格安SIMなみの料金で使えて人気のある楽天モバイルとahamo。それぞれの特徴の違いがわからず、自分はどちらを選ぶべきか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
今回は、楽天モバイルとahamoを12項目で徹底比較します。それぞれがどのような人におすすめなのかも解説するので、契約先を選ぶ際の参考にしてください。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
ポイントごとに比べると、ahamoと楽天モバイルにはさまざまな違いがあることがわかります。相違点を理解しておけば、より自分に合うほうを選べるでしょう。ここでは、ahamoと楽天モバイルを12個の項目で比較します。
データ容量を比較すると、通信量が多い人にも少ない人にも楽天モバイルがおすすめです。
楽天モバイルが提供しているのは、データ容量が無制限の1プランのみ。つまり制限なしでデータ通信が使い放題です。通信量に応じて料金が3段階に設定されているため、あまり通信しない人も損をしにくいでしょう。
一方、ahamoの選択肢は月30GBか110GBの2つです。1か月の通信量が少ない人は、最低の30GBでも容量を余らせてしまう可能性があるでしょう。また、テザリング利用など大容量の通信がしたい人は、110GBでは足りないこともあるため注意が必要です。
データ容量を気にせずに通信がしたいなら、楽天モバイルを選んだほうが満足に使えるでしょう。
料金プランを見ると、通信が多い人も少ない人も楽天モバイルを選んだほうがお得といえます。楽天モバイルは、低容量でも大容量でも低料金で使えるプランを提供しているからです。
楽天モバイルの「Rakuten 最強プラン」の月額料金は、3GBまでは1,078円、3GB超〜20GBまでは2,178円、20GBを超えると3,278円に設定されています。
一方のahamoの月額料金は、30GBで2,970円、大盛りオプションを追加すると110GBで4,950円です。両者を比較すると、楽天モバイルのほうが月額料金を抑えられることがわかるでしょう。
月々のデータ使用量が少なく済む人も、たくさんデータ通信を楽しみたい人も、楽天モバイルを選んだほうがお得です。
通話料金を比較すると、無料かつ無制限で電話をしたいなら楽天モバイル、OS標準搭載アプリを使いたいならahamoがおすすめです。
楽天モバイルは、専用のRakuten Linkアプリを使う場合のみ国内通話が無料に。通話時間の制限もなく、Rakuten Link以外のユーザーとも無料で通話できます。
ahamoに同等のアプリやサービスはないので、無料かつ無制限で国内通話がしたい場合は楽天モバイルを選びましょう。ただしiOS版を使う場合、Rakuten Link以外からの着信はできないので注意してください。
OSに標準搭載の電話アプリで国内通話をする場合は、ahamoも楽天モバイルも22円/30秒がかかります。ただしahamoなら、国内通話が5分まで無料です。短時間での通話が多いのであれば、通話料金を抑えられるでしょう。
なお、どちらにも通話オプションがあり、ahamoは月額1,100円でかけ放題、楽天モバイルは月額1,100円で15分かけ放題です。通話品質を重視してOS標準搭載のアプリを使いたい場合、5分間は無料で通話でき、かつ通話オプションの時間制限がないahamoのほうが有利といえます。
通信速度は、楽天モバイルよりahamoのほうが速いといえるでしょう。ahamoはドコモ回線を利用するため、通信速度が速く快適に使える傾向があります。
実際に2023年10月13日時点の平均ダウンロード速度を見ると、楽天モバイルは15.21Mbps、ahamoは70.48Mbpsです(参照:みんなのネット回線速度(みんそく)|楽天モバイル、ahamo)。両者の間には4〜5倍ほどの差があることがわかります。
通信速度は利用環境によって異なるので、上記の速度が必ず出るわけではありません。しかし平均ダウンロード速度の差を考慮すると、ストレスなくどこでも快適に利用できる可能性はahamoのほうが高いといえるでしょう。
ahamoと楽天モバイルの対応エリアは、どちらも4Gであれば日本全国に対応しており、5Gは現在拡大中です。
楽天モバイルの4Gの人口カバー率は、2023年6月時点で99.9%。5Gは公式サイト上の情報では確認できませんでした。一方のahamoで利用するドコモ回線は、2021年時点で4Gの人口カバー率が約99%、5Gが約55%です。
両者を比較すると、4Gの人口カバー率に差はありません。ただし、2022年3月時点の4G基地局数は、楽天モバイルが44,866であるのに対し、ドコモ回線は259,536と圧倒的に多いことがわかります。基地局数の数字で見れば、ahamoのほうが対応エリアは広いと考えられるでしょう。
なお、5Gは各社がエリア拡充を進めている最中なので、現在使える場所は限定的です。5G通信を楽しみたい場合は、ahamoと楽天モバイルのどちらを選んだとしても今後に期待と考えておきましょう。
販売機種を比べると、楽天モバイルのほうがAndroidの種類が豊富です。
楽天モバイルでは、2023年9月に発売された最新のiPhone15シリーズをはじめとするiPhone各種を購入可能。さらにXperiaやGalaxyなど人気のAndroidのほか、楽天モバイルのオリジナルスマホも購入できます。
ahamoでも最新シリーズを含むiPhone各種を購入できますが、AndroidはAQUOSのみです。
ただし、ahamoを契約する場合はドコモオンラインショップでも端末を購入できるため、ahamo自体の販売機種の少なさを心配する必要はないでしょう。
割引サービスやキャンペーンは、楽天モバイルのほうが多く展開されている傾向です。
たとえば楽天モバイルでは、ポイント還元によって3GBまでの月額料金の1,081円が実質無料の「ギガプレキャンペーン」や、楽天モバイルを1人に紹介するとポイントがもらえる「楽天モバイル紹介キャンペーン」などを実施しています。
また、「iPhoneトク得乗り換えキャンペーン」「Androidガンガンキャンペーン」「スマホトク得乗り換えキャンペーン」など、端末購入時に利用できるキャンペーンも展開しているので、購入する機種によっては大きな割引が期待できます。
ahamoの主なキャンペーンは、同一グループ内の契約回線からahamo契約回線への発信のみ無料になる「ファミリー割引」や、ahamo光の2年定期契約でdポイントがプレゼントされるキャンペーンなどです。楽天モバイルよりも種類は少ない傾向があるものの、条件を満たせばお得に利用できるでしょう。
以下の記事ではahamoや楽天モバイルのキャンペーン情報を紹介しているため、最新情報が知りたい人はチェックしてみてください。
ahamoと楽天モバイルは、提供しているオプションサービスの内容が異なります。
楽天モバイルのオプションサービスは、テザリング・15分通話かけ放題・留守番電話・着信転送・Rakuten Link・SMS・端末補償・国際ローミングなど。
一方のahamoは、テザリング・国内通話かけ放題・キャリア決済・ケータイ補償サービス・国際ローミングなどを提供しています。
共通するサービスはあるものの、いずれかしか提供していないオプションもあるので、契約先を選ぶ際は使いたいサービスがあるかどうか確認することが大切です。
サポートの種類の豊富さを重視するなら、楽天モバイルがおすすめです。
楽天モバイルは、チャット・電話・店舗でサポートを受けられます。ahamoはチャットボットか有人チャットのみであり、電話や店舗でのサポートは受けられません。そのため、ahamoはある程度自分で調べて解決できる人向けといえます。
格安SIMに詳しくない、わからないことは対面や電話で聞きたいと考えているなら、楽天モバイルを選ぶといいでしょう。
ポイント還元率を重視するなら、楽天モバイルのほうが有利といえます。楽天モバイルもahamoも還元率は同じですが、楽天モバイルのほうが少ない金額でポイントを積み重ねやすいからです。
楽天モバイルでは、利用料金100円(税抜)につき1楽天ポイントが貯まります。一方ahamoでもらえるのは、利用料金1,000円(税抜)につき10ポイントです。
仮に利用料金が税抜2,900円だった場合、楽天ポイントでは29ポイント貯まりますがahamoでは20ポイントしか貯まりません。
ただし、普段からどのポイントを貯めているかも考慮して選ぶことが大切です。楽天ポイントを貯めたいなら楽天モバイル、dポイントを貯めたいならahamoを選ぶといいでしょう。
支払い方法の選択肢は、楽天モバイルもahamoも同じです。一般的な支払い方法に加えて、それぞれのポイントで支払うこともできます。
楽天モバイルの支払い方法は、クレジットカード・口座振替・楽天ポイントの3つ。製品の代金を支払う場合は代金引換も可能です。
ahamoもクレジットカード・口座振替・dポイント払いが可能。製品の代金を支払う際に代金引換を利用できる点も同様です。
どちらも支払い方法に差はないため、楽天ポイントを有効活用したいなら楽天モバイル、dポイントを活用したいならahamoを選ぶといいでしょう。
楽天モバイルには、データ容量を無制限で使える、お得なキャンペーンを利用できるなどのメリットがあるため、それらを活かしたい人は利用を検討してみましょう。楽天モバイルについてもっと詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
データ容量を気にせず無制限で使いたい人には、楽天モバイルがおすすめです。楽天モバイルで提供されているプランでは、無制限でデータ通信ができます。
ahamoは大盛りオプションをつければ月に110GB使えますが、月額料金は4,950円と楽天モバイルより高めです。もっと使いたい人向けの無制限プランはなく、110GBを超えて通信したい場合はオプションを追加購入する必要があります。
楽天モバイルなら、どれだけデータ通信をしても月額3,278円を超えることはありません。Wi-Fiがない環境で高画質動画の視聴やゲームをたくさんしたい場合も、楽天モバイルなら安心して利用できるでしょう。
楽天ポイントを貯めたい人は、楽天モバイルを選ぶといいでしょう。
楽天には、複数の楽天グループサービスを使うことで獲得ポイントが倍になる「SPU」という仕組みがあります。
楽天モバイルを利用すると、楽天市場での買い物時にもらえるポイントが最大+3倍に。普段から楽天のサービスを利用している人なら、楽天モバイルの契約によって効率的にポイントを獲得できるでしょう。
もらえるポイント数には上限があること、会員ランクによってもらえるポイント数が変動することには注意が必要ですが、なるべく多くの楽天ポイントを獲得したい人は楽天モバイルの契約を検討してみてください。
キャンペーンを活用してお得に乗り換えたい人は、楽天モバイルを選ぶのがおすすめです。
楽天モバイルでは、お得なキャンペーンが多数展開されています。たとえば「スマホトク得乗り換えキャンペーン」は、楽天モバイルにはじめて申込んでSIMと対象のAndroidをセットで購入した場合、最大29,000円相当分のポイントが還元されるキャンペーンです。
また、はじめて申込んで対象のAndroidを購入すると、最大25,699円相当がお得になる「Androidガンガンキャンペーン」もあります。キャンペーン内容は時期によって変わることがあるため、契約前に楽天モバイルの「キャンペーン・特典」で最新情報を確認しましょう。
ahamoには通信速度が安定している、国際ローミングが気軽に利用できるといったメリットがあるので、それらのメリットに魅力を感じるのであれば契約を検討してみましょう。ahamoについてより詳しく知りたい人は、以下の記事も確認してみてください。
安定した速度で通信を楽しみたい人には、ahamoがおすすめです。
ahamoと楽天モバイルを比較すると、ドコモ回線を利用するahamoのほうが通信速度は速い傾向があります。2022年3月時点の4G基地局数は楽天モバイルが44,866、ドコモ回線が259,536なので、対応エリアもahamoのほうが有利といえるでしょう。
利用する環境によって通信速度は変化しますが、一般的に通信が安定しているとされる事業者を選びたいなら、ahamoの契約を検討してみてください。
海外への旅行や出張が多い人にもahamoがおすすめです。
ahamoでは、月30GBまで国際ローミングが無料で使えます。申込み不要かつ追加料金なしで使えるので、頻繁に海外へ行く人も利用しやすいでしょう。日本人の渡航先の約98%をカバーしているため、いろいろな国へ行く人も安心です。
楽天モバイルも国際ローミングに対応していますが、無料で使えるのは2GBまでです。2GB超過後は通信速度が最大128kbpsに制限され、通常の速度に戻したい場合は追加料金がかかります。
ahamoのほうが無料で使えるデータ容量が多いので、頻繁に海外に行くならahamoがおすすめです。ただし、大盛りオプションによって日本国内では月110GB使える場合でも、海外では30GBまでしか使えないので注意してください。
スマホに標準搭載されている電話アプリで通話したい人は、ahamoを選んだほうがお得です。
ahamoでは特別な申込みをしなくても、5分以内なら無料で国内通話ができます。オプションを利用すれば、月額1,100円で国内通話がかけ放題に。無料で無制限に通話できるサービスはありませんが、オプションを追加すれば通話品質が安定した標準搭載アプリをかけ放題で利用できます。
楽天では専用アプリのRakuten Linkを使うとかけ放題で通話できますが、通話品質に不安を感じる人もいるでしょう。また、楽天にも月額1,100円のかけ放題オプションはあるものの、通話時間は15分までに制限されます。
通話品質を重視する人や15分以上の通話が多い人は、快適な標準搭載の電話アプリでお得に通話ができるahamoを利用しましょう。
楽天モバイルとahamoの両方にメリットを感じ、併用したいと考える人もいるでしょう。楽天モバイルとahamoの併用方法を詳しく確認します。
楽天モバイルとahamoは、デュアルSIMとして併用可能です。デュアルSIMとは、1つのスマホに2つのSIMを入れて、2つの通信サービスを使い分けること。
SIMを併用することで、楽天モバイルとahamoそれぞれのメリットを活かせます。たとえば、通信が安定しているahamoでデータ通信を行い、通話はかけ放題のRakuten Linkを利用すれば、コストを抑えて快適に利用できるでしょう。
デュアルSIMを運用する場合は、物理SIMを2つ使う方法のほかに、eSIMと物理SIMを使う方法やeSIMを2つ使う方法があります。いずれの方法でも、2つのSIMを入れるにはデュアルSIM対応のスマホが必要です。
また、楽天モバイルとahamoの両方に対応した機種でなければ、デュアルSIMとして併用することはできません。楽天モバイルとahamoを併用したい人は、「楽天回線対応製品」とahamoの「対応端末一覧」で対応機種を確認しておきましょう。
デュアルSIMについてもっと詳しく知りたいなら、以下の記事もチェックしてみてください。
デュアルSIMとして使うスマホに2種類のSIMを挿入、またはeSIMのインストールができたら、APN設定を行う必要があります。どちらの回線を使う場合もAPN設定が必要なので、忘れずに行いましょう。
iOS 16以降のiPhoneなら、自動でAPN設定が完了します。また、楽天回線対応製品のAndroidを使う場合も自動でAPN設定が可能です。自動で設定されない場合は、「設定」アプリから手動で設定を進めましょう。
APN設定が完了したら、データ通信と音声通信それぞれで使用するSIMを選択してください。たとえば通話を楽天モバイル、データ通信をahamoにすると、Rakuten Linkによる無料かつ無制限の通話と、ドコモ回線による安定した通信の両方が叶います。
回線を変更したい場合は、スマホのネットワーク設定から必要に応じて回線を切り替えればOKです。APN設定について詳しく知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
ahamoに乗り換える場合、端末を購入するか、購入するならどこで買うかによって手続き方法が異なります。ここでは概要を説明するので、乗り換え手続きについて詳しく知りたい場合は以下の記事もチェックしてみてください。
現在使っている端末のままでahamoに乗り換える場合、まずは使用中の端末がahamoでも使えるかどうかを「対応端末一覧」で確認しましょう。
次に、現在の契約先でMNP予約番号を取得します。MNP予約番号があれば、現在使っている電話番号を乗り換え後も継続して使用可能です。なお、契約先がMNPワンストップに対応していればMNP予約番号は必要ありません。
MNP予約番号を取得できたら、ahamoで契約手続きをしましょう。SIMが届いたらahamoの回線を開通させてください。
ahamoでSIMと端末を一緒に購入して乗り換える場合、まずはahamoで購入する端末を選びましょう。ahamoで販売されている機種以外に、ドコモオンラインショップにある製品も購入できます。
端末を選んだら、ahamoで契約手続きを進めてください。今の電話番号を引き継ぎたい場合はMNPの手続きも済ませておきましょう。
SIMが届いたら、もともと使っていた端末のデータのバックアップと移行を行います。データのバックアップと移行が完了したあと、ahamoの回線を開通させましょう。MNPではない場合は、乗り換え前のキャリアの解約手続きが必要です。
端末を自分で用意したうえで、ahamoに乗り換えることもできます。ahamoでほしい端末が販売されていない、中古品店で安く購入したいなどの事情がある人は、自分で端末を用意しましょう。
手続きの流れは、端末と一緒にSIMを購入する場合とほとんど変わりません。購入する端末がahamoに対応しているかどうかの確認は、手続きを進める前に済ませておいてください。
電話番号を引き継ぐのであれば、MNP予約番号を取得しましょう。その後ahamoで契約手続きを行い、SIMが届いたらデータのバックアップと移行をします。ahamoの回線を開通させ、MNP以外の人は乗り換え前のキャリアを解約すると手続き完了です。
楽天モバイルに乗り換える際は、端末の購入有無や購入場所によって手続き方法が異なります。ここでは手続きの流れを簡単に説明するので、乗り換え方法を詳しく知りたい場合は以下の記事も確認してみてください。
現在使っている端末のまま楽天モバイルに乗り換えるなら、「ご利用製品の対応状況確認」から使用中の端末が楽天モバイルに対応しているかを確認しましょう。
次に、電話番号を変えずに端末を使う場合はMNP予約番号を取得します。MNPワンストップ対応のキャリアであれば、MNP予約番号を取得しなくても乗り換え手続きが可能です。
MNP予約番号を取得できたら楽天モバイルに申込みましょう。SIMを受け取ったあと、開通手続きを進めてください。
SIMと端末を一緒に購入して乗り換える場合は、楽天モバイルで購入する端末を決めましょう。電話番号を引き続き使いたい場合はMNP予約番号を取得し、楽天モバイルに申込みます。
SIMが届いたら、それまで使っていた端末のデータバックアップと移行を行ってください。問題なくデータのバックアップと移行ができたら、楽天モバイルの回線を開通させましょう。
端末を自分で用意してから楽天モバイルに乗り換えることも可能です。
ほしい端末が楽天モバイルにない、中古品を安く手に入れたい場合などは、楽天モバイル以外のショップで探してみましょう。その際、購入する端末が楽天モバイルに対応しているかをあらかじめ確認しておいてください。
電話番号を引き継ぐなら、MNP予約番号を取得します。その後、楽天モバイルで契約手続きを行い、SIMが届いてからデータのバックアップと移行を進めましょう。移行作業が終わったあと、楽天モバイルの回線を開通させれば手続きは完了です。
楽天モバイルやahamoが気になっているものの、ちょっとした疑問があって契約に踏み出せない人もいるでしょう。違約金やSIMカードの返却など、楽天モバイルとahamoに関してよくある質問を紹介します。
他社から楽天モバイルやahamoに乗り換える場合、基本的に違約金は発生しません。
多くの通信事業者が違約金を撤廃しており、最低利用期間も設けられていないため、いつでも解約できます。ちなみに楽天モバイルとahamoも2年縛りなどの制限がないので、解約時に違約金の支払いは不要です。
ただし通信事業者によっては、最低利用期間内に解約すると違約金が発生することも。違約金の支払いを避けたい人は、乗り換え前に違約金の有無を確認しておきましょう。
なお、違約金の支払いがあってもなくても、端末購入代金の残債が残っている場合は解約後も残債の支払いが続きます。
楽天モバイルやahamoを解約する場合、SIMカードを返却する義務はありません。
楽天モバイルはユーザー側での破棄をお願いしているものの、楽天モバイル側での破棄を望むユーザーに向けて返却先を用意しています。
返却先は、「〒143-0006 東京都大田区平和島3-5-1 B棟2F 楽天モバイルRSIM回収係」です。楽天モバイルショップへの返却はできないので、店舗へ持ち込まないようにしましょう。
ahamoは公式サイトに返却先が明記されておらず、自分で破棄する必要があります。
SIMに個人情報は残らないので、自分で捨てる場合はそのまま破棄しても問題ありません。不安な場合は、ハサミで切ってから袋に入れて捨てるといいでしょう。
楽天モバイルでもahamoでも、2台目割引として2回線目以降の利用料金が割り引かれることはありません。ただし、それぞれ適用されるキャンペーンや家族向けの割引があるのでチェックしてみましょう。
楽天モバイルでは、2回線目以降の申込みをすると3,000円相当分の楽天ポイントがもらえます。エントリー後に回線を契約し、Rakuten最強プランの利用を開始すれば、3,000ポイントが3回に分けて付与される仕組みです。
ahamoでは、2回線目以降もファミリー割引やみんなドコモ割の回線数にカウントされるため、ドコモユーザーの家族に割引が適用されます。
ただし、あくまで回線数のひとつとしてカウントされるだけであり、ahamoの利用料金が割引されるわけではありません。家族がドコモを使っている場合は家族が恩恵を受けられますが、ahamoユーザーに直接的なメリットがあるわけではないので注意しましょう。
楽天モバイルとahamoを12項目で徹底比較してきましたが、やはり気になるのがほかのユーザーの口コミや実際に使用した人のレビューですよね。
ahamoと楽天モバイルの特徴を把握できたら、ほかの格安SIMも比較するのがおすすめです。会社によって特徴が大きく異なるので、比較すると自分に合うサービスを見つけやすくなるでしょう。
以下の記事では、さまざまな格安SIMをランキング形式で紹介しています。料金・つながりやすさ・通信速度など複数の項目を比較しているので、自分に合う格安SIMを探している人はチェックしてみてください。
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