「指1つで自由自在」と謳う、COFO(コフォ)無重力モニターアームPro。ネット上では「設置が簡単」と評判です。しかし、「上チルトが重すぎる」「下方向の可動域が狭い」と気になる口コミも見られ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、各メーカーの新商品や、同価格帯で人気のエルゴトロン製MXVデスクモニターアーム・LX デスクマウントアームとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、モニターアーム選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
COFO無重力モニターアームProは、おしゃれで高可動な商品がほしい人におすすめです。可動域を測定したところ、前後44.4・左右92.7・上下28.6cmと広範囲に動かせました。比較した全商品の平均値をすべてにおいて上回り、「可動域が狭い」という口コミを払拭。デスクの環境に合わせて柔軟に調節できます。椅子の高さや机の広さ、姿勢を問わずに使いやすいでしょう。
アームの動きは軽く、位置調節のしやすさもおおむね高評価です。前後の位置調整は片手で行えるほど軽かったため、奥行のあるデスクとはとくに相性がよいといえます。口コミでは上下の角度調整(チルト)の重さが指摘されていましたが、軽い力で動かせました。画面の反射などが気になったらサッと微調整できるでしょう。
セットアップの簡単さも魅力です。クランプが組み立てられた状態で届くため、自力で組み立てる手間はかかりません。VESAプレートは75・100mmのネジ穴間隔に対応しており、付属の工具でモニターに取り付けられます。次にアームへはめ込んだら完了なので、1人でも組み立てやすいでしょう。
ケーブルを隠すためのホルダーが2つあり、デスク周りの配線をすっきりまとめられます。比較したなかにはケーブルホルダーが少ない商品もあったのに対し、こちらはインテリアにこだわる人向きです。素材はスチールで高級感があるため、おしゃれな机や椅子とも合わせやすいでしょう。
価格は21,999円(※2025年6月時点・公式サイト参照)です。同価格帯のエルゴトロン製MXVデスクモニターアーム・LX デスクマウントアームよりも前後の位置・上下の角度調整はなめらかに行えました。アームを上方向に動かすには多少力がいるものの、快適なデスク環境を整えやすいので、ぜひチェックしてみてくださいね。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
COFO (コフォ)は、「高水準の品質を、極限まで低価格で」をモットーにかかげる千葉県の家具・ガジェットブランドです。今回紹介するCOFO無重力モニターアームProは、自由自在にモニターの位置・角度を調整することと、美しいデザインにこだわって開発されました。
2本のバネによるメカニカルスプリング式を採用し、モニターの保持力調整はアーム後方にあるノブを回すだけで行えます。軽い力で動かせて、止めたいときにはピタッと止まる構造です。
耐荷重は2.5~14kg、対応モニターは17~40インチまで。設置方法は、机を挟むクランプ式・デスクに穴を開けるグロメット式に対応しています。クランプ式で取り付ける場合、設置できるデスクは天板のフチから脚の取り付け部分までが最低67mm、天板の厚みは10~50mmです。本体カラーは、黒・白の2色から選べます。
今回はCOFO無重力モニターアームProを含む、人気のモニターアームを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気のモニターアームを比較検証したところ、COFO無重力モニターアームProには4つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
セットアップのしやすさを検証したところ、良好な評価です。クランプが組み立てられた状態で届くため、そのままデスクの天板に挟むだけで取り付けられます。次にVESAのブラケットをモニターへ取り付けたら、最後にアームへはめ込んで完了です。
比較したエルゴトロン製のMXVデスクモニターアーム・LX デスクマウントアームは、VESAのブランケットとアームがくっついていたためモニターの取り付けが大変でしたが、本商品は比較的楽に行えました。アームの収納には結束バンドが使われていなかったので、1人でも組み立てやすいでしょう。
付属のネジは1種類で、VESA規格75・100に対応しています。付属の六角レンチがプラスドライバーを兼ねているので、自分で工具を用意する必要もありません。アームの動きを滑らかにしたり、少し固めにしたりして自分好みに調節することはできませんが、VESA規格75・100に対応するモニターへの取り付けは簡単です。
可動域が広く、快適なデスク環境に整えやすいことも強みです。モーションキャプチャーをモニターに取り付けて可動域を測定すると、前後方向44.4cm・左右方向92.7cm・上下方向28.6cmでした。比較した全商品の平均である前後37.6cm・左右68cm・上下21cm(※2025年6月時点)をすべて上回っています。
「上下可動域の下方向が狭い」という口コミの懸念を払拭する結果です。可動域の広さは、エルゴトロン製のMXVデスクモニターアームと遜色ありませんでした。机や椅子の高さを問いにくく、横幅の広いデスクにも向いています。
角度調節の幅の広さも申し分ありません。上下の角度は89.9度・横方向の角度は175.2度調整できました。用途に合わせて角度調節がしやすく、モニターを横方向に傾ければデスク以外からも画面が見れます。モニターは自由に回転するので、縦型モニターとして使うことも可能です。
位置調整はおおむね快適に行えます。フォースゲージを用いてアームを動かす際にかかった力を測定すると、前から後ろに動かすときには6.9N・後ろから前へ動かすときには12.0N・平均9.48Nでした。比較した商品の多くは平均10~30Nかかったなか、本商品はかなり軽い力で動かせます。
上下の角度調整(チルト)にもあまり力を要さず、上方向には29.1N・下方向には31.6N・平均30.4Nを記録しました。比較した全商品の平均41.5N(※2025年6月時点)よりも軽やかです。片手で楽に調整できるレベルだったので、「上チルトが重すぎる」という口コミは払拭できたといえるでしょう。
しかし、上下方向の位置調整時には68.87Nを記録し、比較した全商品の平均とほぼ同じでした。上下方向の位置調整に関しては、片手で楽々というわけにはいかないでしょう。とはいえ、前後方向・上下角度の調整は、エルゴトロン製のMXVデスクモニターアーム・LX デスクマウントアームよりなめらかでした。
ケーブルの隠しやすさも高評価です。ケーブルホルダーが2つあり、ケーブルをアームに収納可能。ホルダー内にケーブルを抑えるクリップなどはないものの、デスクまわりをすっきりさせられます。
ケーブルホルダーの取り出し穴の大きさは3.5cmと広く、太いコードや複数のコードを通すだけのゆとりがありました。ホルダーが1つだったエルゴトロン製のMXVデスクモニターアーム・LX デスクマウントアームに比べて、配線は目立ちません。
検証外ですが、本体はスチール素材でスタイリッシュにデザインされていることも魅力です。設置するときにデスクを傷つけないよう、クランプにはシリコン&EVAクッションがついています。こだわりのデスクを使っている人でも使いやすく、インテリアをおしゃれにしている部屋にもなじみやすいでしょう。
デメリットはないのか確認したところ、とくに気になる点はありませんでした。モニターの形状がVESAマウントに合わないと対応しにくい可能性はあるものの、初心者でも簡単に設置ができます。スムーズに位置調整をしたい人やケーブルをすっきりまとめたい人は、チェックしてみてくださいね。
耐荷重 | 14kg |
---|---|
軸数 | 3軸 |
良い
気になる
重量 | 3.5kg |
---|---|
素材 | 金属、樹脂 |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 40インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 17インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 10mm |
対応する天板の最大厚さ | クランプ:50mm、グロメット:55mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
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COFO無重力モニターアームProは、公式通販サイトにて販売しています。価格は21,999円です。メルマガに登録すると、割引クーポンをもらえる場合があるので見逃さないでくださいね。
また、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトでも販売を確認できました。よく利用しているサイトであれば、貯まったポイントを使って安く購入できるでしょう。
同シリーズからはデュアルモニタータイプも展開しています。価格は32,999円です。オプション品として、ノートPCホルダーマウントも販売しています。使用環境に合わせて、自分に合ったものを選んでみてくださいね。
価格はすべて2025年6月時点・公式サイト参照
最後に、COFO無重力モニターアームProとは異なる魅力を持つ商品をご紹介します。
モニターを選びにくいのは、Dell シングルモニターアー MSA20。VESAマウントに合わない場合でも調節できるように、スペーサーとネジのバリエーションが2種類以上付属しています。モニターの背面に出っ張りやくぼみなどがあっても調節が利きやすいでしょう。可動域は広く、位置調整も軽い力で行えました。
モニターを上下に動かすことが多い人には、快適ワークのモニターアーム。前後と上下方向の位置調整ともに、比較的軽い力で行えました。可動域も広く、デスク環境に合わせて見やすい位置にモニターを設置できます。ECサイトの価格が1万円台(※2025年6月時点)とリーズナブルである点もうれしいポイントです。
耐荷重 | 2.2~10kg |
---|---|
軸数 | 3軸 |
良い
気になる
重量 | 4.06kg |
---|---|
素材 | 金属 |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 38インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 19インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 不明 |
対応する天板の最大厚さ | 53mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
Dell シングルモニターアーム MSA20の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
耐荷重 | 2〜9kg |
---|---|
軸数 | 3軸 |
良い
気になる
重量 | 2.4kg |
---|---|
素材 | アルミ合金、スチール、プラスチック |
取り付け方法 | クランプ式、グロメット式 |
可動方向 | 垂直水平可動タイプ |
対応モニターサイズ(最大) | 32インチ |
対応モニターサイズ(最小) | 12インチ |
モニター設置可能数 | 1台 |
対応する天板の最小厚さ | 10mm |
対応する天板の最大厚さ | 85mm |
VESA規格対応 | |
ローテーション機能 | |
チルト機能 | |
ケーブル収納付き | |
ケーブルホルダーあり |
快適ワークのモニターアーム DA112の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
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