スタジオクオリティのサウンドが楽しめると評判の、beyerdynamic(ベイヤーダイナミック) MMX150。インターネット上のレビューには「指向性に優れた音質でゲームにぴったり」「音楽再生にもよい」など高評価のコメントが見られる一方、「イヤーカップが浅くて締めつけられる」「耳の周りが痛くなる」といった気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、beyerdynamic MMX150を含むゲーミングヘッドセット全39商品を実際に使ってみて、音の定位感・マイクの性能・音質・装着感を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
タレント「ヤマグチクエスト」として活動していたゲーム芸人。2021年にマイベスト入社後、ゲーミングデバイスの専門ガイドを担当し、250を超えるゲーミングデバイスを実際に比較検証。幼少期からゲームをプレイしている生粋のゲーマーで、現在までに500タイトル以上のゲームをプレイしている。 明治大学経営学部を卒業後、プロダクション人力舎でゲーム芸人ヤマグチクエストとして活動し、準レギュラーとして出演したテレビ東京のゲーム番組「勇者ああああ」では豊富なゲーム知識を生かしたゲームソフトのプレゼンで話題を集めた。 YouTube動画企画「ゲームさんぽ」やKONAMI主催イベント「パワプロチャンピオンシップス2017」など、様々なメディアにも出演経験あり。 マイべストではデバイスの知識とこれまでのゲームプレイの経験をもとに、ゲーマーに寄り添った記事制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
beyerdynamic MMX150は、FPS・TPSゲームをよくプレイする人や、音楽・映画鑑賞にも使いたい人におすすめです。実際に「Apex Legends」をプレイしてみると、左右・前後・上下の音をしっかり判別でき、足音などの細かな音まで正確に再現。マイク音声もクリアでノイズが少なく、チャットも快適に行えました。
音質も非常にハイレベルで、ゲーム・音楽・映画のどれも満足できる高解像度。キレのある中高音域と力強い低音のバランスが取れているうえ、音空間が広がっていくような立体感も楽しめました。ナレーションやボーカルの歌声もとてもクリア。大音量にしても、ゲーム中の細かな音がつぶれないのも利点です。
耳周りのクッションも、厚くて柔らかく肌触りは良好。ただしサイズがやや小さめなので、人によっては違和感を覚える可能性があります。長時間プレイする場合は、ほどよく休憩を入れながら使うのがよいでしょう。
価格は2~3万円で販売されていることが多く、若干高い印象です。とはいえ、ゲームにも音楽鑑賞にも申し分ない音質を考慮すると、コスパは良好。音質にとことんこだわりたい、ゲームの世界にどっぷり浸りたいと考えているなら、ぜひ検討してみてくださいね。
beyerdynamicは、約100年の歴史を誇るドイツのオーディオ機器メーカー。1937年に世界ではじめてダイヤミックヘッドホンを開発したことでも知られています。
今回ご紹介するのは、2022年3月に発売されたUSB接続対応のMMX150。チューニングは専門音響エンジニアが行い、スタジオ品質のクリアなサウンドを楽しめると謳われています。
高解像度な音質を目指し、ドライバーには直径40mm型を搭載。正確なサウンドローカライゼーションにより、FPSゲームではさまざまな場面で素早い聞き分けが可能になるでしょう。
臨場感あふれるサウンドも期待でき、RPGではより深くゲームの世界に没入できますよ。
脱着式のMeta Voiceマイクも注目ポイント。キーボードのカチャカチャ音やマウスのクリック音などを最小限に抑え、相手に自然な音声を伝えます。ボイスチャットでのチーム内コミュニケーションもとりやすいですよ。
また、本体にボリュームダイヤルを搭載しているのも特徴です。直感的な操作で音量調整できるので、ゲームの集中力を妨げません。マイク用のミュートボタンがあるのも便利なポイントです。
装着感にもこだわり、イヤーパッドには人工皮革で包んだ低反発の形状記憶クッションを採用。バヨネットメカニズムにより、スムーズに交換できるよう設計されているのも利点です。
ケーブルの長さは、3.5mm4極ジャックが1.2mで、USBが2.4m。本体重量は304gです。
今回は、beyerdynamic MMX150を含むゲーミングヘッドセット全39商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:音の定位感
検証②:マイクの性能
検証③:音質
検証④:装着感
はじめに、音の定位感を検証します。
普段からFPS・TPSゲームをプレイするゲーマー5人がモニターとして参加。「Apex Legends」をプレイし、足音や銃声の距離と方向を正確に聞き分けられるかを確認しました。
なお、サラウンド機能が搭載されている商品は機能をオンにしています。
音の定位感は、今回検証したほかの商品と比べても優秀です。
方向に関しては、前後左右に加えて、上下の音までしっかり聞き分けられたのが好印象。モニターからは「音の方向が明確にわかる」「真下と真上の違いがかなりはっきりしている」など満足する声が多く聞かれました。
一部「後方斜めがやや弱い」との意見もありますが、プレイに影響するほどではないでしょう。
距離感も非常に優秀で、各方向のきめ細かな音や、遠くの小さな音までしっかりキャッチできました。モニターからは、「遠くの音との距離がどれくらいなのかまで把握できた」「音量次第ではかなり遠くまで把握できそう」との声もあがっています。
一部「8mくらいまでの距離感はつかみやすいが、遠いとわかりにくい」とのコメントもありましたが、FPS・TPSゲームをプレイするには十分なクオリティです。
次に、マイクの性能を検証します。
ここでは「Apex Legends」のパーティーチャットを使用。話し手はすぐ近くでノイズを流しながら会話し、聞き手はそのノイズが聞こえるかや、話し手の音声が聞き取りやすいかをチェックしました。
クリアな音質でノイズが少なく、マイク性能も良好。ミュート機能もあるので、不要なときにオフにできるのも便利です。
これならゲーム中でもチャットの音声が聞き取りやすく、友達と快適にプレイできるでしょう。
続いて、音質の検証を行います。
オーディオビジュアル機器の専門家である折原一也さんに協力を依頼し、以下の楽曲と映像を再生。高音・中音・低音・迫力・解像度・立体感の6項目について、細かくチェックしました。
<楽曲>
<映像>
音質は、今回検証した全商品のなかでもトップクラスです。中~高域にはキレがあり、低音は引き締まってパワフルかつダイナミック。すべての音域が絶妙に調和して、美しく響き渡りました。
ボーカルは男女問わずクリアに響き、楽器の音はナチュラルで空間の広がりも十分。専門家からは「音を細かく分離できており、個々のサウンドの質感まで描き出せている」など、絶賛の声が目立ちました。
ゲームPVでは、とくに前後方向の距離感の再現率がかなりハイレベル。足音のような細かな音まで拾い、大音量でもつぶれずほぼパーフェクトに表現できていました。
映画のBGMは圧倒的なスケールで、映画館に匹敵する水準。声優の声がくっきりしているうえ、ニュアンスまで感じられるほどです。
ゲーム・音楽・映画のどれも高音質で、音質重視の人にうってつけといえるでしょう。
最後は、装着感の検証です。
mybest3人が商品を実際に装着し、装着感や蒸れにくさを確認しました。頭を振った際のずれやすさや、重さ・フィット感・圧迫感などに着目して評価しています。
つけ心地は、モニターによって意見が分かれる結果に。耳周りのクッションは、「耳全体を覆うのでゲームに集中できる」「クッションが厚く、痛みや違和感はない」など、肌触りのよさや柔らかさが好評です。
ただ「圧迫感がある」「もっとやさしく包んでほしい」など、側圧がやや強いと感じた人もいました。
頭周りについては、「少し小さめ」「頭の頂点の部分が痛くなる」とのコメントがやや多めです。
「しっかり広がってきついとは感じなかった」との声もありましたが、締めつけ感があり、使っているうちに疲れてしまう可能性があるでしょう。長時間プレイする際は、ほどよく休憩を入れると快適に使い続けられそうです。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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最後に、ほかの魅力的な商品をご紹介します。
頭の大きさに合わせやすいものをお探しなら、CORSAIRのヘッドセットがおすすめ。サイズ調整がしやすく、頭と耳周りがホールドされて安定感があるのがメリットです。定位感にも優れ、8方向の音がクリアに聞こえて移動音もなめらか。マイクも明瞭なので、チーム戦でも使いやすいですよ。
EPOSのH3 Hybridは、包み込まれるようなつけ心地が魅力です。耳周りのクッションはほどよい厚みと柔らかさがあり、耳全体にやさしくフィット。前後・左右・斜め方向を判別しやすく、距離感がつかみやすいのもメリットです。遠くの足音もしっかり拾うので、FPS・TPSゲームでも活躍します。
ドライバーユニットの直径 | 50mm |
---|---|
タイプ | 両耳タイプ |
連続再生時間 | |
形状 | オーバーヘッド型 |
インピーダンス | 32Ω |
形状タイプ | 密閉タイプ |
幅 | 不明 |
奥行 | 不明 |
最低再生周波数 | 20Hz |
音量調節機能 | |
連続使用時間 | 不明 |
Bluetooth規格 | 不明 |
高さ | 不明 |
手元ミュート対応 | |
ミックスアンプ対応 | 不明 |
バーチャルサラウンド対応 | |
重量 | 430g |
ケーブル長 | 1.8m |
接続方法 | 有線 |
イコライザー機能 | 不明 |
Bluetoothバージョン | 不明 |
接続端子 | USB |
連続通話時間 | |
連続稼働時間 | |
充電時間 | |
防水機能 | |
防水性能 | 不明 |
指向性 | 単一指向性 |
再生周波数帯域 | 20~20000Hz |
構造 | 密閉タイプ |
最大再生周波数 | 20〜20000Hz |
サラウンド機能 | |
ノイズキャンセリング機能 | |
ノイズキャンセリングマイク搭載 | 不明 |
マルチペアリング | 不明 |
NFC機能 | 不明 |
ミュート操作可能 | |
音量調節可能 | |
ブームマイクの調整可能 | 不明 |
バンド調整可能 | 不明 |
リモコン付き | |
付属品 | Quick Start Guide、Warranty Card |
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