コスパに優れたモデルとして人気が高い、iPhone SE(第3世代)とiPhone SE(第2世代)。両者にどのような違いがあるのか、気になっている人も多いでしょう。
今回は、iPhone SE(第3世代)とiPhone SE(第2世代)のスペックや価格を比較して解説します。どちらを購入するべきかについても紹介するため、iPhone SEシリーズへの機種変更を検討中の人はぜひチェックしてみてください。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
以下では、iPhone SE(第3世代)とiPhone SE(第2世代)を、項目別に比較します。
iPhone SE(第3世代)とiPhone SE(第2世代)の本体サイズは同じです。
いずれも、本体の幅は67.3mm、高さ138.4mm、厚さ7.3mm、ディスプレイは4.7インチと、大きさや画面サイズに違いはありません。
ただし、iPhone SE(第2世代)の重量は148gであるのに対して、iPhone SE(第3世代)は144gと、本体がわずかに軽くなっています。
iPhone SE(第3世代)とiPhone SE(第2世代)の本体カラーは同じ3色展開ですが、色味がわずかに異なります。
iPhone SE(第2世代)のカラーは、ブラック・ホワイト・PRODUCTレッドです。一方、iPhone SE(第3世代)のカラーは、ミッドナイト・スターライト・PRODUCTレッドの3色。
iPhone SE(第2世代)は鮮やかな色味が特徴的ですが、iPhone SE(第3世代)ではやや落ち着いた色調だと感じられるでしょう。
なお、iPhone SE(第3世代)のカラー表記と色調は、iPhone 13と同じです。
iPhone SE(第3世代)とiPhone SE(第2世代)は、ストレージも同じです。本体ストレージはいずれも、64GB・128GB・256GBの3つから選べます。
iPhone SE(第3世代)では、高画質な写真や動画を撮影できるため、ストレージが小さいと容量不足に陥り、データを保存できない可能性があるので注意しましょう。
iPhone SE(第3世代)とiPhone SE(第2世代)では、搭載チップが異なるため、性能に差があります。
iPhone SE(第2世代)は、A13 Bionicチップを搭載している端末です。対して、iPhone SE(第3世代)はA15 Bionicを採用。iPhone SE(第2世代)よりも、最大1.2倍速いグラフィックス性能を実現しており、アプリの読み込みもスムーズです。
iPhone SE(第3世代)はiPhone 13と同じチップを搭載しているため、高い性能を期待できます。
搭載チップの性能が向上したため、iPhone SE(第3世代)はiPhone SE(第2世代)よりカメラ性能も進化しているのが特徴です。
たとえば、iPhone SE(第3世代)ではスマートHDR 4・Deep Fusion・フォトグラフスタイルを搭載しています。
スマートHDR 4は、最大4人のコントラスト・明るさ・肌のトーンを自動で微調整する機能です。複数人で撮影する際でも、一人ひとりの写真映りがよくなります。
Deep Fusionは、ピクセル単位で異なる露出を把握して、細部まできれいに映した写真を残せる機能です。フォトグラフスタイルでは、撮影時に好みの色調を選ぶと、iPhoneがトーンを自動的に調整します。
iPhone SE(第3世代)はiPhone SE(第2世代)のレンズ自体に違いはないものの、カメラの処理性能はアップしているので、今までと異なる写真撮影ができるでしょう。
iPhone SE(第3世代)は、iPhone SE(第2世代)よりバッテリーの持ち時間が延びているため、長時間利用する人に適しているでしょう。iPhone SE(第3世代)では搭載チップの性能がアップしたため、バッテリー自体も進化しています。
たとえば、iPhone SE(第2世代)のビデオ再生は最大13時間、オーディオ再生は最大40時間です。対して、iPhone SE(第3世代)のビデオ再生は最大15時間、オーディオ再生は最大50時間まで可能と、バッテリーの持ちが2〜10時間ほど延びています。
一方で、どちらも高速充電に対応しており、指定のアダプタを使えば30分で最大50%の充電が可能です。
iPhone SE(第3世代)は5G対応モデルですが、iPhone SE(第2世代)は非対応です。
5Gの特徴は、高速かつ大容量で、安定した通信ができること。4Gと比較して、5Gの通信速度は20倍、遅延は10分の1とされています。2時間の映画を数秒でダウンロードできるため、ストレスなくネットワークを利用できるでしょう。
ただし、5Gを利用するなら5G対応の料金プランを各キャリアで契約する必要があります。
iPhone SE(第3世代)は、iPhone SE(第2世代)よりも価格が高いので注意しましょう。iPhone SE(第3世代)のほうが新しく登場したモデルのため、販売価格が高く設定されています。
Y!mobileでは、iPhone SE(第2世代)64GBは57,600円、128GBは64,080円で購入が可能です。対して、iPhone SE(第3世代)はApple Storeで64GBが62,800円、128GBは69,800円、256GBは84,800円で売られています。
ただし、iPhone SE(第2世代)は、Apple Storeや一部キャリアで販売を終了しているため、入手しにくいと考えられるでしょう。iPhone SE(第2世代)を販売していても、256GBの取り扱いはないキャリアもあるので、購入前によく検討してみてください。
iPhone SE(第3世代)とiPhone SE(第2世代)がどのような人におすすめか、それぞれ解説します。
機能性重視の人は、iPhone SE(第3世代)がおすすめ。iPhone SE(第3世代)は、iPhone 13と同じチップを搭載しており、5Gにも対応しているためです。
搭載チップがアップデートしているので、iPhone SE(第2世代)と比較してカメラ性能やバッテリーも進化しています。
今後の5Gエリア拡大にも対応できるので、同じ機種を長く利用するならiPhone SE(第3世代)を選びましょう。
iPhone SE(第2世代)がおすすめなのは、価格を重視している人です。iPhone SE(第2世代)は、新しいモデルであるiPhone SE(第3世代)より安く購入できる可能性が高いでしょう。
ただしiPhone SE(第2世代)は第3世代よりも在庫が少ないといえます。中古リユースショップやフリマアプリなどで購入することになるため注意しましょう。
iPhoneへの機種変更を検討しているなら、ほかのモデルもチェックしてみましょう。iPhone SEシリーズ以外にも、高い性能を誇る機種や購入しやすい価格帯の機種など、さまざまなモデルが選べます。
マイベストでは、人気のiPhoneモデルの性能・持ちやすさ・付加機能を徹底比較。最新モデルから型落ちモデルを比較検証しておすすめ順に紹介しているので、機種選びに役立ててみてください。
毎月の利用料金を抑えるなら、格安SIMへの乗り換えがおすすめです。大手キャリアと比較して、毎月数千円ほど通信費を節約できるでしょう。
格安SIMとセットでiPhoneを購入することで割引のキャンペーンがあるケースも。楽天モバイルやUQモバイルなどで乗り換えとセットでiPhone 16eを購入すると、機種代の割引やポイント還元といったキャンペーンが受けられます。
お得にiPhoneを使いたい人にぴったりのキャンペーンなので、ぜひチェックしてくださいね。
お得な料金プランで月々の通信料金を抑えられる、楽天モバイル。しかし、アラートの警報が届かなかったという声も耳にします。乗り換えを検討しているものの、災害時に緊急地震速報や津波警報などを受信できるのか、気になっている人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、楽天モバイルで緊急地震速報を受け取れ...
格安SIM
UQモバイルの使用料金をさらにお得にできる自宅セット割。適用条件や月々どのくらい安くなるのか、詳細を知りたいと思っている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、UQモバイルにおける自宅セット割の特徴や申し込み方法について解説します。申し込む際の注意点や、サービス対象になる家族の範囲について...
格安SIM
auや他キャリアからUQモバイルへの乗り換えを検討しているものの、手続きが複雑そうで不安に思っている人は多いのではないでしょうか。具体的にどのような準備や手続きをすればよいのか、乗り換える前にしっかり確認しておきたいですよね。本記事では、UQモバイルへの乗り換え手順を詳しく解説します。乗り換え...
格安SIM
auのサブブランドとして、KDDIが展開するUQ mobile。ソフトバンクからUQ mobileへの乗り換えを検討しているものの、複雑でよくわからないと不安に感じる人もいるのではないでしょうか。長年ソフトバンクを利用している場合、なおさら乗り換えのハードルが高く感じられるかもしれませんね。そ...
格安SIM
お得な料金設定で通信費を節約できる楽天モバイル。iPhoneユーザーのなかには、楽天モバイルでApple Watchも利用したいと考えている人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、楽天モバイルで利用できるApple Watchや初期設定方法について解説します。お得にApple Watchを...
格安SIM
月額料金が安く毎月の費用を抑えて利用できる、格安SIMのmineoとIIJmio。乗り換えたくて調べると「mineoのパケット放題プラスがコスパいいと思う」という声もあれば、「IiJmioが一番安い」という声もあり、どちらにしようか迷っている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、mine...
格安SIM
最も容量の少ない128GBでも10万円程度と高額な、最新モデルのiPhone 16e。少しでも安く手に入れたいと考える人は多いですよね。そこで今回は、ワイモバイルのiPhone 16eはいくらなのか、実質1円で買える方法はあるのか解説します。お得に最新機種を購入できる「新トクするサポート(A)...
格安SIM
端末の販売も行っている、格安SIMのワイモバイル。他社からの乗り換えや新規契約と同時に新しくスマートフォンを買いたい人のなかには、「1円スマホはあるのか」と気になっている人もいるでしょう。そこで今回は、ワイモバイルには1円スマホがあるのかを解説します。キャンペーンの適用条件や注意点も解説するの...
格安SIM
現在メディアやSNSで注目を集めている、楽天モバイルの三木谷キャンペーン。楽天モバイルの契約で最大14,000ポイントが還元されるため、申し込みを検討している人は多いのではないでしょうか。しかし、「三木谷キャンペーンの申し込み方法は?本物のリンクはどれ?」「三木谷社長の紹介キャンペーンはいつま...
格安SIM
豊富な料金プランや割引サービスで人気の格安SIM・UQモバイル。これから乗り換えや新規契約を検討している人のなかには、キャンペーンを利用してお得に契約したいと考えている人も多いのではないでしょうか。本コンテンツでは、2025年8月のUQモバイルへ乗り換え・新規契約を考えている人におすすめのキャ...
格安SIM
九州電力やBBIQと併用すると月額料金が割引されるため、九州在住の人から人気のQTモバイル。せっかく申し込むなら、キャンペーンを利用してお得に契約したいと考える人が多いでしょう。しかし、QTモバイルは手順に沿って手続きしないと適用されないものもあるので、申し込み前のチェックが大切です。今回は、...
格安SIM
「手頃な価格で高性能なiPhoneが欲しい」という人に人気のiPhone SEシリーズ。2022年3月に第3世代が発売されましたが、SEシリーズ以外のモデルが続々と発売され、現在は入手困難となっています。そこで今回は、ワイモバイルではiPhone SE(第3世代)を買えるのか解説します。自分で...
格安SIM
ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイル。端末の販売も行っており、人気モデルiPhone 15も購入できます。しかし、値段が高いからと購入できずにいる人もいるでしょう。そこで今回は、ワイモバイルのiPhone 15の価格やお得に買う方法をご紹介します。端末購入時に利用できるキャンペーンもあ...
格安SIM
発売から数年経った今もなお、性能と価格のバランスで高い人気を誇るiPhone 13。「最新機種ほどのスペックは不要だけど、快適に使えるiPhoneをお得に手に入れたい」と考えている人にぴったりのモデルですが、ワイモバイルではいくらで買えるのかと気になりますよね。今回は、ワイモバイルでiPhon...
格安SIM
ソフトバンク回線を格安で利用できるLINEMO(オンライン専用)。キャンペーンを利用してお得に乗り換えたいと考えているものの、どんなキャンペーンがあるのか、LINEMOでキャッシュバックはあるのか、いつキャンペーンが行われているのかなど最新情報が気になっている人も少なくないはずです。今回は、2...
格安SIM