サウンドバーのおすすめ人気ランキング【コスパ最強の高音質モデルはどれ?2025年6月】
【徹底比較】ネックスピーカーのおすすめ人気ランキング【臨場感・迫力ある音を楽しみたい人に!2025年6月】
ヘッドホンでの音楽体験をさらに深めるには、音楽配信サービス選びも重要です。豊富な楽曲を楽しめるサービスを活用して、毎日のリスニング体験をより充実させましょう。おすすめの音楽配信サービスについては、以下のコンテンツをチェックしてください。
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話・モバイル端末
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他