ロジクール G335の口コミ・評判は？実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー！

FPS・TPSゲーマー10人がゲームやアニメの音声を再生したところ、低音が軽く聴こえ、迫力が物足りない結果に。「爆発シーンや動物のうめき声などに迫力が感じられない」「音が平らに聴こえる」との声が多数あがりました。ゲームの世界にのめり込むような没入感を得たい人には物足りないといえます。

中・高音域のセリフやメロディーも、おおむねクリアに聴こえたものの細かなディテールまでは再現しきれず。モニターからは「表現の幅に限界がある」といった指摘もあり、繊細な音まで再現できた上位商品には届きませんでした。ゲームの世界で鳴っている音を忠実に捉えたい人には向かないでしょう。

以下では低音・中音・高音に対するモニターコメントをそれぞれまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

＜低音・中音・高音についてのモニターコメント＞

1. 「ベース楽器の音が薄く、全体の支えとしては物足りない」
2. 「厚みがかなり薄く、爆発シーンや動物のうめき声などに迫力が感じられず、映像を見ていても引き込まれない」
3. 「女性のヴォーカルの歌声は聴き取りやすいが、声の抑揚や伸びなど細かいところまでは再現されていない」
4. 「音質に問題はないが、インパクトのあるメロディーのときは音が薄いと感じた」
5. 「高音が少し割れている。表現の幅に限界があり、実際の音楽・効果音よりも数段レベルが落ちているように感じた」

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臨場感・解像度に対しても不満に感じるコメントが寄せられました。音の厚み・広がりが弱く、モニターから「空間をあまり感じられない」との指摘が。耳元へ直接スピーカーを近づけられているような聴こえ方に感じた人もおり、長時間ゲームをしていると疲れを感じる可能性があります。

全体を通して個々の音はおおむねクリアに聴こえるものの、音が重なる部分でぼやけるのも気になりました。比較したなかにはダイナミックな迫力を感じられるものもあるなか、ゲーム目的であればもう少し映像への入り込みやすさがほしいところです。

以下では解像度・臨場感に対するモニターコメントをそれぞれまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

＜解像度・臨場感についてのモニターコメント＞

1. 「全体的に音の厚みは弱めであり、迫力が感じられない。映像を見ていてもあまり引き込まれることもなく、ヘッドホンで聴いている感じがしない」
2. 「うるさく、スピーカーを近づけられているみたい。全体的に音も横に平べったい印象」
3. 「音に迫力はないが、一音一音は比較的細かく表現されている感じはある」
4. 「各楽器の音はそれぞれの音が聴こえてきたが、自然な音の表現は若干物足りなさもあり、もう少し音の輪郭の細かいところまで表現されているとよかった」

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FPS・TPSゲームでとくに重要な音の方向・距離感といった定位感も、ややわかりにくい印象です。左右の音はおおむね聴き分けられるものの、モニターから「前後や斜めの方向が掴みにくい」との声が多くあがりました。斜め方向の音を把握できずに、敵が急に左右に現れるような感覚を感じたモニターもおり、位置を把握しにくい可能性があります。

距離感についても「実際よりも近くに音を感じてしまう」「20m以上離れると違いがわかりにくかった」とモニターの評価はいまひとつ。足音やスキルの音など、敵に関する情報の把握しやすさはゲームの勝率に大きく関わるため、本商品はFPS・TPSゲーマーには不向きといえます。

比較したなかには斜め方向まで足音を把握しやすく、銃声の遠さの違いがわかるほど定位感に優れているものもありました。勝ちにこだわりたいならそのような商品をチェックしてくださいね。

以下では定位感に対するモニターコメントをそれぞれまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

＜定位感についてのモニターコメント＞

1. 「斜めと横方向に若干の違いがあるのはわかるが、よく耳を澄ませないと具体的な方向を察知しづらい」
2. 「前後と斜めの差がなく、敵の位置を把握しにくい」
3. 「空間が掴みづらく、距離感が音量頼りに感じた」
4. 「近くの距離感はわかりやすく、左右への流れも把握できた。一方、離れていくと距離感が正確に掴めず、実際よりも近くに音を感じてしまう」
5. 「20～60mまで音の差が同じに聴こえたため、いまいち違いがわかりにくかった」

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ロジクールの専用ソフトウェア「Ghub」に対応しておらず、カスタマイズ性もいまひとつ。比較したほとんどの商品にはソフトウェアがつき、イコライザーやノイズキャンセリングの強度などの調整が可能でしたが、本商品はどれも対応していません。

なかには疑似的にスピーカーを増設できるバーチャルサラウンドに対応し、包み込まれる感覚がある音を楽しめるものもあるなか、音にこだわる人には物足りないでしょう。

マイク性能の評価も伸び悩みました。音声自体はクリアに聴こえるものの、ノイズキャンセリング機能が備わっておらず、ノイズとして使用したエアコンの稼動音はほとんど抑制されない結果に。モニター全員から「サーっとしたノイズが常に流れていて気になった」とのコメントが寄せられています。

比較したなかにはしっかりノイズをカットできている商品もあったのに対し、ボイスチャットをする際には別途マイクを用意したほうがよいでしょう。

＜マイクのノイキャン性能についてのモニターコメント＞

1. 「音声自体はクリアに聴こえるが、ザーッというノイズがずっと鳴り続けていて気になる」
2. 「ノイズは常に入っている状態なので気になる」
3. 「ノイズが抑制されている気がしない。声とノイズがほとんど同じ音量で入ってくる」
4. 「ずっとノイズが入っている。音声に被さるほどではないが、カットできている感じがしない」

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長時間プレイするのに必要なヘッドセットの装着感は良好です。イヤーカップは耳にすっぽりはまる形状で、ほどよく柔らか。比較した商品にはレザー素材のものもありましたが、こちらはメッシュ素材が使われており、長時間でも蒸れにくいのがよい点です。

側圧も少なめで、締めつけるような窮屈感も気にならないレベル。モニターからは「頭が縛りつけられる感覚がない」「全体的に軽めで、頭の疲れや痛みもなかった」と好評でした。

一方、バンドの小ささを指摘したモニターも。調節も2段階のみのため、どちらかというと頭が小さい人のほうが使いやすいでしょう。

＜装着感についてのモニターコメント＞

1. 「耳を包み込むようなちょうどよいイヤーカップだった」
2. 「耳にすっぽりと入るので、落ちる感じもない。布地で肌当たりがよく、ずっとつけていられる感覚であった」
3. 「蒸れにくく風通しのいい軽めの素材。耳が蒸れることはなかった。かなり柔らかめなので、終始快適に装着できた」
4. 「バンドの締めつけもちょうどよく、頭もきつい感じがしない」
5. 「締めつけは強くないうえ、ズレにくい」

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