デザイン性と機能性の高さが売りの、ロジクール LIGHTSPEEDワイヤレスRGBゲーミングヘッドセット G733。「FPSゲームで敵の位置を的確に把握できる」と評判です。しかし、「マイクがこもって聞こえる」「音質が高くて耳が痛くなる」など気になる口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のゲーミングヘッドセットとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ゲーミングヘッドセット選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
タレント「ヤマグチクエスト」として活動していたゲーム芸人。2021年にマイベスト入社後、ゲーミングデバイスの専門ガイドを担当し、250を超えるゲーミングデバイスを実際に比較検証。幼少期からゲームをプレイしている生粋のゲーマーで、現在までに500タイトル以上のゲームをプレイしている。 明治大学経営学部を卒業後、プロダクション人力舎でゲーム芸人ヤマグチクエストとして活動し、準レギュラーとして出演したテレビ東京のゲーム番組「勇者ああああ」では豊富なゲーム知識を生かしたゲームソフトのプレゼンで話題を集めた。 YouTube動画企画「ゲームさんぽ」やKONAMI主催イベント「パワプロチャンピオンシップス2017」など、様々なメディアにも出演経験あり。 マイべストではデバイスの知識とこれまでのゲームプレイの経験をもとに、ゲーマーに寄り添った記事制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ロジクール LIGHTSPEEDワイヤレスRGBゲーミングヘッドセット G733は、優れた定位感やカスタマイズ性が魅力です。商品を試したFPS・TPSゲーマーの5人中4人が、方向のわかりやすさに「満足」と回答。比較したなかには音ではある程度の場所しかわからない商品があったのに対し、前後左右の音を聞き分けられます。離れた音はややわかりにくいのが惜しい点ですが、近距離なら素早く敵を察知できるでしょう。
「G HUBソフトウェア」が用意され、カスタマイズ性は高め。イコライザーに対応し、好みやゲームに合わせて音質を調節できます。加えて、比較したなかには非対応の商品もあったバーチャルサラウンドも搭載。「Blue Vo!ce」を利用すればマイクの音量調節ができ、声を変調させるプリセットも用意されています。
ゲーマーが商品で楽曲を聞いたところ、バランスが取れた音質も好評。高音・中音・低音のすべての音域で、強い不満を訴えるゲーマーはほとんどいませんでした。上位商品より迫力は控えめですが、音はクリアで臨場感も味わえます。セリフや銃声も聞きやすく、ゲームの世界に没入できるでしょう。高音もやさしい鳴り方で、「音質が高くて耳が痛くなる」という口コミほどの聞きづらさは感じませんでした。
本体は軽量かつフィット感が良好。比較した商品の多くが300gを越すなか、278gと首や頭に負担がかかりにくい重さです。イヤーカップも硬すぎず、ヘッドバンドの締め付けも適度。耳や頭の圧力を軽減しやすいでしょう。連続再生時間が約89時間のロングバッテリーも搭載され、「長時間のゲーミングセッションでも快適性が長続きする」と謳うのにも頷けます。
本体カラーは4種類から選べデザイン性も高めです。別売りでストラップが5種類用意されており、カスタマイズしておしゃれを楽しめます。ただし、「マイクがこもって聞こえる」との口コミどおり、マイクはノイズが入りやすく、性能はいまひとつ。「FPSゲームで敵の位置を的確に把握できる」との口コミに違わない定位感でFPS・TPSにぴったりですが、ボイスチャットをよく使うならほかの商品を検討しましょう。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にロジクール LIGHTSPEEDワイヤレスRGBゲーミングヘッドセット G733と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのゲーミングヘッドセットと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
ロジクール LIGHTSPEEDワイヤレスRGBゲーミングヘッドセット G733の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイのアイテムを見つけてみてくださいね!
今回ご紹介するのは、2023年5月にリニューアル発売されたロジクール LIGHTSPEEDワイヤレスRGBゲーミングヘッドセット G733です。軽量設計はそのままに、電池効率の向上により連続使用時間が旧型より大幅にアップ。フィット感も自慢で、「長時間のゲーミングセッションでも快適性が長続きする」と謳っています。
接続方法はUSBワイヤレスレシーバーで、コネクタの形状はType-Aです。付属のLIGHTSPEEDワイヤレスレシーバーをパソコンなどに挿すことで、ワイヤレスで利用できます。Bluetoothや有線接続には対応していないので、スマホで利用したい人は注意しましょう。
本体カラーは、ホワイト・ブラック・ブルー・ライラックの4種類。イヤーカップの前面はライン状に光ります。専用ソフトを利用すれば約1,680万色から選べ、光り方もカスタマイズが可能。プレイするゲームやほかのゲーミングデバイスと合わせるなど、自分らしいゲーム環境を演出できるでしょう。なお、保証期間は型番によって異なります。本体カラーがブラックの G733-BKrdは1年間の無償保証で、それ以外の型番は2年間の無償保証です。カラーを選ぶ際は、気をつけてくださいね。
販売元は、ゲーミングオーディオやゲーミングキーボード、ゲーミングマウスなど幅広いゲーミングギアを取り扱うロジクールG。世界中の数百のプロゲーマーやプロチームをスポンサーし、ゲームを最大限に楽しめる多くのギアを開発しています。
今回検証するロジクール LIGHTSPEEDワイヤレスRGBゲーミングヘッドセット G733とG535 との大きな違いは重さ。G733が278gなのに対し、G535は236gとより軽量なのが特徴です。
一方、G535の連続再生時間は最大33時間とG733の半分以下。接続方法は同じUSBワイヤレスレシーバーですが、接続範囲も12mと、G733の最長20mと比べると短めでした。本体の軽さを重視するならG535、使用時間や接続範囲が長い商品がほしいならG733がおすすめです。
今回はロジクール LIGHTSPEEDワイヤレスRGBゲーミングヘッドセット G733を含む、人気のゲーミングヘッドセットを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
専用ソフト「G HUBソフトウェア」が用意されており、カスタマイズ性に富んでいるのが魅力です。専用ソフトはWindows・mac OS両方でダウンロード可能。音質を好みやゲームに合わせて調節できる、一括調整のイコライザーも使用できます。
バーチャルサラウンドサウンド技術のDTS Headphone:X2.0も搭載。7つのスピーカーと1つのサブウーファーから鳴るような音を表現する技術です。比較したバーチャルサラウンドに非対応の商品より、あらゆる方向からの周囲音や環境音をリアルに体感しやすいでしょう。
ソフトウェアの「Blue Vo!ce」を利用すれば、マイクも様々な環境や使用方法に合わせて調節が可能です。比較したうち、対応していない商品もあったマイクの音量調節に対応。相手にクリアな音を届けるのに役立つマイクノイズキャンセリングも利用できます。配信向けやeスポーツ向け、ラジオ音などプリセットも用意されていました。
バランスの取れた音質もメリットです。実際にFPS・TPSゲーマーが商品で楽曲を聞いたところ、低音・中音・高音すべての音域で強い不満を訴える人はほとんどいませんでした。
低音は上位商品より迫力が控えめなものの、そのぶん音がクリアなのが利点。銃声にも気づきやすく、セリフもスッと頭に入ってきてゲーム世界に没入できるでしょう。
高音も高くなりすぎず、やさしい鳴り方です。比較した一部の商品のようにキンキンとした感じやうるささを指摘するモニターは少なく、「音質が高くて耳が痛くなる」という口コミほどではありませんでした。不快感が少なく心地よく聞け、長時間使用しても耳が疲れにくいといえます。
<低音・中音・高音についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
重なる音も聞き分けられ、音の解像度も良好。モニターからは「BGMと重なる部分もかき消されることなく、主役の音の乱れもない」という声があがりました。戦闘シーンなど音が複雑になるシーンでも分離感があり、聞きたい音を逃しにくいでしょう。
臨場感も十分です。上位商品のように音が迫りくるような感覚は得にくいものの、モニターから「音程に雑さがなく、とても臨場感が伝わる」という声があがっています。バランスがよい聞こえやすい音で、音を重視するFPS・TPSからストーリーを楽しむRPGなどにも向いている音質です。
<臨場感・解像度についてのモニターコメント>
コメントは一抜粋
定位感にも優れています。Apex Legendsの距離感・定位感のテスト動画を視聴したところ、FPS・TPSゲーマー5人中4人が方向のわかりやすさに「満足」と回答。比較したなかには音だけだとある程度の場所しかわからない商品がありましたが、こちらは「上下前後左右しっかり区別がつく」とモニターから好評です。
一方、距離が離れると音がややわかりにくくなるのは惜しい点。ゲーム内の自分の周囲0〜100mまでの足音や銃声を聞いたところ、「距離が離れていくと少しわかりづらい」と回答したモニターがいました。
とはいえ、近距離なら「FPSゲームで敵の位置を的確に把握できる」という口コミにも納得できる性能です。敵がいる方向を素早く察知し、ゲーム内で有利に動けるでしょう。
<定位感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
軽量かつフィットしやすい設計もポイント。本体の重量は278gと軽めです。比較した商品の半数近くが300gを越し、なかには本商品の2倍以上重い商品も。対して本商品は、首や頭に負担がかかりにくい重さといえます。
イヤーカップは硬すぎず復元力がある素材を採用。耳を圧迫しすぎずフィットするつくりです。商品を試したモニターのなかで、圧迫感を指摘した人は少なく、比較した一部商品のように痛みを訴える声はありませんでした。
二層の低反発ヘッドバンドの締めつけも丁度よく、頭のフィット感も良好。モニターから「軽めで長時間つけていても疲れなさそう」という声が寄せられました。一部小さいと感じたモニターもいましたが、「軽くサイズも丁度よい」というプラス声も多く寄せられています。
軽量で重さが負担になりにくく、耳や頭に圧力を軽減する工夫もされており、「長時間のゲーミングセッションでも快適性が長続きする」とうのにも納得の仕様です。長時間プレイを続けても邪魔になりにくく、ゲームに集中できるでしょう。
<装着感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
約89時間連続使用できる大容量バッテリーも注目したい点。比較したうちワイヤレスタイプの商品で本商品の半分も持たないのが7割以上(※2025年2月時点)もあり、群を抜く持ちのよさです。本商品は1日8時間使用しても1週間以上持つので、頻繁に充電する手間がありません。
ただし、約89時間利用できるのはイヤーカップにあるライトを消したときのみ。ライトをつけた場合は約36時間に減ります。ゲーミングデバイスらしい演出より連続再生時間を重視するなら、ライトオフして使用するのがおすすめです。
「マイクがこもって聞こえる」という口コミどおりノイズが乗りやすく、マイク性能はいまひとつ。エアコンの騒音を流がした環境下でFPS・TPSゲーマーが実際にマイクを使用してみると、10人中半数以上の人がノイズを感じました。
比較した商品に完全にノイズカットできたものは少なかったものの、なかには人の声以外ほとんど音が気にならないものも。対して本商品はノイズキャンセリング機能を備えているものの、ノイズがあまりカットされず、声が途切れ途切れになる場面もありました。雑音がある場所でクリアな音を届けるのは難しいでしょう。
さらに、ダミーヘッドマイクを用いて、ヘッドセットを経由した音声を専用のソフトウェアで測定。人の声の周波数帯がどれほどブーストされているか確認したところ、音量は40.8dBと小さめでした。比較したマイクを搭載した商品の平均約43.1dB(※2025年2月時点)と、高評価の基準値50dBを下回流結果に。ボイスチャットで円滑なチームの連携をしたい人は、静かな環境でゲームプレイする必要があるでしょう。
<マイクのノイズキャンセリング性能についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
バーチャルサラウンド対応 | |
---|---|
接続方法 | 無線(USB経由) |
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 40mm |
---|---|
連続再生時間 | 89時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | USB |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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値段は2025年2月時点で21,890円(※公式サイト参照)で、送料無料。30日間返品保証に対応し、商品が到着してから30日以内なら返品が可能です。ただし、公式サイトで購入できるのは、ブラックカラーのG733-BKr・G733-BKrdのみなので、注意してくださいね。
別売りでアクセサリーも販売されています。頭を支えるストラップは5種類と豊富に用意され、値段は2025年2月時点で1,540円(※公式サイト参照)です。気分や好みに合わせて着せ替えられます。
<ストラップのカラー展開>
ロジクール LIGHTSPEEDワイヤレスRGBゲーミングヘッドセット G733は、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど大手ECサイトでも取扱店舗がありました。公式サイトよりお得に購入できる店舗もあったので、複数の店舗を見比べてみてくださいね。
最後に、より音質を重視したい人におすすめな商品をご紹介します。
ゲームの世界観に没頭したいなら、SONYのINZONE H9がおすすめです。ゲーマーが試したところ、中音域と高音域がクリアで、細かな音まで忠実に再現。迫力や臨場感もあり、モニターから「環境音がリアル」という声があがっています。前後左右だけでなく、上下や斜めの音の違いもわかり、定位感も比較したなかでトップクラスです。
マイクにもこだわるなら、G PRO X 2 LIGHTSPEEDをチェック。マイクはノイズが入りやすいものの、静かな環境なら声をしっかりとブーストできるのが強みです。モニターから「体中に響くような低音に迫力を感じた」という声があがり、音質も申し分ありません。装着感も比較したなかでトップクラスでした。
バーチャルサラウンド対応 | |
---|---|
接続方法 | 無線(Bluetooth/USB:2.4GHz) |
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 40mm |
---|---|
連続再生時間 | 32時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | USB |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
ソニー INZONE H9の口コミ・評判は?実際に使ってみたよい点・気になる点を徹底レビュー!
バーチャルサラウンド対応 | |
---|---|
接続方法 | 有線、無線(Bluetooth、LIGHTSPEED) |
良い
気になる
ドライバーユニットの直径 | 50mm |
---|---|
連続再生時間 | 50時間 |
イコライザー機能 | |
接続端子 | ミニプラグ |
マイクノイズキャンセリング機能 | |
リモコン付き |
ロジクール G PRO X 2 LIGHTSPEED G-PHS-005WLBKの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
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