仕切り鍋のおすすめ人気ランキング【2025年】

使用する人数に合わせて、部屋の数やサイズを決めましょう。2～4人用なら、左右が分かれた2部屋の鍋がおすすめ。夫婦で部屋を分けたり、子どもと大人で辛さを変えたりするときは2部屋あれば十分です。部屋数が多いとその分1つの部屋が狭くなり、お手入れ時に洗いにくいので注意しましょう。

また、仕切り鍋は仕切りによって容量が少なくなるので、一般の鍋よりやや大きめサイズを購入するのが重要なポイントです。2～3人用では直径22～24cm、3～4人だと26cmが目安。容量の大きな鍋は具材が浮いて調理しにくいので、大きすぎるものは選ばないようにしましょう。

大家族や来客へのおもてなしで使いたい場合は、部屋数が3つ以上の大きい鍋が活躍します。部屋数が多いと家族や友人の好みに合わせて味を用意でき、一度にさまざまな味わいを楽しめる点が魅力。赤いキムチ鍋や白の豆乳鍋など色の違う鍋を用意すれば、見た目も華やかで食事が盛り上がるでしょう。

しかし、部屋数が増えるとその分1つの部屋の容量が減ってしまうため、大人数で部屋数の多い鍋を使用する場合は大きめサイズを選択してください。5人以上で使用するときは、直径30cm以上が目安です。大きいサイズなら、具材や出汁を継ぎ足す手間が減らせますよ。

鍋のサイズと合わせて、仕切りの高さにも着目してください。仕切りが低いと、具材を取り分けるときに隣の部屋の出汁が混ざってしまうことも。できるだけ味が混ざらないようにしたい人は、仕切りの高さが8cm以上のモデルをチョイスしましょう。

より高さのある仕切り鍋がほしいなら、しゃぶしゃぶ用モデルを候補に入れてください。しゃぶしゃぶは出汁の中で食材を動かすため、ほかの鍋よりも仕切りが高く設計されています。ただし、食材を入れた際にあふれてしまわないよう、満水ギリギリまで入れることは避けましょう。

どの熱源に対応しているかも忘れずに確認してください。対応している熱源以外で使用すると、故障や火事につながる危険性があるので要注意。とくに自宅がIHコンロの場合は、IH対応モデルを選ぶことはもちろん、100Vと200Vのどちらに対応しているかまでチェックしましょう。

IHコンロで調理して卓上ではガスコンロで温めるなど、複数の熱源を使用したいならオール熱源対応モデルが狙い目です。ガスやIHはもちろん、ハロゲンヒーターやシーズヒーターといった熱源にも対応。熱源を気にせず使えるため、引っ越しの予定がある人にもおすすめです。

なお、商品自体は少ないものの、仕切り鍋自体に電源コードがついた電気鍋タイプも販売されています。卓上用のガスコンロやIHコンロは不要で、コンセントにつなげばすぐに使えるのが利点。キッチンで食材を用意し、メインの調理は卓上で行うという場合に適しています。

耐久性や手入れ方法などに着目して、素材を決めてください。仕切り鍋の素材は主に、アルミ合金・ステンレス・土鍋が一般的。それぞれの特徴を知って、自分が使いやすい素材を選択しましょう。