よく切れる「包丁」を使うと、食材の組織を壊さずに切れるため、鮮度やうま味を逃さず料理がよりおいしくなります。しかし、その種類や特徴は千差万別。一般的な三徳包丁のほか、牛刀包丁・ペティナイフ・菜切り包丁など食材や料理に合わせて選べます。最近はニトリ・グローバル・藤次郎や貝印などさまざまなメーカーから販売されており、いざ購入するとなるとどれがよいのか迷いますよね。
そこで今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の包丁のなかから、おすすめの商品や人気の商品をランキング形式でご紹介します。
果たしてどの商品がマイベストが選ぶ最強のベストバイ商品なのでしょうか?包丁の選び方のポイントも説明しているので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。
辻調理師専門学校日本料理講師、堺包丁研ぎ師のキャリアを経て、現在は「人生に切る喜びを」をテーマに世界中に刃物の魅力を伝えるコンテンツ制作をしている。自身のYouTubeチャンネルでは、包丁の扱い方や全国の包丁職人潜入取材などを行う。元日本料理講師の経歴から、料理動画クリエイターとしても活動中。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
目次
いい包丁を使うメリットは、調理の効率や仕上がりの質が格段にアップする点です。切れ味がよいことで調理がスムーズに進み、時短につながります。
食材の細胞を壊さずに美しく切れるため、断面が変色しにくく鮮度が長持ちするでしょう。たとえば、色の変わりやすいりんごも変色しにくくなるほか、大根や葉物野菜などは冷蔵庫で1週間ほど鮮度を保てるケースもあります。
また、にんじんのようにアクが出やすい野菜は、切れ味が悪い包丁で切ると独特のくさみや苦味が強くなりがちです。一方、いい包丁を使えばアクが少なく、素材本来のやさしい甘みが感じられるでしょう。
包丁を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
最初の1本として購入するなら、三徳包丁または牛刀包丁を選ぶとよいでしょう。どちらもさまざまな食材に対して使える万能な包丁です。
三徳包丁は刃渡り18cmが定番サイズで、肉・魚・野菜をまんべんなく切れるバランスのよさが魅力です。幅広い食材に対応できるため、料理初心者のメインの包丁としても人気です。
大きめの食材も一太刀で切りたい人には、牛刀包丁もおすすめ。三徳包丁に比べて刃渡りが長いことが特徴です。一太刀で切れる範囲が大きいので、三徳包丁では切りづらいブロック肉を切るときや白菜・かぼちゃなどの大きな食材を切るときにも使いやすいでしょう。
三徳包丁と牛刀包丁は刃渡りが異なるだけで用途は同じといえます。刃渡りが長いぶん、牛刀包丁の方がより効率よく切れるところも魅力です。さまざまな料理に挑戦したいなら、汎用性の高い牛刀包丁を選択肢に入れるのもおすすめですよ。
料理のクオリティを追求するなら、食材に合わせた専用包丁を選びましょう。ペティナイフは果物ナイフとも呼ばれ、刃渡りが短く、小回りが効く点が特徴です。サブの包丁として持っておくと三徳包丁や牛刀包丁では切りづらい小さい野菜や果物を切るのに重宝しますよ。
野菜の下ごしらえをする機会が多い人には、菜切り包丁がぴったり。刃がまっすぐなので、桂むきなどの作業がしやすいうえ、葉物野菜を刻むときにも使い勝手がよいことが魅力です。
魚をさばくなら出刃包丁がおすすめです。硬い骨を断ち切れる厚みと重さが特徴。自宅で魚をさばくことが多いなら持っておくとよいでしょう。刃が分厚いため、野菜のカットなど普通の包丁のように使用することは難しい点には注意してくださいね。
生魚の調理には刺身包丁が適しています。刃が薄く食材の組織を崩しにくいので、鮮度を保ちながら切れる点がメリットです。刺身を柵で購入する機会が多く、クオリティにこだわりたい人は選択肢に入れましょう。
包丁選びに迷ったときは、メーカー・ブランドごとの特徴を参考に選ぶこともおすすめです。各ブランドには素材・デザイン・使い心地などに独自のこだわりがあり、自分の調理スタイルに合った1本が見つかりやすいでしょう。ここでは、貝印・グローバル・藤次郎を紹介します。
日常使いしやすい包丁がほしいなら、貝印をチェックしましょう。貝印は、家庭用包丁でトップシェアを誇る総合刃物メーカーです。刃材にはオールステンレスを採用したモデルが多く、サビに強い点がメリット。手間をかけずに長く使える包丁がそろっています。
ホームセンターや大型スーパーで手に入る「関孫六」のほか、高級路線の「旬」やシンプルで使いやすい「SELECT100®」といったブランドも展開。とくに大衆向けの「関孫六」シリーズは種類が豊富であるため、用途や使い方に合わせて選びやすいでしょう。
長く愛用できる包丁がほしいなら、GLOBAL(グローバル)がおすすめです。新潟県燕市の吉田金属工業が製造しているグローバルは、オールステンレスにこだわった刃物ブランド。オールステンレスの刃と一体化した柄は、サビにくく丈夫で長持ちする点がメリットです。刃にはモリブデンステンレス鋼を採用しているものが多く、切れ味の持続性にも優れています。
また、軽量さとデザイン性を兼ね備えている点も魅力です。見た目の美しさに加え、手に取ったときのフィット感や使い心地のよさにも優れており、料理のモチベーションが自然と高まるでしょう。
切れ味にこだわりたい人には、藤次郎が選択肢になります。藤次郎は、日本国内では数少ない包丁の一貫製造を行うメーカーです。刃材にはVG10やSG2といった高性能な複合鋼を使用しており、高硬度を実現。鋭さと丈夫さを両立した切れ味が魅力といえます。
藤次郎の包丁は、金属板から金型で打ち抜いて成形を行う抜き刃物の技術で製造されているところが特徴です。すべての工程において職人のこだわりが詰まっているうえ、見た目の高級感も兼ね備えています。家庭用からプロ仕様まで幅広く取り揃えているので、お気に入りの1本を見つけやすいでしょう。
重量 | 154g |
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刃の素材 | ステンレス鋼 |
オールステンレス | |
柄の形状 | 丸み・カーブあり |
良い
気になる
「プレシジョン 三徳ナイフ」は、T-fal(ティファール)の家庭向け包丁シリーズに位置づけられる1本。扱いやすさに配慮された設計で、毎日の調理を快適にしたい人におすすめです。
実際に使用したモニターから「鶏肉もトマトもスッと切れる」「力を入れなくても食材に刃が入る」との声が挙がっており、切れ味のよさは好評。握りやすい柄と適度な重さにより、「長時間使っても疲れにくい」という声も挙がりました。にんじんのような硬い野菜でも手に負担をかけず、スムーズに切り進められるところが魅力です。
柄と刃の接合部がなめらかにつながった構造で、食洗機対応という点もうれしいポイント。手入れの手間が少なく、調理後もスムーズに洗えるため、清潔に保ちたい人にとっても安心でしょう。
切れ味のよさと手入れのしやすさを兼ね備えた、実用性に優れた商品です。
全長 | 29cm |
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柄の素材 | ステンレス鋼 |
口金付き | |
メンテナンスサービスあり |
重量 | 150g |
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刃の素材 | モリブデンバナジウム鋼 |
オールステンレス | |
柄の形状 | 丸み・カーブあり |
良い
気になる
マサヒロの「正広作MV-S 三徳型」は、料理の相棒として長く使用したい人におすすめです。刃には、サビにくく切れ味の持続性が高いモリブデンバナジウム鋼を採用。検証では新品だけではなく、経年劣化を再現した状態でもスパッと鮮やかな切れ味を発揮しました。
新品の切れ味を試したモニターからは「トマトをつぶさずになめらかに切れた」「鶏肉の皮も難なく切れる」と好印象。力を入れなくても食材にスッと刃が入るので、ストレスを感じにくいでしょう。切れ味は落ちにくく、経年劣化を再現したあとも、鶏もも肉・トマトともに引っかかることなく切れました。
柄の形状が手にフィットしやすく、切り進めやすい点もメリット。モニターからは「グリップ感があるので指が滑りにくい」という声が挙がっています。力加減もコントロールしやすく、にんじんのような硬い野菜もトントンとスムーズにカットできました。
食洗機には対応していませんが、手入れしやすいのもうれしいポイント。刃と柄が繋がっているオールステンレス製で、継ぎ目の汚れを気にする必要がありません。切れ味のよさと使いやすさを両立し、料理好きの人にも自信を持っておすすめできるベストバイ三徳包丁です。
全長 | 29.8cm |
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柄の素材 | ステンレス |
口金付き | |
メンテナンスサービスあり |
重量 | 155g |
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刃の素材 | モリブデン鋼 |
オールステンレス | |
柄の形状 | 丸み・カーブあり |
良い
気になる
日本の老舗包丁メーカー・ミソノ刃物が手がける「MISONO モリブデン鋼 三徳庖丁」は、家庭用からプロまで幅広く対応する汎用的なモデルです。錆びにくく扱いやすいモリブデン鋼を使用しており、日常使いに適した三徳包丁として展開されています。
力を入れなくてもスッと刃が入る切れ味のよさが魅力で、モニターからは「摩耗後の包丁も新品時と変わらない切れ味だった」という声が挙がりました。長く使っても切れ味が落ちにくく、食材への刃の入りがスムーズで切り進めやすいところはうれしいポイントです。
一方で、食洗機に対応していないことはネック。口金付きなので刃と柄の継ぎ目に汚れが溜まりにくい構造ではあるものの、手洗いが必須となるでしょう。
切れ味の持続しやすさが魅力の本商品。毎日使用してもスムーズに切り続けられる包丁がほしい人は検討してみてください。
全長 | 30cm |
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柄の素材 | 木 |
口金付き | |
メンテナンスサービスあり |
刃材は高度のステンレス刃物鋼、合わせ材は研ぎやすいステンレス材を採用することで切れ味と研ぎやすさを実現。耐熱性に優れた樹脂柄のため、食器洗浄機や食器乾燥器に使用可能。右利き・左利き兼用なので、どちらの利き手の人でも使用できます。
刃渡り | 16.5cm |
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重量 | 138.0g |
刃の素材 | ステンレス |
柄の素材 | ナイロン、ポリプロピレン |
食洗機対応 |
包丁は縁起のよい贈り物として、多くの人に喜ばれるアイテムです。厄を断ち切る・未来を切り開くといった前向きな意味を持つことから、結婚祝い・新生活のスタート・料理好きな人へのプレゼントにぴったりといえるでしょう。
贈る相手に合わせて素材や種類を選ぶことで、より実用的かつ心のこもったギフトになります。たとえば本格的な料理を楽しむ人には高品質な鋼の包丁、扱いやすさ重視ならステンレス製などがおすすめです。なかでもダマスカス包丁は波紋模様と高級感のある見た目が美しく、贈り物としても喜ばれやすいでしょう。
贈り物としても人気の包丁ですが、地域によっては縁を切ることを連想させるため贈り物に適さないと考える人もいることには留意してください。とはいえ、贈る相手の価値観や文化的背景に配慮して選べば、喜ばれる贈り物のひとつ。日々の暮らしを彩る、実用的なギフトになるでしょう。
包丁の切れ味が悪くなってきたと感じたら、砥石を使って刃先を研ぐことがおすすめです。以下のポイントをおさえて、定期的なお手入れをしましょう。
砥石を使うハードルが高いと感じる人は、包丁研ぎ器を使って研いでもよいでしょう。数回研ぎ部に刃を通すだけで、切れ味を復活させられるので手軽さを重視したい人におすすめです。砥石と包丁研ぎ器のおすすめ商品は以下のコンテンツをチェックしてくださいね。
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