




保安基準への対応させやすさや乗りやすさ、速さが気になる金枠 E’KEI R7Pro。実際に購入しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際に金枠 E’KEI R7Proを徹底検証しました。フル電動自転車7商品の中で比較してわかった金枠 E’KEI R7Proの実力をレビューしていきます。フル電動自転車の選び方も紹介しているので、購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

自転車安全整備士・自転車技師の資格保持者。大手自転車店の販売員としてママチャリから子供車、スポーツ車にいたるまで幅広い車種の販売だけでなく、整備士として組立・修理を行っていた。さらに、CX・XCO全日本選手権のピットスタッフとしての経験を持ち、選手としても幅広く活動。ロードバイク・シクロクロス・マウンテンバイク・トライアスロンなど経験種目は多岐にわたる。現在はmybestにて、自転車に関わるジャンルのコンテンツを担当し、ユーザーに正確な情報を届けることを心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
| タイヤサイズ | 20 |
|---|---|
| 車両区分 | 原付二種 |
| ギア段数 | 7段 |
| 1回の充電あたり航続距離 | 60~80km |
金枠の「E’KEI R7Pro」は、極太のファットタイヤが特徴。インパクトのある見た目のフル電動自転車がほしい人に向いています。車両区分は原付二種です。
ファットタイヤによって走行時の安定感は高く、最高速に達してもふらつきにくいのは大きなメリット。速さの検証では最高速度が38km/hと、一般的な原付二種と比べるとかなり劣るものの、交通量の多い大通りでも走りやすい速さといえるでしょう。
保安部品が豊富にそろっており、今回検証したなかでは比較的保安部品に対応させやすいといえるでしょう。しかし、前のウインカーが点滅しないなどの問題があり、手を加える必要がある場所は多くあります。走行可能距離は50~70kmと長く、毎日乗る人にとっても充電の持ちは十分でしょう。
車体は折りたたみが可能ですが、あまり小さくならないうえに重さが足を引っ張るため、折りたたみ機能の活躍の場は少ないでしょう。
サドルやハンドルが高く、170cm以下の人はやや乗りづらさを感じるかもしれませんが、インパクトのある大きさが目を引きます。他人とは一味違う自転車で目立ちたい人にぴったりです。
マイベストが検証してわかった金枠 E’KEI R7Proの特徴は、ひとことでまとめると「とにかくデカい!インパクトのあるものが欲しい人に」です。
実際、たくさんあるフル電動自転車の中で、保安基準への対応させやすさや乗りやすさ、速さは商品によってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、金枠 E’KEI R7Proを含むフル電動自転車の検証方法や、自分に合ったフル電動自転車を選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得した商品を紹介していきます。
フル電動自転車で公道を走る際は、以下が必須。買ってすぐ公道に出ることは違法なので絶対にやめてください。なお、フル電動自転車の走行が許可された私道(工場や公園内など)はこの限りではありません。
<公道走行のための要件>
ちなみに、エンジン・モーターを切って人力で走行する際も、自転車ではなくバイクとして扱われます。人力のみで走ったとしてもヘルメット・ナンバーの表示は必須・歩道の走行は禁止なので注意してください。
保安基準への対応させやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「改造がほぼ要らず、ナンバーの取得のみで公道走行が可能な商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
乗りやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「原付バイクに近い乗りやすさの商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
速さが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「いかなる道路状況でも法定速度を出せる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
バッテリー持ちのよさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「片道10kmの通勤・通学路を移動したとき、週1回の充電ペースで使用できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
保安基準への対応させやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「改造がほぼ要らず、ナンバーの取得のみで公道走行が可能な商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
速さが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「いかなる道路状況でも法定速度を出せる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
| タイヤサイズ | 20 |
|---|---|
| 車両区分 | 原付二種 |
| ギア段数 | 7段 |
| 1回の充電あたり航続距離 | 60~80km |
良い
気になる
| 定格出力 | 800W |
|---|---|
| 最高速度 | 38km/h |
| 前輪ブレーキ | 油圧ディスクブレーキ |
| 後輪ブレーキ | 油圧ディスクブレーキ |
| フロントサスペンション付き | |
| リアサスペンション付き |
基本的に、タイヤは大きく太いほど走行時の安定感が高くなる傾向があります。特にフル電動自転車の場合は、自分の感覚以上に加速する場合もあるため、安定感が重要。また、ファットタイヤであれば段差にも強いため、不意な段差でもハンドルを取られるリスクが少ないといえるでしょう。
一方でタイヤが大きい分車体も大きいため、駐輪スペースが小さい人など、コンパクトなものを求めている人には向きません。コンパクトなものがほしい人はノーマルタイヤを選びましょう。
フル電動自転車の法律上の区分は主に、原付一種・原付二種の2種類があります。原付免許の人や普通自動車免許の人は、原付一種しか運転できません。普通小型二輪以上の免許を持っている人はどちらも運転できるので、何を重視するかによってタイプを選びましょう。
なお、法律上の区分は、モーターの定格出力によって以下のように分かれます。
原付一種のフル電動自転車は、最高速度が20km/h前後のものが多い一方で、原付二種は40km/h近くまで速度を出せます。原付一種よりも交通の流れに乗りやすい印象です。また、原付一種は法定速度も30km/hと遅いため、もし30km/hに達するものがあっても原付二種のようにスピードを出せません。フル電動自転車ならではの爽快な走りを楽しみたいなら、原付二種を選ぶとよいでしょう。
また、原付二種のものはパワーが大きなものも多く上り坂でもぐんぐんと登れるところも魅力ですよ。

最高速度に達した後に、まだスピードが物足りないと感じたら、ペダルを漕ぎ足すことでさらに加速できます。ただし、変速機(変速ギア)なしの商品はギアが軽すぎる傾向があるため、ギアつきを選ぶとよいでしょう。
原付一種はモーター出力が小さく速度が出にくい反面、車体が小さい傾向が。フル電動自転車は、歩道を通行する際に車体から降りて押し歩きする必要がありますが、車体が小さいと押し歩きがしやすいといえます。
また、原付一種は自転車と同じ駐輪場に停めることができるので、駐輪場所で困ることは少ないでしょう。
通勤などで毎日フル電動自転車に乗る人にとって、走行可能距離は気になるポイントですよね。少しでも充電頻度を減らすために、通勤通学で週5日使うなら走行可能距離50km以上のものがおすすめです。
走行可能距離が50km以上のものなら、片道5km使ったとすると週に1回程度の充電で済みます。これが走行可能距離20km程度のものだと、週に約2回の充電が必要に。日々の充電の手間を減らすためにも、走行可能距離の長いものがおすすめですよ。
公道を走るうえで、国土交通省の定める保安部品を装備していなければなりません。最初からある程度装備されていれば、後から取り付ける手間が省けるので、公道を走る方はチェックしておくとよいでしょう。
チェックする項目は主に以下の8点です。
これらの保安部品がついていても、それが保安基準を満たすとは限らないことに注意しておきましょう。国土交通省が定める保安基準と照らし合わせ、その基準を満たしていない部品があったら交換するようにしましょう(参照:国土交通省)。
また、走行時はヘルメットを使用することも忘れないでくださいね。
フル電動自転車の検証で上位を獲得した商品をご紹介します。金枠 E’KEI R7Pro以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
| タイヤサイズ | 20x4.0 |
|---|---|
| 車両区分 | 原付一種 |
| ギア段数 | 7段 |
| 1回の充電あたり航続距離 | 最大100km |
良い
気になる
| 定格出力 | 500W |
|---|---|
| 最高速度 | 29km/h |
| 前輪ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
| 後輪ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
| フロントサスペンション付き | |
| リアサスペンション付き |
SPTEBIK 原動機付自転車を検証レビュー!フル電動自転車の選び方も紹介
| タイヤサイズ | 29インチ |
|---|---|
| 車両区分 | 原付二種 |
| ギア段数 | 21段 |
| 1回の充電あたり航続距離 | 45~55km |
良い
気になる
| 定格出力 | 1000W |
|---|---|
| 最高速度 | 47.3km/h |
| 前輪ブレーキ | 油圧ディスクブレーキ |
| 後輪ブレーキ | 油圧ディスクブレーキ |
| フロントサスペンション付き | |
| リアサスペンション付き |
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