ゲーム中の音の迫力や敵の足音など、繊細な音を逃さず捉えられるゲーミングヘッドセット。FPSやMMORPGなどのゲームをより深く楽しむために、多くの人が導入しています。ロジクールやRazerといったメーカーからも多くのモデルが登場しており、音質や装着感、マイク性能を重視する人も多いのではないでしょうか。しかし、「ワイヤレスと有線の違いは?」「長時間つけても疲れにくい?」など気になることが多いですよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のゲーミングヘッドセット29商品を集め、5つのポイントから比較して徹底検証。おすすめのゲーミングヘッドセットをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなゲーミングヘッドセットは「音質がよく長時間着けていても違和感がなく、ゲームに集中できるヘッドセット」。ぜひ購入の際の参考にしてください。
九州芸術工科大学音響設計学科卒業後、NHK(日本放送協会)に入局。主に音楽番組のサラウンド制作に取り組む。2002年に東京藝術大学音楽学部に新設された音楽環境創造科に就任し、音響・録音技術についての講義を担当するとともに、22.2マルチチャンネル音響など3Dオーディオによる音楽の収音方法や再生方法の研究を行っている。3Dオーディオをより身近に聞いてもらえるように大学で作成した立体音響コンテンツのAuro3Dによる配信や、上野駅の地下通路などの公共空間でも立体音響を楽しめるような再生環境づくりにも取り組んでいる。 世界的なオーディオ技術の学会であるAES (Audio Engineering Society) での活動を評価され、BOG (Board of Governor) Awardを3度受賞 (2009, 2011, 2019)している。
「Fortnite」で最高順位アジア2位まで上り詰めた経験を持つ、元VARREL所属のプロゲーマー。FPSゲーム歴は17年で、現在は東京クールジャパン専門学校、eスポーツ高等学院の講師も務めている。自身の講義では「Fortnite」だけでなく「Apex Legends」や「VALORANT」の技術・戦術、マインド面を指導している。また、デジタルカードゲームの「Shadowverse」では、日本ランキング1位を2度獲得した経験もあり、高いゲームセンスでジャンルを問わずマルチに結果を残している。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
ゲーム向けの音質がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「FPS・TPSゲーマーが聴いて、高音質かつ臨場感があると感じる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
装着感としてユーザーがとても満足できる基準を「頭を振った際のずれにくさや側頭部の圧迫感なども含め、フィット感がよく快適にプレイできた商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
定位感がわかりやすさがよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「FPS・TPSゲーマーが聴いて、正確に空間を表現できると感じる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイクの性能としてユーザーがとても満足できる基準を「マイクの音質がよく、周囲の雑音をカットできる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
カスタマイズ性としてユーザーがとても満足できる基準を「付属品・本体機能・ソフトウェアによって、より自由度が高くゲームプレイに適した設定にできる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
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新たに以下の商品の検証を行い、ランキングをアップデートしました。
ゲーミングヘッドセットのデメリットは派手なデザイン・装着感の好みが分かれるの2点が挙げられます。
RGBライティングや大きいロゴなどの外観はゲーマーとしては魅力的ですが、日常使いや外出には不向きと感じる人も多いでしょう。さらに、装着感については個人差が大きく、厚めのイヤーパッドや密閉構造が「蒸れる」「締め付けが強い」と感じる人もいます。
ただ、ゲーミングPCでの使用においては、FPS・TPSなどのオンライン対戦やボイスチャットをする人には、ゲーミングヘッドセットが必要といえます。敵の足音やスキルの方向を正確に把握できる立体音響機能などがゲーム体験を向上させてくれるうえ、付属マイクによってボイスチャットも快適に行えますよ。
ゲーミングヘッドセットはイヤホンに比べてドライバーのサイズが大きいため、定位感や音質に優れるといわれています。ただ、音の聞こえ方は人それぞれであるため一概にヘッドセットのほうが有利とはいえません。
マイクを別で買う必要がない点はヘッドセットの大きなメリットなので、手軽に高品質なボイスチャットを楽しみたい人におすすめです。配信をしたい人などマイク音質にこだわるならマイク単体の購入を検討してくださいね。
ゲーミングヘッドセットを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
ゲーミングヘッドセットの接続方法は、有線と無線(ワイヤレス)の2つ。どちらを選ぶべきかは、プレイスタイルや使う環境によって変わってきます。ここでは、それぞれの接続方式が持つメリットや向いているシーンを紹介しますので、自分に合ったタイプを見つけてみてください。
有線接続のゲーミングヘッドセットは、安定性と手軽さの両方を兼ね備えている点が大きなメリットです。接続はケーブルを差し込むだけで完了し、ドライバーのインストールやペアリングといった煩わしい作業が不要。無線タイプに比べて電波干渉やバッテリー切れの心配もなく、長時間のプレイにも安心して使用できます。
特におすすめなのが、USB接続に対応したモデルです。これらの商品は、専用ソフトウェアを通じてイコライザーで自分好みに音質を調整したり、バーチャル7.1chサラウンドで臨場感を強化したりと、音の細部までこだわれます。ゲーミング体験をより快適に、かつ自分好みにカスタマイズしたい人には、USB接続のヘッドセットがおすすめですよ。
ヘッドセットを装着したまま席を立ったり、部屋のなかを移動したりしたい人には、ワイヤレスタイプのゲーミングヘッドセットがおすすめ。2.4GHz帯のワイヤレス接続に対応したモデルは、USBドングルを使用することで安定した通信が可能で、音声の遅延も非常に少なく抑えられています。有線に近いレスポンスを保ちながら自由に動き回れるため、長時間のゲームプレイや通話中の離席にもストレスを感じにくいのが特徴です。また、専用ソフトウェアに対応している商品も多く、サウンド設定やマイク調整などの機能を無線でもしっかり活用できます。
スマートフォンでも使いたい人や、通勤・通学など普段使いを視野に入れている場合は、Bluetooth接続にも対応しているモデルを選びましょう。2.4GHzとBluetoothの両方に対応したデュアル接続可能なヘッドセットなら、PCやゲーム機では低遅延な2.4GHz、外出先ではBluetoothといった使い分けが可能です。ゲーミング用途にとどまらず、幅広いシーンで活用したい人には、このようなデュアル接続できるゲーミングヘッドセットがおすすめです。
ワイヤレスのゲーミングヘッドセットの便利なところは、装着しながら離席できるところ。たとえばマッチングの待機時間に席を立っても、ゲームの進行状況を把握できるので焦って戻らずに済みますよ。
また、チェアから立った際にケーブルがアームレストに引っかかったり、チェアのキャスターに絡まったりしないので、余計なストレスを感じないのもうれしいポイントです。
ゲームのジャンルによって、重視すべきヘッドセットの性能は変わってきます。とくにFPSのような対戦系と、RPGやオープンワールドのようなストーリー重視の作品では、求められる音の方向性が異なります。それぞれに適したヘッドセットの選び方を確認しましょう。
FPSやTPSなどの対戦型シューティングゲームをプレイする場合は、「定位感」に優れたゲーミングヘッドセットを選ぶことが重要です。定位感とは、音がどの方向から聞こえているかを正確に把握できる能力のことで、敵の足音や銃声の位置を左右だけでなく上下や奥行きまでしっかりと聞き分けられるかどうかが勝敗を左右します。
検証ではゲーマー10人が音源を聞いて、定位感を評価しました。定位感が高い商品は上下左右はもちろん斜めの音もしっかりと表現できており、足音やスキルの音の場所を正確に把握できるといえます。各商品の定位感の評価はランキングで確認してください。
足音・スキルの音・リロード音などから敵の情報を正確に得ることはFPS・TPSの上達においてとても重要です。音から敵の動きを予測して自分が有利を取れる動きを考えましょう。
また、フレンドと一緒にプレイする際には、敵の位置情報の共有が素早いとスムーズな連携が可能です。撃ち合いが苦手な人もボイスチャットで情報を的確に伝えるだけで、味方に貢献できますよ。
RPGやアドベンチャーゲームなど、物語や世界観に没入して楽しむタイプのゲームをプレイするなら、音質にもこだわったヘッドセットを選ぶのがおすすめです。特に音の広がりや臨場感に優れたモデルであれば、風の音や環境音、BGMまでもリアルに感じられ、ゲームの世界により深く引き込まれます。
検証ではゲーマー10人がゲームのトレーラーを聞いて、音質を評価しました。音質の高い商品なら、高音・中音・低音どれもきれいに表現できており、臨場感や音の解像度が高いといえます。没入感を求めるなら、音を通じて感情や空気感までも伝えられる、繊細な音の表現力を持つヘッドセットがおすすめです。各商品の音質の評価はランキングで確認してください。
長時間にわたってゲームをプレイする場合、ヘッドセットの装着感も重要なポイントになります。重さや蒸れによる不快感が積み重なると、集中力の低下や疲労感にもつながり、ゲームのパフォーマンスにも影響を与えることがあります。そういった負担を軽減するためには、できるだけ軽量なモデルを選ぶことが効果的です。軽いヘッドセットは首や頭への圧力が少なく、長時間つけていても疲れにくいというメリットがあります。
さらに、イヤーパッドやヘッドバンドにメッシュ素材が使われているものは通気性が高く、長時間使用しても蒸れにくいという特徴があります。特に夏場や密閉型のヘッドセットでは、汗や熱がこもりやすいため、通気性は快適さを左右する大事な要素です。ゲームへの没入感を損なわず、快適にプレイを続けるためにも、軽さと通気性の両方に配慮されたヘッドセットを選ぶのがおすすめです。
PS・TPSをプレイする際は、10時間以上プレイすることもしばしば。有線のヘッドセットは、ワイヤレスよりも軽量に作られているので、長時間つけっぱなしでも肩や首が疲れにくい傾向がありますよ
ボイスチャットを頻繁に利用する人にとって、マイクの音質は非常に重要な要素です。声がクリアに相手に届かないと、聞き返しが増えてコミュニケーションがスムーズにいかなくなったり、チームプレイでの連携ミスにつながったりすることもあります。特にFPSや協力型のオンラインゲームでは、瞬時の指示や状況報告が求められるため、ノイズが少なく、声をしっかり拾うマイクを搭載したヘッドセットを選ぶことが大切です。
検証ではダミーヘッドマイクと呼ばれる専門機器を使用して、人の声の周波数帯である100〜4,000Hzがどれだけ強調されているか、ノイズがどれだけ軽減されているかの2点で評価しました。マイク性能が高い商品は、ノイズもクリアにカットでき声を明瞭に拾える商品ですよ。各商品のマイク性能の評価はランキングで確認してください。
特に配信を考えている人はマイクの音質に注目しましょう。ノイズのかかった声は聞きづらく、視聴者の減少につながります。質のいい配信をすることが視聴者増加の第一歩ですよ。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||
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ゲーム向けの音質 | 装着感 | 定位感 | マイクの性能 | カスタマイズ性 | ドライバーユニットの直径 | 連続再生時間 | 手元ミュート対応 | バーチャルサラウンド対応 | 重量 | 接続方法 | イコライザー機能 | 接続端子 | マイクノイズキャンセリング機能 | リモコン付き | |||||||
1 | ソニー SONY|INZONE H9|WH-G900N/WZ | ![]() | 4.68 | 8位 | ゲームの世界に没入したいならコレ。「勝ち」にもこだわれる | 4.69 | 4.55 | 4.88 | 4.35 | 5.00 | 40mm | 32時間 | 330g | 無線(Bluetooth/USB:2.4GHz) | USB | ||||||
2 | ASUS ROG Delta II | ![]() | 4.65 | ジャンル問わず楽しみたい人に。ゲーム内にいるような臨場感 | 4.56 | 4.68 | 4.50 | 4.62 | 5.00 | 50mm | 110時間 | 318g | 有線、無線(Bluetooth)、無線(USBドングル式) | ミニプラグ | |||||||
3 | ロジクール G PRO X 2 LIGHTSPEED|G-PHS-005WLBK | ![]() | 4.64 | 9位 | ゲームの世界観を存分に楽しめる音質が魅力!装着感も優秀 | 4.68 | 4.80 | 4.50 | 4.63 | 4.50 | 50mm | 50時間 | 345g | 有線、無線(Bluetooth、LIGHTSPEED) | ミニプラグ | ||||||
4 | ソニー SONY|INZONE H5 | ![]() | 4.58 | 5位 | 定位感に優れ、斜めの音も聞こえる。FPS・TPSにおすすめ | 4.80 | 4.40 | 4.54 | 4.27 | 5.00 | 40mm | 28時間 | 260g | 有線、無線(USBトランシーバー) | ミニプラグ | ||||||
4 | Razer BlackShark V2 HyperSpeed|RZ04-04960100-R3M1 | ![]() | 4.58 | 11位 | ボイスチャットしながらFPS・TPSゲームを楽しみたい人向け | 4.65 | 4.47 | 4.70 | 4.60 | 4.50 | 50mm | 70時間 | 280g | 有線、無線(Bluetooth) | USB | ||||||
6 | ソニー SONY|INZONE H7 |WH-G700/WZ | ![]() | 4.49 | 14位 | ゲーム向けの音質と優れたカスタマイズ性が魅力の1台 | 4.51 | 4.43 | 4.37 | 4.27 | 5.00 | 40mm | 40時間 | 325g | 無線(Bluetooth、2.4GHz) | USB | ||||||
7 | Razer Kaira HyperSpeed|RZ04-03980200-R3A1 | ![]() | 4.48 | 低音が響き、高音が刺さる!迫力満点の音質でゲームが楽しめる | 4.72 | 4.53 | 4.34 | 4.45 | 4.25 | 50mm | 30時間 | 300g | 無線(Bluetooth) | USB | |||||||
8 | ロジクール G PRO X ゲーミングヘッドセット|G-PHS-003 | ![]() | 4.47 | 3位 | ボイスチャットを使う人向け。高性能なマイクと装着感が魅力 | 4.38 | 4.55 | 4.40 | 4.52 | 4.50 | 50mm | 40時間 | 320g | 有線 | USB | ||||||
9 | Dell ALIENWARE AW720H|AW720H | ![]() | 4.46 | 定位感に優れたバランス型。マイク音声もクリアでFPS向け | 4.53 | 4.50 | 4.54 | 4.42 | 4.25 | 40mm | 30時間 | 360g | 有線、無線(2.4GHz) | ミニプラグ、USB | |||||||
9 | Razer BLACKSHARK V2 X|RZ04-03240100-R3M1 | ![]() | 4.46 | 2位 | 有線接続でコスパがよい、定位感に優れたFPS・TPS向け | 4.42 | 4.45 | 4.65 | 4.24 | 4.50 | 50mm | 240g | 有線 | ミニプラグ |
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 無線(Bluetooth/USB:2.4GHz) |
ソニーの「SONY INZONE H9 WH-G900N/WZ」は、どんなジャンルのゲームをプレイする人でもまずチェックしてほしいワイヤレスゲーミングヘッドセット。ゲームに特化したソニー独自の「360立体音響技術」で、没入体験を実現すると謳っています。
特筆すべきは優れた定位感。前後左右だけでなく上下や斜めの音の違いが分かりやすく、モニターからも「音の減衰が細かく再現されている」「移動感がつかみやすい」と好評でした。敵がいる位置をいち早く察知できるためFPS・TPSで活躍するでしょう。
キャラクターの声やBGMなどの音質も申し分ありません。とくに中音域と高音域がクリアで、細かな音まで忠実に再現しています。低音は若干控えめですがしっかりとした存在感があり、爆発音は迫力と臨場感がありました。モニターからも「環境音がリアル」「音に違和感がない」という声が挙がっており、ゲームの世界観にどっぷり浸れそうです。
イヤーカップとバンドのフィット感はちょうどよく、装着感も良好。「メッシュに比べて少し圧迫感がある」という人もいましたが、クッションは柔らかく、締めつけ具合も適度なので、長時間のゲームプレイでも快適に使えるでしょう。
マイクにはややノイズが生じたものの、意思疎通に支障が出るほどではありません。ノイズキャンセリング機能をはじめ、イコライザー・バーチャルサラウンド機能を搭載しており、自分好みにカスタマイズできます。FPS・TPSの勝利にこだわる人はもちろん、RPG・アクションゲームなどでボイスやBGMを堪能したい人にもおすすめできる、ベストバイのゲーミングヘッドセットです。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 40mm |
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連続再生時間 | 32時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | USB |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
ソニー INZONE H9の口コミ・評判は?実際に使ってみたよい点・気になる点を徹底レビュー!
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 有線、無線(Bluetooth)、無線(USBドングル式) |
ASUSの「ROG Delta II 」は、FPS・TPSやRPGなど、さまざまなゲームをプレイする人におすすめです。中音・高音が透き通ったようにきれいで、モニターからは「森や宇宙などの環境音だけでなく、オーケストラの楽曲も音の広がりを感じた」と好評。低音の迫力にはやや欠けるものの、音の解像度が高く、あたかも自分がその場にいるような臨場感を味わえました。
上下の音の違いは聞きわけにくいものの、前後左右・斜めの音はクリアに聞き分けられ、定位感は十分。モニターからは「向かってくる足音から距離感を掴みやすかった」との意見が挙がりました。相手の位置を把握できるので、FPS・TPSで活躍するでしょう。
マイクはノイズをしっかりカットでき、性能は申し分なし。さらにノイズキャンセリングの強さを変えられるため、環境にあわせた調節ができます。ほかにも、専用のソフトウェアやイコライザー機能、バーチャルサウンドなど、カスタマイズ性が高い点も魅力です。
イヤーカップとバンドとのフィット感が高く、装着感も優秀。モニターからは「つけ心地が軽く、ほどよい柔らかさで耳を覆うため長時間使いやすい」「頭を動かす動作でも、取れたり落ちたりしなかった」との声が挙がりました。
カスタマイズ性や音質に長けており、ジャンル問わず使いやすいゲーミングヘッドセット。ゲームプレイだけでなく、ゲーム配信に使いたい人にも重宝する商品といえます。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 50mm |
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連続再生時間 | 110時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | ミニプラグ |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 有線、無線(Bluetooth、LIGHTSPEED) |
定位感は、「全方向で音を聞き分けやすくゲームを有利に進められた」「距離感もわかりやすい」と高評価。FPS・TPSのように音の方向・距離を聞き分ける必要があるゲームでも、ストレスなく使えるでしょう。
装着感も比較したなかでトップクラスの評価です。「耳全体が覆われる形状で密閉性が高い」「バンドはフィットするが圧迫感はない」など、モニターからは肯定的な声が挙がりました。長時間装着してプレイしたい人にぴったりです。
カスタマイズ性を高める専用ソフトウェア「G HUB」が使用できるのもポイント。イコライザー機能・マイクノイズキャンセリング機能・マイク音量調節機能など、好みでカスタマイズができます。
ややマイクにノイズが入りやすいのが惜しいものの、静かな環境であれば声がブーストされてきれいに聴こえますよ。そのほかの性能は、比較したなかでもトップクラス。快適にゲームをプレイできるハイスペックなゲーミングヘッドセットを探している人は、ぜひ購入を検討してください。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 50mm |
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連続再生時間 | 50時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | ミニプラグ |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
ロジクール G PRO X 2 LIGHTSPEED G-PHS-005WLBKの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 有線、無線(USBトランシーバー) |
カメラ・テレビ・PCなどを幅広く展開している日本の総合電機メーカー、SONYの「INZONE H5」。重さは約260gで、従来のモデルよりも約20%の軽量化に成功したと謳っています。
音の定位感の検証では、前後左右だけでなく斜め方向の音も聞き取りやすく、音だけで位置をはっきりと判別できました。ただし、音の数が多くなると若干ぼやけてしまうので、敵が密集している地帯では集中して耳を傾ける必要があります。
装着感の検証では、カップの素材が柔らかく肌への圧迫感がほとんどありませんでした。密着感もありつけただけである程度遮音できますが、カップ少し小さいので耳が大きい人はすっぽりと覆いきれない場合もあるでしょう。
マイクの性能の検証では、声が途切れて聞こえてクリアではないという意見もありましたが、ノイズがきれいに除去されていたのが好印象。ノイズが大きな環境でも問題なく使用できるでしょう。
音質は、低音から高音までメリハリがあり、ゲームトレイラーの音楽や人物の声が際立って聞こえました。低音に厚みがあり、空間的な音の広がりも感じられて、申し分ない性能といえます。
付属のソフトウェア「INZONE Hub」では、音質調整やノイズキャンセリングの設定が可能。また、個人に適した音質の設定を自動で行う機能を搭載しています。PCが必要ですが、機能をうまく使えばさらに音質を高められるので、こだわりがある人は自分好みにカスタムするのがおすすめです。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 40mm |
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連続再生時間 | 28時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | ミニプラグ |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
ソニー INZONE H5の口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 有線、無線(Bluetooth) |
Razerの「BlackShark V2 HyperSpeed RZ04-04960100-R3M1」は、音質とマイク性能にこだわる人におすすめです。eスポーツ向けに作られた軽量なワイヤレスヘッドセットで、幅広い周波数のサウンドをカバーすることにより、プロレベルの音声品質を実現したと謳っています。
定位感は申し分なく、音から多くの情報を得られるのが魅力。前後左右だけでなく距離による音の違いもしっかり聞き分けられました。FPS・TPSゲームで敵の位置をすばやく把握しやすいでしょう。
ゲーム向けの音質としての評価も高く、とくに中音域と高音域の表現力は優秀。モニターからは「細かい抑揚や歌声のニュアンスまで鮮明」という声がありました。音に厚みと広がりがあり、自然なサウンドを実現。クリアで臨場感があるため、どんなジャンルのゲームでも楽しめそうです。
マイク性能は比較したなかでもトップクラス。ノイズキャンセリング性能が高く、人の声をしっかりブーストする印象。検証ではノイズをしっかり除去し、人の声がクリアに聞こえました。ソフトウェアからは、ノイズキャンセリングの強さもカスタマイズできるので、自分の環境に合わせて調節できますよ。
イヤーカップは大きめでクッション性もあり、装着感も良好。レザー素材なので通気性には若干懸念がありますが、長時間の装着でも疲れにくいでしょう。臨場感のある音とクリアなボイスチャット環境を求める人は、ぜひ検討してくださいね。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 50mm |
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連続再生時間 | 70時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | USB |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
Razer BlackShark V2 HyperSpeedの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 無線(Bluetooth、2.4GHz) |
音の定位感は少しわかりにくかったものの、大まかに把握できるレベル。「音がこもっているようで距離感がわかりづらい」との声もあったので、FPSやTPSではよく耳をすませる必要がありそうです。
専用ソフトウェア「INZONE Hub」で、ゲームごとに音響をカスタマイズできます。イコライザー機能・バーチャルサラウンド・マイクノイズキャンセリング・マイク音量調整など、さまざまな機能を搭載。自分好みに調整できるので、カスタマイズ性は申し分ありません。
装着感も良好。「イヤーパッドの圧迫感もなくちょうどよいフィット感」「バンドは調整しやすくフィットする」という声が多く挙がりました。しかし、一部のモニターからは「頭のサイズに合わず少し締めつけが強い」との声も。人によっては長時間プレイすると負担を感じそうです。
とはいえ、ゲーム向けの音質・定位感・カスタマイズ性など、快適なプレイに必要な要素はそろっています。解像度や臨場感のあるサウンドでゲームをプレイしたい人は、ぜひチェックしてくださいね。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 40mm |
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連続再生時間 | 40時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | USB |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
ソニー INZONE H7 WH-G700/WZの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 無線(Bluetooth) |
ゲーミングヘッドセットやマウスを展開するメーカー、Razerの「Kaira HyperSpeed」。ワイヤレスながら30時間の連続再生時間を謳う商品です。
定位感の検証では、足音は明瞭で、方向や距離も直感的につかめました。とくに、区別のつきにくい斜め後ろ方向の音も聞き分けられたので、定位感は優秀といえます。
装着感の検証では、素材がメッシュで通気性がよく長時間つけても蒸れにくい快適さを感じました。側圧もほどよく、多少首を振っても落ちにくいでしょう。長時間のプレイで耳周りの蒸れや痛みに悩んでいる人におすすめです。
マイク性能の検証では、ノイズがきれいにカットされていて音声だけに集中できたのが好印象。マイクの音質がよく声の輪郭がくっきりしているのに加えて、周辺の雑音がほとんど聞こえないため、夏場の暑い時期でもエアコンや扇風機の音を気にせずに使えるでしょう。
ゲーム向けの音質を検証したところ、トレーラーの人物の声から銃声・爆発音などのSEに至るまでかなり細かく聞き分けられる印象。低音がしっかりと響き、高音が刺さるような感覚が味わえました。音が多くなっても耳が空間の広がりを失いにくく、臨場感のある大迫力のサウンドを楽しめます。
付属のソフトウェア「Razer Synapse」ではイコライジング設定やプリセットを保存可能。また、モバイル版アプリではゲーム中の着信や通知音をオフにできるので、モバイルゲーマーにもおすすめです。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 50mm |
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連続再生時間 | 30時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | USB |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
Razer Kaira HyperSpeedをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 有線 |
音質も悪くありません。とくに解像度は「環境音がしっかり聴き取れて、その場にいるよう」とモニターから好評でした。低音~高音の各音域のバランスもよく、ゲームに向いている音質といえます。定位感にも優れ、「前後左右の音が聴き分けられる」「足音で距離感を判断できる」との声が挙がりました。FPSやTPSなど音が重要なゲームにも使いやすいでしょう。
カスタマイズ性は高評価。専用ソフトウェア「G HUB」搭載でマイクノイズキャンセリング機能が使えます。イコライザー機能では、プロ仕様のプリセットも使用可能。ゲームごとにサウンドをカスタマイズしたい人にもおすすめですよ。
装着感も評価は高く、モニターから「柔らかいイヤーカップでつけ心地がよい」「バンドの締めつけ感はないがしっかり固定できる」との声が挙がりました。長時間装着してプレイする人にも適しています。ただし、「夏はパッドの中が蒸れそう」との声もあったため、使用環境によっては注意が必要でしょう。
音質からマイク性能まで全体的にゲームに適した性能なので、ボイスチャットをしながらプレイすることが多い人は、ぜひ購入を検討してくださいね。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 50mm |
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連続再生時間 | 40時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | USB |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 有線、無線(2.4GHz) |
マイクの音はかなりクリアで、声の輪郭がくっきりとしていて聞き取りやすく感じました。検証で大きめのエアコンの音を流しながらマイクを使用した際でも、ほぼ無音といえるほど雑音が聞こえず、声だけに集中して音声を聞けました。
ゲーム向けの音質を検証したところ、ナレーションやセリフなどの人の声が聞こえやすい印象。とくに中低音域がよく出ていたので、爆発音や銃声などの臨場感や立体感に優れていました。音圧はあるものの耳に刺さるような音は出ないので、大きめのボリュームでプレイしたい人におすすめです。
付属のソフトウェアで、VCやゲームの音量バランスの設定が可能。ゲームごとの音質調整はできませんが、バーチャルサラウンド機能も対応しています。装着感に優れた高音質なモデルなので、初心者にも上級者にもおすすめのゲーミングヘッドセットといえるでしょう。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 40mm |
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連続再生時間 | 30時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | ミニプラグ、USB |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 有線 |
Razerの「BLACKSHARK V2 X RZ04-03240100-R3M1」は、予算を抑えつつ、音質にはこだわりたい人におすすめです。価格は6千円台と手頃で、3.5mmアナログケーブルで接続する有線タイプ。アンプやサウンドカードにも接続できるので、音にとことんこだわれます。
音の方向や距離感がわかりやすく、定位感は高評価でした。前後左右や上下の音が聞き分けやすく、距離に応じた音の変化もしっかりと表現されています。モニターからも「足音や銃声の方向が即座に判別できた」という声があがりました。中距離と遠距離の音が聞き分けづらいという意見が一部あったものの、FPS・TPSゲームで十分使えるでしょう。
人の声やBGMの音質も良好。低音から高音までバランスがよく、空間的な広がりを感じます。流れる水や風の音などがリアルに再現されているため、ゲームに没入しやすいでしょう。マイク性能の検証では多少ノイズが入ったものの、ノイズキャンセリングやマイクの音量調節機能があるため、ボイスチャットすることが多い人でも満足できそうです。
装着感も良好。バンドの締め付けが適切でずれにくいうえ、圧迫感も気にならないでしょう。イヤーカップは好みが分かれる印象。側圧が強めで密着感があるため、モニターのなかには長時間つけていると痛くなりそうと感じる人もいました。しっかりとホールドされる装着感を求める人におすすめです。
イコライザーの調整が可能でバーチャルサラウンドにも対応しており、カスタマイズ性も優秀。FPS・TPSゲームに限らずさまざまなジャンルのゲームをプレイする人にもおすすめですよ。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 50mm |
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連続再生時間 | |
イコライザー機能 | |
接続端子 | ミニプラグ |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
Razer BlackShark V2 Xの口コミ・評判は?実際に使ってみたよい点・気になる点を徹底レビュー!
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 有線 |
装着感は、イヤーカップ部分が大きく耳が包み込まれるような安定感がありました。少し厚みがあるイヤーカップのフィット感もよく、長時間つけていても違和感はほぼありませんでした。なお、専用ソフトウェアを使えば、イヤーカップ部分のライティングを変更可能です。
マイクのノイズキャンセリングの性能は、話し声に多少ノイズが入っていましたが、話していないときに後ろで流れるノイズはきれいにカットできていました。声も明瞭なので、大きなノイズが鳴る環境でなければ十分に使える性能でしょう。
ゲーム向けの音質を検証したところ、低音が響くように広がって聞こえ、中音・高音が聞きにくい印象。しかし、低音にしっかりとした厚みがありながらも、バランスよく自然な音でした。
カスタマイズ性は高く、ソフトウェアで音質の調整はもちろんのこと、7.1chのバーチャルサラウンド機能の調整も可能。シンプルな設定画面で直感的にサラウンド機能を調節できる点は便利さを感じました。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 50mm |
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連続再生時間 | |
イコライザー機能 | |
接続端子 | USB |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
Razer Kraken Ultimateの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 無線(Bluetooth) |
マウスやキーボードなどさまざまなゲーミングデバイスを手掛ける、ロジクールの「ASTRO A50 X」。「PLAYSYNC」と呼ばれる接続技術により、Xbox・PS5・PCの同時接続を実現しています。タップで簡単に切り替えられるので、複数のデバイスにまたがって使いたい人におすすめです。
定位感の検証では、前後左右の音だけでなく上下の音も聞き分けられました。しかし、斜め方向の音はわかりにくい印象。遠くの音も聞こえますが少しアバウトで、距離感はややつかみにくいでしょう。ある程度の場所を音だけで把握できますが、鮮明にとらえるのは難しいといえます。
マイクの音は、ノイズ自体はかなりカットされていましたが音声が小さく、音がプツプツ切れてしまうことも。エアコンの駆動音のような多少のノイズであればそこまで気になりませんが、大きなノイズが発生する場所では声が途切れる可能性が高いでしょう。
ゲーム向けの音声の検証では、高音がやや弱いものの低音・中音の響きがよく、音の広がりを感じました。小さな音も鮮明に表現できており、ゲーム中のムービーシーンでは没入感を得られるでしょう。
装着感の検証では若干蒸れやすく熱がこもりますが、イヤーカップがふかふかでつけ心地は良好。頭部の圧迫感は少しありますが側圧はほどよく、フィット感のある商品といえます。
ロジクールのソフトウェア「Ghub」では、イコライザーの調整やノイズキャンセリングの強度など詳細に設定可能です。カスタマイズ性能は高く、自分好みの音に設定できるでしょう。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 40mm |
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連続再生時間 | 24時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | USB |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
ロジクール ASTRO A50 Xを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 無線(USB経由) |
ロジクールの「LIGHTSPEEDワイヤレスRGBゲーミングヘッドセット G733」は、音の位置・方向がわかりやすい商品を探している人におすすめ。実際に使ったモニターからは「上下・左右・前後がしっかり区別できる」と好評でした。距離感も「離れるとややわかりづらいが近くは問題ない」と評価されており、FPSやTPSなど音声が重要なゲームにも向いています。
低音〜高音までバランスがよく、音質も高めの評価。モニターからは「臨場感があってぼやけにくい低音」「雑音に紛れず聴きやすい中音」「高音域はきれいで滑らかに感じた」と好評でした。音質にこだわりたいという人にも選択肢となるでしょう。
装着感も悪くない結果に。モニターからは「イヤーパッドは硬すぎずフィット感がある」「バンドは軽いフィット感で疲れにくい」との声が挙がりました。長時間の装着を想定している人にも適しています。
数多くのゲーミングデバイスを扱うロジクールの専用ソフトウェア「G HUB」が使用でき、カスタマイズ性も高評価。マイクのノイズキャンセリングや音量調整機能に加え、「Blue Vo!ce」を使えばマイクの音を調節できます。プレイ環境に応じて音をカスタマイズしたい人にもおすすめです。
一方で、マイクはノイズが乗りやすく、音質が悪くなりやすいのが惜しいポイントでした。とはいえ定位感がよくカスタマイズ性に優れているので、自分で音質をカスタマイズしながらFPSをプレイしたい人はぜひチェックしてくださいね。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 40mm |
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連続再生時間 | 89時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | USB |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
ロジクール LIGHTSPEEDワイヤレスRGBゲーミングヘッドセット G733の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 無線、有線 |
装着感の検証では、側圧が強すぎず圧迫感や不快感はありませんでした。素材がややべたつきやすいもので通気性のよさはそこまで感じられなかったものの、長時間つけても違和感が少なくつけ心地はよいといえます。
マイクの性能の検証では、ノイズが多く入るため雑音が声よりも大きく聞こえました。マイクの音声自体は明瞭ですが、エアコンの音が実際に耳で聞こえている以上に強調されていたため、周囲に雑音が少ない環境で使用するのがおすすめです。
付属のソフトウェア「Razer Synapse」には、サラウンド機能があり音質の調整が可能。7.1chのバーチャルサラウンドの設定も直感的に変更でき、カスタマイズ性に優れた商品といえます。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 40mm |
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連続再生時間 | 20時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | ミニプラグ、USB |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 無線(ワイヤレスドングル使用) |
プロゲーミングチームのサポートも行っているKingston Technologyの「HyperX Cloud III Wireless」。ドングルを使用した2.4GHzのワイヤレス接続に対応しており、1回の充電で最大120時間の使用が可能と謳っています。
実際にゲーム中の音声を聞いたところ、解像感が高く細かな音まで耳に入ってきました。音の分離感も十分にあり、バックグラウンドで再生されている曲とキャラクターの会話が混ざることなく、クリアに聞き取れるでしょう。
定位感の検証では、前後左右の音は聞き取りやすかったものの、上下や斜め方向の音は聞き分けにくい印象。近いか遠いかは判別できましたが、どれほどの距離に敵がいるのかを精緻に聞き分けるのは難しいといえます。
マイクの音はノイズがほとんど入っておらず、聞き取りやすいと感じました。声自体はややこもって聞こえるものの、それを気にさせないほどノイズが十分にカットされているため、通話相手が不快に感じることはないでしょう。
側圧がそこまで強くないものの、イヤーカップが大きく耳がすっぽりと収まるので、装着時には安定感がありました。素材も蒸れにくいため長時間の使用でも快適に使えるでしょう。
「HyperX NGENUITY」というソフトウェアでは、サラウンドのオンオフやゲーム中の音声の調整が可能です。ゲーム毎にサウンドを設定できないので、複数のゲームの音質を変更する際は面倒に感じました。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 53mm |
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連続再生時間 | 120時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | USB |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 無線(Bluetooth) |
スイスに本社を置く大手ゲーミングデバイスメーカー、ロジクールの「G435」。本体重量は165gと、「ロジクールG」ゲーミングヘッドセットにおける最軽量を実現したモデルです。
音の定位感の検証では、斜め方向は少しぼやけて聞こえましたが、前後左右の音は聞き取りやすいと感じました。上下の音の差はわずかに感じられましたが、距離が遠くなるほどに差が分からなくなるような印象。遠くの敵や銃声の音は判別しにくいといえます。
イヤーカップやバンドはメッシュ素材で、通気性がよく蒸れにくいのが魅力。バンドの布が薄いのでクッション性はあまりありませんが軽いつけ心地なので、長時間着用してゲームをプレイできるでしょう。
マイクの性能の検証では、空調やタイピングのノイズをカットできていたものの、人の声も少しカットしている箇所がありました。そのため、プツプツと聞こえることがあり、声がやや聞き取りにくいといえます。しかし、マイクの音量自体は大きくクリアなので、ノイズが入らない環境であれば明瞭な音声でのVCが可能です。
音質は、中音が少し弱く人物の声があまり目立っていませんでしたが、低音の迫力は十分。BGMとのバランスもよく、ムービーシーンとの相性はよいでしょう。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 40mm |
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連続再生時間 | 18時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | USB |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
ロジクール G435 LIGHTSPEED Wireless Gaming Headsetの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 有線 |
主に音響機器や映像機器を開発している国内メーカー、オーディオテクニカの「ATH-GL3」。「ファイナルファンタジーXIV」の推奨機種に認定されている商品で、音の細部と臨場感を再現できると謳っています。
定位感の検証では、前後左右・斜めの8方向からの音を正確に聞き分けできました、距離感もつかみやすく、5m・10m刻みの音の違いを明確に感じられるでしょう。距離・方向ともに聞き分けやすいのでFPS・TPSでの使用におすすめです。
マイクの性能の検証では、大幅にノイズを低減するのでほとんどノイズは気にならない結果に。声もはっきりと聞こえるので、大きなノイズがなければ快適にVCを使えるでしょう。
ゲーム向けの音声の検証では、低音・中音・高音どれもクリアで解像度の高いサウンドでした。音が耳に響くような不快感もなく、映画館にいるような臨場感を味わえるでしょう。
装着感の検証では、少し大きめのイヤーカップでゆとりがあり、フィット感は良好。締めつけも少なく長時間つけていても痛くなりにくいでしょう。また、メッシュ素材で蒸れにくいため、長時間のゲームプレイでも集中力を持続しやすいといえます。
一方、ソフトウェアがなくイコライザーの設定やノイズキャンセリングの設定は不可能。カスタマイズ性は乏しいものの、とくにこだわりがなければ十分選択肢に入る商品といえます。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 45 |
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連続再生時間 | |
イコライザー機能 | |
接続端子 | ミニプラグ |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 無線、有線 |
Razerの「BLACKSHARK V2 Pro RZ04-03220100-R3M1」は、自分好みに音をカスタマイズしながらFPS・TPSで使いたい人におすすめです。とくに評価を伸ばしたのは音の定位感で、実際に使用したゲーマーから「前後左右の位置が明確に区別できた」「歩いている方向がしっかり感じ取れる」という声が挙がっています。やや離れた位置や近くに敵がいるのを感じ取れるでしょう。
カスタマイズ性も優秀。付属のソフトウェアでイコライザーやバーチャルサラウンドをカスタマイズでき、自分の好みのプレイに適した音に設定できます。
人の声の中音や高音は控えめであまり強調されないものの、低音域は「厚みが感じられる」「映画館のような臨場感がある」と好評でした。
一方、ノイズは入りにくいものの、人の声は強くブーストされていないためプツプツと途切れてしまいました。モニターから「音がこもるため聞き取りづらい」とのコメントが。ノイズの大きな環境だと声が途切れる可能性があります。
やわらかなイヤーカップで、長時間着用していても疲れにくいのはメリット。ただし、頭に触れるバンドはサイズを調節できず、頭の大きさに合わなかったモニターからは、「耳元に負荷がかかりイヤーカップに圧迫感がある」との指摘が。頭の小さな人だとフィット感は得にくいでしょう。
プロゲーマーも愛用しているRazer製。ボイスチャットをよく使う人には物足りないものの、音の定位感やカスタマイズ性を重視する人には選択肢のひとつとなるでしょう。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 50mm |
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連続再生時間 | 70時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | USB |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
Razer BLACKSHARK V2 Proを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 有線 |
装着感の検証では、耳周りの素材は少し蒸れやすいものの、イヤーカップは大きめ。耳を覆うような余裕のあるサイズで、長時間つけても不快感は覚えにくいでしょう。
マイクの性能の検証では、声は明瞭でノイズも抑えられていました。しかし、完全にはノイズがカットできているわけではないので、頻繁に騒音が入る環境の人は別途マイクを購入する必要があるかもしれません。
ゲーム向けの音質を検証したところ、全体的な音域のバランスがよく音がクリアに聞こえました。しかし、激しい戦闘シーンになると音が詰まったように聞こえたので、解像度はやや低い印象。ゲーム中にスキルの音や銃声が被るシーンの場合、音がやや不明瞭になることがあるのでFPS・TPSなどには不向きといえます。
付属のソフトウェア「INZONE Hub」では、音質調整やノイズキャンセリングの設定が可能。DRC(ダイナミックレンジコントロール)設定をオンにすることで小さい音を大きくし、大きい音を小さくできるのでよりゲームの音が聞きやすくなります。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 40mm |
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連続再生時間 | |
イコライザー機能 | |
接続端子 | ミニプラグ |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
ソニー INZONE H3の口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 有線 |
装着感の検証では、側圧がほどよく圧迫感はほとんどありませんでしたが、イヤーカップの横幅が小さめでフィット感のよさはあまり感じられませんでした。素材の通気性もいまひとつで、長時間装着した際には熱がこもりやすいでしょう。
マイクの性能の検証では、声は明瞭だったものの、ノイズがカットしきれていない印象。声がブーストされているので問題なく聞き取れますが、環境音が通話相手に聞こえることもあるでしょう。
ゲーム向けの音質を検証したところ、高音が響きすぎず聞きやすいものの、低音はややこもって聞こえました。一方、解像度は高いので、効果音や人物の声が複数重なる場面でも音がつぶれにくいといえます。
ソフトウェアでは、サラウンド機能や音質の調整が可能。AIによってマイクのノイズ除去を行うフィルターの設定も可能なので、カスタマイズ性は十分といえるでしょう。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 50mm |
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連続再生時間 | |
イコライザー機能 | |
接続端子 | ミニプラグ、USB |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 無線(USB:2.4GHz) |
多くのゲーミングデバイスを手掛けるロジクールの「G535 LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングヘッドセット」は、カスタマイズ性に富んだ商品がほしい人におすすめです。専用ソフトウェア「G HUB」で設定を変えられるのが魅力。イコライザー・マイクノイズキャンセリング・マイクの音量調節機能もでき、プレイ環境に合わせてカスタマイズできます。
音質面では、中音と高音は大きな不満がないレベル。モニターからは「中音に厚みがありゲーム向きの音質だと感じる」「高音はうるさすぎず聴きやすい」などの声が挙がりました。一方、低音は「低音特有の深みがない」といった意見が多く、迫力を重視する人には向きません。
細かい音の聴き分けはできるため解像度は悪くないものの、モニターからは「全体的に音が詰まっているように感じる」「臨場感は物足りない」などの声があがりました。その場にいるような迫力は感じにくいでしょう。
音の定位感も評価は伸び悩む結果に。モニターからは「前後左右は問題ないが、上下の区別が聴き分けられない」「距離感はほとんどわからない」との声が挙がりました。FPSやTPSなど音が聴こえる方向や距離が重要なゲームでは、やや使いにくい可能性があります。
軽くて長時間プレイ向きではあるものの、装着感もいまひとつでした。値段も比較的高いので、ロジクールファンでないのなら、ほかの商品も検討してみてください。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 40mm |
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連続再生時間 | 最大33時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | ミニプラグ |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 無線(2.4GHz) |
マウスパッドやキーボードを中心にゲーミングデバイスを手がける、SteelSeriesの「Arctis 7P+」。PS5向けを謳っており、付属のUSB-Cドングルを接続すれば、2.4GHzのワイヤレス接続が可能です。
音の定位感の検証では、音の方向が明瞭で足音や銃声の音も自然でした。しかし、距離感がつかみづらく、音だけでは相手がどの程度の距離にいるのかを判別しにくい印象。音の情報がやや欠けているので、FPS・TPSには不向きといえます。
マイクの性能は、ノイズがほとんどカットされておらず声が聞き取りずらい印象。声も強くブーストされていないのでボイスチャットでの意思疎通が取れないこともあるでしょう。環境音が入りやすい人は別途マイクの購入を検討してください。
装着感は、イヤーカップの角度を変えられるため、頭の大きさや形に合わせられました。素材の通気性がよいので、蒸れを気にせずにゲームに長時間集中しやすいでしょう。一方で、締め付けは強めなのでヘッドバンドの調整が必要な点はやや不便に感じました。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 40mm |
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連続再生時間 | 30時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | USB |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 無線 |
ヘッドセットやイヤホンなどのオーディオ機器を幅広く手掛ける、オーディオテクニカの「ATH-G1WL」。有料ソフトウェアの「Immerse」で耳を分析でき、最適なパーソナライズサウンドを提供できると謳っています。
定位感の検証では、左右・後方の聞き分けはできるものの前方がぼやけており、正確な位置が把握しづらい印象。近距離の音は聞きやすいものの遠距離になると音がぼやけやすく、FPS・TPSには不向きでしょう。
マイクの性能の検証では、多少ノイズが残っているものの声は明瞭に聞こえました。青軸キーボードの打鍵音のような高い音はVCに入るかもしれませんが、低いノイズはしっかりカットできるので大きなノイズがあっても声を届けられるでしょう。
ゲーム向けの音声の検証では、低音・中音・高音のバランスは良好でしたが、音が少しこもっている印象を受けました。FPS・TPSで混戦になった際には、銃声や足音などが混ざって聞こえることもあるでしょう。
装着感の検証では、メッシュ素材で蒸れにくく、イヤーカップが大きめでゆとりがあるのでフィット感は良好でした。一方、バンド部分のクッションが硬いため、圧迫感を覚えることもあるでしょう。長時間つける際には、時折外しながら使うのがおすすめです。
付属のソフトウェアはなく、イコライザーの設定やノイズキャンセリングの設定はできません。自分好みに音を設定したい人は、有料ソフトウェアの「Immerse」を導入しましょう。なお、ソフトウェアの価格は1年プランが1,599円(税抜)、5年プランは4,299円(税抜)で、2週間の無料トライアルも用意されています。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 45mm |
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連続再生時間 | 15時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | USB |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 有線 |
デンマークのオーディオメーカー、EPOSのゲーミングヘッドセット「H3」。マイク部分のアームを持ち上げるだけで、自動的にマイクがミュートに切り替わる機能を備えています。
音質の検証では、かすれた低音や人の声が重なるシーンのような、はっきりと厚みを持っていない音の表現が弱い印象。音の大枠は再現できているものの、細かい音を表現しきれていないように感じました。低音や高音は強めに鳴るバランスなので、迫力は感じやすいでしょう。
方向や距離感に関しては、左右の音は聞き分けやすいものの、上下や斜め方向はかなりぼやけている印象。後方や前方の音は斜め方向でも違いがわかりにくく、判別がつきにくいこともありました。距離もぼやけていて位置を把握しにくいため、FPS・TPSには不向きです。
マイク性能の検証では、小さなノイズは入っていましたが、声は明瞭で聞き取りやすい印象。声がハキハキクリアに聞こえるのでボイスチャットでの会話もしやすいでしょう。ただ、頻繁に環境音が入る場所ではノイズをカットしきれない可能性もあります。
イヤーカップの素材はやや硬く側圧が強め。耳にしっかりフィットするので遮音性は高めですが、長時間つけていると素材の硬さによる耳の痛みを感じました。ソフトウェアがないため、音質調整やサラウンド機能はできません。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | |
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連続再生時間 | |
イコライザー機能 | |
接続端子 | ミニプラグ |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 有線 |
プロゲーミングチームや大会のスポンサーでよく目にする、ロジクールの「G335」。カラーはブラック・ホワイト・ミントの3色展開で、重量は240gと軽量な商品です。
定位感の検証では、左右前後の音は聞き分けられましたが、斜め方向の音が聞き分けにくいと感じました。映像よりも近くから音が聞こえる感覚があり、距離感がつかみにくい印象。オープンワールドのゲームやFPS・TPSには不向きといえます。
マイク性能の検証では、ノイズがほとんど抑制されておらず、人の声に少しかぶさって聞こえました。音声が聞こえないほどではありませんが、ゲーム中に通話をしたい人は、別途マイクを用意したほうがスムーズに会話できるでしょう。
ゲーム向けの音質の検証では、厚みがなく臨場感にやや欠けるサウンドでした。音の広がりが少なく、近くで音が鳴っている印象。音域の聞き分けはできますが、耳元で響くので長時間ゲームをしていると疲れを感じるでしょう。
装着感の検証では、メッシュ素材で蒸れにくく熱がこもりにくいのが魅力。イヤーカップは小さめですが側圧は少なく、長時間使用できるでしょう。しかし、バンドが短く調節も2段階のみなので、頭の大きい人は注意が必要です。
ロジクールの専用ソフトウェア「Ghub」には対応しておらず、細かい設定は変更できません。音にこだわりがある人には不向きですが、頭のサイズが小さめで安価なものを探している人であれば選択肢に入れてもよいでしょう。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 40mm |
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連続再生時間 | |
イコライザー機能 | |
接続端子 | ミニプラグ |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
ロジクール G335の口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 有線 |
音の位置や距離感も掴みづらく、モニターからも「音質が悪く前後左右もわからない」「遠~中距離の音の差が明確でない」と厳しい意見が挙がりました。FPSやTPSなど音による情報が重要なゲームのプレイには適していません。
音質も低評価。モニターからは「低音が薄い」「中低音に雑音が目立ちバランスが悪い」との声が挙がりました。ゲームサウンドを楽しみたい人にも不向きといえるでしょう。
一方で、装着感は高めの評価を獲得。モニターからは「イヤーカップはほどよい重さで疲れにくい」「バンドが太くしっかり支えられる」など好評でした。
1万円を切る低価格で、初心者でも手を出しやすいのもポイント。とはいえ音質やカスタマイズ性の低さをふまえると万人におすすめできるわけではありません。本格的なゲーミングヘッドセットがほしい人は、より上位の商品もチェックしてみてくださいね。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 32mm |
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連続再生時間 | |
イコライザー機能 | |
接続端子 | ミニプラグ |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 有線 |
エレコムの「HS-G01 ゲーミングヘッドセット HSG01BK」は、価格の安さがメリット。
実際に使用すると、FPS・TPSのプレイで重要な定位感の評価は伸び悩みました。モニターからは「距離による音の変化を感じにくく、ずっと同じ場所にいるようだった」との声が。斜めや上下の音の聞き分けが難しい印象を受けました。
マイクはノイズキャンセリング機能を搭載しておらず、マイクにはかなりノイズが入り込む印象。プレイ環境を考慮するか、別途マイクを買うのが無難でしょう。専用ソフトウェア・バーチャルサラウンドなどもなく、カスタマイズ性に欠けました。マイクの自動音量調節しかできないため、生配信では使いにくいでしょう。
中音域のセリフはぼやけて聞こえ、高音の響きはチープに感じました。試聴したモニターからは「音がクリアとはいえず、こもって聞こえた」との意見が挙がり、解像度は低め。低音の厚みと迫力はある程度ありますが、没入感は得にくいといえます。
装着感は悪くありません。「イヤーカップが若干硬い」と答えたモニターもいたものの、痛みや違和感を覚えるほどではなさそうです。「頭のてっぺんの形にしっかりフィットする」という声が多く、長時間使用でなければ負担になりにくいでしょう。目立って評価が伸びた検証項目がなくコスパがよいとまではいえないものの、安さを重視するなら検討してもよさそうです。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 50mm |
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連続再生時間 | |
イコライザー機能 | |
接続端子 | ミニプラグ |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 有線 |
ドライヤーや口腔洗浄機などを手がける、BENGOOの「ゲーミングヘッドセット」 。付属のリモコンで音量調節とマイクミュートが可能な商品で、USBと3.5mmジャックの両方での有線接続が可能な商品です。
装着感は、ドライバー部分が大きいもののやや特殊な形状で、装着時に圧迫感を覚えました。耳に引っかかることもあったほか通気性もいまひとつなので、長時間の着用は厳しいでしょう。
マイク性能の検証では、音量が小さめで聞き取りづらいうえに音質もこもりがち。ゲーム中のVCでは声が埋もれてしまうこともあるでしょう。ノイズはほぼカットされておらず、むしろ雑音が強調されていると感じるほど。ゲーム中に通話をしたい人は、別途マイクを用意したほうがスムーズに会話できるでしょう。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 40mm |
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連続再生時間 | |
イコライザー機能 | |
接続端子 | ミニプラグ |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
バーチャルサラウンド対応 | |
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接続方法 | 無線(USBドングル式) |
スピーカーやイヤホンなど幅広く手掛ける、アメリカの老舗オーディオメーカーJBLのゲーミングヘッドセット「Quantum 360P Console Wireless」。7.1chサラウンドにも対応しているほか、付属のドングルを使えば「2.4GHz」のワイヤレス接続が可能です。
ゲーム向けの音質の検証では、低音はヘッドセットが震えるほど大きく迫力があったものの、主張が強すぎて中音や高音がかすんでしまう印象。細かい音の表現ができておらず音の種類が多くなると、こもって聞こえました。低音は強く響くので映画館にいるような迫力を感じるでしょう。
方向や距離感は、左右の音は聞き分けられましたが、上下や前方・後方の聞き分けが難しい印象です。後方の音がぼやけていて正確な位置の把握が難しく、FPS・TPSには不向きでしょう。
マイク性能の検証では、声は問題なく聞こえますが常にノイズが大きく入る点が気になります。ゲーム中に通話をするなら、別途マイクを用意したほうがノイズを気にせず、快適に会話できるでしょう。
装着感の検証では側圧はほどよいものの、イヤーカップが小さいため耳への圧迫感があります。熱もこもりやすく蒸れるので長時間の使用には向かないでしょう。
ソフトウェアがあるので7.1chサラウンドやイコライザーを調節できます。しかし、ソフトウェアに接続しないと音質が悪く、PCを起動するたびに接続する必要があるので少し手間に感じるでしょう。
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 40mm |
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連続再生時間 | 26時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | USB |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
マイベストではベストなゲーミングヘッドセットを「音質がよく長時間着けていても違和感がなく、ゲームに集中できるヘッドセット」と定義。
そんなベストなゲーミングヘッドセットを探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のゲーミングヘッドセット29商品を集め、以下の5つのポイントから徹底検証しました。
検証①:ゲーム向けの音質
検証②:装着感
検証③:定位感
検証④:マイクの性能今回検証した商品
ゲーム向けの音質がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「FPS・TPSゲーマーが聴いて、高音質かつ臨場感があると感じる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
以下の方法でモニターが音声を聴き、ゲーム向けの音質のよさを評価。各商品のおすすめ度をスコア化しました。
装着感としてユーザーがとても満足できる基準を「頭を振った際のずれにくさや側頭部の圧迫感なども含め、フィット感がよく快適にプレイできた商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
モニターがヘッドセットを装着してゲームをプレイし、装着感を評価。各商品のおすすめ度をスコア化しました。
定位感がわかりやすさがよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「FPS・TPSゲーマーが聴いて、正確に空間を表現できると感じる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
モニターが「Apex Legends」の距離感・定位感のテスト動画を視聴し、方向・距離感のわかりやすさを評価。各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイクの性能としてユーザーがとても満足できる基準を「マイクの音質がよく、周囲の雑音をカットできる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイクの音質はダミーヘッドマイクを用いて測定。ヘッドセットをPCに接続し、ダミーヘッドマイクにセットします。その後、ダミーヘッドマイクの口の部分に内蔵されたスピーカーから、テスト用の音声を再生。ヘッドセットのマイクを経由した音声を音楽制作ソフトウェアで測定し、各商品の周波数特性を分析しました。
マイクがノイズをどれだけカットできるかはモニター5名で評価を行い、マイク自体の音質のよさと総合して、マイクの性能として各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイクの音質のよさ
ノイズキャンセリング性能の高さ
マイクの音質のよさ
人の声で最も低い帯域とされる80Hzを基準に、100〜4,000Hzの平均がどれほど強調されているかをdb数で測定。より声の帯域が強調されているものほど高評価としました。
ノイズキャンセリング性能の高さ
カスタマイズ性としてユーザーがとても満足できる基準を「付属品・本体機能・ソフトウェアによって、より自由度が高くゲームプレイに適した設定にできる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、ポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
ゲーミングヘッドセットには、一般的なヘッドセットにはないゲームに特化した機能が年々追加されています。「最強のゲーミングヘッドセット」を見つけたいなら、この機能性にも注目しましょう。最新のゲーミングヘッドセットなら光る機能はもちろんのこと、音の定位感(音の方向のわかりやすさ)の調整やアプリケーションごとの音質調節など、快適なゲームライフのための機能が満載です。
最近は、バーチャルサラウンドに対応したゲーミングヘッドセットが数多く登場しています。バーチャルサラウンドとは疑似的にスピーカーを増設できる技術のこと。7.1chサラウンドであれば、実際には2つのスピーカーしかないヘッドセットでも、8つのスピーカーから音が鳴っているかのように聞こえます。頭の周りから音が聞こえるような体験ができるので、いつものゲームでもはじめてプレイしたかのように感じられるでしょう。
バーチャルサラウンドは、ゲーム配信の視聴や映画鑑賞にも対応していることがあるので、ゲーミングPCやPS5で動画やゲーム配信の視聴を行う人にもうれしい機能です。
バーチャルサラウンドのチャンネル数は、多ければ多いほど包み込まれる感覚がある音を楽しめます。しかし、ヘッドホンでバーチャルサラウンドを正しく再現するためには、個人にあわせて信号を最適化する技術(HRTF:Head Related Transfer Function)が必要なので、一般に普及しているヘッドセットでこれを実現できているものは少ないでしょう。
バーチャルサラウンドの性能はチャンネル数によって効果が変わってきますが、正しく再生されているかは実際に聞いてみないとわかりません。 間違った設定にしていると、正しい方向・距離感で聞こえない場合があります。設定の方法がわからない場合は、バーチャルサラウンドをオフにしたほうがよいでしょう。
PS5にヘッドホンを有線接続する方法はとても簡単。ゲーミングヘッドセットの3.5mmオーディオジャックをPS5のコントローラーに差し込むことで接続可能です。また、USB接続のゲーミングヘッドセットを使う場合は、PS5本体のUSBポートに差し込みましょう。
通常はPS5にはゲーミングヘッドセットをBluetooth接続することはできません。ただ、PS5公式ワイヤレスヘッドセットやUSB Bluetoothアダプターを別途購入するとPS5にBluetooth接続ができるようになりますよ。
1位: ソニー|SONY|INZONE H9|WH-G900N/WZ
2位: ASUS|ROG Delta II
3位: ロジクール|G PRO X 2 LIGHTSPEED|G-PHS-005WLBK
4位: ソニー|SONY|INZONE H5
4位: Razer|BlackShark V2 HyperSpeed|RZ04-04960100-R3M1
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