月額料金を抑えたい人にぴったりな格安SIM。しかし種類が多く、各社の違いを調べると「やっぱりahamoが使いやすい」という声がある一方で「UQモバイル安い」という声もあり、どちらを選ぶか迷っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ahamoとUQモバイルの違いを解説します。通信速度や月額料金など、それぞれ比較してくわしく解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
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動画を見る頻度が高い人にはahamo、端末の負担額を抑えたいならUQモバイルがおすすめです。ahamoには、月間110GBまで使える大容量プランが用意されており、外出先でも通信量を気にせず動画を楽しめます。
一方、UQモバイルには端末代を抑えられるプログラムがあり、機種変更時の費用を抑えたい人にぴったりです。機種によっては47円まで実質負担額を減らせる場合もあります。ahamoも端末の同時購入ができて負担額を減らせるプログラムもありますが、UQモバイルほどは費用負担を抑えられません。
ほかにもそれぞれ違ったメリット・デメリットがあるので、理解したうえで自分に合ったものを選びましょう。
ahamoとUQモバイルを実際に比較すると、以下のような違いがあります。何を重視したいかによって選び方が変わるので、くわしく確認しましょう。
ahamoもUQモバイルも、日常使いに十分な通信速度を確保できます。マイベストで実際にそれぞれの通信速度を3つの時間帯ごとに測定したところ、どちらも申し分のない速さでした。くわしい結果は以下のとおりです。
100Mbpsあれば、アプリのダウンロードや動画の再生もスムーズです。時間帯による大きな速度の変化もなく、快適に通信できるでしょう。
電波強度も十分です。都内の地下15か所で電波強度をチェックしたところ、どちらも繋がりやすいレベルだったので、地下や屋内でも不便は感じにくいといえます。
通信速度を重視したい人は、以下コンテンツもチェックしてくださいね。
シンプルにお得さを求めるなら、割引なしでも月額料金が安いahamoがおすすめです。大容量プランを提供しており、月に使用するGBが多い人は使いやすいでしょう。それぞれの月額料金は以下のとおりです。
30GBまでのプランに1,980円の追加料金で80GB増量ができる
30GBまたは35GBを超える場合は1GBあたり1,100円で追加購入が必要
UQモバイルは割引なしだとデータ使用量が5GB未満でも2,948円と、ahamoの~30GBの料金と同程度です。35GB以上の大容量プランもありません。ただし、費用負担を抑えられる割引が用意されています。
割引されるのはトクトクプラン2に加入している端末のみ。コミコミプランバリューは家族カウント対象。カウント上限は10回線までで、au回線もカウント可能だが、割引対象にはならない
たとえば、トクトクプラン2で30GBまで利用した場合、自宅セット割が適用になれば月額2,948円になります。さらにau PAY カードお支払い割で220円割引されれば、月額2,728円とよりお得ですよ。各種割引が適用になれば、ahamoより費用を抑えられる場合もあります。
どちらも一度プランを決めれば料金が変動しないので、管理はしやすいでしょう。ただし、GB数の上限を超えると両方とも最大1Mbpsに制限されるので、注意が必要です。
海外出張や留学などで長期的に海外に滞在するなら、ahamoがおすすめです。ahamoは追加料金なしで、そのまま海外でもデータ通信が利用できます。くわしくは以下を参考にしてください。
UQモバイルも海外で利用できますが、1日単位で費用がかかります。プランによっては事前予約の有無でも金額が変わるので注意しましょう。
au海外放題の事前予約は30日まで可能
UQモバイルの海外ダブル定額を使いたい場合は、au海外放題を利用していないことが条件です。利用前にプラン内容を確認しておきましょう。
乗り換え時にかかる初期費用を抑えたい人には、ahamoがおすすめです。ahamoは契約時の事務手数料が無料ですが、UQモバイルは3,850円(税込)かかります。
とはいえ、乗り換えの手続き自体はスムーズです。マイベストでリサーチした結果、どちらもMNP予約番号の発行不要で電話番号をそのまま使えるワンストップ方式に対応していました。ただし、利用するには、移転元が対象キャリアであることが条件なので注意しましょう。
なお、ahamoではドコモメール持ち運び機能、UQモバイルではauメール持ち運び機能を利用すれば乗り換え前のメールアドレスをどちらも月額330円で引き継げます。
ほかにも事務手数料がかからない格安SIMがあるので、以下コンテンツも参考にしてくださいね。
auやpovo以外のキャリアから乗り換えるなら、UQモバイルがおすすめです。
UQモバイルもahamoも、端末代を分割払いにして途中で端末を返却すると返却後の支払いが不要になるプログラムがあります。しかし、割引後の負担額はUQモバイルのほうが抑えられるため、少しでも安くスマホを手に入れたいならUQモバイルがよいでしょう。
たとえばiPhone16eを購入する場合、UQモバイルでは端末の基本料金112,800円が、プログラム適用で実質47円に。ahamoはプログラムを適用しても43,670円なので、4万円以上差が出ます。Google Pixel 8aもUQモバイルは実質5,300円、ahamoは39,864円と、UQモバイルのほうが安い設定です(※2025年9月時点)。
機種や時期によってはahamoが安くなる場合もありますが、UQモバイルのほうが安い傾向があるといえます。
店舗で手続きや相談をしたいなら、UQモバイルがおすすめです。ahamoは店舗サポートが有料なのに対し、UQモバイルは無料なので相談しやすいですよ。それぞれのサポート内容は、以下をご確認ください。
チャットはAI・有人ともに年中無休
UQモバイルは、端末の購入費用を抑えたい人や、店舗でのサポートを利用したい人におすすめです。また、auひかりやauでんきなど、自宅セット割の対象サービスを利用している人、家族みんなで乗り換えたい人も候補になりますよ。
<メリット>
以下コンテンツでも、UQモバイルを紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
大容量のデータ通信ができる格安SIMを探している人や、海外に行く機会が多い人にはahamoがおすすめです。シンプルな料金設定で、追加料金を気にせずに海外でも利用できます。契約事務手数料が無料なので、初期費用を抑えたい人も候補になりますよ。
<メリット>
以下コンテンツでもahamoを紹介しているので、参考にしてくださいね。
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