従来モデルよりも900g軽量化されたカルパワードライブユニットを搭載した電動自転車、パナソニック ティモ・S BE-FTS631。ネット上の口コミでは「アシスト力が強い」「座面が厚手で乗り心地がよい」と評判ですが、本当のところどうなのか気になりますよね?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のヤマハやブリヂストンなどの電動自転車とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、電動自転車選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
バッテリーは16Ahと、比較したなかでもトップクラスの容量でした。アシストを使っても最長で107kmも走行が可能です。比較したなかには1回の充電で35kmほどしか走行できないものもあったのに対し、本商品は電力消費の大きいパワーモードでも59km走行できます。片道5kmほどの使用なら週に1回の充電でもバッテリーに余裕があり、充電の手間を省けますよ。
幅広のタイヤを使用しており、乗り心地も良好。一般的なママチャリよりも路面からの衝撃を受けにくい点が強みです。サドルは22cmと幅広なうえ、スプリングつきでクッション性がありました。「座面が厚手で乗り心地がよい」口コミにも頷けます。グリップの握り心地やブレーキの効きも申し分なく、快適に走行できるでしょう。
あると便利な機能も充実しています。カギは車体とバッテリー兼用で、1本で管理が可能。カゴはビジネスバッグや部活用の大きなカバンも入れやすい横長タイプです。荷物を入れても走りやすく、仕事帰りの買い物や荷物の多い学生にも便利ですよ。なお、適応身長は150cmですが、実際は160cmほどの人が乗りやすいサイズ感です。ドレスガードが別売りな点も留意しておきましょう。
値段は執筆時点で13万円台と比較したなかでは高額です。しかし、本体は購入日から1年、パーツ類は2~3年の保証がつくのは大手メーカーならではの魅力。「アシスト力が強い」という口コミどおりパワフルに走り出せるので、ぜひこの機会に検討してみてくださいね。
パナソニック ティモ・S BE-FTS631は、2020年発売の従来モデルよりも900g軽量化されたカルパワードライブユニットを搭載した電動自転車です。平地では伸び心地がよく、坂道でもスムーズかつパワフルな走行が可能と謳われています。
販売元は大手電機機メーカーのパナソニックが手掛ける自転車ブランド、パナソニック サイクルテックです。パナソニックの電動自転車は、瞬発的なパワーが特徴。荷物を積んで坂道を発進するときでも、力強いアシストを得られる商品を多く展開しています。生産から梱包までをすべて国内で行うこだわりも魅力です。
前面には、リフレクターと一体化されたLEDランプを搭載。後ろには太陽光で充電し、暗くなると自動で点灯するソーラーオートテールがついています。
後づけでチャイルドシートを乗せることも可能。荷台には最大27kgまで積載できます。前車輪には、駐輪時のハンドルのふらつきを抑える回旋抑制機を備えた設計です。鍵は本体とバッテリー兼用のため、鍵を閉めるついでにバッテリーも取り外せます。
適正身長は150cm以上。許容積載質量は、乗員+荷物で95kgです。なお、詳細は以下を参照してください。
後輪サークル錠と同じキーが使用できるワイヤ錠が付属します。サドルにはガードがついており、簡単に抜き取られない仕様です。
フロントバスケットは、幅約46×奥行31×高さ22cmと大容量。本体は全長1,875×幅590mmで、重量は27.4kg、タイヤサイズは26インチです。なお、カラーバリエーションは以下を参照してください。
<カラー展開>
今回は、パナソニック ティモ・S BE-FTS631を含む電動自転車7商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめは、アシストの強さとアシストの自然さ(走行時)の検証です。
アシストをパワーモードに設定したうえで上り坂を15km/hで走行し、軽い力でスイスイ走れるかをチェック。また、24km/h前後で加速・減速を繰り返しても、アシストのON/OFFを感じないかも調査しました。
アシストの強さは、比較したなかではトップクラスでした。
摩擦が大きくタイヤが地面に食い込みやすい後輪駆動タイプのため、「アシスト力が強い」との口コミどおり、力強く走れます。比較した後輪駆動の商品のなかでも、とくに軽い力で坂道を上れました。
坂道発進もしやすいので、上り坂で信号待ちなどをしてもスムーズに走れるでしょう。
走行時のアシストも自然で、走行中の加速・減速もスムーズ。比較したほとんどの商品と同様に、24km/h前後でアシストをON/OFFさせてもカクカク感は気になりませんでした。
ただし、アシスト力の高さゆえ、走り出しの急発進には注意が必要です。ペダルを強く踏み込みすぎると、比較したヤマハの自転車のようにスーッと滑らかな発進はできません。慣れるまでは軽めに踏み込むようにしてくださいね。
次は、バッテリーの持ちの検証です。バッテリー容量は16Ahと大容量。比較したなかには8.7Ahしかない商品もありましたが、本商品は比較したなかでもトップクラスでした。アシストを使っても最長で107kmも走行でき、バッテリーの持ちは非常に優秀です。
比較したなかには1回の充電で35kmほどしか走行できないものもあったのに対し、電力消費の大きいパワーモードでも59km走行が可能。片道5kmほどの使用なら週に1回の充電でも余裕があります。充電の手間が少ないので、毎日使う通勤や通学にもぴったりですよ。
続いて、乗りやすさの検証です。タイヤの幅や径、サドルやグリップ・ブレーキなどをチェック。段差の衝撃の少なさや、上り坂でのギアチェンジのしやすさなどを調べました。
その結果、乗りやすさは高評価に。タイヤの大きさは26インチ・幅は1.75cmと太く、一般的なママチャリよりも路面の凹凸を感じにくい設計です。乗り心地がよく、快適に走行できるでしょう。ギヤは3段階で調節でき、雨に強いローラーブレーキも採用されていました。
サドル幅は22cmと幅広で、スプリングつきのためクッション性も高く、「座面が厚手で乗り心地がよい」との口コミどおりです。グリップも握りやすい設計ですよ。なお、比較した商品で乗り心地に大きな差はありませんでした。
詳細は以下をご参照ください。
最後は、日常での使いやすさの検証です。実際に商品をチェックしたところ、あると便利な機能が充実していました。
バッテリーのカギは車体との兼用タイプで、1本で管理できます。付属のカゴは幅45cmと横長のため、ビジネスバッグや部活用のカバンも収めやすいですよ。カゴ自体が大きいため使うバッグを選ばず、荷物が多くても走りやすいつくりでした。買い物時の使用や荷物が多い学生にぴったりです。
一方、比較したブリヂストン「F6DB42」には標準装備されていたドレスガードは、本商品ではオプション購入になります。スカートで乗る機会の多い人は、追加購入を忘れないようにしましょう。
電動自転車のなかでは大きめの設計なうえ低床設計ではないため、身長が低い人は注意が必要。適応身長は150cm(※メーカー公称)ですが、実際は160cmほどの人が乗りやすい大きさでした。サイズ感が心配な人は、事前に試乗してみることをおすすめします。なお、詳細は以下のとおりです。
パナソニック ティモ・S BE-FTS631は、楽天市場・Yahoo!ショッピング・AmazonなどのECサイトで販売されています。取扱店舗によって値段が数千円ほど異なるため、購入前に比較してお得にゲットしましょう!
なお、ショップによっては一部カラーの在庫がありませんでした。同じシリーズからは、ドレスガードが付属された新しいモデル「ティモ・S BE-FTS632」も発売されています。気になる人は、あわせてチェックしてみてください。
最後にパナソニック ティモ・S BE-FTS631にはなかった機能を搭載している商品をご紹介します。
パナソニックのビビ DXは、迷ったら検討してほしい一品です。上り坂もスムーズに走れるアシスト力が魅力で、坂道での発進も得意。安定感があり、地面からの衝突も感じにくい設計です。最大航続距離は107kmとバッテリーの持ちも良好。大型で深さのあるカゴやドレスガードが標準装備されています。
ヤマハのPAS RINは、スムーズで滑らかな加速が特徴。アシストが自然ながらもパワフルで、坂道も楽に上れました。太めのタイヤを使用しており、乗り心地は良好です。長距離走行にも向いているでしょう。最長の航続距離は94kmと、バッテリーの持ちも十分でした。かっこいいデザインも魅力です。
折りたたみ時の幅 | 不明 |
---|---|
種類 | 不明 |
折りたたみ時の奥行 | 不明 |
タイヤ幅 | 不明 |
折りたたみ時の高さ | 不明 |
タイヤサイズ | 26インチ |
全長 | 187.5cm |
スポーツタイヤのサイズ | 不明 |
全幅 | 58cm |
適応身長 | 141cm以上 |
タイプ | シティタイプ |
フレーム素材 | 不明 |
駆動方式 | クランク軸上合力発生一体型 |
車両区分 | |
タイヤの横幅 | 不明 |
ブレーキ種類 | 不明 |
重量(実測値) | 28kg |
スタンド種類 | 不明 |
最大積載量 | 95kg |
ハンドル最大高さ | 不明 |
ハンドル最小高さ | 不明 |
定格出力 | 不明 |
サドル最高地上高 | 不明 |
最高速度 | 不明 |
同乗可能人数 | 1人 |
サドル最低地上高 | 不明 |
チャイルドシート対応 | |
重量 | 不明 |
重量(実測値) | 不明 |
スタンドタイプ | ハンドルロック |
ギア種類 | 不明 |
ギア方式 | 不明 |
充電時間 | 約4時間30分 |
充電時間. | 約4時間30分 |
ギア段数 | 3段 |
バッテリー容量 | 16Ah |
カゴ付き | 不明 |
1回の充電あたり走行距離 | ロング:107km/オートマチック:70km/パワー:59km |
サドル最低地上高(実測値) | 不明 |
またぎの高さ | 不明 |
クランク長 | 不明 |
走行速度表示機能 | |
シート角 | 不明 |
バッテリー残量表示機能 | |
フロントバスケットの幅 | 36cm(最長部) |
ライト付き | |
フロントバスケットの奥行 | 33cm(最長部) |
前輪ブレーキ | キャリパーブレーキ |
フロントバスケットの高さ | 25cm(最長部) |
後輪ブレーキ | ローラーブレーキ |
リアバスケットの幅 | 不明 |
バルブの種類 | 不明 |
リアバスケットの奥行 | 不明 |
リアバスケットの高さ | 不明 |
バッテリーのカギ | 車体と兼用 |
組み立て不要 | 不明 |
キャリア耐荷重 | 不明 |
施錠方式 | 後輪サークル錠 |
ハンドル形状 | 不明 |
保証付き | 不明 |
対象 | 不明 |
高身長対応 | 不明 |
特徴 | |
用途 | 不明 |
型式認定取得 | 不明 |
スイングロック機能 | 不明 |
ノーパンクタイヤ装着 | 不明 |
耐パンクタイヤ | 不明 |
補助速度範囲 | 不明 |
付属品 | カゴ、スタンド、泥除け、馬蹄錠 |
自動点灯ライト付き | 不明 |
オプション | カゴ、バスケットカバー、サイクルカバー、チャイルドシート、ひったくり防止ネット、スリムキャリア (プレミアムリアチャイルドシート取付用)、ミニU型ロック、サドル、ヘルメット、USB出力アダプター、端子カバー |
泥除け付き | |
ドレスガード付き | |
装備品 | 不明 |
モーター | センターモーター |
BAAマーク | 不明 |
走行距離50km以上 | |
ブレーキ付き | 不明 |
キャリア付き | 不明 |
回生ブレーキ付き | |
スイング角 | 不明 |
スイング軸高さ | 不明 |
発進時の加速感 | 強 |
グリップの素材 | 不明 |
フロントサスペンション付き | 不明 |
リアサスペンション付き | 不明 |
公道走行可能 | 不明 |
ペダル1回転で進む最大距離 | 不明 |
パナソニック ビビ・DX BE-FD631をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
折りたたみ時の幅 | 不明 |
---|---|
種類 | 電動自転車 |
折りたたみ時の奥行 | 不明 |
折りたたみ時の高さ | 不明 |
タイヤサイズ | 26インチ |
全長 | 不明 |
スポーツタイヤのサイズ | |
全幅 | 不明 |
適応身長 | 146cm~ |
タイプ | シティタイプ |
フレーム素材 | アルミ |
駆動方式 | センタードライブ |
車両区分 | |
タイヤの横幅 | 太め |
ブレーキ種類 | キャリパーブレーキ |
重量(実測値) | 27.7kg |
スタンド種類 | ダブルスタンド |
最大積載量 | 不明 |
ハンドル最大高さ | 不明 |
ハンドル最小高さ | 不明 |
定格出力 | 不明 |
サドル最高地上高 | 895mm |
最高速度 | 不明 |
同乗可能人数 | 不明 |
サドル最低地上高 | 750mm |
チャイルドシート対応 | |
重量 | 27.7kg |
重量(実測値) | 不明 |
スタンドタイプ | 不明 |
ギア種類 | 内装 |
ギア方式 | 不明 |
充電時間 | 約4時間 |
充電時間. | 約4時間 |
ギア段数 | 3段 |
バッテリー容量 | 15.4Ah |
カゴ付き | |
1回の充電あたり走行距離 | オートエコモードプラス:94km/スマートパワーモード:66km/強モード:59km |
サドル最低地上高(実測値) | 不明 |
またぎの高さ | 不明 |
クランク長 | 不明 |
走行速度表示機能 | |
シート角 | 不明 |
バッテリー残量表示機能 | |
フロントバスケットの幅 | 46.5cm(最長部) |
ライト付き | |
フロントバスケットの奥行 | 31.5cm(最長部) |
前輪ブレーキ | キャリパーブレーキ |
フロントバスケットの高さ | 18cm(最長部) |
後輪ブレーキ | ローラーブレーキ |
リアバスケットの幅 | |
バルブの種類 | 英式 |
リアバスケットの奥行 | |
リアバスケットの高さ | |
バッテリーのカギ | 車体と兼用 |
組み立て不要 | |
キャリア耐荷重 | 27kg |
施錠方式 | リヤサークル錠+ワイヤーロック |
ハンドル形状 | アップバー |
保証付き | |
対象 | ユニセックス |
高身長対応 | 不明 |
特徴 | |
用途 | 通勤・通学・サイクリング用 |
型式認定取得 | 不明 |
スイングロック機能 | 手元スイッチ |
ノーパンクタイヤ装着 | |
耐パンクタイヤ | |
補助速度範囲 | 不明 |
付属品 | カゴ、スタンド、泥除け、馬蹄錠、ワイヤー錠 |
自動点灯ライト付き | 不明 |
オプション | リヤチャイルドシート |
泥除け付き | |
ドレスガード付き | |
装備品 | 不明 |
モーター | センターモーター |
BAAマーク | |
走行距離50km以上 | |
ブレーキ付き | |
キャリア付き | |
回生ブレーキ付き | |
スイング角 | 不明 |
スイング軸高さ | 不明 |
発進時の加速感 | 中 |
グリップの素材 | 不明 |
フロントサスペンション付き | 不明 |
リアサスペンション付き | 不明 |
公道走行可能 | 不明 |
ペダル1回転で進む最大距離 | 不明 |
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