高精細な4K出力ができるのが魅力の、Sculptor 15.6インチモバイルモニター M156LRU。ネット上では「画面がきれいで明るい」「Type-Cケーブルを繋ぐだけでタッチ操作できる」などの口コミを見かけますが、実際のところどうなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のモバイルモニターとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、モバイルモニター選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
Sculptor 15.6インチモバイルディスプレイ M156LRUは、映像のきれいさを重視する人におすすめ。色域のカバー率は70.22%と、比較した商品内トップクラスでした。色味のズレは5.60dEに留まり、色の正確さが求められる作業にも向いています。モニター表面にはグレア処理が施され、解像度は4Kに対応しているのも利点。色鮮やかかつ精細に表示できるスペックを備えています。
周囲の明るさを問わず快適に使えるのもポイント。最大輝度は260cd/m2・最小輝度は12cd/m2と、輝度の調整幅が広めです。照明の近くや暗室などでも見にくく感じることはないでしょう。キックスタンド型なので簡単に設置でき、安定感も高めでした。角度は無段階に調整できるので、場所に合わせて好みの角度で使えます。
PC・Switchとケーブル1本で出力できるので、接続も簡単です。パススルー給電に対応し、出力は45W。比較したなかには出力が20W程度の商品もありましたが、本商品はType-Cケーブル1本で出力でき、同時にノートPCへも給電できます。端子は背面にあるので、配線もすっきりさせられますよ。
画面は15.6インチと大きく、タッチ操作にも対応しており、効率的な作業が可能です。重量は1,067gとそれほど重くなく、持ち運びも苦にはなりません。スピーカー性能も悪くなく、違和感のないサウンドです。比較した商品の多くが音の厚みに欠けるなか、太く芯があり、音の輪郭や伸びが一定感じられました。
ECサイトでの価格は2万円台後半(※2025年1月時点)。実際に使用した結果、口コミの評判どおり、画面は明るくきれいで、使い勝手のよさも兼ね備えたモバイルモニターだったので、どれを選んだらよいか迷っている人はぜひ第一候補としてチェックしてみてくださいね!
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
Sculptor 15.6インチモバイルディスプレイ M156LRUは、解像度4K UHD(3,840×2,160)出力に対応する商品です。自然な色合いを再現するIPSパネルを採用し、視野角は水平178度・垂直178度を誇ります。
10点マルチタッチパネルを採用しているのも見逃せません。144Hzのタッチレスポンススピードを誇り、ラグなしで正確に反応するとアピールしています。
インターフェースは、USB Type-Cを3個・miniHDMI端子を1個・イヤホンジャックを1個搭載。ヘッドホンや外部スピーカーとの接続が可能です。Type-Cは3個中2個がUSB Power Deliveryに対応しています。ケーブルなどの付属品は同梱していません。
今回はSculptor 15.6インチモバイルディスプレイ M156LRUを含む、人気のモバイルモニターを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気のモバイルモニターを比較検証したところ、Sculptor 15.6インチモバイルディスプレイ M156LRUには6つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
黒と白が混在する画面表示にし、白の最大輝度を測定したところ、260cd/m2を記録しました。比較した商品内には180cd/m2程度と、照明の当たりやすい場所だと画面が暗くて見にくく感じる懸念があるものも。本商品は日中の明るい屋外で使おうとしない限り、画面を見にくく感じることはないでしょう。
タッチ操作で手軽に輝度を調整できたのも便利でした。移動などで作業環境を変えたときに、最適な明るさにすぐに調整できますよ。
デメリットはないのか確認したところ、大きく気になる点はありませんでした。マイベストが自信を持っておすすめできるモバイルモニターなので、ぜひ購入を検討してみてください。
重量 | 1067g |
---|---|
モニターサイズ | 15.6インチ |
表面処理 | グレア |
解像度 | 4K |
良い
気になる
幅 | 35.58cm |
---|---|
奥行 | 1.3cm |
高さ(最大) | 22.45cm |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 70.2% |
色の正確さ | 5.60dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 不明 |
最大輝度(実測値) | 260cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 12cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | miniHDMI、USB Type-C、イヤホンジャック |
インターフェースの配置 | 背面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 45W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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Sculptor 15.6インチモバイルディスプレイ M156LRUは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトをはじめ、ソフトバンクが運営するオンラインショップ「トレテク!」でも販売されています。
ECサイトでの価格は2万円台後半(※2025年1月時点)です。サイトによって価格は異なるので、比較して1番お得に購入できる場所を見つけてみてくださいね!
最後に、今回紹介したSculptor 15.6インチモバイルディスプレイ M156LRUより持ち運びやすく、光が反射しにくい商品をご紹介します。
VisionOwlのモバイルモニター 14インチは、わずか585gと軽量なのが魅力。サイズもコンパクトなので、カバンに入れてもかさばりにくく、持ち運びしやすいでしょう。スピーカー性能は高く、前後に広がるような立体感があり、臨場感を味わえます。ノングレアタイプなので、蛍光灯や窓からの光が反射しにくいのも強みです。
デスクワーク用でスピーカー不要なら、レノボのLenovo L15 66E4UAC1JPをチェック。色域が広いうえに、色味のズレが比較したなかでもトップクラスに小さく、ディスプレイの色味に違和感がありません。ノングレアタイプなので、光の反射も抑えられます。15.6インチながら、本体重量が889gと軽量なのもメリットです。
重量 | 585g |
---|---|
モニターサイズ | 14インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | フルHD |
良い
気になる
幅 | 31.8cm |
---|---|
奥行 | 0.9cm |
高さ(最大) | 19cm |
アスペクト比 | 16:10 |
色域の広さ | 62.5% |
色の正確さ | 6.62dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
最大輝度(実測値) | 268cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 10cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | miniHDMI、Type-C、3.5mmイヤホン(※DP ALT MODE(映像出力)に対応しないスマホは変換器が必要。※iPhoneとの接続はlightning-HDMI変換器が必要。) |
インターフェースの配置 | 背面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 40W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
VisionOwl モバイルモニター 14インチの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
重量 | 889g |
---|---|
モニターサイズ | 15.6インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | フルHD |
良い
気になる
幅 | 36.0cm |
---|---|
奥行 | 10.8cm |
高さ(最大) | 24.6cm |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 58.7% |
色の正確さ | 2.97dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
最大輝度(実測値) | 186cd/m2 |
最小輝度(実測値) | 34cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | USB Type-C×2 |
インターフェースの配置 | 背面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 41W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント対応 |
Lenovo L15 66E4UAC1JPの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
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