デスクのスペースを圧迫しないコンパクトさが魅力のモバイルモニター。ポータブルモニターやモバイルディスプレイとも呼ばれ、自宅にPCモニターを置くスペースがない人や、外出先でのマルチディスプレイ環境を実現したい人におすすめな選択肢です。しかし、小さいものから大型のものまでインチサイズに違いがあり、価格差も大きいためどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のモバイルモニター20商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのモバイルモニターをランキング形式でご紹介します。
現在、WEB・テレビ・雑誌等のメディアを通じて、AV機器の評論家/製品アドバイザーとして活躍中のオーディオ・ビジュアル評論家。株式会社オンキヨーにてAV機器の商品企画職、米国シリコンバレーのデジタルAV機器用ICを手がけるベンチャー企業を経て独立。 その後「ディー・エー・シー ジャパン」を設立し、AV機器関連企業の商品企画コンサルティングや、商業施設から個人のホームシアターまで、AVの視点から空間の提案やアドバイスなども手がける。 2009年からは、日本オーディオ協会「デジタルホームシアター普及委員会」映像環境WG主査、そして同委員会の諮問委員も務めた(~2020年)。 2010年より、ビジュアルグランプリ審査員(主催: 音元出版) 【主な資格】 米ISF認定映像エンジニア。米THX認定ホームシアターデザイナー。一般財団法人家電製品協会認定家電製品総合アドバイザー。
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
マイベストでは「使用するPCと同じくらい色の正確性が高く、並べて作業をしても違和感を覚えない」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「日中・夜間の屋外など、どの環境で使っても極めて高い視認性を備えている」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「使おうと思った瞬間に使い始められる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「場所にあわせて使いやすい向きに柔軟に調整できるうえ、安定して作業ができる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
軽量性に優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「カバンに入れているのか・入れていないのかわからないくらいに軽量な商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストのオーディオ機器担当である原豪士が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新たに以下の商品の検証を行い、2025年4月16日時点の検証結果に基づきランキングをアップデートしました。
新商品の発売情報をリサーチし、以下の商品の検証を行うこととしました。検証実施後ランキングに追加します。
新たに以下の商品の検証を行い、2025年3月25日時点の検証結果に基づきランキングをアップデートしました。
新たに以下の商品の検証を行い、2025年2月21日時点の検証結果に基づきランキングをアップデートしました。
モバイルモニターは、省スペース性と場所を選ばない利便性が魅力。PCモニターと比べて設置面積が小さいので、限られたスペースでも使用可能です。使わないときはコンパクトに収納できるので、部屋のスペースを有効活用できますよ。
たとえば、普段は資格勉強用のノートや参考書を広げている狭めの学習机でも、省スペースで設置できるため、引き出しに収納していたモバイルモニターを取り出してリモートワークで活用可能。机の上に常にモニターがあると学習スペースを圧迫しますが、使わないときは収納しておけるモバイルモニターなら邪魔になりません。
軽量で持ち運びやすいので、カフェやコワーキングスペースなど、どこでもデュアルディスプレイ環境を構築できる点もうれしいポイント。オフィスや出張先のホテルでも、快適な作業環境を確保できますよ。
緊急時や一時的な使用なら、タブレットをモバイルモニターとして代用可能です。iPadはSidecar機能でMac用のサブモニターとして使用できるほか、AndroidタブレットならSuperDisplayなどのアプリを使ってPCの画面拡張ができますよ。
とはいえ、一般的なタブレットは10〜11インチが主流なので、作業効率を考慮すると画面サイズが足りない懸念があります。また、画面の遅延が発生する可能性があったり、バッテリー消費が速い点もデメリットです。
一方、モバイルモニターは13〜16インチとタブレットより画面サイズが大きいものが多く、画面の遅延もほとんどありません。テレワーク用として常に使う外部ディスプレイなら、専用のモニターを選んだほうがよいでしょう。
モバイルモニターを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
モバイルモニターの画面サイズは、使用シーンに合わせて選ぶのがおすすめです。テレワークで据え置き利用がメインなら、15インチ以上を選ぶと作業効率アップにつながります。一般的なノートPC(13〜14インチ)より大きな画面で視認性が良くなり、長時間の作業も快適になりますよ。
外出先での利用が多い場合は、コンパクトな13〜14インチがおすすめ。カフェやコワーキングスペースなど、狭い場所でも設置しやすく、持ち運びの負担も少なめです。加えて、モニターの重量は700g以下を目安にすると、より「軽い」と感じやすく、移動時のストレスも減らせます。
なお、解像度はフルHD(1920×1080)があれば十分。画面サイズがそこまで大きくないモバイルモニターでは、4Kにしても文字が小さくなり、かえって見にくくなることがあります。用途に合ったサイズと解像度を選んでくださいね。
モバイルモニターで4K解像度を採用するのは、基本的にオーバースペックだと考えられます。13〜15インチ程度の画面サイズでは、4K表示にすると文字が極端に小さくなってしまい、よほど視力の良い人でないと快適に読むことが難しいでしょう。
また、映像コンテンツに関しても、NetflixやYouTubeなどの動画配信サービスでは4K対応コンテンツがまだ限られており、4Kの高解像度を十分に活かせる機会は少ないのが現状です。
カフェやコワーキングスペースなど、さまざまな場所で作業をするなら、ノングレア(非光沢)タイプのモバイルモニターがおすすめです。グレア(光沢)タイプは光の反射で文字が見えにくくなり、目が疲れやすくなることも。ノングレアなら反射が少なく、画面の角度を気にせず快適に作業できます。
また、デザイン作業など画質を重視するなら、色域60%以上・色の誤差6.0dE以下を目安に選ぶのがおすすめ。モバイルモニターはPCモニターより色表現が劣るものも多く、基準を満たしていないと色味に違和感を覚えることがあります。
とはいえ、通常の事務作業や資料作成なら、そこまで色域にこだわる必要はありません。価格も抑えやすいため、画質にそこまでこだわらない人は、色域60%以下のモデルでも十分です。
モバイルモニターは場所を選ばず使うため、輝度調整の幅が広いことが重要です。スマホと同じように、夜は暗めに、昼は明るめに調整できると目にやさしく快適に作業できます。
特にカフェなど明るい場所での作業が多いため、最大輝度は250cd/m²以上あると、窓際の席でも画面が見やすく、作業が捗るでしょう。ちなみにタッチ操作に対応している商品だと、輝度調整の際にスムーズ。スマホのような操作性で、ボタン操作の商品よりも直感的に調節ができました。
近年のモニターには、ブルーライトを軽減するカラーモードを搭載した製品が増えています。これは画面のブルー成分を抑えることで実現しており、睡眠の質低下や目の疲れの原因と指摘されるブルーライトを軽減できます。
ただし、映像が黄色みを帯びるため、色再現性を重視する作業には不向きです。主に文章を読むなどの情報収集に適しているでしょう。状況に応じて使い分けたい人は、ワンタッチで設定を切り替えられる製品がおすすめです。
モバイルモニターのスタンドは「キックスタンド型」と「折りたたみ型」の2種類があります。なかでも、角度調整の幅が広く、設置が簡単なキックスタンド型がおすすめ。Surfaceのように背面から支える構造で、素早くセットできるうえ、安定感も十分です。
キックスタンド型は、設置時にスペースを取らないのもメリット。カフェの狭いテーブルやリビングの一角でも邪魔にならず、快適に作業できます。一方、折りたたみ型は角度調整が2段階ほどしかなく、カバーが前方に広がるため、作業スペースを圧迫しがちです。
また、キックスタンド型を選ぶなら、端子が背面にあるモデルが便利。端子が側面の仕様だとPCと並べたときにケーブルが邪魔になることもありますが、背面の仕様なら配線がすっきりし、限られたスペースも有効活用できます。
モバイルモニターは、USB-CとHDMI(またはmini HDMI)の両方に対応している商品がほとんどです。おすすめはUSB-C接続で、映像出力と給電が1本で済むため、HDMIのように別途充電器やケーブルを用意する必要がありません。
ただし、USB-Cの給電能力には大きな差があるので要注意です。今回の検証では20W未満の商品もあり、これではPCの充電に不十分。快適に使うなら45W以上の給電に対応した商品を選びましょう。
モバイルモニターにSwitchを接続して遊びたいなら、音質に注目しましょう。モバイルモニターはUSB Type-CでSwitchと直接つなぐだけで簡単に接続できるものが多く、ドック不要で手軽にゲームを楽しめます。音質が良いモニターなら、すぐにプレイを始められ、よりゲームの世界観に浸れます。
とはいえ、モバイルモニターは小型なぶんスピーカーの性能は控えめ。今回検証した製品の中にも、音がこもったり、ラジオのような音質で臨場感に欠けるものがありました。せっかくなら、少しでも音質に優れたモデルを選ぶのがおすすめです。
また、USB Type-C出力に非対応の製品だと、Switch接続にドックが必要になり手間が増えます。選ぶ際は「SwitchのUSB Type-C出力可能」という項目を確認してくださいね。
モバイルモニターは、スマホとつなげば大画面で動画を楽しむこともできます。対応機種であれば、Switchと同様にUSB Type-Cケーブルを1本接続するだけで使用可能。スマホの小さな画面では物足りないと感じる人におすすめです。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | こだわりスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||
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色の正確さ | 画面の見やすさ | 接続の手軽さ | スタンドの使いやすさ | 軽量性 | スピーカー性能のよさ | 幅 | 奥行 | 高さ(最大) | 重量 | モニターサイズ | アスペクト比 | 表面処理 | パネル種類 | 解像度 | 色域の広さ | 色の正確さ | 応答速度 | コントラスト比(メーカー公表値) | 最大輝度(実測値) | 最小輝度(実測値) | リフレッシュレート | フリッカーフリー | ブルーライトカット対応 | インターフェース | インターフェースの配置 | Type-C給電機能 | Type-C給電の出力 | Type-C出力機能 | タッチパネル対応 | スタンド形状 | Switch映像のUSB出力可能 | VESAマウント対応 | |||||||
1 | Sculptor 15.6インチモバイルモニター|M156LRU | ![]() | 4.63 | 19位 | テレワーク用ならこれ!ハイスタンダードな優秀機 | 4.45 | 4.75 | 4.57 | 5.00 | 4.24 | 4.00 | 35.58cm | 1.3cm | 22.45cm | 1067g | 15.6インチ | 16:9 | グレア | IPS | 4K | 70.2% | 5.60dE | 10ms | 不明 | 260cd/m2 | 12cd/m2 | 60Hz | miniHDMI、USB Type-C、イヤホンジャック | 背面 | 45W | キックスタンド型 | ||||||||
2 | VisionOwl モバイルモニター 14インチ | ![]() | 4.54 | 3位 | 軽量かつコンパクトで持ち運びやすい。臨場感のある音も魅力 | 4.01 | 4.78 | 4.57 | 5.00 | 4.89 | 4.25 | 31.8cm | 0.9cm | 19cm | 585g | 14インチ | 16:10 | ノングレア | IPS | フルHD | 62.5% | 6.62dE | 不明 | 1000:1 | 268cd/m2 | 10cd/m2 | 60Hz | miniHDMI、Type-C、3.5mmイヤホン(※DP ALT MODE(映像出力)に対応しないスマホは変換器が必要。※iPhoneとの接続はlightning-HDMI変換器が必要。) | 背面 | 40W | キックスタンド型 | ||||||||
3 | レノボ Lenovo L15|66E4UAC1JP | ![]() | 4.43 | 16位 | スピーカーは非搭載。価格よりも性能重視の人はぜひ候補に | 4.11 | 4.28 | 4.28 | 5.00 | 4.49 | - | 36.0cm | 10.8cm | 24.6cm | 889g | 15.6インチ | 16:9 | ノングレア | IPS | フルHD | 58.7% | 2.97dE | 6ms(エクストリームモード) | 1000:1 | 186cd/m2 | 34cd/m2 | 60Hz | USB Type-C×2 | 背面 | 41W | キックスタンド型 | ||||||||
4 | kksmart モバイルモニター|NK-133 | ![]() | 4.39 | 4位 | 軽量コンパクトで持ち運びやすい。ディスプレイ性能も良好 | 4.02 | 4.87 | 4.28 | 4.65 | 4.74 | 3.50 | 29.2cm | 14cm(カバー含む) | 21.5cm(カバー含む) | 699g | 13.5インチ | 16:10 | ノングレア | IPS | 2K | 60.9% | 5.16dE | 5ms | 1500:1 | 331cd/m2 | 14cd/m2 | 60Hz | mini HDMI、USB type-C | 側面 | 38W | 折りたたみ型 | ||||||||
5 | kksmart モバイルモニター|XL-1564K | ![]() | 4.37 | 15位 | 4K対応で色味のズレが少なく、軽量で持ち運びやすい | 4.19 | 4.58 | 4.28 | 4.50 | 4.56 | 3.75 | 35.2cm | 21cm | 0.4~0.9cm | 840g | 15.6インチ | 16:9 | ノングレア | IPS | 4K | 62.0% | 4.05dE | 不明 | 1000:1 | 239cd/m2 | 30cd/m2 | 60Hz | miniHDMI、USB Type-C | 側面 | 45W | カバー一体型 | ||||||||
6 | JAPANNEXT モバイルモニター|JN-MD-IPS140UHDR | ![]() | 4.26 | 12位 | 4K解像度かつ色域が広め。YouTubeや映画視聴にも | 4.68 | 4.89 | 4.11 | 3.80 | 4.55 | 3.75 | 32.5cm | 22.0cm | 20.5cm | 846g | 14インチ | 16:9 | ノングレア | IPS | 4K | 71.2% | 3.40dE | 25ms | 1500:1 | 416cd/m2 | 28cd/m2 | 60Hz | miniHDMI、USB Type-C、イヤホンジャック | 側面 | 36W | 折りたたみ型 | ||||||||
7 | Hanshi Jingxian Innovation Technology Intehill|モバイルモニター|U13NA | ![]() | 4.23 | 6位 | ディスプレイが鮮やかで動画視聴やゲームにもおすすめ | 4.42 | 4.76 | 4.28 | 3.80 | 4.58 | 3.25 | 30cm | 0.95cm | 19.7cm | 825g | 13.4インチ | 16:10 | グレア | IGZO | 4K | 68.5% | 5.21dE | 25ms | 1500:1 | 268cd/m2 | 13cd/m2 | 60Hz | miniHDMI、USB Type-C | 側面 | 44W | カバー一体型 | ||||||||
8 | JAPANNEXT モバイルモニター|JN-MD-IPS141FHDR | ![]() | 4.06 | 9位 | 持ち運びしやすい。ディスプレイ性能にこだわらない人向き | 3.17 | 4.34 | 4.57 | 5.00 | 4.86 | 4.00 | 32.2cm | 1.7cm | 20.6cm | 612g | 14.1インチ | 16:9 | ノングレア | IPS | フルHD | 30.0% | 6.29dE | 16ms | 800:1 | 205cd/m2 | 41cd/m2 | 60Hz | miniHDMI、USB Type-C | 背面 | 40W | キックスタンド型 | ||||||||
8 | アイ・オー・データ機器 14型フルHD対応モバイルディスプレイ|LCD-YC141DX | ![]() | 4.06 | 11位 | 外出先で手軽に使いたい人に。ノートPCの充電もできる出力 | 3.28 | 4.70 | 4.00 | 5.00 | 4.86 | - | 32.5cm | 18.4cm | 19.9cm | 611g | 14インチ | 16:9 | ノングレア | ADS | フルHD | 30.9% | 4.83dE | 5ms | 800:1 | 245cd/m2 | 15cd/m2 | 60Hz | miniHDMI、USB Type-C、イヤホンジャック | 側面 | 40W | キックスタンド型 | ||||||||
10 | アイ・オー・データ機器 LCD-CF161XDB-MT|LCD-CF161XDB-MT | ![]() | 4.05 | 17位 | 自宅の据え置き用に。15.6インチで大きく見やすい | 3.29 | 4.72 | 4.00 | 5.00 | 4.56 | 3.75 | 35.5cm | 1.3cm | 22.4cm | 841g | 15.6インチ | 16:9 | ノングレア | ADS | フルHD | 29.6% | 4.64dE | 20ms(GTG)/オーバードライブ設定時:5ms(GTG) | 800:1/CREXレベル2設定時:21010:1 | 255cd/m2 | 16cd/m2 | 60Hz | miniHDMI、USB Type-C | 側面 | 45W | キックスタンド型 |
重量 | 1067g |
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モニターサイズ | 15.6インチ |
表面処理 | グレア |
解像度 | 4K |
良い
気になる
Sculptorの「15.6インチモバイルモニター M156LRU」は、自宅で使う据え置き用のモバイルモニターを探している人におすすめです。ディスプレイは15.6インチと大きめ。自宅に仕事用のデスクがなく、リビングのテーブルで効率よく作業したい人などにはぴったりのサイズです。
ディスプレイ性能は今回検証したなかではトップクラス。色域の広さは、HDR映像で標準の超広色域であるBT.2020の70.2%をカバーしており、画面から鮮やかさが感じられました。色味のズレは5.60dEで、今回検証したモバイルモニターのなかでは誤差は小さめ。ただ、全体的に彩度が高めなので、実際よりも鮮やかな色が出る傾向があります。
最大輝度は260cd/m²、最小輝度は12cd/m²でモニターとして一般的なスペック。屋外などを除けば、十分視認できます。しかし、表面処理がグレアで、ディスプレイが光を反射しやすい点は気になりました。
スタンドは、キックスタンド型で設置しやすいうえ、角度調節も無段階で可能。安定感も良好で作業時にもぐらつきにくいでしょう。重量は1,067gで、カバンに入れても重さはそこまで気になりません。持ち運んで使いたい人にとっても候補になりますよ。また、パススルー給電の出力も高く、PCへの電源供給にも困りません。
スピーカーの音質も悪くなく、解像度が高い音とまではいえないものの、音の伸び・輪郭はある程度感じられる印象。立体感や奥行きは控えめですが、太めの音で迫力もあります。
モバイルモニターとしては比較的高めの価格ですが、ハイスタンダードな一台で、万人におすすめできるスペックです。価格よりも性能を重視して選びたい人にぜひ検討して欲しい商品といえます。
幅 | 35.58cm |
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奥行 | 1.3cm |
高さ(最大) | 22.45cm |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 70.2% |
色の正確さ | 5.60dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 不明 |
最大輝度(実測値) | 260cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 12cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | miniHDMI、USB Type-C、イヤホンジャック |
インターフェースの配置 | 背面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 45W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
Sculptor 15.6インチモバイルディスプレイ M156LRUの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
重量 | 585g |
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モニターサイズ | 14インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | フルHD |
良い
気になる
VisionOwlの「モバイルモニター」は、出張先や職場などに持ち運んで使いたい人におすすめです。ディスプレイサイズは14インチで重量585gと、コンパクトかつ軽量。カバンに入れてもかさばりにくく、携帯性を重視する人にぴったりです。
画面も見やすく、最大輝度は268cd/m²・最小輝度は10cd/m²と輝度の調整幅は十分。極端に明るすぎたり暗すぎたりしなければ快適に作業ができるでしょう。色域は、HDR映像で標準の超広色域であるBT.2020の62.5%をカバーしており、一般的なPCのモニターと同等レベルでした。一方、ホワイトバランスがやや乱れがちで、白はかなり青みがかっており、気になる人は多いでしょう。しかし、色温度の調整も可能なため、違和感を覚えたら調整してみてくださいね。
キックスタンド型で、手軽に設置できるのも魅力。角度調節は無段階で、安定性も申し分ありません。Type-Cの出力も40Wと十分で、パススルー給電時もノートPCへの電源供給も十分な出力で可能。さらに、PCと接続する端子は背面にあるため、狭いスペースでもすっきりと配線できるでしょう。
スピーカー性能では、とくに臨場感が優れていました。前後に広がるような立体感があり、映像やゲームの世界観を感じられるでしょう。音数が増えるとぼやけますが、音の奥行・強弱の再現性は高く、ある程度の音質で映像を楽しめます。
総じて、軽量でコンパクトなモバイルモニターのなかでは、輝度の調整幅やパススルー給電の出力も優秀です。音も比較的よいので、外出先でゲームを楽しみたい人にもうってつけ。持ち運び用のモニターを探している人はぜひ候補に入れてくださいね。
幅 | 31.8cm |
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奥行 | 0.9cm |
高さ(最大) | 19cm |
アスペクト比 | 16:10 |
色域の広さ | 62.5% |
色の正確さ | 6.62dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
最大輝度(実測値) | 268cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 10cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | miniHDMI、Type-C、3.5mmイヤホン(※DP ALT MODE(映像出力)に対応しないスマホは変換器が必要。※iPhoneとの接続はlightning-HDMI変換器が必要。) |
インターフェースの配置 | 背面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 40W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
VisionOwl モバイルモニター 14インチの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
重量 | 889g |
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モニターサイズ | 15.6インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | フルHD |
良い
気になる
レノボの「Lenovo L15 66E4UAC1JP」は、価格よりも性能を重視したい人向きの1台です。スピーカーは非搭載ながら、性能的には弱点や隙が見当たらないモバイルモニター。今回検証したなかでは高めの価格ですが、幅広い人におすすめできるモバイルモニターといえます。
ディスプレイ性能は十分な水準で、PCモニター並みといえます。色域は58.7%で広めなのに加え、色味のズレは2.97dEと検証したなかでもトップクラスに小さい誤差でした。ディスプレイの色味に違和感を覚えることはないでしょう。
最大輝度は186cd/m²とやや低め。日当たりがいい席で作業をすると、画面が見にくいと感じる可能性はあるでしょう。最小輝度は34cd/m²と高めで、照明から離れた席など、暗めの場所で作業をした場合にやや画面が眩しく感じられました。
Type-Cの出力も41Wと高く、パススルー給電時もノートPCを十分な出力で充電できるのはうれしいポイント。端子は背面にあり、配線もスムーズです。手軽に設置できるキックスタンド型で、角度調節も無段階にできるため、作業環境に合わせて見やすい位置に固定できます。
本体重量は889gと軽量で持ち運びしやすく、カバンに入れていても重さが気になりません。一方で、スピーカーは非搭載な点は好みがわかれるポイント。これが気にならないのであれば十分候補となる1台です。
幅 | 36.0cm |
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奥行 | 10.8cm |
高さ(最大) | 24.6cm |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 58.7% |
色の正確さ | 2.97dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
最大輝度(実測値) | 186cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 34cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | USB Type-C×2 |
インターフェースの配置 | 背面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 41W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
Lenovo L15 66E4UAC1JPの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
重量 | 699g |
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モニターサイズ | 13.5インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | 2K |
良い
気になる
kksmartの「モバイルモニター NK-133」は、外出先に持ち運びしやすい、高性能なモバイルモニターがほしい人におすすめです。ディスプレイは13.5インチと小さめで、重量は699gで軽量。カバンにスッと入るコンパクトさが魅力です。
ディスプレイの視認性は申し分なく、最大輝度は331cd/m²と高めで、カフェのテラス席のようにかなり明るい環境でも快適に見えます。最小輝度は14cd/m²と低く、暗い場所で作業をしても眩しさを感じないでしょう。
色域は60.90%と広く、一般的なPCモニターと同等のスペック。色味はホワイトバランスがやや乱れて青みがかって見えましたが、色のズレは5.16dEで、検証した商品のなかでは誤差が小さめでした。色は比較的正確で、PCモニターと見比べたときの違和感はそれほどないでしょう。
折りたたみ型で見た目もスタイリッシュです。キックスタンドに比べると、スペースが必要ではあるものの角度調節は無制限。安定感もよく、好みの角度に合わせやすいのは魅力です。パススルー給電の出力は38Wと十分で、PCの充電もスムーズです。
スピーカー性能はいまひとつで、音質にこだわらない人向き。基本的に音がぼやけていて、低音らしい響きはありますが臨場感は期待できない印象です。とはいえ、十分な性能を備えた1台なので、持ち運びやすさ重視で選びたい人にはおすすめできます。
幅 | 29.2cm |
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奥行 | 14cm(カバー含む) |
高さ(最大) | 21.5cm(カバー含む) |
アスペクト比 | 16:10 |
色域の広さ | 60.9% |
色の正確さ | 5.16dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1500:1 |
最大輝度(実測値) | 331cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 14cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | mini HDMI、USB type-C |
インターフェースの配置 | 側面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 38W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
重量 | 840g |
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モニターサイズ | 15.6インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | 4K |
良い
気になる
kksmartの「モバイルモニター XL-1564K」は、4K対応で色味の誤差が比較的少ないモニターを探している人におすすめ。青色が強調され、色温度は高めといえますが、今回検証したなかでは色のズレは小さく、4K対応のなかでは特に色の誤差が少ない商品でした。
色域は、超広色域であるBT.2020の62.0%をカバー。一般的なPCモニターと同等にsRGB相当の色域性能がありました。輝度の調整幅も問題なく、一般的な環境では快適に使用できるレベルです。
本体の重量は840gと軽量で、持ち運びの負担が少ないのも魅力のひとつです。Type-Cケーブルで簡単に接続できるうえ、パススルー給電にも対応。給電出力は45WとノートPCを充電するのに十分な出力でした。
折りたたみ型のスタンドは、組み立てに少し時間がかかるものの、安定性に優れています。角度調節の自由度が高く、好みの角度で作業ができる点もメリットです。しかし、スピーカー性能に関しては、鮮明さや奥行きの表現に欠け、評価は伸び悩みました。
スピーカー性能が十分とはいえないものの、そのほかの性能には不満を感じにくい本モデル。4Kに対応していて色味にもこだわりたいという人なら選択肢のひとつになり得るでしょう。
幅 | 35.2cm |
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奥行 | 21cm |
高さ(最大) | 0.4~0.9cm |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 62.0% |
色の正確さ | 4.05dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
最大輝度(実測値) | 239cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 30cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | miniHDMI、USB Type-C |
インターフェースの配置 | 側面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 45W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
重量 | 846g |
---|---|
モニターサイズ | 14インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | 4K |
良い
気になる
JAPANNEXTの「モバイルモニター JN-MD-IPS140UHDR」は、デスクワークだけでなく、YouTubeや映画などのコンテンツ視聴にもおすすめのモデルです。4K解像度に加えて、色域はBT.2020の71.2%をカバーしており、映像は鮮やかで美しく、細部までくっきりと映し出されます。
最大輝度は416cd/m²と非常に高く、カフェのテラス席など明るい環境でも快適に使用可能。一方で、最小輝度は28cd/m²とやや高めなため、暗い場所では少し明るすぎると感じるかもしれません。また、ホワイトバランスが青に偏っており、白が青みがかって表示される点も気になりました。
スタンドは折りたたみ型で、設置にはやや手間がかかります。角度調整は2段階のみのシンプルな構造ですが、安定感は十分です。出力は36Wと高くはないものの、パススルー給電に対応しており、Type-Cケーブル1本で映像出力と給電が可能。Switchとの接続もケーブル1本でスムーズに行えますよ。
本体は846gと軽量で、持ち運びにも適しています。スピーカーは声の聞き取りやすさには優れているものの、音圧や広がりは控えめで、臨場感にはやや欠ける印象です。
高精細な4K画質と広い色域で、鮮やかな映像を楽しめるのが魅力。作業だけでなく、動画や映画を美しい画面で楽しみたい人におすすめのモバイルモニターです。
幅 | 32.5cm |
---|---|
奥行 | 22.0cm |
高さ(最大) | 20.5cm |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 71.2% |
色の正確さ | 3.40dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1500:1 |
最大輝度(実測値) | 416cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 28cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | miniHDMI、USB Type-C、イヤホンジャック |
インターフェースの配置 | 側面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 36W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
重量 | 825g |
---|---|
モニターサイズ | 13.4インチ |
表面処理 | グレア |
解像度 | 4K |
良い
気になる
Hanshi Jingxian Innovation Technologyの「Intehill モバイルモニター U13NA」は、4K解像度と広色域、グレアパネルによる鮮やかで精細なディスプレイが特徴。デスクワークだけでなく、動画視聴やゲームなどで美しい映像を楽しみたい人におすすめです。
色域は、超広色域であるBT.2020の68.5%をカバーしており、映像から鮮やかさを感じられました。色の誤差も今回検証した商品のなかでは少なめ。とはいえ、色温度は高く白色がかなり青みがかって表示される点は留意しておく必要があります。輝度の調整幅は申し分なく、屋外や暗室でも快適に使用できました。
USB Type-C接続に対応しており、パススルー給電の出力は実測値で44Wを記録。PCのバッテリーの減りを気にせず作業ができるでしょう。また、825gと軽量なため、持ち運びの負担は少ない点もメリットといえます。
スタンドは折りたたみ型のため、設置に少し時間がかかる点はデメリット。角度調節も2段階のみと少なめです。スピーカー性能もいまひとつで、Switchと繋ぐとそもそもの音量が小さいこともあり音の鮮明さや臨場感は感じられませんでした。
幅 | 30cm |
---|---|
奥行 | 0.95cm |
高さ(最大) | 19.7cm |
アスペクト比 | 16:10 |
色域の広さ | 68.5% |
色の正確さ | 5.21dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1500:1 |
最大輝度(実測値) | 268cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 13cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | miniHDMI、USB Type-C |
インターフェースの配置 | 側面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 44W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
重量 | 612g |
---|---|
モニターサイズ | 14.1インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | フルHD |
良い
気になる
JAPANNEXTの「モバイルモニター JN-MD-IPS141FHDR」は、携帯性にこだわりたい人の候補に入る1台です。ディスプレイは14.1インチとほどよいサイズでありながら、重量は612gと検証したなかでも軽量。持ち運んで使うことが多い人におすすめです。
スタンドはキックスタンド型で、見やすい角度に合わせて無段階調節で調節可能。スタンドの安定性も高く、机が揺れても倒れる心配は少ないでしょう。インターフェースは背面に配置され、パススルー給電の出力も40Wと十分。PCを高出力で充電できますよ。
一方で、ディスプレイ性能は評価が伸び悩みました。最大輝度は205cd/m²とやや低めで、日当たりのいい場所で作業をすると、画面が見づらく感じる可能性があります。また、色域はBT.2020比で30.0%と非常に狭く映像はのっぺりとした印象。色の誤差も大きく、特に青、シアン、マゼンタ系の色の誤差が大きく淡く見えがちで、色味に違和感を覚える可能性は高いといえます。
スピーカー性能はそこまで悪くありません。音に厚みがないものの、左右への音の広がりがありました。音の輪郭も感じられ、ゲームのBGM・セリフなどは問題なく聴こえるでしょう。
ディスプレイ性能が低めな点はネックですが、十分使いやすいモデル。ディスプレイ性能にこだわりがなく、携帯性を重視する人には十分候補に入るモバイルモニターです。
幅 | 32.2cm |
---|---|
奥行 | 1.7cm |
高さ(最大) | 20.6cm |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 30.0% |
色の正確さ | 6.29dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 800:1 |
最大輝度(実測値) | 205cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 41cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | miniHDMI、USB Type-C |
インターフェースの配置 | 背面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 40W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
重量 | 611g |
---|---|
モニターサイズ | 14インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | フルHD |
良い
気になる
アイ・オー・データ機器の「14型フルHD対応モバイルディスプレイ LCD-YC141DX」は、外出先で気軽に使えるモバイルモニターを探している人におすすめの一台。611gと軽量で、14インチのコンパクトサイズ。カフェやコワーキングスペースなどの限られたスペースでも扱いやすく、持ち運びも楽です。
本体はキックスタンド型で設置が簡単。安定感があり、倒れにくいうえに角度調整の自由度も高めです。Type-Cケーブル1本で映像出力と給電ができ、パススルー給電にも対応。ノートPCの充電も可能な出力を備えており、外出時の荷物を減らしたい人にも便利です。
一方で、色域はBT.2020の30.9%と狭く、全体的にくすんだ印象で色味のズレも気になります。映像やデザインなど、色の再現性が重視される用途には不向きかもしれません。ただし、輝度の調整幅は広く(15〜245cd/m²)、明るすぎたり暗すぎたりしない場所なら快適に作業できます。スピーカーは非搭載ですが、出先に持ち運んで使うモニターを探している人は候補に入れてもいいでしょう。
幅 | 32.5cm |
---|---|
奥行 | 18.4cm |
高さ(最大) | 19.9cm |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 30.9% |
色の正確さ | 4.83dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 800:1 |
最大輝度(実測値) | 245cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 15cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | miniHDMI、USB Type-C、イヤホンジャック |
インターフェースの配置 | 側面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 40W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
重量 | 841g |
---|---|
モニターサイズ | 15.6インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | フルHD |
良い
気になる
アイ・オー・データ機器の「LCD-CF161XDB-MT LCD-CF161XDB-MT」は、使い勝手のよい、自宅用のモバイルモニターを探している人におすすめ。ディスプレイサイズが15.6インチと大きく、快適に作業がしやすいでしょう。
キックスタンド型で設置しやすいうえ、角度は無制限に調整可能です。安定性も申し分なく、テーブルに脚が当たったりしても、簡単に倒れることはないでしょう。パススルーも45Wと高出力で、十分な速度でPCを充電できます。
ただし、ディスプレイ性能はそこまで高いとはいえない結果でした。色の正確性もいまひとつで、色域が29.6%と狭いうえに、色味のズレも気になりました。全体的に鮮やかさに欠け、色味に敏感な人は違和感を覚える可能性もあります。一方、最小輝度は16cd/m²と低く、暗い場所でも画面を眩しく感じないでしょう。最大輝度は255cd/m²と明るい場所でも視認性は良好です。
スピーカー性能も高くはなく、ボーカルの音はきれいに聞こえた一方で、音が少しぼやけている印象。左右の広がりを感じるものの立体感がなく、その場で鳴っているような感覚が強めでした。ディスプレイ性能や音が気にならないなら、候補に入る商品です。841gと軽量ですがサイズが大きいので、自宅用として使うほうがよいでしょう。
幅 | 35.5cm |
---|---|
奥行 | 1.3cm |
高さ(最大) | 22.4cm |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 29.6% |
色の正確さ | 4.64dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 800:1/CREXレベル2設定時:21010:1 |
最大輝度(実測値) | 255cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 16cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | miniHDMI、USB Type-C |
インターフェースの配置 | 側面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 45W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
重量 | 682g |
---|---|
モニターサイズ | 15.6インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | フルHD |
良い
気になる
InnoViewの「モバイルモニター」は、価格の安さを重視したい人におすすめです。価格は1万円台とリーズナブル。大きめの15.6インチですが重量も682gと非常に軽く、持ち運びにも便利です。
キックスタンド型でサッと設置できるうえに、角度は無制限で調節できます。安定性に優れていて、机に衝撃があっても倒れにくいでしょう。Type-Cケーブルで簡単に接続でき、パススルー給電にも対応。ただし、出力は32Wと低めで、ノートPCの充電にはやや物足りません。
最大輝度270cd/m²・最小輝度5cd/m²で、明るい環境でも暗室に近い環境でも適度な明るさに調整できました。しかしながら、色域は28.9%とかなり狭く、画面からは鮮やかさを感じられません。色味も誤差が大きく、モバイルモニターとPC画面と見比べたときに違和感を覚える可能性が高いでしょう。
スピーカー性能も期待薄です。音に輪郭があるとはいえ、音数が増えるとぼやけやすくクリアさに欠ける印象。低音は聞こえにくく、没入感も得にくいでしょう。
ディスプレイ性能や音に不満を感じる可能性はあるものの、購入費用を抑えるなら選択肢に入りそうです。
幅 | 43cm |
---|---|
奥行 | 6.6cm |
高さ(最大) | 28cm |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 28.9% |
色の正確さ | 5.80dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1200:1 |
最大輝度(実測値) | 270cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 5cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | HDMI、USB Type-C、イヤホンジャック |
インターフェースの配置 | 側面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 32W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
重量 | 564g |
---|---|
モニターサイズ | 14インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | フルHD |
良い
気になる
Akntzcsの「モバイルモニター」は、安価で携帯に便利なモバイルモニターがほしい人におすすめです。1万円前後と手に取りやすい価格に加え、重量564gと検証したなかでもトップクラスに軽い商品。14インチとコンパクトなので、持ち運びしやすいものを探している人に向いています。
キックスタンド型で、省スペースで簡単に設置可能です。角度調節は無制限にできるため、最適な位置で固定できます。安定性も高く、机が多少揺れても倒れません。パススルー給電には対応していますが、Type-Cケーブルの出力が23Wと低めな点がネック。PCの充電には物足らない点に注意しましょう。
スピーカー性能はそこまで悪くはなく、音が強くなったり前に出たりすると歪みがちですが、ある程度の輪郭がありクリアでした。厚みはないものの、左右の広がりも感じられ、ゲームなどで臨場感がほしい人にもよさそうです。
最大輝度は233cd/m²と、明るい場所での視認性は平均的。最小輝度は7cd/m²と低く暗室に近い環境で作業をしても画面を眩しくは感じませんでした。色域は44.5%と狭く、映像には鮮やかさがありませんでした。色の誤差も大きい点がネック。とくにホワイトバランスに問題があり、白が黄色みがかって見える点は留意してくださいね。
とはいえ、価格が安く購入コストを抑えられるので、色味のズレやパススルー給電の出力の低さが気にならない人なら候補になる商品です。
幅 | 28cm |
---|---|
奥行 | 1cm |
高さ(最大) | 18cm |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 44.5% |
色の正確さ | 7.94dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 3000:1 |
最大輝度(実測値) | 233cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 7cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | HDMI、USB Type-C、オーディオコネクタ |
インターフェースの配置 | 側面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 23W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
重量 | 1041g |
---|---|
モニターサイズ | 15.6インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | フルHD |
良い
気になる
輝度の調整幅は広く、画面の見やすさの検証では高評価を獲得。スタンドは角度調整が自由にできるキックスタンド型で、安定性にも優れており、使う場所に応じて柔軟に対応できます。
一方で、色域はBT.2020のカバー率が27.6%と非常に狭く、映像自体は明るくコントラストも十分で文字の視認性は確保されているものの、色は全体的に薄くくすんだ印象でした。ディスプレイの鮮やかさには期待できません。また、電源供給には付属の大型アダプターが必要となり、持ち運びの際にかさばる点も気になりました。
ディスプレイ性能や携帯性にやや難はあるものの、価格は比較的手頃。コストを重視する人にとっては、選択肢に入れてもよいモデルといえるでしょう。
幅 | 35.9cm |
---|---|
奥行 | 11.9cm |
高さ(最大) | 23.2cm |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 27.6% |
色の正確さ | 4.05dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 700:1 |
最大輝度(実測値) | 231cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 20cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | USB Type-C、microHDMI |
インターフェースの配置 | 背面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 8W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
重量 | 981g |
---|---|
モニターサイズ | 15.6インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | フルHD |
良い
気になる
cocoparの「モバイルモニター ZS-156」は、15.6インチのディスプレイを採用したモバイルモニターです。重量は981gで、このサイズのモニターとしては軽め。持ち運ぶ際にも苦にはならないでしょう。
ディスプレイ性能はいまひとつです。色域は31.1%と狭いうえに、色のズレは5.81dEと誤差が大きいのはネック。モバイルモニターとPCの両画面を並べると、色合いに違和感が生じる可能性が高いといえます。一方、最高輝度・最小輝度は今回検証した商品のなかでは平均的な数値で、明るすぎたり暗すぎたりしなければ、視認性は十分確保できるでしょう。
スタンドは折りたたみ型で、キックスタンドに比べると使い勝手は劣ります。一方、パススルー給電に対応しており、出力は39W。ノートPCへの給電には十分な性能です。
スピーカー性能にも不満を感じる可能性があります。全体的に音の輪郭が物足りず、音の聞き分けができませんでした。音が増えるほど高い帯域が歪み、聞き取りにくくなったのも気になる点です。音の強弱が再現できておらず、奥行き・広がりも感じにくいでしょう。
幅 | 36.2cm |
---|---|
奥行 | 0.5cm |
高さ(最大) | 22.4cm |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 31.1% |
色の正確さ | 5.81dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
最大輝度(実測値) | 268cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 32cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | HDMI、USB Type-C、イヤホンジャック |
インターフェースの配置 | 側面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 39W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
重量 | 1100g |
---|---|
モニターサイズ | 15.6インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | 1920×1080 |
良い
気になる
WINTEN「モバイルモニター WT-156H2-BS」は、色の誤差が大きかったのがネック。色味を気にしたことがない人でも違和感を覚えやすく、作業中に気になる可能性があるでしょう。
色域は、超広色域であるBT.2020の32.2%のカバー率にとどまり、色域は狭め。ディスプレイの映像には色褪せたような印象を持ちやすいでしょう。色味のズレも大きく、特に青色で顕著。青色のキャラクターが登場するアニメや、海の映像を見た際には違和感を覚えました。また、最大輝度がやや低めで、照明に近い明るい席では画面がやや見づらく感じられます。
スピーカー性能も良好とはいえず、音圧が足りず広がりに欠けるため、ゲームでの没入感は少ないでしょう。スタンドに関しても、倒れにくく安定感はあるものの角度調節の幅が少なく評価は伸び悩みました。
重量は1,100gと持ち運びが苦にならない程度の重さで、Type-C接続にも対応。15.6インチのモバイルモニターとしては持ち運びやすく、接続も手軽といえます。
とはいえ、ディスプレイ性能があまり高くない点は好みがわかれるポイント。デスクワークや動画視聴に集中したい人は、他の商品も検討するといいでしょう。
幅 | 36.8cm |
---|---|
奥行 | 0.9cm |
高さ(最大) | 22.5cm |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 32.2% |
色の正確さ | 5.69dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
最大輝度(実測値) | 174cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 26cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | HDMI、USB Type-C、miniHDMI |
インターフェースの配置 | 側面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 45W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
重量 | 1076g |
---|---|
モニターサイズ | 15.6インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | フルHD(1920×1080) |
良い
気になる
Yodoitの「モバイルモニター」は、色域が極端に狭いため、ディスプレイ性能も気にする人には不向き。色域はBT.2020の29.5%と非常に狭く、「色が薄い」という印象を持ちやすいでしょう。
画面の見やすさの検証では、輝度の調整幅が広く、明るい部屋でも暗い部屋でも視認性は良好でした。スタンドの使いやすさは一長一短で、衝撃で簡単に倒れることはなかったものの、折りたたみ型で組み立てに時間がかかったほか、角度は2段階しか調節できないことが難点でした。
接続は手軽で、USB Type-Cケーブル1本でパススルー給電ができ、出力も46Wと十分。PC用充電器を1つ用意するだけで、モニター・PCの両方に給電ができますよ。また、本体重量は1,076gと軽くはないものの、持ち運びが苦になるほどではありません。
スピーカーの性能は、音圧が足りず広がりに欠ける印象。音の輪郭がなくボーカルだけが際立ち、細かな音が聞こえにくいのが気になりました。
価格が安い点は強みですが、ディスプレイ性能の低さが気がかり。同価格帯の別の商品とも比較検討することをおすすめします。
幅 | 35.9cm |
---|---|
奥行 | 1cm |
高さ(最大) | 22.2cm |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 29.5% |
色の正確さ | 6.85dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 不明 |
最大輝度(実測値) | 253cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 10cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | miniHDMI、USB Type-C |
インターフェースの配置 | 側面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 46W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
重量 | 1044g |
---|---|
モニターサイズ | 15.6インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | フルHD |
良い
気になる
アイリスオーヤマの「LUCA ポータブルモニター DP-DF163S-B」は、15.6インチとサイズは大きめなモバイルモニターです。持ち運んで使うよりは、テレワークなどで自宅に据え置きで使うモニターを探している人なら候補に入るでしょう。
色域は狭めで、映像は色鮮やかさに欠ける印象です。色味の誤差も大きく、ブルー・シアン・マゼンタなど、多くの色でズレが目立ちました。輝度の調整幅は平均的で、ディスプレイ性能の高さを求める人には不向きな印象です。
折りたたみ型で、スタンドの角度調節は2段階。見やすい角度に固定しにくい点は気になりました。また、パススルー給電には対応していますが、出力は実測値で26Wと低め。ノートPC用に別途電源供給が必要な場合もあるでしょう。
一方で、スピーカーから出る音はクリアで輪郭もあり、左右への広がりを感じられました。コンテンツの流し見やゲームプレイなら楽しめるでしょう。
幅 | 35.5cm(カバー含む) |
---|---|
奥行 | 1.4cm(カバー含む) |
高さ(最大) | 22.5cm(カバー含む) |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 29.7% |
色の正確さ | 6.64dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 800:1 |
最大輝度(実測値) | 260cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 10cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | miniHDMI、USB Type-C |
インターフェースの配置 | 側面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 26W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
重量 | 960g |
---|---|
モニターサイズ | 15.6インチ |
表面処理 | グレア |
解像度 | フルHD |
良い
気になる
EVICIVの「モバイルモニター EVC-1506」は、全体的なディスプレイ性能は低く、パソコン作業やゲームなどで不満を感じることが多そうです。
ディスプレイ性能の検証では、今回検証した商品のなかでも色域が狭く映像がのっぺりとしていた点は気になりました。また、色味の誤差も大きく、人によっては日常使いでも色味に違和感を覚えるでしょう。
画面の見やすさの検証では、輝度の調整幅はそれなりに広いことがわかりました。極端に明るい場所や暗い場所以外なら、視認性は確保できます。
折りたたみ型で、角度は2段階でしか調節できません。Type-Cケーブル1本で手軽に接続でき、パススルー給電にも対応していますが、PCを充電できるほどの出力は備わっていませんでした。また、スピーカー性能もいまひとつで、ボリュームが小さいうえにぼやけていて、解像度も物足りない印象です。
重量は960gと負担なく持ち運べる点は魅力。価格は1万円前半と安く、予算を重視する人は検討してもよいでしょう。
幅 | 36.1cm(カバー含む) |
---|---|
奥行 | 24.0cm(カバー含む) |
高さ(最大) | 20.9cm(カバー含む) |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 29.4% |
色の正確さ | 6.82dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
最大輝度(実測値) | 251cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 22cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | miniDP、HDMI、USB Type-C |
インターフェースの配置 | 側面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 14W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
重量 | 983g |
---|---|
モニターサイズ | 15.6インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | フルHD |
良い
気になる
UPERFECTの「モバイルモニター」は、色域が極端に狭いのが難点。色域はBT.2020の29.3%のカバー率にとどまり、全体的に色味がくすんで見えました。一方で、輝度の調整幅は広く、真っ暗な部屋や屋外でなければ画面は見やすいでしょう。
スタンドは倒れにくいものの、使い勝手は不満に感じる可能性が高め。折りたたみ型で組み立てる手間がかかり、角度も2段階にしか変えられませんでした。USB Type-Cケーブル1本で出力・給電ができる点は便利ですが、出力は実測値で最大5W。ノートPCの充電には足りないこともデメリットです。
スピーカーは音圧や音量が圧倒的に足りないことで聞こえづらく、臨場感に欠けました。ゲームのBGMで没入感を得たい人には不向きです。色域の狭さや使い勝手には課題があるため、購入を検討する際は、これらの点を十分に理解したうえで判断するとよいでしょう。
幅 | 35cm |
---|---|
奥行 | 1cm |
高さ(最大) | 22cm |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 29.3% |
色の正確さ | 6.77dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
最大輝度(実測値) | 283cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 25cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | HDMI、USB Type-C |
インターフェースの配置 | 側面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 5W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
重量 | 1122g |
---|---|
モニターサイズ | 15.6インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | フルHD |
良い
気になる
Acerの「AOPEN モバイルモニター 16PM1QBbmiuux」は、シンプルな用途での使用に向いた1台。色域はBT.2020の30.2%と狭めで、色がくすんで見えることがあります。白が紫がかって表示される傾向もあり、正確な色味が求められる作業にはあまり向かないでしょう。
輝度は標準的なスペックで、屋外や極端に暗い場所を除けば快適に使用可能。スタンドは安定感があるものの、折りたたみ型で組み立てにやや手間がかかるうえ、角度調整は2段階のみとシンプルな仕様です。パススルー給電に対応しているのは便利ですが、給電出力はやや控えめで、ノートPCの充電にはパワー不足です。
重量は1,122gとモバイル用途としてはまずまずの軽さ。スピーカーの音量は控えめですが、音の輪郭はある程度クリアに聞こえます。画質にあまりこだわりがなく、Web閲覧やちょっとした資料確認などの用途には十分対応できる1台といえるでしょう。
幅 | 35.5cm |
---|---|
奥行 | 22.1cm |
高さ(最大) | 22.0cm |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 30.2% |
色の正確さ | 7.00dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
最大輝度(実測値) | 246cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 11cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | miniHDMI、USB Type-C、イヤホンジャック |
インターフェースの配置 | 側面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 34W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
マイベストではベストなモバイルモニターを「どこでも手軽に使えてパソコン画面よりも大きくきれいに映せる商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のモバイルモニター20商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。
検証①:色の正確さ
検証②:画面の見やすさ
検証③:接続の手軽さ
検証④:スタンドの使いやすさ
検証⑤:軽量性
検証⑥:スピーカー性能のよさ
今回検証した商品
マイベストでは「使用するPCと同じくらい色の正確性が高く、並べて作業をしても違和感を覚えない」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
色域の広さ
1.直射日光を遮断した室内で、測定センサーに外光遮断フードを取りつける
2.ファクトリーリセットをして、エコモードをオフに変更
3.画面中央付近の1点で、真正面から測定
自然界に存在する物体色の色域に極めて近い、超広色域であるBT.2020を基準とし、それに対するカバー率を測定。BT.2020の75%以上のカバー率を最高スコアとし、色域が広いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
色味のズレの少なさ
1.直射日光を遮断した室内で、測定センサーに外光遮断フードを取りつける
2.ファクトリーリセットをして、エコモードをオフに、カラーモードをsRGBに変更(sRGBモードがないものは、デフォルトモードか標準モードに設定し測定)
3.画面中央付近の1点で、真正面から測定
色差が1.5dE以下であるものを最高スコアとし、色差が小さなものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
色域の測定時は、モバイルモニターの映像モードはすべて標準で統一して測定しています
色味のズレの少なさの測定時は、モバイルモニターはファクトリーリセットを行い、エコモードをオフに、カラーモードをsRGBに変更。sRGBモードがないものは、デフォルトモードか標準モードに設定し測定しています。
マイベストでは「日中・夜間の屋外など、どの環境で使っても極めて高い視認性を備えている」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
最大輝度
1.ANSIチェッカー4×4パターンをモニターに表示
2.同一画面に黒と白が混在する状態で、モニターの輝度を最大に調節
3.画面中央付近の1点で、真正面から白色の輝度を測定
400d/m²以上は最高スコアとし、輝度が高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
最小輝度
1.ANSIチェッカー4×4パターンをモニターに表示
2.同一画面に黒と白が混在する状態で、モニターの輝度を最小に調節
3.画面中央付近の1点で、真正面から白色の輝度を測定
10cd/m²以下を最高スコアとし、輝度が低いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
<使用機器>
輝度の測定時は、ファクトリーリセットをして、エコモードをオフに変更しています
マイベストでは「使おうと思った瞬間に使い始められる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「場所にあわせて使いやすい向きに柔軟に調整できるうえ、安定して作業ができる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
20Nは、机上でマウス操作などの作業時にスタンドにかかる力と想定し、その衝撃を再現しています
120Nは、椅子から立ち上がる際にスタンドにかかる力と想定し、その衝撃を再現しています
軽量性に優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「カバンに入れているのか・入れていないのかわからないくらいに軽量な商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
1.高精度はかりをg(グラム)表示に設定
2.商品の重量を測定
iPadの無印モデルと同程度の重さである500g以下を最高スコアとし、軽いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストのオーディオ機器担当である原豪士が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
大乱闘スマッシュブラザーズSPのメインテーマである「命の灯火」を実際に聴いて評価を行いました。評価の前には、ヘッドフォンを装着した状態で「命の灯火」を聴き、音質をチェックしています。音質のよさを以下の項目ごとに「とても満足:5」「満足:4」「普通:3」「不満:2」「とても不満:1」の5段階で評価し、その平均点で各商品のおすすめ度をスコア化しました。
モバイルモニター付属の充電器は30W程度の場合が多く、モニターの充電には十分。しかし、パススルーでPCも同時に充電するには出力が不十分です。
現代のノートパソコンは、ノートパソコンだけで最低30W程度の充電力が必要。例えば、MacBook Airの純正充電器も30Wを採用しています。モバイルモニターの30Wの充電器でパススルー充電を行う場合、30WをモバイルモニターとPCで分け合うこととなります。
モニター自体の動作には10W程度を使用するので、PCの充電に使える電力は余った20W程度。20W程度ではPCの消費電力を十分に補えず、作業中にバッテリーが徐々に減ってしまいます。
安定した作業環境を確保するには、出力の大きな充電器を別途購入するのがおすすめです。65W以上あればモニターとPC両方に十分な電力を供給できるので、バッテリー残量を気にすることなく作業に集中できますよ。以下のコンテンツではノートPC用充電器をご紹介していますので、ぜひあわせてチェックしてください。
モバイルモニターには、専用のケースが付属していない商品も多くあります。デリケートな製品なので、持ち運ぶ際は衝撃や傷から守れるようPCバッグやケースに収納しましょう。
PCバッグを選ぶ際はモバイルモニターのサイズを確認し、ぴったりサイズもしくは1サイズ上のものを選ぶのがおすすめです。以下のコンテンツで詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1位: Sculptor|15.6インチモバイルモニター|M156LRU
2位: VisionOwl|モバイルモニター 14インチ
3位: レノボ|Lenovo L15|66E4UAC1JP
4位: kksmart|モバイルモニター|NK-133
5位: kksmart|モバイルモニター|XL-1564K
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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