デスクにディスプレイを取りつけるために使用するモニターアーム。ディスプレイアームとも呼ばれ、モニターの高さや角度を手軽に調整できます。また壁ギリギリにモニターを配置できるので、一層省スペースでモニターを使えるところもメリットです。エルゴトロン・エレコムなどさまざまなメーカーから販売されているうえ、価格もさまざま。VESA規格対応のものや、コスパがよいものなど商品によって特徴も異なるため、どれを選べばよいか迷いますよね。。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のモニターアーム25商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのモニターアームをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなモニターアームは「設置が簡単なうえ、可動域が広く位置調整もスムーズにできる商品」。徹底検証してわかったモニターアームの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
ベンチマークテストに関する豊富な経験を活かし、PC本体・PCパーツのレビューを中心に活動。元々はMYCOM PC WEB編集部(現マイナビニュース)の編集・記者で、編集時代に検証の楽しさを知り、フリーランスに転向。ニッチなネタを得意とし、比較検証、作例やアップグレード指南などの企画に携わることも多い。 現在はマイナビにかぎらずインプレス、アスキー、ITMedia等でライター、記者として活動。紙媒体ではライターとしてだけでなく編集としても参加するほか、台湾メーカーを中心に、取材やインタビューも数多くこなしている。
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
セットアップがしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「難しい工程なしに、ひとりでも楽にモニターを取り付けられ、アームの調節も利く商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
可動域の広い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「どんな環境に設置しても好みの位置・角度に調節できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
位置調節のしやすさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「片手で位置調節ができるほど軽い力でアームを動かせる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
ケーブルが隠しやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ケーブルがほとんど見えなくなり、配線に気づかない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
【お詫び】
本コンテンツ内の評価点数に誤りがございましたので、2025年6月4日付けで以下の検証項目の評価内容を訂正し、ランキングを全面的に修正いたしました。謹んでお詫び申し上げます。
<該当の検証項目>
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
新たに以下の商品の検証を行い、ランキングをアップデートしました。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
モニターアームは、モニター台よりもデスクのスペースを有効活用できる点がメリットです。モニターを宙に浮かせるように設置できるため、台が不要になり、デスク上のスペースを広々と使えます。また、モニターを壁面に近づけて設置できるため、無駄なスペースが出にくく、見た目もスマートです。
さらに、柔軟に位置を調整できるのも、モニターアームならではのおすすめポイント。一般的なモニタースタンドやモニター台では、高さや角度の調整に限界がありますが、モニターアームなら上下・左右・前後と細かく位置を調整可能。自分にとって見やすい位置にしっかり固定できるので、身体への負担も軽減できます。
ちなみに、モニターの理想的な位置は「画面の上端が目線より少し下」といわれています。椅子やデスクを変えても柔軟に調整できるモニターアームなら、いつでも快適な作業姿勢を保てますよ。
私は10年ほどエルゴトロンのモニターアームを使っていますが、とくに劣化を感じたことはありません。一度購入すれば長く使えるアイテムといえるでしょう。モニタースタンドと比べて固定力が強いので、地震対策としても効果的ですよ。
本コンテンツでは、シングルモニターアームを紹介しています。2画面対応のモニターアームが気になる人は、こちらのコンテンツをチェックしてくださいね。
モニターアームは、はじめての人でも簡単に設置できます。モニターアームの設置方法にはクランプ式・グロメット式・ポール式・壁掛け式などの種類がありますが、現在売れ筋のモニターアームはほとんどがクランプ式です。
そのなかでもクランプ式は最も取りつけが簡単なタイプで、デスクの天板に挟むだけで設置できます。クランプを机にはめる・クランプにアームを取りつける・モニターにマウントをつける・アームにモニターを取りつけるといった簡単な工程で設置できるので、はじめての人でも20分程度で作業できるでしょう。
設置前には、モニターがVESA規格に対応しているかを必ず確認してください。VESA規格とは、モニターやテレビなどをアームやスタンドに取りつける際に使うネジ穴の間隔を定めた国際標準規格です。VESA規格に対応していれば、どのメーカーの商品でも取りつけられます。モニター側がVESA規格に対応していない場合、取りつけできない点に注意が必要です。
本コンテンツで紹介しているモニターアームはすべてクランプ式に対応しています。
モニターアームを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
モニターアームを導入するなら、スムーズに動かせるタイプがおすすめです。作業内容や姿勢に合わせてモニターの位置を微調整する場面は意外と多く、動きがなめらかなモニターアームなら、日々の操作も快適になります。
今回の検証では、アームを動かすのに必要な力を専用の治具で測定。100N以上の力が必要なものもあれば、20N程度の軽い力で動かせるモニターアームもあり、動かしやすさには大きな差が見られました。軽い力でスムーズに動くモニターアームを選ぶのがおすすめです。
モニターアームの構造には「ガススプリング式」と「バネ式」の2タイプがありますが、検証の結果、方式による操作感の差はそこまで大きくありませんでした。なめらかな動きを求めるなら、実際の使用感を確認しながら、動かしやすいモニターアームを選ぶのがおすすめですよ。
動かしやすさや安定感のあるモニターアームといえばエルゴトロンが有名ですが、今回検証した結果、引けを取らない商品も多くありました。エルゴトロンを検討しているものの価格の高さをネックに感じている人は、ほかの商品も検討の余地ありといえますよ。
アームの動かしやすさを重視するなら、関節が3つある「3軸」のモニターアームがおすすめです。3軸タイプは可動範囲が広く、上下・左右への移動や角度の調整が自在。微調整もスムーズに行えるため、モニターの位置を細かく調整したい人には最適です。
2軸のモニターアームは関節が少なく、動かせる範囲が限られているため、高さや角度の調整がしにくい傾向があります。価格は手頃ですが、自由な配置を求める人にはやや不向きです。
4軸アームは関節が多く柔軟な反面、構造が複雑で、意図しない方向に動いてしまうこともあります。一部を動かすと他の関節が連動することもあるため、操作感を重視するなら3軸のアームがいいでしょう。
また、今回検証した3軸のモニターアームの中にはピボット機能に対応しているものもあり、モニターを縦向きに回転させて使うことも可能。縦長の資料やWebページの閲覧が多い人にも使いやすい構造となっています。
モニターアームの軸数はメーカーによって定義が異なりますが、マイベストでは前後・左右・高さの調節ができる関節の数を軸数として定義しています。
ランキングには、マイベストの定義に基づいた軸数を記載しているため、メーカー表記の軸数と異なる可能性があります。
3軸のモニターアームのなかにも、ワンタッチで高さ調節ができない商品もあります。Amazonベーシックのアームがその一例です。しかし、3,000円ほどで買えるのは大きな魅力。基本的にモニターの位置を固定して使う人にはおすすめです。
配線をすっきり見せたい人には、ケーブルホルダー付きのモニターアームがおすすめです。ケーブルの収納方法には、ケーブルホルダー・クリップ・結束バンドなどがあります。特にケーブルホルダーは電源コードやHDMIケーブルを覆って収納できるので、配線が目立ちにくくスマートな印象を与えられる点がメリットです。
なかには、1本目のケーブルのみホルダー付きで、2本目はクリップなどで対応する商品もあります。見た目を重視するなら、2本ともホルダーに収納できるモニターアームを選ぶのがおすすめです。
また、アームの素材も見た目に大きく影響します。プラスチック・金属などがありますが、スタイリッシュなデスクを演出したいなら、より高級感のある金属製のモニターアームがおすすめです。インテリアになじみやすく、全体の雰囲気も引き締まりますよ。
配線をすっきりさせるためには、ケーブルホルダーの大きさも重要です。ドッキングステーション機能があるモニターの場合、電源や映像ケーブルのほかにも配線がモニターに集中しがち。ケーブルホルダーの隙間が小さいとすべての配線が収まらない可能性があるので、大きさに余裕があるホルダーを備えたものを選びましょう。
実際の検証では、耐荷重6.5kgのアームに7.7kgのウルトラワイドモニターを設置したところ、支えきれずにモニターが下がってしまいました。特にウルトラワイドモニターは本体が重くなりやすいため、強度と安定性を備えたモニターアームを選ぶことが大切です。使用予定のモニターの重さに合った製品かどうか、事前にしっかり確認しておきましょう。
モニターの重さがアームの耐荷重の範囲であれば、アームが重みでずり下がることは基本的にありませんでした。購入前に使用しているモニターの重さとモニターアームの耐荷重をしっかり確認しましょう。耐荷重はランキングの項目から確認できますよ。
耐荷重内で使用しているのにモニターが垂れ下がる場合は、時間経過によりネジが緩んでいると考えられます。もしモニターがお辞儀をするようになったら、固定部分を確認しネジを締め直して調節しましょう。私もこれまでアームのネジを3〜4回ほど締め直しています。
商品 | 画像 | おすすめ
スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||||
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セットアップのしやすさ | 可動域の広さ | 位置調節のしやすさ(前後方向) | 位置調節のしやすさ(上下の角度) | 位置調節のしやすさ(上下方向) | ケーブルの隠しやすさ | 重量 | 素材 | 取り付け方法 | 可動方向 | 対応モニターサイズ(最大) | 対応モニターサイズ(最小) | モニター設置可能数 | 耐荷重 | 軸数 | 対応する天板の最小厚さ | 対応する天板の最大厚さ | VESA規格対応 | ローテーション機能 | チルト機能 | 調整方式 | ケーブル収納付き | ケーブルホルダーあり | |||||||
1 | Dell シングルモニターアーム|MSA20 | ![]() | 4.65 | 19位 | 高機能で見た目にも高級感。すべての人におすすめなモニターアーム | 4.74 | 4.65 | 4.98 | 5.00 | 3.79 | 5.00 | 4.06kg | 金属 | クランプ式、グロメット式 | 垂直水平可動タイプ | 38インチ | 19インチ | 1台 | 2.2~10kg | 3軸 | 不明 | 53mm | 不明 | ||||||
2 | COFO 無重力モニターアームPro | ![]() | 4.53 | 7位 | 前後調節も角度変更も軽快。整理しやすく高可動なモニターアーム | 4.44 | 4.60 | 5.00 | 4.82 | 3.87 | 4.67 | 3.5kg | 金属、樹脂 | クランプ式、グロメット式 | 垂直水平可動タイプ | 40インチ | 17インチ | 1台 | 14kg | 3軸 | 10mm | クランプ:50mm、グロメット:55mm | バネ式 | ||||||
3 | スタープラチナ 快適ワークのモニターアーム|DA112 | ![]() | 4.45 | コスパ重視の人におすすめのアーム。スタイリッシュな見た目も魅力 | 4.78 | 4.71 | 5.00 | 3.76 | 4.06 | 4.50 | 2.4kg | アルミ合金、スチール、プラスチック | クランプ式、グロメット式 | 垂直水平可動タイプ | 32インチ | 12インチ | 1台 | 2〜9kg | 3軸 | 10mm | 85mm | バネ式 | |||||||
3 | サンワサプライ モニターアーム|100-LAC008W | ![]() | 4.45 | 14位 | 設置も前後調節もスムーズ。軽い力で簡単に調整できる | 4.61 | 4.39 | 4.55 | 4.57 | 4.11 | 4.50 | 約3.5kg | 金属 | クランプ式、グロメット式 | 垂直水平可動タイプ | 35インチ | 17インチ | 1台 | 1~15kg | 3軸 | 10mm | 50mm | ガススプリング式 | ||||||
5 | Pixio モニターアーム |PSW1SBL | ![]() | 4.40 | 豊富なカラバリが魅力。アームもスムーズに動く | 4.74 | 4.74 | 5.00 | 3.85 | 5.00 | 3.50 | 2.84kg | 金属 | クランプ式、グロメット式 | 垂直水平可動タイプ | 32インチ | 17インチ | 1台 | 1〜9kg | 3軸 | 10mm | 50mm | ガススプリング式 | |||||||
6 | Suptek PCモニターアーム |MD81 | ![]() | 4.38 | 5位 | デスク周りをすっきりさせたい人に!可動域の広さも魅力 | 4.14 | 4.62 | 4.49 | 4.65 | 3.79 | 4.84 | 2.42kg | 金属 | クランプ式、グロメット式 | 垂直水平可動タイプ | 32インチ | 15インチ | 1台 | 1〜10kg | 3軸 | 15mm | 90mm | ガススプリング式 | ||||||
7 | エルゴトロン MXV デスクモニターアーム | ![]() | 4.36 | 動きのなめらかさを求める人に。方向・角度調整がスムーズ | 4.02 | 4.67 | 4.75 | 4.13 | 4.25 | 4.50 | 2.9kg | 金属 | クランプ式、グロメット式 | 垂直水平可動タイプ | 34インチ | 不明 | 1台 | 3.2~9.1kg | 3軸 | 12mm | 32mm | 独自方式 | |||||||
8 | エレコム ガススプリング式モニターアーム|DPA-SS07BK | ![]() | 4.35 | 18位 | コスパ重視の人に。すっきり配線できて上下の位置調整も手軽 | 4.47 | 4.65 | 3.93 | 4.27 | 4.18 | 4.59 | 3.15kg | スチール、アルミ合金、ABS | クランプ式、グロメット式 | 垂直水平可動タイプ | 32インチ | 32インチ | 1台 | 1~9kg | 3軸 | 10mm | グロメット式:40mm、クランプ式:85mm | ガススプリング式 | ||||||
9 | エレコム ディスプレイアーム(シングルアーム/ガス式)|DPA-SS02BK | ![]() | 4.34 | 3位 | リーズナブルかつ位置調整がスムーズ。ケーブルも隠しやすい | 3.76 | 4.54 | 4.61 | 4.76 | 4.20 | 4.50 | 2.22kg | 金属(スチール、アルミ合金)、ABS | クランプ式、グロメット式 | 垂直水平可動タイプ | 32インチ | 32インチ | 1台 | 2〜9kg | 3軸 | 10mm | 85mm | ガススプリング式 | ||||||
10 | エルゴトロン LX デスクマウントアーム|45-241-224 | ![]() | 4.32 | 1位 | 金属製で高級感を楽しめる。前後・左右の可動域がとくに広い | 4.35 | 4.89 | 4.78 | 3.45 | 4.24 | 4.50 | 3.6kg | 金属(アルミニウム) | クランプ式、グロメット式 | 垂直水平可動タイプ | 34インチ | 不明 | 1台 | 3.2〜11.3kg | 3軸 | 不明 | 60mm | 独自方式(Constant Force) |
耐荷重 | 2.2~10kg |
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軸数 | 3軸 |
良い
気になる
Dellの「シングルモニターアーム MSA20」は、すべての人におすすめできるモニターアーム。ほぼ完璧といえるハイスタンダードな商品です。
上下方向に動かすにはやや力が必要だったのが唯一の惜しい点ですが、前後の位置調整やチルトの調整は軽い力で行えました。可動域の広さもメリットで、前後・上下・左右のいずれも幅広く調整できます。広めのデスクでも理想的な位置にモニターを固定できるでしょう。
ケーブル類はアームに収納できるうえ、ケーブルホルダーが2つあるため、配線をしっかり隠せました。デスクまわりがごちゃつかず、すっきりとした配線を実現できます。アームはやや太めですが、高級感を感じられる見た目にもなっています。
1人でも簡単に組み立てられるセットアップのしやすさも特徴。取り付けにあたり、2人以上での作業が必要な工程はありませんでした。スペーサーも付属しているため、万が一モニターの形状がVESAマウントに合わない場合にも調整が利きやすいのもメリットです。
軽い力で動かせるものがほしい人、ケーブルをしっかり隠せるものがほしい人、高級感のあるものがほしい人など、あらゆるニーズに応えられるモニターアーム。価格はやや高いものの、買って損のないおすすめなアームです。
重量 | 4.06kg |
---|---|
素材 | 金属 |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 38インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 19インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 不明 |
対応する天板の最大厚さ | 53mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
Dell シングルモニターアーム MSA20の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
耐荷重 | 14kg |
---|---|
軸数 | 3軸 |
良い
気になる
COFOは日本発の家具・ガジェットブランドで、洗練されたデザインと機能性を兼ね備えたプロダクトを展開しています。無重力モニターアームProは、シリーズのなかでもとくに操作性に優れたモデルとして展開されており、可動性と配線整理の両立を図った仕様が特徴です。
検証では、位置調節のしやすさにおいて高い評価を得ており、前後方向と上下の角度の調節は非常に軽い力で調整でき、快適に操作できました。さらに、可動域も広く、デスク環境に合わせた柔軟な位置調整が可能です。ケーブル収納にも配慮されており、ホルダー2つと3cm以上のスペースを確保し、配線をすっきりとまとめられる設計になっています。
一方で、上下方向の位置調節にはやや大きな力が必要で、頻繁に高さを変える用途には向かない仕様でした。また、セットアップ面でも組み立てが必要な部品がありますが、複雑な仕様ではないため初心者でも簡単に組み立てられます。
頻繁に角度や前後位置を調整したい人や、ケーブルをすっきりまとめたい人におすすめです。上下方向の高さをあまり変えない前提であれば、高い満足感が得られる製品です。
重量 | 3.5kg |
---|---|
素材 | 金属、樹脂 |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 40インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 17インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 10mm |
対応する天板の最大厚さ | クランプ:50mm、グロメット:55mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
耐荷重 | 2〜9kg |
---|---|
軸数 | 3軸 |
良い
気になる
スタープラチナの「快適ワークのモニターアーム DA112」は、コスパを重視しつつ見た目にもこだわりたい人におすすめのモニターアーム。1万円以下と安価ながら性能がよく、金属製の細身なデザインでスタイリッシュな見た目も魅力です。
可動域は広く、前後左右・上下・角度といずれも幅広く調整できるので、作業スタイルに合わせて適した位置にセッティング可能です。チルトの調整に力が必要だったのは惜しいものの、前後と上下方向への位置調整は比較的軽い力でできました。
ケーブルの収納性は優秀。1アーム目・2アーム目にそれぞれケーブルホルダーがあり、アーム内にすっぽりとケーブルを収められます。一方、ケーブルの取り出し穴が1cmとやや狭めで、複数のコードを通しにくい点は気になりました。
最初にクランプを組み立てる必要がありますが、1人でセットアップしやすいのもメリットです。付属品が充実しており、追加の工具が不要。ネジ調整も利きやすく、アームの動きを柔軟に調整できます。
エルゴトロンなどの有名メーカーより安く手に入るにもかかわらず、位置調整のしやすさや可動域などの性能はまったく引けを取らずコスパ良好。デスクの見た目にこだわりたい人も満足感を覚えやすい、おすすめのモニターアームです。
重量 | 2.4kg |
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素材 | アルミ合金、スチール、プラスチック |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 32インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 12インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 10mm |
対応する天板の最大厚さ | 85mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
快適ワークのモニターアーム DA112の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
耐荷重 | 1~15kg |
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軸数 | 3軸 |
良い
気になる
サンワサプライの「モニターアーム 100-LAC008W」は、クランプ・グロメット両対応の固定方式を採用し、シリーズのなかでも設置のしやすさに優れた中価格帯モデルとして展開されています。
検証では、ほとんどが組み立て済みで届くうえ、付属パーツもそろっており、セットアップの簡単さが高く評価されました。ケーブル収納についても、アーム内部に格納できる仕様に加え、2つのホルダーで複数の配線をすっきりまとめられる設計です。さらに、前後方向や上下角度の調整も軽い力で無理なく操作でき、位置調整のしやすさにおいても十分な満足感が得られる結果でした。
上下方向の位置調節にはやや力が必要ですが、頻繁にモニターの高さを変えなければそこまで気になりません。また、可動域自体は広めですが、回転角度が90度ずつに制限されており、細かい調整にこだわるユーザーにとっては物足りなさを感じる場面があるかもしれません。
設置の手軽さと、軽い力で調整できるモニターアームをお探しの人におすすめです。
重量 | 約3.5kg |
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素材 | 金属 |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 35インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 17インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 10mm |
対応する天板の最大厚さ | 50mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
耐荷重 | 1〜9kg |
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軸数 | 3軸 |
良い
気になる
Pixioの「モニターアーム PSW1SBL」は、デスクの雰囲気にマッチするモニターアームを求めるゲーマーにおすすめ。パステルカラーを中心に豊富なカラーバリエーションが展開されており、デスクやPCの周辺機器の色を統一している人にとっては、ほしいデザインを選びやすいでしょう。
可動域は広く、前後・上下・左右のどこにでも自由に動くため、見やすい位置にモニターを据えやすいといえます。前後・上下の位置調整もしやすく、かなり軽い力で動かせました。一方で、チルトの角度調整には少し力が必要だったので、頻繁に動かしたい人は使いづらく感じるかもしれません。
ケーブルはアームに収納できるので配線を隠せますが、2アーム目にケーブルホルダーがついておらず、配線がやや目立つ点にも注意が必要です。ケーブルホルダーが付属し、ケーブルを覆えるタイプの商品と比較すると、収納性は低めといえます。
対して、セットアップは簡単。クランプが組み立てられた状態で入っているため、最初に組み立てる手間がかかりません。2人以上での作業が必要な工程がないうえ、追加の工具も不要で取り付けできました。
いくつか惜しい点はあったものの、モニターアームをはじめて取りつける人や見た目にもこだわりたい人にならおすすめのモニターアームです。
重量 | 2.84kg |
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素材 | 金属 |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 32インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 17インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 10mm |
対応する天板の最大厚さ | 50mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
Pixio PSW1S Monitor Arm Singleを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
耐荷重 | 1〜10kg |
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軸数 | 3軸 |
良い
気になる
Suptekは香港に本社を構えるモニターアームやテレビの壁掛け金具を展開するメーカーで、実用性とコストパフォーマンスを重視した製品展開が特徴です。Suptekの「PCモニターアーム MD81」は、柔軟な可動性とケーブル整理機能を備えた中価格帯モデルとして展開されており、機能性を求めるユーザー層から注目されています。
検証では、ケーブルの隠しやすさが高評価で、ケーブルホルダーやクリップの付属に加え、収納スペースも3cm以上確保されています。さらに、可動域も広く、設置環境に合わせた柔軟な調整が可能でした。また、上下の角度調整は比較的軽い力で操作でき、快適なポジション調整が可能です。
一方で、上下方向の高さ調節には力が必要で、頻繁に高さを変えたい人にとっては扱いづらさが残る結果でした。また、アームが結束バンドで収納されているので、怪我をしないように慎重に広げる必要があります。
ケーブルをスッキリまとめたい人や、広い可動域で自由な配置を求める人に適したモデルです。高さ調整が不要な環境での使用を前提とすれば、快適に活用できるでしょう。
重量 | 2.42kg |
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素材 | 金属 |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 32インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 15インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 15mm |
対応する天板の最大厚さ | 90mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
耐荷重 | 3.2~9.1kg |
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軸数 | 3軸 |
良い
気になる
エルゴトロンの「MXV デスクモニターアーム」は、アームの動きのなめらかさにこだわる人におすすめ。
検証した前後方向・上下方向・チルトの角度調節の3つすべてが比較的軽い力で動かせました。どの方向にもストレスフリーに調整したい人には本商品がぴったりといえます。ちなみに、同メーカーの「LX デスクマウントアーム 45-241-224」と比べても位置調整はスムーズ。可動域も広めで、見やすい位置に固定できるでしょう。
クランプは最初から組み立てられており、セットアップのしやすさは悪くありません。しかし、モニターを持ち上げながらネジ締めを行う工程があり、ここだけは手間がかかりました。
人気が高い商品ではありますが、アームの収納性やセットアップのしやすさなど弱点とまではいえないものの、いくつか気になる点はありました。ほかの商品に比べて価格は高めなため、コスパを重視する人には物足りないでしょう。とはいえ位置調節のしやすさはメリットなので、頻繁に方向や角度を動かす人にはおすすめのモニターアームです。
重量 | 2.9kg |
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素材 | 金属 |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 34インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 不明 |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 12mm |
対応する天板の最大厚さ | 32mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
耐荷重 | 1~9kg |
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軸数 | 3軸 |
良い
気になる
エレコムの「ガススプリング式モニターアーム DPA-SS07BK」は、コスパの高いモニターアームを探している人におすすめ。数千円の商品にしては欠点が少なく、コスパは良好といえます。
可動域は広めで、一般的なデスクサイズなら好きな位置に固定できます。位置調節のしやすさも十分で、チルトの調整と上下方向は大きな力を加えずとも動かせました。一方、前後方向の調整にはやや力が必要だったので、頻繁に動かす人は注意しましょう。
ケーブルはアームに収納可能ですっきりとまとめられます。ホルダーが2つあるのでケーブルが目立つ心配が少なく、デスク周りをきれいに保てるでしょう。
アームは結束バンドで収納されており、バンドを切る際には勢いよくアームが広がるので注意が必要。一方、VESAのブラケットはモニターに取りつけられるので、はめこむだけでモニターの設置が完了します。同社の「DPA-SS02BK」と違い、モニターを抱えながら取りつける作業がいらない点はメリットです。
リーズナブルながら高い機能性を備えており、気になる弱点はほとんどない本商品。6,000円ほどの予算で探している人はぜひ検討してみてください。
重量 | 3.15kg |
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素材 | スチール、アルミ合金、ABS |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 32インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 32インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 10mm |
対応する天板の最大厚さ | グロメット式:40mm、クランプ式:85mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
耐荷重 | 2〜9kg |
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軸数 | 3軸 |
良い
気になる
エレコムの「ディスプレイアーム(シングルアーム/ガス式) DPA-SS02BK」は、安さとモニターの位置調節のしやすさを重視する人におすすめ。約5,000円とリーズナブルながら、アームの調節がスムーズでした。
前後方向・上下方向・上下の角度(チルト)のいずれも位置調節がしやすく、検証した商品のなかでも高水準。軽めの力でなめらかに動かせました。可動域も広めで、とくに左右方向や上下の角度の調整幅が大きいのはほかの商品にはないメリットです。
ケーブルはアームに収納でき、ケーブルホルダーが2つ付属しているため、ケーブルをしっかり隠せる点も高評価。ネジでホルダーを固定するタイプで取り外しは面倒ですが、仕上がりには満足できそうです。
一方でセットアップには手間がかかります。モニターを支えながらVESAブラケットを取りつける作業があるうえ、アームが結束バンドで収納されています。設置作業は2人以上で行う必要があるでしょう。
同メーカーの「ガススプリング式モニターアーム DPA-SS07BK」と比べるとセットアップに難がありますが、とにかく安くて位置調整しやすいものがほしいなら候補になるアームです。
重量 | 2.22kg |
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素材 | 金属(スチール、アルミ合金)、ABS |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 32インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 32インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 10mm |
対応する天板の最大厚さ | 85mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
耐荷重 | 3.2〜11.3kg |
---|---|
軸数 | 3軸 |
良い
気になる
エルゴトロンの「LX デスクマウントアーム 45-241-224」は、高品質なモニターアームを探している人におすすめ。素材が金属で高級感があるうえ、アームの動きを細かく調整できるのがメリットです。
前後・左右方向の可動域がとくに広く、同社の「MXV デスクモニターアーム」を含む今回検証した商品と比べても優秀な点でした。デュアルモニターで2本アームを使っている人などはモニターの位置を合わせやすいでしょう。前後・上下の方向の位置調整もしやすく、比較的軽い力で動かせました。しかしチルトが固い点はデメリットで、上下の角度調整には力が必要でした。
ケーブルをアームに収納可能ですが、ケーブルホルダーは1つ。ケーブルを覆うことができないので、配線はやや目立ちますが、付属の2つの結束バンドでケーブルがだらんと垂れないようには対策できます。
クランプが最初から組み立てられているのはうれしいポイント。しかし、上位商品に比べると取り付けに面倒な工程もあったほか、ネジ締めにドライバーを用意する必要がある点も気になりました。1人でも取り付け作業はできたものの、スムーズとまではいえません。
人気商品ではあるものの、アームの収納性やチルトの固さなど弱点も気になりました。価格が高めのため、コスパ重視の人にはあまり向きません。とはいえ、不満を抱くようなクオリティではないので、ブランドにこだわる人や品質を求める人なら選択肢に入るでしょう。
重量 | 3.6kg |
---|---|
素材 | 金属(アルミニウム) |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 34インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 不明 |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 不明 |
対応する天板の最大厚さ | 60mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
エルゴトロン LX デスクマウントアームをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
耐荷重 | 2~8kg |
---|---|
軸数 | 3軸 |
良い
気になる
サンワサプライは日本の老舗PCアクセサリーメーカーで、実用性とユーザー視点を重視した製品開発に定評があります。モニターアーム CR-LAC1405BKは、柔軟性を備えた中価格帯モデルとして展開されており、機能性を求めるユーザーにも対応しています。
検証では、セットアップのしやすさが一定の評価を得ており、初心者でも簡単に組み立て可能な構造です。前後方向の調節も軽い力で動かせる結果となり、頻繁に位置調整を行いたい人にも扱いやすい仕様です。また、上下の角度調整も非常に軽く、快適な操作感が確認されました。
一方で、上下方向の位置調節にはやや力が必要で、頻繁な高さ調整には不向きです。さらに、ケーブルホルダーが1つのみの仕様で、配線をきっちり整理したい人には使いづらさを感じるでしょう。
軽い力で角度や前後の位置調整を行いたい人や、設置方法に柔軟性を求める人には向いています。モニターの高さや配線にこだわりがある人には不向きかもしれません。
重量 | 1.9kg |
---|---|
素材 | クランプ:スチール、ABS樹脂/アーム:スチール、アルミ、ABS樹脂/ブラケット:スチール |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 32インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 13インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 10mm |
対応する天板の最大厚さ | クランプ:50mm、グロメット:80mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
耐荷重 | 9kg |
---|---|
軸数 | 3軸 |
良い
気になる
KOORUIは中国・深圳を拠点とするモニター専門ブランドで、価格を抑えつつ高い操作性を実現した製品展開が特徴です。KOORUIのモニターアームは、同ブランドの中でも操作の軽さを重視したモデルで、比較的手に取りやすい価格帯で提供されています。
検証では、前後方向の位置調節が非常に軽い力で行え、角度調節もスムーズに操作できたため、頻繁な位置変更を想定するユーザーには使いやすい設計といえます。また、可動域も上下・左右ともに十分な調整幅が確保されており、基本的な配置調整には困らない仕様です。さらに、ケーブルホルダーが2つ付属し、アーム内への収納も可能なため、配線整理のしやすさも評価されました。
一方で、上下方向の調節にはかなりの力が必要で、頻繁な高さ変更には不向きな設計です。セットアップ自体は付属工具のみで設置可能なものの、組み立て済みではないため、初心者にとってはやや手間取る場面があるかもしれません。また、配線整理に関しても、ホルダー以外の細かな工夫は見られず、完璧な整理を求める人にはやや物足りない可能性があります。
モニターの前後位置や角度調節を重視する人や、シンプルな配線整理を求める人におすすめです。上下方向の高さ調整や細かな設置作業が苦手な人には注意が必要です。
重量 | 2.9kg |
---|---|
素材 | 金属 |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 32インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 17インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 20mm |
対応する天板の最大厚さ | 90mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
耐荷重 | 8kg |
---|---|
軸数 | 3軸 |
良い
気になる
MOUNTUPはモニターアームやディスプレイスタンドを中心に展開するブランド。「PCモニターアーム」はコストパフォーマンスの高さと使い勝手の良さが特徴的なモニターアームです。
検証では、前後方向の位置調節で評価されており、軽い力で操作できるため、前後の調整が多い人も扱いやすいでしょう。また、ケーブルホルダーが2つ付いているのでケーブルが隠しやすく、デスク周りをスッキリさせることができます。
一方で、上下の角度調節には大きな力を要し、スムーズさに欠ける結果でした。上下方向の高さ調節もやや重く、頻繁に調節する環境では使いにくさを感じる可能性があります。
ケーブルの収納や前後方向の調節を重視したい人におすすめです。角度や高さを頻繁に調整する使い方にはあまり向いていません。
重量 | 1.9kg |
---|---|
素材 | 金属 |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 32インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 不明 |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 10mm |
対応する天板の最大厚さ | 50mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
耐荷重 | 2.0~6.5kg |
---|---|
軸数 | 3軸 |
良い
気になる
グリーンハウスは日本の老舗PC周辺機器ブランドで、実用性と堅実な設計に定評があります。グリーンハウスの「ガススプリング クランプ式 液晶ディスプレイ用アーム GH-AMDJ1-BK」は、モニターアームのなかでは低価格帯の商品のため、比較的手に取りやすい商品です。
検証では、上下の角度調節が高評価を得ており、比較的軽い力でスムーズに操作できる結果でした。加えて、可動域についても、左右・上下角度の基本的な調整範囲はカバーしており、柔軟なレイアウトに対応しやすい構造となっています。
セットアップにはやや難があり、クランプが組み立て済みではない上に、モニターを持ち上げてセットアップをする必要があるため、設置に手間がかかる印象でした。また、ケーブルの隠しやすさもケーブルホルダーがなく、クリップのみのため、ケーブルを隠したい人にはおすすめできません。
軽い力で角度調節をしたい人におすすめです。スムーズに組み立てたい人には向いていません。
重量 | 約2.1kg |
---|---|
素材 | 金属 |
取り付け方法 | クランプ式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 27インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 27インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 10mm |
対応する天板の最大厚さ | 80mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
耐荷重 | 2.0〜6.5kg |
---|---|
軸数 | 3軸 |
良い
気になる
HUANUOの「液晶ディスプレイアーム HNSSK3-J」は、低価格で3軸のモニターアームを探している人にはおすすめできるモニターアーム。価格は5,000円前後と、3軸のモニターアームとしては最安クラスです。
可動域は広く、一般的なデスクサイズなら問題なく位置調節ができるでしょう。しかし、ネジをきつく締めていても、デスクの面から10cmほどの位置まで下げるとモニターがガクンと落ちてしまうことが。高い位置ではしっかりと止まって使用できただけに、惜しいポイントでした。
上下の角度(チルト)・左右方向の位置調節はしやすく、それほど力がいりません。一方、前後方向には大きな力を加える必要がありました。
ケーブルはアームに収納でき、ホルダーが2つあるので、ケーブルは隠しやすいといえます。しかし、ホルダーがモニターの電源コードを傷つけやすい構造をしているため、取り扱いには注意が必要です。
セットアップにも手間がかかる印象。VESAブラケットだけをモニターに取り付けた状態でのセットアップができないため、一人でのセットアップには手間がかかるでしょう。また、アームが結束バンドで収納されているので、ケガのないよう慎重に広げる必要があります。
加えて、素材がプラスチック製ということもあり見た目にチープな印象を受けました。とにかく安く3軸のモニターアームを手に入れたいなら候補になりますが、複数のデメリットをよく確認したうえで購入する必要があるでしょう。
重量 | 2.7kg |
---|---|
素材 | プラスチック(ポリカーボネート) |
取り付け方法 | クランプ式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 27インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 15インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 10mm |
対応する天板の最大厚さ | 75mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
耐荷重 | 2~9kg |
---|---|
軸数 | 3軸 |
良い
気になる
HUANUOは、PC周辺機器を中心に手頃な価格帯で展開するブランドです。HUANUOの「PCモニターアーム WY-J」は、シリーズの中でもスタンダードモデルに位置付けられ、市場では手に取りやすい価格帯で展開されており、コスパ重視層に人気です。
可動域の検証では、前後方向と上下の角度の調整が高評価で、軽い力でも調整しやすいです。さらに、可動域の広さでも一定の評価を得ており、デスク上の限られたスペースでも柔軟に対応できる設計で快適なモニター環境を構築しやすいといえるでしょう。
一方、上下方向への調整の評価は低く、かなりの力が必要です。また、ケーブルホルダーは1つのみでケーブルを止めるクリップなどはなく、ケーブルの取り出し穴も1cm未満と狭いため、ケーブルを収納したい人には不向きです。
価格帯は検証商品の中でも低価格帯のため、モニターアームに機能性をそこまで求めていない人にはおすすめです。
重量 | 2.72kg |
---|---|
素材 | ステンレス鋼、アルミニウム |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 32インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 13インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 20mm |
対応する天板の最大厚さ | 90mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
耐荷重 | 2~6.5kg |
---|---|
軸数 | 3軸 |
良い
気になる
グリーンハウスの「ガススプリング クランプ式 液晶ディスプレイ用アーム GH-AMDJ1-WH」は、安くモニターアームを購入したいなら選択肢になるでしょう。6,000円前後と低価格で、1万円を下回っています。
可動域・位置調整のしやすさといったアームの基本性能は十分。可動域は広く、一般的なデスクサイズなら問題なく位置調節が可能です。前後方向・上下の角度(チルト)・上下方向のいずれも位置調節に強い力が必要なく、比較的なめらかに操作できました。
一方、ケーブルの配線にこだわりたい人には不向き。ケーブルホルダーがなく、クリップで沿わせるタイプなのでケーブルが目立ちやすいでしょう。ケーブルをできるだけ隠してデスク周りをすっきり見せたい人には向いていません。
セットアップのしやすさの検証でも評価を伸ばせず。クランプを自分で組み立てる必要があり、VESAのブラケットの取りつけにも手間取ります。
6,000円前後と安価なので安さを最優先するなら候補になりますが、配線にもこだわりたい人はほかを検討しましょう。
重量 | 2.1kg |
---|---|
素材 | 金属 |
取り付け方法 | クランプ式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 27インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 17インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 10mm |
対応する天板の最大厚さ | 80mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
耐荷重 | 2~6.5kg |
---|---|
軸数 | 3軸 |
良い
気になる
JAPANNEXTは日本のディスプレイ専門ブランドとして、業務用から個人用途まで幅広い製品を展開しています。JAPANNEXTの「液晶ディスプレイアーム JN-GC12V」は、シンプルな設置環境を求める人向けのエントリーモデルとして展開されており、比較的手に取りやすい価格帯で提供されています。
検証では、ケーブルの隠しやすさがまずまずの評価で、アーム内に配線を収納できるうえ、ホルダーが2つ付属しており、複数のケーブルをすっきりまとめるには十分な構造でした。また、可動域についても前後・上下・左右の位置調整には困らない程度の範囲を確保していました。モニターの角度や配置を一定に保ちながら使いたい人には許容できる性能です。
一方で、前後方向と上下方向の調節にはやや強めの力が必要となり、位置調整にはやや力が必要な結果でした。角度調整も軽快さに欠けるため、頻繁に調整を行うには不向きといえます。また、回転機能が非搭載で、設置後の柔軟な画面操作を求める人には不十分な仕様です。
モニターを一定の位置で使いたい人や、ケーブル整理を重視したい人には適しています。細かな位置調整や軽快な操作感を求める場合は、他モデルの検討をおすすめします。
重量 | 2.71kg |
---|---|
素材 | 金属 |
取り付け方法 | クランプ式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 32インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 15インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 不明 |
対応する天板の最大厚さ | 不明 |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
耐荷重 | 最大10kg |
---|---|
軸数 | 3軸 |
良い
気になる
Amazon Basicsの「モニターアーム DLB111-US290」は、高さの調節が手軽にできません。しかし3,000円台と驚異的な低価格ながらアームとしての基本性能は十分で、予算が限られている人なら候補になります。
前後左右や上下の角度(チルト)の可動域は広く、大きめのデスクでも見やすい位置に調整しやすいでしょう。しかし、高さ調節はスタンドの縦の支柱に沿って上下させる方式で、ほかの商品のように手で押すことによる調節はできません。
ポールがそのままケーブルを通せる構造なので、ケーブルは隠しやすいでしょう。ただし、取り出し穴がやや狭く、複数のコードを通しにくい点に注意してください。
セットアップはしやすく、VESAのブラケットはモニターに取りつけられるので、はめるだけでモニターを設置できます。追加の工具も不要です。
高さ調節はしにくいものの、群を抜いた低価格ながらアームとしては十分な性能。細かく位置調整しない人や低予算でデスクのスペースを広げたい人にならおすすめのモニターアームです。
重量 | 2.54kg |
---|---|
素材 | 金属(スチール) |
取り付け方法 | クランプ式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 27インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 13インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 20mm |
対応する天板の最大厚さ | 100mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
耐荷重 | 10kg |
---|---|
軸数 | 3軸 |
良い
気になる
Bracwiserの「PCモニターアーム MD7421」は、初めてモニターアームを導入する人にも比較的手に取りやすい価格帯で展開されています。
検証では、上下の角度調節において満足できる結果が得られ、軽い力でスムーズに調整できました。また、可動域についても前後方向、左右方向も基本的な調整用途には対応可能です。
一方で、上下方向の調整には都度取り外しが必要なため、頻繁にモニターの高さや位置を変えたい人には不向きです。さらに、ケーブルカバーがないのでケーブルを隠すことができず、デスクの配線整理を考慮した構造ではない点もネックといえます。
モニターの上下の角度調整を重視する人におすすめですが、配線整理や位置調節の柔軟性を求める場合は慎重な検討が必要です。
重量 | 2.3kg |
---|---|
素材 | 合金鋼 |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 32インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 13インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | グロメット式:15mm |
対応する天板の最大厚さ | クランプ式:100mm、グロメット式:100mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
耐荷重 | 〜9kg |
---|---|
軸数 | 2軸 |
良い
気になる
グリーンハウスの「液晶モニターアーム GH-AMDN1S-BK」は、比較的安価に導入できる固定設置向けモデルとして展開されており、モニターの基本的な設置用途に絞った構成が特徴です。
検証では、上下角度の調節が比較的スムーズで、比較的軽い力で動かすことができます。角度調節を重視する人や固定前提の利用であれば、一定の快適さが期待できます。
2軸のモニターアームのため、前後・上下・左右方向の可動域がなく、自分の好みの位置に自由に調整したい人には不向き。また、セットアップに特別手間はかからないものの、別途工具が必要である点にも注意しましょう。
位置調整は行わず、固定前提での利用をするならおすすめのモニターアームです。
重量 | 約2.1kg |
---|---|
素材 | 金属 |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 32インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 17インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 10mm |
対応する天板の最大厚さ | 80mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
耐荷重 | 8kg |
---|---|
軸数 | 2軸 |
良い
気になる
アイリスオーヤマは日本の生活用品メーカーで、手に取りやすい価格と実用的な機能性を両立した製品展開に定評があります。「LUCA ディスプレイアーム DA-1040」は、モニターを固定設置するシンプルな用途に向けたモデルで、必要最低限の調整機能を備えたエントリー向けアイテムとして展開されています。
検証では、上下の角度調整において軽い力で操作ができ、スムーズな調整が可能という結果でした。頻繁にモニターの角度を変えたい方にとっては、扱いやすい仕様といえます。2軸のため前後・左右の位置調整は行えませんが、画面位置を固定して使いたいユーザーには十分な構造です。
一方で、セットアップのしやすさには課題があり、組み立てには工具が必要なうえ、初心者には不親切な内容でした。また、2軸設計のモニターアームのため、前後・左右の位置調整が行えないので、自分好みに位置を変えたい人には向いていません。
上下の角度だけを変えられれば十分という固定前提の用途に向いています。設置や可動性、配線整理まで含めて快適さを求める場合は、他モデルの検討をおすすめします。
重量 | 2kg |
---|---|
素材 | 合金鋼 |
取り付け方法 | クランプ式 |
可動方向 | 垂直可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 32インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 17インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 10mm |
対応する天板の最大厚さ | 85mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
耐荷重 | 10.0kg |
---|---|
軸数 | 2軸 |
良い
気になる
サンワサプライは、日本のオフィス機器メーカーで実用性と価格のバランスを重視した製品を展開しています。「モニターアーム 100-LAC002」は、コンパクトな設置性を意識したモデルで、モニターの固定用途を前提とした設計が特徴です。
検証では、上下の角度調整において比較的軽い力で操作でき、頻繁に角度を微調整したい人には使いやすいポイントといえます。また、固定運用を前提にすれば、安定感のある設置が可能な構造です。
前後・上下・左右すべてにおいて位置調整の自由度はほとんどありませんでした。高さの調整は行えるものの、固定位置が決まっているので自由な高さに調整はできません。また、2軸のモニターアームのため、前後・左右の可動域はなく、モニターアームの位置を自由に調整したい人は3軸以上のモデルを検討しましょう。
角度調整だけを重視し、モニター位置を固定で使いたい人に適したモデル。調整の柔軟性や配線の美しさを求める方にはおすすめできません。
重量 | 約1.8kg |
---|---|
素材 | 金属 |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 32インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 32インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 10mm |
対応する天板の最大厚さ | 80mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
耐荷重 | 1~8kg |
---|---|
軸数 | 2軸 |
良い
気になる
HUANUO(ファーノー)は中国・深圳に本社を構えるPC周辺機器ブランドで、手に取りやすい価格帯の製品展開を特徴としています。「モニターアーム HNCM12」は、HUANUOのラインアップの中でもシンプルな構造を持つエントリーモデルとして展開されており、基本的な固定設置を前提としたユーザー向けに設計されています。
検証では、前後の位置・上下の角度の調整には大きな力が必要となり、いずれもスムーズな操作性には欠ける結果でした。加えて、2軸のため前後・左右の位置調整を行うことはできず、高さの調整も部品を取り外して行う必要があります。
可動域や操作性、配線整理のいずれも重視しない固定前提の使い方であれば、価格を抑えた選択肢として検討の余地がありますが、一般的な使用環境ではおすすめしにくい製品です。
重量 | 1.76kg |
---|---|
素材 | 合金鋼 |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 32インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 10インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 10mm |
対応する天板の最大厚さ | 80mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
耐荷重 | 10.0kg |
---|---|
軸数 | 2軸 |
良い
気になる
キングジムは日本の文具・オフィス機器メーカーで、機能性と実用性を重視した製品づくりに定評があります。「モニターアーム ARM110」は、同社が展開する中でもシンプルな構造を採用した固定設置向けモデルで、最低限の調整機能に留めた設計が特徴です。
検証では、上下の角度調整が十分に確保されている一方で、調節にはやや大きな力が必要でした。また、2軸のモニターアームのため可動域もすべての方向で低評価という結果に。回転機能も非対応のため、柔軟な配置変更を前提とした利用には不向きです。
セットアップ面では、組み立てが必要なうえに工具も別途用意が必要で、初心者にはやや扱いづらい仕様です。
固定設置を前提とした使い方で、操作性や配線整理への要求が少ない人向けのモニターアームです。快適な調節性や設置の手軽さを求める方には適しません。
重量 | 約2.1kg |
---|---|
素材 | 金属 |
取り付け方法 | クランプ式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 30インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 30インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 15mm |
対応する天板の最大厚さ | 88mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
キングジム モニターアーム ARM110をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
マイベストではベストなモニターアームを「設置が簡単なうえ、可動域が広く位置調整もスムーズにできる商品」と定義。
そんなベストなモニターアームを探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のモニターアーム25商品を集め、以下の4個のポイントで徹底検証しました。
検証①:セットアップのしやすさ
検証②:可動域の広さ
検証③:位置調節のしやすさ
検証④:ケーブルの隠しやすさ
今回検証した商品
セットアップがしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「難しい工程なしに、ひとりでも楽にモニターを取り付けられ、アームの調節も利く商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
可動域の広い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「どんな環境に設置しても好みの位置・角度に調節できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
モーションキャプチャーをモニターに取り付けた状態で、実際にアームを動かして可動域を測定。ゲーミングデスクなどのラージデスクで使っても任意の位置で固定できる目安である、以下の可動域を最高スコアとし、可動域が広いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
位置調節のしやすさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「片手で位置調節ができるほど軽い力でアームを動かせる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
モニターアームのVESAマウントに専用の治具を取り付けた状態で、アームを動かしました。その際、フォースゲージを用いてアームを動かしかかった力を記録。以下の数値を最高スコアとし、アームを動かすのに必要とした力が少ないものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
ケーブルが隠しやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ケーブルがほとんど見えなくなり、配線に気づかない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
以下ではデスク上でモニターアームと一緒に使う機会が多いPC周辺機器のコンテンツをまとめています。気になる商品があったらぜひチェックしてくださいね。
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【徹底比較】HDMIケーブルのおすすめ人気ランキング【コスパ最強の最新規格モデルも!2025年6月】
1位: Dell|シングルモニターアーム|MSA20
2位: COFO|無重力モニターアームPro
3位: スタープラチナ|快適ワークのモニターアーム|DA112
3位: サンワサプライ|モニターアーム|100-LAC008W
5位: Pixio|モニターアーム |PSW1SBL
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