料金の安さ(3日利用時・4日利用時・7日利用時)や通信速度、制限のかかりにくさが気になるFREE DiVE SkyeSiM。実際に利用しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にFREEDiVE SkyeSiMを徹底検証しました。韓国で使えるeSIM・SIMカード17サービスの中で比較してわかったFREEDiVE SkyeSiMの実力をレビューしていきます。韓国で使えるeSIM・SIMカードの選び方も紹介しているので、検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
通信サービスを展開するFREEDiVEの「SkyeSiM」は、海外ローミングを利用したeSIMサービスです。
料金が非常に高かったのも難点。2025年7月1日時点の料金は3日間プランで2,400円で1日あたり800円。ほかのサービスよりも料金は高めです。
韓国で通信速度を計測したところ、下り速度は12〜13時では160Mbpsを記録。しかし、14〜16時で4.72Mbps・17〜19時で4.7Mbpsと、速度ムラはかなり大きく使い勝手が左右されやすいことに注意しましょう。
制限のかかりにくさの検証では、1GB使ったところで速度制限が発生。たくさんスマホを使いたい人にとっては物足りない結果に。
申し込めばすぐにeSIMインストール用のQRコードが発行されるのは魅力ですが、料金と通信品質を重視したい人は別のサービスを検討するとよいでしょう。
実際にFREEDiVE SkyeSiMと比較検証を行ったサービスの中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
FREEDiVE SkyeSiMよりも高い評価を獲得したサービスも!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
KLP SIM
ダウンロード用QRコードは自宅に届く。1日600円以下で使える
マイベストが検証してわかったFREEDiVE SkyeSiMの特徴は、ひとことでまとめると「料金はやや割高で、速度ムラが大きく制限にかかりやすい」です。
実際、たくさんある韓国で使えるeSIM・SIMカードの中で、料金の安さ(3日利用時・4日利用時・7日利用時)や通信速度、制限のかかりにくさはサービスによってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、FREEDiVE SkyeSiMを含む韓国で使えるeSIM・SIMカードの検証方法や、自分に合った韓国で使えるeSIM・SIMカードを選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得したサービスを紹介していきます。
今回は、FREEDiVE SkyeSiMを含む韓国で使えるeSIM・SIMカード17サービスを実際に利用して、比較検証を行いました。
以下のコンテンツで行われた具体的な比較検証のポイントはこちらです。
検証①:料金の安さ(3日利用時・4日利用時・7日利用時)
検証②:通信速度
検証③:制限のかかりにくさ
検証④:設定のしやすさ
料金が安い韓国で使えるeSIM・SIMカードとしてユーザーがとても満足できる基準を「ほかのSIMと比べて安く利用できるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
なお、デフォルトで表示される「おすすめ順」のランキングは、3日間利用した場合の料金で作成しています。
人によって宿泊期間はさまざまであるため、2泊3日・3泊4日・6泊7日を想定し、それぞれの日数に合うものの料金を調査。料金が安いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
通信速度が速い韓国で使えるeSIM・SIMカードとして、ユーザーがとても満足できる基準を「サイトの閲覧や動画の視聴、SNSへの投稿がストレスなくできるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
回線の混雑状況によって通信速度は異なるため、昼休み時間帯・通常時間帯・通勤時間帯の3回に分けて下り速度・上り速度・応答速度を計測し、それぞれの中央値で評価しました。下り速度は100Mbps・上り速度は25Mbps・応答速度は30msを最高スコアとし、速度が速いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
2025年6月12日に記録した実測値の情報をもとに評価しています。
今回の検証では特定の日程・時間帯・場所での値で評価しています。使用環境が異なれば通信速度も変動するベストエフォート型サービスであるため、同じeSIM・SIMカードで必ずしも同じ数値が出るわけではありません。
「無制限」のSIMでも通信状況によっては制限がかかる場合があるため、制限がかかりにくい韓国で使えるeSIM・SIMカードとしてユーザーがとても満足できる基準を「どれだけ使っても制限がかからず存分にインターネットを楽しめるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
Googleドライブにアップロードしておいた5GBの動画データのダウンロードを繰り返し行い、データの消費をさせて何GBで制限がかかるかを調査。20GBを最高スコアとし、制限がかかるまでに多くのGB数を消費できたものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
2025年6月12〜13日に実施した実測値の情報をもとに調査・評価しています。
現地の通信状況によって制限がかかるタイミングは異なります。同じeSIM・SIMカードで必ずしも同じ数値が出るわけではありません。
設定がしやすい韓国で使えるeSIM・SIMカードとしてユーザーがとても満足できる基準を、「日本にいるうちに事前に準備ができ、現地についてから使えるようになるまでの手間が少ないもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
SIMタイプ | eSIM |
---|
価格については、2025年08月07日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
良い
気になる
昼休み時間帯通信速度(12〜13時) | 160Mbps |
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通常時間帯通信速度(14〜16時) | 4.72Mbps |
通勤時間帯通信速度(17〜19時) | 4.7Mbps |
サポート | 電話、メール、チャット |
SIMカードの受け取り場所 | 日本で受け取り可能 |
利用回線(韓国) | ローミング |
選べる容量プランの種類 | 1〜30日間無制限 |
5G対応 | |
テザリング対応 |
SIMには、スマホにダウンロードして使うeSIMと、スマホに直接挿して使うSIMカードがあります。基本的には、SIMカードよりも受け取りの手間が省けて日本にいるうちから準備できるeSIMがおすすめです。
eSIMは、購入後に届くQRコードを読み取ってダウンロードするだけ。事前に準備ができるため、韓国に着いてからは少し設定を変えればすぐに使えます。
一方で、SIMカードは空港カウンターで列に並んで受け取らなければならないものがあります。郵送で自宅に届くものもありますが、どちらの場合でも韓国に着いてからSIMカードをスマホに挿す作業が必要。到着後の貴重な時間を準備に費やすことになります。
古い機種のスマホを使っていてeSIMが非対応の場合はSIMカード一択ですが、使っているスマホがeSIM対応であればeSIMを選ぶとよいでしょう。
SIMカードのなかには、現金をチャージして使える韓国の交通IC「T-moneyカード」とセットで販売されているものがありました。
LG U +という会社の回線を使用したSIMカードは、SIMカードを切り離した残り部分がT-moneyカードとして使えます。回線ごとの特徴は選び方2で詳しく解説しますが、はじめての韓国かつ現地で動画やSNSをあまり見ないという場合には選択肢に入れてもよいでしょう。
ちなみに、このSIMカードを空港カウンターで受け取るときにはその場で設定までしてくれて、丁寧な対応が印象的でした。
SIMにはさまざまな種類がありますが、実際に使っている回線は主にSKテレコム・KT・LG U+の3つだけ。韓国で通信速度を測ったり、どれだけデータ通信を行うと制限がかかるのかを調査したりした結果、通信品質は回線によって異なることがわかりました。3種類の回線を比べると、最大の差は速度制限の有無。唯一速度制限がなかったSKテレコムを選ぶとよいでしょう。
回線によって速度は異なるものの、約40〜80Mbpsとどれも十分な速さ。しかし、KTとLG U+は、3GB使った時点で速度制限がかかりました。一方、SKテレコムは大量の通信を行っても制限がかからなかったため、滞在中も気兼ねなくインターネットを使えるといえます。
同じ回線のSIMであれば基本的には通信品質は大きく変わりません。SKテレコムのeSIMのなかから、できるだけ安く買えるものを選びましょう。
ツアーやアクティビティなどを予約できるサービスのコネストで購入した場合とECサイトで購入した場合とで比べると、違いはダウンロードまでの流れだけ。コネストなら申し込んですぐにメール等でQRコードが届いて準備を進められる一方、ECサイトでの購入であればダウンロード用のQRコードが自宅に送られてくるのを待つ必要があります。急ぎであればコネスト一択ですが、出発まで時間がある人はECサイトで販売されているものも含めて、安いほうを選ぶのがよいといえます。
宿泊期間が2泊3日以上の場合でもおすすめのSIMはSKテレコムのeSIM。ただし、キャンペーンなどで料金は変動しやすいため、購入時に必ずサイトをチェックして安いほうを選びましょう。
ECサイトで買うときは、必ず「正規」の記載があるかどうかを確認してから購入することが重要。なぜなら、正規品でないものは初めから速度制限がかかっている可能性があるからです。
実際に、Amazonで「正規」の記載がなかった「DHA SIM for KOREA SIMカード」の速度を測定したところ、使い始めてすぐの段階でも5.46Mbpsと動画の再生が難しい速度でした。家電量販店やコンビニなどの実店舗でも販売されており入手しやすいものの、初めから5Mbps程度ではSNSでの調べものや投稿などを十分にできないため、正規品でないものは避けましょう。
私が元々勤めていた家電量販店でも、DHA SIMを取り扱っていました。だいたいの家電量販店で取り扱われている商品ながら、早くから制限がかかる品質だったため、知名度がある・レビューが多いことだけを理由にこれを選ぶことは避けてくださいね。
韓国で使えるeSIM・SIMカードの検証で上位を獲得したサービスをご紹介します。FREEDiVE SkyeSiM以外にも、ぜひ以下のおすすめサービスも検討してみてくださいね。
SIMタイプ | eSIM |
---|
価格については、2025年08月07日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
良い
気になる
昼休み時間帯通信速度(12〜13時) | 106Mbps |
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通常時間帯通信速度(14〜16時) | 95.8Mbps |
通勤時間帯通信速度(17〜19時) | 70.6Mbps |
サポート | LINE |
SIMカードの受け取り場所 | 日本で受け取り可能 |
利用回線(韓国) | SKテレコム回線 |
選べる容量プランの種類 | 1日間無制限、3日間無制限、5日間無制限、10日間無制限、20日間無制限、30日間無制限 |
5G対応 | |
テザリング対応 |
コネスト SKテレコム回線 eSIMの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
SIMタイプ | eSIM |
---|
価格については、2025年08月07日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
良い
気になる
昼休み時間帯通信速度(12〜13時) | 90.6Mbps |
---|---|
通常時間帯通信速度(14〜16時) | 102Mbps |
通勤時間帯通信速度(17〜19時) | 92.4Mbps |
サポート | LINE |
SIMカードの受け取り場所 | 日本で受け取り可能 |
利用回線(韓国) | SKテレコム回線 |
選べる容量プランの種類 | 3日間無制限、4日間無制限、5日間無制限、7日間無制限、10日間無制限、20日間無制限、30日間無制限 |
5G対応 | |
テザリング対応 |
KLP SIM SKテレコム正規品 eSIMの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
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