玄米焼酎のおすすめ人気ランキング【2025年】

「単式蒸留焼酎（乙類焼酎）」は、玄米本来の香ばしい香りや、風味を楽しみたい人におすすめです。1回ずつ蒸留を行うため、連続式蒸留に比べて時間がかかり値段は高めになりますが、しっかり焼酎そのものを味わえるのが魅力です。

単式蒸留には、原料由来の成分を多くを抽出することで、香りや風味豊かに仕上げる「常圧蒸留」と、低温で蒸留し雑味なくすっきり仕上げた「減圧蒸留」の2種類があります。芳醇な香りを楽しみたい人には常圧蒸留が、食中酒として飲みやすい焼酎を求める人には減圧蒸留が、それぞれおすすめです。

「連続式蒸留焼酎（甲類焼酎）」は、クセがなくすっきりした味わいで、果実酒造りのベースや、チューハイ・カクテルなど割って飲む場合にうってつけです。連続的に蒸留を行うことで短期間で一気にアルコールを抽出可能となり、大量生産に向いています。価格帯も単式蒸留に比べて安いのが特徴です。

鹿児島県の老舗蔵元、小正醸造で造られる「特選玄米焼酎35」は、まろやかな味わいで梅酒や枇杷の葉・種酒などの果実酒造りに適した玄米焼酎です。玄米を2度蒸しし低温で発酵させることで、軽く丸みを帯びた口当たりに仕上げています。

食中酒として飲むときは、キレのある香ばしさを感じられるロック、ふわりとした香りとほのかな甘味が伝わる水割り、コクと大人の渋みを楽しめるストレートがおすすめです。クセが少なくアルコールは35度と高めなので、果実酒をベースにするとしっかり果物のエキスを抽出できますよ。

熊本県の蔵元、豊永酒造で造られる「有機玄米完がこい」は、オーガニックにこだわる人におすすめの、有機栽培玄米で仕込んだ本格焼酎です。華やかな吟醸香と、玄米が醸し出す独特の甘みが特徴で、ワインや日本酒が好きな人でも飲みやすい焼酎と言えます。

「有機玄米完がこい」は、さまざまな料理とのペアリングが楽しめます。ソーダ割りのハイボールにすれば、とんかつや天ぷらなどの揚げ物にぴったりです。レモンやはちみつを加えれば、洋風のおつまみとも相性がよくなります。