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【元酒屋店主が教える】芋焼酎のおすすめ人気ランキング26選

鹿児島や宮崎を中心に造られる、強い個性をもった「芋焼酎」。芋らしい甘さや風味が味わえるものから、フルーティーな香りが特徴のものまで、さまざまなバリエーションがあります。黒霧島・魔王・黄猿など銘柄も豊富で、どれを選んだら良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、リーズナブルでおすすめの芋焼酎をランキング形式で人気順にご紹介します。さらに記事前半では、日本酒・焼酎を中心とした酒屋を7年間経営していた、元酒屋店主のいもてんさんにお聞きした「選び方のコツ」も解説。お世話になっている方へのプレゼントや自分へのご褒美として、ぜひ気軽に試してみてくださいね。

この記事に登場する専門家

いもてん
  • 最終更新日:2018年11月08日
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目次

芋焼酎の選び方のポイント

今回は、和酒はもちろん、ワインやウイスキーにも精通しており、飲食店などのメニュー開発やコンサルタントを手がける、いもてんさんにお話を伺いました。原料や製法の特徴を比べながら、自分好みの芋焼酎を探しましょう。
芋焼酎の選び方のポイント
〈取材協力:いもてんさん〉
元酒屋店主

「飲んでなければ何も言えない」が自身のモットーで、年間にテイスティングするアルコール類の本数は1000本を越え。全国の蔵を自らの足で探し「埋もれた逸品」を探す事を生きがいとし、蔵元からの信頼も厚い。酒屋終業後も多方面にて地酒の魅力を発信し続けている。

原料本来の味わいを楽しめる「乙類」を選ぶ。蒸留方法にも注目

原料本来の味わいを楽しめる「乙類」を選ぶ。蒸留方法にも注目
焼酎は製造上の違いから、甲・乙・甲乙混和の3種類に分けられます。美味しい芋焼酎を飲みたいなら、乙類を選ぶのが断然おすすめ。乙類は「本格焼酎」とも呼ばれ、昔ながらの単式蒸留法により、原料=芋の持つ香りや風味などがしっかり抽出されるのが特徴です。

一方の甲類は、明治時代から始まった連続式蒸留法式で風味の取れたクリアなアルコールが蒸留できます。クセがなく飲みやすい反面、原料由来の味や香りが薄れてしまいます。
いもてん
元酒屋店主
いもてんさんのコメント
甲類は乙類と違って一度に大量に造ることが可能なため、リーズナブルなものが多いです。甲類に比べると少し値段は上がりますが、美味しい芋焼酎を飲みたいなら、原料を生かした乙類を選びましょう。

また、蒸留方法の違いにも注目。気圧を下げて蒸留をおこなう「減圧蒸留」と、常圧下でおこなう伝統的でシンプルな「常圧蒸留」の2種類があり、芋焼酎独特の香りが苦手な方やすっきりした味わいを求める方は減圧、よりしっかり原料の味わいを楽しみたいなら常圧がおすすめです。

ラベルに蒸留方法の記載があるものも多いので、チェックしてみてください。

麹の種類から好みの味を探す

麹には米麹と芋麹の2種類があり、さらに米麹には、白麹・黒麹・黄麹の3種類があります。芋麹と黄麹は大変めずらしく、出回っているものの多くは白麹と黒麹です。それぞれの麹の特徴から、好みの味を探しましょう。

マイルドな口当たりの「白麹」

マイルドな口当たりの「白麹」
白麹が持つ特徴は、まろやかさ・やさしさ・マイルドさです。麦焼酎などを飲んで「尖った感じがしてキツイんだよな」と感じたことがある方は、白麹で醸造した芋焼酎を好まれるかもしれません。

コクがあり、ずっしりとした味わいの「黒麹」

コクがあり、ずっしりとした味わいの「黒麹」
黒麹が持つ特徴は、深いコク、強い風味。辛口や、強い風味を求めている人におすすめです。白麹が芋の風味を活かしたやさしい味わいなら、黒麹は重く存在感のある味といえます。
いもてん
元酒屋店主
いもてんさんのコメント
この他にも、フルーティーな味わいの黄麹と、甘くすっきりした仕上がりの芋麹があります。黄麹は温暖な気候での扱いが難しい麹で、芋焼酎の生産地である九州地方で黄麹を使うには熟練の技と丁寧な仕事が要求されるため、黄麹で造られた芋焼酎は希少なんです。

また、芋麹で造る芋焼酎は100%サツマイモでできた芋焼酎ということで好まれる方も多いのですが、黄麹と同様に技術的な難しさから主流ではありません。まずは手軽な白麹か黒麹のどちらかから選ぶのがいいでしょう。

原料であるサツマイモの品種から選ぶ

芋焼酎の味に大きく影響を与えるサツマイモの種類と、芋焼酎にしたときの特徴も要チェックです。

芋焼酎独特の柔らかさを堪能できる黄白色系の芋「黄金千貫(コガネセンガン)」

芋焼酎独特の柔らかさを堪能できる黄白色系の芋「黄金千貫(コガネセンガン)」
「黄金千貫」は、焼酎にしたときに、ふわっとした甘い風味と丸く柔らかいバランスのとれた味になるのが特徴です。

他の品種に比べてデンプンの含有量が高く、美味しい芋焼酎ができるサツマイモ。食用としてはあまり出回っていない黄金千貫ですが、一般的に販売されている多くの芋焼酎はこの品種を使用しています。
いもてん
元酒屋店主
いもてんさんのコメント
主に鹿児島や宮崎などで栽培され、収穫量が多い品種です。黄金千貫は焼酎用に品種改良された芋で、食用に比べてアルコールの元となるデンプンを多く含んでいるため、多くの芋焼酎がこの黄金千貫を原料としています。

風味豊かで芋らしい甘みを味わえる焼酎に仕上がるので、初心者から通の方まで幅広く楽しめるでしょう。

赤ワインのような風味が楽しめる紫芋系「アヤムラサキ」「ムラサキマサリ」など

赤ワインのような風味が楽しめる紫芋系「アヤムラサキ」「ムラサキマサリ」など
焼酎にしたときに、まるで赤ワインのようなフルーティーな香りと、ヨーグルト的な風味を味わえます。黄金千貫と比べると、尖った感じの風味になります。

紫芋は、赤ワインなどに含まれるポリフェノールの一種で、抗酸化作用を持つといわれる紫の色素「アントシアニン」を豊富に含んでいるのも注目したいポイントです。
いもてん
元酒屋店主
いもてんさんのコメント
紫芋を原料とした焼酎は、華やかな香りと芋らしい優しい甘みが特徴で人気が上昇しています。ちなみに紫芋を使用している芋焼酎は、名前に「紅」や「赤」とついていることが多いので、選ぶ際の参考にしてみてください。

また、ベニアズマなどの紅芋で造る焼酎も、紫芋と同じく「紅」や「赤」がつく銘柄が多くあります。紫芋の焼酎は果実香が特徴的ですが、紅芋の場合は芋をふかしたときのような香りや甘さを味わえるものが多いです。

花の香りが漂う希少種の橙芋系「アヤコマチ」「ハマコマチ」他

花の香りが漂う希少種の橙芋系「アヤコマチ」「ハマコマチ」他
橙芋で造る焼酎は、甘みがあってスミレの花のような華やかな芳香がします。カロテンを含む、濃いオレンジ色の果肉が大きな特徴です。

橙芋はオレンジ芋ともいわれ、品種にはアヤコマチ・ハマコマチ・ジェイレッド・サニーレッドなどがあります。

芋独特のクセを抑えた白色系「ジョイホワイト」他

芋独特のクセを抑えた白色系「ジョイホワイト」他
皮も果肉も真っ白な白色系のサツマイモで造られた焼酎は、爽やかで果実のような香りを楽しめます。芋臭いのは苦手という女性の方や、変わり種も味わってみたいという方におすすめです。
いもてん
元酒屋店主
いもてんさんのコメント
食用としてのサツマイモは、皮が赤く果肉が黄色のベニアズマやベニハルカなどが有名ですが、芋焼酎の原料となる芋は40種類以上あります。原料であるサツマイモが焼酎の仕上がりを左右するので、それぞれの特徴を知ることでより好みの味の芋焼酎を探しやすくなりますよ。

芋焼酎はその独特な味や香りを楽しむため、ストレートやロックで飲むのがおすすめですが、水割りやお湯割りなど飲み方は自由ですので、自分に合った味わい方を探してみてください。

プロの愛用するおすすめの芋焼酎

まずはランキングの前に、プロの愛用するおすすめの芋焼酎をご紹介します。プロのおすすめポイントを参考に、いろいろな芋焼酎を試してみてくださいね。
専門家の
マイベスト

小鹿酒造紅(べに)とんぼ 25度 720ml

1,404円 (税込)

専門家の
マイベスト

種子島酒造貯蔵熟成 久耀 芋焼酎 25度 1800ml

2,396円 (税込)

専門家の
マイベスト

【白麹×黄金千貫編】芋焼酎のおすすめ人気ランキング5選

白麹と黄金千貫(コガネセンガン)を組み合わせたタイプの中から、おすすめの芋焼酎をランキング形式でご紹介します。味や風味だけでなくリーズナブルさなども考慮しています。

白麹×黄金千貫の芋焼酎は品数も豊富ですので5位まで順位付けさせて頂きました。芋焼酎は嗜好品であり、好みによって大きく左右されますが、参考にしていただければと思います。
5位
4位
3位
2位
1位

おすすめ人気【白麹×黄金千貫編】芋焼酎の比較一覧表

商品画像商品名特徴価格商品リンク
1
小鹿

小鹿酒造

小鹿

毎日の晩酌にも飽きのこないバランスの良さ1,560円(税込)詳細を見る
2
薩摩宝山

西酒造

薩摩宝山

安くてうまい 2011年モンドセレクション金賞受賞の逸品1,600円(税込)詳細を見る
3
白霧島

霧島酒造

白霧島

霧島連山の清冽な地下水で造る本格芋焼酎1,296円(税込)詳細を見る
4
五島灘

五島灘酒造

五島灘

五島列島で初の芋焼酎、島育ちのこだわり芋焼酎2,674円(税込)詳細を見る
5
八千代伝

八千代伝酒造

八千代伝

まろやかな喉越しと、甘みの中に深みがありながらもスッキ...2,480円(税込)詳細を見る

【黒麹×黄金千貫編】芋焼酎のおすすめ人気ランキング3選

深いコク、強い風味が特徴となる黒麹と、バランスのいい甘みや風味が出る黄金千貫の組み合わせです。1位から3位までランキング形式でご紹介します。
3位
2位
1位

おすすめ人気【黒麹×黄金千貫編】芋焼酎の比較一覧表

商品画像商品名特徴価格商品リンク
1
轟乃露黒

小牧醸造

轟乃露黒

明治42年小牧醸造創業当時から受け継ぐ銘柄2,300円(税込)詳細を見る
2
黒麹仕立て桜島

本坊酒造

黒麹仕立て桜島

新鮮な黄金千貫から引き出される香ばしい味わいと甘みが特徴1,595円(税込)詳細を見る
3
白露 黒麹

白露酒造

白露 黒麹

香ばしさとコクが楽しめる逸品1,650円(税込)詳細を見る

【黄麹×黄金千貫編】芋焼酎のおすすめ人気ランキング3選

みずみずしさ、果物のような香り、さっぱり、といった特徴を持つ黄麹と、バランスのとれた甘み、風味がでる黄金千貫の組み合わせの芋焼酎をランキング形式で3位までご紹介します。

黄麹を使うこと自体に技術の高さやこだわりを感じます。
3位
2位
1位

おすすめ人気【黄麹×黄金千貫編】芋焼酎の比較一覧表

商品画像商品名特徴価格商品リンク
1
薩州濵田屋伝兵衛 伝

濱田酒造

薩州濵田屋伝兵衛 伝

辛口でありながら潤いのある後味がやさしい3,000円(税込)詳細を見る
2
大魔王

濵田酒造

大魔王

クセのないフルーティーな味わい。黄麹仕立ての本格派1,472円(税込)詳細を見る
3
黄猿

小正醸造

黄猿

完熟黄金千貫で美味しさ引き出す、マスカットのようなフル...840円(税込)詳細を見る

【白麹×紫芋編】芋焼酎のおすすめ人気ランキング3選  

ヨーグルト的な風味、フルーティーな風味が特徴の紫芋を、まろやかさが特徴の白麹で醸造した組み合わせの芋焼酎を1位から3位までのランキング形式でご紹介します。

紫芋の生産量は、黄金千貫ほど多くないので、生産量を限定している商品などもありますが、白麹×紫芋も各醸造所が商品を出していて品数も豊富です。それでは見ていきましょう。
3位
2位
1位

おすすめ人気【白麹×紫芋編】芋焼酎の比較一覧表

商品画像商品名特徴価格商品リンク
1
宝山 蒸撰綾紫

西酒造

宝山 蒸撰綾紫

ワインのような香りを楽しめる芋焼酎3,837円(税込)詳細を見る
2
赤霧島

霧島酒造

赤霧島

後を引く甘さと気品高い香り950円(税込)詳細を見る
3
紫の赤兎馬

濵田酒造

紫の赤兎馬

頴娃(えい)紫を原料に加えた特別仕様の赤兎馬3,002円(税込)詳細を見る

【黒麹×紫芋編】芋焼酎のおすすめ人気ランキング3選

深いコク、強い風味がでる黒麹と、ヨーグルト的、フルーティー、ワインのような風味がでる紫芋から出来た芋焼酎をご紹介します。紫芋の特徴である風味を、黒麹が強く引き出す組み合わせになっています。

ランキング形式で3位から1位までのご紹介です。
3位
2位
1位

おすすめ人気【黒麹×紫芋編】芋焼酎の比較一覧表

商品画像商品名特徴価格商品リンク
1
魔界への誘い

光武酒造

魔界への誘い

良質の赤ワインを思わせる上品さ1,350円(税込)詳細を見る
2
紫王道

恒松酒造

紫王道

ムラサキマサリを丁寧に選別、無濾過でおいしさそのまま2,038円(税込)詳細を見る
3
風憚

吹上酒造

風憚

ムラサキマサリの源流、希少種の山川紫が原料のフルーティ...3,584円(税込)詳細を見る

【黄麹×紫芋編】おすすめの芋焼酎

フルーティーな風味が特徴の紫芋と、みずみずしさ、果物のような香りを引き出す黄麹からできた芋焼酎のご紹介です。紫芋のフルーティーさを、黄麹がさらに引き出す組み合わせとなっています。この組み合わせの商品自体が珍しいので、一商品のみのご紹介となります。

【希少な組み合わせ編】芋焼酎のおすすめ人気ランキング8選

ここでは、麹×サツマイモの組み合わせが少なく、ジャンル分けしたときに商品数が少ないものを集めて、ランキング形式でご紹介したいと思います。

それぞれの醸造所が、よりいいものを作ろうとチャレンジをしていく中で、独自の麹や、サツマイモ品種の開発を進めています。新しい商品開発への情熱により、新ジャンルが出来てきます。芋焼酎業界に新たな風をもたらす商品をここではご紹介します。
8位
7位
6位
5位
4位
3位
2位
1位

おすすめ人気【希少な組み合わせ編】芋焼酎の比較一覧表

商品画像商品名特徴価格商品リンク
1
利八 ジョイホワイト

吉永酒造

利八 ジョイホワイト

香り芋として焼酎のために開発された白系サツマイモ、ジョ...2,422円(税込)詳細を見る
2
吉助〈赤〉

霧島酒造

吉助〈赤〉

麹も全てムラサキマサリで造る。濃厚な甘み、優雅な風味を...1,500円(税込)詳細を見る
3
芋

国分酒造

原料も麹も全部100%サツマイモ、ふくよかな甘みが癖になる2,334円(税込)詳細を見る
4
百姓百作

霧島町蒸留所

百姓百作

希少芋×高技術の少量生産品。ふくよかな芋の風味が味わえる3,085円(税込)詳細を見る
5
浅黄うさぎ

メルシャン

浅黄うさぎ

玄米黒麹×ハマコマチ(橙芋)。ネーブルオレンジを思い起...2,730円(税込)詳細を見る
6
茜霧島

霧島酒造

茜霧島

霧島酒造独自の「芋の花酵母」 焼酎とは思えない南国を思...1,032円(税込)詳細を見る
7
橙華

大石酒造

橙華

橙芋をつかい、柑橘系のフルーティーな香りが広がる2,700円(税込)詳細を見る
8
赤利右衛門

指宿酒造

赤利右衛門

黒麹と白麹で織りなすハーモニー1,690円(税込)詳細を見る

プレミア焼酎にこだわらない

プレミア焼酎にこだわらない

出典:amazon.co.jp

今回は「3M」と呼ばれ、入手困難といわれているプレミア焼酎、「森伊蔵」「魔王」「村尾」および、3Mに匹敵すると言われる「佐藤」をご紹介していません。これらは希少価値から価格が高騰していますが、原料はどれも同じ黄金千貫。

値段は高騰していなくても、同じようにこだわってつくられている芋焼酎はたくさんあります。高い金額を出して1本購入するよりも、まずは3000円程のものを何本か購入して飲み比べた方が、自分好みの芋焼酎に早く辿り着けるのではないでしょうか。

芋焼酎を飲むグラスにもこだわろう

好みの芋焼酎を選んだら、焼酎に合ったグラスで飲むとより楽しめるのではないでしょうか。
芋焼酎の飲み方やサイズ感、素材など好みのグラスで飲んでみてください。

また、おすすめの焼酎と一緒にグラスをプレゼントするのもいいでしょう。

芋焼酎の売れ筋ランキングもチェック!

Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングの芋焼酎の売れ筋ランキングもチェックしてみてください。

まとめ

麹とサツマイモの掛け合わせ、醸造所(鹿児島だけでも100を超えます)を考えると無数の芋焼酎があり、どれを選んだら良いのか分からないという方も多いかもしれませんが、芋や麹の種類、製造方法の特徴を知ることで、好みの芋焼酎を探しやすくなります。

今回の記事を参考に、お気に入りの芋焼酎を見つけてくださいね。

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