耐摩耗性に優れたVG10ステンレスを高品質ステンレスで挟み込んで作られたISSIKI ダマスカス 三徳包丁 VG10。インターネット上では、「切るのが楽しくなるほど切れ味がよい」「手へのフィット感がよく程よい重さが使いやすい」と高評価の口コミを見かけますが、実際のところどうなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のヴェルダンや関孫六などの三徳包丁とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行っているので、三徳包丁選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
ISSIKI ダマスカス 三徳包丁 VG10は、切れ味のよさも手へのフィット感も譲れない人におすすめです。実際に食材を切ったところ「鶏皮にスムーズに刃が入り、トマトもつぶれにくい」との声が。比較したうちセラミック製の包丁には、刃が入りにくく繊維が断ち切れないものもありましたが、ステンレス製のこちらは口コミどおり切れ味のよさは良好です。
にんじんを半月切りにし力の入れやすさや重さを検証すると「カーブが手に馴染み持ちやすい」とモニターからも好評です。また包丁自体が軽すぎるものは刃に力がこめにくい傾向がありましたが、こちらは包丁の重みで切り進めやすく、インターネット上に手へのフィット感や重さを評価する声がありましたが、口コミどおりの結果といえます。
切れ味の持続性も問題ありません。3,000回刃を叩きつけた後に食材を切ると「刃を入れると少し抵抗感がある」との声がありましたが、極端に切れ味が落ちることはありませんでした。ステンレス製のなかでもダマスカス包丁は切れ味の持続性が高い傾向がありましたが、こちらもその傾向どおりです。
しかし、手入れのしやすさはいまひとつ。比較したなかでは、貝印の関孫六 匠創などは柄と刃が一体化し接続部に汚れがたまらない形状でしたが、こちらは口金はあるものの一体化しておらず汚れの付着には注意が必要です。また食洗器が使えないので、手洗いが必要なのも惜しいところですね。
とはいえ、切れ味や持ちやすさ、食材の切り進めやすさは申し分なく、手入れの手間がさほど気にならない人にはおすすめの商品です。三徳包丁選びに迷った際は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
包丁の生産から販売までを一貫して手掛けるISSIKI。日本だけでなく、世界へ高品質な包丁を販売しています。
今回ご紹介するのは、そんなISSIKIのダマスカス 三徳包丁 VG10。67層もの鋼素材を重ね加工したその包丁表面には、ダマスカス模様とよばれる特徴的な模様が浮かび上がります。
今回は、ISSIKI ダマスカス 三徳包丁 VG10を含む三徳包丁13商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
メーカーの謳い文句や口コミどおりの商品なのか確かめるため、各商品の仕様を確かめたり、実際に食材を切って検証しました。
ISSIKI ダマスカス 三徳包丁 VG10のメリットは以下の3つです。
鶏もも肉とトマトを実際に切って、刃の入りやすさなど切れ味を検証しました。
結果、モニターからは「切っていてストレスがない」「トマトは身も崩れることなくきれいに切れた」というポジティブな意見が寄せられました。
比較したなかには、繊維が断ち切れず切るのにストレスがたまるものもありましたが、こちらは切れ味のよいVG10ステンレスがメインに使われ、口コミどおりの切れ味のよさを発揮しました。
<切れ味についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
かたいにんじんを半月切りにし、刃に力をこめやすいか、重さは程よく手に負担がないかを検証しました。
モニターからは「包丁の重さで安定感がある」と好評。下村工業の三徳包丁のように、包丁自体が軽く力をこめづらくかえって手に負担がかかるものもあるなか、こちらは230gの重さで刃が入りやすく負担をあまり感じません。
また、「丸みがあり太めの柄が持ちやすい」との声が。口コミに手へのフィット感を評価する声がありましたが、その形状ゆえに、口コミ同様握りやすさも高評価です。
<切り進めやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
3,000回刃を叩きつけた包丁で食材を切り、切れ味の持続性を検証しました。
その結果、切りはじめはやや抵抗を感じますが極端に切れ味が落ちることはありません。モニターからも「皮の抵抗感はあったが、身に到達してからはスーッと刃が入る」と好評です。
比較したなかには、切れ味が落ちのこぎりのように刃を進める必要のあるものもありましたが、こちらは耐摩耗性が高いと謳うVG10ステンレスを使っており、切れ味の持続性は高評価です。
包丁の柄と刃が一体化し隙間がないか、食洗器に対応しているかという観点で手入れのしやすさを検証しました。
結果、手入れのしやすさはいまひとつです。貝印の関孫六 匠創などのように、なかにはオールステンレスで錆びにくく接続部に汚れがたまらずお手入れが楽なものもありました。しかしこちらは、刃と柄が一体化しておらず、接続部の隙間に汚れがたまる可能性があります。
さらに食洗器が使えないのも、惜しいポイント。すべての洗い物を食洗器で済ませたい人には不向きな商品です。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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汚れがたまりにくく、さびにくい、手入れの簡単さを優先したい人には、貝印の関孫六 匠創がおすすめです。
包丁の柄と刃は一体化しており隙間がなく、汚れがたまる心配もありません。素材は錆びにくいオールステンレス製、さらに食洗器対応なので、洗い物の手間を最小限に抑えられるのもうれしいですね。
代表的な包丁である、三徳包丁・牛刀・ペティナイフにはどのような違いがあるのでしょうか。
三徳包丁は肉・魚・野菜など食材問わず、多用途に使えるのが特徴。ほかの包丁に比べ、汎用性が高く使用するシーンを選ばないのが魅力です。
牛刀は三徳包丁に比べ刃渡りが長く刃先も鋭角になっているため、大きめの肉や魚を切るのに向いています。さらに、まな板に刃先をつけたまま切る押し切りにも適していますよ。
一方、ペティナイフはほかの2つに比べサイズが小さめ。小さい食材のカットや皮むきなどに適しており、通常使いの包丁にプラスして便利な包丁がほしい人にピッタリです。
三徳包丁を砥石で研ぐ際は、以下の点に注意しましょう。正しい研ぎ方で包丁を研ぐことで切れ味も戻り食材を切りやすくなりますよ。
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