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ソニー Cyber-shot DSC-WX500の口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!

小型ながら光学30倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ、SONY(ソニー) Cyber-shot DSC-WX500。「コンパクトで軽い」と評判です。しかし、「画質がいまひとつ」「ピントを合わせづらい」といった気になる口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。


今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。


  • 静止画のきれいさ
  • 画質のよさ
  • オートフォーカスの優秀さ
  • 持ち運びのしやすさ
  • 動画の画質
  • 動画の撮りやすさ

さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のコンパクトデジタルカメラとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、コンパクトデジタルカメラ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2025年02月07日更新
八幡康平
ガイド
マイベスト 家電/カーバイク用品担当
八幡康平

新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。

八幡康平のプロフィール
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本コンテンツに記載の検証結果は2024年08月までの情報です

目次

【結論】手頃な価格で鮮やかな静止画を撮るなら選択肢としてアリ。動画撮影向きの機能は少ない

ソニー
Cyber-shot DSC-WX500DSC-WX500

2015/06/05 発売

69,700円

Cyber-shot DSC-WX500

おすすめスコア

4.00
10位 / 13商品中
  • 静止画の満足度

    3.65
  • |
  • 画質のよさ

    3.75
  • |
  • 動画の画質

    3.60
  • |
  • 持ち運びのしやすさ

    4.67
  • |
  • オートフォーカスの優秀さ

    4.41
  • |
  • 動画の撮りやすさ

    3.50
35mm判換算焦点距離24-720mm
F値F3.5-6.4
光学ズーム倍率30倍
動画撮影機能フルHD 60p

良い

  • 静止画の発色がよく、黒色の微妙な違いまで表現できた
  • オートフォーカスの動作が速く、ピントが迷う様子も見られなかった
  • カメラ本体は小型・軽量で、小さなカバンに入れて持ち運びやすい

気になる

  • 静止画は解像感が物足りないところも見られ、ボケ感もいまひとつ
  • 静止画・動画ともに、暗所ではノイズが気になった
  • タッチフォーカスや細かな撮影設定ができず、動画撮影の自由度が低い

ソニー Cyber-shot DSC-WX500は、スマホよりきれいな写真が撮れるコンデジを低価格で手に入れたい人におすすめです。比較したなかには静止画の彩度が低いものもありましたが、こちらは「発色がくっきりしている」「鮮やかで不自然な印象はない」とモニターに好印象。解像度やボケ感は物足りないものの、メリハリのある仕上がりを楽しめるでしょう。


静止画のカラーモードは全13種類と豊富です。気分に合わせて写真の雰囲気をチェンジできます。オートフォーカス機能の動作も速く、ほとんど迷いは見られませんでした。「ピントを合わせづらい」という口コミに反し、撮りたいシーンを逃しにくいでしょう。そのうえ、本体は236gと軽量。「コンパクトで軽い」という口コミや「手のひらサイズ」という謳い文句どおり、持ち運びにもぴったりです。


一方で、動画撮影用の便利な機能はあまり搭載していません。動画撮影モードを細かく設定できないうえに、比較した約半数にあったタッチフォーカス機能も非搭載です。外部マイク端子がないのもネック。動画撮影も重視する人には不向きです。


撮影した動画の発色も薄く、暗所では色の違いが区別できませんでした。比較した商品には被写体の細部まで鮮明だったものもあったなか、こちらは一部潰れており解像度もいまひとつ。ボケ感もモニターから「物足りない」という感想が多数あがっており、デジタル一眼レフカメラ級の立体感のある映像を目指す人には不満が残りそうです。


執筆時点の価格は5~7万円(※ECサイト参照)とお手頃。比較したなかには10万円オーバーの商品も多数ありましたが、こちらは初心者でも手に取りやすいでしょう。とはいえ、上位商品には細部までクリアな写真を撮れたものがあったことを考えると、本品は全体的に「画質がいまひとつ」という口コミは払拭しきれず。静止画・動画ともに仕上がりにこだわる人は、予算を上げてほかの商品も検討してみてください。

マイベストが選ぶおすすめはこちら!各検証No.1アイテムをご紹介

実際にソニー Cyber-shot DSC-WX500と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのコンパクトデジタルカメラと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!


ソニー Cyber-shot DSC-WX500のデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね。

ベストバイ コンパクトデジタルカメラ
オートフォーカスの優秀さ No.1

ソニー

Cyber-shot RX100VIIDSC-RX100M7
4.48
(1/13商品)
Cyber-shot RX100VII

静止画・動画ともにトップ級!最速AFで死角のないカメラ

静止画の満足度 No.1

リコーイメージング

GRRICOH GR III
4.43
(5/13商品)
RICOH GR III

静止画が高評価。暗所でも美しく解像感・ボケ感にも優れる

ソニー Cyber-shot DSC-WX500とは?

ソニー Cyber-shot DSC-WX500とは?

Cyber-shotは、ソニーが手掛けるコンパクトデジタルカメラの人気シリーズです。今回ご紹介するDSC-WX500は、小型サイズながら光学30倍のズームレンズを搭載した一品。広角24mmから望遠720mmまでと撮影領域を幅広くカバーし、遠くの被写体もダイナミックに撮影できるようこだわっています。


シャッターボタンを半押しするのと同時にピントを合わせる、ファストインテリジェントオートフォーカス機能を採用。さらに動く被写体に追尾してピントを調整し続けるロックオンオートフォーカス機能も備わっていますフレームから外れた被写体の再追尾をできるつくりです。


高速で動く被写体も歪みなく捉えられるよう、最大画像サイズで秒間最大10コマの高速連写も可能。カメラを構えているときは、高性能ジャイロセンサーとアルゴリズムによる光学式手ブレ補正が働き、スムーズな撮影をサポートします。


  1. 価格|5~7万円(※執筆時点・ECサイト参照)
  2. 発売日|2015年6月5日
  3. センサーサイズ|1/2.3型
  4. 有効画素数|1820万画素
  5. 光学ズーム倍率|30倍
  6. F値|F3.5-6.4
  7. 35mm判換算焦点距離|24-720mm
  8. 動画撮影機能|フルHD 60p
  9. 最短撮影距離|5cm
  10. 手ブレ補正|光学式
  11. 撮影可能枚数|400枚
  12. 記録メディア|SDカード(UHS-II対応)
  13. 記録フォーマット|jpeg
  14. ISO感度|ISO80-3200
  15. 背面モニター|チルトモニター
  16. USB充電・給電|充電・給電可能
  17. Wi-Fi・Bluetooth機能|Wi-Fi対応

液晶モニターは180度可動。アプリを使えばデータの転送もワンタッチでできる

液晶モニターは180度可動。アプリを使えばデータの転送もワンタッチでできる
出典:sony.jp

液晶モニターは180度可動式で、モニターで角度をチェックしながら自撮りしやすい設計。肌の色調整・テカリ除去・デカ目補正などができるビューティエフェクト機能も備わっています。夜景や逆光など、撮影シーンに合わせて自動で設定調整するプレミアムおまかせオート機能があるのも長所です。


専用アプリ「PlayMemories Mobile」をNFC対応のスマホやタブレットにインストールすれば、撮影した写真や動画をワンタッチで転送可能。スマホでシャッターを押せる、リモコン撮影も行えますよ。


カラーはブラック・ホワイト・レッドの3色展開。購入時にはリチャージャブルバッテリーパックNP-BX1・ACアダプターAC-UB10C/UB10D・マイクロUSBケーブル・リストストラップ・取扱説明書が付属します。

Cyber-shotシリーズの各モデルの違いは?

Cyber-shotシリーズの各モデルの違いは?
出典:sony.jp

DSC-WX500は、Cyber-shotの高倍率ズームモデルのひとつ。ただし、本品を含む高倍率ズームモデルは、現在どれも公式サイトでは販売が終了になっています。ほかにもCyber-shotでは大型センサーモデルを取り扱っているので、あわせてチェックしてみてくださいね。


ラインナップ

  • RX100VII DSC-RX100M7:高級モデルとして人気を集めるRX100シリーズの7代目。圧倒的なスピード性能と高画質にこだわった一品。
  • RX100V DSC-RX100M5A:同じくRX100シリーズの2018年発売モデル。最大960fps(40倍)のスーパースローモーション撮影ができる
  • RX1RII DSC-RX1RM2:有効約4240万画素の35mmフルサイズセンサーを搭載し、描写性能にこだわった一品
  • RX10IV DSC-RX10M4:超望遠撮影でも高速で動く被写体を逃さず撮影できる一品
  • RX0 II DSC-RX0M2:防水・防塵性能に加えて堅牢性も兼ね備えたコンパクトタイプ
八幡康平
マイベスト 家電/カーバイク用品担当
八幡康平

DSC-WX500は、昔ながらのコンパクトかつ高倍率ズームのコンデジで、根強い人気がありましたが公式サイトでは販売終了しています

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

今回は、ソニー Cyber-shot DSC-WX500を含む人気のコンパクトデジタルカメラを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証の内容は以下のとおりです。


  1. 静止画のきれいさ
  2. 画質のよさ
  3. オートフォーカスの優秀さ
  4. 持ち運びのしやすさ
  5. 動画の画質
  6. 動画の撮りやすさ

ソニー Cyber-shot DSC-WX500のメリットは5つ!

人気のコンパクトデジタルカメラを比較検証したところ、ソニー Cyber-shot DSC-WX500には5つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。

静止画の発色は良好。メリハリのある鮮やかな仕上がり

静止画の発色は良好。メリハリのある鮮やかな仕上がり

静止画の発色は良好です。カメラ・写真に興味があるモニターが実際に本品で撮影した画像を確認したところ「発色は比較的鮮やかで不自然な印象はない」「くっきりとしている」とプラスの声が多数寄せられました。


比較したなかには淡い色味でぼやけて見えた商品もありましたが、こちらはある程度色の濃淡がはっきりしており、メリハリのある仕上がりです。


静止画の発色についてのモニターコメント

  1. 「発色は比較的鮮やかで不自然な印象はなかった」
  2. 「発色は少し暗めだが、くっきりとしていてメリハリがある」
  3. 「ソニーの特徴なのか、発色は極めて鮮やか」
  4. 「メリハリが強くシャッキッとした印象。影もあり、左から光が当たっているのがわかりやすい」
コメントは一部抜粋

多彩なカラーモードで作品のアレンジを楽しめる

多彩なカラーモードで作品のアレンジを楽しめる

静止画のカラーモードも充実していました。定番のモノクロ調のほかにも、トイカメラや絵画調など、全13種類のピクチャーエフェクトを搭載。比較したなかには似たような効果が多く違いがわかりにくいものもありましたが、こちらはさまざまな雰囲気を楽しめるでしょう。


「実用的なものが少ない」という指摘はあるものの、使い方によってはユニークな作品づくりに役立ちそうです。SNSに写真を投稿する人にも向いています。


静止画のカラーモードについてのモニターコメント

  1. 「特殊効果系が多く使いやすさは感じない。イラスト調など面白いが、使い所が多くない」
  2. 「カラーフィルターはバリエーション豊富でいろいろと遊べそう」
  3. 「カラーフィルターは種類があり、用途によって使い分けられそう」
  4. 「バリエーションは面白いが、実用的なものがもっとほしい」
  5. 「フィルターの種類はそこそこ多く、それぞれ個性もあるのでよい」
コメントは一部抜粋

静止画撮影でのフォーカス移動はスムーズ。速やかにピントが合う

静止画撮影でのフォーカス移動はスムーズ。速やかにピントが合う

オートフォーカス機能は優秀です。2種類の被写体を前後に配置して交互にピント合わせを繰り返したところ、ピントが合うまでの時間は平均0.6秒とスピーディでした。比較したなかには1秒以上かかった商品があったことを思っても、優秀な結果です。


フォーカスの移動もなめらかで、ほぼ迷う様子もなく機敏に反応したため、「ピントを合わせづらい」という口コミのようには感じにくいでしょう。メーカーが「高速オートフォーカスで一瞬のシャッターチャンスを逃しません」と謳っているとおり、ペットなど動く被写体も撮影しやすそうです。

片手でも撮影しやすい軽量モデル。持ち運びの負担も少なめ

片手でも撮影しやすい軽量モデル。持ち運びの負担も少なめ
持ち運びにも便利です。バッテリー込みの重量を測定したところ、236gと軽量でした。比較したなかには400g近い商品もあったのに対し、こちらは片手で長時間撮影しても手に負担がかかりにくいでしょう。

サイズも101.6×58.1×35.5mmと小型です。「コンパクトで軽い」という口コミどおり、上着のポケットにも入れられますよ。日常的に持ち歩くのはもちろん、旅行のお供としても重宝しそうです。

八幡康平
マイベスト 家電/カーバイク用品担当
八幡康平

ここが最大の魅力で、とにかく小さく軽い高倍率ズームカメラです。

手頃な価格で買えるのも利点。初心者にも手が出しやすい

手頃な価格で買えるのも利点。初心者にも手が出しやすい
執筆時点の価格は5~7万円(※ECサイト参照)とお手頃です。比較したなかには10万円超えの高級機も多数ありましたが、こちらは初心者でも手に取りやすいでしょう。ショップによってお得に購入できることもあるので、予算を抑えたい人はチェックしてみてくださいね。

ソニー Cyber-shot DSC-WX500のデメリットは4つ!

ソニー Cyber-shot DSC-WX500にはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。

AF操作に非対応。動画撮影の自由度があまり高くない

AF操作に非対応。動画撮影の自由度があまり高くない
動画撮影時に便利な機能はあまり備わっていませんでした。同じくソニーのCyber-shot RX100VII DSC-RX100M7をはじめ、比較した高級モデルのなかには絞り優先やシャッタースピード優先など動画撮影モードを細かく選べる機種もありましたが、こちらはとくに設定できません。

オートフォーカス操作に対応していないうえに、タッチ操作でピント位置を指定できるタッチフォーカス機能も非搭載です。外部マイク端子がないため、音声の録音の幅が広がらないのもネック。動画撮影の自由度という点では劣るため、動画撮影も重視する人には不向きでしょう。

八幡康平
マイベスト 家電/カーバイク用品担当
八幡康平

発売時期を考えると、動画需要がそこまで高いわけではなかったため仕方ないものの、昨今のSNS・動画需要の高さをふまえると正直物足りない人も多いでしょう。

撮影した映像のクオリティもいまひとつ。発色が薄く、ボケ感も少なめ

撮影した映像のクオリティもいまひとつ。発色が薄く、ボケ感も少なめ

撮影した動画の画質もいまひとつです。静止画よりも明らかに発色が薄くなっており、色の再現性が低下していました。とくに暗所では色が暗めに映っていて、「同系色の区別がつきにくい」という不満の声が寄せられています。


動画の発色についてのモニターコメント

  1. 「発色は薄く。もっとしっかりと彩度が高いもののほうが好み。暗所での色の違いがわかりにくかった」
  2. 「発色は薄く、もう少しメリハリのある発色だとよりよい」
  3. 「静止画とうってかわって、発色が非常に薄い」
  4. 「暗所だと同系色の区別がつきにくい」
  5. 「色の再現性が低く、発色はいまひとつ」
コメントは一部抜粋

比較したソニーのCyber-shot RX100VII DSC-RX100M7を含む上位商品には、被写体の細部までリアルに表現できたものも。対してこちらは、一部潰れていました。荒く見えるほどではないものの、暗所ではとくにノイズが目立っており、解像度が高いとはいえません


オートフォーカス機能はなめらかでしたが、ボケ感についても「物足りない」という意見がモニターから多数。立体感のある動画を撮影するのは難しいでしょう。


動画の解像度についてのモニターコメント

  1. 「解像感は悪くはないが、非常によいわけでもない。暗所ではノイズがやや目立っていた」
  2. 「明所でのノイズはあまり気にならないが、解像感は少し物足りない。暗所では非常に暗く、解像度も失われているように感じノイズもやや気になった」
  3. 「ノイズは気になるほどではないが、解像感はやや低い印象」
  4. 「画質が悪いわけではないが、少し物足りなさを感じる」
  5. 「糸の1本1本が潰れてしまっていて解像度はよくない」
コメントは一部抜粋

静止画のきれいさもあまり感じられない。解像感が低く、描写力に劣る

静止画のきれいさもあまり感じられない。解像感が低く、描写力に劣る

静止画の解像度も低めです。比較した商品には葉の模様まではっきり再現できる商品もあったなか、こちらは「葉のディテールはノイズによって失われている」「拡大すると葉っぱの繊維が潰れている」とモニターから指摘が寄せられました。


ノイズによるザラつきも感じられ、デジタル一眼レフカメラ級の美しい写真を求める人には向いていません


静止画の解像度についてのモニターコメント

  1. 「ピント面の解像感はある程度保たれているが、造花の葉のディテールはノイズによって失われている。拡大すると少し光量が少ない場所のノイズを感じてしまう」
  2. 「遠目で見ればくっきりしている印象を受けるが、拡大すると葉っぱの繊維などが潰れてしまっている」
  3. 「暗所での人物撮影は全体的に暗く、ノイズが高く感じられる」
  4. 「ノイズのせいもあり被写体の立体感がいまひとつ」
  5. 「画質は荒めで暗さも感じる」
コメントは一部抜粋
八幡康平
マイベスト 家電/カーバイク用品担当
八幡康平

一般的なコンデジといった画質で、カメラに特化したスマホと比べてもやや物足りない可能性があります。もちろん、記録用として使う分には困ることはあまりないでしょう。

静止画のボケ感も少なめ。背景がはっきり見えてしまう

静止画のボケ感も少なめ。背景がはっきり見えてしまう

静止画のボケ感もそこまで強く出せず、モニターからは「うしろまではっきりと映っている」という感想が聞かれました。比較したなかで、レンズの明るさの目安となるF値が1.4-2.8と小さいものほどボケ表現が得意な傾向がありましたが、こちらはF3.5-6.4と数値が大きめです。


背景がふわっとボケるような本格的なポートレートを撮影したい人には向いていないでしょう。総じて「画質がいまひとつ」という口コミの懸念を払拭しきれませんでした。


静止画のボケ感についてのモニターコメント

  1. 「ボケはあまりなく、いわゆる普通のコンデジっぽい感じでよくはない」
  2. 「ボケ感はほぼない」
  3. 「ボケ感はかなり低く、うしろまではっきりと映っている」
  4. 「ボケはほとんどない。背景はくっきり写っている」
コメントは一部抜粋
八幡康平
マイベスト 家電/カーバイク用品担当
八幡康平

そもそも一般コンデジではボケ表現は難しいので、ボケ表現を多用したい人は高級コンデジや一眼がおすすめ。どうしても背景をボカして撮りたい場合は少しズームしてみたり、被写体に寄って撮影するとボケ量は増えますよ。

ソニー Cyber-shot DSC-WX500の詳細情報

ソニー
Cyber-shot DSC-WX500DSC-WX500

2015/06/05 発売

おすすめスコア
4.00
コンパクトデジタルカメラ10位/13商品
静止画の満足度
3.65
画質のよさ
3.75
動画の画質
3.60
持ち運びのしやすさ
4.67
オートフォーカスの優秀さ
4.41
動画の撮りやすさ
3.50
Cyber-shot DSC-WX500 1
Cyber-shot DSC-WX500 2
Cyber-shot DSC-WX500 3
Cyber-shot DSC-WX500 4
Cyber-shot DSC-WX500 5
Cyber-shot DSC-WX500 6
Cyber-shot DSC-WX500 7
Cyber-shot DSC-WX500 8
Cyber-shot DSC-WX500 9
最安価格
Amazonで売れています!
69,700円
在庫わずか
最安価格
Amazonで売れています!
69,700円
在庫わずか
35mm判換算焦点距離24-720mm
F値F3.5-6.4
光学ズーム倍率30倍
動画撮影機能フルHD 60p
重量(バッテリー込み)
236g
センサーサイズ
1/2.3型
最短撮影距離
5cm
手ブレ補正機構
光学式

良い

  • 静止画の発色がよく、黒色の微妙な違いまで表現できた
  • オートフォーカスの動作が速く、ピントが迷う様子も見られなかった
  • カメラ本体は小型・軽量で、小さなカバンに入れて持ち運びやすい

気になる

  • 静止画は解像感が物足りないところも見られ、ボケ感もいまひとつ
  • 静止画・動画ともに、暗所ではノイズが気になった
  • タッチフォーカスや細かな撮影設定ができず、動画撮影の自由度が低い
本体サイズ101.6×58.1×35.5mm
有効画素数1820万画素
マニュアルフォーカス
ファインダー形式
タッチパネル
GPS機能
撮影可能枚数400枚
記録メディアSDカード(UHS-II対応)
記録フォーマットjpeg
シャッタースピード4-1/2000秒
背面モニターチルトモニター
モニターサイズ3.0型
ISO感度ISO80-3200
内蔵メモリ
連写速度10コマ/秒
USB充電・給電充電・給電可能
Wi-Fi・Bluetooth機能Wi-Fi対応
自分撮り機能
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ソニー Cyber-shot DSC-WX500の価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    69,166円

    (最安)

    販売価格:69,800円

    ポイント:634円相当

    送料無料

  2. 2

    69,700円

    (+534円)

    販売価格:69,700円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    株式会社ISE
    4.78

    (23件)

  3. 3

    72,139円

    (+2,973円)

    販売価格:72,800円

    ポイント:661円相当

    送料無料

  4. 4

    81,032円

    (+11,866円)

    販売価格:81,775円

    ポイント:743円相当

    送料無料

  5. 5

    81,131円

    (+11,965円)

    販売価格:81,875円

    ポイント:744円相当

    送料別

ソニー Cyber-shot DSC-WX500以外におすすめのコンパクトデジタルカメラは?

ソニー Cyber-shot DSC-WX500は動画・静止画ともに解像度やボケ感が物足りませんでした。予算を上げられるなら、画質が優れていた以下の商品もチェックしてみてくださいね。

動画撮影も楽しみたいなら、ソニー VLOGCAM ZV-1 II

動画撮影も楽しみたいなら、ソニー VLOGCAM ZV-1 II

ソニー VLOGCAM ZV-1 IIは、動画・静止画ともに鮮やかな画質を楽しめた一品。寒色・暖色問わず美しく発色したうえ、ズームにしても被写体の細かな部分まで鮮明に撮影できました。カラーモードも普段使いしやすいものがそろっています。


「シネマティックVlog設定」機能を搭載しており、何気ない日常のワンシーンを映画のような本格的な映像に仕上げられる点も魅力です。ピントが合うまでの時間も平均0.48秒とあっという間でした。被写体が切り替わってもすぐに対応できるので、子どもの運動会などにも頼りになりそうです。


本体重量はバッテリー込みで266gと軽量。コンパクトで取り回しもよく、サッと持ち運べるでしょう。価格は12万円前後と高価格ですが、予算を上げられるなら検討する価値はありますよ。

ソニー Cyber-shot DSC-WX500はどこで買える?

ソニー Cyber-shot DSC-WX500はどこで買える?
出典:sony.jp

ソニー Cyber-shot DSC-WX500は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトで購入できます。執筆時点の価格は5~7万円(※ECサイト参照)と取扱店舗によって差があるうえ、中古品なども販売されているので、しっかり吟味しましょう。

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