月額料金が安くなり家族間通話も無料になる家族割。ドコモの格安プランであるahamoに切り替えようと思っているものの、ahamoでドコモのファミリー割引やみんなドコモ割が使えるのか気になる人もいるのではないでしょうか。
今回は、ahamoでドコモの家族割は適用できるのかについて解説します。ahamoとほかのプランどちらのほうがお得なのかも説明するので、プラン変更を検討する際の参考にしてみてください。

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
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ahamo単体に家族割に該当する割引サービスは存在せず、ドコモの家族割を適用させて割引を受けることもできません。
ahamoには家族で加入して安くなるようなサービスはなく、料金プランは30GBと大盛りオプションをつけた110GBのプランのみです。
ahamo利用者でもドコモのファミリー割引に申込んで回線数としてカウントすることは可能ですが、割引などの特典は受けられないので注意しましょう。詳細は、以降の見出しで解説します。
ahamo利用者もドコモのファミリー割引に申込めますが、割引などの特典を受けられるのは家族のみです。以降でahamoにおけるドコモファミリー割引の仕組みを解説するので、確認しておきましょう。
ahamo利用者は、ファミリー割引の申込み自体は可能ですが、家族間通話が無料になる特典を受けることはできません。
特典は、5Gギガホ プレミアやeximoなどのプランを利用している人にのみ適用されます。ただし、ahamoの利用者がファミリー割引に申込んだうえで、eximoなどの料金プランを利用している家族からahamo利用者へ電話をかけると、国内通話を無料にすることが可能です。
ahamoは5分以内の通話であれば通話料が無料ですが、通話時間が5分を超えると30秒につき22円かかります。家族と長電話をする場合は、eximoなど国内通話無料が適用される料金プランを利用中の家族からかけてもらうといいでしょう。
ahamo利用者がファミリー割引に申込んでもahamo利用者側にメリットはありませんが、割引が適用される家族側にはメリットがあるので、家族間の通話を無料にしたいなら申込んでおくのがおすすめです。
みんなドコモ割もahamo利用者に割引を適用させることはできませんが、ファミリー割引のグループ内回線数にはカウントできます。
みんなドコモ割は、ファミリー割引のグループ内回線数に応じてスマホの月額料金が安くなるサービスです。月額料金の割引額は、2回線の加入で550円、3回線以上の加入で1,100円と回線の数に応じて決まり、この回線数にahamo利用者をカウントすることが可能です。
ただし、毎月550円〜1,110円の割引を受けられるのは、eximo・5Gギガホプレミア・5Gギガホ・5Gギガライト・ギガホプレミア・ギガホ・ギガライトの料金プランを利用している人だけである点に注意しましょう。
例えば、父と母がeximoに加入しており、子だけがahamoに加入している場合は、回線数は3回線になるため月々の割引額は1,100円ですが、割引を受けられるのは父と母のみです。
ファミリー割引に申込んでもahamoの利用者に特典はありませんが、家族の割引額が増えることに貢献できるため、申込んでおくといいでしょう。
ahamoの利用者がドコモのファミリー割引へ申込むには、郵送での手続きが必要です。公式サイトからファミリー割引申込書をダウンロードし、印刷と記入をして郵送しましょう。
格安プランのahamoは店舗でのサポートを 提供していないため、ドコモの割引サービスを申込む場合でもドコモショップで手続きができません。ドコモのほかのプランを利用していてahamoに契約する前であれば、ドコモショップや電話でもファミリー割引の手続きが可能です。
ファミリー割引に申込みをすれば、みんなドコモ割も自動で適用されます。ファミリー割引を申込んだものの抜けたい場合には、申込みと同様にファミリー割引申込書を印刷し、廃止の旨を選択して郵送で手続きをしてください。
ドコモが現在提供している料金プランは、eximo・irumo・ahamoの3つです。これから契約する人と、旧料金プランである5Gギガライト・5Gギガホ プレミアを利用している人の双方に向けて、家族で利用するならどのプランが安いかを紹介します。
家族でドコモを使う場合、データ通信量によってはahamo以外のプランにしたほうがお得なケースもあるので、自分の状況を考えながら確認してみましょう。
月間データ通信量が6GB以下であれば、irumoがお得です。ahamoとirumoの料金プランを比較すると、月6GBまでの利用であればirumoのほうが月額料金を抑えられます。
ahamoは、30GBのプランのみで月額基本料金は2,970円です。一方、irumoではデータ容量ごとにプランが定められています。月額基本料金は0.5GBプランが550円、3GBプランが2,167円、6GBプランが2,827円、9GBプランが3,377円です。
月に使用するデータ通信量が6GBまでの場合、ahamoでは月額料金が2,970円ですが、irumoの6GBプランを契約すれば月額料金は2,827円に抑えられます。
irumoは月額料金が安いものの、ahamoと同じくみんなドコモ割を適用できない点に注意しましょう。irumoの3GB・6GB・9GBプランはカウント対象ですが、割引の適用外です。0.5GBプランはみんなドコモ割のカウント対象にもなりません。
月のデータ通信量を知りたいなら、通信事業者の会員専用サイトやスマホの設定アプリで確認が可能です。ドコモではMy docomoにアクセスすれば、当月や前月のデータ通信量をチェックできます。
月間データ通信量が6GB超〜110GBであれば、ahamoがお得です。
月のデータ通信量が6GBを超えて30GBまでだと、ahamoは2,970円、irumoは9GBプランで3,377円、eximoはみんなドコモ割適用で6,215円であるため、ahamoが最もお得です。
月のデータ通信量が110GBまでの場合、ahamoは大盛りオプション適用で4,950円、eximoはみんなドコモ割適用で6,215円であり、ahamoが最も料金を安く抑えられます。
ahamoは月額料金を安く抑えられるものの、通信速度やサポート体制などが気になる人もいるはず。以下の記事では、ahamoの通信速度を徹底検証しています。メリットやデメリットも解説しているので、ahamoの利用を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
月間データ通信量が110GBを超える場合には、eximoがおすすめです。月110GB超だとahamoは通信制限がかかりますが、eximoは通信制限なしで利用ができます。
ahamoで大盛りオプションをつけて4,950円で利用する場合、月110GBまで速度制限なく利用できますが、110GBを超えると通信速度が制限され最大1Mbpsに下がる仕組みです。一方、eximoは無制限プランなので110GBを超えても制限がかからず、通信量を気にせずに利用できます。
eximoはみんなドコモ割に加えて、ドコモ光セット割も適用が可能です。みんなドコモ割とドコモ光セット割を合わせると毎月2,200円の割引が適用されるため、月額料金を5,115円まで下げられます。
ドコモの旧プランである5Gギガライトや5Gギガホ プレミアなどのプランに契約中の人は、データ通信量によってはプラン変更したほうがお得です。
例えば、5Gギガライトに加入していて月のデータ通信量が1GBまでの人は、irumoに変更するとよいでしょう。5Gギガライトは、みんなドコモ割の適用で月額料金が2,365円かかります。一方irumoの3GBプランは月額料金が2,167円なので、よりお得です。
5Gギガホ プレミアに加入しており月30GBまで利用する人は、ahamoに変更しましょう。5Gギガホ プレミアはみんなドコモ割適用で月額6,215円です。一方、ahamoは月額料金が2,970円であるため、ahamoにすると料金を下げられます。
5Gギガホ プレミアに加入し月のデータ通信量が110GBまでの場合は、ahamoで大盛りオプションを適用するのがおすすめです。ahamoは大盛りオプションをつけても月額料金が4,950円で、ahamoのほうが料金を抑えられます。
5Gギガホ プレミアに加入していて月110GBを超えて利用する人は、プラン変更は不要でしょう。5Gギガホ プレミアもeximoも、月額料金はみんなドコモ割を適用すると6,215円で差がありません。
料金プランの変更は、公式サイトやドコモショップで可能です。手続き方法はプランによって異なるため、ドコモの料金プラン変更お手続きガイドで確認しましょう。
ahamo利用者が安く家族間通話をするには、通話を5分以内にしたり、無料通話アプリを使ったりするのがおすすめです。以下では、ahamoでお得に家族間通話をする方法を解説します。
ahamoの利用者から家族に電話する際には、1回の通話時間を5分以内にすれば無料で家族間通話が可能です。
ahamoでは、5分以内の国内通話であれば通話相手に関係なく何回通話しても通話料がかかりません。通話時間が5分を超えると、30秒ごとに22円の通話料がかかります。
5分以上の長電話が予想される際には、一度切って再度かけ直したり、ファミリー割引対象の家族からかけてもらったりするとよいでしょう。
通話時間が長い場合には、かけ放題オプションに加入するのがおすすめです。ahamoのかけ放題オプションは5分を超える通話を何回しても定額なので、家族・友人・仕事相手と長電話をする場合には加入したほうが料金を抑えられます。
かけ放題オプションは月1,100円の定額で利用でき、国内通話であれば通話相手に関係なく電話がかけ放題です。ahamoでは通話が5分を超えると30秒ごとに22円かかるので、月に30分以上の通話をすることがある場合はかけ放題オプションに加入するとよいでしょう。
通話時間や通話回数はWeb料金明細サービスで確認が可能です。各通話の日時・相手・通話時間も確認できるので、通話時間が気になる人はチェックしましょう。
無料通話アプリを利用することでも、通話料を節約できます。データ通信を使う無料通話アプリでは、通話料がかかりません。LINEやSkypeなどのアプリは無料で利用でき、音声通話もビデオ通話も可能です。
無料通話アプリで通話をすると、データ通信量は消費されます。通話時間が10分の場合だと、データ通信量はLINEの音声通話で3MB、LINEのビデオ通話であれば51MBです。
家族でスマホを安く使いたい人のなかには、ほかの格安SIMが気になる人もいるでしょう。格安SIMは数が多く料金プランも豊富なので、どれを選んだらよいか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。
以下の記事では、人気の格安SIMを徹底比較しています。データ通信量ごとの料金も比較しているので、自分や家族にあった格安SIMを選ぶ際の参考にしてみてください。
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