本体が小さく持ち運びに便利な「コンパクトデジタルカメラ」。一般的にはコンデジやデジカメといった略称で呼ばれ、ズームが効くものや高画質なものなど多種多様です。コンデジはキヤノン・ソニー・パナソニックなどから発売されており、製品によって1.0型センサーやAPS-Cなどセンサーサイズの違いや、ズーム倍率の違いなどがあるため、どれを選べばよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のコンパクトデジタルカメラ13商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのコンパクトデジタルカメラをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなコンパクトデジタルカメラは「ズームしても暗いところでもスマホよりきれいな写真が撮れる商品」。徹底検証してわかったコンパクトデジタルカメラの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。1996年に写真展を開催後、フリーの写真家となる。カメラ専門誌の撮影や執筆、企業広告、セミナー講師などで活動。自身の作品では海外や国内の街を撮影する。 公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員。DGPイメージングアワード審査員。NHK文化センター講師。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
静止画がきれいに撮れると感じる商品としてユーザーがとても満足できる基準を「カメラ・写真に興味があるモニターがより静止画がきれいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
画質がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「デジタル一眼カメラユーザーが見ても、デジタル一眼カメラと遜色ないと感じるほどよく写る商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
オートフォーカス性能が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ピントがすぐに合い、迷わない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
持ち運びのしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「小さなポーチや上着のポケットに入れても負担にならない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
動画の画質がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「カメラ・写真に興味があるモニターがとても高品質だと感じる動画が撮れる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
動画が撮りやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「動画の設定を細かく調整できて、高品質な動画を撮りやすい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
・ソニー| ZV-1 II | ZV-1M2G
・Kodak|PIXPRO FZ45コンデジとはコンパクトデジタルカメラの略称であり、レンズがカメラと一体になっているタイプの小さなデジタルカメラのこと。なお、コンデジかどうかはレンズが一体かどうかで判断されるため、レンズ交換式のデジタル一眼以外は大きさに関わらずコンデジと呼ばれます。
高画質を謳うiPhone 14やPixel 7 Proでもきれいな写真が撮れますが、比較をするとまだまだコンデジのほうが高画質。とくにズームの倍率・解像感・立体感で差を感じやすいでしょう。
なかには、一眼レフと遜色ないレベルの高画質を実現した小さなコンデジも販売されています。スマホよりもきれいに撮れるカメラがほしい人や、軽くて画質がよいカメラがほしい人におすすめです。
スマホでもきれいな写真が撮れるようになってきましたが、やはりコンデジはズームしたときの画質がスマホよりきれいです。
また、細かい設定まで自分でコントロールできることもコンデジのよいところ。絞りなど表現の幅も広いので、カメラとしての使い勝手を重視するならスマホよりコンデジがおすすめですね。
高画質なカメラの代表であるデジタル一眼。高画質なカメラを検討する際に、コンデジとデジタル一眼のどちらを買うべきか悩む人も多いでしょう。
コンデジとデジタル一眼では、やはり画質・表現力の差は大きいもの。画質・表現力だけで選ぶのであればデジタル一眼が優れていますが、画質・持ち運びやすさどちらも重要なら小さく高画質なコンデジがおすすめです。
コンパクトデジタルカメラを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
一言にコンデジといっても特徴はさまざま。それぞれの種類を知ったうえで、自分の用途や重視するポイントに合ったものを選びましょう。
スマホよりきれいな写真を撮りたいなら、画質重視の高級コンデジがおすすめです。コンデジのなかでも高画質で人気が高く、今やコンデジの主流。スマホが苦手とする暗い場所で撮っても高画質で、SNS映えする背景がボケた本格的な写りも楽しめますよ。
スマホの画質に不満はないもののズームに物足りなさを感じる人には、小さなサイズの一般コンデジがよいでしょう。小型・軽量で価格は1〜3万円程度と安い一方、ズーム倍率は8〜30倍程度とスマホより優れています。
ほかにも、防水機能を備えた頑丈な防水カメラや、超高倍率ズームができるネオ一眼と呼ばれるタイプも。自分の用途に合わせて選んでくださいね。
コンデジはレンズ交換ができないため、撮影目的に合ったレンズのカメラを選ぶことが大切。レンズによって画質やズーム倍率が変わるため、以下のポイントをチェックしながら自分に合うものを選びましょう。
撮影できる範囲(画角)に関わるズーム倍率と焦点距離。それぞれ、自分の撮りたいものに合わせて選びましょう。
スポーツ・動物・運動会など、遠い位置にいる被写体を撮るならズーム倍率に注目。ズーム倍率が高いものは、より遠くの被写体を大きく写せます。ズーム倍率を重視して選ぶなら20倍以上を目安にすると、上記のような用途の撮影は大きな不満なくこなせるでしょう。
一方、風景や旅行の様子などをメインで撮るなら、焦点距離に注目してください。焦点距離とは撮影できる範囲を表す値で、数字が小さいほど広い範囲が写ります。フルサイズ換算(35mm判換算)の焦点距離が24mm以下なら、広範囲を写したいときに不満を感じることはほぼないでしょう。
レンズがどれだけの光を集められるかを示す、レンズの明るさ(F値)。F値が小さい(0に近い)ものほどたくさん光を集めることが可能で、ボケ表現や夜景撮影に向いています。明るいレンズは表現力に優れていて高画質ともいえるでしょう。
高級コンデジなどに搭載される明るいレンズは、表現力だけでなく解像力も高い傾向が見られます。画質を重視する人は、F1.4〜2.8ほどの明るいレンズを搭載したカメラを選ぶようにしましょう。
なお、一般的にズーム倍率と画質は両立しにくいため、画質重視であればズーム倍率は控えめになってしまうことを念頭に置いてください。
一部のコンデジには、接写(マクロ)機能が備わっているものもあります。水中で使う機会はあまり多くありませんが、昆虫・花などを大きく写したいならマクロ機能に優れたものがおすすめです。
マクロ撮影をしたいなら、最短撮影距離という数値を確認しましょう。最短撮影距離とは、ピントを合わせられる最も近い距離のこと。最短撮影距離が短いものほど、被写体の細部を大きく写せます。
一部の機種では、顕微鏡モードと呼ばれる専用マクロモードを搭載。顕微鏡のように、肉眼では見ることができない細かいものの撮影ができます。子どもの自由研究などにも活用できて便利ですよ。
実は、防水カメラがマクロ機能に優れています。まるで顕微鏡のように拡大できるものもあるので、マクロ機能を重視するなら機能の詳細もあわせて確認してください。
使いやすさに関わるとても大切なポイントをご紹介。オートモードやオートフォーカス(AF)機能にも注目して選びましょう。
カメラをはじめて使う人や、スマホでしか写真を撮ったことがない人は、撮影設定がわからず使いこなせるか不安に感じてしまうこともあるでしょう。
一部の業務用カメラを除き、どの機種にもオートやプログラムオート(プログラムAE)といった、設定をカメラ任せにできる撮影モードが搭載されています。はじめはオートで、慣れてきたら絞り優先やシャッタースピード優先といった撮影モードで、自分好みの写真を撮りましょう。
なお、メーカーによってシーンの認識数や仕組みは異なるものの、性能差を感じる場面はほとんどないでしょう。どの機種を選んでも、オートやプログラムオートを使ってきれいな写真が撮れますよ。
オートフォーカス(AF)とは、カメラが被写体を認識しピント合わせを自動でする機能のこと。ピントが合っておらず被写体がはっきり写っていないといった失敗を避けるためにも、AFに注目して選びましょう。
スポーツや動物など動く被写体を撮りたいなら、AFの速度が重要。AFが速ければ、被写体が素早く動いていてもピント合わせは簡単でしょう。
人の顔やバストアップなど、人を撮りたい場合には瞳AFが便利です。瞳AFとは、カメラが人の顔や瞳を検出し、自動でピント合わせをする機能のこと。人を撮るなら必須ともいえる機能であるため、人物を撮りたい場合は必ず瞳AF搭載のカメラを選びましょう。
ここ数年のデジタルカメラで、大きな進化を遂げた瞳AF機能。プロの写真家でも難しいといわれていた、人の瞳へのピント合わせを自動で行う便利な機能です。
レンズやオートフォーカスといった基本的な機能以外だけでなく、動画やカラーモードといった機能についても確認しましょう。
動画はほぼすべてのコンデジで撮影可能で、2020年にはソニーから動画やVlog(ビデオブログ)撮影向きのコンデジも発売されました。
コンデジで高品質な動画を撮りたいなら、重要なのは動画撮影時の解像度とAF速度です。それぞれに注目して選びましょう。
解像度は4K対応のものがおすすめ。地デジと同じ解像度であるフルHDの4倍高精細で、今後のスタンダードとなる解像度です。
AF速度は、被写体や撮影者が動く場合に重要なポイント。ピントが合っていない動画は印象がよくなく、失敗したように見えてしまいます。
なお、4K対応でAF速度も速いのはソニー・パナソニックの高級コンデジでした。動画を本格的に撮りたい人にはとくにおすすめです。
カラーモードとは、写真の仕上がりや色の雰囲気を大きく変えられる設定項目のこと。メーカーによってイメージコントロールやピクチャースタイルなどと呼び方が異なりますが、この機能を使うことでクリエイティブな撮影が楽しめます。
InstagramやTwitterなどのSNSに写真を投稿する人や、表現を変えていろいろ楽しんでみたい人はぜひカラーモードを活用してみましょう。
なお、メーカーによって搭載されているカラーモードの数や効果はさまざま。ランキングでは、実際にカラーモードを変えて撮影した画像を掲載しました。ぜひ参考にして、好みのものを見つけてください。
Wi-Fi機能・USB充電機能は、スマホの普及とともにコンデジに搭載されはじめ、今では標準機能となりました。
Wi-Fi機能は、コンデジで撮影した写真の転送やスマホからの遠隔操作ができる機能です。Wi-Fi機能を使えば、撮影した写真をすぐにスマホへ送って、SNSへ投稿したりメッセージアプリで共有したりできますよ。
USB充電機能は、カメラのバッテリーをUSBケーブルで充電できる機能。スマホと同じ充電器が使えたり、モバイルバッテリーで充電できたりして便利です。
どちらもスマホとの相性がよい機能であり、2018年以降に発売されたほとんどのモデルで採用されていますが、念のため搭載されているか確認しておくとよいでしょう。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | 発売時期 | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||
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静止画の満足度 | 画質のよさ | 動画の画質 | 持ち運びのしやすさ | オートフォーカスの優秀さ | 動画の撮りやすさ | 重量(バッテリー込み) | 本体サイズ | 有効画素数 | センサーサイズ | 35mm判換算焦点距離 | F値 | 光学ズーム倍率 | マニュアルフォーカス | ファインダー形式 | タッチパネル | GPS機能 | 撮影可能枚数 | 最短撮影距離 | 記録メディア | 記録フォーマット | シャッタースピード | 背面モニター | モニターサイズ | 手ブレ補正機構 | ISO感度 | 内蔵メモリ | 連写速度 | USB充電・給電 | Wi-Fi・Bluetooth機能 | 動画撮影機能 | 自分撮り機能 | ||||||||
1 | ソニー Cyber-shot RX100VII|DSC-RX100M7 | ![]() | 4.48 | 4位 | 静止画・動画ともにトップ級!最速AFで死角のないカメラ | 2019/08/30 | 4.54 | 4.25 | 4.75 | 4.34 | 4.65 | 5.00 | 302g | 101.6×58.1×42.8mm | 2010万画素 | 1.0型 | 24-200mm | F2.8-4.5 | 8倍 | 電子式 | モニター使用時260枚|ファインダー使用時240枚 | 8cm | SDカード(UHS-II対応) | jpeg・RAW対応 | 30-1/32000秒、BULB | チルトモニター | 3.0型 | 光学式 | ISO100-12800 | AF固定時90コマ/秒|AF追従時20コマ/秒 | 充電・給電可能 | Wi-Fi対応 | 4K 30p|フルHD 120p | ||||||
1 | ソニー VLOGCAM|ZV-1 II|ZV-1M2G | ![]() | 4.48 | 動画も静止画も解像感が高く色鮮やか。AFも高速 | 2023/06/23 | 4.46 | 4.25 | 4.55 | 4.50 | 4.58 | 5.00 | 266g | 105.0×46.7×60.0mm | 約2100万画素 | 1.0型 | 18-50mm | F1.8-4.0 | 2.5倍 | 290枚 | 5cm | SDカード(UHS-II対応) | jpeg・RAW対応 | 1/32000-1/4秒 | バリアングル | 3.0型 | 電子式 | ISO125-12800 | 24コマ/秒 | 充電・給電可能 | Wi-Fi・Bluetooth両対応 | 4K 30p|フルHD 120p | ||||||||
3 | ソニー VLOGCAM|VLOGCAM ZV-1 | ![]() | 4.46 | 解像感が高く発色も鮮やかで美しい。動画機能も非常に充実 | 2020/06/19 | 4.37 | 4.25 | 4.50 | 4.50 | 4.64 | 5.00 | 294g | 105.5×60.0×43.5mm | 2010万画素 | 1.0型 | 24-70mm | F1.8-2.8 | 2.7倍 | 260枚 | 5cm | SDカード(UHS-II対応) | jpeg・RAW対応 | 30-1/32000秒、BULB | バリアングルモニター | 3.0型 | 光学式 | ISO125-12800 | 24コマ/秒 | 充電・給電可能 | Wi-Fi・Bluetooth両対応 | 4K 30p|フルHD 120p | ||||||||
4 | リコーイメージング RICOH GR IIIx | ![]() | 4.45 | 2位 | 発色よくボケ表現も得意。コンデジながら画質は一眼レフ級 | 2021/10/01 | 4.50 | 4.88 | 3.50 | 4.50 | 4.46 | 3.75 | 約262g(バッテリー、SDメモリーカード含む) | 約109.4×61.9×35.2mm | 約2424万画素 | APS-C | 約40mm相当 | F2.8~F16 | 1倍 | 約200枚 | 約20cm(標準) | SDカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード | RAW対応 | 1/4000~30秒 | 固定式 | 3.0型 | センサーシフト式(3軸) | ISO100~102400 | 充電のみ可能 | Wi-Fi対応、Bluetooth対応 | フルHD | ||||||||
5 | リコーイメージング GR|RICOH GR III | ![]() | 4.43 | 1位 | 静止画が高評価。暗所でも美しく解像感・ボケ感にも優れる | 2019/03 | 4.56 | 4.75 | 3.78 | 4.50 | 4.28 | 3.75 | 257g | 約109.4×61.9×33.2mm(操作部材、突起部を除く) | 2424万画素 | APS-C | 28mm | F2.8 | 1倍 | 200枚 | 6cm | SDカード(UHS-II対応) | jpeg・RAW対応 | 30-1/4000秒、BULB | 固定式 | 3.0型 | センサーシフト式手ブレ補正 | ISO100-102400 | 4コマ/秒 | 充電のみ可能 | WI-Fi・Bluetooth両対応 | フルHD 60p | |||||||
6 | パナソニック LUMIX|LUMIX TX2|DC-TX2 | ![]() | 4.37 | 7位 | 動画でも解像感が高く、自然な色とフィルターの豊富さが印象的 | 2018/03/15 | 4.30 | 4.25 | 4.44 | 4.34 | 4.58 | 4.50 | 340g | 約111.2×66.4×45.2mm | 2010万画素 | 1.0型 | 24-360mm | F3.3-6.4 | 15倍 | 電子式 | モニター使用時370枚|ファインダー使用時250枚 | 3cm | SDカード(UHS-II対応) | jpeg・RAW対応 | 120-1/16000秒 | 固定式 | 3.0型 | 光学式 | ISO125-12800 | AF固定時10コマ/秒|AF追従時6コマ/秒 | 充電のみ可能 | Wi-Fi・Bluetooth両対応 | 4K 30p|フルHD 60p | ||||||
7 | キヤノン PowerShot|PowerShot G9 X Mark II|1718C004 | ![]() | 4.31 | 6位 | 動画の彩度は低いが、自然な発色とほどよい解像感を持つ | 2017/02/23 | 4.24 | 4.25 | 3.63 | 4.84 | 4.25 | 3.88 | 206g | 98.0×57.9×31.3mm | 2010万画素 | 1.0型 | 28-84mm | F2-4.9 | 3倍 | 235枚 | 5cm | SDカード | jpeg・RAW対応 | 30-1/2000秒、BULB | 固定式 | 3.0型 | 光学式 | ISO 125-12800 | AF固定時8.1コマ/秒 | 充電のみ可能 | Wi-Fi・Bluetooth両対応 | フルHD 60p | |||||||
8 | キヤノン PowerShot|PowerShot G1 X Mark Ⅲ|PSG1X MARKIII | ![]() | 4.30 | 10位 | 動画の発色は地味めだが、ノイズが少なく自然な色と画づくり | 2017/11/30 | 4.24 | 4.50 | 4.38 | 4.17 | 4.32 | 4.34 | 399g | 約115.0×77.9×51.4mm | 2420万画素 | APS-C | 24~72mm | F2.8-5.6 | 3倍 | 電子式 | 200枚 | 10cm | SDカード | jpeg・RAW対応 | 30-1/2000秒 | バリアングルモニター | 3.0型 | 光学式 | ISO 100-25600 | AF固定時9枚、AF追従時7枚 | 充電のみ可能 | Wi-Fi、Bluetooth両対応 | フルHD 60p | ||||||
9 | パナソニック LUMIX DC-TZ95-K | ![]() | 4.07 | 8位 | ノイズが目立ち解像感は控えめだが、フォーカスが速くて正確 | 2019/04/25 | 3.83 | 3.75 | 3.78 | 4.34 | 4.50 | 4.50 | 328g | 約112.0×68.8×41.6mm | 2030万画素 | 1/2.3型 | 24-720mm | F3.3-6.4 | 30倍 | 電子式 | モニター使用時380枚|ファインダー使用時250枚 | 3cm | SDカード(UHS-II対応) | jpeg・RAW対応 | 4-1/16000秒 | チルトモニター | 3.0型 | POWER O.I.S. | ISO80-3200 | AF固定時10コマ/秒|AF追従時5コマ/秒 | 充電のみ可能 | Wi-Fi・Bluetooth両対応 | 4K 30p|フルHD60p | ||||||
10 | ソニー Cyber-shot DSC-WX500|DSC-WX500 | ![]() | 4.00 | 解像感やボケ感は物足りないものの、発色は鮮やかで美しい | 2015/06/05 | 3.65 | 3.75 | 3.60 | 4.67 | 4.41 | 3.50 | 236g | 101.6×58.1×35.5mm | 1820万画素 | 1/2.3型 | 24-720mm | F3.5-6.4 | 30倍 | 400枚 | 5cm | SDカード(UHS-II対応) | jpeg | 4-1/2000秒 | チルトモニター | 3.0型 | 光学式 | ISO80-3200 | 10コマ/秒 | 充電・給電可能 | Wi-Fi対応 | フルHD 60p |
2019/08/30 発売
35mm判換算焦点距離 | 24-200mm |
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F値 | F2.8-4.5 |
光学ズーム倍率 | 8倍 |
動画撮影機能 | 4K 30p|フルHD 120p |
良い
気になる
高画質なコンデジのなかでも愛用者が多い、ソニーの「Cyber-shot RX100VII」。コンパクトな本体に、大型1.0型センサー・高速フォーカス・電子ファインダーを搭載しており、量販店でも売れ筋の商品です。
静止画のきれいさの検証では、高い解像感と鮮やかな発色がとくに好印象。フィルターの種類も豊富かつ使いやすい印象があり、静止画のきれいさはトップクラスです。画質のよさの検証では、暗所だとノイズが現れ解像感は失われたものの、明所では高い解像感と豊かな色・階調が見られ、リアルさを感じる高い描写力があります。
オートフォーカスの速度の検証では、検証商品のなかで最も速くピントが合いました。常に素早く正確に動作したため、何を撮るにも満足できる性能といえます。また、本体は比較的軽く、持ち運ぶ際に負担に感じることは少ないでしょう。
動画のきれいさの検証では高い解像感とノイズの少なさに加え、自然かつ素早いオートフォーカスが高く評価されました。暗所でも解像感が高く、発色は自然です。タッチオートフォーカスや外部マイクも備え動画撮影しやすい設計といえるでしょう。
小型・軽量・高画質・高速AF・動画撮影機能と、コンデジに求められるすべての要素を備えた至高の一台です。
本体サイズ | 101.6×58.1×42.8mm |
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有効画素数 | 2010万画素 |
マニュアルフォーカス | |
ファインダー形式 | 電子式 |
タッチパネル | |
GPS機能 | |
撮影可能枚数 | モニター使用時260枚|ファインダー使用時240枚 |
記録メディア | SDカード(UHS-II対応) |
記録フォーマット | jpeg・RAW対応 |
シャッタースピード | 30-1/32000秒、BULB |
背面モニター | チルトモニター |
モニターサイズ | 3.0型 |
ISO感度 | ISO100-12800 |
内蔵メモリ | |
連写速度 | AF固定時90コマ/秒|AF追従時20コマ/秒 |
USB充電・給電 | 充電・給電可能 |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | Wi-Fi対応 |
自分撮り機能 |
ソニー Cyber-shot RX100VII DSC-RX100M7の口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
2023/06/23 発売
35mm判換算焦点距離 | 18-50mm |
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F値 | F1.8-4.0 |
光学ズーム倍率 | 2.5倍 |
動画撮影機能 | 4K 30p|フルHD 120p |
良い
気になる
前モデルZV-1の後継機であるソニーの「ZV-1 Ⅱ」。これまでよりも広角に寄せたレンズを搭載し、自撮りをした際に被写体だけではなく背景も広く一緒に写せます。18-50mmの広い画角が魅力です。
静止画のきれいさを見る検証では、葉の細かな模様や毛糸の重なりを潰さずに写せるほど高解像でした。暗所ではノイズが出ていましたが、大きな不満を感じるほどではありません。発色は鮮やかで、寒色も暖色も美しく描写できます。ピントが合ったところは鮮明に映し出されるうえ、ピントの前後では大きなボケを感じられました。
オートフォーカスの速度の検証では、ピントが迷うことはなく撮影し続けられました。被写体を素早く切り替えながら撮影をしましたが、ピントが合うまでの速度は平均0.48秒と高速で、撮りたいと思った瞬間を逃さないでしょう。
カメラの重量は290.4gと軽量で、片手でも負担を感じることなく手軽に撮影ができます。ズボンや上着のポケットにもしまっておけるほどのサイズで、すぐに出し入れができる取り回しのよさが魅力です。
動画のきれいさの検証では、発色が鮮やかなのはもちろん、解像感も高く被写体がきれいに見えました。また、オートフォーカスも素早く反応をするため、被写体が切り替わったとしても瞬時に対応可能です。
本体サイズ | 105.0×46.7×60.0mm |
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有効画素数 | 約2100万画素 |
マニュアルフォーカス | |
ファインダー形式 | |
タッチパネル | |
GPS機能 | |
撮影可能枚数 | 290枚 |
記録メディア | SDカード(UHS-II対応) |
記録フォーマット | jpeg・RAW対応 |
シャッタースピード | 1/32000-1/4秒 |
背面モニター | バリアングル |
モニターサイズ | 3.0型 |
ISO感度 | ISO125-12800 |
内蔵メモリ | |
連写速度 | 24コマ/秒 |
USB充電・給電 | 充電・給電可能 |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | Wi-Fi・Bluetooth両対応 |
自分撮り機能 |
ソニー VLOGCAM ZV-1 IIの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
2020/06/19 発売
35mm判換算焦点距離 | 24-70mm |
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F値 | F1.8-2.8 |
光学ズーム倍率 | 2.7倍 |
動画撮影機能 | 4K 30p|フルHD 120p |
良い
気になる
カメラ・映像業界のプロにも愛される人気メーカー、ソニーの「VLOGCAM ZV-1」。動画・Vlog撮影に特化した設計ながら静止画機能にも妥協がないと、市場から注目される商品です。
静止画のきれいさの検証では、葉などの細かな模様まで写せるほど高解像で、ボケ表現も得意で被写体の質感には驚くほどのリアルさを感じました。暗所ではノイズが目立ちましたが、被写体は十分明るく写っています。明所では細かい模様のある被写体の再現性が高く、画像を拡大してもシャープな印象です。
オートフォーカスの検証では、トップクラスの速度と正確性が見られ、高性能という評価に。検証中にピントが迷う様子はなく、オートフォーカスを作動させた次の瞬間には確実にピントが合っていました。本体重量は軽く、持ち運ぶときに邪魔になることはまずないでしょう。
動画のきれいさの検証では、明所だけでなく暗所でも高い解像感が見られました。発色は鮮やかで美しく、細かな色の違いまで判別できるほど。フォーカスの移動は自然ながら機敏で、タッチフォーカスや外部マイクに対応している点も高評価です。動画の撮りやすさにこだわったカメラといえます。
鮮やかな発色と細部まで描写する高解像力を備えたコンデジです。隙のない性能で、静止画・動画どちらも撮りたい人におすすめします。
本体サイズ | 105.5×60.0×43.5mm |
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有効画素数 | 2010万画素 |
マニュアルフォーカス | |
ファインダー形式 | |
タッチパネル | |
GPS機能 | |
撮影可能枚数 | 260枚 |
記録メディア | SDカード(UHS-II対応) |
記録フォーマット | jpeg・RAW対応 |
シャッタースピード | 30-1/32000秒、BULB |
背面モニター | バリアングルモニター |
モニターサイズ | 3.0型 |
ISO感度 | ISO125-12800 |
内蔵メモリ | |
連写速度 | 24コマ/秒 |
USB充電・給電 | 充電・給電可能 |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | Wi-Fi・Bluetooth両対応 |
自分撮り機能 |
ソニー VLOGCAM ZV-1を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
2021/10/01 発売
35mm判換算焦点距離 | 約40mm相当 |
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F値 | F2.8~F16 |
光学ズーム倍率 | 1倍 |
動画撮影機能 | フルHD |
良い
気になる
リコーイメージングの「RICOH GRⅢx」は、一眼レフ相当の大きなイメージセンサーを搭載した画質重視のコンデジです。ポケットサイズの高画質なカメラとして人気の「GRⅢ」の、レンズが異なる派生モデルとして発売されました。
画質はとくによく、高い解像感と鮮やかな色合いが特徴です。暗所ではザラザラとしたノイズはあまり目立たず、きれいに撮れました。ピントが合ったところの前後はふわっとボケており、一眼レフで撮ったような立体感があります。発色は美しく、総合的な画質は非常にハイレベルです。
ズームができないレンズのため、運動会などの望遠撮影には向きません。しかし、静止画の画質・満足度は非常に高く、スナップや日常の撮影をしたい人におすすめできる高画質コンデジです。
本体サイズ | 約109.4×61.9×35.2mm |
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有効画素数 | 約2424万画素 |
マニュアルフォーカス | |
ファインダー形式 | |
タッチパネル | |
GPS機能 | |
撮影可能枚数 | 約200枚 |
記録メディア | SDカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード |
記録フォーマット | RAW対応 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
背面モニター | 固定式 |
モニターサイズ | 3.0型 |
ISO感度 | ISO100~102400 |
内蔵メモリ | |
連写速度 | |
USB充電・給電 | 充電のみ可能 |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | Wi-Fi対応、Bluetooth対応 |
自分撮り機能 |
RICOH GR IIIxを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
2019/03 発売
35mm判換算焦点距離 | 28mm |
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F値 | F2.8 |
光学ズーム倍率 | 1倍 |
動画撮影機能 | フルHD 60p |
良い
気になる
国内外で根強いファンが多い日本の光学機器メーカー、リコーイメージングの「RICOH GR III」。一眼カメラ相当の大型センサーと画質重視の高性能レンズを搭載し、高画質デジカメの定番商品です。
静止画のきれいさの検証では、解像感と暗所での画質の高さがとくに優れており、最高評価を得ました。ボケ表現も得意で、被写体を浮かび上がらせるような立体感のある撮影が可能です。フィルターの種類は多くないものの、どれも実用性が高い印象。画質のよさの検証では、明所・暗所ともに解像感が高く、写真を拡大してもシャープでした。さらに、暗所での色・階調の豊富さは特筆ものです。
オートフォーカスの速度は非常に機敏というわけではないものの、まず困らないでしょう。ピントが迷うこともありませんでした。本体は軽量で持ち運びしやすく、邪魔に感じることはないでしょう。長時間持っても負担にならない軽さです。
動画のきれいさの検証では、発色が鮮やかである一方で解像感が物足りないという評価に。フォーカスの速度や精度が良好でなく、撮影設定を細かく変えられない点や外部マイクが使用できないことも気になりました。暗所でも明るく映りますが、動画撮影では細かい不満があるかもしれません。
本体サイズ | 約109.4×61.9×33.2mm(操作部材、突起部を除く) |
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有効画素数 | 2424万画素 |
マニュアルフォーカス | |
ファインダー形式 | |
タッチパネル | |
GPS機能 | |
撮影可能枚数 | 200枚 |
記録メディア | SDカード(UHS-II対応) |
記録フォーマット | jpeg・RAW対応 |
シャッタースピード | 30-1/4000秒、BULB |
背面モニター | 固定式 |
モニターサイズ | 3.0型 |
ISO感度 | ISO100-102400 |
内蔵メモリ | |
連写速度 | 4コマ/秒 |
USB充電・給電 | 充電のみ可能 |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | WI-Fi・Bluetooth両対応 |
自分撮り機能 |
RICOH GR IIIをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
2018/03/15 発売
35mm判換算焦点距離 | 24-360mm |
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F値 | F3.3-6.4 |
光学ズーム倍率 | 15倍 |
動画撮影機能 | 4K 30p|フルHD 60p |
良い
気になる
静止画のクオリティは高く、自然な発色とシャープすぎない十分な解像感がありました。特筆すべきはフィルターの種類で、非常に多種多彩ながら実用性もあり、静止画のきれいさの評価が伸びました。画質のよさの検証では、暗所での発色が鮮やかでないものの、色の違いをしっかり感じられます。写真中央の解像感が高く、周辺に向かって落ちていく印象です。
オートフォーカスの検証では、トップクラスの性能を発揮しました。非常に高速かつ正確で、検証中にピントが迷うことはなかったため、普段使いで困ることはまずないでしょう。カメラ本体は340gと軽量で、持ち運ぶ際に苦労することはないといえます。
動画のきれいさの検証では、自然ながらも美しい発色とボケ感が見られました。解像感もかなり高く、造花の繊維までわかるほどです。フォーカスは自然な速度でなめらかに動きます。外部マイクは使えませんが、細かい設定も可能で動画撮影に向いているカメラです。
本体サイズ | 約111.2×66.4×45.2mm |
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有効画素数 | 2010万画素 |
マニュアルフォーカス | |
ファインダー形式 | 電子式 |
タッチパネル | |
GPS機能 | |
撮影可能枚数 | モニター使用時370枚|ファインダー使用時250枚 |
記録メディア | SDカード(UHS-II対応) |
記録フォーマット | jpeg・RAW対応 |
シャッタースピード | 120-1/16000秒 |
背面モニター | 固定式 |
モニターサイズ | 3.0型 |
ISO感度 | ISO125-12800 |
内蔵メモリ | |
連写速度 | AF固定時10コマ/秒|AF追従時6コマ/秒 |
USB充電・給電 | 充電のみ可能 |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | Wi-Fi・Bluetooth両対応 |
自分撮り機能 |
パナソニック LUMIX DC-TX2をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
2017/02/23 発売
35mm判換算焦点距離 | 28-84mm |
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F値 | F2-4.9 |
光学ズーム倍率 | 3倍 |
動画撮影機能 | フルHD 60p |
良い
気になる
世界的に高い人気を誇る国内カメラメーカー、キヤノンの「PowerShot G9 X Mark II」。大型1.0型センサーを搭載しつつも小型・軽量で、市場で人気の商品です。
静止画のきれいさの検証では、自然な発色と実物に近い豊かな肌の色の再現性が特徴的でした。フィルターは種類豊富で、それぞれの用途・好みに合わせて使い分けられるでしょう。ボケ感は物足りなく感じる場合もありました。画質のよさの検証では、ほどよく鮮明で全体で見ると柔らかな雰囲気ですが、拡大するとシャープです。暗所ではノイズが目立ったものの、拡大しなければ大きな不満とはならないでしょう。
オートフォーカスは非常に高速というわけではありませんが、かといって遅いこともなくピントが迷う場面もほとんどありませんでした。そのため一般的な撮影で困ることは少ないでしょう。カメラ本体は非常に軽量かつ薄型で、重さを意識せずに持ち運べます。
動画のきれいさの検証では、彩度が低くノイズが目立っていました。一方で、ピントが合ったところの解像感は高い印象です。タッチフォーカス搭載でマニュアル設定を選べますが、オートフォーカスがなかなか合わず、動画撮影の際には苦労する恐れがあります。
本体サイズ | 98.0×57.9×31.3mm |
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有効画素数 | 2010万画素 |
マニュアルフォーカス | |
ファインダー形式 | |
タッチパネル | |
GPS機能 | |
撮影可能枚数 | 235枚 |
記録メディア | SDカード |
記録フォーマット | jpeg・RAW対応 |
シャッタースピード | 30-1/2000秒、BULB |
背面モニター | 固定式 |
モニターサイズ | 3.0型 |
ISO感度 | ISO 125-12800 |
内蔵メモリ | |
連写速度 | AF固定時8.1コマ/秒 |
USB充電・給電 | 充電のみ可能 |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | Wi-Fi・Bluetooth両対応 |
自分撮り機能 |
Canon PowerShot G9 X Mark II 1718C004をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
2017/11/30 発売
35mm判換算焦点距離 | 24~72mm |
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F値 | F2.8-5.6 |
光学ズーム倍率 | 3倍 |
動画撮影機能 | フルHD 60p |
良い
気になる
デジタルカメラの世界シェアトップである国内メーカー、キヤノンの「PowerShot G1 X Mark III」。一眼カメラ級の大型センサーを搭載しつつも非常にコンパクトで、市場の注目を集めた商品です。
静止画のきれいさの検証においては、自然な発色とノイズの少なさが印象的でした。拡大するとシャープですが、全体を見るとシャープすぎない描写です。フィルターの効果の違いがわかりにくい点がマイナスですが、不満はないレベルでしょう。画質のよさを検証した際にも、シャープながら自然な解像感とノイズの少なさが見て取れました。ただし暗所での解像感はある程度失われています。
オートフォーカスは非常に高速ではないものの、迷うことはなく精度は高いといえます。普段使いで問題はまずないでしょう。カメラ本体は大型センサーを搭載しているにもかかわらず比較的軽量で、持ち運びで不便に感じることはありません。
動画のきれいさに関しては発色が地味な印象もありますが、解像感やボケ感は十分でした。オートフォーカスは自然に移動しながらも速度は機敏で、動画の仕上がりや画質面では満足いくでしょう。タッチフォーカスやマニュアル設定が使えるため、動画撮影ではあまり困らない性能を有しています。
本体サイズ | 約115.0×77.9×51.4mm |
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有効画素数 | 2420万画素 |
マニュアルフォーカス | |
ファインダー形式 | 電子式 |
タッチパネル | |
GPS機能 | |
撮影可能枚数 | 200枚 |
記録メディア | SDカード |
記録フォーマット | jpeg・RAW対応 |
シャッタースピード | 30-1/2000秒 |
背面モニター | バリアングルモニター |
モニターサイズ | 3.0型 |
ISO感度 | ISO 100-25600 |
内蔵メモリ | |
連写速度 | AF固定時9枚、AF追従時7枚 |
USB充電・給電 | 充電のみ可能 |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | Wi-Fi、Bluetooth両対応 |
自分撮り機能 |
Canon PowerShot G1 X Mark Ⅲをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
2019/04/25 発売
35mm判換算焦点距離 | 24-720mm |
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F値 | F3.3-6.4 |
光学ズーム倍率 | 30倍 |
動画撮影機能 | 4K 30p|フルHD60p |
良い
気になる
世界初のミラーレス一眼を発売したことでも知られるメーカー、パナソニックの「LUMIX TZ95」。電子式ファインダーと自撮り可能なモニターを搭載し、注目を集めた人気商品です。
静止画のきれいさの評価は少し低く、造花などのディテールがうまく写せていない印象がありました。暗所での撮影においてはノイズが現れ、写真を拡大するとザラッとしていて細部まで写っていない様子です。発色は派手ではなく、少し暗い印象も受けました。光量が足りない暗所ではノイズが目立ち、色の違いの表現も難しいという結果に。
オートフォーカスは素早く動作し精度も高いものでした。検証中迷うこともなく、信頼性が高い印象です。カメラ本体は電子ファインダー搭載であるものの軽量。持ち運ぶ際に邪魔に感じることはまずないでしょう。
動画のきれいさの検証では、明所では彩度も十分でフォーカスも自然に動くため、画質に不満はあまりありません。しかし、暗所での撮影時にはノイズが目立ち、色のグラデーションも判別ができませんでした。複数の撮影モードやタッチフォーカスが使えるため動画撮影はしやすいものの、暗所では画質面で不満があるかもしれません。
本体サイズ | 約112.0×68.8×41.6mm |
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有効画素数 | 2030万画素 |
マニュアルフォーカス | |
ファインダー形式 | 電子式 |
タッチパネル | |
GPS機能 | |
撮影可能枚数 | モニター使用時380枚|ファインダー使用時250枚 |
記録メディア | SDカード(UHS-II対応) |
記録フォーマット | jpeg・RAW対応 |
シャッタースピード | 4-1/16000秒 |
背面モニター | チルトモニター |
モニターサイズ | 3.0型 |
ISO感度 | ISO80-3200 |
内蔵メモリ | |
連写速度 | AF固定時10コマ/秒|AF追従時5コマ/秒 |
USB充電・給電 | 充電のみ可能 |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | Wi-Fi・Bluetooth両対応 |
自分撮り機能 |
2015/06/05 発売
35mm判換算焦点距離 | 24-720mm |
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F値 | F3.5-6.4 |
光学ズーム倍率 | 30倍 |
動画撮影機能 | フルHD 60p |
良い
気になる
発色は比較的鮮やかでメリハリのある画作りが見られました。静止画のきれいさの検証で撮影した写真を拡大すると、葉の細部など解像感が物足りないところも見られました。ボケ感や暗所での画質は良好とはいえず、評価はそこそこにとどまりました。画質のよさの検証では、黒色の微妙な違いを表現できており発色面では優れていましたが、解像感は高くない様子が見られました。暗所での画質は荒れており、ノイズが目立ちます。
オートフォーカスは素早く、不満に感じることは少ないでしょう。動作速度は速く、迷う様子も見られませんでした。カメラ本体は小型・軽量で、重さを感じにくいでしょう。小さなカバンにも難なく仕舞って持ち運べるサイズです。
動画のきれいさの検証では、明所でのノイズは目立たない一方で発色がよくない点が気になりました。暗所での撮影では色の違いを判別するのが難しく、ノイズが目立っている印象です。タッチフォーカスや細かな撮影設定ができないため、動画撮影の自由度は高くありません。
本体サイズ | 101.6×58.1×35.5mm |
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有効画素数 | 1820万画素 |
マニュアルフォーカス | |
ファインダー形式 | |
タッチパネル | |
GPS機能 | |
撮影可能枚数 | 400枚 |
記録メディア | SDカード(UHS-II対応) |
記録フォーマット | jpeg |
シャッタースピード | 4-1/2000秒 |
背面モニター | チルトモニター |
モニターサイズ | 3.0型 |
ISO感度 | ISO80-3200 |
内蔵メモリ | |
連写速度 | 10コマ/秒 |
USB充電・給電 | 充電・給電可能 |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | Wi-Fi対応 |
自分撮り機能 |
ソニー Cyber-shot DSC-WX500の口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
2017/02/23 発売
35mm判換算焦点距離 | 28-224mm |
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F値 | F3.2-6.9 |
光学ズーム倍率 | 8倍 |
動画撮影機能 | HD 25p |
良い
気になる
1933年創業の日本の老舗カメラメーカー、キヤノンの「IXY 200」。シンプルな操作性と軽量な本体が特徴のエントリー向けデジタルカメラです。
静止画のきれいさの検証では、コントラストが弱い印象があり解像感の低さも気になりました。室内撮影でもノイズが現れ、被写体の輪郭もシャープではありません。撮影した写真を拡大しても鮮鋭さは感じにくく、暗所でも解像感や彩度が低いため、画質面では評価を伸ばせませんでした。一方でフィルターの効果は種類が少ないものの、独自性が高いものがそろっています。
オートフォーカスの検証では、ピントが合うまで平均1秒程度と機敏ではありません。ただし、風景写真の撮影など、動かない被写体を撮るならあまり困らないでしょう。カメラ本体は非常に軽量で、持ち運ぶ際に負担を感じることはまずありません。本体は薄く、ボディバッグやポーチにも難なく収まるサイズです。
動画のきれいさ検証では、発色は鮮やかで悪くない一方、フォーカスがなかなか合わず映像が見にくく感じました。ノイズが目立ち解像感もあまりなく、細かな設定変更やタッチフォーカスもできないため、動画撮影には不向きといえる結果です。
本体サイズ | 95.2×54.3×22.1mm |
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有効画素数 | 2000万画素 |
マニュアルフォーカス | |
ファインダー形式 | |
タッチパネル | |
GPS機能 | |
撮影可能枚数 | 210枚 |
記録メディア | SDカード |
記録フォーマット | jpeg |
シャッタースピード | 15-1/2000秒 |
背面モニター | 固定式 |
モニターサイズ | 2.7型 |
ISO感度 | ISO100−1600 |
内蔵メモリ | |
連写速度 | 0.8コマ/秒 |
USB充電・給電 | 充電のみ可能 |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | なし |
自分撮り機能 |
Canon コンパクトデジタルカメラ IXY200をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
2017/10/13 発売
35mm判換算焦点距離 | 25-200mm |
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F値 | F3.3-6.3 |
光学ズーム倍率 | 8倍 |
動画撮影機能 | HD 30p |
良い
気になる
カメラの心臓部といえるイメージセンサーで世界シェアトップを誇るメーカー、ソニーの「Cyber-shot DSC-W830」。軽量な本体とシンプルなボタン配置が特徴の、エントリー層向けの商品です。
静止画のきれいさの検証では、解像感がそこまで高くない点とフィルターの種類が少ない点が評価を下げました。発色は少し淡い印象でコントラストは抑えめ。ボケ感も少なく、満足度は高いとはいえません。画質のよさの検証においては、繊細な色の違いを表現できておらず、暗所での画質も大きく荒れていました。写真を拡大しない場合の解像感は比較的高い印象です。
オートフォーカスの検証では、フォーカスが素早いとはいえない結果となりました。しかし、風景写真など被写体が動かない撮影であれば気になることはあまりないでしょう。カメラ本体は胸ポケットに収まるほどのサイズで、持ち運んでいることを忘れるほど軽量でした。
動画のきれいさの検証では、ノイズが目立ち解像感は低め。フォーカスは意図通り動かせず、動画撮影にはあまり向いていない画質という印象があります。動画撮影時の細かな設定も変えられず、タッチフォーカスも搭載されていません。動画の画質や撮りやすさの検証では評価が伸びませんでした。
本体サイズ | 93.1×52.5×22.5mm |
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有効画素数 | 2010万画素 |
マニュアルフォーカス | |
ファインダー形式 | |
タッチパネル | |
GPS機能 | |
撮影可能枚数 | 210枚 |
記録メディア | SDカード |
記録フォーマット | jpeg |
シャッタースピード | 2-1/1600秒 |
背面モニター | 固定式 |
モニターサイズ | 2.7型 |
ISO感度 | ISO80-3200 |
内蔵メモリ | |
連写速度 | 0.8コマ/秒 |
USB充電・給電 | 充電・給電可能 |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | なし |
自分撮り機能 |
ソニー Cyber-Shot DSC-W830を徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
2022/08/26 発売
35mm判換算焦点距離 | 27mm-108 mm |
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F値 | F3.0-6.6 |
光学ズーム倍率 | 4倍 |
動画撮影機能 | HD 30p |
良い
気になる
SNSで話題のコダックの「PIXPRO FZ45」。高解像できれいに撮れるという機種ではありませんが、どこか懐かしい雰囲気を感じるフィルムのような質感の写真を撮影したい人におすすめです。
静止画のきれいさを見る検証では、発色はよく自然な色味で描写できました。一方で、解像感は被写体の縁がボヤけてしまったり、細かな模様が潰れて見えてしまったり、鮮明に見えるというほどではありません。ボケ感は弱く、ピントの前後で描写が大きく変わるような撮影はできませんでした。
オートフォーカスの検証では、ピントが合うまでに1秒以上の時間がかかり、素早いとはいえません。カメラをむけてから一呼吸あけてようやくピントが合うような早さのため、被写体を素早く撮影するのは不向きです。
カメラの重量は160.4gと非常に軽量で、持ち運んでいることを忘れるほど軽く感じました。サイズもコンパクトで手の平におさまる程度。小さなカバンやポケットでも問題なくしまえる大きさでしょう。
動画のきれいさの検証では、映像のどこをみてもザラつきが感じられ、鮮明な映像の撮影はできませんでした。オートフォーカスはピントをディスプレイのタッチで合わせる機能には対応しておらず、カメラ自体を動かすことで調整する必要があります。自動でできないため、使い勝手がよいとはいえませんでした。
本体サイズ | 93.0×28.7×60.2mm |
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有効画素数 | 1635万画素 |
マニュアルフォーカス | |
ファインダー形式 | 不明 |
タッチパネル | |
GPS機能 | |
撮影可能枚数 | 120枚 |
記録メディア | SDカード |
記録フォーマット | jpeg |
シャッタースピード | 4-1/2000秒 |
背面モニター | 固定式 |
モニターサイズ | 2.7型 |
ISO感度 | ISO100-3200 |
内蔵メモリ | |
連写速度 | 不明 |
USB充電・給電 | 充電可能・電池駆動 |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | なし |
自分撮り機能 |
マイベストではベストなコンパクトデジタルカメラを「ズームしても暗いところでもスマホよりきれいな写真が撮れる商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のコンパクトデジタルカメラ13商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。
検証①:静止画のきれいさ
検証②:画質のよさ
検証③:オートフォーカスの優秀さ
検証④:持ち運びのしやすさ
検証⑤:動画の画質
検証⑥:動画の撮りやすさ
今回検証した商品
静止画がきれいに撮れると感じる商品としてユーザーがとても満足できる基準を「カメラ・写真に興味があるモニターがより静止画がきれいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
各商品で撮影した複数の写真を、モニターがチェックして静止画のきれいさを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
<撮影した写真>
画質がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「デジタル一眼カメラユーザーが見ても、デジタル一眼カメラと遜色ないと感じるほどよく写る商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
外光を遮断した室内で撮影条件や被写体を統一し、各商品で写真を撮影。撮影した写真を見て「解像感」「暗所耐性」の2つの観点から画質のよさを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
オートフォーカス性能が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ピントがすぐに合い、迷わない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
小物の撮影を行う場合を想定し、被写体を前後に2つ配置。片方の被写体にピント合わせをしたあとに、もう片方の被写体へピントを合わせ直すことを繰り返します。この試行中に、ピント合わせにかかる時間とピントが迷った回数を測定し、オートフォーカスの「速度」と「正確性」から総合的なオートフォーカスの優秀さを評価します。
ピント合わせ1回あたり0.3秒を上限に、ピントがすぐ似合うものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
持ち運びのしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「小さなポーチや上着のポケットに入れても負担にならない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
各商品の本体重量とメモリーカード・純正バッテリーをあわせた重さで比較。カメラ性能が高いスマホの一般的な重さである200gを上限に、軽量なものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
動画の画質がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「カメラ・写真に興味があるモニターがとても高品質だと感じる動画が撮れる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
各商品で撮影した動画をモニターがチェックして、動画の画質を評価。各商品のおすすめ度をスコア化しました。
動画が撮りやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「動画の設定を細かく調整できて、高品質な動画を撮りやすい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
1位: ソニー|Cyber-shot RX100VII|DSC-RX100M7
1位: ソニー|VLOGCAM|ZV-1 II|ZV-1M2G
3位: ソニー|VLOGCAM|VLOGCAM ZV-1
4位: リコーイメージング|RICOH GR IIIx
5位: リコーイメージング|GR|RICOH GR III
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