電動モーターの力で走行をサポートし、上り坂でもスムーズに漕げて長距離の移動でも疲れにくい電動アシスト自転車。電チャリとも呼ばれており、ヤマハ・パナソニック・ブリヂストンなどの有名メーカーから、多彩なモデルが展開されています。通勤・通学に使いたい人や、買い物に行くためのママチャリとして利用したい人など、幅広い層に注目されているアイテムです。しかし、「電動アシスト自転車はバッテリーの持ちが心配」「どのモデルなら坂道もラクに登れるの?」といった疑問も多く、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の電動アシスト自転車9商品を集め、3個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめの電動アシスト自転車をランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな電動アシスト自転車は「長時間乗っていても体への負担が少なく、ほとんど力を加えなくても楽に漕げ、アシストが自然な電動アシスト自転車」。ぜひ購入の際の参考にしてください。
東京大学工学系大学院都市工学科修了。博士(環境情報学)。自宅から会社までの通勤に自転車を使う“自転車ツーキニスト”の草分けとして、自転車の乗り方、楽しみ方、自転車行政の形、理想的な都市交通のあり方などを論ずる。著書『電動アシスト自転車を使いつくす本』(東京書籍)『自転車生活の愉しみ』(朝日新聞出版)『ものぐさ自転車の悦楽』(マガジンハウス)など多数。メールマガジン「疋田智の週刊自転車ツーキニスト」は、2006年のメルマガ・オブ・ザ・イヤー総合大賞を受賞。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
アシストの強さが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「体力に自信がない主婦でも、座ったままスムーズに坂道を登れる商品」とし、以下のそれぞれの方法のスコアの平均で各商品の検証を行いました。
マイベストでは「ガタついた道や段差があっても衝撃を吸収し快適に乗れる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「最低限のメンテナンスでも5年間は大きな修理をせずに乗れる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、検証しランキングに追加すべき商品はありませんでした。
本コンテンツにおいて下記の通り誤りがございましたので、2025年8月12日付けで評価内容を訂正いたしました。
該当商品:ブリヂストンサイクル|ラクット |RK4B45誤:回生ブレーキ非搭載
正:回生ブレーキ搭載
謹んでお詫び申し上げます。新商品の発売情報をリサーチした結果、検証しランキングに追加すべき商品はありませんでした。
電動アシスト自転車は、ペダルを漕ぐ力を電動モーターが自然に補助するため、坂道や長距離でも体への負担を抑えて快適に走れるのが魅力です。このコンテンツでは、主にシティサイクルタイプの電動アシスト自転車を「電動アシスト自転車」として紹介します。様々な用途で活躍するタイプですが、とくに買い物や通学などの日常使いにおすすめです。
一般的なシティサイクルのほかに、折りたたみ電動自転車や電動ミニベロといったタイプもあります。これらはコンパクトで、旅行や持ち運びにも便利です。また、小回りがきくため街乗りにぴったり。デザイン性が高いモデルも多く、おしゃれさと利便性を両立したい人におすすめです。
小さい子どもを乗せるなら、「子ども乗せ電動自転車」がおすすめです。一般的な後付けチャイルドシートでは、子どもを乗せると不安定になり、転倒のリスクがあります。
子ども乗せ電動自転車は重心が低く、子どもを乗せても安定するように設計されているため、子どもの乗せおろしも容易です。
電動アシスト自転車を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
坂道が多い地域に住んでいる人や、体力に自信がない人にとって、電動アシスト自転車の「アシストの強さ」はとても重要なポイントです。アシスト力がしっかりしているモデルなら、ペダルを軽く漕ぐだけでスーッと進む感覚が得られ、日々の移動が格段に快適になります。
そこでマイベストでは、一定の条件下でペダルを踏む強さを測り、アシスト力がどれだけ強いかを検証。アシストの強さが★4.50以上と評価されたモデルは、しっかりと後押ししてくれる感覚があり、快適に走れるでしょう。
また、アシスト性能をカタログの数値だけで判断するのは困難で、スペックと実際の性能に差があるケースも見られたため、ぜひ検証結果を参考に選んでくださいね。
電動アシスト自転車は、走行速度によってアシスト力が異なります。マイベストでは、速度域ごとにアシスト力を数値化。漕ぎ出しの低速~中速域のアシストが強いと、より楽に走れるでしょう。
通勤や買い物などで長時間乗ることが多い人は、体への負担の小ささに注目すると良いでしょう。まず注目したいのはタイヤの太さ。幅のあるタイヤは地面からの振動を吸収しやすく、舗装が荒れている道路でも衝撃を抑えやすい傾向があります。タイヤの幅が42mm以上あるモデルは、走行が安定して快適に漕げました。
また、サドルの広さも見逃せないポイントです。座面が広くクッション性のあるサドルは、圧力が分散しやすいのでお尻が痛くなりにくいといえます。目安としてはサドルの幅が22cm以上のものだと、長時間の使用でも快適に運転できるでしょう。
電動アシスト自転車のバッテリーは、使用頻度やライフスタイルによって適切な容量が異なります。ここでは、頻繁に使う人と、軽さやコストを重視する人それぞれに合った選び方を紹介します。
毎日使う人や、外出先での充電を避けたい人には、大容量バッテリー(12~16Ah)の電動アシスト自転車がおすすめです。容量が大きいほど1回の充電で走れる距離が長くなり、通勤やお出かけの途中でバッテリー切れの不安が減ります。とはいえ、容量に比例して価格や本体の重さも重くなるため、必要な範囲を見極めて選ぶのがコツです。
たとえば、パナソニックのバッテリー容量が16Ahのモデルなら、ロングモードで約107kmの走行が可能とされており、片道10kmの通勤でも数日は充電不要。往復の移動距離が長い人は、航続距離をしっかりチェックして、自分の生活スタイルに合うバッテリーを選んでください。
また、回生ブレーキが搭載されている自転車にも注目。走行中に充電されるので、長距離利用に向いています。とくにブリヂストンなどの一部メーカーでは、こうした1回の充電で走行距離を伸ばす工夫がされており、実際の使用感でも差が出やすいポイントです。
マイベストでは走りながら充電できる機能を回生ブレーキ機能として紹介しています
価格を抑えたい人や、軽さを重視する人には、小容量バッテリー(6~9Ah)の電動アシスト自転車がぴったりです。容量が小さい分、車体の重量が軽くなり、持ち運びや取り回しがしやすくなります。さらに本体価格も手頃になるため、はじめて電動アシストを試す人にも選ばれやすいタイプです。
たとえば、ペルテックの8Ahのバッテリーならエコモードで約35kmほどの走行が可能とされており、近所への買い物や駅までの移動といった短距離利用なら十分カバーできます。普段の移動距離をイメージしながら、必要な航続距離を見積もって選ぶと失敗しにくいですよ。
充電も比較的短時間で済むうえ、バッテリー自体も軽量なので、家での取り外しや持ち運びにも負担が少ないのが魅力。扱いやすさとコストのバランスを求める人に向いている選択肢といえます。
はじめて電動アシスト自転車を購入する人や、できるだけ長く使いたいと考えている人は、大手メーカーのモデルをチェックしてみてください。耐久性やサポート体制が優れる傾向があるのが、大手メーカーのメリットです。
特に注目したいのが保証期間の長さ。パナソニック・ヤマハ・ブリヂストンといった大手3社では、主要部品に対して無料保証が3年間ついているケースが多いといえます(2025年7月時点)。
また、パーツの素材も耐久性に直結する重要なポイント。大手3社は錆びにくく劣化しにくいアルミやステンレス製のパーツを採用している傾向が見られました。雨の日や長期間の使用でも状態を保ちやすく、結果的に長く乗り続けられる可能性が高まります。
カギや荷物の管理を手軽に済ませたい人は、電動アシスト自転車のオプション装備にも目を向けましょう。細かい部分ですが、日常的に使ううえでのラクさに大きく関わってきます。
特に注目したいのが、カギの共通仕様かどうかという点です。本体のロックとバッテリーの着脱が別々のカギだと、出先での充電や施錠のたびに煩わしさを感じることも。初期構成で共通カギ仕様のモデルなら1本のカギでまとめて操作できるため、カギの管理もラクになりますよ。
荷物をたくさん積むことが多い人は、ハンドルロック機能が搭載されたモデルを選ぶと良いでしょう。駐輪時に前かごに重たい荷物が入っていても、ハンドルがふらつきにくく、転倒のリスクを抑えられます。荷物が多くなりがちな人は、ハンドルロックの有無も忘れずに確認しておきましょう。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||
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アシストの強さ | 体への負担の小ささ | 耐久性 | タイヤ幅 | 定格出力 | ギア段数 | バッテリー容量 | 1回の充電あたり航続距離(最長) | またぎの高さ | 1回の充電あたり航続距離(最短) | 走行速度表示機能 | バッテリー残量表示機能 | バッテリーのカギ | 泥除け付き | ドレスガード付き | モーター | 回生ブレーキ付き | モードの種類 | |||||||
1 | ヤマハ発動機 PAS RIN|PA26RN | ![]() | 4.73 | 1位 | 強いアシスト力と高い衝撃吸収性で走行がラクな高性能モデル | 4.80 | 4.97 | 4.43 | 49.5mm | 240W | 3段 | 15.8Ah | 96km |
| 61km | 車体と兼用 | センターモーター | 強モード、スマートパワーモード、オートエコモードプラス | ||||||
2 | パナソニック サイクルテック ビビ・EX|BE-FE633 | ![]() | 4.64 | アシストが強力で坂道もラクラク。ステンレス素材で耐久性も高い | 4.80 | 4.30 | 4.83 | 36.9mm | 250W | 3段 | 16Ah | 107km | 38.0cm | 59km | 車体と兼用 | センターモーター | パワー、オートマチック、ロング | |||||||
3 | パナソニック サイクルテック ビビ・DX|BE-FD633 B | ![]() | 4.61 | 中速域でも高速域でも高いアシスト力で、毎日の移動が快適に | 4.80 | 4.22 | 4.83 | 33.8mm | 250W | 3段 | 16Ah | 107km | 38.0cm | 59km | 車体と兼用 | センターモーター | パワー、オートマチック、ロング | |||||||
4 | パナソニック サイクルテック ティモ・S|BE-FTS633-B | ![]() | 4.60 | ハンドルロック機能付きで便利。アシスト力も強力 | 4.80 | 4.50 | 4.45 | 42.9mm | 250W | 3段 | 16Ah | 107km | 50.0cm | 59km | 車体と兼用 | センターモーター | パワー、オートマチック、ロング | |||||||
5 | ヤマハ発動機 PAS With|PA26W | ![]() | 4.56 | 2位 | 高い耐久性が魅力。メンテナンスなしでも長く使える一台 | 4.51 | 4.41 | 4.83 | 37.9mm | 240W | 3段 | 15.8Ah | 100km | 37.5cm | 62km | 車体と兼用 | センターモーター | 強モード、スマートパワーモード、オートエコモードプラス | ||||||
6 | ブリヂストンサイクル ラクット |RK4B45 | ![]() | 4.44 | 3位 | 太めのタイヤで振動軽減。回生ブレーキ搭載で航続距離も長い | 4.28 | 4.56 | 4.53 | 43.6mm | 250W | 3段 | 9.9Ah | 200km | 26.0cm | 62km | 車体と兼用 | フロントハブモーター | パワーモード、オートモード、エコモード | ||||||
7 | ペルテック 電動アシスト自転車|TDF-14Z | ![]() | 4.33 | 低速域のアシストは強くないが、耐久性は十分でコスパ良好 | 4.40 | 4.17 | 4.40 | 34.2mm | 250W | 3段 | 8Ah | 35km | 34.0cm | 不明 | 車体と兼用 | フロントハブモーター | 強モード、標準モード、エコモード | |||||||
8 | あさひ ENERSYS U | ![]() | 4.18 | 4位 | アシスト力は強くないが、タイヤが太めで振動が少ない | 3.92 | 4.51 | 4.25 | 43.8mm | 不明 | 1段 | 9.8Ah | 57km | 45.0cm | 不明 | 車体と兼用 | センターモーター | スマートモード | ||||||
9 | 21テクノロジー 電動アシスト自転車|DACT266 | ![]() | 4.02 | 耐久性が低い点がネック。出費を抑えたい人には選択肢 | 4.30 | 4.19 | 3.60 | 34.6mm | 240W | 6段 | 7.8Ah | 50km | 45.0cm | 不明 | 車体と兼用 | リアハブモーター | 高モード、中モード、低モード |
タイヤ幅 | 49.5mm |
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バッテリー容量 | 15.8Ah |
モーター | センターモーター |
回生ブレーキ付き |
中速域では力をほとんどかけなくてもスーッと進むことができ、高速域でもアシスト力が持続しているため、軽い力で運転できるでしょう。長距離や坂道を走る人に向いています。49.5mmと太いタイヤによって衝撃が吸収されるため体に負担を感じにくいでしょう。とくに走行時の安定感を求める人におすすめです。
リムとハンドルにはアルミ素材が採用されています。錆びにくい素材ですが、比較的柔らかい金属なので、強い衝撃には注意が必要です。
アシスト力と快適性が高水準でまとまっており、日々の移動に加えて少し遠出したいときにも使いやすい1台。特に走行時の負担軽減を重視する人におすすめです。
良い
気になる
定格出力 | 240W |
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ギア段数 | 3段 |
またぎの高さ | 51.5cm |
走行速度表示機能 | |
バッテリー残量表示機能 | |
泥除け付き | |
ドレスガード付き |
タイヤ幅 | 36.9mm |
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バッテリー容量 | 16Ah |
モーター | センターモーター |
回生ブレーキ付き |
パナソニック サイクルテックの「ビビ・EX」は、便利な機能が搭載された、フラッグシップモデル。ラクイック搭載で、電子キーをカバンに入れたままでも解錠できます。
中速域では力をほとんどかけなくてもスーッと進むことができ、高速域でもアシスト力が持続しているため、軽い力で運転できるでしょう。坂道や日々の移動をラクにしたい人に適しています。ステンレス素材が使われており、錆びに強くメンテナンスなしでも長く使えるでしょう。
タイヤは36.9mmとやや狭めの設計。近所の舗装路の少しの凹凸であればスムーズに走行できますが、歩道の段差では少し注意が必要です。
アシスト力・耐久性のバランスが整っており、「長い期間、しっかり走れる1台」を探している人にとって有力な候補になるでしょう。
良い
気になる
定格出力 | 250W |
---|---|
ギア段数 | 3段 |
またぎの高さ | 38.0cm |
走行速度表示機能 | |
バッテリー残量表示機能 | |
泥除け付き | |
ドレスガード付き |
タイヤ幅 | 33.8mm |
---|---|
バッテリー容量 | 16Ah |
モーター | センターモーター |
回生ブレーキ付き |
パナソニック サイクルテックの「ビビ・DX」は、快適装備が満載と謳うロングセラーモデル。別売りアクセサリーが豊富で、用途に応じてカスタマイズしやすい点も魅力です。
中速域では力をほとんどかけなくてもスーッと進め、高速域でも安定したアシストにより、軽い力で運転できるでしょう。長距離通勤や坂道を走る機会が多い人にも、おすすめの1台です。ステンレス素材が使用されており、錆びに強くメンテナンスなしでも長く使えるでしょう。
33.8mmと細めのタイヤなので、歩道へ乗りあげる場面では段差の衝撃が体に伝わりやすい点は気になるポイント。しかし、舗装された道を運転することが多い人には十分な性能です。
アシストの強さと耐久性の高さが魅力の本商品。毎日の通勤や買い物で使いたい人におすすめですよ。
良い
気になる
定格出力 | 250W |
---|---|
ギア段数 | 3段 |
またぎの高さ | 38.0cm |
走行速度表示機能 | |
バッテリー残量表示機能 | |
泥除け付き | |
ドレスガード付き |
タイヤ幅 | 42.9mm |
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バッテリー容量 | 16Ah |
モーター | センターモーター |
回生ブレーキ付き |
パナソニック サイクルテックの「ティモ・S」は、ゆったりと乗れ長距離を走行しても疲れにくいと謳うモデルです。空気入れタイミングのお知らせ機能やハンドルロック機能など、さまざまな機能が搭載されています。
中速域では力をほとんどかけなくてもスーッと進め、高速域でも安定したアシストにより、軽い力で運転できるでしょう。坂道や長距離移動でもラクに走れる仕様です。42.9mmと太めのタイヤが振動をやわらげるため、毎日の買い物などで舗装が荒れた道を走っても体への負担を感じにくいでしょう。
ハンドルにはスチール素材が使用されており、錆びやすいので長期間の使用にはメンテナンスが必要になります。
良い
気になる
定格出力 | 250W |
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ギア段数 | 3段 |
またぎの高さ | 50.0cm |
走行速度表示機能 | |
バッテリー残量表示機能 | |
泥除け付き | |
ドレスガード付き |
タイヤ幅 | 37.9mm |
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バッテリー容量 | 15.8Ah |
モーター | センターモーター |
回生ブレーキ付き |
ヤマハ発動機の「PAS With」は、軽さと機能、使い勝手に優れていると謳うベーシックモデル。ハンドルカバーやバックミラーなどの別売りアクセサリーもあり、自分好みにカスタマイズが可能です。
中速域では力をほとんどかけなくてもスーッと進むことができ、軽い力で運転できるでしょう。ステンレス素材が採用されており、錆びに強くメンテナンスなしでも長く使えるといえます。
タイヤの太さは37.9mmと標準的な太さで、近所の舗装路の少しの凹凸であればスムーズに走行できますが、歩道の段差では少し注意が必要です。それでも、ゆったり乗りたい人にとって十分な快適性を感じられるでしょう。
日常的な使いやすさと丈夫さを求める人にとって、有力な選択肢になる1台といえます。
良い
気になる
定格出力 | 240W |
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ギア段数 | 3段 |
またぎの高さ | 37.5cm |
走行速度表示機能 | |
バッテリー残量表示機能 | |
泥除け付き | |
ドレスガード付き |
タイヤ幅 | 43.6mm |
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バッテリー容量 | 9.9Ah |
モーター | フロントハブモーター |
回生ブレーキ付き |
ブリヂストンサイクルの「ラクット」は「走りながら自動充電」を搭載し、ペダルの回転を止めたりブレーキをかけたりすることによって充電できる機能(回生ブレーキ)があり、航続距離の長さが魅力のモデル。跨ぎやすいフレームと漕ぎやすいペダルにより、年配の人でも乗りやすいでしょう。
アシスト力は比較的高く少し力を入れて漕げば、ある程度のスピードが出ました。坂道でも汗をかかずに簡単に登れるでしょう。43.6mmと太めのタイヤにより振動がやわらぎ、舗装が荒れた道を走っても体への負担を感じにくいといえます。ハンドルロック機能がついているため、駐輪時に車体がぐらつかず、荷物を積み込みやすいでしょう。
アルミ素材が使われており、衝撃にはあまり強くありません。しかし耐久性が高いベルトドライブや壊れにくいブレーキなど長く使いやすい工夫が盛り込まれています。
乗り心地が良い点とメンテナンス頻度が低くてよい点が魅力。長く快適に使える電動アシスト自転車を求める人におすすめです。
良い
気になる
定格出力 | 250W |
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ギア段数 | 3段 |
またぎの高さ | 26.0cm |
走行速度表示機能 | |
バッテリー残量表示機能 | |
泥除け付き | |
ドレスガード付き |
タイヤ幅 | 34.2mm |
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バッテリー容量 | 8Ah |
モーター | フロントハブモーター |
回生ブレーキ付き |
ペルテックの「電動アシスト自転車 TDF-14Z」は、安価で購入しやすい点がうれしいモデル。組み立て不要で、届いてからすぐ乗れるのもうれしいポイントです。
中速域のアシスト力は比較的高く、少しの力でもスーッと進みます。しかし、低速域ではアシストが強くないため、漕ぎはじめに負担を感じるでしょう。アルミやスチール素材といった耐久性があまり高くない素材が採用されていますが、錆びにくいチェーンや壊れにくいブレーキなど長く使える工夫が施されています。
タイヤは34.2mmとやや細いため、歩道へ乗りあげる場面では段差の衝撃が体に伝わりやすく、少し慎重に運転するのがよいでしょう。しかし、舗装路中心の利用であれば快適に走行できるでしょう。
良い
気になる
定格出力 | 250W |
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ギア段数 | 3段 |
またぎの高さ | 34.0cm |
走行速度表示機能 | |
バッテリー残量表示機能 | |
泥除け付き | |
ドレスガード付き |
タイヤ幅 | 43.8mm |
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バッテリー容量 | 9.8Ah |
モーター | センターモーター |
回生ブレーキ付き |
あさひの「ENERSYS U」は、おしゃれなデザインでどんな服装にも合い、通勤や日々の買い物に向いていると謳う電動アシスト自転車です。日常使いで、快適に乗れる1台を探している人に向いています。
タイヤが43.8mmと太めなので、振動がやわらぎ、毎日の買い物などで舗装が荒れた道を走っても体への負担を感じにくいでしょう。長時間の移動でも快適さを保ちたい人に向いています。
一方、アシスト力は控えめで、中速域でも力を入れて漕がなければいけない印象。パワーを重視する人には物足りなさを感じるかもしれません。スチール素材が使われているのも気になるポイント。錆びやすいため、長期使用には定期的なメンテナンスが必要です。しかし、錆びにくいチェーンや壊れにくいブレーキが採用されており、こまめなメンテナンスは不要でしょう。
良い
気になる
定格出力 | 不明 |
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ギア段数 | 1段 |
またぎの高さ | 45.0cm |
走行速度表示機能 | |
バッテリー残量表示機能 | |
泥除け付き | |
ドレスガード付き |
タイヤ幅 | 34.6mm |
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バッテリー容量 | 7.8Ah |
モーター | リアハブモーター |
回生ブレーキ付き |
21テクノロジーの「電動アシスト自転車 DACT266」は、価格を抑えつつ電動アシストの快適さを取り入れたい人に向けた自転車です。
中速域のアシスト力は比較的高く、少し力を入れて漕げばある程度のスピードが出ました。また、高速域のアシスト力も高く、スピードを出したあともラクに漕げます。しかし、低速域でのアシスト力が低いので、漕ぎはじめには力が必要となるでしょう。アシストの挙動にやや違和感がある場面もあるため、坂道や加減速の多い場面では注意が必要です。
34.6mmと細めのタイヤなので、歩道へ乗りあげる場面では、段差の衝撃が体に伝わりやすく、少し慎重に運転しましょう。スチール素材が使用されており、錆びが発生しやすく、長期使用には注意が必要です。また、変速機構は外装変速であり、転倒時の衝撃で壊れる可能性があるため、注意して乗るようにしましょう。
良い
気になる
定格出力 | 240W |
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ギア段数 | 6段 |
またぎの高さ | 45.0cm |
走行速度表示機能 | |
バッテリー残量表示機能 | |
泥除け付き | |
ドレスガード付き |
マイベストではベストな電動アシスト自転車を「長時間乗っていても体への負担が少なく、ほとんど力を加えなくても楽に漕げ、アシストが自然な電動アシスト自転車」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の電動アシスト自転車9商品を集め、以下の3個のポイントで徹底検証しました。
検証①:アシストの強さ
検証②:体への負担の小ささ
検証③:耐久性
今回検証した商品
アシストの強さが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「体力に自信がない主婦でも、座ったままスムーズに坂道を登れる商品」とし、以下のそれぞれの方法のスコアの平均で各商品の検証を行いました。
10km/h時のパワー
1.自転車にペダル型パワーメーターを装着してタイヤドライブのスマートトレーナーにセット
2.自転車にまたがり、10km/hになるようにペダルを漕ぐ
3.10km/hをキープしているときのペダルに入力されているパワーを計測
30W以下は最高スコアとし、パワーウェイトレシオが低いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
15km/h時のパワー
1.自転車にペダル型パワーメーターを装着してタイヤドライブのスマートトレーナーにセット
2.自転車にまたがり、15km/hになるようにペダルを漕ぐ
3.15km/hをキープしているときのペダルに入力されているパワーを計測
60W以下は最高スコアとし、パワーウェイトレシオが低いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
20km/h時のパワー
1.自転車にペダル型パワーメーターを装着してタイヤドライブのスマートトレーナーにセット
2.自転車にまたがり、20km/hになるようにペダルを漕ぐ
3.20km/hをキープしているときのペダルに入力されているパワーを計測
150W以下は最高スコアとし、パワーウェイトレシオが低いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「ガタついた道や段差があっても衝撃を吸収し快適に乗れる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
タイヤの太さ
タイヤの横幅をノギスで測定
50mm以上は最高スコアとし、タイヤが太いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
サドルの幅
サドルの幅をメジャーで測定
25cm以上は最高スコアとし、サドルの幅が広いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
その他体への負担の小ささのポイント
各商品をチェックし、以下のポイントで点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「最低限のメンテナンスでも5年間は大きな修理をせずに乗れる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
電動アシスト自転車の電気代は非常に安く、1回の充電にかかるコストはわずか数円程度です。一般的なバッテリー容量(8〜12Ah)のモデルであれば、1回の充電で約10〜30円程度の電気代が目安とされています。
満充電1回での走行距離はおよそ30〜80km程度。通勤や買い物などの近距離移動であれば、数日に1回の充電で十分なケースが多く、月額に換算しても数百円以下で済むことがほとんどです。
ガソリンを使用するバイクや車と比べると、ランニングコストの差は歴然。初期費用は高めでも、電気代の安さや維持費の低さを考慮すれば、長期的には経済的な移動手段といえるでしょう。
電動アシスト自転車は一般的な自転車よりも高価なので、盗難リスクが高く、防犯対策が重要です。特にバッテリー部分だけが盗まれるケースもあるため、車体とバッテリー両方の対策が必要になります。
まず基本として、頑丈なU字ロックやチェーンロックを併用する二重ロックがおすすめです。できるだけ固定物にくくりつけることで、持ち去りを防ぎやすくなります。加えて、バッテリーにカギが付属しているタイプを選ぶと、バッテリー単体の盗難も防ぎやすいでしょう。
最近では、GPSやBluetoothで位置情報を追跡できる盗難防止グッズや、スマホと連携してアラームが鳴る防犯機能付きのロックも登場しており、盗難が心配な人には心強いアイテム。さらに、自転車保険のなかには盗難補償が含まれているプランもあるため、保険の検討もおすすめです。
電動アシスト自転車の購入に対しては、自治体によって補助金制度が用意されている場合があります。特に環境対策や高齢者支援、防災対策の一環として実施されることが多く、対象者や対象車種が限定されていることが一般的です。
たとえば、一部の市区町村では、高齢者が電動アシスト自転車を購入する際に1〜3万円程度の補助が受けられるケースも。また、防災対応モデルやカーシェア用として購入する場合など、条件を満たせば補助対象となる地域もあります。
ただし、制度の有無や内容は地域によって大きく異なるため、購入前に住んでいる自治体の公式サイトで最新情報を確認するのがおすすめです。申請には領収書や車体情報の提出が必要な場合もあるため、事前の確認と準備をしておきましょう。
電動アシスト自転車のバッテリーは、一般的に2〜4年程度使用できるのが目安です。充電回数でいうと約500〜700回が寿命の基準とされており、使用頻度や充電環境によって寿命や交換のタイミングは異なります。
バッテリーの劣化が進むと、一回の充電で走行できる距離が徐々に短くなるので、購入時と比べて明らかにアシスト走行距離が減ってきた場合は、交換を検討するサインといえるでしょう。メーカーによっては残量表示機能や劣化診断機能がついているモデルもあるため、定期的にチェックしてみてください。
バッテリー交換の費用はおおよそ20,000〜40,000円とやや高額ですが、快適に走行を続けるためには必要なメンテナンスです。長く使うためには、過充電を避ける、保管時は満充電や空の状態にしないといった工夫も効果的でしょう。
1位: ヤマハ発動機|PAS RIN|PA26RN
2位: パナソニック サイクルテック|ビビ・EX|BE-FE633
3位: パナソニック サイクルテック|ビビ・DX|BE-FD633 B
4位: パナソニック サイクルテック|ティモ・S|BE-FTS633-B
5位: ヤマハ発動機|PAS With|PA26W
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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生活雑貨
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就職・転職
投資・資産運用
保険
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食品
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DIY・工具・エクステリア
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インテリア・家具
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カメラ
スマホ・携帯電話・モバイル端末
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
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本・音楽・動画
ファッション
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