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OMデジタルソリューションズ Tough TG-7を徹底レビュー!実際に使用してわかったメリット・デメリットは?

2023年のDGPイメージングアワードで金賞を受賞した、OMデジタルソリューションズ Tough TG-7。「マクロ性能が高い」「レンズが明るい」など高評価の口コミを見かけますが、実際のところどうなのか気になりますよね。


今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。


  • 防水性能の高さ
  • 画質のよさ
  • オートフォーカスの優秀さ
  • 使いやすさ
  • 機能性の高さ


さらに、人気のオリンパスや富士フイルムなどの防水カメラとも比較。検証したからこそわかった、ほんとうのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較行いましたので、防水カメラ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2025年07月09日更新
八幡康平
ガイド
元ガジェットメーカー営業/マイベスト 家電・カーバイク用品担当
八幡康平

新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。

八幡康平のプロフィール
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自社施設

目次

【結論】OMデジタルソリューションズ Tough TG-7は、シーンを問わず高画質な撮影を思いっきり楽しみたい人におすすめ!

ベストバイ 防水カメラ
画質のよさ No.1
オートフォーカスの優秀さ No.1
使いやすさ No.1
機能性の高さ No.1

OMデジタルソリューションズ
OM SYSTEMTough TG-7

2023/10/13 発売

おすすめスコア
4.65
防水カメラ1位/10商品
防水性能の高さ
4.25
画質のよさ
4.77
機能性の高さ
5.00
オートフォーカスの優秀さ
4.45
使いやすさ
4.50
Tough TG-7 1
Tough TG-7 2
Tough TG-7 3
Tough TG-7 4
Tough TG-7 5
Tough TG-7 6
Tough TG-7 7
Tough TG-7 8
Tough TG-7 9
Tough TG-7 10
Tough TG-7 11
Tough TG-7 12
Tough TG-7 13
Tough TG-7 14
Tough TG-7 15
Tough TG-7 16
Tough TG-7 17
Tough TG-7 18
Tough TG-7 19
Tough TG-7 20
Tough TG-7 21
Tough TG-7 22
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最安価格
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59,499円
在庫わずか
この商品のクチコミ投稿で1,000ポイント必ずもらえる!
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59,499円
在庫わずか
センサーサイズ1/2.33型
有効画素数1200万画素
F値ワイド端:F2/テレ端:F4.9

OMデジタルソリューションズ Tough TG-7は、どの場面でもきれいに撮影できるカメラがほしい人におすすめです。マクロ撮影では、顕微鏡コントロールモードで28倍の最大倍率に拡大しても、シャープかつ雰囲気のある仕上がりでした。比較したなかには被写体に寄れても、解像感が低くなったものも。「高画質」という謳い文句どおり、雪景色のような繊細な綺麗さも鮮明に記録できるでしょう。


実際に25m室内プールを貸し切って水中や陸上で撮影してみると、どちらも解像度が高くシャープ。映像を見たモニターからも、「被写体がはっきり映っており、水中でないよう」「今にも動き出しそうな色の鮮やかさ」などの声があがるほどでした。また、「レンズが明るい」との口コミどおり、F2.0の高解像力レンズを採用。細部まで鮮明に写せ、自然な画像撮影を味わえるでしょう。


ピントも平均わずか4.4秒のスピードであわせられ、動きがある生き物の撮影も容易。シャッターボタンと一体型のズームレバーは、左右に引くだけの簡単操作が可能です。独立したモード変更ダイヤルは、比較した富士フイルムなどのボタン式に比べ手軽でした。細かくモードを切り替えて画像のクオリティを上げたい人におすすめです。


さらに、専用アクセサリーには、写り方を選べるレンズや光量を調節できる部品などを展開。比較したなかで、本品とTough-6のみに備わっていた(執筆時点)、純正ハウジングを用意していました。ほかにも、水深45mまで対応可能なカメラケース・フロートストラップ・レンズ保護フィルターなど、水中撮影に特化したアクセサリーが非常に豊富。比較したコダックの商品のように、アクセサリー類が販売されていなかったものもあったのに対し、さまざまなシーンで撮影を楽しめるでしょう。


本体のみの防水性能は水深15mまでですが、純正のハウジングケースを使えば本格的なダイビングも可能。万が一落としても壊れるリスクはかなり低い、2.1mの耐衝撃などの保護機能も備えています。さらに、スマホへの画像転送や遠隔操作が可能なWi-Fi機能や、比較した旧機TG-6にはなかったBluetoothに対応している点も魅力。タフな環境で撮影をこなしたい人にぴったりの商品ですよ。

OMデジタルソリューションズ Tough TG-7とは?

OMデジタルソリューションズ Tough TG-7とは?

防水カメラとは、コンパクトながら高い防水性能を誇るデジタルカメラです。砂ぼこりや衝撃に強いだけでなく、海水にも対応するため、ダイビングやシュノーケリングを楽しみながら水中撮影も可能。雨の日や汚れやすい場所などでの撮影が多い人におすすめですよ。

オリンパスの映像事業部門を前身とする日本の光学機器メーカー、OMデジタルソリューションズ。カメラや双眼鏡・ICレコーダーなどを中心に、アウトドア体験を豊かにする商品を数多く展開しています。


Tough TG-7は、オリンパス時代から続く人気防水カメラToughシリーズの新モデル。2023年10月13日に発売され、「DGPイメージングアワード2023」で金賞に輝きました。F2.0の明るい高解像力レンズに、Hi-speed裏面照射型CMOSイメージセンサーと画像処理エンジンTruepic VIIIをあわせ、高画質を謳っています。

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

検証のポイント

売れ筋の防水カメラ10商品をすべて集めて、徹底的に比較検証しました
  1. 防水性能の高さ

    1
    防水性能の高さ

    防水性能が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ダイビングにも使えるほど防水性能が高い商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

  2. 画質のよさ

    2
    画質のよさ

    画質がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「写真に興味があるモニターがより画質がよいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

  3. オートフォーカスの優秀さ

    3
    オートフォーカスの優秀さ

    オートフォーカスが優秀な商品としてユーザーがとても満足できる基準を「オートフォーカスが迷わず瞬時にピントが合う商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

  4. 使いやすさ

    4
    使いやすさ

    使いやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「操作・設定変更が容易かつ確実にできる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

  5. 機能性の高さ

    5
    機能性の高さ

    機能性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「さまざまな撮影環境に対応できる機能やアクセサリーがそろっている商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

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自社施設

OMデジタルソリューションズ Tough TG-7のメリットは8つ!動く被写体をきれいに撮影したい人におすすめ

OMデジタルソリューションズ Tough TG-7のメリットは8つ!動く被写体をきれいに撮影したい人におすすめ
出典:jp.omsystem.com

各商品を実際に使ってみたところ、OMデジタルソリューションズ Tough TG-7には主に8つのメリットがありました。1つひとつ紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

専用アクセサリーの販売が豊富。旧モデルから乗り換えたい人にも

専用のアクセサリーが充実しており、機能性はトップクラス。とくに比較したなかでは、本品とTough-6にしか備わっていなかった(執筆時点)、純正のハウジングが用意されていた点が魅力です。ダイビング用のハウジングにより、非常に深くまで潜って撮影できますよ。

また、レンズにはコンバージョンレンズ(画角や写り方を変更できるレンズ)・ワイドコンバーター・フィッシュアイコンバーター(約180度の広範囲を撮影できるレンズ)などを展開。加えて、光量を調節できるフラッシュディフューザーも販売されていました。


ほかにも、水深45mまで対応可能なカメラケース・フロートストラップ・レンズ保護フィルターまで用意。よりラフに使いたい人は追加購入するとよいでしょう。


ライトはLEDだけでなくフラッシュも内蔵しているため、暗い場所でも扱いやすいといえます。比較したなかには、コダックの商品のようにアクセサリー類が販売されていないものもあったのに対し、さまざまなシーンで撮影を楽しめますよ


展開アクセサリーの有無

  1. ハウジング(本体保護用の機材)|〇 純正
  2. ワイドコンバーター(画核を広げるためのレンズ)|〇 純正
  3. テレコンバーター(ズームに役立つ)|〇
  4. フィッシュアイコンバーター(約180度の広範囲を撮影できるレンズ)|〇
  5. レンズ保護フィルター|〇
  6. フラッシュディフューザー(光量の調節する部品)|〇
  7. 内臓ライト|LED・フラッシュ
  8. 専用保護ケース|〇 水深45mまで対応
  9. フロートストラップ(水に浮くストラップ)|〇
八幡康平
元ガジェットメーカー営業/マイベスト 家電・カーバイク用品担当
八幡康平

オリンパス時代からキングオブ防水カメラといえばこのToughシリーズ。画質だけでなく、周辺機器・アクセサリーの豊富さも大きな魅力です。


とくに、ダイビング用のハウジングが用意されているのは特筆すべきポイント。ほかのカメラメーカーを見回しても純正でハウジングを用意しているメーカーは非常に珍しいです。


周辺機器まで充実させているところに、Toughシリーズがどれだけ本気の防水カメラなのかが現れています。

水中での不自然さを感じにくい。解像感が高く、拡大しても写りがシャープ

水中での不自然さを感じにくい。解像感が高く、拡大しても写りがシャープ

実際に6人のモニターが水中を撮影したところ、全員が「シャープな映り」と回答しました。比較した商品のなかでは明るめのレンズほど被写体がブレにくく、細部まで鮮明に写せる傾向があり、こちらも同様。水中で正確な色(人の目で見た色に近い色)がしっかりアウトプットされていた点が、本品の大きな魅力といえます。


「レンズが明るい」という口コミ同様、F2.0の明るい高解像力レンズを採用し、モニターからは「被写体がはっきり映っており、水中でないよう」との声があがったほどです。


水中での撮影には、マクロ・顕微鏡・ワイド・スナップ・HDRといった5つのモードを搭載。水深にあわせて適した色再現が得られるよう、3種類の水中ホワイトバランスも選択可能でした。


比較した商品には、色味が不自然で濁ったように映ったものもあったなか、モニターからは、「赤みがかりがちな水中でも、きれいに色が出ている」とプラスの声が。非常に自然な色味に仕上がるため、ダイビングしながら海中を撮影したい人にぴったりといえるでしょう。


水中の画質のよさについてのモニターコメント

  1. 「水中であることがわかる雰囲気ながら鮮やかで、きれいに出ている」
  2. 「水面のうねりがしっかりと水中感を演出しつつ、被写体がはっきり映っており水中でないよう」
  3. 「色がきれいに発色されていて、臨場感とリアル感がある」
  4. 「とくに白と黒の彩度がはっきりしており、他機種の画像と比べてもとてもきれいに表現されている」
  5. 「影や光の明暗もはっきりしていて、コントラストがしっかり再現されている」
  6. 「等倍で表示すると若干画質が落ちているが、さほど気にならない」
コメントは一部抜粋
八幡康平
元ガジェットメーカー営業/マイベスト 家電・カーバイク用品担当
八幡康平

水中での画質は機種によって結構印象が異なります。


とくに、ホワイトバランスが水中に適したものとなるのかどうかで写真全体の印象が大きく異なる結果となりました。

コントラストもきれい。細かい部分の彩度も問題なし

コントラストもきれい。細かい部分の彩度も問題なし
陸上での撮影でも、6人中5人のモニターが「解像感が高い」とコメント。比較したリコー WG-70のように、画像がやや粗く細かい部分はとくに解像感が低いものもあったのに対し、モニターからは「少し付着したほこりまで映っている」「拡大してもシャープに見える」との声が聞かれました。

イメージセンサー上にあるシールガラスの両面には、反射防止膜ARコートを採用。ぼやけにくい設計がなされており、比較した旧機種TG-6ではぼやけた被写体が、きれいに撮影できている印象です。


また、発色・カラーも申し分なし。モニターからは、「今にも動き出しそうな色の鮮やかさ」「毛糸の細かなグラデーションまでわかる」と好印象でした。水中だけでなく、花火など陸上の風景もきれいに撮影できるでしょう。


陸上の画質のよさについてのモニターコメント

  1. お菓子に付着している砂糖のザラザラ感や、葉っぱの表面の滑らかさなどまでしっかりと写っているが、奥に映ったものが少しぼやける
  2. 明るい場所で緑の葉っぱを撮った画像を拡大しても、白い線や点までがぼやけることなく撮影できている
  3. 色の不自然さはまったくなく、かなり忠実に色を再現できてる
  4. インクの盛り上がりや葉っぱの繊維がわかるほど解像感は高いが、被写体が人間だと少しぼやける印象
  5. 細かい色の違いまで鮮明で鮮やか
  6. 毛糸の染色ムラも判別できるが、拡大すると色が滲んでいる部分もあった
コメントは一部抜粋

マクロ性能も優秀。ピントのズレなどをほぼ感じなかった

マクロ性能も優秀。ピントのズレなどをほぼ感じなかった
マクロ性能は非常に優秀で、モニター全員が「申し分ない」と回答しました。比較したなかには、被写体にしっかり寄れても、解像感が低くなってしまうものも。「顕微鏡コントロールモード」という名のとおり、顕微鏡で見ていると感じるほどの拡大率28倍の最大倍率に拡大しても、シャープかつ雰囲気のある仕上がりでした。

2倍のデジタルテレコンを搭載し、最大8倍のズーム撮影ができるだけでなく、4種類のマクロ撮影モードも装備。別途2種類のマクロ撮影用アクセサリーを使えば、肉眼を超えるミクロレベルの撮影まで可能です。比較したほかの防水カメラと比べても、圧倒的に感じるほどの拡大率なので、子どもの自由研究のツールとしてもおすすめできますよ。


さらに、モニターからは、「寄りで撮影してもしっかりピントがあっていてシャープ」「インクの凹凸がわかるレベル」などと好評。「マクロ性能が高い」との口コミにも共感できるうえ、まさにメーカーが謳う「高画質」を叶えた商品といえます。人の目はもちろん、一眼カメラでも到底及ばないような細かい拡大撮影ができるため、雪景色のような繊細な綺麗さも鮮明に記録できるでしょう。


マクロ性能についてのモニターコメント

  1. 「これ以上撮影倍率が高いカメラは存在しないクラスで、満足度が高い」
  2. 「異常なほどマクロな撮影ができて驚いた」
  3. 「お札や花の写真は高画質で十分だが、人の写真は髪質や輪郭などが少しぼやけている」
  4. 「お札の写真は細かいところまで撮れており、葉っぱの白い点や繊維まではっきり撮影できている」
  5. 「寄りで撮影してもしっかりピントがあっていて、シャープかつ雰囲気がある。人間だとややぼやけるかも」
  6. 「インクの凹凸がわかるレベルなので、不満はなかった」
コメントは一部抜粋

グリップは凹凸があり握りやすい。モードの操作がダイヤル式で操作性も良好

グリップは凹凸があり握りやすい。モードの操作がダイヤル式で操作性も良好
手に馴染みやすいグリップ設計と便利な操作性を備え、使いやすさも上々。グリップ部分には凹凸の段差が施されており、しっかりと本体を握れました

また、ズームはレバーで左右に引くだけの簡単操作。シャッターボタンはレバーと一体型なので、撮影のタイミングをあわせやすいといえます。


さらに、モードの設定変更は独立した回転式ダイヤル(コントロールダイヤル)で可能。比較した富士フイルムなどのボタン式商品に比べ、シーンにあわせて簡単に撮影モードを切り替えられました。一眼カメラに慣れている人や、細かくモードを切り替えて画像のクオリティを上げたい人にもおすすめですよ。

八幡康平
元ガジェットメーカー営業/マイベスト 家電・カーバイク用品担当
八幡康平

水中でしか使わないのであれば、モード切り替え用のダイヤル・ボタンが独立している必要はありません。


しかし、陸上での撮影もする可能性があるなら、モードダイヤルがついている本機はとても使いやすく感じるときが来るでしょう。

ピントあわせがスムーズ。蝶や魚など、動きがある生物の撮影におすすめ

ピントあわせがスムーズ。蝶や魚など、動きがある生物の撮影におすすめ
オートフォーカスの性能を調べるため、被写体を前後に配置し、両方の被写体へのピントあわせを繰り返し実施。一方の被写体からもう片方にピントがあうまで、どれほどかかるかチェックしました。

すると、平均わずか4.4秒と比較したなかでトップクラスの速さを記録。比較したほとんどの商品が平均6秒以上を要したうえ、なかには8秒を超えたものもありました。


スムーズにピントをあわせられ、動きのある生き物の撮影も行いやすいといえます。また、撮りたい瞬間を逃しにくいというメリットも。アウトドアの撮影にぴったりです。

QRを読み取れるだけで接続できるWi-Fi機能を搭載。スマホで撮影操作を行える

QRを読み取れるだけで接続できるWi-Fi機能を搭載。スマホで撮影操作を行える
便利な内部機能も充実。Wi-Fi機能の搭載により、スマホで遠隔操作できるほか、画像転送も手軽に行えます。メモリーカードの取り出しが不要になるため、カメラの防水性を損ないにくいのもうれしいポイント。 なお、接続はQRコードを読み込むだけで簡単につなげます。

また、Bluetoothにも対応。別売りリモコンとも連携すれば、もちろんリモコンでの遠隔操作が可能になります。さらに、スマホに接続してGPS機能を使うことで、万一の紛失リスク防止にもつながりますよ。


ただし、Wi-Fiの電波が飛ばない水中では、遠隔操作できないので、覚えておいてくださいね。

保護機能も充実。タフな環境での撮影を快適にする仕組み

保護性能が豊富である点もポイント。防塵機能はもちろん、2.1mからの耐衝撃や100kgもの耐荷重を持ちあわせていました。

耐衝撃2.1mというのは、比較したなかでもトップクラスで、手が滑って落としてしまっても壊れるリスクは相当低いといえます。とはいえ、岩場など硬い地面に落とすリスクが高い場合は保護するアクセサリーを用意してくださいね。


また、-10℃の耐低温に加え、耐結露も装備。幅広い環境で使いやすい仕様になっており、「タフ性能」との謳い文句にも納得です。集中して撮影を楽しめるでしょう。

八幡康平
元ガジェットメーカー営業/マイベスト 家電・カーバイク用品担当
八幡康平
防水カメラは大抵防塵・耐衝撃なども備えていますが、ほかの機種では珍しい本体の操作性を損なわない、専用のジャケットケースが用意されています。


ほかのカメラはカメラケースで保護できますが、使うときはケースを外すため保護できません。一方で、専用のジャケットケースであれば撮影中も保護できる点が大きな魅力ですよ。

OMデジタルソリューションズ Tough TG-7のデメリットは1つ!深く潜って使いたい本格的ダイバーには不向き

OMデジタルソリューションズ Tough TG-7にはたくさんのメリットがある反面、デメリットもありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。

防水性能は15mと一般向き。ライセンス取得済みダイバーには物足りないことも

防水深度は約15m。比較したリコーイメージング WG-7のような深度20mには届きませんでした。12m以上潜りたいライセンス所持ダイバーには物足りない印象です。

とはいえ、シュノーケリングや体験ダイビングなど、一般レベルのレジャーなら十分。雨の日のアウトドアでも思いっきり撮影を楽しめるでしょう。


さらに、ライセンス取得済みダイバーには、ガチな撮影にも耐えられるハウジングケースが純正で用意されています。アクセサリーまで含めて、本格的なダイビングに向いているのは本品でしょう。

Tough TG-7の詳細情報

ベストバイ 防水カメラ
画質のよさ No.1
オートフォーカスの優秀さ No.1
使いやすさ No.1
機能性の高さ No.1

OMデジタルソリューションズ
OM SYSTEMTough TG-7

2023/10/13 発売

おすすめスコア
4.65
防水カメラ1位/10商品
防水性能の高さ
4.25
画質のよさ
4.77
機能性の高さ
5.00
オートフォーカスの優秀さ
4.45
使いやすさ
4.50
最安価格
Amazonで売れています!
59,499円
在庫わずか
ブラック
レッド
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ブラック
レッド
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ブラック
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ブラック
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センサーサイズ1/2.33型
有効画素数1200万画素
F値ワイド端:F2/テレ端:F4.9
防水深度
15m
耐衝撃高さ
2.1m

良い

    • 解像感の高い画像で、拡大してもシャープに見える
    • オートフォーカスが非常に高速で、ピント合わせも正確
    • 専用アクセサリーが充実している

気になる

  • 特になし
総画素数約1271万画素
ISO感度ISO100~12800
シャッタースピード1/2~1/2000秒(Aモード:最長4秒まで)
マニュアルフォーカス対応
手ブレ補正機構電子式
ファインダー方式
記録形式JPEG、RAW
記録メディアSD、SDHC、SDXC
内蔵メモリあり
液晶モニターサイズ3.0型
タッチパネル対応
動画記録方式MOV
Bluetooth機能
GPS機能
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Tough TG-7の価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    59,499円

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    販売価格:59,499円

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    ウインクデジタル ヤフー店
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OMデジタルソリューションズ Tough TG-7が向いていない人におすすめの防水カメラは?

ここでは、OMデジタルソリューションズ Tough TG-7のデメリットをカバーできていた商品を2つご紹介します。どの商品にするか迷っている人は、あわせて検討してみてくださいね。

コストを抑えたいなら、オリンパス Tough TG-6もおすすめ

コストを抑えたいなら、オリンパス Tough TG-6もおすすめ
新モデルの本品に性能は一歩およばないものの、スペックは十分なオリンパス Tough TG-6。本品に比べると価格も比較的抑えられているため、Toughコストを抑えたいと考える人におすすめです。

画質も本品に次ぐ鮮やかさ。陸上はもちろん、水中でも鮮明な画像を撮影することができました。拡大時は顕微鏡に匹敵するほどの拡大率に加え、被写体の細部までしっかりと映せました

また、手袋をした状態でも、シャッターボタンやズームレバーの操作はスムーズ。モード切り替えダイヤルが本品と同様に独立しているため、シーンにあわせて調節しやすいでしょう。


ただし、こちらは生産が終了しているため、探すなら流通在庫ですが、中古品はあまりおすすめしません。外見上はきれいでも、防水性能が今でも担保されているかわからず、水中で使ったときにすぐ壊れてしまうリスクがあるためです。検討するなら、新品のなかから探してくださいね。

オリンパス Tough TG-6との違いは?

オリンパス Tough TG-6との違いは?
OMデジタルソリューションズ Tough TG-7は、先代であるTG-6のマイナーチェンジモデル。パッと見は大きく変わっていませんが、本体の総重量は違いの1つ。TG-6が253gであるのに対し、TG-7は249gへ軽量化されています。

また、USB端子がマイクロUSBからUSB Type-Cへと変更。近年充電式電子機器で続々と採用されているため、今後充電機器を統一して物を増やしたくない人にもありがたいポイントといえるでしょう。


さらに、TG-7はBluetoothに対応。ワイヤレスリモコンの使用だけでなく、縦位置動画撮影機能(縦向き撮影した場合でも、縦方向の動画ファイルとして保存できる)も可能になりました。編集ソフトを介さずにスマホで縦向き再生されるため、SNSなどへの動画投稿を行う人におすすめですよ。

防水性能にこだわるなら、リコーイメージング WG-7もチェック

防水性能にこだわるなら、リコーイメージング WG-7もチェック

本体だけで防水性能にこだわるなら、リコーイメージング WG-7も候補になるでしょう。本体の対応深度は20mと、比較したなかでは高めの防水性能でした。ただし、本品のような純正ハウジングケースは用意されていません。レジャー用途で買うなら困らないものの、本格的なダイビングを考えているのであれば向かないでしょう。


とはいえ、画像の鮮明さや色彩表現は十分。水中ではやや鮮やかさが強く出たりもしましたが、コントラストが高くクリアでした。ピントあわせには若干の遅れが見られたものの、静止画であればまず問題ないでしょう。


ボタンが押しやすいうえ、独立したダイヤルにより操作性も良好。パソコンと接続すればWebカメラにもなるため、パソコンに内蔵されたカメラの画質が気になる人にも役立つでしょう。

OMデジタルソリューションズ Tough TG-7はどこで買える?

OMデジタルソリューションズ Tough TG-7はどこで買える?
OMデジタルソリューションズ Tough TG-7は、公式サイトにて購入可能です。税込価格は、69,300円(執筆時点・公式サイト参照)。レッド・ブラックの2色から選べます。なお、送料が別途550円(税込)かかることは覚えておきましょう。

公式ではメーカー1年保証に加え、税込5,500円(執筆時点)で3年物損サポートの付帯が可能。外的要因による故障でも無料で修理を受けられますよ。ただし、規定があるので気になる人は公式サイトをチェックしてみてください。


また、Aamazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトもでも販売されています。価格や送料はサイトによって異なるため、見比べながらご自身に最適な購入先を選んでくださいね。

mybestおすすめ!防水カメラの検証評価上位の商品も紹介

防水カメラの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。OM SYSTEMのTough TG-7以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。

使いやすさ No.1

オリンパス
Tough TG-6

おすすめスコア
4.56
防水性能の高さ
4.29
画質のよさ
4.64
機能性の高さ
4.73
オートフォーカスの優秀さ
4.42
使いやすさ
4.50
Tough TG-6 1
Tough TG-6 2
Tough TG-6 3
Tough TG-6 4
Tough TG-6 5
Tough TG-6 6
Tough TG-6 7
Tough TG-6 8
Tough TG-6 9
Tough TG-6 10
最安価格
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レッド
ブラック
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レッド
ブラック
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レッド
ブラック
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センサーサイズ1/2.33型
有効画素数1200万画素
F値F2-4.9
防水深度
15m
耐衝撃高さ
2.1m

良い

    • 陸上だけではなく、水中での発色も鮮やか
    • ピント合わせは十分速く確実
    • 専用アクセサリーが充実している

気になる

  • 特になし
総画素数約1271万画素
ISO感度ISO100〜12800
シャッタースピード1/2000〜4秒
マニュアルフォーカス対応
手ブレ補正機構光学式
ファインダー方式
記録形式JPEG、RAW
記録メディアSDカード、SDHCカード、SDXCカード
内蔵メモリあり
液晶モニターサイズ3.0型
タッチパネル対応
動画記録方式MOV(MPEG-4AVC/H.264)
Bluetooth機能
GPS機能
全部見る
Tough TG-6

OM SYSTEM Tough TG-6をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

リコーイメージング
WGWG-7

おすすめスコア
4.29
防水性能の高さ
4.50
画質のよさ
4.44
機能性の高さ
4.09
オートフォーカスの優秀さ
3.92
使いやすさ
4.27
最安価格
Amazonで売れています!
49,320円
在庫わずか
センサーサイズ1/2.3型
有効画素数約2000万画素
F値F3.5-5.5
防水深度
20m
耐衝撃高さ
2.1m

良い

    • 発色が鮮やかでメリハリがある
    • ボタンが押しやすく、確実な操作ができる
    • オートフォーカスも十分な速度

気になる

    • 水中で鮮やかすぎる描写になってしまう場合がある
    • 暗所での画質低下が気になる
総画素数
ISO感度ISO125〜6400
シャッタースピード1/4000〜4秒
マニュアルフォーカス対応
手ブレ補正機構電子式
ファインダー方式
記録形式JPEG
記録メディアSD、SDHC、SDXC
内蔵メモリあり(約27MB)
液晶モニターサイズ3.0型
タッチパネル対応
動画記録方式MPEG-4 AVC/H.264
Bluetooth機能
GPS機能
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WG-7

リコー WG-7をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

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