知らないと損してる!? 基本料0円×ギガ買い切りの"povo"が格安SIMの新定番です【26サービス比較】
「なんとなく安心だから」「わざわざ変えるのもめんどう」でドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアでスマホを契約しているあなた。
最新のスマホ料金事情は、“MNO”や“MVNO”などの格安で使えるプランがもはや常識になっているんです。しかも、ライフスタイルの変化などに応じて定期的に新プランも登場するため、定期的な見直しをしないのは絶対に損。
「“MNO”“MVNO”ってなに??」「やっぱりキャリアが安心だから……」「とりあえずギガ使い放題を選んでおけばいいでしょ」
今回はそんな疑問や不安も、ズバッと解決。そのうえで、商品比較サイト「マイベスト」で26サービス中1位に選ばれた格安SIMを紹介します。
格安SIMに乗り換えて、毎月数千円単位で節約しちゃいましょう!
本コンテンツの情報は公開時点(2024年9月10日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
変えない理由はもうない!最新の格安プランはキャリアと同じ回線品質
じつは格安SIMは、大きく2種類に分けることができます。
- MNO:3大キャリアとまったく同じ回線を使用
- MVNO:3大キャリアの回線を間借りしているので制限がある
「格安SIMはお昼時にネットがつながりにくい……」なんて口コミを目にすることがありますが、これは“MVNO”のこと。3大キャリアの回線を間借りしてユーザーに格安で提供してくれる代わりに、利用者が多い時間帯は通信速度が下がるなどの制限があるんです。
一方で、“MNO”なら回線はドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアで契約するのとまったく同じ。回線のつながりやすさ、速さともに不安はありません。
さらにいえば、“MNO”は3大キャリアが直接提供しているサービス!
2021年にドコモが「ahamo」、auが「povo」、ソフトバンクが「LINEMO」という、20GBで3,000円以下の“格安プラン”として誕生しました。
それ以前からauは「UQモバイル」、ソフトバンクは「Y!mobile」というサブブランドでも格安SIMを提供していましたが、キャリアが直接格安プランを開始するという衝撃は大きなものでした。
実際に、この格安プランは開始から3年半であわせて約700万人ものユーザーを獲得するほどの人気です。
MVNOもそれに対抗するように多様なサービスを開始し、現代はまさに格安SIMが群雄割拠する戦国時代。
そのなかで、2024年もっともお得なSIMにおすすめするのが、KDDIの「povo2.0」。携帯ショップで手続きするのではなく、Webサイトから申し込む“オンライン専用”プランです。
気になる“オンライン専用プラン”が安い理由
3大キャリアが提供するサービスなのに、「“オンライン専用プラン”はなんで安いの?」って思いますよね。それには、以下のような理由があります。
- 基本的に携帯ショップでのサポートは受けられない
- キャリアメールを新規に作成できない
申し込みから日常的なプランの変更など、基本的にはユーザー自身がネットで行う必要があるため、多少ハードルは上がります。
とはいえ、利用開始後は専用のアプリで情報の確認やプランの変更などを行えるため、申し込みさえ完了すれば困ることはないでしょう。
また、「docomo.ne.jp」「ezweb.ne.jp」「softbank.ne.jp」といったドメインをもつキャリアメールを新規に作成することもできません。有料であればキャリアメールの引き継ぎも可能になりましたが、節約を考えればマイナスです。
そもそも、メッセージなら「LINE」、メールなら「Gmail」「iCloudメール」などで代用できるので、問題ないでしょう。
ただ、このふたつの理由に不安を感じる場合は、詳しい家族などにサポートしてもらいましょう。
格安SIMのマストバイ:KDDI「povo2.0」/ 990円(3GB/30日間)
- おすすめスコア:★4.75(1位 / 26商品中)
- 通信速度:★4.97(3位)
- 電波のつながりやすさ:★4.73(7位)
- 月1GB利用時の安さ:★4.11(10位)
- 月3GB利用時の安さ:★4.41(7位)
- 月10GB利用時の安さ:★4.01(13位)
- 月20GB利用時の安さ:★4.77(6位)
- 月50GB利用時の安さ:★5.00(1位)
- 料金管理のしやすさ:★4.00(24位)
- 初期費用の安さ★5.00(1位)
- 乗り換えやすさ:★5.00(1位)
今回おすすめする格安SIMが、KDDI「povo2.0」。人口カバー率99.9%のau回線を、安価で制限なく利用できるMNOです。
実際に都心で行ったつながりやすさの検証では、12〜13時・14〜16時・17〜19時と3種類の時間帯ともに動画やネットをスムーズに表示。お昼の時間帯はつながりにくかった格安SIMもありましたが、povoはストレスなく利用できました。
ほかのサービスとpovoのもっとも大きな違いが、料金プランです。なんと基本料が“0円”!ギガ(=通信)を使わない月は1円も料金がかかりません。
ギガの契約も独特。30日ごとに必要なギガを“トッピング(=購入)”する“買い切り”スタイルなので、たくさん使う月は「20GB」、あまり使わない月は「1GB」というように柔軟に契約を変更することで料金を節約できます。
もちろん、データ料金も安い!例えば、3Gなら990円、20Gなら2,700円と、他社と比べて抑えめです。
さらに、過去の利用状況から、毎月必要なギガが変わらない人は、90日や180日など長期間使えるギガを“まとめ買い”すれば、さらに料金を下げられます。
基本料0円を生かして、もしものときに備えるサブ回線や、ほとんど屋外では使うことのないタブレット用としてもおすすめ!
3大キャリアからの乗り換えなら、ほぼ確実に節約につながります。

「povo1.0」は毎月ギガの契約が必須でしたが、2021年9月に「2.0」にアップデートされ、現行のスタイルに。その結果、スマホ料金を節約しやすくなりました。
26商品を比較してわかった!KDDI「povo2.0」がマストバイな3つの理由
理由①:使いたい分だけ買える!「基本料0円+ギガ買い切り」だからムダがない
理由②:"365日間/300GB"もアリ!月に縛られない「まとめ買い」がよりお得
理由③:通信障害対策に!信頼のau回線をサブ回線として0円運用できる
詳しい検証方法やランキング、ほかのおすすめ商品も知りたいという人は、「マイベスト」の格安SIM検証コンテンツもチェックしてください。
理由①:使いたい分だけ買える!「基本料0円+ギガ買い切り」だからムダがない
電話番号を取得し、契約を維持するための基本料はなんと0円。ここに“データ(=ギガ)”や“通話”を“トッピング”することで、料金が決まってきます。
データは30日間の契約が基本です。たとえば「3GB/30日間」なら、990円で30日のあいだギガを最大3GBを使えるということ。
30日ごとに契約する必要があるため、旅行に行くので屋外でのネット利用が増えるときは「20GB/30日間」に、リモートワークでWi-Fi環境がある家からほとんど出ることがないときには「1GB/30日間」というように、柔軟にトッピングを変更できるのがpovoの特徴。
ムダな出費をなくせます。
ちなみに、ギガが余っても30日間経過後は利用不可。30日よりまえに使い切ってしまった場合は、再びトッピングをするか、通信速度が最大128kbpsに制限された状態で利用することになります。7日間や24時間といった短期のトッピングを活用するのもあり。
同様に5分もしくは無制限の「通話かけ放題」もトッピングできるので、こちらも利用状況に応じて契約を変更しましょう。
ライバルのプランより料金が安い
このように、ライバルのドコモ「ahamo」やソフトバンク「LINEMO」と比較※しても、小容量から大容量までギガの量にかかわらずpovoの安さが際立ちます。
povoは30日間あたり、ahamoとLINEMOは1か月あたりの料金

ahamoだと20GB/100GBしかなくあまりギガを使わない人だと割高。LINEMOは3〜30GBの範囲だけで、たくさんネットを使いたい人だとプランが足りません。
理由②:"365日間/300GB"もアリ!月に縛られない「まとめ買い」がよりお得
使用するギガは30日間で“15〜20GB”と変わらない。そんな人にはトッピングの“まとめ買い”がおすすめです。
通常、20GBは30日間で2,700円です。これを「90日間で60GB」のトッピングにすれば6,490円になります。30日あたりで考えると約2,163円。30日間で500円以上節約できる計算です。
同様に、180日間で150GBなら30日間あたりで使用できるギガが25GBに増えるのに、料金は下がります。365日間で300GBなら、さらに安く。
30日間で必ず10GB以上ギガを使用するならマストなんです!

300GB/9,834円(90日間)なら1月あたり3,278円で100GB使えます。ahamoだと4,950円と高く、楽天モバイルは同じ価格ですがpovoなら電波もいいです。
1GB/180日間、コンビニコラボ、DAZN使い放題……。トッピングは多種多様です
トッピングには、期間限定で特別価格になっているプランや、外部サービスとのお得なコラボ、スポーツ配信サービスのDAZNを使い放題(7日間)といったプランも用意されています(※)。
画像・本文ともに記載内容は9月10日時点の情報です。プラン内容には変更があります。
なかには、1GB/180日間のように、ほとんどギガを使わない人向けのトッピングも。自宅にWi-Fi環境があり、ほとんどネットを使わないなら180日間で1,260円、1年間なら約5,000円とこちらも超リーズナブルです。
トッピング追加時には、自分にあうものがないか要チェックです!なお、「コラボトッピング」「今だけのトッピング」と呼ばれる特別プランは内容が変更になることも多いので、最新の情報は公式ホームページから確認してください。
理由③:通信障害対策に!信頼のau回線をサブ回線として0円運用できる
サブ回線とは、すでに契約しているSIMの回線(=メイン)に加えて、povoの回線も利用できるようにすること。
なぜ必要かといえば、メインの回線が障害で通信できなくなったときに、povoならつながる可能性があるからです。通信範囲が広くつながりやすいau回線は、もしものときのお守りとしてこのうえないといえます。
実際に都内で行った通信速度の検証では、通信速度が低下しがちなお昼時でも十分な成績を記録しました。
【東京都渋谷区での通信速度】
- 12~13時|下り527Mbps/上り51.25Mbps
- 14〜16時|下り665Mbps/上り26Mbps
- 17〜19時|下り611Mbps/上り58.7Mbps
山岳地帯などで場所によって電波の強いキャリアが異なる、震災でどのキャリアがつながるかわからない、なんていうときの備えにもなってくれるでしょう。
必要なときにだけギガをトッピングできるpovoの強みも活きてきます。24時間データ使い放題なら330円と格安。
また、待ち受け専用の電話番号として活用する手も。着信への対応だけなら通話料はかからないため、電話番号の登録が必須のサービスなどに利用するのに最適。メインの電話番号にめんどうな営業電話がかかってくることもなくなります。
契約前に要チェック!3つの注意点
また、メイン回線がauやauのMVNOの場合は、povoをサブ回線にしても通信障害への備えにはなりません。
もう1点は、povoは180日間トッピングを追加しないと強制的に解約されてしまうということ。同じ電話番号を維持したいなら、安くても契約期間が短くてもかまわないので、180日に1回は忘れずにトッピングしましょう。
まとめ:格安SIMの新定番!もはや乗り換えない理由はありません
ドコモやソフトバンクからの乗り換え先としておすすめなのはもちろん、auの回線に満足して利用しているユーザーも、povoなら同じ回線のまま料金だけを安くできますよ。
物価の上昇が止まらない昨今、月数千円はかなり大きな節約です。その数千円を、高額化で気軽に買えなくなってしまった新型iPhoneやPixelの分割購入資金にあてるのもありです!
ahamoやLINEMO、MVNOのプランも気になるという人はこちらもチェックしてください!
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