デザイン性にこだわって作られたゲーミングモニター、Pixio PX248 Wave。「遅延を感じない」と評判です。しかし、「発色が悪い」「画質が荒すぎる」など気になる口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のゲーミングモニターとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ゲーミングモニター選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
Pixio PX248 Waveは、デザイン性の高いFPS・TPS用のモニターをお探しの初心者におすすめです。低価格帯でありながら、画面の滑らかさを表すリフレッシュレートは最大200Hzと高め。比較したなかには、本商品の2倍以上の価格帯の商品でも200Hzを下回る商品がありました。こちらは応答速度も1msと高速で、敵の動きを見逃しにくいでしょう。
暗部に隠れた敵を見つけやすくするナイトクリアビジョン機能を細かく設定できるのも長所。比較したなかには非搭載だった商品もあったのに対し、100段階から選べます。映像のズレや遅れを軽減するFreeSyncやオーバードライブにも対応。黒挿入機能はないものの、FPS・TPSに必要なスペックを十分装備し、「ゲームに有利」という謳い文句にも納得です。
色域が広いのもうれしいポイント。実際にBT.2020の色域をどれだけ表現できるかチェックしたところ、カバー率は71.55%と良好でした。比較した全商品の平均58.56%(※2025年3月時点)を大きく上回り、「発色が悪い」という口コミを払拭。緑は弱めですが、赤と青はしっかりと鮮やかに出力され、彩り豊かなゲームの世界を楽しめます。
設定では色域・輝度・コントラスト・シャープネスの調節も可能。プリセットは4つと少なめですが、色は色温度・色相・彩度・ガンマ値をそれぞれ設定できます。解像度はフルHDで、比較した4KやWQHDの商品と比べるとRPGなど美麗さが売りのゲームを楽しむには物足りないものの、FPS・TPSには十分。「画質が荒すぎる」という口コミほどではありません。
本体カラーが全7種類と豊富なのも特徴。自分の好みやほかの周辺機器に合わせやすく、デスク環境を追求したい人にぴったりです。しかし、スタンドが前後の角度しか調節できないのは気になるところ。「遅延を感じない」との口コミどおり、動きが速いゲームでもなめらかに映せますが、自分好みに高さや角度を調整したい人はほかの商品を検討してくださいね。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にPixio PX248 Waveと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのゲーミングモニターと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Pixio PX248 Waveの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイのアイテムを見つけてみてくださいね!
ASUS
4Kで240Hz!幅広いゲームを鮮やかな映像でプレイ可能
エムエスアイコンピュータージャパン
色域が広く色鮮やか!4K対応で迫力満点の映像が楽しめる
LG Electronics Japan
暖色がよく映えて、オープンワールドの魅力を存分に味わえる
今回ご紹介するのは、豊富なカラー展開と勝敗にこだわるユーザー向けの機能が特徴のPixio PX248 Wave。2023年11月にPixioから発売されました。高リフレッシュレートと素早い応答速度が自慢で、「ゲームに有利」と謳っています。
画面は23.8インチと、画面全体を把握しやすいサイズ。解像度は1920×1080pのフルHDです。パネルの種類はFast IPSパネルを採用。見る角度による輝度や色の変化が少なく、複数人でも画面を見やすい仕様です。
目にやさしい環境を整える機能も豊富に用意されています。目の疲れの原因のひとつといわれるブルーライトを軽減。画面は、部屋の照明などが映り込みにくい非光沢タイプです。画面のチラつきを抑えるフリッカーフリー機能も搭載され、長時間プレイしやすいように配慮されています。3Wのスピーカーを2つ内蔵。モニターだけで映像と音を楽しめます。イヤホンジャックもあり、イヤホンを接続して周りに配慮しながら音を聞くことも可能。説明書は公式サイトで確認できます。
販売元は、ゲーミングモニターブランドのPixioです。「ゲーマーの、ゲーマーによる、ゲーマーのためのモニターメーカー」を目標に掲げ、コストパフォーマンスが高い商品を多く提供しています。
今回はPixio PX248 Waveを含む、人気のゲーミングモニターを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
広い色域を持っているのがポイントです。実際に初期設定の状態でBT.2020の色域をどれだけ表現できるかを専用機器で測定すると、カバー率は71.55%と良好。比較した全商品の平均58.56%(※2025年3月時点)を大きく上回る結果です。緑は弱めですが、赤と青はしっかりと鮮やかに出力されていて、「発色が悪い」という口コミを払拭しました。
解像度はフルHDです。比較したほかのフルHDの商品と比べても、色の表現力は高め。フルHD商品のなかで本商品のように70%を上回ったものはほとんどなく、多くの商品が鮮やかさに物足りなさを感じました。フルHDの商品で色域が広い商品がほしい人におすすめしたい1台です。
オプションで特筆したいのが、ナイトクリアビジョンを細かく設定できる点。暗部に隠れた敵を見つけやすくする機能で、本商品は100段階で調節可能です。比較したなかには非搭載の商品もあったなか、夜や暗闇など暗いシーンでも視界を確保しやすいでしょう。
映像のズレや遅れを軽減するFreeSyncも搭載。映像が左右にズレたようにみえるティアリングやカクつきを抑え、銃撃戦など激しい動きが多いゲームでも快適にプレイできるようアシストします。
比較した多くの商品と同様に、色域・輝度・コントラスト・シャープネスの調節に対応。色は色温度・色相・彩度・ガンマ値をそれぞれ設定できます。プリセットは4つと少なめですが、カスタマイズ性は十分です。明暗の差をはっきりととさせるHDRや、コンテンツに合わせて自動で明るさ調節するDCR機能も備えています。
USB HUBがあるのも利点。比較した商品の7割以上(※2025年3月時点)が非対応だったなか、マウスやキーボードなどパソコンの周辺機器をモニターに接続可能。パソコンのUSBポートが少ない人にも便利です。
価格が2万円台と比較的安価でありながら、高リフレッシュレートなのも大きな魅力。リフレッシュレートは数値が大きいほど画像が滑らかであることを表しており、本商品は200Hzと高めです。比較したなかで200Hz以上だったのは約3割(※2025年3月時点)と少数派で、本商品の2倍以上する価格帯の商品でもリフレッシュレートが下回るものが多数ありました。
画面の色が切り替わる速さを表す応答速度も1msと高速。加えて、応答速度を高速化するオーバードライブにも対応しています。「遅延を感じない」という口コミどおり、動きが素早いゲームでも残像が少ない映像が期待でき、敵の動きを見逃しにくそうです。
黒挿入機能はありませんが、比較した商品の約7割(※2025年3月時点)も同様に非搭載だったため、大きなデメリットではないでしょう。FPS・TPSに必要なスペックを十分備え、「ゲームに有利」という謳い文句にも頷けます。
解像度は前述したとおりフルHD。比較した4KやWQHDと比べると、RPGなどのゲームを美麗な映像で楽しむには物足りなさを感じる可能性があります。とはいえ、FPS・TPSには十分で、「画質が荒すぎる」という口コミほどではありません。解像度より素早い敵の動きに反応できる商品がほしい人に向いています。
インテリアに馴染みやすいカラーリングが7種類も用意され、デザイン性も高め。ほかの周辺機器と合わせてコーディネートしやすく、自分好みにデスク環境を整えたい人にぴったりです。黒や赤などパッキリとした色のゲーミングデバイスが多いなか、ベージュなど淡色系が多いのも見逃せません。
<カラー展開>
本体と同じカラーでモニターアームも別売りで用意されています。組み合わせればより統一感がアップし、デスク周りのレイアウトを追求できるでしょう。モニターは3関節タイプで、左右・上下の角度だけでなく、回転にも対応しています。
<モニターアーム>
スタンドの調節幅が狭いのが惜しいところ。調節できるのは前5度・後15度のチルト(垂直角度調節)のみです。比較した商品にはチルト(垂直角度調節)・スイーベル(水平回転)・高さ調節機能すべてに対応しているものもあったのに対し、本商品はモニターアームがないと使いづらさを感じる可能性があります。
一方、互換性が高いVESA規格に対応しているのは利点。VESA規格は映像機器をモニターアームなどに取りつける際に使うネジ穴の間隔に定められた国際規格のこと。75×75mmを採用していますが付属のVESA規格変換アダプターを利用すれば100×100mmにも対応し、幅広いモニターアームを利用できるでしょう。自分好みにモニターの位置を調節したい人は、モニターアームとの併用を検討してください。
解像度 | フルHD(1920×1080) |
---|---|
モニターサイズ | 23.8インチ |
リフレッシュレート | 200Hz |
良い
気になる
ナイトクリアビジョン機能 | |
---|---|
パネル種類 | IPS |
アスペクト比 | 16:9 |
表示色 | 1,670万色 |
チルト機能(垂直角度調節) | |
輝度 | 300nits |
スイーベル機能(水平回転) | |
スピーカー搭載 | |
ピボット機能(画面回転) | |
高さ調節機能 | |
コントラスト比 | 1000:1 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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Pixio PX248 Waveは、公式サイトで販売されています。値段は2025年3月時点で26,980円(※公式サイト参照)です。公式サイトでは送料無料。購入日から30日以内で新品の状態で返送できる場合に限り、返品に対応しています。
公式サイトでは購入だけでなく、サブスクレンタルも用意。月額2,700円(※2025年3月時点、公式サイト参照)でレンタルできます。最低3か月間借りる必要はありますが、購入する前に試せるのは便利です。
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど大手ECサイトにも取り扱い店舗がありました。普段貯めているポイントやイベントでお得に購入してくださいね。
ここでは、モニターのスペックはもちろん、スタンドも幅広く調節できる商品をご紹介します。
性能を重視する人には、ROG Swift OLED PG32UCDMがおすすめです。最大4Kの高解像度と最大240Hzのリフレッシュレートを持ち合わせ、反応速度も0.03msと非常に高速。FPS・TPSやオープンワールドゲームなど、ゲームの種類を問わず活躍するでしょう。スタンドも高さ調節と左右・上下の角度調節が可能です。
はじめてゲーミングモニターを購入するなら、KTC H27T22Sをチェックしましょう。3万円以下の低価格帯ながら、リフレッシュレートは最大180Hzに対応し、最大解像度もWQHDと十分。色域も広く、なめらかで迫力ある映像を楽しめます。スタンドは高さの調節や上下・左右の角度調節だけでなく、画面の回転も可能です。
価格は2025年3月時点、ECサイト参照
解像度 | 4K(3840×2160) |
---|---|
モニターサイズ | 31.5インチ |
リフレッシュレート | 240Hz |
良い
気になる
ナイトクリアビジョン機能 | |
---|---|
パネル種類 | OLED |
アスペクト比 | 16:9 |
表示色 | 10億6000万色~ |
チルト機能(垂直角度調節) | |
輝度 | 450cd/m2 |
スイーベル機能(水平回転) | |
スピーカー搭載 | |
ピボット機能(画面回転) | |
高さ調節機能 | |
コントラスト比 | 1500000:1 |
ASUS ROG Swift OLED PG32UCDMを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
解像度 | WQHD(2560×1440) |
---|---|
モニターサイズ | 27インチ |
リフレッシュレート | 180Hz |
良い
気になる
ナイトクリアビジョン機能 | |
---|---|
パネル種類 | IPS |
アスペクト比 | 16:9 |
表示色 | 1677万色 |
チルト機能(垂直角度調節) | |
輝度 | 300cd/m2 |
スイーベル機能(水平回転) | |
スピーカー搭載 | |
ピボット機能(画面回転) | |
高さ調節機能 | |
コントラスト比 | 1000:1 |
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