コダック Friendly Zoom FZ45を徹底レビュー!実際に使ってわかったFZ55との違いや魅力は?
「撮りたい時にさっと撮影が楽しめる」と謳うコンパクトデジタルカメラ、コダック Friendly Zoom FZ45。ネット上では「本体は小さくてすごく軽い」と評判です。しかし、「手ぶれ補正の効きがいまひとつ」「暗所は厳しい」と気になる口コミも見られ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の14個の観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
持ち運びのしやすさ
- 色再現性の高さ
- 色表現の豊かさ
- 解像感のよさ
- ボケ感のよさ
- 暗所への強さ
- オートフォーカスの優秀さ
- 手ぶれ補正の強力さ
- モード設定のしやすさ
- 使い勝手のよさ
- 望遠性能の高さ
- マクロ性能の高さ
- 動画性能の高さ
- 動画の撮りやすさ
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のコンパクトデジタルカメラとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、コンパクトデジタルカメラ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電を中心に幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています

目次
- 【結論】はじめてコンデジを使う人におすすめ。サイズも価格も手頃で使いやすく、充電の手間もかからない
- マイベストが選ぶおすすめはこちら!各検証No.1アイテムをご紹介
- コダック Friendly Zoom FZ45とは?
- FZ45にそっくりなFZ55も販売中!違いは?
- 検証してわかったよい点・気になる点をもとに向いている人を詳しく解説!
- コダック Friendly Zoom FZ45のよい点は8つ!
- コダック Friendly Zoom FZ45の気になる点は2つ!
- コダック Friendly Zoom FZ45の詳細情報
- コダック Friendly Zoom FZ45の価格比較
- コダック Friendly Zoom FZ45はどこに売っている?
- コダック Friendly Zoom FZ45が向いていない人におすすめのコンパクトデジタルカメラは?
【結論】はじめてコンデジを使う人におすすめ。サイズも価格も手頃で使いやすく、充電の手間もかからない
JK ImagingKODAK PIXPRO | Friendly Zoom | FZ452022/08/26 発売
2022/08/26 発売
| 重量 | 158.2g |
|---|---|
| センサーサイズ | 1/2.3型 |
| 光学ズーム倍率 | 4倍 |
| 35mm判換算焦点距離 | 27~108 mm |
| F値 | ワイド端:F3.0/テレ端:F6.6 |
| 動画撮影サイズ | フルHD |
FZ55と違って乾電池式なので、充電の手間もかかりません。最大512GBのSDカードに対応し、写真をたっぷり撮れます。実際に屋内外で撮影した結果、色彩豊かで解像感の高い写真を撮れました。カラーフィルターのバリエーションが豊富なので、レトロ風・幻想的な写真など一風変わった写真撮影にも挑戦できます。
オートフォーカス機能があり、人物への動作率は100%だったので、初心者でもピント合わせに手間取らずに済むでしょう。口コミに反して手ぶれはある程度補正されたので、止まっている被写体であればきれいに撮影できそうです。オートのほかにマニュアルモードもあり、モードを切り替えれば表現の幅が広がります。
望遠・マクロ写真の写りもきれいでした。また、動画の映りもよく、日中では人や建物の輪郭をくっきり撮影できました。手ぶれもかなり抑えられ、動きのある映像をなめらかに撮れます。発色も自然で、空の青色の濃淡を再現していました。ただし動画撮影にマニュアルモードはなく、映りにはこだわれません。
本体が小さく価格も抑えられているぶん機能はシンプルで、撮影環境を少し選びます。口コミで指摘されているとおり暗所には弱く、日中の撮影でも白飛びが生じました。独特の色味で味のある写真ではありましたが、高画質さや色味の再現性などにこだわって撮影したい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
<おすすめな人>
- 乾電池式のコンデジを探してる人
- 手頃な価格帯で手軽に使えるものがほしい人人
- スマホとは一味違った写真を撮りたい人
<おすすめできない人>
- とにかく高画質・高性能にこだわる人
- 動画撮影も楽しみたい人
マイベストが選ぶおすすめはこちら!各検証No.1アイテムをご紹介
実際にコダック Friendly Zoom FZ45と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのコンパクトデジタルカメラと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
コダック Friendly Zoom FZ45の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイのアイテムを見つけてみてくださいね!
ソニー

明るいレンズで色味と描写に妥協なし。多彩な使い方が可能
ソニー

動体も夜景も高精細。ズームもAFも妥協なしの万能コンデジ
コダック Friendly Zoom FZ45とは?

今回ご紹介するFriendly Zoom FZ45は、1888年に設立したアメリカの老舗カメラメーカーであるKODAK PIXPRO(コダック)が手がけたコンパクトデジタルカメラです。従来モデルのFZ43に引き続きアルカリ電池対応モデルなので、単三形アルカリ乾電池2個もしくは別売りの単三形ニッケル水素電池で動作します。
動画撮影性能は従来モデルのFZ43よりもアップし、解像度フルHD(1920×1080)・高速ムービーの撮影が可能になりました。レンズには27mm広角レンズを搭載し、オートフォーカス機能も搭載。「誰でも簡単に撮影できる」と謳っています。
SDカードはSDHC・SDXCの規格に対応し、容量は最大512GBのものを使用可能です。本体カラーはブラック・レッドの2色から選べます。スペックの詳細は以下のとおりです。
<基本情報>
- 画素数|1635万画素
- センサーサイズ|1/2.3型
- 焦点距離(35mmフィルム換算)|27~108mm
- 光学ズーム|4倍
- デジタルズーム|6倍(光学ズームと併用すると最大24倍)
- ISO|自動・ISO 100/200/400/800/1600/3200
- F値|F3.0~F6.6
- シャッタースピード|4~1/2000秒(手動: 30秒)
- 最短撮影距離|5cm
- モニターサイズ|2.7インチ
- 内蔵メモリ|63MB
- 付属品|単三形アルカリ電池(2個)・USBケーブル・リストストラップ・かんたん操作ガイド・保証書
FZ45にそっくりなFZ55も販売中!違いは?
コダックが手がけるFriendly Zoomシリーズのなかには、FZ45のほかに、見た目がそっくりなFZ55があります。FZ45とFZ55の大きな違いは、電源方式です。
検証に使用したFZ45はアルカリ電池対応モデルですが、FZ55は充電式リチウムイオン電池を搭載しているので、使用前には付属のケーブル・ACアダプタで充電する必要があります。そのほか、FZ45と異なる部分は以下のとおりです。
<FZ55の主要なスペック>
- レンズ|28mm広角レンズ
- 光学ズーム|5倍
- デジタルズーム|6倍(光学ズームと佩用すると最大30倍)
- F値|F3.9-F6.3
- 焦点距離(35mmフィルム換算)|28~140mm
FZ45のほうがF値が小さいぶん明かりを取り込みやすく、暗所撮影に強い・ボケ表現を出しやすいなどの利点がありますが、一方で、FZ55のほうが焦点距離が長く、遠くの被写体に寄ってズーム撮影しやすいという利点があります。実際に使用した結果、上記スペックの違いによって写り具合などが少し異なりました。以下の検証結果を参考に、自分に合うモデルを選んでみてくださいね。
検証してわかったよい点・気になる点をもとに向いている人を詳しく解説!

検証のポイント
- 持ち運びのしやすさ1
カメラで日常的に写真を撮る人10人が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
- 色再現性の高さ2
カメラで日常的に写真を撮る人10人が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
- 色表現の豊かさ3
カメラで日常的に写真を撮る人10人が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
- 解像感のよさ4
カメラで日常的に写真を撮る人10人が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
- ボケ感のよさ5
カメラで日常的に写真を撮る人10人が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
- 暗所への強さ6
マイベストでは「フラッシュを使わずにある程度きれいな夜景が撮影でき、屋内の暗所でも解像感が大きく落ちない」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
- オートフォーカスの優秀さ7
マイベストでは「人物も物体もピント合わせが正確かつスムーズで、顔AFにも対応している」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
- 手ぶれ補正の強力さ8
マイベストでは「たまにブレが生じる可能性があるが、普通に使うぶんには気になる場面は少ない」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を手ぶれが起きやすい姿勢で撮影したときの広角側の補正段数が2段以上と定めて以下の方法で検証を行いました。
- モード設定のしやすさ9
マイベストでは「よく使うモードを直感的に素早く切り替えられるが、露出補正の設定は少しだけ手間」なものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
- 使い勝手のよさ10
マイベストでは「使用時にストレスを感じることが少なく、撮影後のデータ転送・保存もスムーズに行える」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
- 望遠性能の高さ11
マイベストでは「ズーム倍率がiPhoneと同等で、よりくっきりと写る」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
- マクロ性能の高さ12
マイベストでは「細かな質感を見て取れ、マクロ写真として実用的」なものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
- 動画性能の高さ13
カメラで日常的に写真を撮る人10人が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
- 動画の撮りやすさ14
マイベストでは「本格的な動画撮影に挑戦するときにカメラ側で障害となりうる要素が若干ある」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています

コダック Friendly Zoom FZ45のよい点は8つ!

人気のコンパクトデジタルカメラを比較検証したところ、コダック Friendly Zoom FZ45には8つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
持ち出しやすく構えやすい。手軽に使える

持ち出しやすさの検証では高評価を獲得。実際に使用したモニター10人全員が「負担に感じない」と好印象を抱いています。「重さはスマホとほとんど変わらない」「モバイルバッテリーのように軽い」と絶賛されました。
ボディの質感はツルっとしているものの、FZ55と違ってグリップ部分に緩やかなウェーブがあり、手になじみやすく握りやすい形状です。モニターからも「片手でも負担なくしっかりと構えられる」と好評でした。構えているときの負担が少なく、長時間撮影を楽しめるでしょう。
本体のサイズは幅93.0×奥行28.7×高さ60.2mm・重量は158.2g (実測値)と、比較した商品のなかでもトップクラスのコンパクトさ。凹凸が少ない形状なので、ポケット・カバンからの出し入れもスムーズでした。どこへでも持っていきやすいので、日常的に持ち歩いて撮影を楽しみたい人にぴったりです。
<持ち出しやすさについてのモニターコメント>
- 「とても軽い。フォルムも相まってマウスを想起した。小さなカバンやポケットに入れても負担に感じにくく、気兼ねなく持ち出せそう」
- 「散歩中にサッと取り出して撮影するのを複数回繰り返しても疲れなさそう」
- 「手でカメラを握ったままポケットにスルっと入れられるくらいにコンパクト。どこかに引っかかることもなく、取り回しやすくて使いやすい」
- 「レンズ部分よりもグリップ部分がやや厚くなっていて、指全体で握り込めるので片手だけでもブレずに撮影できる。ボディの質感はツルッとしているが、滑る感じはしない」
コメントは一部抜粋
写真の発色がモニターに好評。色表現が豊かで解像感も高く、美しい写真を撮れる

色再現性の評価は悪くありません。日中の風景や人物・屋内の食べ物などを撮影し、モニター12人がチェックした結果、発色の豊かさと濃淡のバランスが好評でした。建物が色合い豊かに描写されており、壁面の凹凸なども見て取れます。
しかし、明るさを強調する傾向があり、明暗のバランスがよいとはいえません。比較したなかにはほとんど白飛びしなかった商品もありましたが、本商品は空と地面のタイルがほぼ白く映っています。モニターからも「光のせいで白く、本来の色味を再現できていない」と指摘されました。
<発色・明暗差についてのモニターコメント>
- 「どのシーンにおいても全体的に明るく感じられた。違和感はなかったのでいいと思う。暗い部分の輪郭もはっきりと見えたので満足」
- 「日中の風景で被写体の寺院は元々暗いと思われるが、明るさが上げられているので満足できる。」
- 「地面が照り返しの影響を受け、明るくなりすぎて白くぼやけているが、むしろそれが自然な絵面とも思えるので違和感はない。人物や食べ物は、色合いや明暗に関わらず自然な感じで描写されている」
- 「すべての写真において光が強すぎて白く写っている。黒いものも若干ではあるが白くなっており、光と影のバランスが取れていない」
コメントは一部抜粋

上位商品に比べて肉眼で見た色の再現性という点では及ばないものの、この独特な色味がスマホでは撮れないエモさを醸し出しているという点で独自の魅力があるといえます。

スキントーンのきれいさはとくに好評です。モニター12人中9人が「肌が健康的な色」「肌が赤みがかっていて自然」などと評価しました。比較したなかには、肌の色が白く不健康に見える商品があったことをふまえると、人物を撮影するのに向いています。
解像感も高く、細部までくっきりと写りました。比較した一部商品は細部がぼやけて見えたのに対し、人の髪や背景の葉まで鮮明です。モニターから大きな不満はあがらず、「写真を拡大してもぼやけているところは見当たらなかった」と絶賛する人もいました。画質に不満を感じる心配は少なく、きれいな写真を撮れるでしょう。
<スキントーン・解像感についてのモニターコメント>
- 「肌は明るい質感で健康的に見える。髪の質感もよく、可愛さが増しているように感じた」
- 「どの写真も全体的に見て違和感がなく、くっきりと表現されている。写真を拡大して見てもきれいだった」
- 「人物は顔の輪郭に若干のエッジ不足を感じるものの、着ている洋服の質感まで細かく描写されており、髪質もわかるレベル。日中の風景の建物も、上部の建設中の箇所まで明確にとらえられている。食べ物の写真では、ドーナツの表面の感じが明確に把握できた」
コメントは一部抜粋

色表現が豊かで、スマホでは撮れないような写真撮影に挑戦できます。実際にカラーモードを変えて撮影したところ、セピア色モードにはほどよいレトロ感がありました。比較したなかには彩度が高めに写った商品もありましたが、本商品は全体的に彩度が抑えられた褐色系の色合いで、濃淡によって色の違いも表現されています。
カラーモードは、カラーの彩度が低いものから高いものまでバリエーション豊かです。一部から「色味がピンクに偏っているので、好みによっては満足できないかも」と指摘されましたが、ほかに不満の声はほとんどありません。ぼかしや粒状などのモードがあり、演出感のある写真を楽しめました。
<レトロな発色・カラーモードの豊富さについてのモニターコメント>
- 「トーンが抑えられていて、全体的にざらつきのような感じがありそれがレトロ感を演出していていいと思った」
- 「カラーモードは多すぎず少なすぎず、十分なバリエーション数であると思う。アナログやトイカメラのような質感を出すには、このバリエーション数あれば問題ない」
- 「ぼかし写真では外に向かって適度にボケて暗めになっていて、雰囲気がよい」
- 「各モードのトーンの風味が割とはっきりしており、写真の雰囲気を変えられてよいと思う」
コメントは一部抜粋

ボケ感は良好です。開放F値であるF3.0に設定して撮影したところ、被写体のドーナツにはしっかりピントが合い、背景にはふんわりとボケ感が入っていました。FZ55ではF3.9までしか設定できませんでしたが、本商品のほうがF値が小さいぶん若干強めにボケています。
とはいえ、比較したほかの上位商品と見比べると、本商品のボケ感は控えめなほうでした。モニター12人中6人から「ボケが小さい」「ピントが合っているところとボケているところの差がもう少しほしい」との意見が寄せられています。一眼レフで撮影したかのような強いボケ感を求める人には物足りないでしょう。
<ボケ感についてのモニターコメント>
- 「中央にピントがしっかりと合っており、背景は適度にボケている。被写体がしっかりと強調されている」
- 「ピントの合っている範囲が広い印象はあるが、手前と奥側でボケ感の差がはっきりしている」
- 「ボケが小さく感じられ、スマホで撮影した写真との違いをあまり感じない」
コメントは一部抜粋
オートフォーカス・手ぶれ補正に対応。止まっている被写体なら初心者でもきれいに撮影しやすい

しかし、ピント合わせはスピーディとはいえません。ピントが合うまでの時間を測定したところ、物体へは1.20秒・人物には1.07秒かかりました。上位商品は0.4~0.5秒ほどでピントがあったことをふまえると、被写体が素早く動いているときの撮影は難しいといえます。

マニュアルモードで表現の幅が広がる。モード切り替えも簡単

手動(マニュアル)モードでは、F値やシャッタースピード・ISO感度などの変更が可能です。明かりの取り込み具合などを変えることで、表現の幅が広がりますよ。しかし、F値を自由に変更できる絞り優先モードはありません。設定の自由度は、比較した5万円を超える上位商品に比べると低めでした。
モードの切り替え操作はシンプルです。比較した一部商品はボタンを連打する必要があったなか、ワンボタンで設定を開いたあとに方向ボタンで選択できます。露出補正も同じ方法で変更でき、モード切り替えで迷うことは少ないでしょう。

マニュアル撮影は可能ですが、設定できるF値の幅は2段階に限られます。シャッタースピードやISOはある程度細かく調整できますが、細かく設定を作り込むよりもオートモードで気軽に撮影するのが向いているカメラといえるでしょう。
電池式で充電の手間がかからず、使い勝手がよい

使い勝手は良好です。FZ55と違って電池式なので、充電の手間がかかりません。しかし、撮影可能枚数の公称値は120枚と少なめです。実際に屋外に持ち出して使用すると途中で電池が切れたので、1日中撮影する日は予備の電池を持っておきましょう。
SDカードを使え、写真をたっぷり撮影できることも強みです。規格はSD・SDHC・SDXCカードに対応し、最大512GBまでサポートしています。手軽に使えるので、海外旅行に持っていくにもぴったりです。
一方で、比較した商品の約半数にあった水平・垂直を確認できる電子水準器は非搭載です。タッチによるフォーカスにも対応していません。スマホと遠隔で接続できないこともネックです。写真をスマホに転送して見るためには、パソコンを経由する手間がかかります。多機能さや利便性にこだわる人には合わないでしょう。
スマホでは撮れないようなマクロな写真撮影を楽しめる

マクロ性能は優れています。撮影距離は最短5cmに対応しており、実際にギリギリまで寄って撮影した結果、紙幣の細かな印字や繊維の質感が見て取れました。比較したなかには輪郭のシャープさに欠ける商品もありましたが、こちらは接写にも対応しやすいでしょう。
ズーム性能は悪くない。遠くの被写体へ寄って撮影できた

望遠性能は良好です。光学・デジタルズームとの組み合わせで、最大24倍まで対応しています。最大30倍に対応しているFZ55にはおよばないものの、3m離れたところにある造花にしっかり寄って撮影できました。
しかし、光学ズームの4倍・デジタルズームの24倍で撮影した写真を見比べると、デジタルズームのほうは解像感がいまひとつです。望遠撮影が得意とはいえないので、光学4倍の範囲内での撮影にとどめると、きれいな写真を撮りやすいでしょう。
動画の映りも良好。日中なら明るくくっきり撮影できる

動画性能は低くはなく、明るい場所であれば見やすい動画を撮れます。撮影者・被写体ともに歩きながら撮影した動画には若干手ぶれが生じたものの、かなり抑えられていました。モニター12人の半数以上が「手ぶれ対応して自然に補正されている」「動画に集中できないほどの手ぶれは感じなかった」と好印象を抱いています。
被写体の輪郭がくっきりしており、解像感も良好です。比較したなかには映像の粗さへの指摘が相次いだ商品もありましたが、本商品は「被写体・背景の細部まできれいに映っていて視聴しやすい」と好意的なコメントが寄せられています。
自然な発色で、日中の屋外で撮影した動画には空の青い濃淡やものの色味が鮮やかに映っていました。しかし、夜間撮影には少し苦戦し、「暗いところが見えない」「暗すぎて潰れているところがあった」と指摘されました。夜間帯や暗がりなどできれいな動画を撮影するのは難しそうです。
<動画の手ぶれ・発色・明暗差・解像感についてのモニターコメント>
- 「手ぶれはしっかりと抑えられている。夜間の動画は日中・人物の動画に比べると縦の揺れに弱いように感じたが、映像に集中できないレベルではない」
- 「輪郭がはっきりしており、細かい部分も違和感がない。夜間の動画と屋内での人物の動画では少しだけぼやけている感覚もあるが、とくに気にならない」
- 「どの動画も発色は問題なく鮮やかに見える。とくに日中の動画は空の青色の濃淡がきれいに再現されているように感じた」
- 「夜間の動画はライトのある橋以外何も見えない。昼間の動画では入ってくる光の量により調節がきちんときいていて、建物も人も両方しっかり見えて、空の色まで見えた」
コメントは一部抜粋
コダック Friendly Zoom FZ45の気になる点は2つ!

コダック Friendly Zoom FZ45にはたくさんのよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
動画はオート撮影のみ。映りにこだわる人には不向き

動画撮影は可能ですが、映りにこだわる人には物足りない可能性があります。マニュアルモード・シャッタースピード優先モードがなく、細かく設定を変更できません。外部マイク用の端子がないため、ピンマイクやガンマイクを取りつけてVlogなどの本格的な撮影をしたい人には合わないでしょう。
とはいえ、比較した商品の約半数が本商品と同じ結果でした。オートモードがあるので、家族での思い出動画などを撮影する範囲であれば十分対応できます。設定変更の手間なく簡単に動画を撮影できて便利ですよ。
暗所での撮影は苦手。発色や解像感が物足りない


コダック Friendly Zoom FZ45の詳細情報
JK ImagingKODAK PIXPRO | Friendly Zoom | FZ452022/08/26 発売
2022/08/26 発売
| 重量 | 158.2g |
|---|---|
| センサーサイズ | 1/2.3型 |
| 光学ズーム倍率 | 4倍 |
| 35mm判換算焦点距離 | 27~108 mm |
| F値 | ワイド端:F3.0/テレ端:F6.6 |
| 動画撮影サイズ | フルHD |
- 撮影可能枚数
- 約120枚
- 手ブレ補正機構
- 電子式
- ファインダー方式
- 背面モニター
- 固定式
- 防水等級
- 防塵等級
- マクロ機能
良い
- 軽量設計&握りやすいグリップで持ち歩きやすい
- 豊富なフィルターで雰囲気のある写真が撮れる
気になる
- 暗所ではブレやすく、ノイズも目立ちやすい
- 明るい場所で白飛びしやすい
- 撮影可能枚数が少なく、電池切れには注意
| 幅 | 93.0mm |
|---|---|
| 奥行 | 28.7mm |
| 高さ | 60.2mm |
| 有効画素数 | 1635万画素 |
| 最短撮影距離 | 標準:60cm/マクロモード:5cm |
| ISO感度 | ISO100~3200 |
| シャッタースピード | 4~1/2000秒 |
| 連写速度 | |
| マニュアルフォーカス対応 | |
| USB充電・給電 | |
| 記録形式 | JPEG |
| 記録メディア | SD、SDHC、SDXC、内蔵メモリ |
| 内蔵メモリあり | |
| モニター180度回転機能 | |
| 液晶モニターサイズ | 2.7型 |
| タッチパネル対応 | |
| 動画撮影機能 | |
| 自分撮り機能 | |
| 動画記録方式 | MOV |
| 動作環境 | 0~40℃ |
| Wi-Fi機能 | |
| Bluetooth機能 | |
| GPS機能 | |
| 耐衝撃性能 | |
| 顔検出機能 | |
| 瞳検出機能 | |
| 美肌モードあり | |
| タッチシャッター機能 | |
| プログラムオート機能 | |
| オートフォーカスの種類 | シングルAF、マルチAF、自動追尾 AF、顔検出 |
コダック Friendly Zoom FZ45の価格比較
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コジマYahoo!店4.62(210,436件)
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家電ランド ポパイネット Yahoo!店4.05(37件)
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コダック Friendly Zoom FZ45はどこに売っている?
コダック Friendly Zoom FZ45は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトにて販売しています。価格は2万円前後(※2025年7月時点)です。よく利用しているサイトであれば、ポイントを使って安く購入できますよ。
そのほか、ビックカメラ・コジマなどの家電量販店でも販売を確認できました。店舗によって価格は異なるので、1番お得に購入できる場所をリサーチしてみてくださいね!
コダック Friendly Zoom FZ45が向いていない人におすすめのコンパクトデジタルカメラは?
最後に、コダック Friendly Zoom FZ45の気になる点をカバーする商品をご紹介します。
画質と操作性に優れるものがほしいなら、パナソニックのデジタルカメラ DC-TZ99にも注目。自然な色味で解像感もよく、人・風景・食べ物をきれいに撮影できました。マクロ・ズーム撮影も得意なので、さまざまな撮影に挑戦できます。電子水準器・タッチフォーカス・スマホ連携など、撮影をサポートする便利な機能も豊富です。
スマホでは撮れないような写真を撮りたいなら、OM SYSTEMのTough TG-7をチェック。開放F値はワイド端F2と明るく、被写体にはくっきりとピントが合い、背景にはほどよいボケ感が出ました。また、被写体の1cmまで寄って撮影できるので、マクロ撮影も楽しめます。カラーモードも豊富なので、撮影の幅が広がるでしょう。
パナソニックLUMIX | デジタルカメラ | DC-TZ99
| 重量 | 319.0g |
|---|---|
| センサーサイズ | 1/2.3型 |
| 光学ズーム倍率 | 30倍 |
| 35mm判換算焦点距離 | 24~720mm |
| F値 | ワイド端:F3.3/テレ端:F6.4 |
| 動画撮影サイズ | フルHD、4K |
- 撮影可能枚数
- 約380枚
- 手ブレ補正機構
- 光学式
- ファインダー方式
- 背面モニター
- チルトモニター
- 防水等級
- 防塵等級
- マクロ機能
良い
- 光学30倍のズームで、広範囲を1台でカバーできる
- 自然な色味と暖かみのある描写性能
- 瞳AF・電子水準器・スマホ連携など多機能
気になる
- 本体サイズがやや大きく、携帯性に欠ける
- 開放F値が暗く、暗所やボケ表現にはやや不向き
| 幅 | 112.0mm |
|---|---|
| 奥行 | 43.1mm |
| 高さ | 67.8mm |
| 有効画素数 | 約2030万画素 |
| 最短撮影距離 | 標準:50cm/マクロモード:3cm |
| ISO感度 | ISO80〜6400 |
| シャッタースピード | メカシャッター:4秒~1/2000秒/電子シャッター:1秒~1/16000秒 |
| 連写速度 | AF固定:10コマ/秒(H)、5コマ/秒(M)、2コマ/秒(L)/AF追従:5コマ/秒(H)、5コマ/秒(M)、2コマ/秒(L) |
| マニュアルフォーカス対応 | |
| USB充電・給電 | 充電のみ可能 |
| 記録形式 | JPEG、RAW |
| 記録メディア | SD、SDHC、SDXC |
| 内蔵メモリあり | |
| モニター180度回転機能 | |
| 液晶モニターサイズ | 3.0型 |
| タッチパネル対応 | |
| 動画撮影機能 | |
| 自分撮り機能 | |
| 動画記録方式 | MP4 |
| 動作環境 | 非公表 |
| Wi-Fi機能 | |
| Bluetooth機能 | |
| GPS機能 | |
| 耐衝撃性能 | |
| 顔検出機能 | |
| 瞳検出機能 | |
| 美肌モードあり | |
| タッチシャッター機能 | |
| プログラムオート機能 | |
| オートフォーカスの種類 | シングルAF、コンティニュアスAF |

パナソニック LUMIX デジタルカメラ DC-TZ99を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
OMデジタルソリューションズOM SYSTEM | Tough TG-7
| 重量 | 246.5g |
|---|---|
| センサーサイズ | 1/2.33型 |
| 光学ズーム倍率 | 4倍 |
| 35mm判換算焦点距離 | 約18〜100mm |
| F値 | ワイド端:F2/テレ端:F4.9 |
| 動画撮影サイズ | 4K |
- 撮影可能枚数
- 約330枚
- 手ブレ補正機構
- 電子式
- ファインダー方式
- 背面モニター
- 固定式
- 防水等級
- IPX8
- 防塵等級
- IP6X
- マクロ機能
良い
- 防塵・防水・耐衝撃のタフ設計でアウトドアシーンでも使える
- 最短1cmの接写が可能な高性能マクロ
- カラーモード39種で多彩な表現が楽しめる
気になる
- 暗所ではノイズが目立ちやすい
- デジタルテレコンを搭載しているが、デジタルズーム対応機より倍率は低い
| 幅 | 113.9mm |
|---|---|
| 奥行 | 32.7mm |
| 高さ | 65.8mm |
| 有効画素数 | 1200万画素 |
| 最短撮影距離 | 標準:10cm/マクロモード:1cm |
| ISO感度 | ISO100~12800 |
| シャッタースピード | 1/2~1/2000秒(Aモード:最長4秒まで) |
| 連写速度 | 10コマ/秒 |
| マニュアルフォーカス対応 | |
| USB充電・給電 | 充電のみ可能 |
| 記録形式 | JPEG、RAW |
| 記録メディア | SD、SDHC、SDXC |
| 内蔵メモリあり | |
| モニター180度回転機能 | |
| 液晶モニターサイズ | 3.0型 |
| タッチパネル対応 | |
| 動画撮影機能 | |
| 自分撮り機能 | |
| 動画記録方式 | MOV |
| 動作環境 | -10~+40℃ |
| Wi-Fi機能 | |
| Bluetooth機能 | |
| GPS機能 | |
| 耐衝撃性能 | |
| 顔検出機能 | |
| 瞳検出機能 | |
| 美肌モードあり | |
| タッチシャッター機能 | |
| プログラムオート機能 | |
| オートフォーカスの種類 | シングルAF、追尾AF、ーパーマクロ |

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