アクセルを装備し、ペダルを漕がなくても走行できる「フル電動自転車」。「モペット」や「ひねチャリ」とも呼ばれています。バイクみたいな自転車を街中で見かけて気になっている人も多いのではないでしょうか。しかし、その実態は自転車ではなく電動バイク。10万円を切る安いものから20万円以上の高いものまで様々な商品があります。
東京弁護士会所属。中央大学法学部法律学科卒業後に弁護士に。交通事故を中心に扱っており、保険会社との賠償交渉や自動車賠償責任保険の請求手続きに日々従事。適正な賠償金の取得だけでなく、クライアントの不安やストレスを軽減し、心の辛さを和らげられるよう解決までの過程も重視した活動を心掛けている。
自転車安全整備士・自転車技師の資格保持者。大手自転車店の販売員としてママチャリから子供車、スポーツ車にいたるまで幅広い車種の販売だけでなく、整備士として組立・修理を行っていた。さらに、CX・XCO全日本選手権のピットスタッフとしての経験を持ち、選手としても幅広く活動。ロードバイク・シクロクロス・マウンテンバイク・トライアスロンなど経験種目は多岐にわたる。現在はmybestにて、自転車に関わるジャンルのコンテンツを担当し、ユーザーに正確な情報を届けることを心がけている。
保安基準への対応させやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「改造がほぼ要らず、ナンバーの取得のみで公道走行が可能な商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
乗りやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「原付バイクに近い乗りやすさの商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
速さが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「いかなる道路状況でも法定速度を出せる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
バッテリー持ちのよさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「片道10kmの通勤・通学路を移動したとき、週1回の充電ペースで使用できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
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新商品の発売情報をリサーチした結果、検証しランキングに追加すべき商品はありませんでした。
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フル電動自転車は普通の電動自転車のような見た目をしており、一見違いは無いように見えますが実は全くの別物。普通の電動自転車はペダルを漕いで進みますが、フル電動自転車にはペダルの他にアクセルがついており、ペダルを漕がなくても進むという大きな違いがあります。
日本では自転車と認められておらずバイク扱い。公道を走るにはナンバープレートや免許証が必要であり、自転車のように気軽に乗り回せるものではありません。また、ナンバーを取得するのに車体の大幅な改造が必要であるため、特別なこだわりがない限りは普通の原付バイクを買ったほうがよいでしょう。
フル電動自転車を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
基本的に、タイヤは大きく太いほど走行時の安定感が高くなる傾向があります。特にフル電動自転車の場合は、自分の感覚以上に加速する場合もあるため、安定感が重要。また、ファットタイヤであれば段差にも強いため、不意な段差でもハンドルを取られるリスクが少ないといえるでしょう。
一方でタイヤが大きい分車体も大きいため、駐輪スペースが小さい人など、コンパクトなものを求めている人には向きません。コンパクトなものがほしい人はノーマルタイヤを選びましょう。
フル電動自転車の法律上の区分は主に、原付一種・原付二種の2種類があります。原付免許の人や普通自動車免許の人は、原付一種しか運転できません。普通小型二輪以上の免許を持っている人はどちらも運転できるので、何を重視するかによってタイプを選びましょう。
なお、法律上の区分は、モーターの定格出力によって以下のように分かれます。
原付一種のフル電動自転車は、最高速度が20km/h前後のものが多い一方で、原付二種は40km/h近くまで速度を出せます。原付一種よりも交通の流れに乗りやすい印象です。また、原付一種は法定速度も30km/hと遅いため、もし30km/hに達するものがあっても原付二種のようにスピードを出せません。フル電動自転車ならではの爽快な走りを楽しみたいなら、原付二種を選ぶとよいでしょう。
また、原付二種のものはパワーが大きなものも多く上り坂でもぐんぐんと登れるところも魅力ですよ。
最高速度に達した後に、まだスピードが物足りないと感じたら、ペダルを漕ぎ足すことでさらに加速できます。ただし、変速機(変速ギア)なしの商品はギアが軽すぎる傾向があるため、ギアつきを選ぶとよいでしょう。
原付一種はモーター出力が小さく速度が出にくい反面、車体が小さい傾向が。フル電動自転車は、歩道を通行する際に車体から降りて押し歩きする必要がありますが、車体が小さいと押し歩きがしやすいといえます。
また、原付一種は自転車と同じ駐輪場に停めることができるので、駐輪場所で困ることは少ないでしょう。
通勤などで毎日フル電動自転車に乗る人にとって、走行可能距離は気になるポイントですよね。少しでも充電頻度を減らすために、通勤通学で週5日使うなら走行可能距離50km以上のものがおすすめです。
走行可能距離が50km以上のものなら、片道5km使ったとすると週に1回程度の充電で済みます。これが走行可能距離20km程度のものだと、週に約2回の充電が必要に。日々の充電の手間を減らすためにも、走行可能距離の長いものがおすすめですよ。
公道を走るうえで、国土交通省の定める保安部品を装備していなければなりません。最初からある程度装備されていれば、後から取り付ける手間が省けるので、公道を走る方はチェックしておくとよいでしょう。
チェックする項目は主に以下の8点です。
これらの保安部品がついていても、それが保安基準を満たすとは限らないことに注意しておきましょう。国土交通省が定める保安基準と照らし合わせ、その基準を満たしていない部品があったら交換するようにしましょう(参照:国土交通省)。
また、走行時はヘルメットを使用することも忘れないでくださいね。
各部品が、保安基準を満たしていることはもちろんですが、購入後も車両整備不良の違反を起こさないよう定期的なメンテナンスを行うことが重要です。フル電動自転車は車検がなく、整備を強制されるきっかけがないため、四輪車以上に意識しておくことが重要と考えられます。
商品 | 画像 | おすすめ
スコア | 最安価格 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||
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保安基準への対応させやすさ | 乗りやすさ | 速さ | バッテリー持ちの良さ | タイヤサイズ | 車両区分 | 定格出力 | 最高速度 | ギア段数 | バッテリー容量 | 1回の充電あたり走行距離 | 前輪ブレーキ | 後輪ブレーキ | フロントサスペンション付き | リアサスペンション付き | ||||||
1 | 金枠 E’KEI R7Pro | ![]() | 4.60 | とにかくデカい!インパクトのあるものが欲しい人に | 4.17 | 5.00 | 4.10 | 5.00 | 20 | 原付二種 | 800W | 38km/h | 7段 | 17.6Ah | 60~80km | 油圧ディスクブレーキ | 油圧ディスクブレーキ | |||
2 | SPTEBIK 原動機付自転車 | ![]() | 4.46 | バイクのようなデザインがクール!安定感が高い1台 | 4.17 | 4.96 | 3.89 | 4.75 | 20x4.0 | 原付一種 | 500W | 29km/h | 7段 | 10Ah | 最大100km | 機械式ディスクブレーキ | 機械式ディスクブレーキ | |||
3 | PHILODO 電動マウンテンバイク | ![]() | 4.41 | スピード重視の人に。マウンテンバイク調のデザインも魅力 | 3.40 | 4.68 | 4.29 | 4.83 | 29インチ | 原付二種 | 1000W | 47.3km/h | 21段 | 13Ah | 45~55km | 油圧ディスクブレーキ | 油圧ディスクブレーキ | |||
4 | Cyrusher フル電動自転車|XF590 | ![]() | 4.36 | 走行時の安定感が高い1台。乗り心地もよい | 4.25 | 5.00 | 3.78 | 4.35 | 20x2.4 | 原付一種 | 500W | 25.3km/h | 7段 | 10.4Ah | 40~50km | 機械式ディスクブレーキ | 機械式ディスクブレーキ | |||
5 | MOBIMAX JAPAN MOBI-BIKE 48V | ![]() | 3.82 | 14インチタイヤ採用で収納しやすいコンパクトデザイン | 3.65 | 3.87 | 3.65 | 4.08 | 14x2.125 | 原付一種 | 500W | 20km/h | 7.5Ah | 25~35km | 機械式ディスクブレーキ | 機械式ディスクブレーキ | ||||
6 | MOBIMAX JAPAN E-RUNs2 | ![]() | 3.45 | スピードが出ず、走行可能距離が短い。ちょい乗りならアリ | 3.20 | 3.53 | 3.52 | 3.37 | 16x2.125 | 原付一種 | 500W | 19km/h | 5.0Ah | ~20km | ディスクブレーキ | サーボブレーキ | ||||
7 | SunSunMobility フル電動自転車|MS-GTR14-36 | ![]() | 3.27 | 初速が速すぎて危険。特に操作に自信がない人は避けて | 3.20 | 3.01 | 3.65 | 3.53 | 14インチ | 不明 | 500W | 24km/h | 6段 | 5.0Ah | 約25km | Vブレーキ | ローラーブレーキ |
タイヤサイズ | 20 |
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車両区分 | 原付二種 |
ギア段数 | 7段 |
1回の充電あたり走行距離 | 60~80km |
良い
気になる
金枠の「E’KEI R7Pro」は、極太のファットタイヤが特徴。インパクトのある見た目のフル電動自転車がほしい人に向いています。車両区分は原付二種です。
ファットタイヤによって走行時の安定感は高く、最高速に達してもふらつきにくいのは大きなメリット。速さの検証では最高速度が38km/hと、一般的な原付二種と比べるとかなり劣るものの、交通量の多い大通りでも走りやすい速さといえるでしょう。
保安部品が豊富にそろっており、今回検証したなかでは比較的保安部品に対応させやすいといえるでしょう。しかし、前のウインカーが点滅しないなどの問題があり、手を加える必要がある場所は多くあります。走行可能距離は50~70kmと長く、毎日乗る人にとっても充電の持ちは十分でしょう。
車体は折りたたみが可能ですが、あまり小さくならないうえに重さが足を引っ張るため、折りたたみ機能の活躍の場は少ないでしょう。
サドルやハンドルが高く、170cm以下の人はやや乗りづらさを感じるかもしれませんが、インパクトのある大きさが目を引きます。他人とは一味違う自転車で目立ちたい人にぴったりです。
定格出力 | 800W |
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最高速度 | 38km/h |
前輪ブレーキ | 油圧ディスクブレーキ |
後輪ブレーキ | 油圧ディスクブレーキ |
フロントサスペンション付き | |
リアサスペンション付き |
タイヤサイズ | 20x4.0 |
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車両区分 | 原付一種 |
ギア段数 | 7段 |
1回の充電あたり走行距離 | 最大100km |
良い
気になる
SPTEBIKの「原動機付自転車」は、バイクのようなデザインが目を引くフル電動自転車。インパクトのある見た目のフル電動自転車がほしい人に向いています。車両区分は原付一種です。
ファットタイヤにより走行時の安定感は高い印象。また、サドルが通常の自転車とは異なる形状で、座面が広いため、長時間座っていてもお尻が痛くなりにくいところがうれしいポイントですが、サドルの高さ調整ができない点には注意が必要です。
電装系の保安部品はおおむねそろっていますが、ウインカーは保安基準を満たしていませんでした。ミラーや後方反射板は無いので別途取りつけが必要です。
速さの検証では坂道で30km/hに達することはなく、高い評価とはなりませんでした。原付一種なので、公道で使用する分には問題ないでしょう。走行可能距離は約100kmと長距離走ることができるので、通勤などで毎日乗る人に適しています。
定格出力 | 500W |
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最高速度 | 29km/h |
前輪ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
後輪ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
フロントサスペンション付き | |
リアサスペンション付き |
良い
気になる
PHILODOの「電動マウンテンバイク」は、マウンテンバイクがベースのフル電動自転車。マウンテンバイクのようなデザインが好きな人に向いています。車両区分は原付二種です。
なかでも、速さの検証ではトップクラスの評価を獲得。1000Wの大出力モーター搭載により、平坦では47.3km/hを、坂道では29.8km/hの速度を記録しました。原付二種に乗れる免許を持っていて、スピードを求める人にはうってつけといえます。
29インチの大きなタイヤを装備しており、乗りやすさも申し分ないレベル。小径タイヤのフル電動自転車に比べて走破性に優れ、小さな段差も乗り越えやすいでしょう。タイヤ幅は一般的なマウンテンバイクと同程度ですが、舗装路を走るには十分。ペダル1回転で進む距離が長いので、よりスピーディに走り抜けられそうです。
走行可能距離は45~65kmと、バッテリー持ちのよさも優秀。しかし、ミラーやウインカーなどの保安装備がほとんどついていなかった点は惜しいところ。ウィンカーやブレーキランプも備わっていないため、ナンバーを取得して公道で走る際は別途取りつけが必要です。
とはいえ、マウンテンバイクのようなスポーティなデザインが魅力の本商品。スピードが出しやすく、軽快な走りを叶えたい人にぴったりですよ。
定格出力 | 1000W |
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最高速度 | 47.3km/h |
前輪ブレーキ | 油圧ディスクブレーキ |
後輪ブレーキ | 油圧ディスクブレーキ |
フロントサスペンション付き | |
リアサスペンション付き |
タイヤサイズ | 20x2.4 |
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車両区分 | 原付一種 |
ギア段数 | 7段 |
1回の充電あたり走行距離 | 40~50km |
良い
気になる
Cyrusherの「フル電動自転車 XF590」は、必要な保安部品がほとんどそろっているため、ナンバーを取得して公道を走りたい人に向いています。ただし、保安部品の一つひとつが保安要件を満たしているかは不明であるため、注意が必要です。
大きなタイヤと長いホイールベースを備えており、高速域でも安定して走れることがメリット。太いタイヤとサスペンションが効いており、路面からくる衝撃が少なくマイルドな乗り心地です。車両区分は原付一種ですが、最高速度は実測で25.3km/h。原付一種の法定速度に満たないため、満足とはいえない結果でした。
走行可能距離は40~50kmとそれなりの距離を走れます。通勤等で毎日乗る人には物足りないものの、買い物等での利用なら十分使いやすいでしょう。
定格出力 | 500W |
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最高速度 | 25.3km/h |
前輪ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
後輪ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
フロントサスペンション付き | |
リアサスペンション付き |
タイヤサイズ | 14x2.125 |
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車両区分 | 原付一種 |
ギア段数 | |
1回の充電あたり走行距離 | 25~35km |
良い
気になる
ユニークな乗り物の数々を輸入販売するMOBIMAX JAPANの「MOBI-BIKE 48V」は、14インチのタイヤを採用した、コンパクトさが特徴です。
保安部品はほとんどついておらず、公道を走るためには大幅に改造を施す必要があります。タイヤが小さいため、走行時の安定感は高いとはいえず、慣れていない人には乗りにくい場合があるでしょう。
速さの検証では20km/h程度しか出なかったため低評価。一般的な電動自転車と比べてもかなり遅く、結果が伸び悩みました。バッテリーの持ちについても、航続距離が15~25kmと短いため、毎日乗る人には適さないでしょう。
定格出力 | 500W |
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最高速度 | 20km/h |
前輪ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
後輪ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
フロントサスペンション付き | |
リアサスペンション付き |
良い
気になる
MOBIMAX JAPANの「E-RUNs2」は、16インチタイヤのコンパクトなフル電動自転車です。
保安部品はほとんど付属していないため、保安基準に適合させやすいとはいえないでしょう。実際に公道を走るなら大掛かりな改造が必要です。タイヤが小さいため、走行時の安定感は高いとはいえず、慣れていない人には乗りにくい場合があるでしょう。
走行可能距離は20kmしかないため、毎日乗る人に向いている商品とはいえません。速さについても20km/h前後しか出ず、とても満足できるとはいえない印象でした。
定格出力 | 500W |
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最高速度 | 19km/h |
前輪ブレーキ | ディスクブレーキ |
後輪ブレーキ | サーボブレーキ |
フロントサスペンション付き | |
リアサスペンション付き |
タイヤサイズ | 14インチ |
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車両区分 | 不明 |
ギア段数 | 6段 |
1回の充電あたり走行距離 | 約25km |
良い
気になる
ネット通販でフル電動自転車を広く販売するSunSunBikeの「アクセル付きフル電動自転車 MS-GTR14」は、14インチのコンパクトなフル電動自転車です。
タイヤが小さいため走行時の安定感が低く乗りやすいとはいえない印象でした。また、初速が速すぎるため、慣れないと不意に前輪が浮いてしまい、ウイリー状態になりやすく危険な印象です。スピードについても特に速いわけではなく、満足な結果にはなりませんでした。
走行可能距離は約25kmと短く、毎日乗る人が満足できる商品とはいえません。標準装備している保安部品は少ないため、公道を走れるように改造するのはかなり手間がかかるでしょう。
定格出力 | 500W |
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最高速度 | 24km/h |
前輪ブレーキ | Vブレーキ |
後輪ブレーキ | ローラーブレーキ |
フロントサスペンション付き | |
リアサスペンション付き |
検証④:バッテリー持ちの良さ
今回検証した商品
保安基準への対応させやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「改造がほぼ要らず、ナンバーの取得のみで公道走行が可能な商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
速さが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「いかなる道路状況でも法定速度を出せる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
フル電動自転車は、買ったままの状態で公道に出ることは違法です。公道を走るには、バイクと同じように必ず免許証とヘルメットが必要。また、ウインカーやヘッドライトといった道路交通法の定める保安基準にのっとった部品(保安部品)とナンバープレートを取りつけなければなりません。
ほとんどのフル電動自転車は保安部品はついておらず、また保安部品付きを謳っている製品でも、厳密には保安基準を満たしていないものが多くあります。そのため、保安基準に適合させる改造をしなければ公道を走ることはできません。
しかし、保安部品の取り付けには複雑な電気配線が伴うため、知識がないと改造は困難。作業を請け負うお店もほとんどないため、DIYで改造を行う必要があることは覚悟しておきましょう。そのほかにも自賠責保険や1年に1回の軽自動車税の支払いなどの維持費も発生します。
なお、当コンテンツでは国土交通省の定める保安基準にのっとり、全ての商品でナンバーを取得し検証を行いました(参照:国土交通省)。
フル電動自転車は道交法上、自転車ではなく原動機付自転車に分類されます。そのため免許やナンバープレートなしで公道を走行することは違法です。
もし無免許で走行し事故を起こした場合、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されることで前科がつき、免許取消(欠格期間2年)となります。また、悪質な事故であると判断され被害者に支払う慰謝料が増額される可能性も。 さらに、自分側の損害に利用できる保険に加入していても、保険が適用されなくなる可能性が高いでしょう。
また、ナンバーなしや自賠責保険なしで公道を走行した場合も、懲役や罰金が科されます。
通常の自転車は、免許不要の手軽さからほかの人と貸し借りすることもあるかと思います。しかし、フル電動自転車を同じような感覚で貸すことは避けたほうがよいでしょう。
借り主に運転免許証がないことを認識しているのに貸してしまった場合、「無免許運転ほう助」となり、刑事処分(3年以下の懲役または50万以下の罰金)と行政処分(免許取消し・欠格期間2年)を受ける可能性があります(参照:愛媛県警察)。
借り主がフル電動自転車を運転して事故を起こした場合、貸し主は借り主と共に責任を負わなければならなくなる可能性があります。他人にフル電動自転車を貸す場合には、自分の任意保険で借り主の事故もカバーできるか、または借り主自身が加入している任意保険が適用できるかを確認しておいた方がよいでしょう。
自賠責保険への加入はもちろんですが、任意保険にも加入しておくことを強くおすすめします。 死亡事故や、被害者に重度の後遺症が残る事故を起こしてしまった場合、自賠責保険の補償だけでは全く足りず、個人で賠償できる金額を大きく超えてしまう恐れがあります。
公道でフル電動自転車に乗るには免許が必要ですが、ペダルを漕ぐことで進む通常の電動自転車であれば免許は不要です。以下のコンテンツでは、免許なしで乗れる電動自転車を紹介しているので、気になる人は以下のコンテンツをチェックしてくださいね!
マイベストでは、電動ではない普通の自転車も多く紹介しています。気になる人は以下のコンテンツをチェックしてくださいね。
1位: 金枠|E’KEI R7Pro
2位: SPTEBIK|原動機付自転車
3位: PHILODO|電動マウンテンバイク
4位: Cyrusher|フル電動自転車|XF590
5位: MOBIMAX JAPAN|MOBI-BIKE 48V
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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