




子どもの運動会の撮影には、カメラがあると便利。手ブレ補正などスポーツ撮影向けの機能が備わっているものや、望遠機能が充実しているモデルもたくさんそろっています。しかし、ニコンやキヤノンといったメーカーごとに違いがあり、レンズの種類も多いので、どれを選べばよいか迷いますよね。
そこで今回は、運動会向きカメラのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介。初心者におすすめのカメラや、カメラの設定方法についても詳しく解説します。必要なスペックを見極めて、運動会や発表会などのイベントをしっかり記録できるカメラを手に入れましょう。

新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
運動会向きカメラの1つ目のメリットは、撮影に集中できることです。スマホで撮影を行う場合、撮影中にも画面内に通知が出て邪魔されることも多いもの。スマホとは別にカメラを用意すれば、あとから合流する家族との連絡も撮影を中断せずに行えます。
2つ目のメリットは、遠くからズームしても画質が劣化しにくいことです。一般的なスマホは画像の一部を引き延ばしてトリミングするデジタルズームを搭載しており、画質が劣化します。カメラはレンズが物理的に伸びる光学ズーム搭載の機種が多く、高画質で撮影できるのが利点です。
写真と動画の両方を記録したい場合は、ビデオカメラも別で用意しておくのがおすすめ。ビデオカメラは1/2.3型や1/2.5型といった小さいセンサーが多いため背景がボケにくく、画面全体にピントの合った撮影が可能です。狙った被写体がピンぼけせず、きれいな動画を撮影できます。
運動会向きカメラを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
運動会向きカメラは、一眼レフ・ミラーレス・ネオ一眼の3種類です。カメラの種類によって、特徴や扱いやすさ、価格などが異なるため、事前に確認しておきましょう。
運動会だけでなく、今後もカメラを趣味にしたい人には一眼レフがおすすめです。大きなイメージセンサーでボケ表現を活かしたプロ風の写真を撮影できます。さまざまなレンズにつけ替えて、幅広い表現を楽しめる点も魅力です。
撮りたいものをタイムラグなしで見れる光学ファインダーを搭載しており、動きが速い子どものベストショットを狙いやすい点もメリット。一見操作は難しそうに見えますが、初心者でも使いやすいよう、オートモードやスポーツ撮影モードが搭載されているものが大半。知識がなく操作に自信がない人でも、すぐに扱えるでしょう。
価格は初心者向けで10~15万円前後、ハイアマチュア向けは20万円前後が目安です。プロ向けになると50万円以上します。本体の重さは初心者向けが400~600g前後で、プロ向けは1,000g前後と高性能になるほど重くなる点は認識しておきましょう。
運動会以外にも、家族旅行などで気軽に撮影したい人にはミラーレスがぴったり。一眼レフからミラーを取り除いた構造のため、小型・軽量なものが多く持ち運びやすい点が魅力です。レンズも一眼レフ用より小さめで、手持ちで撮影しても疲れにくいでしょう。
スマホと同様に景色が画面や電子ファインダーに表示されるため、仕上がりをイメージして撮影できることも利点です。従来の一眼レフより連写が速く、人物認識の性能がよい傾向があるためカメラを使ったことがない初心者にもおすすめ。一眼レフ同様に、オートモードやスポーツ撮影モードも搭載されています。
価格は一眼レフに近く、初心者向けモデルの目安は10万円前後、高性能モデルは30万円前後。本体の重さは初心者向けだと300g前後、上級者向けは500g前後が一般的です。
カメラの価格を抑えたい人は、ネオ一眼をチェックしましょう。ネオ一眼とは、一眼レフ風のカメラボディに、広角から望遠まで撮影できる高倍率レンズが固定されたカメラのこと。レンズの交換はできませんが、5〜8万円前後と安価に購入可能です。
運動会では広角側で全体図、望遠側で子どものバストアップを撮影できます。レンズを交換しなくてもよいため、カメラやレンズに運動場の砂ぼこりが入るリスクも軽減。人混みでレンズ交換が難しい遊園地のパレード撮影などにも便利です。
本体の重さは、レンズを含めて600~1,000g前後が目安。一眼レフ・ミラーレスはレンズを含まない本体だけの重さのため、レンズも含めればネオ一眼のほうが軽量。持ち運びやすさを重視する人におすすめです。
運動会では、ズーム倍率10倍以上がベターです。ズーム倍率は、焦点距離の前半の数字と後半の数字から計算されています。前半に記載される広角側の数字は24〜28mm、後半に記載される望遠側の数字は200〜500mm程度がよいでしょう。
一眼レフ・ミラーレスは、キットレンズの焦点距離を確認してください。標準ズーム・望遠ズームの2本が付属しているものなら十分といえますが、運動会には別売りの高倍率ズームレンズが便利です。レンズ交換がいらないため、複数のレンズを持ち歩く必要がなく素早い撮影もできますよ。
小学校の運動会では、望遠側の倍率は100~400mm程度が必須です。子どもの顔やバトンを受け渡す手のアップなども撮影したいなら、500~600mm程度があると便利。しかし、600mm前後の望遠レンズは大きく重いため、手軽さを重視するならネオ一眼も検討してください。
望遠撮影が多い運動会では、手ブレ補正機能が欠かせません。望遠撮影になるほど画角が狭くなり、手ブレや体の揺れの影響が大きくなります。手ブレ補正機能は、ズームと同様に光学式がおすすめです。電子式もありますが、光学式のほうがラグが少なく細かなブレも残りにくい傾向があります。
学校から許可が出ているなら、三脚・一脚でカメラを固定するとよいでしょう。応援スペースが狭い場合は、場所をとらない一脚を検討してください。
動く被写体の撮影がメインの運動会では、動体撮影の性能を重視しましょう。特に注目したいオートフォーカス機能や、連写機能を詳しく解説します。
かけっこやリレーで素早く動く子どももブレずに撮影したければ、オートフォーカス機能の種類と性能に注目してください。動く子どもをきれいに撮影したいなら、コンティニュアスAF(AF-C・AIサーボ)の性能に優れたモデルがおすすめ。徒競走やリレーの撮影にはぴったりです。
コンティニュアスAFは、シャッター半押しで被写体にピントを合わせ続けられます。高性能なモデルでは、子どもを追う範囲やポイントを細かく設定可能。最新のミラーレスなら、人の顔や瞳を自動検出してピント合わせする機能もあります。
なお、クラスメイトとの記念撮影や昼食中など、被写体が停止しているシーンではシングルAF(AF-S・ワンショットAF)で撮影しましょう。一度ピントが合った場所で固定されるため、ピンポイントかつ正確にピントを合わせられて便利です。
オートフォーカスの種類に加えて、速度もチェックしましょう。一眼レフなら測距点と呼ばれるピントの目印が30個以上、ミラーレス・ネオ一眼ならオートフォーカス方式が像面位相差方式となっているものはピントが合うスピードが速めです。運動会などの動体撮影に向いています。
スマホのような感覚で気軽に撮影したい人は、タッチシャッター機能つきのミラーレスがおすすめです。タッチパネル上で被写体に触れるだけで、簡単にピントを合わせて撮影できます。カメラの機能やオートフォーカスの種類はわかりにくい人にもぴったりです。
決定的な瞬間を逃したくない人は、高速連写性能をチェックしましょう。高速連写性能とは、1秒あたりに何枚撮影できるかで表されます。決定的な瞬間を切り取りたいなら、1秒あたりに撮影できる枚数が多いものがおすすめです。
連写速度の平均は5コマ/秒~8コマ/秒ですが、運動会のような動く被写体の撮影がメインの場合は10〜20コマ/秒がベターです。写真を一時的に記録するカメラのバッファ容量が埋まると連写速度が落ちるため、メモリーカードも書き込み速度が明記されている速いものを選びましょう。
一部の商品データはAIで自動入力しており、現在のデータ正解率は平均約90%です。ご購入の際は必ず事前に各商品の公式サイトで内容をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
種類 | 重量 | 有効画素数 | 光学ズーム倍率 | 35mm判換算焦点距離 | 連写速度 | 手ブレ補正機構 | 記録形式 | 記録メディア | 動画撮影機能 | タッチシャッター機能 | |||||
1 | キヤノン PowerShot SX720 HS|SX720 HS | ![]() | 遠くの被写体まできれいに撮影できる!光学40倍ズーム搭載 | 不明 | 245g | 2030万画素 | 40倍 | 不明 | 5.9枚/秒 | 光学式 | 不明 | SDカード、SDHCカード、SDXCカード | 不明 | ||
2 | Lecran Lecran | ![]() | 最短4cm接写対応のAF搭載で初心者も簡単撮影 | コンパクトデジタルカメラ | 119g | 4400万画素 | 1倍 | 7.36mm | 2コマ/秒 | 電子式 | JPEG | microSD | |||
3 | Lecran デジタルカメラ | ![]() | 最短4cm接写とWebカメラ対応で日常を高画質記録 | コンパクトデジタルカメラ | 119.0g | 4400万画素 | 不明 | 不明 | 2.0コマ/秒 | 電子式 | JPEG | microSD | |||
4 | QZTCAMERA デジタルカメラ | ![]() | 超軽量&18倍ズーム搭載4K高画質カメラ | コンパクトデジタルカメラ | 138g | 6400万画素 | 18倍 | 不明 | 不明 | 不明 | jpeg、MP4 | SD | |||
5 | QZTCAMERA デジタルカメラ|A59 | ![]() | 6400万画素とタイムラプスで日常を鮮やかに記録 | コンパクトデジタルカメラ | 147g | 6400万画素 | 18倍 | 4.04mm | 不明 | 不明 | JPEG | microSD | |||
光学40倍・プログレッシブファインズーム80倍に対応しているので、遠方の被写体でも高精細に撮影ができます。フレーミングアシスト機能で人の顔を認識させれば、顔の大きさを一定に保つよう自動でズームアウトも可能。魚眼風やジオラマ風など、豊富な撮影モードも魅力ですよ。
| 種類 | 不明 |
|---|---|
| 重量 | 245g |
| 有効画素数 | 2030万画素 |
| 光学ズーム倍率 | 40倍 |
| 35mm判換算焦点距離 | 不明 |
| 連写速度 | 5.9枚/秒 |
| 手ブレ補正機構 | 光学式 |
| 記録形式 | 不明 |
| 記録メディア | SDカード、SDHCカード、SDXCカード |
| 動画撮影機能 | |
| タッチシャッター機能 | 不明 |
| 種類 | コンパクトデジタルカメラ |
|---|---|
| 重量 | 119g |
| 有効画素数 | 4400万画素 |
| 光学ズーム倍率 | 1倍 |
| 35mm判換算焦点距離 | 7.36mm |
| 連写速度 | 2コマ/秒 |
| 手ブレ補正機構 | 電子式 |
| 記録形式 | JPEG |
| 記録メディア | microSD |
| 動画撮影機能 | |
| タッチシャッター機能 |
| 種類 | コンパクトデジタルカメラ |
|---|---|
| 重量 | 119.0g |
| 有効画素数 | 4400万画素 |
| 光学ズーム倍率 | 不明 |
| 35mm判換算焦点距離 | 不明 |
| 連写速度 | 2.0コマ/秒 |
| 手ブレ補正機構 | 電子式 |
| 記録形式 | JPEG |
| 記録メディア | microSD |
| 動画撮影機能 | |
| タッチシャッター機能 |
| 種類 | コンパクトデジタルカメラ |
|---|---|
| 重量 | 147g |
| 有効画素数 | 6400万画素 |
| 光学ズーム倍率 | 18倍 |
| 35mm判換算焦点距離 | 4.04mm |
| 連写速度 | 不明 |
| 手ブレ補正機構 | 不明 |
| 記録形式 | JPEG |
| 記録メディア | microSD |
| 動画撮影機能 | |
| タッチシャッター機能 |
撮影中のコツとして競技中はとにかく連写し、あとからお気に入りの写真をピックアップしましょう。途中でバッテリーやSDカードの容量がなくなってしまわないように、事前に確認しておくことも大切です。
運動会のためにカメラを新調した人や初心者は事前に練習し、設定や操作感に慣れておくとよいでしょう。屋外で遊んでいる子どもの姿や運動会の練習をしている様子など、運動会と似た条件で練習すると本番に役立ちます。
運動会の撮影中にカメラのバッファ容量が埋まることのないよう、メモリーカードも準備しておきましょう。以下のコンテンツでは、容量や転送速度の選び方を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
1位: キヤノン|PowerShot SX720 HS|SX720 HS
2位: Lecran|Lecran
3位: Lecran|デジタルカメラ
4位: QZTCAMERA|デジタルカメラ
5位: QZTCAMERA|デジタルカメラ|A59
ランキングはこちら最後に、プロが愛用するおすすめの運動会向きカメラをご紹介します。
写真家が厳選!初心者におすすめのカメラ10選【コンデジから一眼レフまで】
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