1円という大特価でスマホが買えるお得なキャンペーン。さまざまなキャリアでお買い得な端末を販売していますが、安さゆえに何か落とし穴があるのではないかと不安に感じる人もいるのではないでしょうか。どこのキャリアで1円スマホが買えるのかも気になりますよね。
そこで今回は、各キャリアで実施されている1円スマホのキャンペーンや注意すべき点を解説します。1円でスマホをゲットしたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
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まずは、各キャリアで実施されている1円スマホのキャンペーンをご紹介します。
ワイモバイルでは、オンラインショップで対象機種を購入すると、一括1円または月々1円になります。月々1円の対象機種は、48回払いで購入して25か月目以降に端末を返却すると残りの支払いが不要になる「新トクするサポート(A)」の利用が条件です。
<対象機種>
新トクするサポート(A)は、端末返却時に査定条件を満たさないと機種回収+22,000円(不課税)の支払いが必要になるので注意してくださいね。
なお、ソフトバンク・LINEMO・LINEモバイル(ソフトバンク回線)・ソフトバンク回線MVNOからの乗り換えはキャンペーン対象外です。契約プランもシンプル3 M・Lに限られます。
通信速度や使い勝手を実際に試してみたので、リアルな使用感が気になる人は以下を参考にしてくださいね。
楽天モバイルでは、特価キャンペーンを利用するとAndroid1機種が一括1円で購入できます。対象機種は以下のとおりです。
<対象機種>
キャンペーンを適用できるのは1人1回まで。ほかのキャンペーンとは併用できません。
以下では、実際に楽天モバイル・arrows We2・OPPO A3 5Gを使ってわかったメリット・デメリットも紹介しているので、ぜひご覧ください。
<対象機種>
乗り換えでも新規契約でも適用されますが、同時に対象の料金プランと増量オプションⅡに加入する必要があります。対象となる料金プランは、コミコミプランバリューとトクトクプラン2です。増量オプションⅡは月額550円のオプションですが、適用から7か月間は無料で利用できます。
以下では、UQモバイルを実際に契約してレビューや、対象の機種もレビューしているので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。
auでは、au Online Shop お得割を利用するとAndroid2機種が1円で購入できます。対象機種は以下のとおりです。
<対象機種>
au Online Shopで対象機種を購入すれば、新規契約でキャンペーンが適用されますよ。なお、スマホミニプラン・スマホミニプラン+は対象外です。
ソフトバンクでは、新トクするサポートを利用するとiPhone1機種・Android3機種が月々1円で使えます。対象機種は以下のとおりです。
<対象機種>
新トクするサポートとは、端末を最大48回払いで購入して25か月目以降に端末を返却すると、残り支払いが免除される特典のこと。端末の返却時には査定条件を満たす必要があり、満たさない場合には22,000円の支払いが発生する場合があるので注意しましょう。
LIMBOでは、最大23,000円割引のキャンペーン適用でAndroid2機種を実質1円で購入できます。キャンペーン対象機種は以下のとおりです。
<対象機種>
契約と同時にスマホを購入すると、利用開始日を1か月目として7か月目の月末ごろにTLCポイントが最大23,000円相当還元されます。TLCポイントは、LIMBOの利用料の支払いに利用可能です。請求タイミングは設定した支払い回数によって異なるので注意しましょう。
以下では、LIMBOの通信速度や料金の満足度や対象機種についてレビューしているので、迷っている人はぜひ見てみてくださいね。
1円スマホは法改正によって規制対象となり、将来的に販売終了となる可能性があります。総務省は、過剰な値引きが不公平な市場環境を生むとして、以前から販売方法の見直しを進めてきました。
2024年からは、端末セット価格を含めた割引上限額が44,000円までというガイドラインを導入(参照:電気通信事業法第27条の3等の運用に関するガイドライン)。結果、一部キャリアでは1円スマホの販売を終了したり、対象機種を限定する動きが見られています。
現在販売されている1円スマホも、今後は値引き幅が縮小され、1円での入手が難しくなるでしょう。
安さが魅力の1円スマホですが、注意すべき点もあります。購入前にチェックしておきましょう。
1円スマホの多くは、オンラインショップ限定で販売されており、実店舗では適用されないキャンペーンがほとんどです。
たとえば、au Online Shopやワイモバイルオンラインストアでは1円スマホキャンペーンが展開されている一方で、店舗で契約・購入しても通常の価格でしか購入できません。
オンラインショップでの購入は自宅にいながら手続きできるので便利ですが、慣れていないと手続きの流れや本人確認で戸惑うことがあります。事前に必要書類や流れを確認しておくとスムーズです。
1円スマホの多くは、2年後の返却を条件としています。実際、今回紹介したキャンペーンではほとんどのキャリアが条件のひとつとして設定していました。
ソフトバンクの新トクするサポートやauのスマホトクするプログラムなどでは、25か月目に端末を返却することで、残債の支払いが免除される仕組みです。
ただし、返却するスマホに破損や故障などの不具合があると、追加費用が発生する可能性があります。返却するまでの間は、丁寧に扱いましょう。
キャリアのなかには、転売対策を行っているところもあります。1円スマホを購入後すぐに解約しても、ブラックリストに入ったりペナルティが発生したりすることはありませんが、解約時期によっては契約解除金が発生する場合があるので気をつけましょう。
たとえば、au・楽天モバイル・UQモバイルでは、1年以内に解約すると契約解除金が請求されます。各キャリアの契約解除金は以下のとおりです。
<契約解除金>
ソフトバンクやワイモバイルは、契約解除料の請求はありません。しかし、2年後に返却する条件で分割払いで1円スマホを購入した場合、解約するとキャンペーンが適用されなくなります。解約後も残債の支払いが必要になるので、実質1円になるキャンペーンの恩恵は受けられません。
1円スマホ以外にも、格安でスマホを購入できるキャンペーンはあります。割引やポイント還元でお得に購入できる機種がたくさんあるので、下記コンテンツで各キャリアのキャンペーン情報をチェックしましょう。
乗り換えを検討しているなら、格安SIMキャンペーンもチェックしましょう。乗り換えるとポイントが還元されたり、月額料金が割引になったりと、お得に利用できますよ。
乗り換え後にスマホを快適に利用できるかも重要なポイントです。各キャリアのキャンペーン情報や、自分に合う格安SIMの選び方は、下記コンテンツでチェックしてくださいね。
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